JP2010240737A - 芯材の製造方法及びトリム材の製造方法並びに芯材 - Google Patents

芯材の製造方法及びトリム材の製造方法並びに芯材 Download PDF

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Abstract

【課題】トリム材に埋設される芯材に補強用変形部を効率良く形成できるようにすると共に、補強用変形部による芯材の剛性を十分に確保できるようにする。
【解決手段】スリッタローラ30で帯状金属板28の幅方向に延びるスリットを長手方向に所定間隔で形成して芯材片部を形成するスリット形成工程を実行した後、圧延ローラ31で帯状金属板28のうちのスリットが形成されていない部分を圧延してスリットを長手方向に拡大して空間部を形成する圧延工程を実行して、芯材片部と空間部とを有する一次芯材14Aを形成する。この後、変形部形成ローラ33で一次芯材14Aの幅方向に延びる補強用の凸状変形部と凹状変形部を長手方向に交互に繰り返し形成する変形部形成工程を実行する。この際、凸状変形部と凹状変形部を一次芯材14Aの長手方向に沿う断面が連続的にS字状(空間部を介して連続するS字状)になるように形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ポリマー材料製の長尺なトリム材に埋設される長尺な芯材の製造方法及びトリム材の製造方法並びに芯材に関する発明である。
一般に、自動車等の車両のドア開口縁やトランクルームやハッチバックの開口縁のフランジには、該フランジに沿って長尺なトリム材が装着される。このトリム材は、ゴムや熱可塑性合成樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)等のポリマー材料によって横断面が略U字形状の取付部を有する形状に押出成形され、その略U字形状の取付部で開口縁のフランジを両側から挟むことでフランジに固定されるようになっている。このようなトリム材は、横断面が取付部に対応した略U字形状の長尺な補強用の芯材(例えば冷間圧延鋼板等の帯状金属板で形成された芯材)を取付部に埋設して一体化することで、取付部を芯材で補強して開口縁のフランジに取付部を安定して固定できるようにしている。
ところで、車両のドア開口縁やトランクルームやハッチバックの開口縁のフランジは、長手方向で二次元的又は三次元的に曲がっているため、トリム材は、押出成形で略直線状に成形されたものが開口縁のフランジの曲がり形状に合わせて曲げられて装着される。このため、トリム材に埋設される芯材は、トリム材の曲がりに追随して自在に曲げられるように、長手方向に所定間隔で複数の空間部が形成された芯材(魚骨芯材や竜骨芯材ということもある)が用いられる。
また、自動車等の車両に用いる部品においては、更なる軽量化が求められているが、トリム材を軽量化するために芯材の板厚を単に薄くしただけでは、芯材の剛性が低下するため、芯材を埋設したトリム材を開口縁のフランジに装着した際に、トリム材の保持力(フランジを挟んで保持する力)が低下して、トリム材をフランジに安定して固定できなくなる恐れがある。
そこで、特許文献1(特開2004−9355号公報)、特許文献2(特開2005−14792号公報)、特許文献3(特開2008−230448号公報)に記載されているように、プレス加工により帯状の板金の長手方向に所定間隔で複数の間隙部(又はスリット)を打ち抜き形成することで、長手方向に骨片部(骨片ということもある)と間隙部(又はスリット)とを交互に設けたトリム用インサートを形成するものにおいて、プレス加工により帯状の板金に間隙部(又はスリット)を打ち抜き形成すると同時に骨片部に変形部(又は凸条部)をプレス成形することで、トリム用インサートの板厚を薄くしながら変形部(又は凸条部)によってトリム用インサートの剛性を確保して、トリムを軽量化しながらトリムの保持力を確保できるようにしたものがある。
しかし、プレス加工により帯状の板金に間隙部(又はスリット)を打ち抜き形成する場合には、帯状の板金のうちの打ち抜いた部分が不要になって無駄が生じるため、歩留まりがあまり良くないという欠点がある。
そこで、特許文献4(特開平7−117577号公報)に記載されているように、帯状インサートの幅の両側に切目を長手方向に所定ピッチで形成し、帯状インサートの切目の列相互間を圧延して長手方向に引き延ばし所定幅のスリットを形成することで、インサートを形成するようにしたものがある。
特開2004−9355号公報 特開2005−14792号公報 特開2008−230448号公報 特開平7−117577号公報
上記特許文献4の技術のように、帯状インサートのうちの切目が形成されていない部分を圧延してスリットを設けたインサートを形成する場合においても、上記特許文献1〜3の技術(プレス加工によりインサートに変形部(又は凸条部)をプレス成形する技術)を利用して、帯状インサートのうちの切目が形成されていない部分を圧延してスリットを設けたインサートを形成した後、プレス加工によりインサートに変形部(又は凸条部)をプレス成形することで、インサートの板厚を薄くしながら変形部(又は凸条部)によってインサートの剛性を確保することが考えられる。
しかし、プレス加工により変形部(又は凸条部)をプレス成形する場合には、変形部(又は凸条部)のプレス成形タイミング毎にインサートの供給(送り出し)を一時的に停止する必要があるため、インサートに変形部(又は凸条部)を効率良く形成することができず、そのため、トリムの製造ラインでトリムの押出成形に同期して変形部(又は凸条部)をプレス成形しながらインサートを連続的に送り出して供給すると、トリムを効率的に製造できないという欠点がある。
また、帯状インサートのうちの切目が形成されていない部分を圧延してスリットを設けたインサートを形成する場合には、圧延部における金属素材の厚みや組成のばらつきによってスリットの長さ(インサートの長手方向におけるスリットの寸法)にばらつきが生じて、スリット間に形成される骨片部の間隔にばらつきが生じる。このため、プレス加工により変形部(又は凸条部)をプレス成形すると、インサートの長手方向で骨片部に対して変形部(又は凸条部)の形成位置にずれが生じて、変形部(又は凸条部)が一部分しか形成されない骨片部(又は凸条部)が発生するため、変形部(又は凸条部)による剛性を十分に確保できなくなると共に、各骨片部の剛性にばらつきが発生する。
