JP2010252317A - 通信システム、データ送信装置、およびデータ受信装置 - Google Patents

通信システム、データ送信装置、およびデータ受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる通信システム、そのデータ送信装置、およびそのデータ受信装置を提供する。
【解決手段】PRBSパターン発生回路11で生成されたN(Nは整数)ビットを繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを、パラレルデータ順序反転回路12でMビットに区切ったパラレルデータそれぞれについて、各パラレルデータのMSBからLSBの全てのビットと、その各ワードデータ内の全てのビットとを入れ替えることによりビット入替パターンを生成してシリアライザ13でシリアルデータに変換してデータ受信装置20に送信し、デシリアライザ21でMビットのパラレルデータ列に変換した後、第1,第2のパラレルデータ順序反転回路22,24,PRBSパターン発生回路23で比較パターンを生成し、これらパラレルデータと比較パターンとを比較判定回路25で比較する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定のビットパターンを繰り返す繰り返しパターンを使用して試験する試験機能を備えた通信システム、データ送信装置、およびデータ受信装置に関する。
通信システムの試験には、ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門;International Telecommunication Union−Telecommunication Standardization Sector)勧告で標準化されている疑似ランダムパターン(Pseudo Random Bit Streamパターン、以後、PRBSパターンと記述する)が広く使用されている。
図5は、従来の、PRBSパターンを使用して試験する試験機能を備えた通信システムの構成を示す図である。
図5に示す通信システム100は、データ送信装置110とデータ受信装置120を有する。
データ送信装置110には、クロック信号CLKに同期してmビットのPRBSパターン(パラレルデータ)を発生するPRBSパターン発生回路111が備えられている。また、このデータ送信装置110には、クロック信号CLKに同期して、PRBSパターン発生回路111で発生したPRBSパターンを、シリアルデータSDに変換するシリアライザ112が備えられている。
一方、データ受信装置120には、シリアライザ112から送信されてきたシリアルデータSDを受信し、受信したシリアルデータSDと同期したクロック信号を生成し、そのクロック信号を用いてシリアルデータSDを取り込んでmビットのパラレルデータを出力するクロック・データリカバリ回路121が備えられている。また、このデータ受信装置120には、データ送信装置110に備えられたPRBSパターン発生回路111と同じPRBSパターンを発生するPRBSパターン発生回路122が備えられている。尚、このPRBSパターン発生回路122は、クロック・データリカバリ回路121から出力されるパラレルデータと比較するための比較用のPRBSパターンを発生するものである。さらに、このデータ受信装置120には、クロック・データリカバリ回路121から出力されたパラレルデータとPRBSパターン発生回路122で発生した比較用のPRBSパターンとを比較することにより、データ送信装置110から送信されてきたシリアルデータSDがデータ受信装置120で正常に受信されたか否かを判定する比較判定回路123が備えられている。
このように構成された通信システム100では、データ送信装置110から送信されてきたシリアルデータSDがデータ受信装置120で正常に受信されるか否かの試験は、以下の手順で行なわれる。
(手順1)データ送信装置110は、PRBSパターン発生回路111で発生したPRBSパターンをシリアライザ112でパラレルデータからシリアルデータSDに変換し、このシリアルデータSDをデータ受信装置120に送信する。
(手順2)データ受信装置120は、データ送信装置120から送信されてきたシリアルデータSDをクロック・データリカバリ回路121で受信する。クロック・データリカバリ回路121は、受信したシリアルデータSDに基づいて生成したパラレルデータを、PRBSパターン発生回路122および比較判定回路123に出力する。PRBSパターン発生回路122は、クロック・データリカバリ回路121からのパラレルデータを構成する最初のmビットのデータ(初期値)が入力された時点から比較用のPRBSパターンを生成する。
(手順3)比較判定回路123は、クロック・データリカバリ回路121からのパラレルデータとPRBSパターン発生回路122からの比較用のPRBSパターンとを比較する。
(手順4)さらに、比較判定回路123では、これらのPRBSパターンを比較した結果、一致しない場合は、データ送信装置110から送信されてきたシリアルデータSDがデータ受信装置120で正常に受信されていないと判定してビット誤り検出信号ERRを出力する。このようにして、データ送信装置110から送信されてきたシリアルデータSDがデータ受信装置120で正常に受信されるか否かを試験する。
上述したような試験方法を使用した通信システム例が、特許文献1,2に提案されている。
特開2008−122399号公報 特開2008−109634号公報
ここで、通信システムが有するデータ送信装置とデータ受信装置との間で行なわれる伝送方式として、図5を参照して説明したように、データ送信装置からクロックが埋め込まれたシリアルデータをデータ受信装置に送信し、データ受信装置側でシリアルデータと同期したクロック信号を生成する第1の伝送方式以外に、データ送信装置からシリアルデータとクロック信号とを別の伝送経路でデータ受信装置に送信する第2の伝送方式がある。
図6は、第2の伝送方式を採用した通信システムの構成の一例を示す図である。
図6に示す通信システム200は、例えば液晶パネルでのデータ伝送に用いられ、データ送信装置210とデータ受信装置220を有する。
データ送信装置210には、LVDS−Tx(Low Voltage Diffrential Signal−Transmitter)211が備えられている。このLVDS−Tx211には、それぞれが複数ビットからなる3つのパラレルデータPD1,PD2,PD3および1つのクロック信号CLKが入力される。LVDS−Tx211は、これらのパラレルデータPD1,PD2,PD3をクロック信号CLKに同期したシリアルデータSD1,SD2,SD3にそれぞれ変換する。変換されたシリアルデータSD1,SD2,SD3は、クロック信号CLKとともにデータ受信装置220に送信される。
データ受信装置220には、LVDS−Rx(Low Voltage Diffrential Signal−Receiver)221が備えられている。このLVDS−Rx221には、LVDS−Tx211からのシリアルデータSD1,SD2,SD3およびクロック信号CLKが受信される。LVDS−Rx221は、これらのシリアルデータSD1,SD2,SD3をクロック信号CLKで取り込んでパラレルデータPD11,PD12,PD13に変換する。ここで、データ受信装置220で受信されるシリアルデータSD1,SD2,SD3のうちのシリアルデータSD1とクロック信号CLKとの関係について、図7を参照して説明する。尚、シリアルデータSD2,SD3とクロック信号CLKとの関係についても、シリアルデータSD1とクロック信号CLKとの関係と同様である。
図7は、図6に示すデータ受信装置で受信されるシリアルデータとクロック信号との関係を説明するための図である。
