JP2001232523A - ウエルト芯金の製造方法および製造装置 - Google Patents

ウエルト芯金の製造方法および製造装置

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JP2001232523A JP2000042370A JP2000042370A JP2001232523A JP 2001232523 A JP2001232523 A JP 2001232523A JP 2000042370 A JP2000042370 A JP 2000042370A JP 2000042370 A JP2000042370 A JP 2000042370A JP 2001232523 A JP2001232523 A JP 2001232523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエルト用芯金を構成する多数の骨片のコー
ナーエッジ部の面取り加工品質を高め、同時に面取り治
具の耐久性を向上させる。 【解決手段】 コイル材Wに一対のスリッターローラ
6,7にて未来拡開状態のスリット4aを線状に形成
し、その後段の一対の圧延ローラ11,12にてブリッ
ジ部3を圧延して未拡開状態のスリット4aを拡開させ
てスリット4,5とする。圧延ローラ11,12の後段
にてコイル材Wの両端面のスリット5に歯車状の面取り
治具13,14を噛み合わせて転動させ、各骨片2,2
のコーナーエッジ部に面取りを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエルト芯金の製
造方法および製造装置に関し、特に自動車用ウエザース
トリップやウエルトボデーサイド等に代表されるような
断面略U字状のウエルト部内に埋設されることになる芯
金を、帯状鋼板等のコイル材から略梯子状のものとして
連続的に製造するための製造方法および製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアあるいはガラスと車体側の
開口縁との隙間をシールするウエザーストリップやウエ
ルトボデーサイドにあっては、その断面略U字状をなす
ウエルト部の形状保持性を高めるために金属等の芯金が
埋設される。この芯金としては、例えば特開平5−23
7904号公報に記載されているように、互いに平行な
短冊状の多数の骨片同士をその幅方向端部でのブリッジ
部にて相互に接続したかの如く略梯子状に形成された平
板状のものが多用されている。なお、上記ウエルト部
は、平板状の芯金を被覆するように所定のゴム材料もし
くは樹脂材料を押し出して展開形状に成形した後に、所
定のベンディング加工を施すことにより断面略U字状の
ものに仕上げられる。
【0003】一方、上記のような略梯子状をなす芯金を
製造する方法としては、例えば特公昭63−52971
号公報に記載されているように、所定幅寸法の帯状金属
板の両端面にそれぞれ角取りロールを押し付けて扇状の
食い込みを等ピッチで予め形成し、続いて帯状金属板を
一対の鋸歯歯車にて板厚方向に印圧して上記食い込みと
一致する位置に幅方向に延びる切れ目を一部不連続なか
たちで形成し、最後に上記切れ目のうち不連続部分を圧
延ロールにて圧延することにより、互いに平行な短冊状
の多数の骨片同士が上記不連続部分で相互に接続するか
の如く略梯子状に伸展成形するようにした技術が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のウエルト芯
金の製造方法においては、上記切れ目から相互に離間す
ることになる骨片の幅方向両端部でばりが発生するのを
防止するために、切れ目と一致することになる位置に予
め扇状の食い込みを形成するようにしているものである
が、この食い込みの加工は、何ら前加工が施されていな
い帯状金属板の端部にいきなり角取りロールの鋭利な食
い込み刃を押し付ける加工法であるため、その食い込み
刃の摩耗が著しく角取りロールの耐久性に欠けるばかり
でなく、上記摩耗のためにその食い込み量がばらつき、