そこで、本発明が解決しようとする第1の課題は、芯材に補強用変形部を効率良く形成することができると共に、芯材を埋設したトリム材を軽量化しながらトリム材の保持力を確保できるようにすることにあり、第2の課題は、芯材の空間部の長さ(芯材の長手方向における空間部の寸法)にばらつきが生じても、補強用変形部による芯材の剛性を十分に確保できると共に、各芯材片部の剛性のばらつきを小さくできるようにすることにある。
上記第1の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、ポリマー材料製の長尺なトリム材に埋設される長尺な芯材を製造する方法であって、長尺な帯状金属板を互いに噛み合うスリッタローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向の一部を残して該帯状金属板の幅方向に延びるスリットを該帯状金属板の長手方向に所定間隔で形成して隣り合うスリット間に芯材片部を形成するスリット加工と、スリットが形成された帯状金属板を圧延ローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向でスリットが形成されていない部分を圧延して該帯状金属板の長手方向に延びる圧延部を形成すると共にスリットを該帯状金属板の長手方向に拡大して空間部を形成する圧延加工とを行うことで芯材片部と空間部とが長手方向に交互に設けられた芯材(以下「一次芯材」という)を準備する芯材準備工程と、この一次芯材を互いに噛み合う変形部形成ローラ間に供給して該一次芯材の幅方向に延びる補強用変形部を該一次芯材の長手方向に繰り返し形成する変形部形成工程とを実行するようにしたものである。
この製造方法では、芯材製造ラインで一次芯材を変形部形成ローラに連続的に送り出して供給しながら、変形部形成ローラで一次芯材に補強用変形部を形成することができるため、芯材に補強用変形部を効率良く形成することができる。更に、芯材に補強用変形部を形成することで、芯材の板厚を薄くしながら補強用変形部によって芯材の剛性を確保することができ、その結果、芯材を埋設したトリム材を軽量化しながらトリム材の保持力を確保することが可能となる。しかも、帯状金属板にスリット加工と圧延加工を行うことで芯材片部と空間部とが長手方向に交互に設けられた一次芯材を形成するようにしたので、帯状金属板を無駄なく使用して一次芯材を形成することができる。
また、請求項2のように、変形部形成工程において、補強用変形部として凸状変形部と凹状変形部を一次芯材の長手方向に交互に形成すると良い。このようにすれば、凸状変形部と凹状変形部の両方で芯材を補強して芯材の剛性を高めることができる。
この場合、請求項3のように、変形部形成工程において、凸状変形部と凹状変形部を一次芯材の長手方向に沿う断面が連続的にS字状(空間部を介して連続するS字状)になるように形成すると良い。このようにすれば、芯材の空間部の長さ(芯材の長手方向における空間部の寸法)にばらつきが生じても、各芯材片部には補強用変形部(凸状変形部と凹状変形部)を連続的にS字状に形成することが可能となり、補強用変形部による芯材の剛性を十分に確保できると共に、各芯材片部の剛性のばらつきを小さくすることができ、上記第2の課題を解決することができる。
また、請求項4のように、変形部形成工程において、一次芯材の各芯材片部にそれぞれ凸状変形部と凹状変形部のうちの少なくとも一方を形成するようにしても良い。このようにすれば、各芯材片部の剛性を確実に高めることができる。
更に、請求項5のように、変形部形成工程において、凸状変形部と凹状変形部をそれぞれ一次芯材の長手方向に一定のピッチ及び/又は一定の形状で形成するようにしても良い。このようにすれば、芯材に凸状変形部と凹状変形部を規則的に形成することができ、芯材の強度を偏りなく一定に保つことができる。
また、請求項6のように、変形部形成工程において、凸状変形部と凹状変形部を互いに逆向きで同一形状に形成するようにしても良い。このようにすれば、芯材が埋設されたトリム材を製造する場合に、芯材の表面及び裏面のうちのどちらの面がトリム材の外側面(又は内側面)の方を向くように製造しても、芯材の剛性をほぼ同じにすることができて、トリム材の保持力をほぼ同じにすることができる。
また、請求項7のように、変形部形成工程において、補強用変形部を形成した後の芯材片部の厚さ寸法が芯材の長手方向で一定になるように補強用変形部を形成するようにしても良い。このようにすれば、芯材の強度を長手方向で一定にすることができる。
ところで、変形部形成工程において、一次芯材の圧延部(つまり芯材片部を連結する部分)にも補強用変形部を形成すると、芯材の長手方向の長さが縮んで短くなり、その分、単位長さ当りの重量が増加する。
そこで、請求項8のように、変形部形成工程において、一次芯材のうちの幅方向で圧延部を除いた部分に補強用変形部を形成するようにしても良い。このようにすれば、圧延部には補強用変形部が形成されないため、芯材の長手方向の長さが縮むことを防止して、芯材の単位長さ当りの重量増加を防止しながら芯材の剛性を高めることができる。
また、請求項9のように、芯材準備工程後に一次芯材を矯正ローラ間に供給して該一次芯材の歪み及び/又は変形を除去する矯正工程を実行するようにしても良い。このようにすれば、芯材準備工程(例えばスリット加工や圧延加工等)で発生した一次芯材の歪みや変形を矯正工程で効果的に除去することができる。
また、請求項10のように、長尺な芯材が埋設されたポリマー材料製の長尺なトリム材を製造する場合には、長尺な帯状金属板を互いに噛み合うスリッタローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向の一部を残して該帯状金属板の幅方向に延びるスリットを該帯状金属板の長手方向に所定間隔で形成して隣り合うスリット間に芯材片部を形成するスリット加工と、スリットが形成された帯状金属板を圧延ローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向でスリットが形成されていない部分を圧延して該帯状金属板の長手方向に延びる圧延部を形成すると共にスリットを該帯状金属板の長手方向に拡大して空間部を形成する圧延加工とを行うことで芯材片部と前記空間部とが長手方向に交互に設けられた芯材(以下「一次芯材」という)を準備する芯材準備工程と、一次芯材を互いに噛み合う変形部形成ローラ間に供給して該一次芯材の幅方向に延びる補強用変形部を該一次芯材の長手方向に繰り返し形成する変形部形成工程とを実行することで、該一次芯材の幅方向で圧延部を除いた部分に補強用変形部が形成された芯材を用い、トリム材を成形する押出成形型に補強用変形部が形成された芯材を連続して供給しながら押出成形型にポリマー材料を供給してトリム材を成形すると共に該トリム材に補強用変形部が形成された芯材を埋設する押出成形工程と、トリム材のポリマー材料部分を硬化又は固化させる処理工程と、トリム材を引っ張りながら屈曲させることで該トリム材に埋設された芯材の圧延部のうちの該芯材の幅方向で空間部に隣接した部分(連結部)を破断させる連結部破断工程と、トリム材と該トリム材に埋設された芯材を所定の最終横断面形状に成形する最終横断面成形工程とを実行するようにすると良い。