図7には、データ受信装置220で受信されるシリアルデータSD1とクロック信号CLK、およびパラレルデータPD11が示されている。ここで、シリアルデータSD1を、便宜上、…データA[3],A[2],A[1],A[0],B[6],B[5],B[4],B[3],B[2],B[1],B[0],C[6],C[5],C[4],C[3],C[2],…と表わす。
このデータ受信装置220では、シリアルデータSD1は、クロック信号CLKの立ち上がりに同期して7ビット分づつ順次に取り込まれ、取り込まれた7ビット分のシリアルデータ毎に7ビットのパラレルデータPD11に順次変換される。
詳細には、このデータ受信装置220は、アプリケーションの関係上データとクロック信号の関係が定められており、1つ前のパラレルデータのLSBから数えて2ビット目と1ビット目の間で立ち上がるクロック信号に同期して、7ビット分のシリアルデータA[6],…A[0]を取り込む。以下、同様であり、パラレルデータのLSBから数えて2ビット目と1ビット目の間で立ち上がるクロック信号に同期して、7ビット分のシリアルデータB[6],…B[0]を取り込む。
この第2の伝送方式を採用した通信システムにおいても、前述のPRBSパターンを使用した試験が行なわれる。
図8は、第2の伝送方式においてPRBSパターンを使用して試験する試験機能を備えた通信システムの構成を示す図である。
図8に示す通信システム300は、8ビット単位のデータを送信するデータ送信装置310とデータ受信装置320を有する。この通信システム300は、例えば、製品としてのデータ受信装置320と、この製品を試験する試験装置としてのデータ送信装置310として機能することを想定しているが、製品と試験装置の役割は反対であってもよい。データ送信装置310には、PRBSパターン発生回路311とシリアライザ312が備えられている。PRBSパターン発生回路311は、クロック信号CLKに同期して8ビットのパラレルPRBSパターンを発生する。PRBSパターン発生回路311は、7ビット単位で繰返すパターンを8ビット毎に区切ることで8ビットのパターンを発生している。シリアライザ312は、PRBSパターン発生回路311で発生した8ビットのPRBSパターンを、クロック信号CLKに同期してパラレルデータからシリアルデータSDに変換し、変換したシリアルデータSDを、クロック信号CLKとともにデータ受信装置320に送信する。
データ受信装置320には、デシリアライザ321と、PRBSパターン発生回路322と、比較判定回路323とが備えられている。デシリアライザ321は、データ送信装置310から送信されてきたシリアルデータSDをクロック信号CLKに同期して、8ビットのパラレルデータに変換する。これによって、データ受信装置320は、パラレルデータを受信することができる。PRBSパターン発生回路322は、デシリアライザ321からの最初の8ビットのパラレルデータ(初期値)が入力された時点から、このパラレルデータに続くデータと比較するPRBSパターンを比較パターンとして発生する。
比較判定回路323は、デシリアライザ321から出力されたパラレルデータとPRBSパターン発生回路322で発生した比較用のPRBSパターンとを比較することにより、データ送信装置310から送信されてきたシリアルデータSDがデータ受信装置320で正常に受信されたか否かを判定する。しかしながら、この通信システム300においては、パラレルデータ列に生じるビットずれを検出することは困難であるという問題がある。
図9は、図8に示す通信システムにおいて、パラレルデータ列にビットずれが生じた場合を説明する図である。
先ず、正常な8ビットのパラレルデータ列について説明する。図9(a)には、データ送信装置におけるテスト用のPRBSパターンとして、正常な8ビットのパラレルデータ列が示されている。このパラレルデータは、シリアルのPRBSパターンを8ビットごとに分割して生成したものである。図9(a)の各段には、8ビットパラレルデータ列を構成するそれぞれのワードが示されている。これらのワードのデータが、シリアライザ312によって、順次、シリアルデータに変換され、データ受信装置に送信される。この例では、矢印に示すように、シリアルデータにおいては、各ワードを構成するビットが最下位ビット(LSB)から最上位ビット(MSB)への順に並べられて、送信される。
このPRBSパターンの繰返し単位であるパターン長は7である。即ち、PRBSパターンを構成するシリアルデータは、矢印で示すように7ビットのランダムデータを繰り返すパターン長7を有するシリアルデータである。この7ビットのランダムデータの各ビットを便宜的にa,b,…,gと表わす。ここで、8ビットのパラレルデータ列の1列目における最下位ビットLSBである1ビット目のデータはaと表わされ、2ビット目のデータはbと表わされている。以下、3〜7ビット目のデータは、c〜gと表わされ、最上位ビットMSBである8ビット目のデータは、再び1ビット目と同じaとなっている。
次いで、8ビットのパラレルデータ列の2列目における1ビット目〜6ビット目のデータはb〜gであり、7ビット目,8ビット目のデータはa,bとなっている。
さらに、8ビットのパラレルデータ列の3列目における1ビット目〜5ビット目のデータはc〜gであり、6ビット目〜8ビット目のデータはa〜cとなっている。
このように、PRBSパターンとして正常な8ビットのパラレルデータ列は、上の列から順に、a,b,c,d,e,f,g,a→b,c,d,e,f,g,a,b→c,d,e,f,g,a,b,c→…というように、このPRBSパターンの繰返し単位である7ビットのデータが1ビットづつ上位ビット側にシフトすることで生成されている。このように、7ビットの繰返し単位で発生するパターンを8ビット毎にクロック信号で取り込んで8ビットのパラレルデータ列を生成してPRBSパターンを作成する。
ここで、クロック信号とシリアルデータとの間にタイミングのずれが発生すると、クロック信号に同期して取り込まれる8ビット分のシリアルデータの開始位置がずれてしまう場合がある。すると、受信側では8ビットのパラレルデータ列にビットずれが生じる。以下、図9(b)を参照して説明する。
図9(b)には、ビットずれが発生した8ビットのパラレルデータ列が示されている。図9(b)に示す8ビットのパラレルデータ列は、図9(a)に示す正常な8ビットのパラレルデータ列と比較すると、ビットずれの発生により、8ビットのパラレルデータ列の各データが上位ビット側に1ビットづつシフトしている。そして、図9(a)の1段目に示された8ビットパラレルデータの1つ前に送信された8ビットパラレルデータ(ビットずれが発生しない場合には、取り込むことができないパラレルデータ)のMSBが、図9(b)の1段目のパラレルデータのLSBとして取り込まれている。即ち、図9(b)に示す8ビットのパラレルデータ列は、上の列から順に、g,a,b,c,d,e,f,g→a,b,c,d,e,f,g,a→b,c,d,e,f,g,a,b→…というように、各データが上位ビット側に1ビットずつシフトしている。
このようにビットずれによって正常なデータが受信できなかった場合でも、データ受信装置320のPRBSパターン発生回路322では、生成される比較パターンが、続いて送信されてくるデータと一致する。
図9(c)は、PRBSパターン発生回路322が出力する8ビットパラレルデータ列を示す。図9(c)の1列目には、デシリアライザ321から入力される、図9(b)の1列目と同一のパラレルデータが示されている。2段目以降には、デシリアライザから入力された8ビットのパラレルデータの2ビット目から8ビット目までを繰り返しの単位として、PRBSパターン発生回路322が発生する繰り返しパターンが、8ビットごとに区切られたパラレルデータ列が示されている。
