JP2010132169A - トリム用インサート及びその形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボンド部に形成された溝部の厚さ管理を容易にし、溝部を切断し易くする。
【解決手段】並列された複数の骨片部2と、その骨片部2を横切るように伸び、並列された複数の骨片部2同士を連接するボンド部3を備える帯材11であるトリム用インサート1において、骨片部2の長手方向に沿って、ボンド部3の一方の面1a側に第一の溝部4を形成し、また、ボンド部3の他方の面1b側に、ボンド部3の一方の面1a側に形成された第一の溝部4に対向した第二の溝部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のシール材等として用いられるトリムの内部に芯材として埋設されるトリム用インサート及びその形成方法に関する。
図6及び図7に示すトリム用インサート110、210を芯材として、例えばEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合体)ソリッドゴム等のゴム材料、或いはTPO等の熱可塑性エラストマー等で押出成形されるウェザーストリップは長い帯状で成形される。そのため、例えば、自動車のドア開口部にウェザーストリップをシール材として用いる場合には、適切な長さに切断して使用する必要がある。適切な長さにするために、トリム用インサート110、210には、以下のような処理が施されている。図6及び図7には、従来、ウェザーストリップを所定の長さに切断できるように、トリム用インサート110、210に施されていた技術が開示されている。
図6に示すトリム用インサート210は板金製の帯状の部材であり、幅方向に所定の間隔で多数並列された骨片部211、211、・・・がボンド部212、212、・・・を介して連接されたものである。ボンド部212の破断される破断予定部T1に線状の加工硬化部(V字状の溝部)220が形成されている。ボンド部212の破断予定部T1の加工硬化部220は、押圧部材230をボンド部212に押圧して形成している。この押圧部材230の先端部231は、図6に示すように、ボンド部212に押圧してV字状の溝部(加工硬化部)220を形成できるように尖っている。この押圧部材230の先端部231がボンド部212を押圧することにより、ボンド部212には、図6に示すように、V字状の溝部(加工硬化部)220が形成されることになる。そして、このV字状の溝部(加工硬化部)220を折り曲げてトリム用インサート210を切断することになる。
また、図7に示すトリム用インサート110は、図6に示すトリム用インサート210と同様に、板金製の帯状の部材であり、幅方向に所定の間隔で多数並列された骨片部111、111、・・・がボンド部112、112、・・・を介して連接されたものである。一側のボンド部112の破断される破断予定部Tに折り曲げ加工による線状の加工硬化部120が形成されている。この例では、図6に示すように、長さ1.2mmのボンド部112に半径1mmの折り曲げ加工がなされ、この折り曲げ部121によって加工硬化部120が形成されている。図6の破線Tで示すのが破断予定部である(特許文献1)。
特開2003−137039(段落0011 段落0014 図2)
図6に示す技術では、トリム用インサート210を形成する帯材のボンド部212にV字状の溝部220を形成するために、V字状の形状の先端部(尖った先端部)231を備える押圧部材230を用いている。V字状の溝部220を形成する際には、押圧部材230のV字状の形状の先端部(尖った先端部)231を矢印G方向に沿って移動してボンド部212へ衝突させる(当接させる)ことで押圧を加えることになる。そして、このV字状の形状の先端部(尖った先端部)231は、繰り返し帯材(のボンド部212)に衝突させられ(当接させられ)、帯材(のボンド部212)に押圧を加え、帯材の長手方向にわたってボンド部212にV字状の溝部220を形成することになる。そのため、V字状の形状の先端部(尖った先端部)231は、はじめのうちはボンド部212に十分に押圧を加えることができ、V字状の溝部220を形成することができる。