このようにすれば、芯材に補強用変形部を形成することで、芯材の板厚を薄くしながら補強用変形部によって芯材の剛性を確保することができるため、芯材を埋設したトリム材を軽量化しながらトリム材の保持力を確保することができる。また、圧延部には補強用変形部が形成されないため、連結部破断工程で圧延部のうちの芯材の幅方向で空間部に隣接した部分(連結部)を容易に破断させることができる。更に、圧延部には補強用変形部が形成されないため、芯材の長手方向の長さが縮むことを防止して、芯材の単位長さ当りの重量増加を防止しながら芯材の剛性を高めることができ、その結果、トリム材の単位長さ当りの重量を軽量化しながらトリム材の保持力を維持することができる。
ところで、最終横断面成形工程でトリム材と芯材が最終横断面形状に成形される際に該芯材が曲げられる部分に圧延部が形成されていると、最終横断面形状に成形された芯材の曲げ剛性が低下して、最終横断面形状に成形されたトリム材の保持力が低下する可能性がある。
そこで、請求項11のように、芯材は、最終横断面成形工程でトリム材と芯材が最終横断面形状に成形される際に幅方向で該芯材が曲げられる部分以外の位置に圧延部を形成すると良い。このようにすれば、最終横断面形状に成形された芯材の曲げ剛性の低下を防止して、最終横断面形状に成形されたトリム材の保持力を確保することができる。
本発明は、請求項12のように、車両用のドアオープニングトリム又はトランクシールトリムに適用しても良い。このようにすれば、ドアオープニングトリムやトランクシールトリムを軽量化しながらドアオープニングトリムやトランクシールトリムの保持力を確保することができる。
また、請求項13のように、トリム材を成形するポリマー材料がゴムの場合には、処理工程において、トリム材のポリマー材料部分を加熱して加硫させて硬化させるようにすると良い。このようにすれば、押出成形後のトリム材のポリマー材料部分(未加硫状態のゴム)を速やかに加硫させて硬化させることができる。
一方、請求項14のように、トリム材を成形するポリマー材料が熱可塑性合成樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)の場合には、処理工程において、トリム材のポリマー材料部分を冷却して固化させるようにすると良い。このようにすれば、押出成形後のトリム材のポリマー材料部分(未固化状態の樹脂)を速やかに冷却固化させることができる。
また、請求項15のように、ポリマー材料製の長尺なトリム材に埋設される長尺な芯材であって、芯材は、長尺な帯状金属板を互いに噛み合うスリッタローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向の一部を残して該帯状金属板の幅方向に延びるスリットを該帯状金属板の長手方向に所定間隔で形成して隣り合うスリット間に芯材片部を形成するスリット加工と、スリットが形成された帯状金属板を圧延ローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向でスリットが形成されていない部分を圧延して該帯状金属板の長手方向に延びる圧延部を形成すると共にスリットを該帯状金属板の長手方向に拡大して空間部を形成する圧延加工とを行うことで芯材片部と空間部とが長手方向に交互に設けられた芯材(以下「一次芯材」という)を準備する芯材準備工程と、一次芯材を互いに噛み合う変形部形成ローラ間に供給して該一次芯材の幅方向に延びる補強用変形部を該一次芯材の長手方向に繰り返し形成する変形部形成工程とを実行することで、補強用変形部として凸状変形部と凹状変形部が芯材の長手方向に交互に形成されると共に、凸状変形部と凹状変形部は芯材の長手方向に沿う断面が連続的にS字状(空間部を介して連続するS字状)になるように形成されているようにしても良い。
このようにすれば、凸状変形部と凹状変形部の両方で芯材を補強して芯材の剛性を高めることができると共に、芯材の空間部の長さ(芯材の長手方向における空間部の寸法)にばらつきが生じても、各芯材片部には補強用変形部(凸状変形部と凹状変形部)を連続的にS字状に形成することが可能となり、補強用変形部による剛性を十分に確保できると共に、各芯材片部の剛性のばらつきを小さくすることができる。
この場合、請求項16のように、芯材の各芯材片部には、それぞれ凸状変形部と凹状変形部のうちの少なくとも一方を形成するようにしても良い。このようにすれば、各芯材片部の剛性を確実に高めることができる。
更に、請求項17のように、凸状変形部と凹状変形部は、それぞれ芯材の長手方向に一定のピッチ及び一定の形状で且つ芯材片部の厚さ寸法が一定になるように形成するようにしても良い。このようにすれば、芯材に凸状変形部と凹状変形部を規則的に形成することができ、芯材の強度を偏りなく一定に保つことができると共に、芯材の強度を長手方向で一定にすることができる。
また、請求項18のように、凸状変形部と凹状変形部は、互いに逆向きで同一形状に形成するようにしても良い。このようにすれば、芯材が埋設されたトリム材を製造する場合に、芯材の表面及び裏面のうちのどちらの面がトリム材の外側面(又は内側面)の方を向くように製造しても、芯材の剛性をほぼ同じにすることができて、トリム材の保持力をほぼ同じにすることができる。
また、請求項19のように、芯材の幅方向で圧延部を除いた部分に補強用変形部を形成するようにしても良い。このようにすれば、圧延部には補強用変形部が形成されないため、芯材の長手方向の長さが縮むことを防止して、芯材の単位長さ当りの重量増加を防止しながら芯材の剛性を高めることができる。
更に、請求項20のように、トリム材と芯材は、該トリム材に該芯材が埋設された後に所定の最終横断面形状に成形され、トリム材と芯材が最終横断面形状に成形される際に幅方向で該芯材が曲げられる部分以外の位置に圧延部を形成するようにしても良い。このようにすれば、最終横断面形状に成形された芯材の曲げ剛性の低下を防止して、最終横断面形状に成形されたトリム材の保持力を確保することができる。