例えば、受信した8ビットのパラレルデータが図9(b)の1列目に示すように、LSB側からg,a,b,c,d,e,f,gで表わされるビット列だった場合、PRBSパターン発生回路322はこのビット列に続く8ビットの比較用パターンとして、図9(c)の2列目に示されるように、LSB側からa,b,c,d,e,f,g,aで表わされるパターンを生成する。これは図9(b)における1列目のデータに続いて受信する2列目のデータa,b,c,d,e,f,g,aと一致している。また、さらに、PRBSパターン発生回路322は、上記比較用のPRBSパターンに続く比較用パターンとして、図9(c)の3列目に示されるように、b,c,d,e,f,g,a,bで表わされるPRBSパターンを生成する。このPRBSパターンは2列目のデータに続いて受信する3列目のデータb,c,d,e,f,g,a,bと一致している。このことは4列目以降も同様である。
このようにして、ビットずれによって正常なデータが受信できないにも拘わらず、受信したパラレルのデータ列と、PRBSパターン発生回路322によって生成される比較用パターンのデータ列が連続して一致してしまう。従って、パラレルデータ列のビットずれを検出することが困難であるという問題を抱えている。
本発明は、上記事情に鑑み、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる通信システム、そのデータ送信装置、およびそのデータ受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の通信システムのうちの第1の通信システムは、Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換して順次送信するデータ送信装置と、上記データ送信装置から送信されてきたシリアルデータを順次受信するデータ受信装置とを有し、そのデータ送信装置から送信されてきたデータがそのデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験する試験機能を備えた通信システムであって、
上記データ送信装置が、
初期値を入力して所定の処理を行うことによりNビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する送信側パターン生成回路と、
上記送信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンをMビットごとに区切った時のパラレルデータそれぞれについて、その各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する送信側ビット入替回路と、
上記送信側ビット入替回路で生成されたビット入替パターンを、クロック信号に同期してシリアルデータに変換して上記クロック信号とともに送信するデータ送信回路とを備え、
上記データ受信装置が、
上記データ送信装置から送信されてきた上記シリアルデータを上記クロック信号とともに受信し、そのクロック信号に同期してパラレルデータに変換するデータ受信回路と、
上記データ受信回路で変換したパラレルデータに上記送信側ビット入替回路における入れ替えとは逆の入れ替えを施すことにより上記繰返しパターンに相当するビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
ビット再入替パターンを初期値として入力して上記送信側パターン生成回路と同一の処理を行なうことにより繰返しパターンを生成する受信側パターン生成回路と、
上記受信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンに上記送信側ビット入替回路における入れ替えと同一の入れ替えを施すことにより比較パターンを生成する受信側ビット入替回路と、
上記データ受信回路で変換したパラレルデータと、上記受信側ビット入替回路で生成した比較パターンとを比較することにより正常受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1の通信システムでは、受信側で、送信側とは逆のビット入れ替えをしても、ビットずれが発生した場合は、送信側パターン生成回路で生成した繰返しパターンは復元されない。従って、ビットずれが発生した場合には、受信側における比較パターンとパラレルデータが一致する事態が避けられる。これにより、ビットずれを検出することができ、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる。
また、上記目的を達成する本発明の通信システムのうちの第2の通信システムは、Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換して順次送信するデータ送信装置と、上記データ送信装置から送信されてきたシリアルデータを順次受信するデータ受信装置とを有し、そのデータ送信装置から送信されてきたデータがそのデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験する試験機能を備えた通信システムであって、
上記データ送信装置が、
初期値を入力してNビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する送信側パターン生成回路と、
上記送信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンをMビットごとに区切った時のパラレルデータそれぞれについて、その各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する送信側ビット入替回路と、
上記送信側ビット入替回路で生成されたビット入替パターンを、クロック信号に同期してシリアルデータに変換して上記クロック信号とともに送信するデータ送信回路とを備え、
上記データ受信装置が、
上記データ送信装置から送信されてきた上記シリアルデータを上記クロック信号とともに受信し、そのクロック信号に同期してパラレルデータに変換するデータ受信回路と、
上記データ受信回路で変換したパラレルデータに上記送信側ビット入替回路における入れ替えとは逆の入れ替えを施すことにより上記繰返しパターンに相当するビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
上記ビット再入替パターンを初期値として入力して上記受信側パターン生成回路と同一の処理を行なうことにより繰り返しパターンからなる比較パターンを生成する受信側パターン生成回路と、
上記受信側ビット再入替回路で生成したビット再入替パターンと、上記受信側パターン生成回路で生成した比較パターンとを比較することにより正常受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の通信システムでは、上記本発明の第1の通信システムと同様に、ビットずれが発生した場合に、ビット再入替パターンと比較パターンのデータどうしが同じになってしまう事態を防ぐことができる。従って、ビットずれを検出することができ、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる。
さらに、上記目的を達成する本発明のデータ送信装置は、Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換して順次送信するデータ送信装置であって、
Nビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する送信側パターン生成回路と、
上記送信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンをMビットごとに区切った時のパラレルデータそれぞれについて、その各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する送信側ビット入替回路と、