しかしながら、V字状の形状の先端部(尖った先端部)231が継続的にボンド部212に押圧を加え続けると、具体的には、V字状の形状の先端部(尖った先端部)231が継続的にボンド部212に衝突し(当接し)続けて押圧を加えると、V字状の形状の先端部(尖った先端部)231は徐々に摩耗して、丸まった先端部となる。その結果、V字状の形状の先端部(尖った先端部)231でボンド部212に押圧を加えても、V字状の溝部220を形成することができず、折り曲げても容易には切断することができない溝部を形成することになる。これは、V字状の形状の先端部(尖った先端部)231が丸まることでボンド部212に衝突して(当接して)押圧を加えることで形成される溝部の厚さ方向が浅くなることによるものである。
このように先端部231が丸くなることにより、破断予定部T1であるV字状の溝部220の形成が難しくなり、後工程である分離機でのトリム用インサート210(ウェザーストリップ)の切断が難しくなる。つまり、ボンド部212に形成されるV字状の溝部220(破断予定部T1)の厚みが徐々に厚くなっていき、後工程である分離機でのトリム用インサート210(ウェザーストリップ)の切断(ボンド部212の切断)が難しくなるということである。また、押圧部材230の尖った先端部231が徐々に丸まっていくために、破断予定部T1の厚さの管理(残厚管理)を厳密に行う必要があり、この残厚管理の作業も容易ではない。
また、図6、図7に示す技術により形成されたトリム用インサート110、210を破断予定部T、T1で切断するとばりが発生する。破断予定部T、T1は、図6、図7に示すように、一方の面側が(トリム用インサート110、210のボンド部112、212の板厚より)くぼみ、他方の面側が(トリム用インサート110、210のボンド部112、212の板厚より)突出している。そのため、この破断予定部T、T1を分離機で折り曲げ等を行うことにより切断すると、他方の面側からばりが発生し易くなる。
これらのトリム用インサート110、210はEPDMソリッドゴムで被覆された後に加硫されており、他方の面側から発生した(破断面から発生した)ばりにもEPDMソリッドゴムが被覆された状態になる。その結果、破断面に突出部(ばりを被覆した部分)が 生じ、ウェザーストリップの形状に歪みが生じることになる。特に、ばり同士がくっついて破断面の突出部(ばりを被覆した部分)が大きくなり不良形状となることが多い。また、図7に示す破断予定部Tは折り曲げ加工により形成されているため破断予定部Tが均一の厚さになり難く、図6に示す技術と同様に、破断予定部Tの厚さの管理(残厚管理)を厳密に行う必要があり、この残厚管理の作業も容易ではない。
さらに、図6及び図7に示すトリム用インサート110、210は、一般的にウェザーストリップ製造のための押出工程に送られる。そのために、骨片部111、211等を形成したトリム用インサート110、210がリールに巻き取れるように、レベラーでトリム用インサート110、210を平坦にすることになる。その際、既に形成された破断予定部T、T1にも、押圧部材により破断予定部T、T1を形成した一方の面側とは反対側の他方の面側からレベラーによる押圧が加えられることになる。そのため、レベラーによる押圧が加わることにより、破断予定部T、T1には再度の押圧が加えられることになり、破断予定部T、T1の破壊が進むことになり易い(破断予定部T、T1に亀裂が発生し易くなる)。その結果、分離機でのトリム用インサート110、210(ウェザーストリップ)の切断に際してのばりの発生を多くする一因となる可能性を含んでいる。
また、図6及び図7に示すトリム用インサート110、210では、破断予定部T、T1の形成に際して、骨片部111、211の両端部側のボンド部112、212の板厚全体が変形するように押圧部材により破断予定部T、T1に押圧が加えられている。そのため、両端部側のボンド部112、212に全く同じ押圧が加わるとは限らずアンバランスに押圧が加えられる場合もある。その結果、押圧が強く作用した骨片部111、211の両端部の一方の端部側(一方の側方)にトリム用インサート110、210が反ってしまうことがある。このような場合、レベラーでトリム用インサート110、210を平坦にすることになる。