加工品質が安定しないという不具合がある。
【0005】その上、上記食い込みのピッチと後から鋸
歯歯車にて加工されることになる切れ目のピッチがとも
に小さいために、その切れ目の加工の際に予め前加工さ
れている食い込みの位置と一致させるのが難しく、両者
の位置が少しでもずれるとかえって加工品質を低下させ
ることとなることから、鋸歯歯車と角取りロールとの同
期精度ひいては食い込みと切れ目の位置を相互に一致さ
せるのに多大な工数を要する結果となって好ましくな
い。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、上記食い込みの加工に代わる面取り加工を
圧延加工の後に行うことによって従来と同等もしくはそ
れ以上の加工品質が得られるようにし、さらにその面取
り加工を司る治具の耐久性をも大幅に向上させることが
できるようにしたウエルト芯金の製造方法と製造装置と
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、互いに平行な短冊状の多数の骨片同士を両者の間に
部分的に残されたブリッジ部にて相互に接続したかの如
く略梯子状をなすウエルト芯金を製造する方法であっ
て、素材である長尺なコイル材にスリッターローラにて
スリット加工を施して、前記ブリッジ部となるべき部分
を除いてコイル材の幅方向に延びる線状かつ未拡開状態
のスリットを所定のピッチで形成する工程と、前記スリ
ット加工に続いて圧延ローラにてブリッジ部に圧延加工
を施して、スリットを拡開させつつブリッジ部以外の部
分で骨片同士を互いに離間させて全体として略梯子状に
伸展成形する工程と、前記圧延加工に続いてコイル材の
幅方向両端面に面取り治具を圧接させて各骨片のコーナ
ーエッジ部に面取り加工を施す工程とを含むことを特徴
としている。
【0008】また、請求項5に記載の発明は、互いに平
行な短冊状の多数の骨片同士を両者の間に部分的に残さ
れたブリッジ部にて相互に接続したかの如く略梯子状を
なすウエルト芯金を製造する装置であって、連続送りが
与えられる素材としての長尺なコイル材を板厚方向に印
圧して、前記ブリッジ部となるべき部分を除いてコイル
材の幅方向に延びる線状かつ未拡開状態のスリットを所
定のピッチで形成するスリッターローラと、前記スリッ
ターローラの後段側に設けられ、スリット加工後のコイ
ル材のブリッジ部に圧延加工を施して、スリットを拡開
させつつブリッジ部以外の部分で骨片同士を互いに離間
させて全体として略梯子状に伸展成形する圧延ローラ
と、前記圧延ローラの後段側に設けられ、圧延加工後の
コイル材の幅方向両端面に噛み合いながら相対移動する
ことで各骨片のコーナーエッジ部に面取り加工を施す歯
車状の面取り治具と、前記面取り治具の後段側に設けら
れ、面取り加工後のコイル材を板厚方向に印圧して矯正
する矯正ローラとを備えていることを特徴としている。
【0009】この場合、上記面取り治具は、請求項2,
5に記載の発明のように歯車状のものであって、この面
取り治具をコイル材の幅方向両端面に噛み合わせて両者
を相対移動させることにより各骨片のコーナーエッジ部
に面取り加工を施すものであることが望ましく、さらに
は、請求項3に記載の発明のようにコイル材にはその長
手方向で連続送りが与えられていて、このコイル材自体
の送り動作に応じて面取り治具が従動するかのごとく回
転することがより望ましい。
【0010】したがって、上記請求項1,5に記載の発
明では、従来の方法と異なり、コイル材を多数の骨片の
集合体に区画するべく線状でかつ未拡開状態のスリット
を形成するスリット加工、および上記スリットを拡開さ
せて骨片同士を全体として梯子状に伸展成形する圧延加
工に続いて、その後から面取り加工が施される。そし
て、その面取り加工は、上記スリットの拡開によって相
互に独立した各骨片の幅方向両端部でのコーナーエッジ
部のばりを除去しつつ、そのエッジ部を丸めることを目
的として行われるものであるから、先に拡開されたスリ
ットの開放端部に面取り治具を臨ませてそのスリットの
両側にある骨片のコーナーエッジ部に面取り治具を圧接