上記送信側ビット入替回路で生成されたビット入替パターンを、クロック信号に同期してシリアルデータに変換して上記クロック信号とともに送信するデータ送信回路とを備えたことを特徴とする。
本発明のデータ送信装置が送信するシリアルデータは、ビットずれの発生を検出するために利用することができ、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる。
また、上記目的を達成する本発明のデータ受信装置のうちの第1のデータ受信装置は、Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換してクロック信号とともに順次送信するデータ送信装置からのシリアルデータを順次受信するデータ受信装置であって、
上記データ送信装置から送信されてきた上記シリアルデータを上記クロック信号とともに受信し、そのクロック信号に同期してMビットのパラレルデータに変換するデータ受信回路と、
上記データ受信回路で変換したパラレルデータのそれぞれについて、各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット再入替パラレルデータからなるビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
ビット再入替パターンを初期値として入力して、Nビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する受信側パターン生成回路と、
上記受信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンに上記受信機側ビット再入替回路による入れ替えとは逆の入れ替えを施すことにより比較パターンを生成する受信側ビット入替回路と、
上記データ受信回路で変換したパラレルデータと、上記受信側ビット入替回路で生成した比較パターンとを比較することにより、前記シリアルデータが正常受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1のデータ受信装置では、ビットずれが発生した場合に、パラレルデータと比較パターンのデータどうしが同じになってしまう事態を防ぐことができる。従って、ビットずれを検出することができ、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる。
さらに、上記目的を達成する本発明のデータ受信装置のうちの第2のデータ受信装置は、Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換してクロック信号とともに順次送信するデータ送信装置からのシリアルデータを順次受信するデータ受信装置であって、
上記データ送信装置から送信されてきた上記シリアルデータを上記クロック信号とともに受信し、そのクロック信号に同期してMビットのパラレルデータに変換するデータ受信回路と、上記データ受信回路で変換したパラレルデータのそれぞれについて、各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット再入替パラレルデータからなるビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
上記ビット再入替パターンを初期値として入力して、Nビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す比較パターンを生成する受信側パターン生成回路と、
上記受信側ビット再入替回路で生成したビット再入替パターンと、上記受信側パターン生成回路で生成した比較パターンとを比較することにより、前記シリアルデータが正常に受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2のデータ受信装置では、ビットずれが発生した場合に、ビット再入替パターンと比較パターンのデータどうしが同じになってしまう事態を防ぐことができる。従って、ビットずれを検出することができ、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる。
ここで、上記本発明の通信システム、データ送信装置、もしくはデータ受信装置において、上記送信側パターン生成回路および上記受信側パターン生成回路が擬似ランダム2進法シーケンスによる繰返しパターンを生成するものであることが好ましい。
また、上記本発明のデータ受信装置において、上記シリアルデータがNとは異なるビットを繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを有する、もしくはさらに、M×Nビットを繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを有するものであることが好ましい。
このようにすると、ビットずれを検出することができ、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを試験することができる。
本発明によれば、データ送信装置から送信されてきたデータがデータ受信装置で正常に受信されるか否かを簡単な構成で試験することができる通信システム、そのデータ送信装置、およびそのデータ受信装置を提供することができる。
本発明の第1の通信システムの一実施形態の構成を示す図である。 図1に示すPRBSパターン発生回路の構成を示す図である。 図1に示すパラレルデータ順序反転回路で生成されたビット入替パターンと、データ受信装置で受信したパラレルデータにビットずれが発生した場合のパターン図である。 本発明の第2の通信システムの一実施形態の構成を示す図である。 従来の、PRBSパターンを使用して試験する試験機能を備えた通信システムの構成を示す図である。 第2の伝送方式を採用した通信システムの構成を示す図である。 図6に示すデータ受信装置で受信されるシリアルデータとクロック信号との関係を説明するための図である。 第2の伝送方式においてPRBSパターンを使用して試験する試験機能を備えた通信システムの構成を示す図である。 図8に示す通信システムにおいて、パラレルデータ列にビットずれが生じた場合を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の通信システムの一実施形態の構成を示す図である。
図1に示す通信システム1は、8ビット(本発明にいうMビットの一例、Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換して、順次送信するデータ送信装置10と、データ送信装置10から送信されてきたシリアルデータを順次受信しパラレルデータに変換するデータ受信装置20とを有し、データ送信装置10から送信されてきたデータがデータ受信装置20で正常に受信されるか否かを試験する試験機能を備えた通信システムである。この通信システム1は、例えば、製品としてのデータ受信装置20と、製品を試験する試験装置の役割を担うデータ送信装置10として機能することを想定しているが、製品と試験装置の役割は反対であってもよい。
先ず、データ送信装置10について説明する。データ送信装置10には、PRBS(Pseudo Random Bit Stream)パターン発生回路11(本発明にいう送信側パターン生成回路の一例)が備えられている。このパターン発生回路11は、7ビット(本発明にいうNビットの一例、NはMと異なる正の整数)を繰返し単位として、所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを発生する。詳細には、この繰返しパターンは、疑似ランダム2進法シーケンスによる繰返しパターンである。ここで、PRBSパターン発生回路11の構成について、図2を参照して説明する。
図2は、図1に示すPRBSパターン発生回路の構成を示す図である。