図1は本発明の一実施例におけるトリム材の斜視図である。 図2は芯材の平面図である。 図3は図2のA−A断面図である。 図4は図2のB−B断面図である。 図5は芯材製造装置の概略構成図である。 図6は変形部形成ローラを下流側から見た図である。 図7はトリム材製造装置の概略構成図である。 図8は他の実施例のトリム材の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
図1に示すように、自動車等の車体パネルのトランク開口縁のフランジ(図示せず)に装着される長尺なトリム材11(いわゆるトランクシールトリム)は、ゴム又は熱可塑性合成樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)等の弾性ポリマー材料の押出成形により、横断面U字形状の取付部12と、スポンジゴム又は軟質TPE材料製の筒状中空シール部13とが一体的に形成され、取付部12には、帯状金属板で形成された芯材14がインサート押出成形(複合押出成形ともいう)により埋設されている。
取付部12は、車外側側壁部15と車内側側壁部16と両側壁部15,16を連結する底壁部17とを有し、この底壁部17の外側面に、筒状中空シール部13が一体的に設けられている。車外側側壁部15の内側面と車内側側壁部16の内側面には、それぞれ互いに対向する方向に向けて突出する保持リップ18が一体的に形成されている。本実施例では、車外側側壁部15と車内側側壁部16に、それぞれ2つの保持リップ18が形成されている。取付部12に埋設される芯材14は、両側壁部15,16の先端付近(先端側の保持リップ18が形成されている辺り)まで延びており、この芯材14で取付部12を補強することでトランク開口縁のフランジに取付部12を安定して固定できるようにしている。
トランク開口縁のフランジにトリム材11の取付部12を被せて取り付けたときに、各保持リップ18がフランジに当接して弾性変形してフランジを車内側と車外側の両側から挟むことで、フランジにトリム材11が装着される。そして、トランクリッドやハッチバック(図示せず)の閉鎖時にトランクリッドが筒状中空シール部13に当接して筒状中空シール部13を弾性変形させることで、トランクリッドと車体パネル(図示せず)との間が筒状中空シール部13でシールされるようになっている。
また、取付部12の車外側側壁部15の先端部又はその付近には、車外側に向けて突出するスポンジゴム又は軟質TPE材料製の第1のシールリップ19と、車内側に向けて突出するスポンジゴム又は軟質TPE材料製の第2のシールリップ20とが一体的に形成されている。フランジにトリム材11が装着されたときに、第1のシールリップ19と第2のシールリップ20がそれぞれ車体パネルに当接して弾性変形することで、取付部12の車外側側壁部15と車体パネルとの間がシールリップ19,20でシールされるようになっている。
一方、取付部12の車内側側壁部16の外側面には、車内側に向けて突出すると共にその先端が取付部12側に湾曲した遮蔽リップ21が一体的に形成され、フランジにトリム材11が装着されたときに、車内の内装部材(図示せず)の端末がスポンジゴム又は軟質TPE材料製の遮蔽リップ21で覆われるようになっている。
ところで、トランク開口縁のフランジは、長手方向で二次元的又は三次元的に曲がっている(ねじれを含む)ため、トリム材11は、押出成形で略直線状に成形されたものがフランジの曲がり形状に合わせて曲げられて装着される。このため、トリム材11に埋設される芯材14は、トリム材11の曲がりに追随して自在に曲げられるように、長手方向に所定間隔で後述する空間部24(図2参照)が形成されている。
図2乃至図4に示すように、芯材14は、長尺な帯状の金属板(例えば、冷間圧延鋼板、ステンレス板、アルミニウム板等)で形成され、芯材14の長手方向に所定間隔で配置された複数の芯材片部22と、これら複数の芯材片部22を長手方向に連結する圧延部23とが設けられていると共に、隣り合う芯材片部22の間に空間部24が設けられている。本実施例では、芯材片部22を連結する圧延部23が長手方向に沿って2列に設けられ、隣り合う芯材片部22の間の空間部24が2列の圧延部23によって幅方向に3つの領域に分割されている。尚、圧延部23を1列又は3列以上に設けるようにしても良い。
また、図3に示すように、芯材14の各芯材片部22(圧延部23を除いた部分)には、芯材14の幅方向に延びる凸状変形部25(補強用変形部)と凹状変形部26(補強用変形部)が芯材14の長手方向に交互に繰り返し形成されている。これらの凸状変形部25と凹状変形部26は、互いに上下方向において逆向きで同一形状(例えば互いに上下方向おいて逆方向に突出する円弧状)に形成され、芯材14の長手方向に沿う断面が連続的にS字状(空間部24を介して連続するS字状)に形成されている(凸状変形部25は芯材片部22の上面から上側に突出する突条であり、凹状変形部26は芯材片部22の下面から下側に突出する突条である)。すなわち、凸状変形部25と凹状変形部26との間に長手方向に平面部分を介さずに凸状変形部25と凹状変形部26が空間部24を介して滑らかに連続してS字状に形成されている。これらの補強用の変形部25,26によって芯材14(芯材片部22)の剛性を確保しながら、芯材14(芯材片部22)の板厚t(図3参照)を例えば0.35mm程度まで薄くするようにしている。凸状変形部25と凹状変形部26の突出高さh(図3参照)は、例えば0.2mmに設定されている。また、本実施例では、芯材14の幅方向の寸法が34mm、圧延部23の幅方向の寸法が4mm、芯材片部22の長手方向の寸法が4mm、空間部24の長手方向の寸法が1±0.2mm、各凸状変形部25と各凹状変形部26の長手方向の寸法Lが3.2mmで構成されるが、芯材14をトリム材11に埋設した場合のトリム材11表面に芯材14の凹状変形部26及び凸状変形部25に起因する凹凸が発生する外観不具合を防止するために、凸状変形部25と凹状変形部26の長手方向の寸法Lは3.2mm以下であることが好ましい。
また、芯材14の剛性や強度を大きくするには、芯材14の板厚tが0.35mmの場合、凸状変形部25と凹状変形部26の突出高さhは0.2〜0.3mmであることが好ましく、芯材14をJIS G 3141に規定するSPCC−1Bのロックウェル硬さHRBが85以上でビッカース硬さHVが170以上の硬質である冷間圧延鋼板で形成することが好ましい。