その際、トリム用インサート110、210の反った、一方の側方(収縮して湾曲する側)と他方の側方(拡張して湾曲する側)とでレベラーでの押圧の加え方を変える等の工夫が必要になる。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、ボンド部に溝部を形成することで形成された残厚部の厚さ管理を容易にし、その残肉部は引っ張りに対しては強度を保ちつつ、折り曲げに対して容易に切断できるトリム用インサート及びその方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、並列された複数の骨片部と、該骨片部を横切るように伸び、並列された複数の前記骨片部に沿って、前記骨片部同士を連接しているボンド部と、を備える帯材であるトリム用インサートにおいて、前記骨片部の長手方向に沿って、前記ボンド部の一方の面側に前記ボンド部に沿って形成された第一の溝部と、前記骨片部の長手方向に沿って、前記ボンド部の他方の面側に、前記ボンド部に形成された前記第一の溝部に対向して形成された第二の溝部と、を備えることを特徴とする。
従って、請求項1に記載の発明によれば、ボンド部の一方の面側への押圧により第一の溝部を形成し、第一の溝部に対向して、ボンド部の他方の面側への押圧により第二の溝部を形成しているため、第一の溝部及び第二の溝部は塑性変形されて硬くなり、帯材であるトリム用インサートの長手方向に対する引っ張り力の強化を図ることが可能になるとともに、第一の溝部内及び第二の溝部内には押圧による破壊(亀裂)が多数発生する可能性が高く、溝部(第一の溝部及び第二の溝部)での折り曲げに対して容易に破断(切断)し易くなることが可能になる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成を加え、前記ボンド部の、前記一方の面側に形成した前記第一の溝部と、前記ボンド部の、前記他方の面側に形成した前記第二の溝部とは、前記ボンド部に前記第一の溝部及び前記第二の溝部を形成することで形成された残肉部を挟んで対向していることを特徴とする。
従って、請求項2に記載の発明によれば、押圧を加えることで第一の溝部及び第二の溝部を形成することで、第一の溝部と第二の溝部とが対向して残肉部を挟み込み、その残肉部では塑性変形された部分や押圧による破壊された部分(亀裂が生じた部分)もを含むことになり、このように、残肉部は塑性変形により形成されているため、帯材であるトリム用インサートの長手方向に対する引っ張り力の強化をより図ることが可能になるとともに、残肉部内に破壊(亀裂)が発生することにより、溝部(第一の溝部及び第二の溝部)での折り曲げに対してより容易に破断(切断)し易くすることが可能になる。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記ボンド部に形成された前記残肉部は、前記ボンド部の厚さ方向に沿って、前記ボンド部内に形成されていることを特徴とする。
従って、請求項3に記載の発明によれば、トリム用インサートを形成する工程における分離機により残肉部を破断(切断)すると、残肉部の破断面よりばりが出るが、ボンド部に形成された残肉部は、ボンド部の厚さ方向に沿って、ボンド部内に形成されているため、ボンド部(骨片部)の、一方の面側及び他方の面側からばりが突出することが減少し、トリム用インサート1にEPDMソリッドゴム等が被覆されていても形状不良になり難くすることが可能になる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の構成に加え、前記ボンド部の、前記骨片部の長手方向に交差する、前記第一の溝部及び前記第二の溝部の幅方向の長さは0.1mmから0.3mmの範囲内であることを特徴とする。
従って、請求項4に記載の発明によれば、トリム用インサートを形成する帯材のボンド部の溝部(第一の溝部及び第二の溝部)の幅方向(骨片部の長手方向に交差する方向)の長さは0.1mmから0.3mmの範囲内であるため、溝部(第一の溝部及び第二の溝部)を形成するための押圧部材の端部は尖った形状ではなく、押圧部材の端部の摩耗を減少させることが可能になる。