このPRBSパターン発生回路11には、3つのフリップフロップ11_1a,11_1b,11_1cからなるシフトレジスタ11_1と、エクスクルーシブ・オアゲート11_2と、シリアル/パラレル変換部11_3とが備えられている。シフトレジスタ11_1に初期値を与えてからクロック信号CLKを供給することにより、PRBSパターンを発生する。
一般に、PRBSパターン発生回路で発生するPRBSパターン長は、2−1と表わされる(ここで、nはシフトレジスタの段数を示す)。図2に示すPRBSパターン発生回路11に備えられたシフトレジスタ11_1のシフトレジスタ長は3であり、従ってPRBSパターンは2−1(7ビット)で繰り返されることとなる。繰り返しのパターンは、シフトレジスタに入力される初期値、および、エクスクルーシブ・オアゲート11_2の入力側の接続によって決まる。この7ビットで繰り返されるPRBSパターンが、シフトレジスタ11_1からシリアルデータSDとして出力されシリアル/パラレル変換部11_3に入力される。シリアル/パラレル変換部11_3は、入力されたシリアルデータSDを8ビットのパラレルデータPDに変換して出力する。このようにして、PRBSパターン発生回路11から、前述した図9(a)に示す8ビットのパラレルデータ列で表わされるPRBSパターンが出力される。
図1に示すデータ送信装置10には、パラレルデータ順序反転回路12(本発明にいう送信側ビット入替回路の一例)が備えられている。このパラレルデータ順序反転回路12は、PRBSパターン発生回路11で発生された繰返しパターンであるPRBSパターンを8ビットごとに区切った時の複数のパラレルデータそれぞれについて、各パラレルデータのMSBからLSBまでの8ビットをLSBからMSBまでの8ビットに入れ替える(逆順に入れ替える)ことにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する。
図3は、図1に示すパラレルデータ順序反転回路で生成されたビット入替パターンと、データ受信装置で受信したパラレルデータにビットずれが発生した場合のパターン図である。
図3(a)には、テスト用のPRBSパターンとして正常な8ビットのパラレルデータ列が示されている。図3(b)には、パラレルデータ順序反転回路12で生成された正常なビット入替パターンが示されている。このビット入替パターンは、正常な8ビットのパラレルデータ(本発明にいうビット入替パラレルデータ)の列からなるビット入替パターンである。このビット入替パターンは、図3(a)に示すPRBSパターンと比較し、8ビットのパラレルデータ列それぞれについて、MSBからLSBまでの8つのビットが、LSBからMSBまでの8つのビットに逆順に入れ替えられている。即ち、図3(a)に示すPRBSパターンの最初の列の「a,b,c,d,e,f,g,a」が、図3(b)に示すビット入替パターンの最初の列の「a,g,f,e,d,c,b,a」と逆順に入れ替えられている。また、図3(a)に示すPRBSパターンの2番目の列の「b,c,d,e,f,g,a,b」も、図3(b)に示すビット入替パターンの2番目の列の「b,a,g,f,e,d,c,b」と逆順に入れ替えられている。3番目以降の列についても、上述した各列の場合と同様にして逆順に入れ替えられている。
図1に示すデータ送信装置10には、シリアライザ13(本発明にいうデータ送信回路の一例)が備えられている。このシリアライザ13は、パラレルデータ順序反転回路12で生成されたビット入替パターンをシリアルデータSDに変換して、クロック信号CLKとともに送信する。クロック信号CLKは、ビット入替パターンを構成する8ビットパラレルデータを取り込むものである。
データ受信装置20には、デシリアライザ21と、第1のパラレルデータ順序反転回路22と、PRBSパターン発生回路23と、第2のパラレルデータ順序反転回路24と、比較判定回路25とが備えられている。
デシリアライザ21は、本発明にいうデータ受信回路の一例であり、このデシリアライザ21は、データ送信装置10から送信されてきたシリアルデータSDをクロック信号CLKに同期して取り込み、8ビットのパラレルデータ列に変換する。
第1のパラレルデータ順序反転回路22(本発明にいう受信側ビット再入替回路の一例)は、デシリアライザ21からのパラレルデータ列に、データ送信装置10のパラレルデータ順序反転回路12で行ったのと逆の処理を行い、パラレルデータ順序反転回路12でビット入れ替えを行う前のパターンに戻すことを試みる。より詳細には、8ビットのパラレルデータのMSBからLSBまでの8つのビットを、LSBからMSBまでの8つのビットに逆順に入れ替える。入れ替えられたパラレルデータは、PRBSパターン発生回路23に入力される。
PRBSパターン発生回路23は、本発明にいう受信側パターン生成回路の一例であり、このPRBSパターン発生回路23は、第1のパラレルデータ順序反転回路22からの最初の8ビットのパラレルデータ(初期値)が入力された時点からこの初期値に続く繰返しパターンであるPRBSパターンを発生する。PRBSパターン発生回路23は、図2に示すパターン発生回路11と同様の構成を有している。例えば、図2に示すデータ送信装置10のPRBSパターン発生回路11を構成するシフトレジスタ11_1と同一の段数のシフトレジスタと、エクスクルーシブ・オアゲート11_2と同一の入力側接続を有するエクスクルーシブ・オアゲートとを備える。そして、入力されたデータの最後の3ビットを初期値としてシフトレジスタに入力し、この初期値に続くPRBSパターンを生成する。PRBSパターン発生回路23は、さらに、生成したPRBSパターンを8ビットごとに区切り、複数の8ビットパラレルデータからなる8ビットパラレルデータ列を生成する。
第2のパラレルデータ順序反転回路24は、本発明にいう受信側ビット入替回路の一例であり、この第2のパラレルデータ順序反転回路24は、PRBSパターン発生回路23で発生された繰返しパターンにパラレルデータ順序反転回路12における処理と同一の処理を施すことにより比較用のパターンを生成する。
比較判定回路25は、デシリアライザ21からのパラレルデータと、パラレルデータ順序反転回路24で生成した比較用のパターン(本発明にいう比較パターンの一例)とを比較することにより正常に受信されたか否かを判定する。正常に受信されていないと判定した場合は、比較判定回路25からビット誤り検出信号ERRが出力される。
前述したように、図3(a)にはPRBSパターン発生回路11で生成したパラレルデータ列が、図3(b)にはパラレルデータ順序反転回路12で生成された正常なビット入替パターンであるパラレルデータ列が示されている。
ここで、例えば、データ受信装置20を構成するデシリアライザ21の遅延等に起因して、クロック信号CLKとシリアルデータSDとの間にタイミングのずれが発生して、シリアルデータSDが正常に取り込まれない場合、デシリアライザ21からは、図3(b)に示すパラレルデータ列とは異なる、例えば図3(c)に示すパラレルデータ列が出力される。
図3(c)に示す8ビットのパラレルデータ列は、上の列から順に、(LSBから見て)g,a,g,f,e,d,c,b→a,b,a,g,f,e,d,c→b,c,b,a,g,f,e,d→c,d,c,b,a,g,f,e→d,e,d,c,b,a,g,f→…というように、連続するパラレルデータのMSBのビットがずれて入り込んだものとなっている。より具体的には、パラレルデータの各ワードのビットが1ビットずつ上位ビット側にシフトし、各ワードのLSBが直前のワードのMSBによって置きかえられている。このため、図3(d)に示すように、図3(c)に示すパラレルデータ列に対しパラレルデータ順序反転回路22により8ビット毎にMSBからLSBまでの8つのビットを逆順に入れ替えても、b,c,d,e,f,g,a,g→c,d,e,f,g,a,b,a→d,e,f,g,a,b,c,b→…となり、PRBSパターン発生回路23では、図3(a)に示す連続する繰返しパターンは生成されない。
