JPH09510327A

JPH09510327A - ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドのためのネットワーク・マネージャ

Info

Publication number: JPH09510327A
Application number: JP7515783A
Authority: JP
Inventors: ヘンドリックス，ジョン・エス; ウンダーリッチ，リチャード・イー
Original assignee: ディスカバリー・コミニュケーションズ・インコーポレーテッド
Priority date: 1993-12-02
Filing date: 1994-12-02
Publication date: 1997-10-14
Also published as: MY121196A; HK1025859A1; NZ278185A; CA2177153C; HK1014823A1; DE69435068D1; AU1430695A; IL111859A; AU693148B2; KR100323570B1; ATE384402T1; DE69435068T2; ES2151590T3; IL111859A0; DE69426308T2; EP0732031A1; CO4290539A1; CA2431951A1; DE69426308D1; EP0732031B1

Abstract

(57)【要約】テレビ配送システム（200）においてケーブル・ヘッドエンド（208）の構成要素とセットトップ端末（220）とをモニタして管理する新規なネットワーク・マネージャ（214）が記載されている。本発明は、番組及び制御信号のヘッドエンド（208）での受信を調整し、インテリジェントな選択と分配とのために信号を記憶する。本発明は、受信機（254）、ワークステーション（256）、番組制御情報処理要素（258）、ネットワーク管理CPU（260）、データベース（262）、制御ソフトウェア（264）、及び、命令メモリ（266）を含む。本発明は、これらの構成要素を用いて、信号受信装置（234）、承認要素（236）、ファイル・サーバ（215）、MPEGデコーダ（302）、バッファ（252）、及び、モジュレータ（238）などのヘッドエンド（208）の構成要素を管理する。本発明は、特に、アップストリームな加入者通信（246）を処理する際に有用である。本発明は、様々なシステム・サービスを与えるが、その例は、NVOD、VVOD、VOD、対話型番組サービス、番組推薦機能、広告の目標設定、標準及びカスタム・メニュ、データ・スプーリング、及び、テキスト・オーバレイなどである。

Description

【発明の詳細な説明】ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドのためのネットワーク・マネージャ関連出願この出願は、1993年12月２日に出願され「ケーブルテレビ配送システムのためのネットワーク・コントローラ」と題するPCT/US93/11616及び米国特許出願番号第08/160280号と、1993年12月２日に出願され「テレビ・プログラム配送システム上で提供されるプログラムを推薦する再プログラム可能な端末」と題するPCT/ US93/11708及び米国特許出願番号第08/160281号との一部継続出願である。以下の関連する他の出願は、この出願において援用される。すなわち、 1993年12月２日に出願され「テレビ・プログラムのパッケージ化及び配送システムのためのオペレーション・センタ」と題するPCT/US93/11617及び米国特許出願番号第08/160282号と 1993年12月２日に出願され「ケーブルテレビ配送システムのためのセットトップ端末」と題するPCT/US93/11618及び米国特許出願番号第08/160193号と 1993年12月２日に出願され「ケーブルテレビ配送システムのための改良型セットトップ端末」と題するPCT/US93/11606及び米国特許出願番号第08/160194号と 1993年12月２日に出願され「ケーブルテレビ配送システムのためのデジタル・ケーブル・ヘッドエンド」と題するPCT/US93/11615及び米国特許出願番号第08/1 60283号と、 1993年12月２日に出願され「テレビ・プログラム配送システム」と題するPCT/ US93/11706及び米国特許出願番号第08/160191号との各出願を、この出願において援用する。産業上の分野本発明は、消費者の家庭にテレビ・プログラム（番組）を提供するケーブルテレビ配送システムに関する。更に詳しくは、本発明は、ケーブル・ヘッドエンドからテレビ・プログラム配送ネットワークを調整し、モニタし、管理するネットワーク・マネージャに関する。本発明の背景テレビによる娯楽の発展は、基本的には、技術の躍進によってもたらされた。 1939年に、NBCが、Vladmir Zworkinによる映像管の進歩に刺激を受け、最初のレギュラー放送を開始した。1975年には、衛星技術の進歩によって、在宅する消費者に、更に多数の番組を提供できるようになった。消費者にとって不便なシステムを生じさせている技術の躍進も多い。１つの例は、テレビとケーブルボックスとVCRとのためのリモコンが別々でそれぞれに固有であるという、普及型の３つのリモコンのホームである。更に最近では、科学技術によって、米国のある地域では、ケーブル・ユーザに100チャンネルもの番組が提供されている。このように増加した番組量では、多くの消費者にとっては、効率的な使用は不可能である。番組の選択肢を管理する方法は、従来、消費者に与えられてきていない。消費者は、テレビ娯楽における将来の進歩、特に、番組と番組選択とが、ユーザ・フレンドリな態様で自分たちに提供されることを望んでいる。新たなテレビでの娯楽の商品が成功するためには、その商品は、消費者の要求を満足させなければならない。テレビの消費者は、限られた視聴の選択肢から、様々な選択肢へ、また、番組編成についての制御ができない状態から、完全に制御できる状態への変化を望んでいる。消費者は、面倒で不便なテレビから、容易で便利なテレビへの変化を望み、同時に費用の低下を望んでいる。消費者は、100ものチャンネルに対する料金に関し、番組編成に関する情報が欠如しているが故にこれらのチャンネルの多くをほとんど見ない場合には、支払いを望まない。視聴者は、自分たちの番組編成がカスタマイズされ、自分たちのニーズやテイストに合ったものであることを望んでいる。消費者宅における、対話型テレビや、高品位テレビや、300ものチャンネルを有するケーブル・システムというコンセプトも、消費者にとって使用可能な態様で組み合わ（パッケージ化）され提供され示されなければ、売り物にならない。消費者は、既に、番組編成オプション、多数の「無料」ケーブル・チャンネル、加入型ケーブル・チャンネル、視聴ごと支払い方式（ペイ・パー・ビュー）の選択などに攻めたてられている。管理されたユーザ・フレンドリな提示やアプローチを伴わずにテレビ娯楽の選択肢をこれ以上増加させても、心を萎えさせる多くの選択肢で視聴者は困惑してしまう可能性が大きい。テレビ産業は、伝統的には、加入者に、番組をひとまとめとしてマーケティングし、販売してきた。例えば、連続的に与えられる放送や、映画チャンネルへの長期的な加入などである。テレビ産業は、１つの番組を注文するなど、その番組を、番組単位ごとに大量に売ることはできない。消費者は、単位ごとの販売アプローチを好むが、これは、そのほうが費用が安いし、消費者が視聴に関してより選択的になれるからである。今日のテレビの世界では、各ネットワークが番組のラインアップを各チャンネルに対して管理している。各ネットワークは、テレビ番組の視聴率を分析し、マーケットシェアを拡大し広告収入を増加させるのに適切なスケジュールすなわち番組のラインアップを決定する。それぞれのチャンネルが他のすべてのチャンネルと競争関係にあるので、テレビの番組編成を、まず視聴者にとって便利となるような態様で調整するという努力はなされていない。視聴者は、必要でもなければ欲しくもない商品やサービスに関するテレビ・コマーシャルを見ることを強制されており、広告は、彼らにとってしだいに迷惑なものになってきている。結果的に、消費者は、今日のテレビ配送システムに我慢できず、不満を抱くようになっている。同様に問題なのは、これらのテレビ配送システムは、デジタル環境で動作するのに必要な能力や特性を備えていない点である。従って、デジタル信号技術の進歩は、変化する消費者及び視聴者のニーズを満足させることのできる新たなテレビ番組配送システムを必要としている。既存のケーブル・ヘッドエンドでは、デジタル・システムに移行には不十分である。これらのケーブル・ヘッドエンドは、消費者及び視聴者に結果的に与えられる多数の番組信号や広告をモニタして管理する手段を有していない。これらのケーブル・ヘッドエンドは、視聴者にメニュを提供したり、視聴者に番組を推薦したりする能力をもっていない。また、これらのケーブル・ヘッドエンドは、電話回線に依存せずに、セットトップ端末に対する口座や課金情報を管理する手段をもたない。また、既存のケーブル・ヘッドエンドでは、特定の広告を特定の消費者や視聴者に向けて発することも不可能である。必要なのは、ケーブル・ヘッドエンドのための、広い用途を有するネットワーク・マネージャである。必要なのは、テレビ配送システムにおいて用いられるデジタル・ケーブル・ヘッドエンドのためのネットワーク・マネージャである。必要なのは、デジタル及びアナログの両方の環境で動作する能力をもつ、ケーブル・ヘッドエンドにおいて用いられるネットワーク・マネージャである。必要なのは、衛星トランスポンダからケーブル・ヘッドエンドによって受信される多重ビデオ／オーディオ番組信号を管理する能力を有するネットワーク・マネージャである。必要なのは、アナログ及びデジタルの両方のビデオ／オーディオ番組信号を、ケーブル・ヘッドエンドから視聴者の家庭への経路決定（ルーティング）を管理できるネットワーク・マネージャである。必要なのは、視聴者のためのメニュ・システムである。必要なのは、加入者へ送られるメニュを管理するシステムである。必要なのは、外部ソースから受け取った番組制御情報を修正する能力を有するネットワーク・マネージャである。必要なのは、映像を視聴者に向けることのできるネットワーク・マネージャである。必要なのは、特定の消費者及び視聴者にテレビ・コマーシャルを向けることのできるネットワーク・マネージャである。必要なのは、視聴者が見た番組に関する情報を収集することのできるネットワーク・マネージャである。必要なのは、口座及び課金情報を管理することのできるネットワーク・マネージャである。必要なのは、視聴者に番組を推薦（提案）できるシステムである。本発明は、これらの必要を満足することを目的とする。発明の概要本発明は、テレビ配送システムのためのネットワーク・マネージャである。ネットワーク・マネージャは、テレビ配送システムにおいて、ヘッドエンド要素とセットトップ端末とのモニタリングと管理とを行う中心的な要素である。ネットワーク・マネージャは、アップストリームな加入者（サブスクライバ）通信を有するケーブルテレビ配送システムのキーとなる要素である。本発明のネットワーク・マネージャは、既存のケーブル・ヘッドエンドの管理・モニタリング・制御装置よりも遥かに大きな可撓性と能力とを与える。好適実施例のネットワーク・マネージャは、ケーブル・ヘッドエンドの構成要素とケーブル・ヘッドエンドからのセットトップ端末とのケーブル・ネットワーク・モニタリング、管理、及び、制御のすべてを行う。ケーブル・ヘッドエンドは、衛星又は地上リンクからデジタル又はアナログの信号を受信する。信号は、ケーブルテレビ・システムの上を加入者に向かって以後に選択され分配されるように、ファイル・サーバによって、処理され、記憶される。記憶された番組（プログラム）、メニュ、広告、映像（ビデオ）、データなどの選択と分配とは、ネットワーク・マネージャを用いて、インテリジェント（人工知能的）に達成される。ネットワーク・マネージャの第１の機能は、ケーブル・ヘッドエンドの他の要素と協力して、様々な番組と制御信号との受信を調整し、そのような信号を記憶して、インテリジェントな選択とセットトップ端末への分配とを行うことである。そうする際に、ネットワーク・マネージャは、信号の受信、処理、記憶、インテリジェントな選択、及び信号及びデータの加入者への分配を監督する。ネットワーク・マネージャは、その機能及び処理能力を、複数の構成要素を用いて実行する。これらの要素には、受信機又は受信機の組（デモジュレータ、デマルチプレクサ、及び/又はバッファ回路を含む）、ワークステーション、プログラム制御情報処理要素、ネットワーク管理CPU、データベース、制御ソフトウェア、それに、命令メモリが含まれる。これらの要素を用いて、ネットワーク・マネージャは、信号受信装置、承認要素、ファイル・サーバ、MPEGデコーダ、フレーム・リピートを有するデジタル・バッファ、及び、チャンネル変調装置（モジュレータ）を含むケーブル・ヘッドエンドの他の要素と共に動作する。ネットワーク・マネージャは、アップストリーム情報とセットトップ端末から受信される加入者の通信とを、これらの情報がケーブル・システム上を電話又はアップストリームを介して受信されたかどうかに拘わらず、処理する能力を有する。これらの能力を有することにより、ネットワーク・マネージャは、（１）近接ビデオ・オン・デマンド（NVOD）、（２）仮想ビデオ・オン・デマンド（VVOD ）、（３）ビデオ・オン・デマンド（VOD）、（４）対話型番組サービス、（５）番組推薦の特徴及び能力、（６）広告の目標設定、（７）標準及びカスタム・メニュの発生、及び、（８）データのスプーリング及びテキスト・オーバレイ、を含む様々なシステムのサービスを監督し実行できる。ネットワーク・マネージャは、口座及び課金処理などの付加的なサービスも行う。更に、ネットワーク・マネージャは、デジタル及びアナログのセットトップ端末を含む異なるタイプのセットトップ端末とでも動作する。ネットワーク・マネージャは、その主な機能を実行するのに、多数のソフトウェア・ルーチンを用いる。ルーチンは、ネットワーク・マネージャのソフトウェア階層の中の異なる処理レベルで動作して、加入者の要求を識別し、加入者の要求を処理し、その加入者の要求に対応するデータを捜し出し、捜し出されたデータを加入者に送る。ネットワーク・マネージャは、受信ルーチンを用いて、ネットワーク・マネージャが受信した加入者通信のタイプを指定する。典型的には、このルーチンは、加入者通信を、番組要求又はメニュ要求のどちらかとして指定する。番組要求ルーチンは、番組に関係するすべての加入者通信に対して用いることができる。この番組要求ルーチンは、番組要求のタイプを、NVOD番組要求、VVOD 番組要求、対話型番組要求、及び/又は広告の目標設定において用いられる要求、としてリアルタイムで識別する。メニュ要求ルーチンは、メニュ要求を識別するのに用いられる。このルーチンは、メニュのタイプを、標準メニュ又はカスタム・メニュとして、リアルタイムで識別する。 NVOD、VVOD、及び対話型の番組要求と加入者通信とには、別個のルーチンが用いられる。広告目標設定ルーチンは、特定の視聴者に向けて目標設定されたテレビ・コマーシャルや広告のパッケージを発生するのに用いられる。このルーチンは、視聴者の人口学的な情報及び/又は視聴した番組、又は視聴習慣を利用して、その特定の視聴者が最も興味をもつ広告を決定する。更に、番組推薦ルーチンは、同様の情報を用いて、特定の視聴者又は加入者に、番組又は俳優を推薦（提案）する。ネットワーク・マネージャはメニュを発生し、このメニュは、ケーブル・ヘッドエンドからセットトップ端末に送られる。標準メニュ・ルーチンは、ケーブル・ヘッドエンドのファイル・サーバに予め記憶されているメニュを捜し（探し）出し、任意の加入者に送ることのできる標準又はジェネリックなメニュを発生する。カスタム・メニュ・ルーチンは、同様にデータを捜し出し、特定の加入者に送ることのできるカスタムのメニュを発生するのに用いられる。このルーチンは、メニュ・スクリーンの様々な部分を特性付ける予め構築されたデータ・ストリームの中に挿入できる又はインターリーブできるテキスト・メッセージを発生するのに用いうるルックアップ・テーブルを利用する。このルーチンによれば、メニュは、個々の加入者にカスタマイズされ、その加入者に与えられる。データ・ストリームを加入者に送るのに使われるルーチンには、ファイル・サーバに捜し出された又は発生されたデータ・ストリームを加入者に送ることを促すルーチンと、メニュ又は番組の上にオーバレイされているテキストの形式でデータを加入者に送ることを可能にする別のルーチンとが含まれる。本発明は、デジタル環境での動作が可能なだけではなく、多くの新しい特徴をテレビ番組配送及びケーブル・ヘッドエンドの制御に導入する。本発明の目的は、テレビ配送システムのためのネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、ケーブル・ヘッドエンドのための多機能なネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、ケーブルテレビ配送システムで用いられるデジタル・ケーブル・ヘッドエンドのためのネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、ケーブルテレビ配送システムで用いられるデジタル・ケーブル・ヘッドエンドのためのネットワーク・マネージャのいくつかの必要な構成要素を提供することである。本発明の目的は、デジタル及びアナログの両方の環境で動作することのできる、ケーブル・ヘッドエンドで用いられるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、ケーブル・ヘッドエンドによって受信される多重のビデオ／オーディオ番組信号を管理することのできるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、アナログ及びデジタルの両方のビデオ／オーディオ番組信号をケーブル・ヘッドエンドから視聴者の家庭へのルーティングを管理することのできるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、外部ソースから受信された番組制御情報を修正することのできるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、特定のビデオ／オーディオを特定の視聴者に向けて目標設定することのできるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、特定の消費者及び視聴者に向けてテレビ・コマーシャルを目標設定することのできるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、メニュを視聴者に提供することである。本発明の目的は、視聴者に番組を推薦することである。本発明の目的は、セットトップ端末からのデータを検索することのできるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の目的は、口座及び課金情報を管理できるネットワーク・マネージャを提供することである。本発明の以上で述べた及びそれ以外の目的及び効果は、次に述べる説明と付属の図面と請求の範囲とを見ることによって、当業者には明らかになる。図面の簡単な説明図１は、テレビ配送システムの主要な構成要素の図解である。図２は、ネットワーク・マネージャを有するケーブル・ヘッドエンドの主な構成要素の図である。図３aは、ネットワーク・マネージャを有するケーブル・ヘッドエンドの主な構成要素の図であり、ネットワーク・マネージャの主な構成要素を示す。図３bは、ネットワーク・マネージャによって行われる処理レベルの全体構造を示す図である。図３cは、ネットワーク・マネージャによって行われる処理ステップを示す決定ツリーの図である。図４は、基本的なアナログ環境において動作するネットワーク・マネージャを、有するヘッドエンドの構成要素の概略図である。図５は、アナログ・ペイ・パー・ビュー環境で動作するネットワーク・マネージャを有するケーブル・ヘッドエンドの概略図である。図６aは、アナログ・ビデオ・オン・デマンド環境で動作するネットワーク・マネージャを含むケーブル・ヘッドエンドの構成要素の概略図である。図６bは、仮想ビデオ・オン・デマンド要求を処理する方法の図解である。図６cは、仮想ビデオ・オン・デマンド要求を処理する別の方法の図解である。図７は、デジタル環境で動作するネットワーク・マネージャを有するケーブル・ヘッドエンドの概略図である。図８は、アナログとデジタルの混合環境で動作するネットワーク・マネージャを有するケーブル・ヘッドエンドの概略図である。図９は、視聴番組マトリックスのサンプルの概略図である。図10aは、カスタマイズされたメニュのために、MPEGデータ・ストリームを予め構築する方法におけるステップを示す図である。図10bは、カスタマイズされたメニュのために、MPEGデータ・ストリームをリアルタイムで加入者要求に応答して作成又は記憶する方法におけるステップを示す図である。図10cは、加入者からの要求に基づき、カスタマイズされたメニュを処理する方法におけるステップを示す図である。図11は、対話的な番組の間に応答を発生するのに用いられる加入者の回答ルックアップ・テーブルのサンプルの図である。発明の開示、発明を実現する最良の態様、産業上の利用性、及び発明の詳細な説明Ａ．テレビ番組配送システムの説明１．イントロダクション図１は、テレビ番組信号の圧縮された送信を用いることにより番組編成能力を劇的に増加させる拡張されたケーブルテレビ番組配送システム200の一部として、本発明を示している。デジタル帯域幅の圧縮技術の進歩によって、既存の又は僅かに修正された送信媒体上での、テレビ番組信号のはるかに大きなスループットが現在では可能となっている。図示されている番組配送システム200は、加入者に、現行の番組配送能力の６倍あるいはそれ以上に増加したものを操作し利用できるユーザ・フレンドリなインターフェースを提供する。加入者は、一連のメニュを順に配列することによって各加入者が個々の番組を選択できるようにするメニュ駆動型アクセス方式を介して、拡張されたテレビ番組のパッケージにアクセスし、選択した番組を見ることができる。ある選択肢に指定されている実際の２桁又はそれより多い桁の数値をメモリから呼び出した上で押下したりすることなく、単にただ１つのボタンを押下するだけで、加入者が、英数字及びアイコン記号型のアクセスを用いる又はテレビ・スクリーン上のカーソルやハイライトバーを移動させて所望の番組にアクセスすることによって、メニュは、シーケンスになる。よって、１つのボタンを押下することによって、加入者は、１つのメニュから次のメニュに進むことができる。このようにして、加入者はメニュをシーケンスにできるし、任意の与えられたメニュから番組を選択できる。番組はカテゴリーごとにグループ分けされており、これによって、類似する番組が同一のメニュ上に提供される。２．システムの主要な構成要素このシステムは、従来の連結（concatenated）ケーブルテレビ・システム210 と共に、番組配送システム200を用いる。図１に示されるように、番組配送システム200は、一般に、（i）少なくとも１つのオペレーション・センタ202であり、番組のパッケージ化及び制御情報がデジタル・データの形式で作成され組み合わされるものと、（ii）番組信号を受信し分配するケーブル・ヘッドエンド208 又は遠隔サイトと、（iii）家庭内のセットトップ端末220及び遠隔制御装置を有する多くの加入者を含む連結ケーブル・システムと、を含む。番組配送システム200は、デジタル信号又はアナログ信号を、衛星206又は地上リンク218を介して、ケーブル・ヘッドエンド208に送る。信号は、次に、ケーブル・ヘッドエンド208によって、連結ケーブルテレビ・システム210を介して送信される。ケーブル・ヘッドエンド208の内部では、受信された信号は、ネットワーク・マネージャ214などのローカルな分配及びスイッチング機構によって、復号され、デマルチプレクスされ、管理され、また、ファイル・サーバ215によって、その後に選択され連結ケーブルテレビ・システム210の上を加入者まで分配されるために、記憶される。連結ケーブルテレビ・システム210は家庭への最も普及している送信媒体ではあるが、テレビ回線、セルラ・ネットワーク、光ファイバ、個人的通信ネットワーク（PCN）、ATMネットワーク、などの、家庭への類似の送信技術も、この番組配送システム200と共に、相互交換可能に用いられ得る。ケーブル・ヘッドエンドの内部では、ネットワーク・マネージャ214、ファイル・サーバ215、信号処理装置209が、相互に協力して機能して、様々な番組及び制御信号を受信して記憶し、後のインテリジェントな選択とセットトップ端末への分配に備える。この構成においては、ケーブル・ヘッドエンド208は、多数のソースからの様々な信号を処理する能力を有している。ケーブル・ヘッドエンド 208は、衛星206から受信したRF信号222や、様々なATMネットワークから受信した ATMデータや、ローカル・フィードや、地上リンク218から受信したそれ以外のデータ及び信号などを受信して処理することができる。このような信号は、ケーブル・ヘッドエンド208の中にあるネットワーク・マネージャ214によっても信号処理装置209によっても受信できる。受信と処理の後で、ネットワーク・マネージャ214又は信号処理装置209のどちらかが、データ及び/又は番組信号を、記憶のためにファイル・サーバ215に転送する。ネットワーク・マネージャ214と信号処理装置209は、データ、情報、番組信号を交換するために、１つ又は複数の接続228によってリンクされている。同様に、ネットワーク・マネージャ214は、リンク又は接続230によってファイル・サーバ215にアクセスできるが、他方で、信号処理装置209は、ファイル・サーバ 215に類似のしかし独立のインターフェース232を介してリンク又は接続される。これらのリンク、接続、及び/又はインターフェースは、ネットワーク・マネージャ214や、番組配送システム200の中のケーブル・ヘッドエンド208における他の構成要素によって実行される様々な処理機能を与える。番組配送システム200の中にあるセットトップ端末220は、様々なタイプの信号を受け取るように構成されうる。標準的なテレビで使用されるNTSCフォーマットのアナログ信号を受け取るように適合されたセットトップ端末220もある。また、他には、デジタル圧縮された番組を受け取るように適合されたセットトップ端末220もあるが、その場合には、セットトップ端末220の中に解凍装置（デコンプレッサ）が必要になりうる。この解凍装置は、任意の圧縮された信号を解凍し、それによって、他のセットトップ端末220のハードウェアが、解凍された信号をテレビ・ディスプレイのためにアナログ信号に変換する。番組配送システム200 は、MPEG又はMPEG2の信号を含む様々なデジタル圧縮技術に対応できる可撓性を有している。加入者の位置にあるそれぞれのセットトップ端末220は、加入者インターフェース（図示せず）を含む。加入者インターフェースは、典型的には、セットトップ端末220又は携帯型リモコン（図示せず）の上に位置するボタンを有する装置である。好適な実施例では、加入者インターフェースは、英数字キャラクタとアイコンとを組み合わせたリモコン装置であり、この装置が、直接の又はメニュ駆動型の番組アクセスを提供する。好適な加入者インターフェースは、また、英数字及びアイコン・ボタンに加えて、カーソル移動及び実行（go）ボタンを含む。