させることにより所期の目的が達成される。
【0011】この時、面取り治具は、従来のように何ら
前加工がされていないコイル材の端部に直接食い込ませ
る必要はなく、上記のようにスリットの開放端部に面取
り治具を臨ませればその治具が当該スリットをもって切
り離されている両側の骨片のコーナーエッジ部に自律的
に圧接して塑性加工を施すことになる。
【0012】この傾向は、上記請求項2,5に記載の発
明のように面取り治具を歯車状のものとして、あたかも
歯切り加工時の基準ラック歯形と歯形創成されるインボ
リュート歯形との関係のようにして両者を相対移動させ
るとより一層顕著となり、特に、上記請求項3に記載の
発明のようにコイル材自体に与えられている送り力を利
用して面取り治具を従動させると、面取り加工のみのた
めの特別な駆動手段を必要としない。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明における面取り加工に続いてコイ
ル材を矯正ローラにて板厚方向に印圧して矯正する工程
を含んでいることを特徴としている。
【0014】したがって、この請求項4に記載の発明で
は、スリット加工や圧延加工さらには面取り加工に伴っ
て発生したコイル材自体の歪み等が最終の矯正加工によ
って矯正されることになり、特に上記面取り加工によっ
て骨片のコーナーエッジ部が板厚方向に塑性変形して隆
起したとしても同時に矯正されることになる。
【0015】
【発明の効果】請求項1,5に記載の発明によれば、ス
リット加工および圧延加工に続いてその後から面取り加
工を施すものであり、しかもこの面取り加工は、スリッ
トの拡開をもって相互に離間した骨片同士の間に面取り
治具を臨ませて圧接させることにより面取りする方式で
あることから、従来のように何ら前加工されていない部
位にいきなり工具を食い込ませるものと異なり工具の摩
耗や耐久性が問題となることもなければ、その圧接状態
や加工位置精度がばらつくこともなく、面取り治具の長
寿命化と併せてウエルト芯金の加工品質が大幅に向上す
る効果がある。
【0016】また、請求項2に記載の発明によれば、歯
車状の面取り治具をコイル材の幅方向両端面に噛み合わ
せて両者を相対移動させることにより各骨片のコーナー
エッジ部に面取り加工を施すことから、面取り加工すべ
き位置と面取り工具との位置精度出しをきわめて簡単に
行える効果がある。
【0017】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
前記コイル材にはその長手方向で連続送りが与えられて
いて、このコイル材自体の送り動作に応じて歯車状の面
取り治具が従動するかのごとく回転するものであるか
ら、面取り加工のために特別な駆動手段を必要としない
効果がある。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、面取り加
工に続いてコイル材を矯正ローラにて板厚方向に印圧し
て矯正する工程を含んでいることから、スリット加工や
圧延加工さらには面取り加工によってコイル材の一部に
歪み等が発生したとしてもこれを確実に矯正できること
から、ウエルト芯金の加工品質、特に平滑性が一段と向
上する効果がある。
【0019】
【発明の実施の形態】図1,2は本発明の好ましい実施
の形態としてその製造方法および装置の概略を示す正面
説明図および側面説明図を、図3は本発明によって製造
されたウエルト用芯金の一例をそれぞれ示しており、さ
らに図4以下の図面は図1,2の要部の詳細をそれぞれ
示している。
【0020】図3に示すように、ウエルト用芯金1は、
互いに平行な短冊状の多数の骨片2,2…同士をその幅
方向両端部でのブリッジ部3にて相互に接続しつつ各骨
片2,2…同士の間にスリット4,5を形成することで
全体として略梯子状に形成されているもので、このウエ
ルト用芯金1は、後述するように所定幅寸法のコイル材
(帯状鋼板)を母材として、印圧や圧延を主体とするロ
ール成形法によって連続的に成形される。
【0021】図1,2に示すように、予め所定幅寸法に
裁断されている長尺なコイル材(帯状鋼板)Wは、後述
