JP2001175170A - ストリーム再生方法及びストリーム再生装置 - Google Patents

ストリーム再生方法及びストリーム再生装置

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JP2001175170A
JP2001175170A JP35433999A JP35433999A JP2001175170A JP 2001175170 A JP2001175170 A JP 2001175170A JP 35433999 A JP35433999 A JP 35433999A JP 35433999 A JP35433999 A JP 35433999A JP 2001175170 A JP2001175170 A JP 2001175170A
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Harukuni Kohari
晴邦 小張
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な処理により伝送ストリーム
を再生でき、しかも音楽や映像情報の不正使用を防止で
きるストリーム再生方法及び再生装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 情報サイズの大きな音声や画像のストリ
ームそのものには暗号化処理が施されておらず、ストリ
ーム内のフレームの入れ替え順を示す順序情報(情報サ
イズの十分に小さい情報)に暗号化処理が施されている
伝送ストリームを再生するので、再生時の暗号デコード
負担が大幅に改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や画像等の伝
送ストリームを再生するためのストリーム再生方法及び
再生装置に関するものである。そして、この発明は特
に、簡単な処理により伝送ストリームを再生でき、しか
も音楽や映像情報の不正使用を防止できるストリーム再
生方法及び再生装置を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】昨今の圧縮技術の進歩により、インター
ネットのような低レートな回線でも音楽や映像信号を高
品位で伝送することが可能となってきている。このよう
な背景をもとに、音楽や映像などの情報配信ビジネスが
急速に普及しつつある。インターネットを利用して、簡
単に高品位な音楽や映像情報を入手できることは大変便
利ではあるが、一方ではこれらの情報を著作権者の許可
なく大量に複写するなどの不正使用が問題となってい
る。
【0003】音楽や映像等の情報の不正複写を防止する
方法としては、情報そのものを暗号化する方法が従来か
ら数多く採用されている。つまり、暗号化に使用した鍵
が解らなければ、仮に不正に複写されても元の情報に戻
せないので、結果的に全く意味のない複写としてしまう
方式である。
【0004】図3に、従来より行われている暗号化手法
を用いた情報伝送の一例を示す。ユーザー(受信側)と
プロバイダー(送信側)との回線接続が行われると、ま
ず最初に認証処理がなされる(ステップ1)。認証の結
果、受信側が正規ユーザーではない(NG)と判定され
ると、当然のことであるが、そこで回線が遮断される。
正規ユーザーである(OK)と判定されると、コンテン
ツ情報を暗号化するときに使用したキー(鍵)と暗号化
された音楽、映像等のコンテンツ情報がユーザー側に伝
送される(ステップ2〜4)。
【0005】ここで、コンテンツ情報を暗号化する際に
使用したキーの伝送であるが、キーもそのままの状態
(裸)ではなく、何らかの暗号化を施して伝送する。キ
ーを暗号化するためのキーには特殊なデータ(ID)が
使用される。例えば、受信(ユーザー)側固有のデータ
であるシステムIDとか会員番号などがある。或いは、
クレジットカード番号とかキャッシュカード番号という
ような他人には知らせたくないデータもIDとして有効
である。
【0006】このようなIDを取得して暗号化したキー
は、図3に示したようにEx(ID,Key)と表現される。音楽
情報や映像情報を暗号化するためのキーであるKeyを、
前述したIDをキーとして、ある暗号化方式Ex()で暗号化
するということを意味している。同様な式を用いて音楽
や映像情報(Data)の暗号化を表現すると、Ey(Key,Dat
a)となる。
【0007】受信側には暗号化されたキーである Ex(I
D,Key)と、暗号化された音声や映像の情報である Ey(Ke
y,Data)が記憶されることになる。何れのデータも暗号
化されており、仮に不正に複写されても簡単には元の音
楽や映像情報に戻すことができないわけである。以上
が、従来よりの情報の不正使用を防止するために採られ
ている方式の概要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで問題となるの
が、受信側での暗号化された音楽や映像情報の復元に要
する処理時間と処理能力である。衆知の如く、暗号の安
全強度を上げれば上げるほど、復元に要する処理も複雑
になり処理時間も長くなる。プログラムやデータベース
のように、復元にリアルタイム性が要求されないような
情報では、ある程度処理時間が長くても許容されるが、
音楽や映像等の情報ではリアルタイム復元が要求される
場合が多い。音楽や映像情報のリアルタイム復元には、
相当な処理能力を有するCPU或いはハードウエアが必
要となる。さらに、音楽や映像情報が圧縮されている場
合には、これを伸長するなどの処理も必要となり、PC
(パソコン)でのソフトデコードによるリアルタイム復