尚、ここで言う長手方向とは、図2に示すように、長尺芯材14の長さ方向に対応する方向であり、幅方向とは、長尺芯材14の幅方向に対応する方向である。また、図3に示すように、上下方向とは、芯材14の板厚方向に対応する方向であり、例えば芯材14の表面側を上側をとし、芯材14の裏面側を下側とする。また、凸状変形部25の長手方向の寸法Lとは、隣り合った2つの凹状変形部26の底部間の距離であり、凹状変形部26の長手方向の寸法Lとは、隣り合った2つの凸状変形部25の頂点間の距離である。
また、図2、図3に示すように芯材14は、幅方向で中心線に対して左右対称になっていると共に、前述したように長手方向に沿って凸状変形部25と凹状変形部26が交互に繰り返し形成されている。そのため、以下に記載するトリム材11の製造において、例えば図1に示すトリム材11を製造する場合に、芯材14の表面及び裏面のうちのどちらの面がトリム材11の外側面(又は内側面)の方を向くように製造しても、同一のトリム材11が形成されるため、芯材14の表面と裏面を間違ってトリム材11を成形するという不具合の発生を防止できる。
更に、凸状変形部25と凹状変形部26を互いに上下方向において逆向きで同一形状に形成することで、トリム材11を製造する場合に、芯材14の表面及び裏面のうちのどちらの面がトリム材11の外側面(又は内側面)の方を向くように製造しても、芯材14の剛性をほぼ同じにすることができて、トリム材11の保持力をほぼ同じにできるようにしている。
以下、図5乃至図7を用いて、芯材14の製造方法及びトリム材11の製造方法について説明する。
図5に示すように、芯材製造装置27の最上流部には、長尺な帯状金属板28が巻き付けられた巻取ローラ29が配置され、この巻取ローラ29の下流側に、スリット加工を行う一対の互いに噛み合うスリッタローラ30と、圧延加工を行う一対の圧延ローラ31と、矯正加工を行う一対の矯正ローラ32と、変形部形成加工を行う一対の互いに噛み合う変形部形成ローラ33が上流側から下流側に向けて並べて配置されている。芯材製造装置27の最下流部には、芯材14を巻き取る巻取ローラ34が配置されている。
芯材製造装置27は、まず、芯材準備工程を実行する。この芯材準備工程では、巻取ローラ29から帯状金属板28を送り出して一対のスリッタローラ30間に供給し、このスリッタローラ30で帯状金属板28にスリット加工を施すことにより、帯状金属板28の幅方向の一部(圧延部23となる部分)を残して帯状金属板28の幅方向に延びるスリット(図示せず)を帯状金属板28の長手方向に所定間隔で形成して隣り合うスリット間に芯材片部22を形成するスリット形成工程を実行する。
この後、スリッタローラ30から送り出される帯状金属板28(スリットが形成された帯状金属板)を一対の圧延ローラ31間に供給し、この圧延ローラ31で帯状金属板28に圧延加工を施すことにより、帯状金属板28の幅方向でスリットが形成されていない部分(圧延部23となる部分)を帯状金属板28の長手方向に圧延して帯状金属板28の長手方向に延びる圧延部23を形成すると共にスリットを帯状金属板28の長手方向に拡大して空間部24を形成する圧延工程を実行する。この際、図4に示すように、圧延部23となる部分の表面と裏面のうちの一方のみを凹ませて圧延するようにしても良いし、圧延部23となる部分の表面と裏面を両方とも凹ませて圧延するようにしても良い。また、本実施例では、後述する最終横断面成形工程でトリム材11と芯材14が最終横断面形状(図1参照)に成形される際に幅方向で該芯材14が曲げられる部分以外の位置に圧延部23を形成する。
この圧延工程において、帯状金属板28の幅方向でスリットが形成されていない部分(圧延部23となる部分)を長手方向に圧延することでスリットを長手方向に拡大して空間部24を形成するため、各空間部24の長さ(芯材14の長手方向における空間部24の寸法)にばらつきが生じるが、各芯材片部22の長さ(芯材14の長手方向における芯材片部22の寸法)は圧延工程の前後で変化なく一定長さである。
このようにして、芯材準備工程においてスリット形成工程と圧延工程を実行することで、帯状金属板28を無駄なく使用して(打ち抜き加工による不要部の発生を防止し)、芯材片部22と空間部24とが長手方向に交互に設けられた芯材14(以下、この芯材を「一次芯材14A」と表記することもある)を形成する。
芯材準備工程(スリット形成工程と圧延工程)の実行後、圧延ローラ31から送り出される一次芯材14Aを一対の矯正ローラ32間に供給し、この矯正ローラ32で一次芯材14Aに矯正加工を施すことにより、一次芯材14Aを平坦化するように加圧して一次芯材14Aの歪みや変形を除去する矯正工程を実行する。この矯正工程により、芯材準備工程(スリット形成工程や圧延工程)で発生した一次芯材14Aの歪みや変形を除去することができる。尚、芯材準備工程(スリット形成工程や圧延工程)で一次芯材14Aに歪みや変形がほとんど発生しない場合には、矯正ローラ32を省略して矯正工程を省略するようにしても良い。
この後、矯正ローラ32から送り出される一次芯材14Aを一対の変形部形成ローラ33間に供給し、この変形部形成ローラ33で一次芯材14Aに変形部形成加工を施すことにより、一次芯材14Aの幅方向に延びる凸状変形部25と凹状変形部26を一次芯材14Aの長手方向に交互に繰り返し形成する変形部形成工程を実行する。
図6に示すように、変形部形成ローラ33は、一次芯材14Aを表裏両側から挟むように配置されている。変形部形成ローラ33の外周面のうちの一次芯材14Aの芯材片部22に対応する部分には、芯材片部22に凸状変形部25と凹状変形部26を一次芯材14Aの長手方向に沿う断面が連続的にS字状(空間部を介して連続するS字状)になるように形成するための凹凸パターン35が周方向に沿って設けられている。つまり、変形部形成ローラ33の凹凸パターン35は、周方向に沿う断面が連続するS字状に形成されている(芯材14の凸状変形部25と凹状変形部26に対応する円弧状の凹パターンと凸パターンが互いに逆向きで同一形状で周方向に平面部分を介さずに連続して形成されている)。また、変形部形成ローラ33の外周面のうちの一次芯材14Aの圧延部23に対応する部分には、圧延部23に凸状変形部25と凹状変形部26を形成しないように凹溝36が周方向に沿って設けられている。