加入者インターフェース及びメニュ配列によって、加入者は、テレビ・スクリーン上に表示される複数のメニュ・オプションの中から選択することによって、メニュの中で移動することができる。加入者は、加入者インターフェース上の適当な英数字キャラクタとアイコンとの組み合わせを選択することによって、複数のメニュ・スクリーンをバイパスしたり、直ちにある番組を選択したりできる。３．オペレーション・センタオペレーション・センタ２０２は、２つの主要なサービス、すなわち（i）送信するテレビ番組のパッケージングと、（ii）番組制御情報信号の発生とを行う。オペレーション・センタ２０２は、典型的には、外部ソースから、デジタル及びアナログの両方の形式で、テレビ番組を受信する。外部番組ソースの例は、スポーツ・イベント、子供番組、特別番組、ニュース、広告、インフォーマシャル、又は、オーディオ又はビデオ信号を提供できる任意の番組ソースである。番組がいったん外部の番組ソースから受信されると、オペレーション・センタ202は、アナログ形式で受信された番組信号を、すべてデジタル化（好ましくは圧縮も）する。オペレーション・センタ202は、番組をグループやカテゴリにまとめる（パッケージする）が、これにより、遠隔サイト、ケーブル・ヘッドエンド、加入者への番組の最適なマーケティングができる。例えば、オペレーション・センタ202 は、同じ番組を、ウィークデー、プライム・タイム、土曜日の午後の視聴に対して、異なるカテゴリ及びメニュにパッケージする。オペレーション・センタ202 は、様々なメニュが番組を容易に表し、加入者がメニュによって容易に番組にアクセスできるような態様で、テレビ番組をパッケージしている。番組のパッケージがいったん作成されると、オペレーション・センタ202は、ケーブル・ヘッドエンド及び/又はセットトップ端末220に番組パッケージと共に配送される番組制御情報信号を発生する。この番組制御情報信号は、番組パッケージの内容の説明、ケーブル・ヘッドエンド及び/又はセットトップ端末220に送られるべきコマンド、信号送信に関するその他の情報を含む。この信号は、番組パッケージに関する情報（例えば、チャンネル番号、番組ファイル、番組の長さ、番組のカテゴリ、開始時間など）と、メニュの内容（例えば、メッセージ、グラフィクス、映像のメニュ位置や、メニュのカラー、テキスト・フオント、サイズ、スタイル、それ以外のメニュ情報）とを含む。信号をパッケージし、番組制御情報信号を作成する際には、オペレーション・センタ202は、デジタル圧縮技術を用いて、既存の衛星トランスポンダ容量を増加させる。好ましくは、信号は、MPEG又はMPEG2のフォーマットでデジタル圧縮される。番組パッケージと番組制御情報信号とは、次に、オペレーション・センタ202によって、衛星206を介して、ケーブル・ヘッドエンド208又はセットトップ端末220に配送される。オペレーション・センタ202は、また、データ及び制御情報を、地上リンク218を介して、ケーブル・ヘッドエンド208に提供する。４．ケーブル・ヘッドエンドオペレーション・センタ２０２が番組信号を圧縮して符号化し、番組と番組制御情報信号とを衛星に送信した後に、ケーブル・ヘッドエンド２０８は、その信号を受信して更に処理し、その後、信号は各セットトップ端末２２０に中継される。各ケーブル・ヘッドエンドの場所には、一般に、複数の衛星受信機ディッシュ（ｓａｔｅｌｌｉｔｅｒｅｃｅｉｖｅｒｄｉｓｈ）が備えつけらえれている。各ディッシュは、１つの衛星、時には複数の衛星からの、複数のトランスポンダ信号を扱うことができる。セットトップ端末２２０とオペレーション・センタ２０２（あるいは他の遠隔サイト）との間の中継として、ケーブル・ヘッドエンド２０８は、２つの主要な機能を果たす。第１に、ケーブル・ヘッドエンド２０８は、番組信号を各加入者宅のセットトップ端末２２０に中継することによって、分配センタとして又は信号プロセッサとして働く。更に、ケーブル・ヘッドエンド２０８は、各セットトップ端末２２０からの情報を受信し、その情報をオペレーション・センタ202などの情報収集サイトに送ることによって、ネットワーク・マネージャ214として機能する。これらの機能の詳細な説明は、同時出願中の1993年12月２日に出願された「ケーブルテレビ配送システムのためのネットワーク・コントローラ」と題する米国特許出願第08/160280号に記載されている。この出願は、本明細書において援用する。ネットワーク・マネージャ214は、信号処理装置209及びファイル・サーバ215 と協力して働き、ケーブル・ヘッドエンド208の動作を管理する。ネットワーク・マネージャ214は、番組配送システム200において、信号の受信、処理、記憶、インテリジェントな選択、加入者への音声・映像・データ信号の分配を監督する。これらの信号は、（i）アナログ又はデジタルのいずれかのフォーマットでの与えられた番組への音声（オーディオ）及び映像（ビデオ）信号と、（ii）承認コード、メニュ情報、番組パッケージ情報、テキスト・メッセージ、それ以外の制御及び構成情報から成るデータと、を含む。ネットワーク・マネージャ214は、セットトップ端末220から受信したアップストリーム情報を処理する能力を有する。これは、この情報が、電話回線（図示せず）によって、又は、連結ケーブルテレビ・システム210上をアップストリームに受信されたかは問わない。この構成では、ネットワーク・マネージャ214は、例えば、番組視聴情報をコンパイルし、番組に対する加入者の要求をリアルタイムで処理する。これらの能力によって、ネットワーク・マネージャ214は、様々なシステム・サービスを監督し実行するのだが、これには、（１）近接ビデオ・オン・デマンド（NVOD）、（２）仮想ビデオ・オン・デマンド（VVOD）、（３）ビデオ・オン・デマンド（VOD）、（４）対話的番組サービス、（５）番組の推薦機能、（６）広告の目標設定、（７）口座及び課金処理、が含まれる。好適なシステムでは、RF信号222が、ローカル・フィード224及びATMデータ226 と共に、ケーブル・ヘッドエンド208において受信される。RF信号222は、アナログ・フォーマットの放送信号と、MPEG又はMPEG2などのデジタル圧縮フォーマットのデジタル番組信号と番組制御情報とを含みうる。更に、ケーブル・ヘッドエンド208は、オペレーション・センタ202から、地上リンク218を介して、データ及び制御情報を受信しうる。集合的に、これらの信号及びデータは、信号処理装置209及び/又はネットワーク・マネージャ214によって処理される。すべてのアナログ信号は、デジタル・フォーマットに変換され、符号化されて圧縮される。すべての信号がいったん互換性のあるデジタル圧縮フォーマット（例えば、MP EG２）になると、デジタル・データの形式であるこれらの信号は、ファイル・サーバ215に記憶される。ファイル・サーバ215は、市販されているファイル・サーバであり、10から50ギガバイトのデジタル・データを記憶できる。このようなファイル・サーバは市販されており、例として、ヒューレット・パッカード社及びデジタル・ビデオ社の製造によるものがある。デジタル信号がファイル・サーバ215に記憶された後は、各デジタル信号は、ネットワーク・マネージャ214又は信号処理装置209によってアクセスされ230、2 32、連結ケーブルテレビ・システム210上をセットトップ端末220に送られる。セットトップ端末220のタイプによって、番組は、セットトップ端末220自体又は加入者の位置の他の何らかの装置（例えば、電話）からの要求に基づいて、インテリジェントに選択される。番組、メニュ、広告、などは、例えば、加入者から受信した要求又はネットワーク・マネージャ214によって用いられる何らかの他の情報のどちらかに基づいて、この構成におけるセットトップ端末220に提供されうる。また、これとは異なり、ネットワーク・マネージャ214は、配送する番組、メニュ、又は広告をインテリジェントに選択する際に、信号処理装置209を監督又は管理できる。セットトップ端末220からのアップストリームな要求は、ケーブル・ヘッドエンド208で、ネットワーク・マネージャ214又は信号処理装置209により、加入者の要求する形式に処理される。再び、セットトップ端末220のタイプによって、アップストリーム・データ送信は、リアルタイムに、又は非リアルタイムに、処理されうる。好適なシステムは、アップストリームなデータ送信のリアルタイムな処理を用い、例えば、番組配送システム200の内部で、アナログ又はデジタルなビデオ・オン・デマンド番組の要求に対応する。５．セットトップ端末番組配送システム200は、多くの異なるタイプのセットトップ端末を含みうるが、例としては、（１）基本的なアナログ・セットトップ端末、（２）アナログ・ペイ・パー・ビュー（PPV）セットトップ端末、（３）アナログ・インパルス・ペイ・パー・ビュー（IPPV）又はビデオ・オン・デマンド（VOD）セットトップ端末、（４）デジタル・セットトップ端末、などがある。ネットワーク・マネージャ214とケーブル・ヘッドエンド208における他の装置は、これらのセットトップ端末の異なる組み合わせを用いた場合でも、動作の監督、管理、調整ができる可撓性を有している。 B.ネットワーク・マネージャの説明図２は、デジタル圧縮されたデータを記憶できるファイル・サーバ215を有するケーブル・ヘッドエンド208の一部として、本発明を示している。図２に示されたケーブル・ヘッドエンドを構成する要素は、ネットワーク・マネージャ214 、ファイル・サーバ215、信号受信装置234、承認要素236、一組のチャンネル変調装置（モジュレータ）である。ネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ215とのインターフェース232と、承認要素236（これは、別の接続又はインターフェース235を介してファイル・サーバ215に接続されている）とのインターフェース268とを用いて多くの機能を実行する。ネットワーク・マネージャ214 と他のケーブル・ヘッドエンドの要素とは、相互に協力して機能し、番組配送システム20 0に、NVOD、VVOD、及びVODシグナリング能力を提供する。信号受信装置234は、R F信号222（これは、アナログ及びデジタルの両方の放送信号と、デジタルの番組及び制御情報信号とを含みうる）、ATMデータ226、及び、ローカル・フィード22 4を受信する。信号受信装置234は、（i）様々な信号をデジタル圧縮フォーマットでファイル・サーバ215における記憶装置に配置し、（ii）ある信号を、連結ケーブルテレビ・システム210’の上の分配のためにチャンネル・モジュレータ2 38に送り、及び/又は（iii）他の信号を処理のためにネットワーク・マネージャ 214に送る。図２に示された実施例では、信号受信装置234は、ファイル・サーバ215をバイパスし、放送信号239を加入者への分配のために、チャンネル・モジュレータ238 への直接の接続240に送っている。信号受信装置234は、また、ある番組制御情報及びデータを、制御リンク又は接続242の上を、ネットワーク・マネージャ214に転送する。このようにして、ネットワーク・マネージャ214は、オペレーション・センタ202又は他のいくつかの遠隔ソースから、信号受信装置234を介して、番号制御情報信号を受信できる。承認要素236は、セットトップ端末220から、番組への要求を、電話回線244又は連結ケーブルテレビ・システム210上のアップストリーム・データ通信246のどちらかを介して、受信する。承認要素236は、加入者の要求を処理し、ファイル・サーバ215に加入者によって要求された番組をスプールするように促す。また、ファイル・サーバ215は、加入者に承認コードを送り加入者のセットトップ端末220による特定の番組のデスクランブル又は受信を可能にするように命令される。ネットワーク・マネージャ214は、承認要素236に入力されるすべての要求をモニタして、視聴された番組と視聴習慣とに関するアップツーデートな情報を維持する。承認要素236とファイル・サーバ215とをモニタし調整することによって、ネットワーク・マネージャ214は、ケーブル分配ネットワーク210’の加入者への番組、メニュ、及び広告の、選択、スプーリング、及び送信を監督し、ときには、開始させる。ネットワーク・マネージャ214は、また、アップストリーム・データ246を直接に受信する。図３aは、ファイル・サーバ215及びネットワーク・マネージャ214と共に、ケーブル・ヘッドエンド208の構成要素を更に詳細に示している。図示されているように、ヘッドエンドは、信号受信装置234、承認要素236、ファイル・サーバ215 、MPEGデコーダ250、フレーム・リピートを有するバッファ252、チャンネル・モジュレータ238、そして、ネットワーク・マネージャ214を含む。ネットワーク・マネージャ214は、複数の要素を含む。この要素には、１又は複数の受信機（デモジュレータ254’、デマルチプレクサ254’’、及び/又はバッファ回路255を含む）、ワークステーション256、番組制御情報（PCI）信号処理能力258、ネットワーク管理の中央処理装置（CPU）260、データベース262、制御ソフトウェア264 、及び、命令メモリ（これは、ネットワーク管理CPU260によって実行されうるコンピュータ・プログラムの命令を記憶する）が含まれる。これらの要素は、ネットワーク・マネージャ214の中に存在する要素の例であるが、付加的な記憶装置（RAM、ROM、EPROM、EEPROMなど）、プロセッサ、ワークステーション、受信装置、信号処理装置、そして付加的なソフトウェアなども、ネットワーク・マネージャ214の中に含まれうる。ネットワーク・マネージャ214は、これらの要素を、ケーブル・ヘッドエンド2 08の動作の調整と管理に用いる。例えば、ネットワーク管理CPU260は、ネットワーク・マネージャ214の中の他のすべての要素とリンク又は接続されいる。ネットワーク管理CPU260は、また、他のケーブル・ヘッドエンド208の要素との、直接又は間接の、接続又はリンクを有している。図３aに示されるように、ネットワーク管理CPU260は、データ及び信号インターフェース268（これは、承認要素236をファイル・サーバ215と接続する図2のインターフェース235とは同じでも異なっていてもよい）を介して、承認要素236とリンクされている。ネットワーク管理CPU260は、また、別個のインターフェース 232を介して、ファイル・サーバ215の機能を調整し管理する。ネットワーク管理 CPU260、承認要素236、及び、ファイル・サーバ215の間のこれらのインターフェースは、直接であったり、１又は複数のインターフェースを介して間接であったりする。これらのインターフェースは、RS-232、RS-422、又はIEEE-488と互換である。ネットワーク管理CPU260は、また、チャンネル・モジュレータ238を、別個の接続又はインターフェース269の上での番組分配及び信号処理動作に関して、モニタし、ときには、命令を発する。ネットワーク・マネージャ214の内部では、ネットワーク管理CPU260は、多数の内部的な接続、リンク、又はインターフェースを含む。これらのリンク、接続、インターフェースは、直接又は間接のフル・デュープレックス・データ及び信号経路を含み、例として、受信機254への接続270、ワークステーション256への接続272、PCI信号処理装置258への接続274、データベース262との接続276、命令メモリ266との接続278、制御ソフトウェア264との接続280、更には、本明細書に記載される付加的な内部要素との接続などを含む。ネットワーク管理CPU260は、これらのリンク、接続、インターフェースを用いて、他のネットワーク・マネージャ214の要素及び装置との間でデータ及び番組信号を交換する。これらの要素及び装置を用いて、ネットワーク・マネージャ214は、そのケーブル・ヘッドエンド208動作を行う。１又は複数の受信機254は、加入者からのアップストリーム・データ送信246を受信することができる。この１又は複数の受信機254は、簡単に電話モデムでもよいし、ケーブル分配ネットワーク210、210’（図１及び図２）から直接にアップストリームなデータ送信246を受信できるようになっているより複雑な制御受信装置でもよい。ネットワーク管理CPU260は、１又は複数の受信機254によるこれらの受信を調整する。 PCI信号処理装置258は、ケーブル・ヘッドエンド208の信号受信装置234とのインターフェースを有する。PCI信号処理装置258は、ネットワーク・マネージャ21 4が、オペレーション・センタ202、又は信号受信装置234とのインターフェース2 42を介して別の遠隔サイトから、番組制御情報信号を受信することを可能にする。番組制御情報信号は、ネットワーク・マネージャ214によって受信され、制御ソフトウェア264を用いてネットワーク管理CPU260によって処理される。ある場合には、ネットワーク管理CPU260は、番組制御情報信号によって運ばれたデータを記憶する。このデータには、番組パッケージ及びメニュの内容に関するデータが含まれ、ネットワーク・マネージャ214のデータベース262の内部に記憶されうる。ネットワーク・マネージャ214は、番組制御情報信号を修正し、修正された制御情報信号を、メニュを発生したり他のローカルな処理能力を行うためにこのデータの使用を必要とするケーブル分配ネットワーク210’の中のこれらのセットトップ端末220に送信する。ネットワーク・マネージャ214のデータベース262は、加入者からのアップストリームな送信246からのデータが記憶される様々なデータベースを含む。データベース262は、また、番組パッケージ、メニュ内容、広告、及び課金に関する情報とデータとを記憶しうる。ネットワーク・マネージャ214がその動作を実行するのに、固定された数のデータベース262は要求されておらず、１つの一時的なデータベースを用いてもよい。好適実施例では、しかし、ネットワーク・マネージャ214は、ネットワーク管理動作の間にアクセスされる278復数のデータベース 262を用いている。ネットワーク管理CPU260は、また、必要に応じて命令メモリ266としても機能し、ある制御及びネットワーク管理ソフトウェア264をランさせる。このようなソフトウェアは、命令メモリ266の中に記憶されているか、又は、ネットワーク・マネージャ214の中の１又は複数の他の記憶位置に記憶されている。承認要素236及びファイル・サーバ215とのリンクを維持することによって、ネットワーク・マネージャ214は、アップツーデートな（最新の）番組視聴情報を維持するするほどに可撓性をもつ。この番組視聴情報は、ケーブル分配ネットワーク210、210’を介して、又は、電話回線244を介して受信されるアップストリーム・データ通信246に基づく。ネットワーク・マネージャ214のファイル・サーバ215との接続232によって、ネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ215に記憶されている番組、メニュ、及び広告の人工知能的（インテリジェント）な選択及びスプーリングを調整及び管理することが可能になる。また、ネットワーク・マネージャ214の中にあるソフトウェアは、ファイル・サーバ215自体の中に存在してもよく、いくつかの機能は、２つのケーブル・ヘッドエンドの要素の間で分担されてよい。ネットワーク管理CPU260、制御ソフトウェア264、命令メモリ266は、ネットワーク・マネージャ214ノードおくの処理能力を達成するのに用いられる。図３bは、ネットワーク・マネージャ214によって実行されうる様々なレベルの処理能力を図解している。特に、図３bは、制御ソフトウェア264（図３aに示されている）の中に含まれる処理ルーチン264’の例を示している。図３bに示されるように、処理ルーチン264’は、加入者通信が受信される際に、受信ルーチン283を呼び出すメイン・プログラム281を含む第１のレベルの処理は、加入者の要求285を識別することに関する。このレベルの処理は、プログラム要求ルーチン293とメニュ要求ルーチンと、更に他のデータ要求のための他のルーチン297も用いる。第２の処理レベルは、NVODルーチン299、VVODルーチン30 1、広告目標設定ルーチン307、対話型番組ルーチン305、それに、番組推薦ルーチン307を含む複数のルーチンを使用する。第３のレベルの処理は、加入者の通信又は要求289に対応するデータを捜し出すことに関する。典型的には、この第３の処理レベルは、標準メニュ・ルーチン309及び/又はカスタム・メニュ・ルーチン311の使用を含む。最後の処理レベルは、前のステップで捜し出されたデータを加入者291に送ることを含む。この最終のレベルは、データ・スプール・ルーチン313とテキスト・オーバレイ・ルーチン315とを含む。これらの一連の処理レベルを用いることによって、ネットワーク・マネージャ 214は、その制御ソフトウェア264’（図３a）と処理ルーチン264’とを用いて、加入者通信において受信された加入者要求285のタイプを識別し、加入者の要求2 87を処理して識別された加入者要求に応答するデータを決定し、加入者要求289 に対応する応答データを捜し出し、捜し出された応答データを加入者のセットトップ端末220でのローカルな処理のために加入者291に送る。図３bは、ネットワーク・マネージャ214の内部で利用可能な様々な処理能力（図１、図２、及び図３b）の例を提供しているだけであり、当業者であれば、処理レベル及びルーチンの多くの変更があり得ることを理解するであろう。他のルーチンでも可能であるが、図３bにおいて識別されるルーチンは、ネットワーク・マネージャ214のモニタ及び管理機能を実行するのに用いることができる。受信ルーチン283は、加入者通信を受信する際にメイン・プログラム281によって呼び出される最初のルーチンである。受信ルーチン283は、加入者通信を解釈するのに用いることができる。受信ルーチン283は、番組要求又はメニュ要求（あるいは、別の実施例では、データ・サービス要求）として、加入者通信のタイプを指定する。要求のタイプによって、受信ルーチン283は、番組要求ルーチン293又はメニュ要求ルーチン295（又は、他のデータ要求ルーチン297）のどれかを呼び出す。図３bを参照すると、番組要求ルーチン293は、加入者からの通信によって運ばれる要求のタイプを識別するルーチンの１つである。番組要求ルーチン293は、番組に関係するすべての加入者通信に対する受信ルーチン283、283’によって呼び出される。番組要求ルーチン293、293’は、リアルタイムに、NVOD番組要求、 VVOD番組要求、対話型番組要求、及び/又は、加入者への広告の目標設定に用いられ得る要求として、識別される。番組要求ルーチンは、要求を識別し、その番組要求を処理するのに適切なルーチンを呼び出す。メニュ要求ルーチン295は、加入者から受信した通信によって運ばれる要求のタイプを識別する別のルーチンである。メニュ要求ルーチン295は、メニュに関連する加入者通信のすべてに関して、受信ルーチン283によって呼び出される。メニュ要求ルーチン295は、リアルタイムで、標準メニュ又はカスタム・メニュとして、メニュ要求のタイプを識別する。メニュ要求ルーチン295は、要求を識別し、そのメニュ要求を処理するのに適切なルーチンを呼び出す。 NVODルーチン299は、番組要求を処理することのできるルーチンの１つである。NVODルーチン299は、番組要求ルーチン293によって呼び出されて、NVOD番組に対する要求を処理する。NVODルーチン299は、加入者要求に応答して、メニュ又は映像が表示されるかどうかを決定する。映像（ビデオ）が表示されるときには、このルーチンは、最も近い開始時間（加入者の要求時刻を基準にして）に要求された番組を実行するチャンネルを決定する。加入者は、次に、加入者のセットトップ端末220をそのチャンネルに切り換えるようにという支持を受け取る。NVO Dルーチン299は、加入者への応答を捜し出し及び/又は送るのに適切なルーチンを呼び出す。 VVODルーチン301は、番組要求を処理することのできるルーチンの１つである。VVODルーチン301は、番組要求ルーチン293によって呼び出されて、VVOD番組に対する要求を処理する。VVODルーチン301は、加入者要求に応答して、メニュ又は映像が表示されるかどうかを決定する。NVODルーチン299は、加入者への応答を捜し出し及び/又は送るのに適切なルーチンを呼び出す。広告目標設定ルーチン303は、特定の視聴者に向けられたテレビ・コマーシャル及び広告のパッケージを発生するルーチンである。このルーチンは、視聴者の人口学的な情報及び/又は視聴習慣を利用して、その特定の視聴者に最も興味を起こさせる広告を決定する。そうする際に、ルーチン374は、各視聴者に向けて目標設定された広告のパッケージを出力する。対話型番組ルーチン305は、番組要求を処理する別のルーチンである。対話型番組ルーチンは、番組要求ルーチン293によって呼び出されて、対話型番組の間の要求を処理する。対話型番組ルーチン305は、対話型番組の間に出された対話型の質問へのすべてのあり得る加入者の回答を予め記憶するルックアップ・テーブルを利用する。ルックアップ・テーブルの使用によって、このルーチンは、加入者の通信を処理することができ、また、リアルタイムの対話性を実現するために迅速に発生され得るメッセージ又は映像応答を決定する。番組推薦ルーチン307は、メニュ要求295に応答するルーチンである。ルーチン 307は、特定の加入者に向けられた加入者の選択のための番組を表示する特定のメニュを発生する。このルーチンは、視聴者の人口学的な情報及び/又は視聴習慣を利用して、その加入者に推薦できる番組や番組のカテゴリを決定する。ルーチンは、例えば、番組概要のテキスト・サーチや、加入者へのムードに関する質問を利用して、推薦を決定する。よって、番組推薦ルーチン303は、ビデオ・データ又はメニュが推薦プロセスを実行するための加入者に送られるべきであるかどうかを判断する。要求を処理する上述のルーチンの中の１つがいったんランされると、データを捜し出しメニュを発生するのに用いることのできるルーチンの１つが呼び出されうる。標準メニュ・ルーチン309は、ファイル・サーバ215の中でデータを捜し出し任意の加入者に送ることのできる標準又はジェネリックなメニュを発生するのに用いられるルーチンである。標準メニュ・ルーチン309は、ファイル・サーバ2 15の中に予め記憶されたメニュを利用する。標準メニュ・ルーチンは、予め記憶されたメニュのデータを捜し出し、それによって、メニュに対する捜し出されたデータを加入者に送ることができる。カスタム・メニュ・ルーチン311は、データを捜し出し、特定の加入者に送るべきカスタム・メニュを発生するルーチンである。カスタム・メニュは迅速に作成されその加入者に送られなければならないので、カスタム・メニュ・ルーチンは、予め記憶された背景セクションを有する標準化されたメニュ・フォーマットを利用し、それにより、MPEGデータ・ストリームは加入者通信を予測してメニュ・スクリーンのセクションに構築されうる。予め記憶されているメニュ・セクションに加えて、このルーチンは、所定の長さのテキスト・メッセージを発生するのに用いることのできるルックアップ・テーブルを利用する。ルーチンは、次に、予め構築されたデータ・ストリームを用いて発生されたテキスト・メッセージを挿入又はインターリーブし、リアルタイムでカスタマイズされたメニュ・スクリーンを発生する。また、メニュ・スクリーンを、完全に作成し、テキストメッセージを、テキスト・オーバレイ技術を用いて、オーバレイすることもできる。いったんメニュが捜し出され又は発生され、番組要求が処理されると、捜し出された又は発生されたMPEGデータ・ストリームは、加入者に送られなければならない。