元は非常に難しくなる。仮に、リアルタイムでの復元が
できないとすると、復元した情報を全て一旦HDDのよ
うな記憶装置に記憶しておくことが必要となる。この記
憶状態は暗号が解かれた復元後の状態であるので、不正
使用に対して無防備に近い状態となってしまうという問
題が伴う。
【0009】本発明は、簡単な処理(再生処理時間の短
縮化、リアルタイム再生の容易化等が図れる簡単な処
理)により伝送ストリームを再生でき、しかも音楽や映
像情報の不正使用を防止できるストリーム再生方法及び
再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、下記(1)〜(6)を提供するも
のである。 (1)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生方法であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を得て、その順序情報に基づき、前記各ブロ
ック毎にフレームの順番を入れ替え前の元の状態に戻し
てストリームの再生を行うことを特徴とするストリーム
再生方法。 (2)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生方法であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を暗号化した暗号化順序情報を得て、その暗
号化順序情報から順序情報を復元し、復元した順序情報
に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入れ替
え前の元の状態に戻してストリームの再生を行うことを
特徴とするストリーム再生方法。 (3)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられており、かつ、前記各ブロック
毎のフレームの入れ替え順を示す順序情報が暗号化され
た暗号化順序情報が前記各ブロック内に配置されたスト
リームを再生するストリーム再生方法であって、前記暗
号化順序情報から前記順序情報を復元し、復元した順序
情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入
れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を行うこ
とを特徴とするストリーム再生方法。 (4)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生装置であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を得て、その順序情報に基づき、前記各ブロ
ック毎にフレームの順番を入れ替え前の元の状態に戻し
てストリームの再生を行うことを特徴とするストリーム
再生装置。 (5)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生装置であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を暗号化した暗号化順序情報を得て、その暗
号化順序情報から順序情報を復元し、復元した順序情報
に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入れ替
え前の元の状態に戻してストリームの再生を行うことを
特徴とするストリーム再生装置。 (6)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられており、かつ、前記各ブロック
毎のフレームの入れ替え順を示す順序情報が暗号化され
た暗号化順序情報が前記各ブロック内に配置されたスト
リームを再生するストリーム再生装置であって、前記暗
号化順序情報から前記順序情報を復元し、復元した順序
情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入
れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を行うこ
とを特徴とするストリーム再生装置。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、ストリーム伝送方法の一
実施例におけるストリームの処理方法を示す。図1
(a)は、複数フレームを有する音声または画像ストリ
ーム内のフレームを示している。音声データがリニアP
CMの場合には、ストリーム内にフレームといった概念
が無い場合もあるが、数百〜数千サンプル分のデータを
1フレームとして、その先頭にフレーム同期信号を挿入
することにより、フレームの概念を容易に導入すること
ができる。
【0012】また、昨今の圧縮技術の進歩により、圧縮
音声や圧縮画像による伝送が伝送時間の節約のために一
般的となっている。圧縮音声データの場合には、必ずフ
レームの概念が導入されており、固定レートによる圧縮
であれば各フレームは同一サイズとなり、可変レートで
あればフレーム毎に異なるサイズとなる。また、圧縮画
像ストリームの場合には、圧縮方式にもよるが一般的に
はフレーム毎に異なるサイズとなることが多い。何れに
しても、フレームのサイズは本案と関係ないので、図1
では、各フレームは同一サイズで示している。
【0013】次に、音声又は画像ストリームを2つ以上
の連続するフレームで構成されるブロックに分割し、そ
のブロック内に含まれるデータをフレーム単位で任意に
順番を入れ替える。この様子を示したのが図1(b)で
ある。図に示した例では、8個のフレーム毎に1ブロッ