また、請求項5に記載の発明は、トリム用インサートを形成するための帯材をローラの回転によりプレス部の一対の対向する押圧部材を備えた第一プレス部へ送出する工程と、前記第一プレス部内の、一対の対向する前記押圧部材の、一方の前記押圧部材の端部と、前記帯材の、一方の面側のボンド部の、第一の溝部が形成される位置と、の位置合わせを行うとともに、一対の対向する前記押圧部材の、他方の前記押圧部材の端部と、前記帯材の、他方の面側の前記ボンド部の、前記第一の溝部が形成される位置と対向する、第二の溝部が形成される位置と、の位置合わせを行う工程と、一対の対向する前記押圧部材の前記端部により、前記ボンド部である、前記一方の面及び前記他方の面を挟み込んで押圧を加え、前記一方の面側に前記第一の溝部を形成するとともに、前記他方の面側に前記第二の溝部を形成する工程と、前記帯材をローラの回転により前記第一プレス部から第二プレス部へ送出し、前記第二プレス部において打ち抜き型により前記帯材を打ち抜いて骨片部を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
従って、請求項5に記載の発明によれば、トリム用インサートを形成するための帯材をローラの回転によりプレス部の一対の対向する押圧部材を備えた第一プレス部へ送出し、第一プレス部内の、一対の対向する押圧部材の、一方の押圧部材の端部と、帯材の、一方の面側のボンド部の、第一の溝部が形成される位置と、の位置合わせを行うとともに、一対の対向する押圧部材の、他方の押圧部材の端部と、帯材の、他方の面側の前記ボンド部の、第一の溝部が形成される位置と対向する、第二の溝部が形成される位置と、の位置合わせを行い、一対の対向する押圧部材の端部により、ボンド部である、一方の面及び他方の面を挟み込んで押圧を加え、一方の面側に第一の溝部を形成するとともに、他方の面側に第二の溝部を形成し、帯材をローラの回転により第一プレス部から第二プレス部へ送出し、第二プレス部において打ち抜き型により帯材を打ち抜いて骨片部を形成することを可能にする。
つまり、一対の対向する押圧部材の端部の位置と、トリム用インサートを形成する帯材のボンド部となる、帯材の、一方の面側及び他方の面側に第一の溝部及び第二の溝部が形成される位置と、の位置合わせを行い、トリム用インサートを形成する帯材を厚み方向から一対の対向する押圧部材が、トリム用インサートを形成する帯材の、一方の面及び他方の面を挟み込んで押圧を加え、一方の面側に第一の溝部を形成するとともに、他方の面側に前記第二の溝部を形成するため、同時に第一の溝部及び第二の溝部を形成することが可能になるとともに、同時に帯材のボンド部の溝部(第一の溝部及び第二の溝部)を形成する位置に押圧部材の端部が当接(衝突)することで押圧を加えるので、押圧部材により形成された残肉部は、ボンド部の厚さ方向に沿って、ボンド部内に形成することが可能になる。
また、押圧部材による押圧は、トリム用インサートを形成する帯材の一方の面側からのみ加えるのではなく、一方の面側及び他方の面側から対向して加えられるため、一方の面側からのみ加える場合に比べて、帯材のボンド部の溝部(第一の溝部及び第二の溝部)の変形の程度のアンバランスを減少させることが可能となり、トリム用インサートの反りである、一方の側方が収縮して湾曲し他方の側方が拡張して湾曲すること減少させることが可能になる。
本発明によれば、ボンド部に溝部である、第一の溝部及び第二の溝部を形成することで形成された残肉部の厚さの管理が容易になる。つまり、溝部の幅方向の長さが0.1mmから0.3mmの範囲内であるため、溝部を形成する押圧部材の端部の端部を尖らせる必要がなくなり、押圧部材の端部の摩耗の減少を図ることができるためである。また、帯材であるトリム用インサートの長手方向に対する引っ張り力を強化することができ、押出機等によりトリム用インサートとEPDMソリッドゴム等とが一体成形される際等において引っ張り力が作用しても容易には切断され難くなる。つまり、溝部は塑性変形により加工硬化されて硬くなっているため容易には切断され難くなる。さらに、溝部(第一の溝部及び第二の溝部)での折り曲げに対して容易に破断(切断)することができる。つまり、押圧による塑性変形の際に、溝部内に亀裂が生じることにより折り曲げによる破断(切断)の容易さを可能にしている。