データ・スプール・ルーチン313は、このような捜し出された又は発生されたデータをスプールするのに用いられるルーチンである。データ・スプール・ルーチン313は、ファイル・サーバ215に、捜し出された又は発生されたデータ・ストリームを加入者に送ることを促す。テキスト・オーバレイ・ルーチン315は、捜し出された又は発生されたデータを加入者に送るのに用いられる別のルーチンである。このルーチンによれば、データは、メニュ又は番組にオーバレイされうるテキストの形式で加入者に送ることが可能である。このルーチンは、（i）メニュ・データを運ぶ信号に埋め込まれたテキストを送り、それにより、テキスト発生器を有するセットトップ端末22 0が信号及びテキスト・メッセージを処理しそのテキストをメニュにオーバレイすることを可能にする方法と、（ii）テキスト・メッセージを発生し、ケーブル・ヘッドエンド208のそのテキスト・メッセージを、メニュ・データを運ぶ信号の中に、信号がセットトップ端末220に送られる前に挿入する方法と、の両方の方法に適合する。上述のルーチンに加えて多くの他のルーチン297が、ネットワーク・マネージャ214がその処理機能を実行する際に用いられ得る。例えば、口座／課金ルーチンは、ランされると、各セットトップ端末220に対して課金レポートを発生する。当業者は、同じ機能を実行するのに用いることのできる多くの他のルーチン及び処理フローを想定できるであろう。図３cは、図３bに示された様々な処理ルーチン264’に対するサンプルの決定ツリー264’’を与える。このサンプルの決定ツリー264’’は、ネットワーク・マネージャ214が加入者の通信を処理する際に実行しうるステップを図解している。例えば、加入者が対話型の番組を視聴していてその中で問われた質問に答えたいと思っている場合には、加入者の回答は、受信加入者通信ルーチン283’によって受信される。このルーチン283’は、加入者の通信を解釈して、加入者の回答を番組要求として識別し、番組要求ルーチン293を呼び出すこともあり得る。番組要求ルーチン293が、逆に、加入者の要求を処理するために対話型番組ルーチン305を呼び出すこともある。加入者の要求（ここでの例では、加入者の回答）への応答に対応するデータが次に捜し出され、データ・スプール・ルーチン 313によって、加入者に送られるためにスプールされうる。対話型番組ルーチン3 05によって処理された加入者の回答への応答がメニュの使用又は加入者への質問を発生する別の方法を必要とする場合には、メニュ・ルーチン317が、データがデータ・スプール・ルーチン313によってスプールされ又は質問がテキスト・オーバレイ・ルーチン315を用いて対話型番組上にオーバレイされる前に、呼び出される。図３cのサンプルの決定ツリー264’’によって、すべての加入者通信及び/又は要求が、ネットワーク・マネージャ214の他の要素と共に用いられる様々なルーチン264’によって処理されることが可能になる。図４は、加入者位置292にある基本アナログ・セットトップ端末290の多数のノード288と共に動作するケーブル・ヘッドエンド208に存在する本発明の実施例を示している。示されているように、ケーブル・ヘッドエンド208の構成要素は、複数のソースから、RF信号222、ATMデータ226、ローカル・フィード224、及び、放送信号239を含む信号を受信することができる。RF信号222は、一体型の受信デコーダ235によって受信され、１又は複数のデマルチプレクサ294に送られる。RF 信号222は、デジタル圧縮フォーマットで受信され、それによって、信号は、同様にIRD235によって受信され、デマルチプレクサ294によってデマチプレクスされ、ファイル・サーバ215にMPEG又はMPEG２フォーマットで記憶される。ファイル・サーバ215は、それ自身のソフトウェアとデータ処理能力296とを、図示の通りに有する。ファイル・サーバ215にデジタル圧縮フォーマットで記憶されている番組、メニュ、及び広告は、選択され、更なる処理と基本アナログ・セットトップ端末29 0に送られるためにバス298にスプールされる。典型的には、更なる処理は、バッファ装置300、MPEGデコーダ302、アナログ・モジュレータ304を含む。バッファ装置300は、MPEGデコーダ302（これは、デジタル・データ・ストリームをアナログ信号に変換する）によって復号され、次に、アナログ・モジュレータ304によって変調されるデジタル・データの個別のフレームを記憶する。様々な番組信号がこのように処理され、RFコンバイナ306を介して合成され、基本アナログ・セットトップ端末290に分配される。合成された信号は、また、ケーブル・ヘッドエンド208においてアナログ形式で受信され、単純に増幅され308、RFコンバイナ 306を介して他の信号と合成され、基本アナログ・セットトップ端末290に分配される放送信号239を含む。図４に示されている基本アナログ・セットトップ端末290は、今日入手可能な最もローエンドのアナログ・セットトップ端末である。このような基本アナログ・セットトップ端末290は、デスクランブル要素を全く含んでいない。その代わりに、このような基本アナログ・セットトップ端末290は、典型的には、標準的な６ MHzの帯域幅の番組の中の信号に同調し処理して表示することができる。よって、禁止装置（図示せず）が、システムのこの実施例での唯一のセキュリティ手段である。加入者292は、単に、週単位、半月単位、月単位の加入権（サブスクリプション）を購入し、複数の番組チャンネルを受信するだけである。個別の加入者292が番組チャンネルへの加入権を終了させれば、禁止装置は、加入者292 がもはや受信する権限を与えられていない番組信号をジャムするのに用いられる。図５は、ケーブル分配ネットワーク210’がアナログPPVセットトップ端末310 を含むケーブル・ヘッドエンド208の内部で動作する本発明の別の実施例を示す。このようなセットトップ端末は、それぞれの加入者の位置292に配置されている。示されているように、それぞれの加入者の位置292は、PPV番組の要求に対するアップストリーム・データ送信246のために用いられる電話312を含む。番組要求は、承認要素236によって電話回線244を介して受信される。承認要素236は、インターフェース268上で、要求情報をネットワーク・マネージャ214と交換することができる。また、ネットワーク・マネージャ214が、要求を加入者の電話312から直接に受信したり、又は、ネットワーク・マネージャ214は、承認要素236が受信した要求を、インターフェース268上で単にモニタするだけのこともありうる。承認要素236は、要求を処理し、ファイル・サーバ215に特定のPPV番組のための承認コードを与える。ファイル・サーバ215は、そのデータ処理ソフトウェア2 96を用いて、記憶している特定のPPV番組を選択する。ファイル・サーバ215は、バス298への番組をスプールし、次に処理を行ってアナログPPVセットトップ端末 310に送る。ヘッドエンド要素とアナログPPVセットトップ端末310とのこの構成によって、ケーブル分配ネットワーク210’における個々の加入者292による非リアルタイムのPPV番組の選択が可能になる。また、アナログPPVセットトップ端末310は、アップストリーム・データ送信のための更に複雑な回路を含み、それにより、アナログPPVセットトップ端末310は、それぞれが、電話回線312を用いるのではなく、アップストリーム・データ246 をケーブル分配ネットワーク210’を介してケーブル・ヘッドエンド208に送ることを可能にするデータ送信機を含む。この場合には、承認要素236又はネットワーク・マネージャ214は、自動化されたPPV要求受信システム（図示せず）を含み、これが、自動的に、個々のPPV番組を要求するアップストリーム・データ送信2 46を受信する。このようにして、ネットワーク・マネージャ214又はケーブル・ヘッドエンド208の中のどこかでオペレータがPPV要求処理に関係することは必要ではない。更に進歩したアナログPPVセットトップ端末を有する実施例では、セットトップ端末は、この端末がいくつの番組が購入されたかを追跡できるローカルな承認能力を有することになる。番組の数は、端末によって計数され、その後で、ネットワーク・マネージャ214にセットトップ端末220によって選択された番組の数を計算する能力を与える連結ケーブルテレビ・システム210を介して、アップストリームに転送される。別の実施例では、アナログPPVセットトップ端末は、連結ケーブルテレビ・システム210を介してのアップストリーム・データ送信能力を有しておらず、加入者は、電話をかけて要求を伝えることにより番組を要求しなければならない。いずれの場合にも、ネットワーク・マネージャ214は、ケーブル・ヘッドエンドの他の要素と共に機能し、PPV番組の選択を承認する。番組は、次に、ファイル・サーバ215によってスプールされ、連結ケーブルテレビ・システム2 10を介してセットトップ端末220に送られる。アナログPPVセットトップ端末を用いてのこのようなペイ・パー・ビューの要求は、リアルタイムの処理を含まず、近接ビデオ・オン・デマンド（NVOD）又は非リアルタイムの要求にだけ適合するにすぎない。アナログPPVセットトップ端末は、典型的には、スクランブルされたフォーマットで番組を受信するので、表示するためには、番組をデスクランブルしなければならない。このようなデスクランブルは、ケーブル・ヘッドエンド208からセットトップ端末220に送られる承認コードを介して、ケーブル・ヘッドエンド208によって許容される。また、アナログPPVセットトップ端末は、ケーブル・ヘッドエンド208からクレジット・ラインに拡張でき、それにより、番組は、リアルタイムの要求の必要なく表示のために選択されうる。よって、いったんケーブルに関する請求書（ビル）が加入者によって支払われると、ネットワーク・マネージャ214は、更なるクレジットのダウンロードを開始し、それにより、加入者は更なる番組を選択できる。このようにして、加入者のクレジットは、請求書が支払われるたびに、月に１度か２度リフレッシュされる。加入者からのアップストリーム・データ送信のリアルタイムの処理を必要としない点で、この機能は、いくつかの状況下では効果的である。図６aは、ケーブル・ヘッドエンド208の内部で動作し、アナログIPPV/VODセットトップ端末314を有する、本発明の別の実施例を示している。それぞれのアナログIPPV/VODセットトップ端末314は、リアルタイムのアップストリーム・データ送信246の能力を有している。よって、例えば、加入者292がいったん番組の選択をすると、要求は、アップストリーム・データ送信246を承認要素236又はネットワーク・マネージャ214のどちらかに送ることによって、ケーブル分配ネットワーク（特に図では識別されていない）上で処理される。これらの２つの要素は、共通のインターフェース268の上で、独立に、又は、共同し情報を交換して要求を最初に処理する。要求がいったん最初に処理されると、ファイル・サーバ215は、承認要素236、ネットワーク・マネージャ214、又は、ファイル・サーバ215の中に存在するデータ処理ソフトウェア296のどれかによって、プロンプトされる。このシステムの構成は、可撓性を有し、番組の選択と、これらの３つの要素の任意のものに存在する処理ソフトウェアとをサポートできる。ソフトウェアがどこにあるかに関係なく、ファイル・サーバ215は、記憶装置から要求された番組を選択してスプールし、それにより、番組は、処理されてアナログIPPV/VODセットトップ端末314 に配送される。要求の受信及び処理と、選択されスプールされた番組の配送は、この構成では、すべてが、0.5秒以内に生じる。典型的には、アナログIPPV/VODセットトップ端末314は、番組をスクランブルされたフォーマットで受信するので、ケーブル・ヘッドエンドの処理は、ケーブル・ヘッドエンド208からセットトップ端末220への承認コードのダウンストリームの送信だけを必要とすることになる。アナログIPPV/VODセットトップ端末314 がデスクランブルされたフォーマットで番組を受信していない場合には、ネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ215が加入者に送信する所望の番組をスプールすることを促す。ファイル・サーバ215は、それ自身のソフトウェアを含み、加入者から受信した要求をシングルハンドに処理することができる。この代替的な実施例では、ネットワーク・マネージャ214は、加入者の要求と、ファイル・サーバ215による所望の番組の選択とスプーリングとをモニタする。一般には、アナログ・セットトップ端末からのVOD要求がケーブル・ヘッドエンド208の要素に適合するには２つの方法がある。第１の方法では、ネットワーク・マネージャ214は、アナログVODセットトップ端末314から、ケーブル分配ネットワーク210を介して、アップストリーム・データ送信246をモニタ又は受信する。このような要求は、受信機によって、又は、承認要素236からのインターフェース268を介して、受信される。要求がいったん受信されると、ネットワーク管理CPU260が、その制御ソフトウェア264を用いて要求を処理し、その命令メモリ266に必要に応じてアクセスする。同時に、承認要素236は、承認コードをファイル・サーバ215に送り、特定のVOD番組を要求したアナログVODセットトップ端末314は、要求された番組を視聴する準備ができるまで特定のプレビュー・チャンネルに同調される。好適なシステムにおいては、ネットワーク管理CPU260が、共通のインターフェース268上の承認要素に、プレビューを運ぶ特定のプレビュー・チャンネルを承認するように促す。ネットワーク管理CPU260は、要求されたVOD番組に対する加入者292からの当初の要求の受信時から、タイマを開始する。このタイマは、典型的には、数分後には（例えば、３、５、又は10分の特定の時間周期で）終了するように設定されるべきである。例えば、タイマが５分の周期に設定されている場合には、ネットワーク・マネージャ214は、タイマを開始させた同じ番組に対する要求を受信又はモニタする。タイマが進んでいる５分の間には、その同じ番組に対する任意の他の要求が、制御ソフトウェア264によって、コンパイルされ、グループ分けされ、計数され、ネットワーク管理CPU260によって処理される。同じ番組に対するこれらの後の要求を送信したアナログVODセットトップ端末3 14は、５分のタイマ周期の残りの時間の間は、プレビュー・チャンネルに同調される。ネットワーク管理CPU260は、タイマが終了したかどうかを判断する。いったんタイマが終了する（すなわち、５分後には、ウィンドウが終了する）と、同じ番組を要求したすべてのアナログVODセットトップ端末314は、結果的に、要求された番組を配送され、受信する承認を受ける。ネットワーク管理CPU260は、承認要素236又はファイル・サーバ215のどちらかに、番組の配送を開始するように（あるいは、単に、既にスクランブル・フォーマットで配送されている番組に対する承認コードをダウンロードするように）促す。いずれの場合にも、番組を要求したアナログVODセットトップ端末314は、５分のタイムフレーム以内に要求した番組を受信する、又は受信する承認を受ける。ネットワーク管理CPU260は、共通のインターフェース268上の承認要素236に、受信を承認するように促す。このようにして、同じ番組を要求した加入者は、特定の時間内に、要求した番組を運ぶ同じチャンネルを受信する許可を得る。ファイル・サーバ215の中に存在する処理ソフトウェア296は、どの番組チャンネルで要求した番組が見れるか、又は、アナログVODセットトップ端末314はどのチャンネルに要求された番組の信号をデスクランブルすることを承認するかを決定する。処理ソフトウェア296は、この情報を、共通のインターフェース232を介して、ネットワーク・マネージャ214に戻す。そうする際に、ネットワーク・マネージャ214は、VOD番組の選択及び配送をモニタし、管理する。図６bは、第１の方法の場合に仮想ビデオ・オン・デマンド（VVOD）の番組要求を処理する際に、ネットワーク・マネージャ214の制御ソフトウェア264によって実行されるソフトウェア処理ステップを図解している。図６bのルーチンは、要求された番組が表示されるまでに残されているプレビュー時間の長さにキーされているタイマを利用する。このタイマは、当初は、デフォルトでは、ゼロに設定される。図６bに示されるように、最初の処理ステップは、VVOD番組要求を受信する320 ことに関する。要求を受信すると、次の処理ステップ322は、要求された番組は、それまでに、設定された時間周期（例えば、５分）以内に別の１又は複数の加入者によって要求されているかどうかを判断することに関する。要求された番組が別の加入者には要求されていない場合には、番組プレビュー・タイマは、次の処理ステップ324に従って５分に設定される。次に、その番組を要求したセットトップ端末が、チャンネル表示プレビューに、切り換えられる326。番組プレビュー・タイマは、番組タイマが終了する330まで、減らされる328。番組タイマが同じ番組に対する別の要求を受信せずに終了した場合には、要求された番組は、イネーブルされ332、表示される。しかし、同じ番組を求める別の要求が受信された320場合には、番組プレビュー・タイマは、プレビューを表示するチャンネル上に残ったいくらかのプレビュー時間のために、ゼロよりも大きくなる。この場合には、同じ番組に対する付加的な要求は、後で要求したセットトップ端末をプレビューを表示するチャンネルに切り換える326ことによって、後で処理される。番組のプレビューのためのタイマは、終了する330まで減り続ける。タイマがいったん終了すると、５分のタイマ周期の間に受信された同じ番組に対する要求はすべて、番組配送をイネーブルする332ことによって、処理される。機能的には、図６bにおける処理ステップは、第１の方法においては、すべての入力されるVVOD要求を扱う。当初の番組要求が受信され、番組プレビューが５分の時間周期に設定される。番組を要求しているセットトップ端末は、プレビューを表示するチャンネルに切り換えられる。セットトップ端末がプレビューにいったん切り換えられると、同じ番組に対する別の要求が、タイマが終了する前には受信される320。別の要求がタイマが終了する前に受信されない場合には、処理ステップは、時間切れを待ち、その後に、番組配送をイネーブルする332。同じ番組に対する別の要求がタイマが終了する前に受信されると、同じ番組に対するこの付加的な要求は、後で要求した方のセットトップ端末をプレビューを表示するチャンネルに切り換えることによって、処理される。タイマが終了すると、すべての要求はグループ分けされ、番組配送がイネーブルされる332。いったんタイマが終了し、その番組に対する付加的な要求が受信される320と、この付加的な要求は、当初の要求と同じに扱われ、タイマは再度開始され５分に再設定され324、番組に対するすべての付加的な受信される要求に対して、処理が反復される。第２の方法では、図６aを参照すると、VVOD番組の要求が、ネットワーク・マネージャ214によって、アナログVODセットトップ端末314から、直接に、又は、共通のインターフェース268を介して承認要素236から受信される。ネットワーク・マネージャ214は、いったんVVOD番組の要求を受信した場合には、そのネットワーク管理CPU260と制御ソフトウェア264とを用いて、ファイル・サーバ215に要求されたVVOD番組を開始するように促す。この促し（プロンプト）に基づき、ファイル・サーバ215は、番組を選択してスプールし、そのVVOD番組を要求した特定のアナログVODセットトップ端末314へ送るための処理をする。同時に、ファイル・サーバ215は、インターフェース232を介して、データをネットワーク管理CP U260に転送して戻し、要求された番組は開始されていることと、番組が表示されることに計画されているチャンネル番号とを示す。次に、ネットワーク・マネージャ214は、アナログVODセットトップ端末314からの付加的なVVOD要求を待機する。第２の要求を受信すると、ネットワーク・マネージャ214は、番組信号に中の埋め込まれたプレビュー時間の量を確認し、その要求が番組信号（又は、MPEG 番組のビット・ストリーム）の中に埋め込まれたプレビューのための時間周期のリードの間かどうかを判断する。埋め込まれたプレビュー時間が終了していない場合には、ネットワーク・マネージャ214は、承認要素236又はファイル・サーバ215のどちらかをを直接にプロンプトし、それにより、このVVOD番組を要求したアナログ・セットトップ端末314が、どのチャンネルを表示するのかに関し指示されるようにする。埋め込まれたプレビュー時間周期がMPEG番組のビット・ストリームの当初の配送から終了している場合には、制御ソフトウェア264は、同じ番組に対する要求を当初の要求のように扱って、承認要素236又はファイル・サーバ215のどちらかが加入者292へ配送する番組をスプール及び準備することを促す処理を反復する。タイマが終了した場合には、ネットワーク管理CPU260は、要求された番組が現在放映されているかどうかをサーチする。図６cは、第２の方法を用いてVVOD番組要求を処理することに関する処理ステップを図解している。第２の方法は、番組が表示される準備ができる前に残されている番組信号に埋め込まれたプレビュー時間の長さに対応するプレビュー・タイマを使用する。第１の方法と同様に、このタイマは、特定のプレビュー及び番組が、いつ、どのように、表示されるべきかを決定する。図６cに示されているように、第２の方法のための処理ステップは、特定の番組のVVOD要求を受信する334することによって、開始する。次の処理ステップは、番組自体が表示の準備ができる前にプレビューの時間がいくらかでも表示のために残されているかどうかを判断する336ことに関する。プレビュー時間が残されていない場合には、ルーチンは、「番組に参加しますか」のバナーの表示を開始する338。加入者は、次に、進行中である要求した番組に参加するかのオプション340を与えられる。ルーチンは、加入者が進行中の番組に参加することを望むかに関する加入者の応答を解釈する340。加入者が進行中の番組に参加することを選択しない場合には、番組プレビュー・タイマは、時間の長さＬに設定される344。（この時間周期Ｌは、図６aに示されているファイル・サーバ215から、ネットワーク・マネージャ214によって得られる。）タイマがいったん時間Ｌに設定された場合には、ルーチンは、ファイル・サーバ215に、MPEGデータを与えられたチャンネルＸの上に配置するように促す346。次に、特定のVVOD番組を要求しているセットトップ端末がイネーブルされ、そのセットトップ端末がチャンネルを受信する。ルーチンは、番組タイマが終了する354まで、番組タイマを減らす352。いったんタイマが終了すると、ネットワーク管理CPU260は、要求された番組が現在放映中であるかどうかのサーチをする。同じ番組に対する別のVVOD要求がタイマが終了する354前に受信された334場合には、ルーチンは、プレビュー時間があること336を判断し、付加的な要求をしているセットトップ端末を、その番組を表示しているチャンネルに切り換える34 2。ルーチンは、次に、タイマが終了する354まで（そのときに、ルーチンが終了する356）、番組プレビュー時間を減らし続ける350。番組タイマが終了した（従って、タイマはゼロよりも大きくない336）後で更に別の要求が受信された334場合には、加入者は、「番組に参加しますか」のバナーを受信する338。加入者が進行中の番組に加わることを選択する340場合には、加入者は、単に、その番組を表示しているチャンネルに切り換えられる342。機能的には、図６cのルーチンによれば、図６aを参照すると、ネットワーク・マネージャ214は、当初のVVOD番組要求を待機することが可能になる。いったん当初のVVOD番組要求が受信されると、このルーチンは、ファイル・サーバ215に番組配送の開始を促す。ファイル・サーバ215が番組配送処理を開始すると、ネットワーク・マネージャ214は、チャンネル番号（ここに、番組が表示される）と埋め込まれたプレビューの長さとを含む確認情報を受信する。番組の中に埋め込まれたプレビュー時間の長さは可変であるが、図６cの例では、Ｌ分の長さを用いる。確認情報を受信した後で、要求しているセットトップ端末は、イネーブルされ、埋め込まれたプレビューを受信する。その後で、ネットワーク・マネージャ214は、同じVVOD番組の付加的な要求を待機する。他の要求が受信されない場合には、埋め込まれたプレビュー時間は、結果的に終了し、表示、及び/又は、要求されたVVOD番組の配送をイネーブルする348。しかし、同じVVOD番組への別の要求が受信される場合には、このルーチンは、埋め込まれたプレビュー時間が終了したかどうかを判断する。埋め込まれたプレビュー時間が終了していない場合には、システムは、付加的なセットトップ端末 220を埋め込まれたプレビューを表示するチャンネルに切り換える342ステップに戻る。埋め込まれたプレビュー時間が終了している場合には、システムは、「進行中の番組に加わりますか」というバナーを表示する。システムは、次に、加入者が進行中のVVOD番組に加わることを望むかどうかを判断する。望まない場合には、同じVVOD番組への付加的な要求は、VVOD番組にたいする当初の要求として扱われ、処理ステップが新たに開始する。望む場合には、要求されたVVOD番組が、適切に、表示される、又は、配送される。図６b又は図６cに示される２つの方法のどちらにおいても、アナログVODセットトップ端末314は、要求されたVVOD番組を受信するためには、チャンネルを変更することが要求される。特に、３つの別々のタイプのアナログVODセットトップ端末314が、図６aに示された構成と共に用いられる。これらのタイプの端末は、（１）制御可能なチューナ、（２）テキスト発生器を有する制御不可能なチューナ、（３）テキスト発生器を有さない制御不可能なチューナ、を有するアナログVODセットトップ端末を含む。制御可能なチューナを有するアナログVODセットトップ端末に関する要求については、ネットワーク・マネージャ214及びファイル・サーバ215は、共同して機能し、要求された番組が表示されるべき特定のチャンネルを、ケーブル分配ネットワーク210’を介してダウンロードする。制御可能なチューナは、ダウンロードを受信する際に、アナログVODセットトップ端末314を適切なチャンネルに同調させる。アナログVODセットトップ端末が制御不可能なチューナを含みテキスト発生器を有する場合には、ネットワーク・マネージャ214は、セットトップ端末314にテキスト・メッセージを発生するように促し、このテキスト・メッセージは、加入者292に、番組が表示されるチャンネルを指示する。加入者292は、アナログVOD セットトップ端末314によって発生されるテキスト・メッセージを読むことができ、予期された番組を見るために、マニュアルでチャンネルを変更する。また、アナログVODセットトップ端末314が制御不可能なチューナを含みテキスト発生器を有していない場合には、メニュが、ファイル・サーバ215から、ケーブル分配ネットワーク210’を介してダウンロードされなければならない。適切なテキスト・メッセージがダウンロード・メニュ信号に埋め込まれている。このようにして、メニュは、既にその上に表示されているテキスト・メッセージを伴って表示され、加入者292は、どのチャンネルに要求した番組が表示されるかを知らされうる。図６aに示された構成は、また、リアルタイムのメニュ発生及び処理能力に適合している。