クを構成しており、各ブロック内のフレームの順番を任
意に入れ替えている。このような処理を施しておけば、
フレームの順番を元の状態に戻さない限り正常な音声や
画像が再生されないことは明らかである。
【0014】図1(b)では、前述したように8フレー
ム毎に1ブロックを構成しているが、例えば、圧縮音声
情報でのフレームレートは数十Hzとなるので、1ブロ
ック内のフレーム数として、32フレームといった値が
採用できる。当然、1ブロック内のフレーム数を多くす
ればするほど、入れ替えた順序の情報がないと元の順序
に戻すことが困難となる。
【0015】ところで、音声や画像ストリームは、たと
え圧縮されている場合でも大きな容量であるため、情報
全体を暗号化しようとするとそれなりの処理時間が必要
となる。従って、従来から情報提供側では、前もって暗
号化処理を行った状態でサーバーに蓄積していた。とい
うことは、コンテンツ毎には異なる暗号化キーを割り当
てることができるが、同一コンテンツに対してクライア
ントへの提供一回毎に暗号化キーの値を変えることや、
コンテンツ内でキーの値を提供中に変更するといったこ
とが困難であった。
【0016】これに対して本実施例は、前述したよう
に、単にデータの順序(フレームの順番)を入れ替える
といった処理であるので、同一コンテンツに対してもク
ライアントへの提供一回毎に入れ替え順序を変化させる
ことが簡単にでき、結果的には不正使用に対する安全強
度を高めることができる。
【0017】次に、フレーム単位で順番を入れ替えたと
きの順序を示す入れ替え順序情報(Order)について簡
単に説明する。不正使用を防止するために、入れ替え順
序情報は暗号化して伝送する。入れ替え順序情報Order
の暗号化は、従来例と同様にしてEx(ID,Order)と表現さ
れる。(なお、正規のユーザーに対しては、前もって何
パターンかの入れ替え順序情報またはそれを暗号化した
暗号化順序情報を渡しておいてもよい。)
【0018】入れ替え順序情報を暗号化して得られる暗
号化順序情報Ex(ID,Order)と、図1(b)で示したフレ
ーム単位でデータの順番が入れ替えられた音声或いは画
像のストリームとを各別に伝送する。受信側では、例え
ばHDDのような記憶装置に、これらの情報を一旦記憶
しておいてもよい。
【0019】伝送側から受信側(再生側)への情報の受
け渡しを行う伝送媒体としては、音声や画像の伝送スト
リームが圧縮情報であっても大きな容量であるため、回
線(光ケーブル、電気信号ケーブル等)ばかりでなく、
光ディスクや磁気記録媒体といった記録媒体でもよい。
【0020】再生時は、まず最初に暗号化順序情報Ex(I
D,Order)より順序情報Orderを復元する。この伝送方法
のように、順序情報と音楽や映像情報とが分離されて伝
送される場合には、順序情報Orderの復元は、リアルタ
イム処理の必要がなく、また、順序情報のサイズも小さ
いので処理能力の低いCPUでも問題なく順序情報Orde
rの復元が可能である。
【0021】ここで、暗号化順序情報Ex(ID,Order)の取
り扱い方について紹介する。音声や画像情報が比較的大
きなサイズであるのに対し、この暗号化順序情報Ex(ID,
Order)は小さなサイズであることを利用して、次のよう
なことが可能となる。暗号化順序情報Ex(ID,Order)を、
受信側では不揮発性の記憶が出来ないように再生プログ
ラムを作成しておく。言い換えれば、受信側の装置電源
を切ると暗号化順序情報データEx(ID,Order)は消滅して
しまうように設定しておき、必要なときは送信側に回線
接続して再度データEx(ID,Order)を取得するようにすれ
ば、情報提供料即ち課金を確実に行うことが可能とな
る。
【0022】このように、暗号化順序情報Ex(ID,Order)
と音楽や映像情報とを分離して伝送する方式には、課金
を確実に行えることやリアルタイム処理を必要としない
といった特長がある反面、再生毎に送信側との回線接続
をしなければならないといった不便さもある。
【0023】そこで、暗号化順序情報Ex(ID,Order)を各
ブロックの先頭部分に配置して圧縮音声又は圧縮画像ス
トリームを伝送する方式について説明する。図2(c)
に示したように、フレーム単位で順番を入れ替えた音声
や画像情報の各ブロックの先頭部分に、各ブロックそれ
ぞれの入れ替え順序を示す暗号化順序情報Ex(ID,Order
(n))を配置する。このように、各ブロック毎に入れ替え
順序情報(Order)を分散配置すれば、その暗号化順序情
報Ex(ID,Order(n))は極めて小さなサイズとなるので、
暗号の復元処理も大きな負担とならなず、リアルタイム
処理もさらに容易となる。また、受信側での情報管理も
簡潔になるといった利点もある。
【0024】ここで、上記の伝送方法を実現するストリ
ーム伝送装置としては、 (イ)複数のフレームからなるストリームを、連続する
2つ以上のフレームを1ブロックとし、各ブロック毎に
ブロック内に含まれるフレームの順番を任意に入れ替え
て伝送する手段を備えたストリーム伝送装置。 (ロ)複数のフレームからなるストリームを、連続する
2つ以上のフレームを1ブロックとし、各ブロック毎に
ブロック内に含まれるフレームの順番を任意に入れ替え
て伝送すると共に、そのストリームの伝送一回毎に、前
記フレームの入れ替え順を変えて伝送する手段を備えた
ストリーム伝送装置。 (ハ)上記(イ)または(ロ)記載のストリーム伝送装
置において、前記フレームの入れ替え順を示す順序情報
を暗号化した暗号化順序情報を、前記ストリームとは別
に伝送する手段を設けたストリーム伝送装置。 (ニ)上記(イ)または(ロ)記載のストリーム伝送装