また、溝部である残肉部を破断(切断)した際のばりがボンド部(骨片部)の一方の面側及び他方の面側から突出することが減り、トリム用インサート1にEPDMソリッドゴム等が被覆されていても形状不良を減少させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1には、本発明のトリム用インサート1が示されている。トリム用インサート1は、本例では鉄製の帯材11であり、その帯材11の厚さは約0.5mmである。トリム用インサート1は本例のように鉄製の帯板11に限定されることなく、アルミニウム板、銅板、或いはステンレス板等の帯材の金属板を用いることも可能である。本例でのトリム用インサート1は、図1に示すように、所定の間隔で並列された複数の骨片部2があり、その骨片部2、2同士を連接するためのボンド部3が設けられている。
本例では、帯材11の幅方向である骨片部2の長手方向(図1に示す矢印X方向)に沿う長さは約40.0mm程度であり、ボンド部3の、骨片部2の長手方向に沿う方向である、図1に示す矢印X´方向に沿う長さは約2.0mm程度であり、図1の矢印Y´方向に沿うボンド部3の幅は約1.5mm程度である。そのボンド部3、3はその骨片部2、2、・・・を横切る方向(図1に示す矢印Y方向である帯材の長手方向)に伸び、骨片部2、2、・・・を連接している。本例においては、この所定の間隔Sは等間隔になっているが、等間隔に限定されず、例えば、骨片部2、2同士の間の間隔Sを狭い間隔と広い間隔とし、狭い間隔と広い間隔とが交互となるように設けることも可能である。
本例では、骨片部2、2同士を連接するためにボンド部3が二箇所設けられており、短い骨片部2aと長い骨片部2bとに区分している。具体的には、図1に示すように、骨片部2の両端部21側寄りにボンド部3、3が設けられることで、骨片部2の端部21とボンド部3との間が短い骨片部2a、2aをなし、ボンド部3、3の間が長い骨片部2bをなしている。ただし、このような形状に限定されるものではなく、骨片部2の長さが同じ長さになるようにボンド部3、3を設けることも可能であり、また、ボンド部3を一箇所にして骨片部2の両端部21、21のいずれかの端部21側寄りに設けることも可能である。
このボンド部3には、溝部4が形成されている。溝部4は、図1に示すように、直線状にボンド部3の、骨片部2の長手方向に沿う方向である、矢印X´方向に沿って伸びている。溝部4は、ボンド部3の、骨片部2の長手方向に沿う方向の、一方の端部42から他方の端部41にわたって形成されている。また、溝部4は、骨片部2の長手方向(図1に示す矢印X方向)に沿う方向で、骨片部2、2同士を連接している二箇所のボンド部3に形成されている。さらに、溝部4は、図2に示すように、トリム用インサート1を形成する帯材11の一方の面1a側(表面側)に形成されているだけではなく、トリム用インサート1を形成する帯材11の他方の面1b側(裏面側)にも形成されている。そして、図2に示すように、帯材11の一方の面1a側(表面側)に形成された表面溝部(第一の溝部)4aと帯材11の他方の面1b側(裏面側)に形成された裏面溝部(第二の溝部)4bとは対向するように形成されている。
つまり、ボンド部3の、一方の面1a側(表面側)に形成した第一の溝部4aと、ボンド部3の、他方の面1b側(裏面側)に形成した第二の溝部4bとは、ボンド部3に第一の溝部4a及び第二の溝部4bを形成することで形成された残肉部3aを挟んで対向している。この溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4は、トリム用インサート1を形成する帯材11の、一方の面1a側(表面側)及び他方の面1b側(裏面側)の両面に対して押圧を加えることにより塑性変形させている。そのため、溝部4は塑性変形により加工硬化されて硬くなるが、押圧による亀裂が溝部4内に生じている可能性が高い。つまり、押圧による塑性変形により溝部4内に隙間(亀裂)が生じている可能性が高い。