メニュは、MPEGフォーマットでファイル・サーバ215に予め記憶されており、ファイル・サーバ215によって選択されスプールされて個々の加入者に、加入者がメニュをシーケンスする際に、配送する。実際に、メニュ発生システムは、加入者292が表示のために選択するであろうメニュのタイプを予測する。メニュは、ファイル・サーバ215において、メニュとメニュ・シーケンスの組み合わせとのすべての可能な限りの変更に対して予め記憶されている。メニュ・スクリーンのこれらの変更と組み合わせとを予め記憶しておくことにより、メニュは、リアルタイムでの、ファイル・サーバ215による選択とスプーリングとの準備ができている。一連のメニュとサブメニュが、次に、加入者の入力に基づいてシーケンスになる。メニュは、ファイル・サーバ215によって選択されスプールされて、既に述べた番組配送の場合のように、加入者292に配送される。加入者292のテレビに現在表示されているメニュは、バッファ300に記憶されるが、このバッファ300は、MP EGデータの１又は複数のフレームを記憶する能力を有している。このようにして、ファイル・サーバ215は、加入者292のテレビ上に表示されるべきメニュを連続的にスプールする必要はない。そのかわりに、いったんメニュのためのデータを含むMPEGフレームが選択され、スプールされ、バッファ300に記憶されると、フレームは、ファイル・サーバ2 15に再びアクセスすることなく必要に応じて反復されうる。バッファ300は、メニュ・スクリーンを含むMPEGデータの以前のフレームを反復し、それにより、加入者292は、新たな選択がなされるまで、同じメニュを受け取る。加入者がいったん別のメニュを選択すると、加入者の要求はアップストリーム・データ246の形式で番組の要求のように、ネットワーク・マネージャ214に送られる。要求を受信して処理すると、ネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ232がメニュをシーケンスすることを促す。ファイル・サーバ215は、この要求に応答して次のメニュを選択し、次のメニュを含むMPEGフレームを処理のためにスプールする。MPEGフレームは、それ自体で反復し、再び、加入者292の次の選択を待機する。この構成と処理能力とによって、システムは、インテリジェントに、リアルタイムのメニュ発生と、ケーブル・ヘッドエンド208から離れての処理能力とに適合する。図７は、デジタル・セットトップ端末700の複数のノードと共に動作する、本発明の別の実施例を示す。この構成では、ケーブル・ヘッドエンド208の構成要素は、デジタル信号が加入者292に分配されるためには、デジタル・モジュレータ702を含まなければならない。図７の実施例は、直角振幅モジュレータ（QAM） 702を用いているが、当業者であれば、他のどのようなデジタル・モジュレータでも使うことができよう。コンバイナ704は、このような送信を加入者292に提供する際に、様々なデジタルMPEGビット・ストリームを合成するのに用いられる。ビット・ストリームは、ATMデータ226及びローカル・フィード224に加えて、衛星を介して受信された音声及び映像の番組を含みうる。これらの信号は、デジタル圧縮されたフォーマット（例えば、MPEG又はMPEG２）でファイル・サーバ215 に記憶される。いったん番組又は一組のデータがデジタル圧縮フォーマットでファイル・サーバ215によって選択されスプールされると、信号は、デコーダを必要としない。代わりに、デジタル・モジュレータ702及び他の信号処理装置（例えば、コンバイナ704）が、デジタル圧縮された信号の分配に用いられ得る。図７に示すように、放送信号は、ケーブル分配ネットワーク210’（図７では、288、292、700として示され、間に示されている接続を含む）において分配されている他の信号と互換性をもつデジタル圧縮フォーマットに放送信号を変換するMPEGエンコーダ706と別のデジタルモジュレータ708とを用いることにより、この構成で適合される。この構成では、番組配送システム200は、デジタルセットトップ端末を伴うデジタル環境で動作することができる。このようなデジタル・セットトップ端末は、デジタル圧縮された番組信号とMPEGフォーマットの制御情報とを受信するように適応している。デジタル・セットトップ端末は、MPEGデコーダと解凍装置（デコンプレッサ）とを含み、デジタル圧縮された番組信号が加入者のテレビに表示されうる。メニュ情報は、これらのセットトップ端末において、ケーブル・ヘッドエンド 208からMPEGフォーマットでダウンロードされ、他の任意の番組信号と同様に表示されうる。また、デジタル・セットトップ端末は、メニュ発生ソフトウェアに加え、マイクロプロセッサとグラフィクス処理能力とを有する。いずれの構成でも、デジタル・セットトップ端末は、アップストリーム・データ送信ハードウェアを含み、それにより、番組のリアルタイムの要求が連結ケーブルテレビ・システム210を介してアップストリームに送信され、ケーブル・ヘッドエンド208で処理される。このような要求は、信号処理装置209及び/又はネットワーク・マネージャ214 によって、ケーブル・ヘッドエンドで処理される。要求された番組が、次に、ファイル・サーバ215によって選択されスプールされて、連結ケーブルテレビ・システム210を介して、ダウンストリームにセットトップ端末220に送信される。このシナリオでは、すべての送信は、データであるか番組信号であるかとは関係なく、デジタル圧縮（例えば、MPEG又はMPEG２）フォーマットである。この構成で、加入者通信及び要求は、アップストリーム・データ246から処理される。構成は、VOD要求、NVOD要求、及びVVOD要求に適合し、また、広告目標設定、対話型番組、番組推薦機能にも適合する。これらの機能と能力とは、アップストリーム・データ送信のリアルタイム処理の使用、及び/又は、標準又はカスタム・メニュの使用を介して提供される。図８は、多数の異なるタイプのセットトッブ端末700、314、310、290（それらの間の接続も含む）と共に動作する、本発明の別の実施例を図解している。図２示されるように、この実施例は、デジタル・セットトップ端末700、アナログIPP V/VODセットトップ端末314、アナログPPVセットトップ端末310、及び、基本アナログ・セットトップ端末290と共に動作する。この実施例は、上述のハードウェア構成要素の様々な組み合わせを用いて、セットトップ端末の混合されたアナログ及びデジタル・ネットワークに適合する。図８に示された構成によって、ネットワーク・マネージャ214は、上述のように、加入者通信からの要求を識別し、それらの要求を処理する。典型的には、加入者の要求への応答に対応するファイル・サーバ215に記憶されているデータが捜し出され、ケーブル分配ネットワーク210’上を、加入者292に送られる（図８では、288、290、292、310、314、及び700として示されている）。図８に示された構成（セットトップ端末の処理能力を制限するが）は、広告の目標設定、対話型番組、及び番組推薦能力に加えて、VOD要求、NVOD要求、VVOD要求に適合する。 C.ネットワーク・マネージャの処理ルーチン１．セットトップ端末からの受信情報図３bと図３cとを参照すると、ネットワーク・マネージャ214は、受信ルーチン283、283’を用いて、加入者通信を受信する際にその処理を開始する。加入者通信は、アップストリーム・データ受信機254を介して直接に、又は、承認要素2 36へのインターフェース268を介して間接に、ネットワーク・マネージャ214によって受信される。受信ルーチン283は、ネットワーク管理CPU260によって用いられ、それぞれの加入者通信を解釈し、加入者通信のタイプを番組要求又はメニュ要求として（又は、他の実施例では、データ・サービス要求として）指定する。要求のタイプによって、受信ルーチン283は、番組要求ルーチン293又はメニュ要求ルーチン295 のどちらかを（又は、他データ要求ルーチン297）を呼び出して、要求を、番組要求とメニュ要求とのどちらかとして識別する。加入者通信を番組要求又はメニュ要求として指定する際に、受信ルーチン283 、283’は、加入者292から、アップストリーム・データ送信246を受信しなければならない。アップストリーム・データ送信246は、データが解釈されうるには、デマルチプレクス及び/又は解凍が必要である。このように、任意の制御又はヘッダ情報は、ネットワーク・マネージャ214によって受信されたデータ・ストリームから読み出され、又は、ストリップされうる。読み出された又はストリップされたデータは、加入者通信が番組要求又はメニュ要求に関するかどうかを指定する又は判断するのに用いられる。いったん加入者通信が番組要求又はメニュ要求として指定されると、その要求は、システム内の様々なルーチンによって処理されうる。VVOD番組要求を処理する例が、図６bと図６cを参照して説明される。２．広告の目標設定（ターゲティング）ネットワーク・マネージャ214は、特定のコマーシャルや広告を加入者に宛てて目標設定するために、加入者通信を処理することができる。このような広告の目標設定は、過去の視聴（又は見た番組）データ及び/又はネットワーク・マネージャ214において入手可能な他のデータに基づく。目標設定できる広告は、映像、コマーシャル、及びインフォメリカルを含む。ここで、インフォメリカルとは、時間的に変動する映像の断片である（例えば、30秒、15分）。広告は、少なくとも３つの異なる広告挿入方法を用いて、目標設定されうる。すなわち、目標設定された広告は、（i）ケーブル・ヘッドエンド208において挿入され、アナログ・セットトップ端末220を有する加入者に送られるか、（ii）ケーブル・ヘッドエンド208において挿入され、デジタル・セットトップ端末220 を有する加入者に送られるか、（iii）番組信号の中に埋め込まれ（例えば、オペレーション・センタなどの遠隔位置において挿入される）、単純に、ケーブル・ヘッドエンド208による変更なしに任意のセットトップ端末に中継される。第１の方法では、各MPEGデコーダ302は、広告を挿入できる番組信号の中の地点を識別する能力をもっていなければならない。これは、番組信号において「Ｑトーン」を聞く又は復号できるMPEGデコーダ302を用いることにより達成される。Ｑトーンは、MPEGデコーダ302（及び、ネットワーク・マネージャ214に、MPEG デコーダ302の出力との接続269を介して）に、広告を挿入すべき番組の中の位置を予め指示する。Ｑトーンは、どれだけ後に広告が開始すべきかに関する、設定された時間（30又は60秒）を提供する。よって、いったんMPEGデコーダ302がデジタル番組信号をアナログ信号に復号し、番組の中の次のＱトーンを受信又は復号すると、ネットワーク・マネージャ 214は、広告がファイル・サーバ215によって挿入されうるという予めの指示を受信する。ネットワーク管理CPU260は、ファイル・サーバ215に、番組のMPEGフレームのスプーリングを中断し、広告MPEGフレームを選択してスプールすることを促す。広告MPEGフレームは、復号され、番組信号の代わりに加入者に分配される。いったん広告が終了すると、番組信号のためのMPEGフレームは、再スタートし、ファイル・サーバ215からスプールされる。このような挿入のために、MPEGデコーダ302は、Ｑトーンをモニタすることが必要になり、Ｑトーンを復号すると、ネットワーク管理CPU260にプロンプト又は知らせることが必要である。ネットワーク・マネージャ214は、次に、ファイル・サーバ215に広告が番組の中のどの位置で開始すべきかを知らせる。適切な時点で、ファイル・サーバ215は、広告を選択してスプールし、広告がMPEGフォーマットからアナログ信号に復号され、番組信号の代わりに表示されるように処理される。第２の方法では、ネットワーク管理CPU260又はファイル・サーバ215が、それぞれのMPEG I-フレームの選択及びスプーリングを、表示のために処理される際に、モニタする。ネットワーク管理CPU260は、このモニタリング機能をを、ファイル・サーバ215との接続又はデジタル・モジュレータ702との接続を介して達成する。接続又はリンク232又は269のいずれかを介して、ネットワーク管理CPU260 は、加入者に送られるI-フレームを読み出すことができる。好適なシステムでは、しかし、ファイル・サーバ215は、この機能を、確認フレーム又はコードを、フレームがスプールされる際に、ネットワーク・マネージャ214に送り返すことによって実行できる。広告スペースが処理されている番組に対するMPEGデータにおいて存在することを示すI-フレームがいったんスプールされると、ネットワーク管理CPU260は、ファイル・サーバ215に、その広告スペースにおいて特定の加入者292に送るべき特定の広告を選択及び/又はスプールするように促す又は命じる。第３の方法では、広告は、ファイル・サーバ215において記憶される前に、単純に、番組信号の中に埋め込まれる（元々、アナログでもデジタルでもよい）。この方法は、オペレーション・センタ202などの遠隔サイトで開始される全国的な広告挿入の使用に適合する。このようにして、広告は、ローカルにではなく、全国又は地域ベースで計画できる。これは、また、ファイル・サーバ215での記憶より前に広告を番組に加えるネットワーク・マネージャ214にも適合する。広告は、番組の、前、途中、後に挿入できる。番組の最中及び後の広告は、リアルタイムの目標設定に対して、予めに目標設定される。上述の３つの方法のどれを用いても、広告は、加入者292へ送るために番組信号の中に挿入できる。しかし、広告が挿入される前には、特定の広告を、ファイル・サーバ215から、インテリジェント（人工知能的）に選択し、スプールしなければならない。広告は、少なくとも４つの技術を用いて、目標設定のために、インテリジェントに選択されうる。この４つの技術とは、（１）番組視聴データ、人口学的データ、及び/又はネットワーク管理データベース262に記憶された他のデータを用いて、個々の加入者に表示のための特定の広告を用いて目標設定すること、（２）番組視聴マトリックス、人口学的データ、ネットワーク管理データベース262に記憶されたデータを集合的に分析して、セットトップ端末220のグループに広告に関する目標設定をすること、（３）ネットワーク・マネージャ214の構成要素を用いて、独立の広告挿入を行うこと、（４）広告挿入の予めの指示は無視して、オペレーション・センタ202又は別の遠隔ソースから送られた番組に埋め込まれた広告が、中断なく加入者292に送れるようにすることである。第１の技術を用いると、広告は、番組視聴データ、人口学的なデータ、及び/ 又はネットワーク管理データベース262に記憶されたそれ以外のデータに基づいて、個々の加入者に向けて目標設定される。様々なデータ分析技術が用いられ、広告を目標設定する。例えば、番組視聴データが用いられる場合には、ネットワーク・マネージャ214は、番組視聴マトリックスを処理して、目標設定のための広告選択を支援する。ネットワーク・マネージャ214は、各加入者に対する番組視聴マトリックスを、ケーブル分配ネットワーク210’に記憶する。番組視聴マトリックスは、ネットワーク管理データベース262に記憶され、番組への要求が加入者292からのアップストリーム・データ送信246が受信されるたびに、更新される。番組視聴データを記憶する様々な他の方法を用いることができる。図９は、サンプルの番組視聴マトリックスを示す。図に示されるように、このマトリックスは、時間スロットをローとし、番組カテゴリをコラムとするフォーマットで記憶されている。図９の例は、６つの４時間の時間スロットと、スポーツ、ニュース、映画、子供、娯楽を含む様々な番組カテゴリとを示している。時間スロット及び番組カテゴリは、適当に変更できる。加入者の要求（リクエスト）が受信されると、ネットワーク・マネージャ214 は、これらの要求を処理し、番組が要求されている場合には、同時に、番組視聴マトリックスを更新する。このようにして、ネットワーク・マネージャ214は、各加入者に対する最新の番組視聴マトリックスを、ケーブル分配ネットワーク21 0’において維持する。これらの番組視聴マトリックスは、特定の加入者292に送られる広告マテリアルを決定する際にも用いられ得る。例えば、番組における広告挿入地点に関する予めの指示を受信すると、ネットワーク・マネージャ214は、その加入者の記憶されている番組視聴マトリックスから現在の時間スロットにおける様々な番組カテゴリに対するカウントを読み出し、適切な広告を選択する。ネットワーク・マネージャ214は、そのネットワーク管理CPU260、制御ソフトウェア、及び/又は命令メモリ266を用いて、処理を完了する。例えば、ネットワーク管理CPU260は、最も頻繁に見られた番組（すなわち、最大のカウントを有する番組カテゴリ）を用いて、番組カテゴリを決定する。ネットワーク管理CPU260が最も頻繁に見られた番組カテゴリを識別すると、広告が、対応する広告カテゴリから選択されうる。典型的には、広告は、番組カテゴリに対応するカテゴリによってファイル・サーバ215に記憶されており、それにより、広告を容易に捜し出すことができる。広告は、ファイル・サーバ215にネットワーク・マネージャ214によって発生されたプロンプトを与えることにより捜し出すことができる。このようにして、記憶された広告は、ファイル・サーバ215によって、番組カテゴリ（ネットワーク・マネージャ214によって決定され処理の最中に提供される）を解釈し、その番組カテゴリに対応する記憶された広告に注目し、所望の広告を捜し出した際には、インテリジェントに選択された広告を用いて目標設定され特定されたセットトップ端末220に向けて送るために、その選択された広告をMPEGデコーダ302及び/又はチャンネル・モジュレータにスプール又は提供することによって捜し出される。広告カテゴリは、スポーツ、ニュース、映画、子供、及び娯楽を含む。多数の他の広告カテゴリ又はサブカテゴリを用いて、ファイル・サーバ215に記憶された広告をグループ分けすることが可能である（上で引用した、米国特許出願第08 ／160280号に記載されている）。ネットワーク・マネージャ214は、いったん適切な広告カテゴリを決定すると、ファイル・サーバ215に、上述の挿入方法のいずれかを用いて、番組信号に挿入する広告を選択及びスプールするように指示する又は促す。最も頻繁に見られた番組又はカウントを有する番組カテゴリを決定する際には、ネットワーク管理CPU260及び制御ソフトウェア264は、可撓性を有しており、同数の番組視聴カウントを有する番組カテゴリの間で選択をすることができる。そのような引き分けを解決するために、ネットワーク管理CPU260及び制御ソフトウェア264は、人口学的データ又はネットワーク管理データベース262に記憶されている他のデータを用いて番組カテゴリを考察し、特定の加入者292にとって最も重要なカテゴリを決定する。また、番組カテゴリをデフォルトで選択することもできる。様々な考察アルゴリズムを用いて、複数のカテゴリが同数の番組視聴カウントを有する場合の最も重要な番組カテゴリが決定される。更に、多数の相関アルゴリズムを用いて、選択された番組カテゴリを、そこから目標設定された広告が選択されるべきである広告カテゴリ又はサブカテゴリと相関させうる。目標設定のために広告を決定又は識別する第２の技術は、加入者のグループに対して広告をインテリジェントに選択することに関する。一般に、加入者のグループは、同じ番組に対する要求のグループから形成され、ネットワーク・マネージャ214は、加入者のこのグループに同じ広告を用いて目標設定する。この技術は、上述のVVOD番組要求処理方法との関係で、最もよく応用される。例えば、ネットワーク・マネージャ214は、ある時間周期（例えば、５分間隔）の中で同じ番組を要求したすべての加入者をグループにまとめることができる。よって、同じ番組に複数の要求が送られてくれば、この指定された時間周期の間にこの番組を要求したこれらの加入者の番組視聴マトリックスは、集合的に分析できる。このようにして、これらの加入者に対する番組視聴マトリックスは、集積され、このグループの加入者に向けて目標設定された広告は、集積した番組視聴マトリックスに基づいて決定できる。いったん、番組視聴マトリックスが集積されこのような集積された又は集合的な番組視聴マトリックスが得られると、処理ステップは、上述の技術で行われたものと類似する。第３の技術によれば、ネットワーク・マネージャ214は、番組信号の中に挿入するための広告を単純に選択できる。選択は、加入者に特定のデータとは独立であり、よって、ローカルな広告などの目的のための挿入に適している。第４の技術によれば、ネットワーク・マネージャ214は、どのような広告挿入指示も無視できる。この技術は、オペレーション・センタ202又は別の遠隔サイトが広告をすべての加入者292に送られる番組信号に挿入することを可能にする。この技術は、上述の全国的な広告挿入方法に適する。３．データのスプーリング及びテキスト・オーバレイネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ215と共同して、加入者に送ることのできるMPEGデータ・ストリームを捜し出す又は発生する。データ・スプール・ルーチン313は、ネットワーク・マネージャ214がこの機能を実行しそのように捜し出された又は発生されたデータをスプールすることを可能にする。一般に、データ・スプール・ルーチン313は、ファイル・サーバ215が捜し出された又は発生されたMPEGデータ・ストリームを加入者に向けて送ることを促す。この機能を達成するために、ネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ215 に記憶されたすべてのMPEGデータ・ストリームのアドレスを記憶する。ネットワーク・マネージャ214は、これらのアドレスをそのネットワーク管理データベース262に記憶する。また、これらのアドレスは、RAMに記憶してもよい。このアドレスを用いて、ネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ215がその一意的なアドレスによって識別される特定のMPEGデータ・ストリームをスプールするように促す又は指示する。ネットワーク管理CPU260を用いて、ネットワーク管理CPU260とファイル・サーバ215との間のインターフェースを介して、ファイル・サーバ215に、プロンプト及び/又は指示を適することができる。このようにして、ファイル・サーバ215は、特定のMPEGデータ・フレーム又はストリームをスプールするようにとのプロンプト又は指示を受ける。これに応答して、ファイル・サーバ215は、そのポインタを用いて、スプールされるべきMPEGデータ・フレーム又はストリームのアドレスを見い出す又は注目して、そのデータの組をスプールする。データは、スプールされ、適当に、MPEGデコーダに250、及び/又は、チャンネル・モジュレータに 238送られる。ネットワーク・マネージャ214は、テキスト・オーバレイを含むメニュの発生を監督し調整する。一般に、テキスト・オーバレイは、２つのオーバレイ技術を用いて行われる。第１の技術では、テキスト・メッセージが、埋め込まれた信号において、セットトップ端末220に送られる。セットトップ端末220は、埋め込まれた信号からテキスト・メッセージを受信し抽出するには、テキスト発生器又は他の処理能力をもたなければならない。抽出されたテキスト・メッセージを用いて、セットトップ端末220は、そのテキスト発生器を用い、埋め込まれた信号に含まれるテキスト・メッセージを発生する。次に、セットトップ端末220は、このテキスト・メッセージをメニュの上にオーバレイする。第２のオーバレイ技術では、テキスト・メッセージは、ケーブル・ヘッドエンド208で発生され、メニュ・データを運ぶ信号の中に挿入される。この技術を用いると、テキスト・メッセージ及びメニュ・データは、ケーブル・ヘッドエンド 208において、ネットワーク・マネージャ214の管理の下に、捜し出され又は発生される。テキスト・メッセージは、実際、メニュがセットトップ端末220に送られるより前に、ケーブル・ヘッドエンド208において、メニュ・スクリーン上にオーバレイされる。２つのオーバレイ技術のどちらかを用いて、データは、メニュ又は番組の上にオーバレイされたテキストの形式で、加入者に送られる。当業者であれば、ネットワーク・マネージャ214を用い同じ機能を実行するための、これら２つの技術の変更を認識できるであろう。４．メニュ a.標準メニュネットワーク・マネージャ214は、ケーブル・ヘッドエンド208におけるリアルタイムのメニュ発生及び処理に対応している。標準メニュとは、導入メニュや番組カテゴリ・メニュなどの、多くの加入者に送られるメニュである。標準メニュは、典型的には、ファイル・サーバ215に、MPEGフォーマットで予め記憶されている。メニュを予め記憶することによって、各メニュは、ファイル・サーバ215 による選択及びスプーリングの準備ができており、メニュは、加入者292がメニュをシーケンスする際に加入者292に配送できる。メニュは、オペレーション・センタ202又は別の遠隔サイトから送られ、ファイル・サーバ215に記憶される。ネットワーク・マネージャ214は、ファイル・サーバ215に記憶されているすべての標準メニュに対するアドレス位置の正確なリストを維持する。メニュのアドレス位置は、ネットワーク管理データベース262 に記憶される。よって、加入者292がいったんメニュを選択すると、そのメニュは、ファイル・サーバ215の予め記憶された位置からスプールされ、そのメニュを要求した個々の加入者292に配送される。実際に、メニュ発生システムは、加入者292が表示のために選択するであろうメニュのタイプを予測する。メニュのそれぞれ及びすべての可能な変更を予め記憶することによって、メニュは、ファイル・サーバ 215にリアルタイムで選択されスプールされる。このようにして、メニュ及びサブメニュは、加入者の入力に基づいてリアルタイムでシーケンスされる。好適なシステムでは、MPEGデコーダ302は、MPEGデータのフレームを反復することのできるバッファ300を含む。よって、いったん加入者292が新たなメニュを見ることを選択する場合には、この要求は、ネットワーク・マネージャ214によって受信され254、ネットワーク・マネージャ214が、ファイル・サーバ215がそのメニュのための対応するMPEGデータ・フレーム又はストリームを選択しスプールすることを促す又は指示する。ファイル・サーバ215がいったんMPEGデータをスプールしたら、そのメニュのフレームはバッファ300に記憶され、MPEGデコーダ302によって後の加入者292への分配のために復号される。加入者292がそのメニュを見る又は表示し、次のメニュ又は番組選択のことを思っている間は、バッファ300は、MPEGデコーダ302に、そのメニュ・スクリーンのためのMPEGデータの同じフレームを反復的に提供する。このようにして、ファイル・サーバ215は、そのメニュに対するMPEGデータ・フレーム又はストリームを、加入者292が別の選択をするまで、１回だけスプールすることを要求される。上述のものと同様のバッファ装置をデジタル・セットトップ端末700向けのMPEGデータ・フレーム又はストリームのために用いることができ、それによって、ファイル・サーバ215 は、データの同じフレーム又はストリームを連続的にスプールする必要がなくなる。 b.カスタム・メニュ一般に、ネットワーク・マネージャを用いてメニュをカスタマイズするには、３つの好ましい方法がある。すなわち、（i）アナログ信号に埋め込まれたテキスト・データ、（ii）デジタル信号に埋め込まれたテキスト・データ、及び（ii i）発生されたデジタル・ビデオ信号（これは、映像の中のカスタマイズされたテキストを含む）、である。