変形部形成ローラ33の凹凸パターン35間に一次芯材14Aの芯材片部22を挟んで加圧しながら長手方向に連続して移動させることで、図3に示すように、一次芯材14Aの芯材片部22(つまり圧延部23を除いた部分)に凸状変形部25と凹状変形部26を一次芯材14Aの長手方向に沿う断面が連続的にS字状(空間部を介して連続するS字状)になるように形成する。これにより、補強用の変形部25,26が形成された芯材14を製造する。
本実施例では、変形部形成工程において、各芯材片部22にそれぞれ1本以上の凸状変形部25と1本以上の凹状変形部26を形成することで、各芯材片部22の剛性を確実に高めるようにしている。また、補強用の変形部25,26を形成した後の芯材片部22の厚さ寸法tが該芯材14の長手方向で一定になるように補強用の変形部25,26を形成することで、芯材14の強度を長手方向で一定にするようにしている。更に、補強用の変形部25,26を一定のピッチ及び一定の形状(一定の突出高さh)で形成することで、芯材14に補強用の変形部25,26を規則的に形成して、芯材14の強度を偏りなく一定に保つようにしている。尚、各芯材片部22における変形部25,26の長手方向の位置は必ずしも一定ではない。
この後、図5に示すように、変形部形成ローラ33から送り出される芯材14(補強用の変形部25,26が形成された芯材)を巻取ローラ34に供給し、この巻取ローラ34で芯材14を巻き取る。
この後、図7に示すように、トリム材製造装置37の最上流部に、芯材14(補強用の変形部25,26が形成された芯材)が巻き付けられた巻取ローラ34を配置し、この巻取ローラ34から芯材14を送り出して押出成形装置39に供給する。尚、巻取ローラ34を省略して、芯材製造装置27の変形部形成ローラ33から送り出される芯材14(補強用の変形部25,26が形成された芯材)を、トリム材製造装置37の押出成形装置39に直接供給するようにしても良い。
この押出成形装置39により、所定の中間横断面形状(図2の二点鎖線参照)のトリム材11Aを押出成形して、中間横断面形状のトリム材11Aの取付部12に芯材14を埋設する押出成形工程を実行する。押出成形装置39は、中間横断面形状のトリム材11Aを押出成形する押出成形型に芯材14を連続して供給しながら、押出成形型にポリマー材料を供給して、中間横断面形状のトリム材11A(取付部12、筒状中空シール部13等)を押出成形する。これにより、芯材14をポリマー材料で被覆して中間横断面形状のトリム材11Aの取付部12に芯材14を埋設して一体化する。
この後、トリム材11Aを成形するポリマー材料がゴム(例えばEPDM等)の場合には、押出成形装置39から押し出される中間横断面形状のトリム材11Aを硬化処理装置40に供給する。この硬化処理装置40は、加熱機41(例えば高周波加熱機と熱風加熱機)でトリム材11Aを加熱してトリム材11A本体(押出成形装置39で押出成形された未加硫状態のゴム部分)を加硫させて硬化させる処理工程を実行する。トリム材11A本体を加硫させて硬化させた後、必要に応じて冷却水槽等の冷却機42でトリム材11Aを冷却する。
尚、トリム材11Aを成形するポリマー材料が熱可塑性合成樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)の場合には、硬化処理装置40の加熱機41を省略して、押出成形装置39から加熱されて溶融状態で押し出される中間横断面形状のトリム材11Aを冷却水槽等の冷却機42で冷却してトリム材11A本体(押出成形装置39で押出成形された未固化状態の樹脂部分)を固化させる処理工程を実行して、トリム材11A本体を冷却固化させる。
この後、中間横断面形状のトリム材11Aを引取機43で引き取りながら芯材分離装置44に供給し、この芯材分離装置44に設けられた多数の破断ローラにより、中間横断面形状のトリム材11Aを引っ張りながら屈曲させることで、トリム材11Aに埋設された芯材14の圧延部23のうちの芯材14の幅方向で空間部24に隣接した部分である連結部23a(図2参照)を破断させる連結部破断工程を実行して、芯材14の各芯材片部22を分離する。
この後、中間横断面形状のトリム材11Aをトリム材冷間ロール成形装置45に供給し、このトリム材冷間ロール成形装置45により、中間横断面形状のトリム材11Aの取付部12を最終横断面形状(図1参照)に成形する最終横断面成形工程を実行する。このトリム材冷間ロール成形装置45は、複数対(例えば2対)の成形ローラで、中間横断面形状のトリム材11Aの取付部12を該取付部12に埋設された芯材14と共に徐々に変形させて最終横断面形状に成形する。
この後、トリム材冷間ロール成形装置45から送り出される最終横断面形状のトリム材11を切断機46に供給し、この切断機46により、トリム材11を所定の長さ寸法で切断する。これにより、芯材14が埋設されたトリム材11の製造が完了する。
以上説明した本実施例では、一次芯材14A(芯材片部22と空間部24とを有する芯材)を一対の変形部形成ローラ33間に供給し、この変形部形成ローラ33により一次芯材14Aに補強用の凸状変形部25と凹状変形部26を繰り返し形成する変形部形成工程を実行するようにしたので、一次芯材14Aを変形部形成ローラ33に連続的に送り出して供給しながら、変形部形成ローラ33で一次芯材14Aに補強用変形部25,26を形成することが可能となり、芯材14に補強用変形部25,26を効率良く形成することができる。更に、芯材14に補強用変形部25,26を形成することで、芯材14の板厚を薄くしながら補強用変形部25,26によって芯材14の剛性を確保することができ、その結果、芯材14を埋設したトリム材11を軽量化しながらトリム材11の保持力を確保することが可能となる。
また、本実施例では、凸状変形部25と凹状変形部26を一次芯材14Aの長手方向に交互に形成するようにしたので、凸状変形部25と凹状変形部26の両方で芯材14を補強して芯材14の剛性を高めることができる。更に、凸状変形部25と凹状変形部26を一次芯材14Aの長手方向に沿う断面が連続的にS字状(空間部を介して連続するS字状)になるように形成するようにしたので、芯材14の空間部24の長さ(芯材14の長手方向における空間部24の寸法)にばらつきが生じても、各芯材片部22には補強用変形部25,26(凸状変形部25と凹状変形部26)を連続的にS字状に形成することが可能となり、補強用変形部25,26による芯材14の剛性を十分に確保できると共に、各芯材片部22の剛性のばらつきを小さくすることができる。