する一対の矯正ローラ15,16による引取力によって
その長手方向に連続的な送りが与えられており、したが
ってコイル材Wは例えば同図右方向から左方向に向かっ
て一定速度で走行することになる。
【0022】このコイル材Wの走行経路に沿ってその上
流側から順にスリット加工用の上下一対のスリッターロ
ーラ6,7と、アキュームレート用の複数のガイドロー
ラ8,9,10および圧延加工用の上下一対の圧延ロー
ラ11,12のほか、面取り加工用の左右一対の面取り
治具13,14と、矯正加工用の上下一対の矯正ローラ
15,16がそれぞれ配置されている。
【0023】上記スリッターローラ6,7はコイル材W
の幅寸法よりも幅広に形成された円筒歯車状のもので、
各スリッターローラ6,7の外周面には鋭利なスリット
加工用の突起6a,7aが等ピッチにて形成されてい
て、双方のスリッターローラ6,7がコイル材W自体の
送りに応じて同期回転駆動されることにより互いにその
突起6a,7aの頂部同士が常に噛み合うように設定さ
れている。したがって、双方のスリッターローラ6,7
同士の間をコイル材Wが通過すると、幅方向に延びる未
拡開状態のスリット4aが等ピッチにて線状に印圧成形
され、コイル材Wはこの未拡開状態のスリット4aをも
って区画された多数の骨片2,2…同士が互いに連なっ
た形状のものとなる。
【0024】ただし、各スリッターローラ6,7の突起
6a,7aのうちウエルト用芯金1のブリッジ部3に相
当する部分ではその突起6a,7aが局部的に切除され
て欠落部6b,7bとなっていることから、上記コイル
材Wへの未拡開状態のスリット4aの成形と同時に上記
欠落部6b,7bに相当する部分ではスリット4aが形
成されずにブリッジ部3としてそのまま残される。
【0025】上記スリッターローラ6,7を通過したコ
イル材Wはアキュームレート用のガイドローラ8〜10
を経てその後段の一対の圧延ローラ11,12側に供給
される。この一対の圧延ローラ11,12はコイル材W
の幅寸法よりも幅広に形成された中実円筒状のもので、
下側の圧延ローラ12が単純円筒状のものとして形成さ
れている対して、上側の圧延ローラ11の外周面には上
記ブリッジ部3に相当する位置に一対の環状突起部11
aが形成されており、これら双方の圧延ローラ11,1
2もまたコイル材W自体の送りに応じて互いに同期して
回転駆動される。
【0026】したがって、上記スリット加工を終えたコ
イル材Wが一対の圧延ローラ11,12同士の間を通過
すると上記ブリッジ部3がそれに対応する環状突起部1
1aによって圧延される。すなわち、上記ブリッジ部3
に対応する部分ではそれらブリッジ部3,3同士が互い
に連続するようにして環状突起部11aによって上方か
ら下方に向かって凹状に押し潰され、結果としてコイル
材Wはエキスパンド処理が施されたかの如く上記ブリッ
ジ部3にて長手方向に伸展成形されることから、それま
で未拡開状態であったスリット4aが拡開して所定幅寸
法のスリット4,5となる。そして、圧延加工を終えた
コイル材Wはその後段の面取りローラ13,14側に供
給される。
【0027】上記面取り治具13,14は先のスリッタ
ーローラ6,7や圧延ローラ11,12と異なりコイル
材Wをはさんでその両側に対向配置されているもので、
各面取り治具13,14の外周面には図4に示すように
基準ラック歯形形状をなす面取り歯17が形成されてい
ることにより、全体としては比較的歯厚寸法が小さい平
歯車状のものとして形成されている。そして、各面取り
治具13,14をコイル材Wの両端面に圧接させるべく
双方の面取り治具13,14同士の軸間距離を適宜調節
することにより、各面取り治具13,14の面取り歯1
7が常にコイル材Wの両端部のスリット5,5…に噛み
合うように設定されている。
【0028】したがって、先に延べた圧延ローラ11,
12を通過したコイル材Wがその後段の矯正ローラ1
5,16に向かって走行する過程では、図4に示すよう
にコイル材Wの両端部にて開放されているスリット5に
各面取り治具13,14の各面取り歯17が噛み合い、