最初の２つの方法のどちらかを達成するには、ネットワーク・マネージャ214は、加入者の要求を処理し、１又は複数のルックアップ・テーブルを用いて、データベース262の中にあるテキストを発生する（例えば、文字、単語、番組タイトル、数行のテキスト、又は数ブロックのテキストをルックアップする）。また、ネットワーク・マネージャ214は、新たなテキストを発生してもよい。ネットワーク・マネージャ214は、カスタマイズされたメニュのための所望のテキストをいったん有すると、そのメニュをアナログ信号ダウンストリームで、加入者のセットトップ端末に送る（アナログ能力を有するセットトップ端末又は出力装置に）か、又は、テキストをデジタル化して、MPEG2又は他のデジタル・フォーマットの私的なデータ・パケット・フォーマットに置く（デジタル・セットトップ端末又は出力装置に対する）。セットトップ端末がテキストを映像の上にオーバレイする能力を有している場合には、カスタマイズされたテキスト・データを含むアナログ信号又はデジタル信号のどちらかが、セットトップ端末220 に送られる。すると、セットトップ端末220は、カスタマイズされたテキストをメニュの上にオーバレイできる。テキスト・データに加えて、ネットワーク・マネージャ214は、セットトップ端末220にスプールされたメニュの背景に対する映像をもちうる（デジタル・ビデオ・データ又はアナログ信号のどちらかを用いて）。セットトップ端末は標準化されていないので（そして、製造者ごとだけではなく、バージョンごとに変化するので）、映像メニュ上でオーバレイするためのテキストを提供するテキスト信号は、端末ごとに変化する。従って、扱うことはできるが、ネットワーク・マネージャ214（特に、ネットワーク・マネージャのプログラマ）がそれぞれのセットトップ端末のタイプの異なるテキスト信号のニーズに対応するのは、面倒である。更に、最初の２つの方法は、テキスト発生及びオーバレイ能力をもたないセットトップ端末220には、機能しない。しかし、セットトップ端末220ではなくケーブル・ヘッドエンド208の出力装置がテキスト・オーバレイを有するメニュを発生することは、より簡単であり、好ましい。これを達成するためには、出力装置は、アナログ又はデジタルの標準的なテキスト信号を受信し、テキスト・オーバレイを、映像をセットトップ端末に送信する前に発生する。このようにすれば、メニュは、すべての加入者について同じ標準的な態様で出力装置において作成することができ、加入者のセットトップ端末220に映像番組として送ることができる。特に、出力装置は、MPEGフレームを反復し、テキストを作成されたアナログ映像の上にオーバレイする。ネットワーク・マネージャ214は、そのときには、カスタム・メニュ・オーバレイのためのただ１つのタイプの標準的なテキスト信号を送るだけである。また、第３の方法、すなわち、デジタル映像データの発生も、用いることができる。第３の方法はあるケーブル・ヘッドエンドの構成に好ましいのだが、その理由は、この方法によれば、ケーブル・ヘッドエンドで必要となるハードウェアのコストを下げることができるからである。この第３の方法を用いてデジタル映像データを発生するには、ネットワーク・マネージャ214は、カスタマイズされたテキストを含まない（すなわち、カスタム・メニュのカスタマイズされた残りの部分を含まない）カスタム・メニュのための背景を表すデジタル映像データ・ストリームを予め作っておき記憶しなければならない。次に、カスタム・メニュについての加入者の要求を受け取った際には、ネットワーク・マネージャ214は、リアルタイムで、予め作成してあったデジタル映像データ・ストリームをメモリ262から呼び出して、カスタマイズされたテキストを表す必要なデジタル映像データ（データ・ストリームは含まない）を加えなければならない。ネットワーク・マネージャ214は、実際には、リアルタイムでカスタマイズされたメニュ・スクリーンを発生するためには、予め作成したデータ・ストリームを用いて、発生されたテキスト・メッセージを挿入又はインターリーブすることができる。図10aは、カスタマイズされたメニュのためのMPEGデータ・ストリームを予め作成するのに必要なステップの例の流れ図である。処理の第１のステップ1000は、カスタマイズされたテキスト・データを表すマクロブロック（Y、Cb、Cr、8X8 ブロック）だけを除くカスタム・メニュのためのI-フレームに、MPEGデータ・ストリームを予め作成することである。この第１のステップ1000は、様々な方法で実行できる。例えば、テキストが除去された（又は、テキストが現れるべき場所にカラー・ブロックを挿入する）カスタマイズされたメニュを表す静止映像画を、MPEGエンコーダを用いて処理し、MPEGデータ・ストリームを得ることができる。また、ネットワーク・マネージャ214又は他の何らかのCPUは、処理によって、テキストのないメニュを表すMPEGデータ・ストリームを作成できる。いったんこのデータ・ストリームが得られれば、ネットワーク・マネージャ214は、後に呼び出すために、（テキスト映像データを含まない）MPEGデータ・ストリームを適切に記憶する準備ができている。この処理の次のステップ1004は、アドレス変数を１に等しく初期化することである。この初期化の後では、ルーチンは、MPEGデータ・ストリーム・テキストのセクションを逐次的に記憶する準備ができる。これは、記憶ループ1028によってしめされている。次のステップ1008は、テキスト・カウンタＴを１だけ増加させることである。その次1012は、ネットワーク・マネージャ214が、I-フレームに対するMPEGデータ・ストリームの部分（又はセクション）を、除去（削除）されたテキストに遭遇するまで記憶する。テキスト・カウンタは、I-フレームのためのMPEGデータ・ストリームを予め作成したときに削除された（テキスト・マクロブロック画削除されたから）MPEGデータの第１又は次のピースをカウントする。テキストまでのMPEGデータのこの部分は、アドレス変数（ADDR）のアドレス位置に記憶される。MPEGデータ・ストリームのこの部分又はセクションの記憶の後には、アドレス・カウンタは、２だけ増加される1016。アドレス・カウンタを（１ではなく）２だけ増加させる目的は、削除されたテキストを表すマクロブロックのために利用可能なオープン・メモリ・アドレスを残しておくためである。換言すると、メモリ・スペースは、テキストを記憶するためにオープンのまま残してあるのである（メモリ・スペースは、後で、テキストを表すマクロブロックを挿入するのに用いられる）。アドレス位置のこの増加の後には、このプログラムは、この特定のカスタマイズされたメニュの上のメニュ・テキスト・ラインの数を超えたかどうかを判断する1020。超えている場合には、記憶ループ1028は、増加されているテキスト・カウンタとともに継続する1008。削除されたテキストの間のMPEGデータ・ストリームのセクション又は部分は、２だけ既に増加されたアドレス位置に記憶される10 12。アドレスは、次に、再び、２だけ増加される1016。テキスト・ラインの数がいったん超えられると、MPEGデータの最後の部分が記憶されている。最後の部分は、メニュ上のテキストの最後のピースの端部から、メニュ・スクリーンの右下のコーナーを表すMPEGデータの最後のピースまでの、 MPEGデータを表す。よって、テキストの数がメニュ・テキスト・ラインの数を超える場合1020には、プログラムは、前もって記憶されている必要があるMPEGデータ・ストリームのセクションが完全である1024から、停止する。図10bは、カスタマイズされたメニュのMPEGデータ・ストリームをリアルタイムで加入者の要求に応答して作成又は記憶することを示す1032。作成又は記憶の後で、MPEGデータ・ストリームが要求している加入者に対してスプールされる。図10cは、ネットワーク・マネージャ214が要求に応じてメニュをカスタマイズする態様が示されている。５．対話型番組ネットワーク・マネージャ214は、対話型番組の間に受信されたすべての加入者の通信を調整し、処理し、管理することができる。対話型番組を見ている間には、加入者には、多くの質問が発せられ、その質問には回答することが要求される。（質問を送る方法は、スプーリング・データ方法、メニュ方法、及び/又はテキスト・オーバレイ技術を用いる）質問が加入者に発せられると、加入者292 は、その質問への回答を入力し、この回答は、加入者292からのアップストリーム・データ246の形式でネットワーク・マネージャ214に送られる。ネットワーク・マネージャ214は、加入者の回答を、ネットワーク・マネージャ214の受信機を介して直接に、又は、承認要素236によって受信された加入者292の通信をモニタすることによって間接に、受信する。ネットワーク・マネージャ214が加入者の通信を受信して、通信を処理し加入者の回答に対する適切な応答を決定すると、ネットワーク管理CPU260が、ファイル・サーバ215に、リアルタイムに、加入者2 92に応答を送るために適切なMPEGデータ・ストリームを選択しスプールするように促す。この機能を達成するためには、ネットワーク・マネージャ214は、ネットワーク・マネージャの制御ソフトウェア264を用いて、対話型番組の間に発せられる対話型の質問への加入者のすべての可能な回答を予め記憶しているルックアップ・テーブルを利用する。このようにして、対話型番組ルーチン305は、番組要求ルーチン293によって呼び出され、要求が処理される。対話型番組ルーチン305は、ルックアップ・テーブルを用いて、加入者の回答への応答を予測する。図11は、ネットワーク・マネージャがこの機能を実行するのに実行するのに利用するサンプルの加入者回答ルックアップ・テーブルを示している。示されているように、最も左のコラムは、対話型番組の番号を示す。上のローは、ある対話型番組の間に出される質問の番号に対応する。この表は、マトリックスを形成し、特定の番組番号（ロー）と対話型質問（コラム）とが用いられて、その質問に対する加入者の回答への応答に対応する。図11の例では、８つの別個の対話型番組と、それぞれの番組の間の10の質問が示されている。加入者の回答にリアルタイムで対話的に応答するには、ネットワーク・マネージャは、番組番号、質問番号、回答を識別することによって、回答を解釈する。この情報を用いることにより、ネットワーク・マネージャは、加入者の回答に対応する予め記憶された応答を識別する。通常は、この応答は、単に、そこから映像又はメモリがスプールされるメモリ・アドレスである。他のタイプのより複雑な応答もまた、このシステムでは可能である。次に、ネットワーク・マネージャは、ファイル・サーバ215に、加入者の回答に対応する応答を選択しスプールするように促す又は指示する。そうする際に、ネットワーク・マネージャ214とファイル・サーバ215とは、協調して動作し、適切な対話的な応答を選択しスプールする。ここでは、ルックアップ・テーブルを用いているが、多くの他のアルゴリズムを、ネットワーク・マネージャ214のハードウェアと共に用いることができる。６．NVOD 近接ビデオ・オン・デマンド（NVOD）は、番組が複数のチャンネル上での開始時間をスタガ（stagger、交互に配列）する、複数の番組チャンネルの上で表示されている番組を利用する番組配送技術である。複数のチャンネルにわたって番組の開始時間を交互に配列することによって、加入者292には、NVODの選択が可能である多数の番組を表示するメニュが与えられる。加入者292がいったん特定の番組を選択する場合には、この要求はネットワーク・マネージャ214に直接に、又は承認要素236を介して間接にネットワーク・マネージャ214に、アップストリームに送信される。いずれの場合にも、ネットワーク・マネージャ214は、加入者292の要求に答えるためには、表示されるべき番組の、次に利用可能な最も近接した開始時間を決定しなけれなならない。加入者292の要求は処理され、ネットワーク管理CPU260は、ファイル・サーバ2 15に、セットトップ端末220が最も近接した開始時間で番組を表示する適当なチャンネルに同調又は切り換えることができるように、セットトップ端末220に送ることのできる適切なデータを選択しスプールすることを促す。こうして、処理の間に、ネットワーク・マネージャ214は、一般に、次に利用可能なスタガされた開始時間を有するチャンネルを決定し、同じ番組を要求するすべての要求をコンパイルし、決定されたチャンネルとコンパイルされた番組要求とをファイル・サーバ215に提供して加入者に送られるべき適切なデータを捜し出す。様々な番組プレビュー技術及びメニュも、NVODシステムで用いることができる。７．VOD及びVVOD ネットワーク・マネージャ214は、ケーブル・ヘッドエンドにおいて、VOD及び VVODの両方をサポートする。これらは、図６a、６b、６cを参照して詳細に記載される。VODは、番組を、加入者に、ほとんど瞬間的に提供する。VVODは、数分の内に加入者の要求を収集して、特定のチャンネルに効率的に配分し、その間、加入者はプレビューをみる。この特定のチャンネルは、一般には、特定の６ MHz の帯域幅に同調された番組信号か、又は仮想的なチャンネル（データ又は信号の、特定の帯域幅セグメントへの指定を含まない）であり得るチャンネルである。更に、ネットワーク・マネージャ214は、オペレーション・センタが供給したV OD番組をサポートする。よって、ファイル・サーバが要求された番組を含まないときには、ネットワーク・マネージャ214は、その番組をオペレーション・センタに要求する。これに応答して、オペレーション・センタ（ファイル・サーバ）は、加入者が要求した番組をスプールする。そして、ネットワーク・マネージャは、番組を加入者に中継する。要求している加入者への遅延を回避するために、ケーブル・ヘッドエンドのファイル・サーバは、前もって、オペレーション・センタが供給するVOD番組の最初の数分を記憶しておき、求められたときには、スプールする。このようにして、加入者は、直ちに、要求した番組を受信でき、ネットワーク・マネージャとオペレーション・センタとの間のやりとりの間の遅延を感じない。ネットワーク・マネージャは、VOD番組をオペレーション・センタから受信する際には、それを加入者に、シームレスにスプールして渡す。オペレーション・センタVODに関する更に詳細な記載は、1993年12月２日に出願した、「テレビ番組パッケージング及び配送システムのための映像記憶装置を有するオペレーション・センタ」と題する、PCT/US93/11617及び米国特許出願第08 /160282号を参照のこと。この特許出願は、この明細書で援用する。８．番組推薦上述の標準及びカスタム・メニュ・システムを用いると、ネットワーク・マネージャは、加入者に、番組推薦（提案）機能も提供できる。これは、メニュ・システムの中の１つからの一連のメニュを、ネットワーク管理CPUと、命令メモリ及びデータベースとを共に用いることによって、達成される。要求された際には、番組推薦機能のためのメニュが、加入者のセットトップ端末に送られる。この機能によって、その加入者の過去に視聴した番組の履歴データ、人口学的データ及び加入者のムード、それ以外のインジケータ、及び/又はテキスト・ワード・サーチなどに基づいて、番組又は俳優が推薦される。好適な番組推薦の実施例では、番組の概要、批評家の評、俳優の経歴などの番組プレビュー情報、及び/又は、番組のタイトルのテキスト・ワード・サーチが、ネットワーク・マネージャによって、ネットワーク・マネージャのデータベースを用いて行われる。一般には、加入者の一般的な興味を示す情報を加入者から得ることにより、個人的な番組及び俳優の推薦が行われる。加入者の入力が、好ましくは、番組推薦メニュ及びサブメニュを用いて、加入者から集められる。ネットワーク・マネージャは、これらの加入者による入力を直接・間接に用いて、その加入者に推薦すべき番組及び俳優をサーチする。ほとんどの場合に、番組推薦の方法は、２つのカテゴリ分けられる。すなわち、応答的な方法（一連の加入者のメニュ入力に応答する）と、インテリジェントな方法（番組を推薦するためにデータを分析する）である。応答的な又はインテリジェントな方法を用いて、ネットワーク・マネージャは、推薦されるタイトル又は俳優のリストを決定し、第２及び第３のメニュ（又はサブメニュ）を作成して、加入者の選択のために番組のタイトルを推薦する。標準メニュでもかまわないが、特定の加入者の要求又は入力に応答するには、いくつかのカスタム・メニュが好ましい。番組タイトルを推薦する応答的な方法は、例えば、ムード質問の使用、俳優のサーチ、キーワード・サーチを行う。ネットワーク・マネージャの命令メモリ及びメニュ発生ハードウェア（CPU、ファイル・サーバ、データベースなど）を用いることによって、一連のムード質問をメニュ上に与えることができて、特定の時刻における加入者の興味を判断できる。この方法に関しては、オペレーション・センタが、各番組のタイトルに、ムード・インジケータ（及び、サブインジケータ）を、軽い、深刻、暴力、短い、長い、退屈、興奮させる、複雑、読みやすい、若者のテーマ、老人のテーマ、冒険、ロマンス、ドラマ、フィクション、サイエンスフィクションなどのグループの中から、指定する。これらのインジケータは、オペレーション・センタから、番組制御情報信号において、受信される。インジケータは、適切な時間に、加入者へのメニュ上に表示される。加入者のメニュ入力に基づいて、ネットワーク管理CPUは、インジケータの組を、加入者の要求に関連させ、指定されたインジケータに一致する番組の組を加入者に推薦するために、捜し出す。俳優やキーワードの応答的なサーチは、一般に、ネットワーク管理CPUや命令メモリによって、ネットワーク・マネージャのデータベースに記憶されているデータについて、実行される。サーチワードは、加入者によって、与えられる。例えば、加入者の提供したキーワードに一致するものを、番組のプレビュー、批評家の評、番組の概要などが記憶されたデータベースにおいて、サーチする。よって、加入者が、潜水艦というキーワードを提供した場合には、「レッドオクトーバを探せ」のタイトルが、番組推薦ルーチンからの命令及び/又はネットワーク・マネージャの命令メモリに記憶された命令を用いて、ネットワーク管理CPUによって、捜し出される可能性がある。インテリジェントな番組推薦方法は、加入者に関する個人プロフィール・データ及び/又は過去の視聴番組や注文、データ購入などの履歴データを分析することを含む。このインテリジェントな方法は、VOD又はVVODシステムでは好ましく、その理由は、これらのシステムが、ネットワーク・マネージャのデータベースに視聴番組や購入データなどを容易に記憶しているからである。加入者のセットトップ端末は、ネットワーク・マネージャから番組推薦情報を含むメニュ又はメニュ・データを受信し、メニュを表示する。必要であれば、番組推薦メニュ又はサブメニュを上述のように表示する。ネットワーク・マネージャの命令メモリに記憶されているソフトウェア・ルーチンやアルゴリズムが用いられて、加入者及び視聴番組に関する履歴データが分析され、その加入者に推薦する番組のラインが決定される。例えば、加入者が通常は30分の女性に関する状況コメディ（sitcom）を見るのであれば、”Designing Women”を含むメニュがネットワーク・マネージャによって、加入者のセットトップ端末に送られるであろう。この強力な番組推薦の特徴のためのアルゴリズムは、同じ発明者による同時出願中の特許出願に記載されている。すなわち、1993年12月２日に出願した、「テレビ番組配送システム上で提供される番組を推薦する再プログラム可能な端末」と題する、PCT/US93/11708及び米国特許出願第08/160281号を参照のこと。この特許出願は、この明細書で援用する。この明細書で用いた用語及び記載は、単に例示のためのものであり、制限的であることを意図していない。当業者であれば、発明の精神と範囲の中で、多数の変更が可能であることを認識するであろう。発明の範囲は、以下の請求の範囲によって定義される。

【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９５年１２月７日【補正内容】請求の範囲１．ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドで用いる装置において、このヘッドエンドは、データを記憶し、前記ケーブルテレビ・システムへの加入者からの要求を含む通信を受信し、各加入者は、前記ケーブルテレビ・システム（２００）のヘッドエンドからの通信を受信できるセットトップ端末（２２０）を有しており、前記加入者の通信において受信された前記加入者の要求の中の１つのタイプを識別する手段（２６０、２６４、２８１、２８３、２８５、２９３、２９５、２９７）であって、前記加入者の通信における個々の加入者の複数のタイプの要求が前記ケーブルテレビ・システム（２１０）のヘッドエンド（２０８）によって受信され得る、手段と、前記識別手段に接続されており、前記識別された加入者の要求への応答データを決定する処理手段（２６０、２６４、２８１、２８７、２９９、３０１、３０３、３０５、３０７）であって、前記応答データは、捜し出すことが可能な態様で前記ケーブル・ヘッドエンド（２０８）に記憶される、手段と、前記処理手段に接続されており、前記識別された加入者の要求に応答する際に用いられるべき前記応答データを捜し出す手段と、前記捜し出す手段に接続されており、前記捜し出されたデータを前記加入者の要求を開始した個別の加入者に送る手段（２６０、２６４、２８１、２９１、３１３、３１５）であって、前記加入者のセットトップ端末（２２０）は、前記送られたデータを処理のために受信する、手段と、備えることを特徴とする装置。２．請求項１記載の装置において、前記加入者の要求は、番組の要求を含み、前記識別手段は、前記加入者の要求を受信する受信機と、前記受信された加入者の要求を解釈する手段であって、前記受信された加入者の要求は前記番組の要求を生じるように解釈される、手段と、前記番組の要求を前記処理手段への前記識別された加入者の要求として提供する手段であって、前記番組要求（２８７）は前記加入者の要求に対応する前記応答データを決定するために処理される、手段と、を備えることを特徴とする装置。３．請求項１記載の装置において、複数のプログラミング信号が前記ケーブルテレビ・システム（２１０）の加入者への選択と分配とのためにデジタル的に圧縮されたフォーマットでデータとして記憶され、更に、前記複数のプログラミング信号を受信する手段を有しており、前記捜し出す手段は、前記複数のプログラミング信号を、デジタル的に圧縮されたフォーマットでデータとして記憶する手段を有することを特徴とする装置。４．請求項１記載の装置において、前記捜し出されたデータは、デジタル・データ・ストリームの形式を有し、前記送る手段は、前記デジタル・データ・ストリームをアナログ信号に変換するデジタル・デコーダと、前記アナログ信号を、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるセットトップ端末（２２０）に配分するために、ＲＦアナログ信号に変調するチャンネル変調装置と、を備えることを特徴とする装置。５．請求項１記載の装置において、前記送る手段は、更に、前記ＲＦアナログ信号を、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）の中のセットトップ端末（２２０）に分配するために、他のＲＦアナログ信号と合成するＲＦコンバイナを備えることを特徴とする装置。６．請求項１記載の装置において、前記捜し出されたデータは、デジタル・データ・ストリームの形式をしており、前記送る手段は、更に、前記デジタル信号を、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるセットトップ端末（２２０）に配分するために、ＲＦ信号に変調するデジタル変調装置を備えることを特徴とする装置。７．請求項１記載の装置において、前記送る手段は、更に、前記捜し出す手段からの前記捜し出されたデータを、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるセットトップ端末（２２０）に配分するために、スプールするスプール手段を備えることを特徴とする装置。８．請求項１記載の装置において、前記装置は、コンピュータ番組命令を用い、更に、コンピュータ番組命令を記憶する命令メモリを有し、前記処理手段は、前記記憶されたコンピュータ・番組命令を実行するプロセッサを有することを特徴とする装置。９．請求項８記載の装置において、前記加入者の要求は、仮想的なビデオ・オン・デマンド番組への番組要求（２８７）を含むことによって、特定の時間周期に同じＶＶＯＤ番組を要求する加入者は、プログラミングの同じチャンネルを受信し、更に、前記処理手段に接続されており、加入者がチャンネルを受信することを承認する承認手段と、を備えており、前記処理手段は、ＶＶＯＤ番組要求（２８７）を処理し、更に、前記プロセッサに接続されており、タイマを記憶するメモリ手段を備え、前記プロセッサは、前記タイマを特定の時間周期に設定し、設定及びデクリメントを命じる前記記憶されたコンピュータ命令を実行することによって前記タイマをデクリメント（減数）し、更に、前記プロセッサに接続されており、前記承認手段に、特定の時間周期内に受信された同じＶＶＯＤ番組要求（２８７）を有する加入者による同じチャンネルの受信を承認するように促すインターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 10．請求項９記載の装置において、同じＶＶＯＤ番組の番組要求（２８７）は、前記特定の時間周期が終了する前に、グループ分けされ、それによって、前記特定の時間周期の間に同じＶＶＯＤ番組を要求しているすべての加入者には、そのセットトップ端末（２２０）に、前記要求された番組の表示の準備ができるまでプレビューを表示するチャンネルに切り換えることを命令するデータが送られ、前記処理手段は、前記タイマが終了したかどうかを判断する手段と、前記特定の時間周期が終了する前に、同じＶＶＯＤ番組を要求するすべての番組要求（２８７）をコンパイルする手段と、を備えており、前記応答データは、前記ＶＶＯＤ番組を表すデータであり、前記インターフェース手段は、 11．請求項９記載の装置において、前記番組要求（２８７）は、番組信号に対して捜し出されるべきデータに対応し、前記番組信号は、前記番組信号の中に埋め込まれたプレビュー時間の量を含み、前記特定の時間周期内に同じVVOD番組を要求したすべての加入者には、彼らのセットトップ端末（２２０）に、前記要求された番組が表示の準備ができるまで、埋め込まれプレビューを有する前記番組信号を表示するチャンネルに切り換えるように指示するデータが送られることが可能であり、前記処理手段は、更に、前記番組信号の中の埋め込まれたプレビュー時間の量を確認する手段であって、それにより、前記記憶されたタイマが埋め込まれたプレビュー時間の前記量に等しく設定され得る、手段と、前記タイマが終了したかどうかを判断する手段と、を備えており、前記インターフェース手段は、前記承認手段に、前記埋め込まれたプレビュー時間を有する前記番組信号を運ぶチャンネルを承認するように促す（プロンプトする）ことを特徴とする装置。 12．請求項11記載の装置において、前記処理手段は、前記番組要求（２８７）によって要求された番組が現在上映されているかどうかをサーチする手段であって、前記サーチは、タイマが終了している場合にだけ行われる、手段を有し、前記応答データは、進行メニュにおける参加番組であると判断され、前記送る手段は、前記捜し出す手段によって捜し出された進行メニュにおける前記参加番組を送ることを特徴とする装置。 