置において、前記各ブロック毎のフレームの入れ替え順
を示す順序情報を暗号化した暗号化順序情報を、前記各
ブロック内に配置して伝送する手段を設けたストリーム
伝送装置。が考えられる。
【0025】また、上述した伝送ストリームの再生方法
(受信方法)をここで整理すると、次のようになる。 (ホ)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生方法であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を得て、その順序情報に基づき、前記各ブロ
ック毎にフレームの順番を入れ替え前の元の状態に戻し
てストリームの再生を行うことを特徴とするストリーム
再生方法。 (ヘ)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生方法であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を暗号化した暗号化順序情報を得て、その暗
号化順序情報から順序情報を復元し、復元した順序情報
に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入れ替
え前の元の状態に戻してストリームの再生を行うことを
特徴とするストリーム再生方法。 (ト)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられており、かつ、前記各ブロック
毎のフレームの入れ替え順を示す順序情報が暗号化され
た暗号化順序情報が前記各ブロック内に配置されたスト
リームを再生するストリーム再生方法であって、前記暗
号化順序情報から前記順序情報を復元し、復元した順序
情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入
れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を行うこ
とを特徴とするストリーム再生方法。
【0026】また、上記伝送ストリームの再生方法を実
現するストリーム再生装置としては、次のような装置が
考えられる。 (チ)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生装置であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を得て、その順序情報に基づき、前記各ブロ
ック毎にフレームの順番を入れ替え前の元の状態に戻し
てストリームの再生を行う手段を設けたストリーム再生
装置。 (リ)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられたストリームを再生するストリ
ーム再生装置であって、前記フレームの入れ替え順を示
す順序情報を暗号化した暗号化順序情報を得て、その暗
号化順序情報から順序情報を復元し、復元した順序情報
に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入れ替
え前の元の状態に戻してストリームの再生を行う手段を
設けたストリーム再生装置。 (ヌ)連続する2つ以上のフレームが1ブロックとさ
れ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレームの順
番が任意に入れ替えられており、かつ、前記各ブロック
毎のフレームの入れ替え順を示す順序情報が暗号化され
た暗号化順序情報が前記各ブロック内に配置されたスト
リームを再生するストリーム再生装置であって、前記暗
号化順序情報から前記順序情報を復元し、復元した順序
情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番を入
れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を行う手
段を設けたストリーム再生装置。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、情報サイ
ズの大きな音声や画像のストリームそのものには暗号化
処理が施されておらず、ストリーム内のフレームの入れ
替え順を示す順序情報(情報サイズの十分に小さい情
報)に暗号化処理が施されている伝送信号を再生するの
で、再生時の暗号デコード負担が大幅に改善される。こ
の結果、順序情報の暗号化処理により音楽や映像コンテ
ンツの不正使用の問題を回避しつつ、例えばパソコン上
でのソフト処理による音楽や映像のリアルタイムでの再
生(伝送ストリームのリアルタイム再生)が十分に可能
となる。
【0028】さらに、本発明によれば、フレームの入れ
替え順を示す情報を用いないで再生した場合でも、フレ
ーム順が入れ替わったままの状態で再生できる。この場
合、音声や画像ストリーム内のデータ自身は変化してお
らず、単に順序が変更されているだけなので、歪みや汚
さはあるもののユーザーは再生内容をある程度認識でき
る。よって、ユーザーは課金される前に、購入しようと
する音楽や映像の内容を低品質ながら確認でき、従来の
暗号を解かなければ全く再生できなかった方法に比べ、
ユーザーの購入意欲をかき立てる点で大きな特長とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるストリーム再生方法の一実施例
で扱う伝送ストリームの伝送時処理を示す図である。
【図2】本発明におけるストリーム再生方法の一実施例
で扱う伝送ストリームの暗号化順序情報配置例を示す図
である。