そのコイル材Wの走行に伴って各面取り治具13,14
が従動するかのごとく一定位置にて回転運動すること
で、上記スリット5の両側に位置している各々の骨片
2,2…の両端のコーナーエッジ部2aに上記面取り歯
17の歯面が圧接し、塑性変形による面取りが施される
ことになる。
【0029】より詳しくは、図4に示すように、各面取
り治具13,14の面取り歯17は基準ラック歯形形状
となっていて、これに各々の骨片2,2…のコーナーエ
ッジ部2aが圧接した状態でコイル材Wの走行に伴って
各面取り治具13,14が回転することから、あたかも
基準ラック歯形と平歯車のインボリュート歯形との噛み
合いによる歯形創成の如く、各コーナーエッジ部2aは
インボリュート歯形のような所定の丸みをもった面取り
が施されることになる。なお、図4の黒塗り部分はコー
ナーエッジ部2aのうち実際に塑性変形される領域を示
す。この面取り加工には、コイル材Wにおける未拡開状
態のスリット4aがその両端のスリット5に対応する部
分で拡開する際にそのコーナーエッジ部2aに生じたば
りの除去をも含むものである。そして、各骨片2,2…
の両端のコーナーエッジ部2aでの面取り加工を終えた
コイル材Wはその後段の矯正ローラ15,16側に供給
される。
【0030】上記一対の矯正ローラ15,16は、コイ
ル材Wの幅寸法よりも幅広の単純中実円筒をもって形成
されているもので、先に面取り加工を終えたコイル材W
が双方の矯正ローラ15,16同士の間を通過すると、
コイル材Wのうち凹状に窪んだブリッジ部3以外の部分
がいわゆる平押しの原理により全体的に印圧されて、先
のスリット加工時や圧延加工時に伴って発生したコイル
材Wの歪みあるいは変形等が除去されるように矯正さ
れ、また先の面取り加工の際に各骨片2,2…のコーナ
ーエッジ部2aが局部的に板厚方向に隆起したとしても
それを復元するかの如く同時に矯正される。
【0031】このように本実施の形態によれば、従来と
異なり、スリット加工および圧延加工を施したのち矯正
加工の前に、コイル材Wの両端面において開放されてい
るスリット5,5…に歯車状の面取り治具13,14を
噛み合わせて、コイル材Wの走行に伴ってその面取り治
具13,14を回転させることにより各骨片2,2…の
コーナーエッジ部2aに面取りを施すものであるから、
スリット5,5…と面取り歯17との噛み合いが確実且
つスムーズに行われて、骨片2,2…のコーナーエッジ
部2aの面取りが安定して行われるようになるととも
に、加工品質も向上する。しかも、面取り治具13,1
4はコイル材Wの走行に伴って回転することにより上記
コーナーエッジ部2aに圧接することから無理な力が加
わらず、面取り治具13,14を回転させるための特別
な駆動源が不要であるとともに、面取り治具13,14
の耐久性も併せて向上することになる。
【0032】図5は、図1,2における圧延ローラ1
1,12と面取り治具13,14および矯正ローラ1
5,16とを備えたより具体的な加工ユニット20の詳
細を示す側面説明図であって、図6は図5の平面説明図
を、図7はその要部拡大図を、図8は図5のA−A線に
沿う断面図をそれぞれ示している。
【0033】図5〜8に示すように、互いに対向するよ
うに所定距離隔てて立設配置された左右一対のサイドフ
レーム21,21が複数のタイロッド22にて連結され
ていて、それら一対のサイドフレーム21,21の対向
間隔内に位置するように上下一対の圧延ローラ11,1
2と同じく上下一対の矯正ローラ15,16とが回転可
能に両持ち支持されている。そして、それら圧延ローラ
11,12と矯正ローラ15,16との間には、コイル
材Wの走行を案内する前後一対のテーブルプレート2
3,24が後述する面取り治具13,14等とともに配
設されていて、このテーブルプレート23,24の上を
コイル材Wが走行することになる。
【0034】上記一対の矯正ローラ15,16のうち下
側の矯正ローラ16がサイドフレーム21,21に直接
的に両持ち支持されているのに対して、上側の矯正ロー
ラ15はサイドフレーム21,21に対し上下動可能で
且つ左右で独立しているアジャストプレート25に両持