13．請求項８記載の装置において、前記捜し出す手段は、前記処理手段から受信されたプロンプトに基づいて前記応答データを捜し出し、前記処理手段は、更に、前記実行された記憶されたコンピュータ命令に基づき前記プロンプトを発生する手段を有しており、それによって、前記発生したプロンプトは、前記ケーブル・ヘッドエンド（２０８）に記憶された前記応答データを処理のためにインテリジェントに捜し出す際に、前記捜し出し手段（２６０）を導くことを特徴とする装置。 14．請求項13記載の装置において、前記捜し出し手段（２６０）は、特定のデータ・フレームをインテリジェントに選択することができ、前記捜し出し手段（２６０）は、前記発生手段によって発生された前記プロンプトを受信する手段と、前記発生されたプロンプトを解釈する手段であって、前記解釈された発生されたプロンプトはインテリジェントに選択されるべき前記特定のデータ・フレームに関する情報を含む、手段と、前記解釈された発生されたプロンプトにおける前記情報に基づいて、前記特定のデータ・フレームを捜し出すデータ・フレーム・ポイント手段と、を備えることを特徴とする装置。 15．請求項１記載の装置において、前記加入者要求は、近接ビデオ・オン・デマンド番組への番組要求（２８７）を含み、前記番組要求（２８７）は、スタガされた開始時間を有する複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対応し、次に利用可能なスタガされた開始時間より前に受信されたすべての番組要求（２８７）は、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するNVOD番組を表示する複数のチャンネルの中の１つに指定され、前記処理手段は、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するチャンネルを、前記複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対して決定する手段と、前記次に利用可能なスタガされた開始時間より前に前記同じNVOD番組を要求するすべての番組要求（２８７）をコンパイルする手段と、前記決定されたチャンネルと前記コンパイルされた番組要求（２８７）を前記捜し出し手段（２６０）に提供するインターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 16．請求項15記載の装置において、前記処理手段は、更に、前記決定されたチャンネルを前記承認要素に提供する第２のインターフェース手段を備えており、前記承認要素は、前記同じNVOD番組を要求している加入者のセットトップ端末（２２０）を表示するようにイネーブルすることを特徴とする装置。 17．請求項１記載の装置において、前記番組要求（２８７）は、対話型番組の表示の間に発せられた質問への加入者の回答を含み、前記処理手段は、ルックアップ・テーブルを用いて、前記番組要求（２８７）を開始した前記加入者のセットトップ端末（２２０）に送られるべき前記加入者の回答への対話的な応答を決定し、前記ルックアップ・テーブルは、すべての可能な加入者の回答へのすべての対話的な応答を記憶しており、前記処理手段は、前記番組要求（２８７）の中の少なくとも１つでの前記加入者の回答の任意のものを解釈する手段と、前記ルックアップ・テーブルに基づき、前記加入者の回答の中の任意のものへの前記対話的応答を決定する手段と、前記決定された対話的応答を前記捜し出し手段（２６０）に提供することにより、前記決定された対話的応答（response）に対応する答えの（reply）データは、前記番組要求（２８７）を開始した前記加入者のセットトップ端末（２２０）への分配のために捜し出されうるようになる、手段と、を備えることを特徴とする装置。 18．請求項１記載の装置において、前記処理手段は、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるセットトップ端末（２２０）に目標設定される広告のインテリジェントな選択において、前記捜し出し手段（２６０）に指示することができ、前記送る手段は、前記処理手段に、前記セットトップ端末（２２０）に送られる番組信号への前記広告の挿入に関して指示され、前記処理手段は、前記捜し出し手段（２６０）に接続されており、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記セットトップ端末（２２０）に目標設定される前記広告の中の少なくとも１つをインテリジェントに選択する手段であって、前記選択された広告は、前記捜し出し手段（２６０）によって捜し出され、前記セットトップ端末（２２０）に送られる前記番組信号の中に挿入される、手段と、前記送る手段に、前記番組信号の中への前記選択された広告の前記挿入に関して指示する手段と、を備えることを特徴とする装置。 19．請求項18記載の装置において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるそれぞれのセットトップ端末（２２０）に対するケーブル・ヘッドエンド（２０８）において保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、各セットトップ端末（２２０）に対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択手段は、前記選択された広告を用いて目標設定されるべき前記セットトップ端末（２２０）の中の１つに対して前記番組視聴データにアクセスする手段であって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、手段と、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じる手段と、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出し手段（２６０）に提供するインターフェース手段であって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられた前記セットトップ端末（２２０）に分配される、インターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 20．請求項19記載の装置において、広告は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために記憶され、前記捜し出し手段（２６０）は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために前記広告を記憶する手段と、前記決定された番組カテゴリを解釈する手段と、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指す手段であって、それにより、前記選択された広告が生じる、手段と、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられた前記セットトップ端末（２２０）への分配のために、前記送る手段に提供する手段と、を備えていることを特徴とする装置。 21．請求項18記載の装置において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるそれぞれのセットトップ端末（２２０）に対するケーブル・ヘッドエンド（２０８）において保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、セットトップ端末（２２０）のグループに対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択手段は、前記選択された広告を用いて目標設定されるべきセットトップ端末（２２０）のグループに対して前記番組視聴データにアクセスする手段であって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、手段と、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じる手段と、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出し手段（２６０）に提供するインターフェース手段であって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられたセットトップ端末（２２０）の前記グループに分配される、インターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 22．請求項21記載の装置において、広告は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために記憶され、前記捜し出し手段（２６０）は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために前記広告を記憶する手段と、前記決定された番組カテゴリを解釈する手段と、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指す手段であって、それにより、前記選択された広告が生じる、手段と、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられたセットトップ端末（２２０）の前記グループへの分配のために、前記送る手段に提供する手段と、を備えていることを特徴とする装置。 23．請求項19記載の装置において、前記アクセス手段は、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における加入者位置の各セットトップ端末（２２０）について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定手段は、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における各セットトップ端末（２２０）に対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価する手段を備えていることを特徴とする装置。 24．請求項21記載の装置において、前記アクセス手段は、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における加入者位置の各セットトップ端末（２２０）について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定手段は、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記セットトップ端末（２２０）のグループに対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価する手段を備えていることを特徴とする装置。 25．請求項１記載の装置において、前記加入者要求はメニュ要求を含み、前記識別手段は、前記加入者要求を受信する受信機と、前記受信された加入者要求を解釈する手段であって、前記受信された加入者要求は解釈されて前記メニュ要求の中の１つを生じる、手段と、前記メニュ要求を前記処理手段に提供する手段であって、前記メニュ要求は、処理され、前記加入者要求に対応する前記答えデータを決定する、手段と、を備えることを特徴とする装置。 26．請求項25記載の装置において、前記解釈手段によって生じた前記メニュ要求は、前記捜し出し手段（２６０）に記憶される標準メニュの要求であり、前記処理手段は、前記メニュ要求に答えるために、捜し出されなければならない前記記憶された標準メニュを決定する手段と、前記捜し出し手段（２６０）に前記記憶された標準メニュを捜し出すように促し、記憶された標準メニュが前記要求を開始した前記セットトップ端末（２２０）に分配されうるようにするインターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 27．請求項25記載の装置において、前記解釈手段によって生じた前記メニュ要求は、記憶された予め構築された背景部分を用いて、また、リアルタイムで発生されるカスタマイズされた残りの部分を用いて、作られうるカスタム・メニュの要求を含み、前記処理手段は、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュの任意のもの背景部分を予め構築する手段と、リアルタイムで、前記カスタム・メニュの前記カスタマイズされた残りの部分を作成する手段と、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記記憶された予め構築された部分を用いて、前記カスタマイズされた残りの部分をインターリーブする手段であって、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュは、形成され、前記要求を開始した前記セットトップ端末（２２０）に分配されうる、手段と、を備えることを特徴とする装置。 28．請求項27記載の装置において、前記予め構築する手段は、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記背景部分のそれぞれに対する別個のMPEGデータ・ストリームを発生する手段と、前記発生されたMPEGデータ・ストリームを記憶する手段であって、前記発生されたデータ・ストリームのそれぞれは、前記インターリーブ手段によってアクセスされうる別個のアドレス位置において記憶される、手段と、を備えることを特徴とする装置。 29．請求項27記載の装置において、前記作成手段は、記憶されたMPEGデータを保持するルックアップ・テーブルを備えており、前記ルックアップ・テーブルから、前記カスタマイズされた残りの部分は、前記カスタマイズされた残りの部分が作成されるまで、前記記憶されたMPEGデータの一部に反復的にアクセスすることによりされうることを特徴とする装置。 30．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に番組リストを応答的に推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段（２６０）に接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストを応答的に推薦する手段であって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段（２６０）によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段（２６０）に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 31．請求項30記載の装置において、前記応答的推薦手段は、メニュ入力に対応する前記個々の加入者からの一連の加入者要求を分析する手段を備えることを特徴とする装置。 32．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に番組リストをインテリジェントに推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段（２６０）に接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストをインテリジェントに推薦する手段であって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段（２６０）によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段（２６０）に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 33．請求項32記載の装置において、番組視聴データは前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記番組視聴データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 34．請求項32記載の装置において、人口学的データは前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記人口学的データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 35．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に俳優リストを応答的に推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段（２６０）に接続されており、前記個々の加入者に前記俳優リストを応答的に推薦する手段であって、前記俳優リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段（２６０）によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段（２６０）に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 36．請求項35記載の装置において、前記応答的推薦手段は、メニュ入力に対応する前記個々の加入者からの一連の加入者要求を分析する手段を備えることを特徴とする装置。 37．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に俳優リストをインテリジェントに推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段（２６０）に接続されており、前記個々の加入者に前記俳優リストをインテリジェントに推薦する手段であって、前記俳優リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段（２６０）によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段（２６０）に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 38．請求項37記載の装置において、番組視聴データは前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記番組視聴データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 39．請求項37記載の装置において、人口学的データは前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記人口学的データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 40．請求項４記載の装置において、前記デジタル・デコーダは、MPEGデコーダとフレーム・リピートを有するバッファとを備えることを特徴とする装置。 41．請求項１記載の装置において、前記捜し出し手段（２６０）は、前記個々の加入者への分配のためのメニュ・データを捜し出し、メニュ・データは、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）のヘッドエンド（２０８）に記憶されており、前記送る手段は、メニュを発生し前記捜し出されたメニュ・データを用いて発生されたメニュの上にテキストをオーバレイすることを特徴とする装置。 42．ケーブルテレビ・システム（２１０）のヘッドエンド（２０８）で用いる方法において、このヘッドエンド（２０８）は、データを記憶し、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における個々の加入者からの要求を含む通信を受信し、各加入者は、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）のヘッドエンド（２０８）からの応答データを受信できるセットトップ端末（２２０）を有しており、前記加入者の通信において受信された加入者の要求を識別するステップであって、前記加入者の通信における個々の加入者の複数のタイプの要求が前記ケーブルテレビ・システム（２１０）のヘッドエンド（２０８）によって受信され得る、ステップと、前記識別された加入者の要求に応答する前記データを決定するステップであって、前記応答データは、捜し出すことが可能な態様で前記ケーブル・ヘッドエンド（２０８）に記憶される、ステップと、前記識別された加入者の要求に応答する際に用いられるべき前記応答データを捜し出すステップと、前記捜し出されたデータを前記加入者の要求を開始した個別の加入者に送るステップであって、前記加入者のセットトップ端末（２２０）は、前記送られたデータを処理のために受信する、ステップと、含むことを特徴とする方法。 43．請求項42記載の方法において、前記方法は、更に、コンピュータ・プログラムの命令を記憶するステップであって、前記決定するステップは、前記記憶されたコンピュータ・プログラムの命令を実行するステップを含むことを特徴とする方法。 44．請求項42記載の方法において、前記加入者の要求は、仮想的なビデオ・オン・デマンド（VVOD）番組への番組要求（２８７）を含み、複数の加入者が、同時に受信するように同じ送信された番組信号を送られ、タイマを用いて特定の時間周期内に前記同じ送信された番組に指定される番組要求（２８７）を決定し、前記処理ステップは、前記タイマが終了したかどうかを判断するステップと、前記タイマを、前記番組要求（２８７）が指定されうる前記特定の時間周期に等しく設定するステップであって、前記タイマは、前記特定の時間周期が終了するまで減数される、ステップと、第１の承認コードが加入者に送られるように促すステップであって、前記承認コードは番組配送をイネーブルし、それにより、前記加入者は前記同じ送信された番組信号の受信をイネーブルする承認コードを受信する、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 45．請求項44記載の方法において、前記第１の承認コードは、VVOD番組を要求している加入者にプレビュー番組を承認し、前記加入者のVVOD番組要求（２８７）の対象である番組は、同じ時刻又は近接する時刻での複数の加入者への配送及び表示に関してイネーブルされ、前記処理ステップは、更に、前記特定の時間周期の間に対象の番組を要求しているVVOD番組要求（２８７）をコンパイルするステップであって、前記対象の番組への前記VVOD番組要求（２８７）は、タイマが終了するまでコンパイルされる、ステップと、前記タイマが終了する際には、第２の承認コードが、前記コンパイルされたVV OD番組要求（２８７）のすべての加入者に送られるように促すステップであって、前記コンパイルされたVVOD番組要求（２８７）の前記加入者のすべては、前記同じ時刻又は近接する時刻に前記番組要求（２８７）の前記対象の番組の受信のための承認コードを受信する、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 46．請求項44記載の方法において、プレビューは仮想ビデオ・オン・デマンドに対する前記番組要求（２８７）において要求された前記対象の番組を運ぶ番組信号の中に埋め込まれており、前記処理ステップは、前記番組要求（２８７）によって要求された番組が現在上映されているかどうかをサーチするステップであって、前記サーチは、タイマが終了している場合にだけ行われる、ステップと、前記捜し出すステップが、進行中番組参加メニュのためのデータを捜し出すことを促すステップであって、前記送るステップは、前記捜し出すステップによって捜し出された前記進行中番組参加メニュを送る、ステップと、を含み、第１の承認コードを促す前記ステップは、前記対象の番組と埋め込まれたプレビューとを運ぶ番組信号の受信を承認することを特徴とする方法。 47．請求項46記載の方法において、前記捜し出しステップは、特定のデータ・フレームをインテリジェントに選択することができ、前記捜し出しステップは、前記発生ステップによって発生された前記プロンプトを受信するステップと、前記プロンプトを解釈するステップであって、前記解釈されたプロンプトはインテリジェントに選択されるべき前記特定のデータ・フレームに関する情報を含む、ステップと、前記特定のデータ・フレームにデータ・フレーム・ポインティングするステップであって、前記特定のデータ・フレームは、前記解釈されたプロンプトにおける前記情報に基づいて捜し出される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 48．請求項43記載の方法において、前記加入者要求は、近接ビデオ・オン・デマンド番組への番組要求（２８７）を含み、前記番組要求（２８７）は、スタガされた開始時間を有する複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対応し、次に利用可能なスタガされた開始時間より前に受信されたすべての番組要求（２８７）は、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するNVOD番組を表示する１つのチャンネルに指定され、前記決定ステップは、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するチャンネルを、前記複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対して見つけるステップと、前記次に利用可能なスタガされた開始時間より前に前記同じNVOD番組を要求するすべての番組要求（２８７）をコンパイルするステップと、前記見つけられたチャンネルと前記コンパイルされた番組要求（２８７）を前記捜し出しステップに提供するステップと、を含むことを特徴とする方法。 49．請求項42記載の方法において、前記加入者要求は、対話型番組の表示の間に発せられた質問への加入者の回答を含み、前記決定ステップは、ルックアップ・テーブルに基づいて、前記番組要求（２８７）を開始した前記加入者のセットトップ端末（２２０）に送られるべき前記加入者の回答への対話的な応答を決定し、前記ルックアップ・テーブルは、すべての可能な加入者の回答へのすべての対話的な応答を記憶しており、前記処理ステップは、前記加入者要求の中の１つでの前記加入者の回答を解釈するステップと、前記ルックアップ・テーブルに基づき、前記加入者の回答への前記対話的応答を決定するステップと、前記決定された対話的応答を前記捜し出しステップに提供することにより、前記決定された対話的応答に対応するデータは、前記加入者要求を開始した前記セットトップ端末（２２０）への分配のために捜し出されうるようになる、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 50．