本例での溝部4である、表面溝部(第一の溝部)4a、及び裏面溝部(第二の溝部)4bともに、トリム用インサート1の一方の面1a、及び他方の面1bよりそれぞれ約0.1mmの深さの溝となっている。そのため、ボンド部3の、表面溝部4a、裏面溝部4bで挟まれた残肉部3aは約0.3mmとなっている。残肉部3aは、図2に示すように、ボンド部3を介して隣り合う骨片部2、2同士を連接することになる。また、図2に示すように、トリム用インサート1を形成する帯材11の厚さ方向(ボンド部3の厚さ方向(図2に示す矢印Z方向))では、ボンド部3の厚さ方向(図2に示す矢印Z方向)に沿って、ボンド部3の厚さtがこの残肉部3a(の厚さt´)より厚く、この残肉部3aがボンド部3の厚さ方向の中央に形成されている。
但し、本例のように、残肉部3aが図2に示す矢印Z方向におけるボンド部3の中央に形成される必要はなく、点線で示すように、ボンド部3の厚さt内に形成されていればよい。具体的には、残肉部3aが、一方の面1aからボンド部3(帯材11)の厚さを越えてはみ出すことがなく、他方の面1bからもボンド部3(帯材11)の厚さを越えてはみ出すことがなく形成されていればよいことである。つまり、ボンド部3に形成された残肉部3aは、ボンド部3の厚さ方向に沿って、ボンド部3内に形成されるということである。
つぎに、本例におけるトリム用インサート1のボンド部3への溝部4を形成し、トリム用インサート1を形成するための形成装置5の概略を説明する。図3に示すように、形成装置5では、挿入ローラ51、プレス部52及び引取ローラ53がそれぞれ配置されている。挿入ローラ51は、トリム用インサート1を形成する帯材11をプレス部52へ送り出せるように、対向する二つのローラで構成されている。挿入ローラ51に隣接するプレス部52は、第一プレス部52aと第二プレス部52bとから構成されている。第一プレス部52aは、図3に示すように、トリム用インサート1を形成する帯材11を挟み込んで押圧を加えられるように二つの第一プレス部52aが対向して設けられている。二つの対向する第一プレス部52aは、矢印C方向に沿って互い近づく方向へ移動したり、互いに離れる方向に移動したりすることになる。
第一プレス部52a、52aには、帯材11に溝部4を形成するために押圧を加える押圧部材54が取り付けられている。本例では、この押圧部材54の長手方向の長さである図1に示す矢印X方向の長さが約40.0mmであり、トリム用インサート1の骨片部2の長手方向の長さと略一致している。また、押圧部材54の幅方向(図1に示す矢印h方向)の大きさ(長さ)は0.1mmから0.3mmが好ましく、本例においては、押圧部材54の幅方向(矢印h方向)の長さは0.2mmである。図1では、具体的に、押圧部材54がトリム用インサート1を形成する帯材11に当接した状態が点線で示してある。
本例においては、押圧部材54の、矢印X方向の長さを約40.0mmとし、骨片部2の長手方向の長さと略一致しているが、骨片部2の長手方向の長さと略一致させる必要はなく、ボンド部3の、骨片部2の長手方向に沿う方向(図1に示す矢印X´方向)に対応する長さとすることも可能である。その場合には、ボンド部3の、骨片部2の長手方向に沿う方向(図1に示す矢印X´方向)に対応する長さの押圧部材54を二つ用いて、帯材11のボンド部3の溝部4を形成する位置に押圧を加えるか、或いは、平板状の部材である押圧部材54を略コ字状の形状にし、二股の端部側を帯材11の、二箇所のボンド部3、3の溝部4、4を形成する位置に押圧を加えることにすることも可能である。
本例では、押圧部材54の端部54aの形状は、平板状の部材であり、図1の点線で示すように、押圧部材54の、幅方向(図1に示す矢印h方向)の大きさ(本例では0.2mm)が維持されて、押圧を加える帯材11に対して垂直に伸びている。つまり、押圧部材54の帯材11に押圧を加える押圧部材54の端部54aを側面方向から示すと、長方形形状(矩形形状)をなしている(図4参照)。本例での押圧部材54は、図1の点線に示すように、平板状の部材であるが、平板状の部材に限定されることになく、あくまで帯材11のボンド部3の溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4を形成する位置に押圧を加える部分(押圧部材54の端部54a近傍)が平板状の長方形形状(矩形形状)をなしていればよい(図4参照)。