ち支持されていて、このアジャストプレート25には同
じく左右で独立している操作ハンドル26と一体のおね
じ部27が螺合している故に、各操作ハンドル26の回
転操作に応じて上側の矯正ローラ15がアジャストプレ
ート25とともに上下動するようになっている。
【0035】すなわち、左右で独立している操作ハンド
ル26を適宜回転操作することにより上側の矯正ローラ
15が上下動して、下側の矯正ローラ16との間の平行
度のほか、矯正ローラ15,16相互間の軸間距離ひい
ては矯正のための押圧力が調整可能となっている。そし
て、一対の矯正ローラ15,16のうちいずれか一方の
ローラが、コイル材W自体に送りを付与するために図示
しない回転駆動手段にて回転駆動される。ただし、上記
矯正ローラ15,16のさらに後段側にコイル材Wの引
き取り専用の引き取りローラを設けて、この引き取りロ
ーラにてコイル材Wに送りを付与するようにしてもよ
い。また、双方の操作ハンドル26はその相互干渉を避
けるために高さ位置を互いに異ならしめてある。
【0036】一方、下側の圧延ローラ12と対をなす上
側の圧延ローラ11にも上記と同様に左右で独立した操
作ハンドル28が付帯していて、これら上下一対の圧延
ローラ11,12の関係においても矯正ローラ15,1
6の場合と全く同様にその平行度と軸心間距離とが適宜
調整可能となっている。そして、これら一対の圧延ロー
ラ11,12の間をコイル材Wが通過することにより、
先にスリット加工が施されているコイル材Wのうちブリ
ッジ部3が圧延されて、未拡開状態の各スリット4aが
拡開して所定幅寸法のスリット4,5と化することにな
る。
【0037】上記左右一対のサイドフレーム21,21
間には水平なクロスフレーム29が架橋的に配置されて
いる。このクロスフレーム29にはリニアガイド30を
介して左右一対の治具ホルダ31がスライド可能に搭載
されていて、各治具ホルダ31には鉛直な軸とベアリン
グとを介して歯車状の面取り治具13または14が回転
可能に装着されている。そして、これら一対の面取り治
具13,14の間をコイル材Wが通過するのに伴いその
コイル材Wの両端面に各面取り治具13,14が噛み合
いつつ転動することで、先に述べたように各骨片2,2
…の両端のコーナーエッジ部2a(図4参照)に面取り
が施されることになる。
【0038】また、先に述べた一方のサイドフレーム2
1には、各面取り治具13,14ごとに独立したロック
ナット32付きのアジャストスクリュー33,34が並
設されている。そして、一方のアジャストスクリュー3
3の先端のおねじ部は一方の面取り治具14側の治具ホ
ルダ31に、また他方のアジャストスクリュー34の先
端のおねじ部はその一方の治具ホルダ31や後述するロ
ーラホルダ35を貫通した上で他方の面取り治具13側
の治具ホルダ31にそれぞれ螺合していて、各アジャス
トスクリュー33,34の回転操作に応じてコイル材W
の幅方向での面取り治具13,14の位置がそれぞれ独
立して調整可能となっている。つまり、コイル材Wの幅
方向での各面取り治具13,14の位置が調整可能であ
ると同時に双方の面取り治具13,14の軸間距離が調
整可能となっている。
【0039】図8に示すように、上記クロスフレーム2
9のうち治具ホルダ31,31同士の間にはローラホル
ダ35が立設されていて、このローラホルダ35には、
水平な軸を回転中心とする左右一対の回転可能な下側押
さえローラ36が上記面取り治具13,14の対向間隙
内に位置するように配置されている。これら下側押さえ
ローラ36の最上面は上記テーブルプレート23,24
の上面とほぼ一致するように設定されていて、後述する
上側押さえローラ39とともにコイル材Wの両端部を加
圧拘束する役目をする。
【0040】一方、上記一対のサイドフレーム21の上
面には図8に示すように略十字状をなすアッパビーム3
7が架橋的に配置されている。アッパビーム37の中央
部にはバー状のスライダ38が上下動可能に案内支持さ
れていて、そのスライダ38の下端部には下側押さえロ
ーラ36と対向することになる一対の上側押さえローラ