【図3】従来の暗号化情報伝送方法を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続する2つ以上のフレームが1ブロック
    とされ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレーム
    の順番が任意に入れ替えられたストリームを再生するス
    トリーム再生方法であって、 前記フレームの入れ替え順を示す順序情報を得て、その
    順序情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番
    を入れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を行
    うことを特徴とするストリーム再生方法。
  2. 【請求項2】連続する2つ以上のフレームが1ブロック
    とされ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレーム
    の順番が任意に入れ替えられたストリームを再生するス
    トリーム再生方法であって、 前記フレームの入れ替え順を示す順序情報を暗号化した
    暗号化順序情報を得て、その暗号化順序情報から順序情
    報を復元し、復元した順序情報に基づき、前記各ブロッ
    ク毎にフレームの順番を入れ替え前の元の状態に戻して
    ストリームの再生を行うことを特徴とするストリーム再
    生方法。
  3. 【請求項3】連続する2つ以上のフレームが1ブロック
    とされ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレーム
    の順番が任意に入れ替えられており、かつ、前記各ブロ
    ック毎のフレームの入れ替え順を示す順序情報が暗号化
    された暗号化順序情報が前記各ブロック内に配置された
    ストリームを再生するストリーム再生方法であって、 前記暗号化順序情報から前記順序情報を復元し、復元し
    た順序情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順
    番を入れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を
    行うことを特徴とするストリーム再生方法。
  4. 【請求項4】連続する2つ以上のフレームが1ブロック
    とされ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレーム
    の順番が任意に入れ替えられたストリームを再生するス
    トリーム再生装置であって、 前記フレームの入れ替え順を示す順序情報を得て、その
    順序情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順番
    を入れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を行
    うことを特徴とするストリーム再生装置。
  5. 【請求項5】連続する2つ以上のフレームが1ブロック
    とされ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレーム
    の順番が任意に入れ替えられたストリームを再生するス
    トリーム再生装置であって、 前記フレームの入れ替え順を示す順序情報を暗号化した
    暗号化順序情報を得て、その暗号化順序情報から順序情
    報を復元し、復元した順序情報に基づき、前記各ブロッ
    ク毎にフレームの順番を入れ替え前の元の状態に戻して
    ストリームの再生を行うことを特徴とするストリーム再
    生装置。
  6. 【請求項6】連続する2つ以上のフレームが1ブロック
    とされ、各ブロック毎にブロック内に含まれるフレーム
    の順番が任意に入れ替えられており、かつ、前記各ブロ
    ック毎のフレームの入れ替え順を示す順序情報が暗号化
    された暗号化順序情報が前記各ブロック内に配置された
    ストリームを再生するストリーム再生装置であって、 前記暗号化順序情報から前記順序情報を復元し、復元し
    た順序情報に基づき、前記各ブロック毎にフレームの順
    番を入れ替え前の元の状態に戻してストリームの再生を
    行うことを特徴とするストリーム再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003025813A1 (fr) * 2001-09-18 2003-03-27 Stark Co., Ltd. Serveur de distribution de contenu et systeme de distribution de contenu associe
WO2008026551A1 (fr) * 2006-08-31 2008-03-06 Sharp Kabushiki Kaisha Système de communication, programme, et support d'enregistrement
US8514955B2 (en) 2009-03-24 2013-08-20 Megachips Corporation Communication system, data transmitter, and data receiver capable of detecting incorrect receipt of data

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