しかも、各芯材片部22には、凸状変形部25と凹状変形部26との間に長手方向に平面部分を介さずに凸状変形部25と凹状変形部26が連続して形成されるため、長手方向に平面部を有する芯材に比べて、芯材14を長手方向の全域に亘って補強できるため、より剛性を高くすることができるという利点がある。また、各芯材片部22の長手方向の長さは同じであり、各芯材片部22に形成される補強用変形部25,26の長手方向の長さは、芯材片部22に対する補強用変形部25,26の形成位置がずれてもトータル的に同じであるため、各芯材片部22の剛性や強度は同等となり、剛性のばらつきがなく安定した強度を発揮できる。
更に、本実施例では、一次芯材14Aのうちの圧延部23を除いた部分に補強用変形部25,26を形成して、圧延部23には補強用変形部25,26を形成しないようにしたので、連結部破断工程において、トリム材11に埋設された芯材14の連結部23a(圧延部23のうちの芯材14の幅方向で空間部24に隣接した部分)を容易に破断させることができる。更に、圧延部23には補強用変形部25,26が形成されないため、芯材14の長手方向の長さが縮むことを防止して、芯材14の単位長さ当りの重量増加を防止しながら芯材14の剛性を高めることができ、その結果、トリム材11の単位長さ当りの重量増加を防止しながらトリム材11の保持力を高めることができる。
また、本実施例では、最終横断面成形工程でトリム材11と芯材14が最終横断面形状に成形される際に幅方向で該芯材14が曲げられる部分以外の位置に圧延部23を形成するようにしたので、最終横断面形状に成形された芯材14の曲げ剛性の低下を防止して、最終横断面形状に成形されたトリム材11の保持力を確保することができる。
尚、上記実施例では、各芯材片部22にそれぞれ長手方向で1本以上の凸状変形部25と1本以上の凹状変形部26を形成するようにしたが、これに限定されず、各芯材片部22にそれぞれ凸状変形部25と凹状変形部26のうちの少なくとも一方を形成するようにしても良い。
また、上記実施例では、芯材準備工程においてスリット形成工程と圧延工程を実行して一次芯材14A(芯材片部22と空間部24とを有する芯材)を形成するようにしたが、スリット形成工程と圧延工程を省略して、スリット加工と圧延加工により形成した一次芯材14Aを外部(芯材製造メーカ等)から入手するようにしても良い。
また、上記実施例では、自動車等の車体パネルのトランク開口縁のフランジに装着される長尺なトリム材11(いわゆるトランクシールトリム)に本発明を適用したが、図8に示すように、自動車等の車体パネルのドア開口縁のフランジに装着される長尺なトリム材50(いわゆるドアオープニングトリム)に本発明を適用しても良い。このトリム材50は、取付部51の車外側側壁部52の外側面に、筒状中空シール部55が一体的に設けられている。また、車外側側壁部52の内側面と車内側側壁部53の内側面に、それぞれ保持リップ56が一体的に形成され、底壁部54の外側面に、遮蔽リップ57が一体的に形成されている。
その他、本発明は、トリム材の各部(取付部、シール部等)の形状や、芯材の各部(芯材片部、圧延部、空間部、補強用の変形部等)の形状及び補強用の変形部のピッチ等を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。
また、本発明の適用範囲は、自動車等の車体パネルのトランク開口縁やドア開口縁のフランジに装着されるトリム材に埋設される芯材に限定されず、種々のトリム材に埋設される種々の芯材に本発明を適用しても良い。
11…トリム材、12…取付部、13…筒状中空シール部、14…芯材、22…芯材片部、23…圧延部、23a…連結部、24…空間部、25…凸状変形部(補強用変形部)、26…凹状変形部(補強用変形部)、27…芯材製造装置、28…帯状金属板、30…スリッタローラ、31…圧延ローラ、32…矯正ローラ、33…変形部形成ローラ、37…トリム材製造装置、39…押出成形装置、40…硬化処理装置、41…加熱機、42…冷却機、44…芯材分離装置、45…トリム材冷間ロール成形装置、50…トリム材、51…取付部、55…筒状中空シール部

Claims (20)

  1. ポリマー材料製の長尺なトリム材に埋設される長尺な芯材を製造する方法であって、
    長尺な帯状金属板を互いに噛み合うスリッタローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向の一部を残して該帯状金属板の幅方向に延びるスリットを該帯状金属板の長手方向に所定間隔で形成して隣り合うスリット間に芯材片部を形成するスリット加工と、前記スリットが形成された帯状金属板を圧延ローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向で前記スリットが形成されていない部分を圧延して該帯状金属板の長手方向に延びる圧延部を形成すると共に前記スリットを該帯状金属板の長手方向に拡大して空間部を形成する圧延加工とを行うことで前記芯材片部と前記空間部とが長手方向に交互に設けられた芯材(以下「一次芯材」という)を準備する芯材準備工程と、
    前記一次芯材を互いに噛み合う変形部形成ローラ間に供給して該一次芯材の幅方向に延びる補強用変形部を該一次芯材の長手方向に繰り返し形成する変形部形成工程と
    を含むことを特徴とする芯材の製造方法。
  2. 前記変形部形成工程において、前記補強用変形部として凸状変形部と凹状変形部を前記一次芯材の長手方向に交互に形成することを特徴とする請求項1に記載の芯材の製造方法。
  3. 前記変形部形成工程において、前記凸状変形部と前記凹状変形部を前記一次芯材の長手方向に沿う断面が連続的にS字状になるように形成することを特徴とする請求項2に記載の芯材の製造方法。
  4. 前記変形部形成工程において、前記一次芯材の各芯材片部にそれぞれ前記凸状変形部と前記凹状変形部のうちの少なくとも一方を形成することを特徴とする請求項2又は3に記載の芯材の製造方法。
  5. 前記変形部形成工程において、前記凸状変形部と前記凹状変形部をそれぞれ前記一次芯材の長手方向に一定のピッチ及び/又は一定の形状で形成することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の芯材の製造方法。
  6. 前記変形部形成工程において、前記凸状変形部と前記凹状変形部を互いに逆向きで同一形状に形成することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の芯材の製造方法。