そして、第一プレス部52aに隣接する第二プレス部52bでは、一方の第二プレス部52bの下面に、骨片部2を打ち抜き形成するための打ち抜き型55が装着されている。そして、打ち抜き型55が装着されている一方の第二プレス部52bが、矢印D方向に沿って、固定されている他方の第二プレス部52bへ近づいたり、離れたりすることになる。第二プレス部52bに隣接する引取ローラ53は、図3に示すように、プレス52を通過したトリム用インサート1を形成する帯材11を送り出せるように、対向する二つのローラで構成されている。
つぎに、本例におけるトリム用インサート1のボンド部3への溝部4を形成し、骨片部2を形成する方法について説明する。
まず、鉄製の、トリム用インサート1を形成するための帯材11が矢印F方向へ沿って挿入ローラ51へ送られ、挿入ローラ51の矢印B方向に沿う回転により帯材11をプレス部52へ送り出す。プレス52に送り出された帯材11はプレス部52の第一プレス部52aに送出される。第一プレス部52aでは、矢印C方向に沿って、第一プレス部52aに備えられた、対向する一対の押圧部材54、54が鉄製の帯材11を挟み込む。その結果、対向する二つの押圧部材54、54が鉄製の帯材11のボンド部3に図4(b)に示すように溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4を形成する。
具体的には、第一プレス部52a内の、一対の対向する押圧部材54の、一方の前記押圧部材54の端部54aと、帯材11の、一方の面1a側のボンド部3の、表面溝部(第一の溝部)4aが形成される位置と、の位置合わせを行うとともに、一対の対向する押圧部材54の、他方の押圧部材54の端部54aと、帯材11の、他方の面1b側のボンド部3の、裏面溝部(第二の溝部)4bが形成される位置と、の位置合わせを行う。つまり、図4(a)及び図5(a)に示すように、一対の対向する押圧部材54の端部54a同士がトリム用インサート1を形成する帯材11のボンド部3に形成される溝部4となる位置を挟み込む状態になる。
そして、図4(a)及び図5(a)に示すように、矢印W方向から押圧部材54、54の端部54a、54aがトリム用インサート1を形成する帯材11のボンド部3に形成される溝部4となる位置に接近し、鉄製の帯材11のボンド部3の溝部4を形成すべき位置に当接(衝突)する。その際、図4(b)及び図5(b)に示すように、矢印W方向からの押圧部材54、54の押圧が加わり、押圧部材54、54が当接(衝突)した帯材11のボンド部3の溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4を形成すべき位置に溝部4である第一の溝部4a及び第二の溝部4bを形成する。つまり、一対の対向する押圧部材54、54の端部54a、54aにより、ボンド部3となる、帯材11の一方の面1a及び他方の面1bを挟み込んで押圧を加え、一方の面1a側に第一の溝部4aを形成するとともに、他方の面1b側に第二の溝部4bを形成する。
本例では、帯材11のボンド部3の溝部4に当接(衝突)する押圧部材54、54の端部54a、54aの幅方向(図1及び図4に示す矢印h方向)の長さは0.2mmであるために、溝部4(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)の幅方向の長さは約0.1mm程度となっている。これは、押圧部材54を帯材11に当接(衝突)させたときの押圧部材54から帯材11のボンド部の溝部4を形成すべき位置での逃げによるものである。なお、本例では、一対の対向する押圧部材54、54の端部54a、54aの幅方向(図1及び図4に示す矢印h方向)の長さは同じであるが、特に同じにする必要はなく、一対の対向する押圧部材54、54の端部54a、54aの幅方向(図1及び図4に示す矢印h方向)の長さを異なるようにすることも可能である。