前述のように、図2に示す3段のシフトレジスタからなるPRBSパターン発生回路11で発生するPRBSパターンのパターン長は、図3(a)に示す例のように、2−1=7ビットである。データ送信装置10では、この、パターン長7ビットの繰り返しパターンを8ビット毎に区切って生成した、8ビットのパラレルデータ列それぞれについて、パラレルデータ順序反転回路12で、MSBからLSBまでの8つのビットを、図3(b)に示すように、LSBからMSBまでの8つのビットに逆順に入れ替えている。この、ビット順入れ替え後のパラレルデータを変換したシリアルデータのパターン長は、(2−1)×8=56ビットとなる。
ビットシフトが発生しなかったときには、第1のパラレルデータ順序反転回路22で、デシリアライザ21から出力されたパラレルデータ対のそれぞれの8ビットパラレルデータのビットを逆順に入れ替えることにより、データ送信装置10のPRBSパターン発生回路11で発生した、元の、7ビットのパターン長を有するPRBSパターンに正しく戻すことができる。この正しく戻したPRBSパターンの最初の8ビットが入力されると、データ受信装置20のPRBSパターン発生回路23は、その最後の3ビットを初期値として、それに続くパターン長が7ビットの繰り返しパターンを発生する。このパターンは、データ送信装置10のPRBSパターン発生回路11が発生した、元のPRBSパターンと同一である。このパターンを8ビットごとに区切った8ビットパラレルデータのそれぞれのビットを、第2のパラレルデータ順序反転回路24で逆順に入れ替えることによって、デシリアライザ21が出力する8ビットパラレルデータ列と一致する比較用パターンが生成される。このため、比較判定回路25によってビットシフトは発生していないと判定される。
これに対して、ビットシフトが発生したときには、第1のパラレルデータ順序反転回路22で8ビットパラレルデータのそれぞれのビットを逆順に入れ替えても、元のPRBSパターンに戻すことはできず、元のPRBSパターンとは異なるパターン長を持つパターンが生成される。図3(d)に示した例では、ビットを逆順に入れ替えても、パターン長は56ビットである。このパターンの最初の8ビットが入力されると、データ受信装置20のPRBSパターン発生回路23は、8ビットの内の最後の3ビットを初期値として、それに続く、パターン長が7ビットの繰り返しパターンを生成する。このパターンは、第1のパラレルデータ順序反転回路22が生成するパターンとはパターン長が異なり、両者が一致することはない。従って、第2のパラレルデータ順序反転回路24でさらに順序を入れ替えても、デシリアライザ21から出力されるパターンとは一致せず、比較判定回路25によってビットシフトが発生したと判定される。
図1に示す通信システム1は、データ送信装置10において、PRBSパターン発生回路11が、7ビットを繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを発生するとともに、それを8ビットに区切った複数のパラレルデータからなるパラレルデータ列を生成する。パラレルデータ順序反転回路12は、パラレルデータそれぞれについて、各ワードデータのMSBからLSBまでの8つのビットをLSBからMSBまでの8つのビットに入れ替える(逆順に入れ替える)ことにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する。そして、シリアルデータSDに変換してクロック信号CLKとともにデータ受信装置20に送信する。
データ受信装置20では、シリアルデータSDをデシリアライザ21で8ビットのパラレルデータ列に変換するとともに、第1のパラレルデータ順序反転回路22で、データ送信装置10のパラレルデータ順序反転回路12において行う処理と逆の処理を行い、ビット入れ替えを行う前のパターンに戻すことを試みる。PRBSパターン発生回路23は、データ送信装置10のPRBSパターン発生回路11と同一の構成を有する。そして、第1のデータ順序反転回路22で処理を行ったパターンの、最初の8ビットに続くPRBSパターンを生成する。第2のパラレルデータ順序反転回路24は、PRBSパターン発生回路が発生したPRBSパターンに、データ送信装置10のパラレルデータ順序反転回路12において行う処理と同一処理を行い、比較パターンを生成する。そして、デシリアライザ21からのパラレルデータ列と比較パターンとを比較判定回路25で比較する。
このため、クロック信号とシリアルデータSDとのタイミングがずれてビットずれが発生した場合であっても、ビットずれが発生したパラレルデータ列と比較パターンのデータどうしが同じになってしまう事態が避けられる。
従って、図1に示す通信システム1では、従来検出できなかったビットずれを検出することができ、データ送信装置10から送信されてきたデータがデータ受信装置20で正常に受信されるか否かを試験することができる。
図4は、本発明の第2の通信システムの一実施形態の構成を示す図である。
尚、図1に示す通信システム1と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図4に示す通信システム4は、図1に示す通信システム1と比較し、データ受信装置20が、以下に説明するデータ受信装置30に置き換えられている。
このデータ受信装置30には、デシリアライザ31と、パラレルデータ順序反転回路32と、PRBSパターン発生回路33と、比較判定回路34とが備えられている。
デシリアライザ31は、本発明にいうデータ受信回路の他の一例であり、このデシリアライザ31は、データ送信装置10から送信されてきたシリアルデータSDをクロック信号CLKに同期して、8ビットのパラレルデータ列からなるビット入替パターンに変換する。
パラレルデータ順序反転回路32は、本発明にいう受信側ビット再入替回路の他の一例であり、このパラレルデータ順序反転回路32は、デシリアライザ31で変換されたパラレルデータ列に、データ送信装置10を構成するパラレルデータ順序反転回路12における処理とは逆の処理を施すことにより、ビットが入れ替えられたパラレルデータ列を生成する。このパラレルデータ列が本発明におけるビット再入替パターンの一例に相当する。生成されたパラレルデータ列は、PRBSパターン発生回路33と比較判定回路34に入力される。
PRBSパターン発生回路33は、本発明にいう受信側パターン生成回路の他の一例であり、このPRBSパターン発生回路33は、PRBSパターン発生回路11で生成されるPRBSパターンと同様にして比較用のPRBSパターンを、パラレルデータ順序反転回路32からの最初の8ビットのパラレルデータ(初期値)が入力された時点から、この初期値に続く繰り返しパターンを発生する。PRBSパターン発生回路33は、例えば、図2に示すデータ送信装置10のPRBSパターン発生回路11を構成するシフトレジスタ11_1と同一の段数のシフトレジスタと、エクスクルーシブ・オアゲート11_2と同一の入力側接続を有するエクスクルーシブ・オアゲートとを備える。そして、入力されたデータの最後の3ビットを初期値としてシフトレジスタに入力し、この初期値に続くPRBSパターンを生成する。
比較判定回路34は、パラレルデータ順序反転回路32からのパラレルデータ列と、PRBSパターン発生回路33で発生した比較用のPRBSパターンとを比較することにより正常に受信されたか否かを判定する。正常に受信されていないと判定した場合は、比較判定回路34からビット誤り検出信号ERRが出力される。
前述のように、データ送信装置10から送られるシリアルデータのパターン長は、56ビットである。