  7. 前記変形部形成工程において、前記補強用変形部を形成した後の芯材片部の厚さ寸法が前記芯材の長手方向で一定になるように前記補強用変形部を形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の芯材の製造方法。
  8. 前記変形部形成工程において、前記一次芯材のうちの幅方向で前記圧延部を除いた部分に前記補強用変形部を形成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の芯材の製造方法。
  9. 前記芯材準備工程後に前記一次芯材を矯正ローラ間に供給して該一次芯材の歪み及び/又は変形を除去する矯正工程を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の芯材の製造方法。
  10. 長尺な芯材が埋設されたポリマー材料製の長尺なトリム材を製造する方法であって、
    長尺な帯状金属板を互いに噛み合うスリッタローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向の一部を残して該帯状金属板の幅方向に延びるスリットを該帯状金属板の長手方向に所定間隔で形成して隣り合うスリット間に芯材片部を形成するスリット加工と、前記スリットが形成された帯状金属板を圧延ローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向で前記スリットが形成されていない部分を圧延して該帯状金属板の長手方向に延びる圧延部を形成すると共に前記スリットを該帯状金属板の長手方向に拡大して空間部を形成する圧延加工とを行うことで前記芯材片部と前記空間部とが長手方向に交互に設けられた芯材(以下「一次芯材」という)を準備する芯材準備工程と、前記一次芯材を互いに噛み合う変形部形成ローラ間に供給して該一次芯材の幅方向に延びる補強用変形部を該一次芯材の長手方向に繰り返し形成する変形部形成工程とを実行することで、該一次芯材の幅方向で前記圧延部を除いた部分に前記補強用変形部が形成された芯材を用い、
    前記トリム材を成形する押出成形型に前記補強用変形部が形成された芯材を連続して供給しながら前記押出成形型にポリマー材料を供給して前記トリム材を成形すると共に該トリム材に前記補強用変形部が形成された芯材を埋設する押出成形工程と、
    前記トリム材のポリマー材料部分を硬化又は固化させる処理工程と、
    前記トリム材を引っ張りながら屈曲させることで該トリム材に埋設された芯材の圧延部のうちの該芯材の幅方向で前記空間部に隣接した部分を破断させる連結部破断工程と、
    前記トリム材と該トリム材に埋設された芯材を所定の最終横断面形状に成形する最終横断面成形工程と
    を含むことを特徴とするトリム材の製造方法。
  11. 前記芯材は、前記最終横断面成形工程で前記トリム材と前記芯材が前記最終横断面形状に成形される際に幅方向で該芯材が曲げられる部分以外の位置に前記圧延部が形成されていることを特徴とする請求項10に記載のトリム材の製造方法。
  12. 前記トリム材は、車両用のドアオープニングトリム又はトランクシールトリムであることを特徴とする請求項10又は11に記載のトリム材の製造方法。
  13. 前記トリム材を成形するポリマー材料がゴムの場合には、前記処理工程において、前記トリム材のポリマー材料部分を加熱して加硫させて硬化させることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載のトリム材の製造方法。
  14. 前記トリム材を成形するポリマー材料が熱可塑性合成樹脂の場合には、前記処理工程において、前記トリム材のポリマー材料部分を冷却して固化させることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載のトリム材の製造方法。
  15. ポリマー材料製の長尺なトリム材に埋設される長尺な芯材であって、
    前記芯材は、長尺な帯状金属板を互いに噛み合うスリッタローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向の一部を残して該帯状金属板の幅方向に延びるスリットを該帯状金属板の長手方向に所定間隔で形成して隣り合うスリット間に芯材片部を形成するスリット加工と、前記スリットが形成された帯状金属板を圧延ローラ間に供給して該帯状金属板の幅方向で前記スリットが形成されていない部分を圧延して該帯状金属板の長手方向に延びる圧延部を形成すると共に前記スリットを該帯状金属板の長手方向に拡大して空間部を形成する圧延加工とを行うことで前記芯材片部と前記空間部とが長手方向に交互に設けられた芯材(以下「一次芯材」という)を準備する芯材準備工程と、前記一次芯材を互いに噛み合う変形部形成ローラ間に供給して該一次芯材の幅方向に延びる補強用変形部を該一次芯材の長手方向に繰り返し形成する変形部形成工程とを実行することで、前記補強用変形部として凸状変形部と凹状変形部が前記芯材の長手方向に交互に形成されると共に、前記凸状変形部と前記凹状変形部は前記芯材の長手方向に沿う断面が連続的にS字状になるように形成されていることを特徴とする芯材。
  16. 前記芯材の各芯材片部には、それぞれ前記凸状変形部と前記凹状変形部のうちの少なくとも一方が形成されていることを特徴とする請求項15に記載の芯材。
  17. 前記凸状変形部と前記凹状変形部は、それぞれ前記芯材の長手方向に一定のピッチ及び一定の形状で且つ前記芯材片部の厚さ寸法が一定になるように形成されていることを特徴とする請求項15又は16に記載の芯材。
  18. 前記凸状変形部と前記凹状変形部は、互いに逆向きで同一形状に形成されていることを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載の芯材。
  19. 前記芯材の幅方向で前記圧延部を除いた部分に前記補強用変形部が形成されていることを特徴とする請求項15乃至18のいずれかに記載の芯材。
  20. 前記トリム材と前記芯材は、該トリム材に該芯材が埋設された後に所定の最終横断面形状に成形され、
    前記トリム材と前記芯材が前記最終横断面形状に成形される際に幅方向で該芯材が曲げられる部分以外の位置に前記圧延部が形成されていることを特徴とする請求項15乃至19のいずれかに記載の芯材。
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