39が回転可能に設けられている。このスライダ38は
ハンドル40付きの締付ねじ41によってアッパビーム
37に圧締固定されていることから、ハンドル40の回
転操作により上記締付力を解除することによって上側押
さえローラ39の高さ位置をスライダ38ごと調整する
ことができるようになっている。なお、スライダ38の
上端にはそのスライダ38の高さ位置を微調整するため
のアジャストスクリュー42が付設されている。
【0041】より詳しくは、図5,8では上側押さえロ
ーラ39がスライダ38とともに上昇している状態を示
しているが、コイル材Wの加工時には下側押さえローラ
36と上側押さえローラ39とでコイル材Wを効果的に
加圧拘束することができるように、その上側押さえロー
ラ39がコイル材Wに圧接するようにスライダ38の高
さ位置が予め調整される。
【0042】したがって、この加工ユニット20によれ
ば、図1,2に示したスリッターローラ6,7にてスリ
ット加工が施されたコイル材Wが所定の送り速度のもと
でその加工ユニット20の入口側に導入されることか
ら、コイル材Wがこの加工ユニット20を通過するまで
の間にブリッジ部3の圧延加工と各骨片2,2…のコー
ナーエッジ部2aの面取り加工、およびコイル材Wをフ
ラットに矯正する加工とが施される。
【0043】すなわち、コイル材Wが上下一対の圧延ロ
ーラ11,12の間を通過するとそのコイル材W自体の
送りに応じて圧延ローラ11,12が同期回転すること
から、図1,2に示したように上側の圧延ローラ11に
付帯している環状突起部11aによってコイル材Wのブ
リッジ部3が圧延される。これにより、それまで未拡開
状態であったスリット4aが拡開して所定幅のスリット
4,5となり、このスリット4,5をもって各骨片2,
2…が相互に離間して全体として略梯子状に成形され
る。
【0044】コイル材Wが上記一対の圧延ローラ11,
12を通過すると、コイル材Wの両端面が直ちにその後
段の面取り治具13,14と噛み合うようになり、コイ
ル材W自体の走行に応じて各面取り治具13,14が転
動することで、図4に示したように基準ラック歯形によ
るインボリュート歯形の創成運動のような関係をもって
各骨片2,2…の両端のコーナーエッジ部2aに塑性加
工による面取りが施される。この時、コイル材Wのうち
面取り治具13,14との噛み合いにあずかる部分の直
近位置が上下の押さえローラ36,39によって加圧拘
束されているので、面取り治具13,14の押圧力を受
けて各骨片2,2…が変形するようなことはなく、その
面取り加工が安定して行われる。
【0045】そして、上記面取り治具13,14との噛
み合いが解除されたコイル材Wは直ちにその後段の一対
の矯正ローラa15,16の間に送り込まれて、そのフ
ラット化のための加工すなわち先のスリット加工や圧延
加工さらには面取り加工の際に生じた歪み等が除去され
ることになる。
【0046】ここで、先に述べたように上下一対の圧延
ローラ11,12や矯正ローラ15,16はその軸間距
離等が調整可能であることから、板厚や幅寸法等が異な
る複数種類のコイル材Wの加工に対応でき、また面取り
治具13,14についてもそれぞれの位置ならびに軸間
距離が調整可能であるから、上記と同様に複数種類のコ
イル材Wの加工に対応できることになる。ただし、骨片
2,2同士の間の距離が大きく異なるコイル材Wの加工
に際しては、面取り治具13,14そのものを交換する
ことで対処する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す概略平面説
明図。
【図2】図1の概略側面説明図。
【図3】本発明によって製造されたウエルト用芯金の一
例を示す要部平面説明図。
【図4】面取り加工時の要部拡大説明図。
【図5】図1,2の構成をより具体化した加工ユニット
の側面説明図。
【図6】図5の平面説明図。
【図7】図6の要部拡大図。
【図8】図5のA−A線に沿う断面説明図。
【符号の説明】