ビットシフトが発生しなかったときには、データ受信装置30のパラレルデータ順序反転回路32で8ビットパラレルデータのそれぞれのビットを逆順に入れ替えることにより、データ送信装置10のPRBSパターン発生回路で発生した、元の、7ビットのパターン長を有するPRBSパターンに、正しく戻すことができる。これにより、データ受信装置20のPRBSパターン発生回路33も、元のPRBSパターンと同一のパターン長7のパターンを発生する。従って、比較判定回路25によってビットシフトが発生していないと判定される。
ビットシフトが発生したときには、パラレルデータ順序反転回路32で8ビットパラレルデータのそれぞれのビットを逆順に入れ替えても、パターン発生回路11で発生するPRBSパターンに戻すことはできず、異なるパターン長を持つパターンが生成される。このため、データ受信装置30のPRBSパターン発生回路33が生成する、パターン長が7ビットの繰り返しパターンは、パラレルデータ順序反転回路32が生成するパターンとは一致せず、比較判定回路34によってビットシフトが発生したと判定される。
本発明の第2の通信システムの一実施形態である通信システム2は、図1に示す通信システム1と同様にして、ビット入替パターンをデータ送信装置10で生成してシリアルデータSDとしてクロック信号CLKとともにデータ受信装置30に送信する。データ受信装置30では、このシリアルデータSDをデシリアライザ31で受信し、パラレルデータ列に変換する。パラレルデータ順序反転回路32は、パラレルデータのそれぞれのビットを逆順に入れ替える。これによって、データ送信装置10でビットの入れ替えを行う前のパターンに戻すことを試みる。PRBSパターン発生回路33は、データ送信装置10のPRBSパターン発生回路12と同様の構成を有し、パラレルデータ順序反転回路32から入力される初期値に続くPRBSパターンを、比較パターンとして生成する。そして、比較判定回路34により、これらを比較する。
このようにすることにより、クロック信号とシリアルデータSDとのタイミングがずれてビットずれが発生した場合に、ビットずれを含んだパラレルデータ列と比較パターンのデータどうしが同じになってしまう事態を避けることができる。従って、従来検出できなかったビットずれを検出することができ、データ送信装置10から送信されてきたデータがデータ受信装置30で正常に受信されるか否かを試験することができる。
尚、本実施形態では、本発明にいう繰返しパターンとして、擬似ランダム2進法シーケンスによる繰返しパターンであるPBRSパターンの例で説明したが、これに限られるものではなく、本発明は、パラレルデータを構成するMビットとは異なるNビットを繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンであればよい。
本実施形態の受信装置のPRBSパターン発生回路は、送信装置におけるビット入れ替えを行う前のパターンに戻す試みを行った後のパラレルデータ列の最初の8ビットが入力されると、それを初期値にして比較用の繰り返しパターンを生成する。特に、本実施形態のPRBSパターン発生回路は、3段のシフトレジスタで構成されており、繰り返しパターンの生成を行うために、3ビットの初期値を必要とする。本実施形態では、入力された8ビットの最後の3ビットを初期値として比較用の繰り返しパターンを生成した。しかし、本実施形態のPRBSパターン発生回路は、最初の8ビットの最初の3ビットには限定されず、ビット入れ替えを行う前のパターンに戻す試みを行った後のパラレルデータ列の連続する任意の3ビットを初期値として、比較用の繰り返しパターンを生成することが可能である。
しかし、受信回路は、さまざまなビット数の初期値を必要とするさまざまな構成の繰り返しパターン発生回路を利用することができる。このような繰り返しパターン発生回路に、ビット入れ替えを行う前のパターンに戻す試みを行った後のパラレルデータ列の、必要な数のビットを含む任意の部分を初期値として入力し、その部分に含まれる必要な個数のビットを初期値として、比較用の繰り返しパターンを生成することが可能である。
また、本実施形態では、8ビットごとに区切った時の複数のパラレルデータそれぞれについて、各ワードデータのMSBからLSBまでの8つのビットをLSBからMSBまでの8つのビットに入れ替える(逆順に入れ替える)ことにより複数のビット入替ワードデータからなるビット入替パターンを生成する例で説明した。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、Mビットごとに区切った時の複数のパラレルデータそれぞれについて、各パラレルデータ内の所定のビットどうしを入れ替えることにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成するものであればよい。特に、各パラレルデータのMSBおよびLSBのうちの少なくとも一方と、その各パラレルデータ内の所定のビットとを入れ替えるものであることが好ましい。さらに、各パラレルデータのMSBとLSBとを入れ替えるものであることが好ましい。
さらに、本実施形態では、製品としてのデータ受信装置と、製品を試験する試験装置の役割を担うデータ送信装置とからなる通信システムの例で説明したが、製品としてのデータ送信装置と、製品を試験する試験装置の役割を担うデータ受信装置とからなる通信システムであってもよい。後者の場合、例えば、図1もしくは図4に示したデータ送信装置10のデシリアライザ13の遅延等に起因して、クロック信号CLKとシリアルデータSDとの間にタイミングのずれが発生し、その結果、データ受信装置のデシリアライザでシリアルデータSDが正常に取り込まれない状態を検出することが可能である。
1,2 通信システム
10 データ送信装置
11,23,33 PRBSパターン発生回路
11_1 シフトレジスタ
11_1a,11_1b,11_1c フリップフロップ
11_2 エクスクルーシブ・オアゲート
11_3 シリアル/パラレル変換部
12,22,24,32 パラレルデータ順序反転回路
13 シリアライザ
20,30 データ受信装置
21,31 デシリアライザ
25,34 比較判定回路

Claims (10)

  1. Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換して順次送信するデータ送信装置と、前記データ送信装置から送信されてきたシリアルデータを順次受信するデータ受信装置とを有し、該データ送信装置から送信されてきたデータが該データ受信装置で正常に受信されるか否かを試験する試験機能を備えた通信システムであって、
    前記データ送信装置が、
    初期値を利用して所定の処理を行うことによりNビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する送信側パターン生成回路と、
    前記送信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンをMビットごとに区切った時のパラレルデータそれぞれについて、該各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する送信側ビット入替回路と、
    前記送信側ビット入替回路で生成されたビット入替パターンを、クロック信号に同期してシリアルデータに変換して前記クロック信号とともに送信するデータ送信回路とを備え、
    前記データ受信装置が、
    前記データ送信装置から送信されてきた前記シリアルデータを前記クロック信号とともに受信し、該クロック信号に同期してパラレルデータに変換するデータ受信回路と、
    前記データ受信回路で変換したパラレルデータに前記送信側ビット入替回路における入れ替えとは逆の入れ替えを施すことにより前記繰返しパターンに相当するビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