請求項42記載の方法において、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるセットトップ端末（２２０）に目標設定される広告のインテリジェントな選択において、前記捜し出しステップに指示することができ、前記送るステップは、前記セットトップ端末（２２０）に送られる番組信号への前記広告の挿入に関して指示され、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記セットトップ端末（２２０）に目標設定される前記広告の中の１つをインテリジェントに選択するステップであって、前記選択された広告は、前記捜し出しステップによって捜し出され、前記セットトップ端末（２２０）に送られる番組信号を表す捜し出されたデータを用いて挿入される、ステップと、前記送るステップに、前記番組信号の中への前記選択された広告の前記挿入に関して指示するステップと、を含むことを特徴とする方法。 51．請求項50記載の方法において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるそれぞれのセットトップ端末（２２０）に対するケーブル・ヘッドエンド（２０８）において保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、各セットトップ端末（２２０）に対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択ステップは、前記選択された広告を用いて目標設定されるべき前記個別のセットトップ端末（２２０）の中の１つに対して前記番組視聴データにアクセスするステップであって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、ステップと、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じるステップと、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出しステップに提供するステップであって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられた前記セットトップ端末（２２０）に分配される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 52．請求項51記載の方法において、広告は、番組カテゴリに基づく選択のために記憶され、前記捜し出しステップは、番組カテゴリに基づく選択のために前記広告を記憶するステップと、前記決定された番組カテゴリを解釈するステップと、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指すステップであって、それにより、前記選択された広告が生じる、ステップと、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられた前記セットトップ端末（２２０）への分配のために、前記送るステップに提供するステップと、を含むことを特徴とする方法。 53．請求項50記載の方法において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）におけるそれぞれのセットトップ端末（２２０）に対するケーブル・ヘッドエンド（２０８）において保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、セットトップ端末（２２０）のグループに対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択ステップは、前記選択された広告を用いて目標設定されるべきセットトップ端末（２２０）のグループに対して前記番組視聴データにアクセスするステップであって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、ステップと、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じるステップと、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出しステップに提供するステップであって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられたセットトップ端末（２２０）の前記グループに分配される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 54．請求項53記載の方法において、広告は、番組カテゴリに基づく選択のために記憶され、前記捜し出しステップは、番組カテゴリに基づく選択のために前記広告を記憶するステップと、前記決定された番組カテゴリを解釈するステップと、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指すステップであって、それにより、前記選択された広告が生じる、ステップと、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられたセットトップ端末（２２０）の前記グループへの分配のために、前記送るステップに提供するステップと、を備えていることを特徴とする方法。 55．請求項51記載の方法において、前記アクセスステップは、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における加入者位置の各セットトップ端末（２２０）について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における各セットトップ端末（２２０）に対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価するステップを備えていることを特徴とする方法。 56．請求項53記載の方法において、前記アクセスステップは、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における加入者位置の各セットトップ端末（２２０）について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記セットトップ端末（２２０）のグループに対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価するステップを備えていることを特徴とする方法。 57．請求項42記載の方法において、前記加入者要求はメニュ要求を含み、前記識別ステップは、前記加入者要求を受信するステップと、前記受信された加入者要求を解釈するステップであって、前記受信された加入者要求は解釈されて前記メニュ要求を生じる、ステップと、前記メニュ要求を前記処理ステップに提供するステップであって、前記メニュ要求は、処理され、前記加入者要求に対応する前記データを決定する、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 58．請求項57記載の方法において、前記解釈ステップによって生じた前記メニュ要求は、前記捜し出しステップに記憶される標準メニュの要求であり、前記処理ステップは、前記メニュ要求に答えるために、捜し出されなければならない前記記憶された標準メニュを決定するステップと、前記捜し出しステップに前記記憶された標準メニュを捜し出すように促し、記憶された標準メニュが前記要求を開始した前記セットトップ端末（２２０）に分配されうるようにするステップと、を含むことを特徴とする方法。 59．請求項57記載の方法において、前記解釈ステップによって生じた前記メニュ要求は、記憶された予め構築された背景部分を用いて、また、リアルタイムで発生されるカスタマイズされた残りの部分を用いて、作られうるカスタム・メニュの要求を含み、前記処理ステップは、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュの任意のもの背景部分を予め構築するステップと、リアルタイムで、前記カスタム・メニュの前記カスタマイズされた残りの部分を作成するステップと、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記記憶された予め構築された部分を用いて、前記カスタマイズされた残りの部分をインターリーブするステップであって、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュは、形成され、前記要求を開始した前記セットトップ端末（２２０）に分配されうる、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 60．請求項59記載の方法において、前記予め構築するステップは、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記背景部分のそれぞれに対する別個のMPEGデータ・ストリームを発生するステップと、前記発生されたMPEGデータ・ストリームを記憶するステップであって、前記発生されたデータ・ストリームのそれぞれは、前記インターリーブステップによってアクセスされうる別個のアドレス位置において記憶される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 61．請求項59記載の方法において、前記作成ステップは、記憶されたMPEGデータを保持するルックアップ・テーブルを備えており、前記ルックアップ・テーブルから、前記カスタマイズされた残りの部分は、前記カスタマイズされた残りの部分が作成されるまで、前記記憶されたMPEGデータの一部に反復的にアクセスすることによりされうることを特徴とする方法。 62．請求項42記載の方法において、前記方法は、個々の加入者に番組リストを応答的に推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理ステップは、前記捜し出しステップに接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストを応答的に推薦するステップであって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出しステップによって捜し出される、ステップと、前記捜し出しステップに、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促すステップと、を含むことを特徴とする方法。 63．請求項62記載の方法において、前記応答的推薦ステップは、メニュ入力に対応する前記個々の加入者からの一連の加入者要求を分析するステップを含むことを特徴とする方法。 64．請求項42記載の方法において、前記方法は、個々の加入者に番組リストをインテリジェントに推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理ステップは、前記捜し出しステップに接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストをインテリジェントに推薦するステップであって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出しステップによって捜し出される、ステップと、前記捜し出しステップに、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促すステップと、を含むことを特徴とする方法。 65．請求項64記載の方法において、番組視聴データは前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦するステップは、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記番組視聴データを分析するステップを含むことを特徴とする方法。 66．請求項64記載の方法において、人口学的データは前記ケーブルテレビ・システム（２１０）における前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦するステップは、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記人口学的データを分析するステップを含むことを特徴とする方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者ウンダーリッチ，リチャード・イーアメリカ合衆国ジョージア州30201，アルファレッタ，スウィート・ブライアー・コート 290 【要約の続き】グ、及び、テキスト・オーバレイなどである。

Claims

【特許請求の範囲】１．ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドで用いる装置において、このヘッドエンドは、データを記憶し、前記ケーブルテレビ・システムへの加入者からの要求を含む通信を受信し、各加入者は、前記ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドからの応答データを受信できるセットトップ端末を有しており、前記加入者の通信において受信された前記加入者の要求の中の１つのタイプを識別する手段であって、前記加入者の通信における個々の加入者の複数のタイプの要求が前記ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドによって受信され得る、手段と、前記識別手段に接続されており、前記識別された加入者の要求への応答データを決定する処理手段であって、前記応答データは、捜し出すことが可能な態様で前記ケーブル・ヘッドエンドに記憶される、手段と、前記処理手段に接続されており、前記識別された加入者の要求に応答する際に用いられるべき前記応答データを捜し出す手段と、前記捜し出す手段に接続されており、前記捜し出されたデータを前記加入者の要求を開始した個別の加入者に送る手段であって、前記加入者のセットトップ端末は、前記送られたデータを処理のために受信する、手段と、備えることを特徴とする装置。２．請求項１記載の装置において、前記加入者の要求は、番組の要求を含み、前記識別手段は、前記加入者の要求を受信する受信機と、前記受信された加入者の要求を解釈する手段であって、前記受信された加入者の要求は前記番組の要求を生じるように解釈される、手段と、前記番組の要求を前記処理手段への前記識別された加入者の要求として提供する手段であって、前記番組要求は前記加入者の要求に対応する前記応答データを決定するために処理される、手段と、を備えることを特徴とする装置。３．請求項１記載の装置において、複数のプログラミング信号が前記ケーブルテレビ・システムの加入者への選択と分配とのためにデジタル的に圧縮されたフォーマットでデータとして記憶され、更に、前記複数のプログラミング信号を受信する手段を有しており、前記捜し出す手段は、前記複数のプログラミング信号を、デジタル的に圧縮されたフォーマットでデータとして記憶する手段を有することを特徴とする装置。４．請求項１記載の装置において、前記捜し出されたデータは、デジタル・データ・ストリームの形式を有し、前記送る手段は、前記デジタル・データ・ストリームをアナログ信号に変換するデジタル・デコーダと、前記アナログ信号を、前記ケーブルテレビ・システムにおけるセットトップ端末に配分するために、ＲＦアナログ信号に変調するチャンネル変調装置と、を備えることを特徴とする装置。５．請求項１記載の装置において、前記送る手段は、更に、前記ＲＦアナログ信号を、前記ケーブルテレビ・システムの中のセットトップ端末に分配するために、他のＲＦアナログ信号と合成するＲＦコンバイナを備えることを特徴とする装置。６．請求項１記載の装置において、前記捜し出されたデータは、デジタル・データ・ストリームの形式をしており、前記送る手段は、更に、前記デジタル信号を、前記ケーブルテレビ・システムにおけるセットトップ端末に配分するために、ＲＦ信号に変調するデジタル変調装置を備えることを特徴とする装置。７．請求項１記載の装置において、前記送る手段は、更に、前記捜し出す手段からの前記捜し出されたデータを、前記ケーブルテレビ・システムにおけるセットトップ端末に配分するために、スプールするスプール手段を備えることを特徴とする装置。８．請求項１記載の装置において、前記装置は、コンピュータ番組命令を用い、更に、コンピュータ番組命令を記憶する命令メモリを有し、前記処理手段は、前記記憶されたコンピュータ・番組命令を実行するプロセッサを有することを特徴とする装置。９．請求項８記載の装置において、前記加入者の要求は、仮想的なビデオ・オン・デマンド番組への番組要求を含むことによって、特定の時間周期に同じＶＶＯＤ番組を要求する加入者は、プログラミングの同じチャンネルを受信し、更に、前記処理手段に接続されており、加入者がチャンネルを受信することを承認する承認手段と、を備えており、前記処理手段は、ＶＶＯＤ番組要求を処理し、更に、前記プロセッサに接続されており、タイマを記憶するメモリ手段を備え、前記プロセッサは、前記タイマを特定の時間周期に設定し、設定及びデクリメントを命じる前記記憶されたコンピュータ命令を実行することによって前記タイマをデクリメント（減数）し、更に、前記プロセッサに接続されており、前記承認手段に、特定の時間周期内に受信された同じＶＶＯＤ番組要求を有する加入者による同じチャンネルの受信を承認するように促すインターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 10．請求項９記載の装置において、同じＶＶＯＤ番組の番組要求は、前記特定の時間周期が終了する前に、グループ分けされ、それによって、前記特定の時間周期の間に同じＶＶＯＤ番組を要求しているすべての加入者には、そのセットトップ端末に、前記要求された番組の表示の準備ができるまでプレビューを表示するチャンネルに切り換えることを命令するデータが送られ、前記処理手段は、前記タイマが終了したかどうかを判断する手段と、前記特定の時間周期が終了する前に、同じＶＶＯＤ番組を要求するすべての番組要求をコンパイルする手段と、を備えており、前記応答データは、前記ＶＶＯＤ番組を表すデータであり、前記インターフェース手段は、 11．請求項９記載の装置において、前記番組要求は、番組信号に対して捜し出されるべきデータに対応し、前記番組信号は、前記番組信号の中に埋め込まれたプレビュー時間の量を含み、前記特定の時間周期内に同じVVOD番組を要求したすべての加入者には、彼らのセットトップ端末に、前記要求された番組が表示の準備ができるまで、埋め込まれプレビューを有する前記番組信号を表示するチャンネルに切り換えるように指示するデータが送られることが可能であり、前記処理手段は、更に、前記番組信号の中の埋め込まれたプレビュー時間の量を確認する手段であって、それにより、前記記憶されたタイマが埋め込まれたプレビュー時間の前記量に等しく設定され得る、手段と、前記タイマが終了したかどうかを判断する手段と、を備えており、前記インターフェース手段は、前記承認手段に、前記埋め込まれたプレビュー時間を有する前記番組信号を運ぶチャンネルを承認するように促す（プロンプトする）ことを特徴とする装置。 12．請求項11記載の装置において、前記処理手段は、前記番組要求によって要求された番組が現在上映されているかどうかをサーチする手段であって、前記サーチは、タイマが終了している場合にだけ行われる、手段を有し、前記応答データは、進行メニュにおける参加番組であると判断され、前記送る手段は、前記捜し出す手段によって捜し出された進行メニュにおける前記参加番組を送ることを特徴とする装置。 13．請求項８記載の装置において、前記捜し出す手段は、前記処理手段から受信されたプロンプトに基づいて前記応答データを捜し出し、前記処理手段は、更に、前記実行された記憶されたコンピュータ命令に基づき前記プロンプトを発生する手段を有しており、それによって、前記発生したプロンプトは、前記ケーブル・ヘッドエンドに記憶された前記応答データを処理のためにインテリジェントに捜し出す際に、前記捜し出し手段を導くことを特徴とする装置。 14．請求項13記載の装置において、前記捜し出し手段は、特定のデータ・フレームをインテリジェントに選択することができ、前記捜し出し手段は、前記発生手段によって発生された前記プロンプトを受信する手段と、前記発生されたプロンプトを解釈する手段であって、前記解釈された発生されたプロンプトはインテリジェントに選択されるべき前記特定のデータ・フレームに関する情報を含む、手段と、前記解釈された発生されたプロンプトにおける前記情報に基づいて、前記特定のデータ・フレームを捜し出すデータ・フレーム・ポイント手段と、を備えることを特徴とする装置。 15．請求項１記載の装置において、前記加入者要求は、近接ビデオ・オン・デマンド番組への番組要求を含み、前記番組要求は、スタガされた開始時間を有する複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対応し、次に利用可能なスタガされた開始時間より前に受信されたすべての番組要求は、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するNVOD番組を表示する複数のチャンネルの中の１つに指定され、前記処理手段は、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するチャンネルを、前記複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対して決定する手段と、前記次に利用可能なスタガされた開始時間より前に前記同じNVOD番組を要求するすべての番組要求をコンパイルする手段と、前記決定されたチャンネルと前記コンパイルされた番組要求を前記捜し出し手段に提供するインターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 16．請求項15記載の装置において、前記処理手段は、更に、前記決定されたチャンネルを前記承認要素に提供する第２のインターフェース手段を備えており、前記承認要素は、前記同じNVOD番組を要求している加入者のセットトップ端末を表示するようにイネーブルすることを特徴とする装置。 17．請求項１記載の装置において、前記番組要求は、対話型番組の表示の間に発せられた質問への加入者の回答を含み、前記処理手段は、ルックアップ・テーブルを用いて、前記番組要求を開始した前記加入者のセットトップ端末に送られるべき前記加入者の回答への対話的な応答を決定し、前記ルックアップ・テーブルは、すべての可能な加入者の回答へのすべての対話的な応答を記憶しており、前記処理手段は、前記番組要求の中の少なくとも１つでの前記加入者の回答の任意のものを解釈する手段と、前記ルックアップ・テーブルに基づき、前記加入者の回答の中の任意のものへの前記対話的応答を決定する手段と、前記決定された対話的応答を前記捜し出し手段に提供することにより、前記決定された対話的応答（response）に対応する答えの（reply）データは、前記番組要求を開始した前記加入者のセットトップ端末への分配のために捜し出されうるようになる、手段と、を備えることを特徴とする装置。 18．請求項１記載の装置において、前記処理手段は、前記ケーブルテレビ・システムにおけるセットトップ端末に目標設定される広告のインテリジェントな選択において、前記捜し出し手段に指示することができ、前記送る手段は、前記処理手段に、前記セットトップ端末に送られる番組信号への前記広告の挿入に関して指示され、前記処理手段は、前記捜し出し手段に接続されており、前記ケーブルテレビ・システムにおける前記セットトップ端末に目標設定される前記広告の中の少なくとも１つをインテリジェントに選択する手段であって、前記選択された広告は、前記捜し出し手段によって捜し出され、前記セットトップ端末に送られる前記番組信号の中に挿入される、手段と、前記送る手段に、前記番組信号の中への前記選択された広告の前記挿入に関して指示する手段と、を備えることを特徴とする装置。 19．請求項18記載の装置において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システムにおけるそれぞれのセットトップ端末に対するケーブル・ヘッドエンドにおいて保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、各セットトップ端末に対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択手段は、前記選択された広告を用いて目標設定されるべき前記セットトップ端末の中の１つに対して前記番組視聴データにアクセスする手段であって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、手段と、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じる手段と、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出し手段に提供するインターフェース手段であって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられた前記セットトップ端末に分配される、インターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 20．請求項19記載の装置において、広告は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために記憶され、前記捜し出し手段は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために前記広告を記憶する手段と、前記決定された番組カテゴリを解釈する手段と、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指す手段であって、それにより、前記選択された広告が生じる、手段と、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられた前記セットトップ端末への分配のために、前記送る手段に提供する手段と、を備えていることを特徴とする装置。 21．請求項18記載の装置において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システムにおけるそれぞれのセットトップ端末に対するケーブル・ヘッドエンドにおいて保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、セットトップ端末のグループに対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択手段は、前記選択された広告を用いて目標設定されるべきセットトップ端末のグループに対して前記番組視聴データにアクセスする手段であって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、手段と、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じる手段と、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出し手段に提供するインターフェース手段であって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられたセットトップ端末の前記グループに分配される、インターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 22．