1…ウエルト用芯金 2…骨片 2a…コーナーエッジ部 3…ブリッジ部 4…スリット 4a…未拡開状態のスリット 5…スリット 6…スリッターローラ 7…スリッターローラ 11…圧延ローラ 12…圧延ローラ 13…面取り治具 14…面取り治具 15…矯正ローラ 16…矯正ローラ 17…面取り歯 W…コイル材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23D 19/06 B23D 19/06 D (72)発明者 加藤 治博 千葉県柏市高田1116−46 株式会社藤井製 作所内 Fターム(参考) 3C039 CB33 3C050 FB01 FB09 FB13 4E003 AA01 BA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な短冊状の多数の骨片同士を
    両者の間に部分的に残されたブリッジ部にて相互に接続
    したかの如く略梯子状をなすウエルト芯金を製造する方
    法であって、 素材である長尺なコイル材にスリッターローラにてスリ
    ット加工を施して、前記ブリッジ部となるべき部分を除
    いてコイル材の幅方向に延びる線状かつ未拡開状態のス
    リットを所定のピッチで形成する工程と、 前記スリット加工に続いて圧延ローラにてブリッジ部に
    圧延加工を施して、スリットを拡開させつつブリッジ部
    以外の部分で骨片同士を互いに離間させて全体として略
    梯子状に伸展成形する工程と、 前記圧延加工に続いてコイル材の幅方向両端面に面取り
    治具を圧接させて各骨片のコーナーエッジ部に面取り加
    工を施す工程と、 を含むことを特徴とするウエルト芯金の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記面取り治具は歯車状のものであっ
    て、この面取り治具をコイル材の幅方向両端面に噛み合
    わせて両者を相対移動させることにより各骨片のコーナ
    ーエッジ部に面取り加工を施すことを特徴とする請求項
    1に記載のウエルト芯金の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記コイル材にはその長手方向で連続送
    りが与えられていて、このコイル材自体の送り動作に応
    じて面取り治具が従動するかのごとく回転することを特
    徴とする請求項2に記載のウエルト芯金の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記面取り加工に続いてコイル材を矯正
    ローラにて板厚方向に印圧して矯正する工程を含んでい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のウ
    エルト芯金の製造方法。
  5. 【請求項5】 互いに平行な短冊状の多数の骨片同士を
    両者の間に部分的に残されたブリッジ部にて相互に接続
    したかの如く略梯子状をなすウエルト芯金を製造する装
    置であって、 連続送りが与えられる素材としての長尺なコイル材を板
    厚方向に印圧して、前記ブリッジ部となるべき部分を除
    いてコイル材の幅方向に延びる線状かつ未拡開状態のス
    リットを所定のピッチで形成するスリッターローラと、 前記スリッターローラの後段側に設けられ、スリット加
    工後のコイル材のブリッジ部に圧延加工を施して、スリ
    ットを拡開させつつブリッジ部以外の部分で骨片同士を
    互いに離間させて全体として略梯子状に伸展成形する圧
    延ローラと、 前記圧延ローラの後段側に設けられ、圧延加工後のコイ
    ル材の幅方向両端面に噛み合いながら相対移動すること
    で各骨片のコーナーエッジ部に面取り加工を施す歯車状
    の面取り治具と、 前記面取り治具の後段側に設けられ、面取り加工後のコ
    イル材を板厚方向に印圧して矯正する矯正ローラと、 を備えていることを特徴とするウエルト芯金の製造装
    置。
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