    前記ビット再入替パターンを初期値として入力して前記送信側パターン生成回路と同一の処理を行なうことにより繰返しパターンを生成する受信側パターン生成回路と、
    前記受信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンに前記送信側ビット入替回路における入れ替えと同一の入れ替えを施すことにより比較パターンを生成する受信側ビット入替回路と、
    前記データ受信回路で変換したパラレルデータと、前記受信側ビット入替回路で生成した比較パターンとを比較することにより正常受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とする通信システム。
  2. Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換して順次送信するデータ送信装置と、前記データ送信装置から送信されてきたシリアルデータを順次受信するデータ受信装置とを有し、該データ送信装置から送信されてきたデータが該データ受信装置で正常に受信されるか否かを試験する試験機能を備えた通信システムであって、
    前記データ送信装置が、
    初期値を入力して所定の処理を行うことによりNビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する送信側パターン生成回路と、
    前記送信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンをMビットごとに区切った時のパラレルデータそれぞれについて、該各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する送信側ビット入替回路と、
    前記送信側ビット入替回路で生成されたビット入替パターンを、クロック信号に同期してシリアルデータに変換して前記クロック信号とともに送信するデータ送信回路とを備え、
    前記データ受信装置が、
    前記データ送信装置から送信されてきた前記シリアルデータを前記クロック信号とともに受信し、該クロック信号に同期してパラレルデータに変換するデータ受信回路と、
    前記データ受信回路で変換したパラレルデータに前記送信側ビット入替回路における入れ替えとは逆の入れ替えを施すことにより前記繰返しパターンに相当するビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
    前記ビット再入替パターンを初期値として入力して前記受信側パターン生成回路と同一の処理を行なうことにより繰り返しパターンからなる比較パターンを生成する受信側パターン生成回路と、
    前記受信側ビット再入替回路で生成したビット再入替パターンと、前記受信側パターン生成回路で生成した比較パターンとを比較することにより正常受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とする通信システム。
  3. Mビット(Mは正の整数)からなるパラレルデータをシリアルデータに変換して順次送信するデータ送信装置であって、
    Nビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する送信側パターン生成回路と、
    前記送信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンをMビットごとに区切った時のパラレルデータそれぞれについて、該各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット入替パラレルデータからなるビット入替パターンを生成する送信側ビット入替回路と、
    前記送信側ビット入替回路で生成されたビット入替パターンを、クロック信号に同期してシリアルデータに変換して前記クロック信号とともに送信するデータ送信回路とを備えたことを特徴とするデータ送信装置。
  4. データ送信装置からクロック信号とともに送信されるシリアルデータを順次受信するデータ受信装置であって、
    前記データ送信装置から送信されてきた前記シリアルデータを前記クロック信号とともに受信し、該クロック信号に同期してMビット(Mは正の整数)のパラレルデータに変換するデータ受信回路と、
    前記データ受信回路で変換したパラレルデータのそれぞれについて、該各パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット再入替パラレルデータからなるビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
    前記ビット再入替パターンを初期値として入力して、Nビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを生成する受信側パターン生成回路と、
    前記受信側パターン生成回路で生成された繰返しパターンに前記受信機側ビット再入替回路による入れ替えとは逆の入れ替えを施すことにより比較パターンを生成する受信側ビット入替回路と、
    前記データ受信回路で変換したパラレルデータと、前記受信側ビット入替回路で生成した比較パターンとを比較することにより、前記シリアルデータが正常に受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とするデータ受信装置。
  5. データ送信装置からクロック信号とともに送信されるシリアルデータを順次受信するデータ受信装置であって、
    前記データ送信装置から送信されてきた前記シリアルデータを前記クロック信号とともに受信し、該クロック信号に同期してMビット(Mは正の整数)のパラレルデータに変換するデータ受信回路と、
    前記データ受信回路で変換したパラレルデータのそれぞれについて、該パラレルデータ内の所定のビットを入れ替えることにより複数のビット再入替パラレルデータからなるビット再入替パターンを生成する受信側ビット再入替回路と、
    前記ビット再入替パターンを初期値として入力して、Nビット(NはMとは異なる正の整数)を繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す比較パターンを生成する受信側パターン生成回路と、
    前記受信側ビット再入替回路で生成したビット再入替パターンと、前記受信側パターン生成回路で生成した比較パターンとを比較することにより、前記シリアルデータが正常に受信されたか否かを判定する比較判定回路とを備えたことを特徴とするデータ受信装置。
  6. 前記送信側パターン生成回路および前記受信側パターン生成回路が擬似ランダム2進法シーケンスによる繰返しパターンを生成するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  7. 前記送信側パターン生成回路が擬似ランダム2進法シーケンスによる繰返しパターンを生成するものであることを特徴とする請求項3記載のデータ送信装置。
  8. 前記送信側パターン生成回路および前記受信側パターン生成回路が擬似ランダム2進法シーケンスによる繰返しパターンを生成するものであることを特徴とする請求項4または5に記載のデータ受信装置。
  9. 前記シリアルデータが前記Nとは異なるビットを繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを有することを特徴とする請求項4または5に記載のデータ受信装置。
  10. 前記シリアルデータがM×Nビットを繰返し単位として所定のビットパターンを繰返す繰返しパターンを有することを特徴とする請求項4または5に記載のデータ受信装置。
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