請求項21記載の装置において、広告は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために記憶され、前記捜し出し手段は、番組カテゴリに基づくインテリジェントな選択のために前記広告を記憶する手段と、前記決定された番組カテゴリを解釈する手段と、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指す手段であって、それにより、前記選択された広告が生じる、手段と、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられたセットトップ端末の前記グループへの分配のために、前記送る手段に提供する手段と、を備えていることを特徴とする装置。 23．請求項19記載の装置において、前記アクセス手段は、前記ケーブルテレビ・システムにおける加入者位置の各セットトップ端末について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定手段は、前記ケーブルテレビ・システムにおける各セットトップ端末に対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価する手段を備えていることを特徴とする装置。 24．請求項21記載の装置において、前記アクセス手段は、前記ケーブルテレビ・システムにおける加入者位置の各セットトップ端末について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定手段は、前記ケーブルテレビ・システムにおける前記セットトップ端末のグループに対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価する手段を備えていることを特徴とする装置。 25．請求項１記載の装置において、前記加入者要求はメニュ要求を含み、前記識別手段は、前記加入者要求を受信する受信機と、前記受信された加入者要求を解釈する手段であって、前記受信された加入者要求は解釈されて前記メニュ要求の中の１つを生じる、手段と、前記メニュ要求を前記処理手段に提供する手段であって、前記メニュ要求は、処理され、前記加入者要求に対応する前記答えデータを決定する、手段と、を備えることを特徴とする装置。 26．請求項25記載の装置において、前記解釈手段によって生じた前記メニュ要求は、前記捜し出し手段に記憶される標準メニュの要求であり、前記処理手段は、前記メニュ要求に答えるために、捜し出されなければならない前記記憶された標準メニュを決定する手段と、前記捜し出し手段に前記記憶された標準メニュを捜し出すように促し、記憶された標準メニュが前記要求を開始した前記セットトップ端末に分配されうるようにするインターフェース手段と、を備えることを特徴とする装置。 27．請求項25記載の装置において、前記解釈手段によって生じた前記メニュ要求は、記憶された予め構築された背景部分を用いて、また、リアルタイムで発生されるカスタマイズされた残りの部分を用いて、作られうるカスタム・メニュの要求を含み、前記処理手段は、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュの任意のもの背景部分を予め構築する手段と、リアルタイムで、前記カスタム・メニュの前記カスタマイズされた残りの部分を作成する手段と、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記記憶された予め構築された部分を用いて、前記カスタマイズされた残りの部分をインターリーブする手段であって、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュは、形成され、前記要求を開始した前記セットトップ端末に分配されうる、手段と、を備えることを特徴とする装置。 28．請求項27記載の装置において、前記予め構築する手段は、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記背景部分のそれぞれに対する別個のMPEGデータ・ストリームを発生する手段と、前記発生されたMPEGデータ・ストリームを記憶する手段であって、前記発生されたデータ・ストリームのそれぞれは、前記インターリーブ手段によってアクセスされうる別個のアドレス位置において記憶される、手段と、を備えることを特徴とする装置。 29．請求項27記載の装置において、前記作成手段は、記憶されたMPEGデータを保持するルックアップ・テーブルを備えており、前記ルックアップ・テーブルから、前記カスタマイズされた残りの部分は、前記カスタマイズされた残りの部分が作成されるまで、前記記憶されたMPEGデータの一部に反復的にアクセスすることによりされうることを特徴とする装置。 30．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に番組リストを応答的に推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段に接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストを応答的に推薦する手段であって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 31．請求項30記載の装置において、前記応答的推薦手段は、メニュ入力に対応する前記個々の加入者からの一連の加入者要求を分析する手段を備えることを特徴とする装置。 32．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に番組リストをインテリジェントに推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段に接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストをインテリジェントに推薦する手段であって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 33．請求項32記載の装置において、番組視聴データは前記ケーブルテレビ・システムにおける前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記番組視聴データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 34．請求項32記載の装置において、人口学的データは前記ケーブルテレビ・システムにおける前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記人口学的データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 35．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に俳優リストを応答的に推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段に接続されており、前記個々の加入者に前記俳優リストを応答的に推薦する手段であって、前記俳優リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 36．請求項35記載の装置において、前記応答的推薦手段は、メニュ入力に対応する前記個々の加入者からの一連の加入者要求を分析する手段を備えることを特徴とする装置。 37．請求項１記載の装置において、前記装置は、個々の加入者に俳優リストをインテリジェントに推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理手段は、前記捜し出し手段に接続されており、前記個々の加入者に前記俳優リストをインテリジェントに推薦する手段であって、前記俳優リストに対応する答えのデータは、捜し出し手段によって捜し出される、手段と、前記捜し出し手段に、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促す手段と、を備えることを特徴とする装置。 38．請求項37記載の装置において、番組視聴データは前記ケーブルテレビ・システムにおける前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記番組視聴データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 39．請求項37記載の装置において、人口学的データは前記ケーブルテレビ・システムにおける前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦する手段は、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記人口学的データを分析する手段を備えることを特徴とする装置。 40．請求項４記載の装置において、前記デジタル・デコーダは、MPEGデコーダとフレーム・リピートを有するバッファとを備えることを特徴とする装置。 41．請求項１記載の装置において、前記捜し出し手段は、前記個々の加入者への分配のためのメニュ・データを捜し出し、メニュ・データは、前記ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドに記憶されており、前記送る手段は、メニュを発生し前記捜し出されたメニュ・データを用いて発生されたメニュの上にテキストをオーバレイすることを特徴とする装置。 42．ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドで用いる方法において、このヘッドエンドは、データを記憶し、前記ケーブルテレビ・システムにおける個々の加入者からの要求を含む通信を受信し、各加入者は、前記ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドからの応答データを受信できるセットトップ端末を有しており、前記加入者の通信において受信された加入者の要求を識別するステップであって、前記加入者の通信における個々の加入者の複数のタイプの要求が前記ケーブルテレビ・システムのヘッドエンドによって受信され得る、ステップと、前記識別された加入者の要求に応答する前記データを決定するステップであって、前記応答データは、捜し出すことが可能な態様で前記ケーブル・ヘッドエンドに記憶される、ステップと、前記識別された加入者の要求に応答する際に用いられるべき前記応答データを捜し出すステップと、前記捜し出されたデータを前記加入者の要求を開始した個別の加入者に送るステップであって、前記加入者のセットトップ端末は、前記送られたデータを処理のために受信する、ステップと、含むことを特徴とする方法。 43．請求項42記載の方法において、前記方法は、更に、コンピュータ・プログラムの命令を記憶するステップであって、前記決定するステップは、前記記憶されたコンピュータ・プログラムの命令を実行するステップを含むことを特徴とする方法。 44．請求項42記載の方法において、前記加入者の要求は、仮想的なビデオ・オン・デマンド（VVOD）番組への番組要求を含み、複数の加入者が、同時に受信するように同じ送信された番組信号を送られ、タイマを用いて特定の時間周期内に前記同じ送信された番組に指定される番組要求を決定し、前記処理ステップは、前記タイマが終了したかどうかを判断するステップと、前記タイマを、前記番組要求が指定されうる前記特定の時間周期に等しく設定するステップであって、前記タイマは、前記特定の時間周期が終了するまで減数される、ステップと、第１の承認コードが加入者に送られるように促すステップであって、前記承認コードは番組配送をイネーブルし、それにより、前記加入者は前記同じ送信された番組信号の受信をイネーブルする承認コードを受信する、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 45．請求項44記載の方法において、前記第１の承認コードは、VVOD番組を要求している加入者にプレビュー番組を承認し、前記加入者のVVOD番組要求の対象である番組は、同じ時刻又は近接する時刻での複数の加入者への配送及び表示に関してイネーブルされ、前記処理ステップは、更に、前記特定の時間周期の間に対象の番組を要求しているVVOD番組要求をコンパイルするステップであって、前記対象の番組への前記VVOD番組要求は、タイマが終了するまでコンパイルされる、ステップと、前記タイマが終了する際には、第２の承認コードが、前記コンパイルされたVV OD番組要求のすべての加入者に送られるように促すステップであって、前記コンパイルされたVVOD番組要求の前記加入者のすべては、前記同じ時刻又は近接する時刻に前記番組要求の前記対象の番組の受信のための承認コードを受信する、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 46．請求項44記載の方法において、プレビューは仮想ビデオ・オン・デマンドに対する前記番組要求において要求された前記対象の番組を運ぶ番組信号の中に埋め込まれており、前記処理ステップは、前記番組要求によって要求された番組が現在上映されているかどうかをサーチするステップであって、前記サーチは、タイマが終了している場合にだけ行われる、ステップと、前記捜し出すステップが、進行中番組参加メニュのためのデータを捜し出すことを促すステップであって、前記送るステップは、前記捜し出すステップによって捜し出された前記進行中番組参加メニュを送る、ステップと、を含み、第１の承認コードを促す前記ステップは、前記対象の番組と埋め込まれたプレビューとを運ぶ番組信号の受信を承認することを特徴とする方法。 47．請求項46記載の方法において、前記捜し出しステップは、特定のデータ・フレームをインテリジェントに選択することができ、前記捜し出しステップは、前記発生ステップによって発生された前記プロンプトを受信するステップと、前記プロンプトを解釈するステップであって、前記解釈されたプロンプトはインテリジェントに選択されるべき前記特定のデータ・フレームに関する情報を含む、ステップと、前記特定のデータ・フレームにデータ・フレーム・ポインティングするステップであって、前記特定のデータ・フレームは、前記解釈されたプロンプトにおける前記情報に基づいて捜し出される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 48．請求項43記載の方法において、前記加入者要求は、近接ビデオ・オン・デマンド番組への番組要求を含み、前記番組要求は、スタガされた開始時間を有する複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対応し、次に利用可能なスタガされた開始時間より前に受信されたすべての番組要求は、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するNVOD番組を表示する１つのチャンネルに指定され、前記決定ステップは、前記次に利用可能なスタガされた開始時間を有するチャンネルを、前記複数のチャンネル上に表示されるNVOD番組に対して見つけるステップと、前記次に利用可能なスタガされた開始時間より前に前記同じNVOD番組を要求するすべての番組要求をコンパイルするステップと、前記見つけられたチャンネルと前記コンパイルされた番組要求を前記捜し出しステップに提供するステップと、を含むことを特徴とする方法。 49．請求項42記載の方法において、前記加入者要求は、対話型番組の表示の間に発せられた質問への加入者の回答を含み、前記決定ステップは、ルックアップ・テーブルに基づいて、前記番組要求を開始した前記加入者のセットトップ端末に送られるべき前記加入者の回答への対話的な応答を決定し、前記ルックアップ・テーブルは、すべての可能な加入者の回答へのすべての対話的な応答を記憶しており、前記処理ステップは、前記加入者要求の中の１つでの前記加入者の回答を解釈するステップと、前記ルックアップ・テーブルに基づき、前記加入者の回答への前記対話的応答を決定するステップと、前記決定された対話的応答を前記捜し出しステップに提供することにより、前記決定された対話的応答に対応するデータは、前記加入者要求を開始した前記セットトップ端末への分配のために捜し出されうるようになる、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 50．請求項42記載の方法において、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システムにおけるセットトップ端末に目標設定される広告のインテリジェントな選択において、前記捜し出しステップに指示することができ、前記送るステップは、前記セットトップ端末に送られる番組信号への前記広告の挿入に関して指示され、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システムにおける前記セットトップ端末に目標設定される前記広告の中の１つをインテリジェントに選択するステップであって、前記選択された広告は、前記捜し出しステップによって捜し出され、前記セットトップ端末に送られる番組信号を表す捜し出されたデータを用いて挿入される、ステップと、前記送るステップに、前記番組信号の中への前記選択された広告の前記挿入に関して指示するステップと、を含むことを特徴とする方法。 51．請求項50記載の方法において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システムにおけるそれぞれのセットトップ端末に対するケーブル・ヘッドエンドにおいて保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、各セットトップ端末に対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択ステップは、前記選択された広告を用いて目標設定されるべき前記個別のセットトップ端末の中の１つに対して前記番組視聴データにアクセスするステップであって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、ステップと、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じるステップと、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出しステップに提供するステップであって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられた前記セットトップ端末に分配される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 52．請求項51記載の方法において、広告は、番組カテゴリに基づく選択のために記憶され、前記捜し出しステップは、番組カテゴリに基づく選択のために前記広告を記憶するステップと、前記決定された番組カテゴリを解釈するステップと、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指すステップであって、それにより、前記選択された広告が生じる、ステップと、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられた前記セットトップ端末への分配のために、前記送るステップに提供するステップと、を含むことを特徴とする方法。 53．請求項50記載の方法において、番組視聴データが、前記ケーブルテレビ・システムにおけるそれぞれのセットトップ端末に対するケーブル・ヘッドエンドにおいて保持され、それにより、最も頻繁に視聴された番組カテゴリを、セットトップ端末のグループに対して、与えられた時間スロットについて決定することができ、前記インテリジェントな選択ステップは、前記選択された広告を用いて目標設定されるべきセットトップ端末のグループに対して前記番組視聴データにアクセスするステップであって、前記番組視聴データは時間スロットのローと番組カテゴリのコラムとを有する番組視聴マトリックスにおいて保持される、ステップと、前記時間スロットの１つの間に最も頻繁に視聴された番組カテゴリを決定し、前記決定された番組カテゴリを生じるステップと、前記決定された番組カテゴリを前記捜し出しステップに提供するステップであって、前記決定された番組カテゴリは、前記決定された番組カテゴリに対応する前記選択された広告を捜し出すのに用いられ、前記選択された広告は、前記番組視聴データがそれに対して用いられたセットトップ端末の前記グループに分配される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 54．請求項53記載の方法において、広告は、番組カテゴリに基づく選択のために記憶され、前記捜し出しステップは、番組カテゴリに基づく選択のために前記広告を記憶するステップと、前記決定された番組カテゴリを解釈するステップと、前記決定された番組カテゴリに対応する前記記憶された広告の中の１つを指すステップであって、それにより、前記選択された広告が生じる、ステップと、前記選択された広告を、前記番組視聴データがそれについて用いられたセットトップ端末の前記グループへの分配のために、前記送るステップに提供するステップと、を備えていることを特徴とする方法。 55．請求項51記載の方法において、前記アクセスステップは、前記ケーブルテレビ・システムにおける加入者位置の各セットトップ端末について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システムにおける各セットトップ端末に対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価するステップを備えていることを特徴とする方法。 56．請求項53記載の方法において、前記アクセスステップは、前記ケーブルテレビ・システムにおける加入者位置の各セットトップ端末について保持されている人口学的データにアクセスすることができ、前記決定ステップは、前記ケーブルテレビ・システムにおける前記セットトップ端末のグループに対する、前記決定された番組カテゴリを生じるのに用いられ得る前記人口学的データを評価するステップを備えていることを特徴とする方法。 57．請求項42記載の方法において、前記加入者要求はメニュ要求を含み、前記識別ステップは、前記加入者要求を受信するステップと、前記受信された加入者要求を解釈するステップであって、前記受信された加入者要求は解釈されて前記メニュ要求を生じる、ステップと、前記メニュ要求を前記処理ステップに提供するステップであって、前記メニュ要求は、処理され、前記加入者要求に対応する前記データを決定する、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 58．請求項57記載の方法において、前記解釈ステップによって生じた前記メニュ要求は、前記捜し出しステップに記憶される標準メニュの要求であり、前記処理ステップは、前記メニュ要求に答えるために、捜し出されなければならない前記記憶された標準メニュを決定するステップと、前記捜し出しステップに前記記憶された標準メニュを捜し出すように促し、記憶された標準メニュが前記要求を開始した前記セットトップ端末に分配されうるようにするステップと、を含むことを特徴とする方法。 59．請求項57記載の方法において、前記解釈ステップによって生じた前記メニュ要求は、記憶された予め構築された背景部分を用いて、また、リアルタイムで発生されるカスタマイズされた残りの部分を用いて、作られうるカスタム・メニュの要求を含み、前記処理ステップは、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュの任意のもの背景部分を予め構築するステップと、リアルタイムで、前記カスタム・メニュの前記カスタマイズされた残りの部分を作成するステップと、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記記憶された予め構築された部分を用いて、前記カスタマイズされた残りの部分をインターリーブするステップであって、前記メニュ要求に対応する前記カスタム・メニュは、形成され、前記要求を開始した前記セットトップ端末に分配されうる、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 60．請求項59記載の方法において、前記予め構築するステップは、前記カスタム・メニュの中の任意のものの前記背景部分のそれぞれに対する別個のMPEGデータ・ストリームを発生するステップと、前記発生されたMPEGデータ・ストリームを記憶するステップであって、前記発生されたデータ・ストリームのそれぞれは、前記インターリーブステップによってアクセスされうる別個のアドレス位置において記憶される、ステップと、を含むことを特徴とする方法。 61．請求項59記載の方法において、前記作成ステップは、記憶されたMPEGデータを保持するルックアップ・テーブルを備えており、前記ルックアップ・テーブルから、前記カスタマイズされた残りの部分は、前記カスタマイズされた残りの部分が作成されるまで、前記記憶されたMPEGデータの一部に反復的にアクセスすることによりされうることを特徴とする方法。 62．請求項42記載の方法において、前記方法は、個々の加入者に番組リストを応答的に推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理ステップは、前記捜し出しステップに接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストを応答的に推薦するステップであって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出しステップによって捜し出される、ステップと、前記捜し出しステップに、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促すステップと、を含むことを特徴とする方法。 63．請求項62記載の方法において、前記応答的推薦ステップは、メニュ入力に対応する前記個々の加入者からの一連の加入者要求を分析するステップを含むことを特徴とする方法。 64．請求項42記載の方法において、前記方法は、個々の加入者に番組リストをインテリジェントに推薦することのできる番組推薦機能を含み、前記処理ステップは、前記捜し出しステップに接続されており、前記個々の加入者に前記番組リストをインテリジェントに推薦するステップであって、前記番組リストに対応する答えのデータは、捜し出しステップによって捜し出される、ステップと、前記捜し出しステップに、前記個々の加入者への分配のために前記答えのデータを捜し出すように促すステップと、を含むことを特徴とする方法。 65．請求項64記載の方法において、番組視聴データは前記ケーブルテレビ・システムにおける前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦するステップは、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記番組視聴データを分析するステップを含むことを特徴とする方法。 66．請求項64記載の方法において、人口学的データは前記ケーブルテレビ・システムにおける前記個々の加入者のそれぞれに対して保持されており、前記インテリジェントに推薦するステップは、前記答えデータを分配されるべき前記個々の加入者に対応する前記人口学的データを分析するステップを含むことを特徴とする方法。