例えば、一方の押圧部材54の端部54aの幅方向(図1及び図4に示す矢印h方向)の長さを0.2mmとし、他方の押圧部材54の端部54aの幅方向(図1及び図4に示す矢印h方向)の長さを0.3mmとすることも可能である。このような押圧部材54、54の端部54a、54aでトリム用インサート1を形成する帯材11のボンド部3に溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4を形成しても、帯材11であるトリム用インサート1の長手方向に対する引っ張り力を強化することができ、溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4での折り曲げに対して容易に破断(切断)することができる。
溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4が形成された帯材11は、挿入ローラ51の矢印B方向の回転及び引取ローラ53の矢印E方向の回転により、第一プレス部52aから第二プレス部52bへ送り出す。そして、第二プレス部52bへ移動した帯材11は、第二プレス部52bの打ち抜き型55の矢印D方向の移動により、打ち抜かれ、骨片部2を形成される。以上のように、帯材11のボンド部3へ溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4の形成、及び骨片部2の打ち抜き形成を行う毎に挿入ローラ51、引取ローラ53とが断続的に回転され、帯材11が所定量ずつ移動されて、トリム用インサート1が形成される。このようにして、トリム用インサート1を形成する帯材11のボンド部3への溝部(第一の溝部4a及び第二の溝部4b)4を形成及び、トリム用インサート1を形成する帯材11の骨片部2の形成を行う。
つぎに、このように形成されたトリム用インサート1を用いてウェザーストリップを製造する工程を例にとって、トリム用インサート1を溝部4に沿って切断する工程を中心に説明する。
まず、トリム用インサート1が形成された帯材11は、溝部4が形成され、打ち抜き形成(加工)による骨片部2、2、・・・が形成されているため、凸凹状になっている。ウェザーストリップを製造し易くするために、トリム用インサート1が形成された帯材11から凸凹を無くす必要がある。そのために、レベラーによりトリム用インサート1が形成された帯材11に押圧を加え、トリム用インサート1が形成された帯材11から凸凹を無くし平坦にする。そして、平坦されたトリム用インサート1が形成された帯材11を図示しないリールに巻き取る。
そして、リールに巻き取ったトリム用インサート1が形成された帯材11を押出機等により、トリム用インサート1を芯材として、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合体)ソリッドゴムで押出成形する。それと同時に、中空シール部もEPDMソリッドゴムで押出成形する。そして、トリム用インサート1とEPDMソリッドゴム等とが一体成形されることになる。このとき、トリム用インサート1は、平板状のトリム用インサート1のまわりにEPDMソリッドゴムが被覆された略平板状に押し出された形態となっている。
そして、このように、EPDMソリッドゴムが被覆された略平板状のトリム用インサート1を図示しない加硫槽に通してEPDMソリッドゴムを加硫させた後、図示しない分離機でEPDMソリッドゴムが被覆された略平板状のトリム用インサート1の所定のボンド部3の溝部4における残肉部3aを繰り返し屈曲させて切断する。その際、残肉部3aは溝部4の厚さ方向において、帯材11の厚さより薄く形成されているため、屈曲による切断で生じるばりも小さくなる。また、残肉部3aが溝部4の略中心に形成されているため残肉部3aに発生するばりが帯材11の断面方向(厚さ方向)に沿って帯材11上に出難い(帯材11であるトリム用インサート1の一方の面1a側及び他方の面1b側から突出し難い)。
本発明であるトリム用インサートを平面から示す説明図である。 図1のA−A線に沿いボンド部の断面を示す説明図である。 本発明であるトリム用インサートを形成するための形成装置の概要の一例を示す説明図である。 図1のK−K線に沿い押圧部材の端部によるボンド部への溝部の形成を示すボンド部の断面方向から示す説明図である。(a)は溝部(ボンド部)に対する押圧部材の端部近傍の移動方向(矢印W方向)を示す説明図である。(b)は押圧部材の端部近傍によりボンド部への溝部(第一の溝部及び第二の溝部)の形成を示す説明図である。 図1のM−M線に沿い押圧部材の端部によるボンド部への溝部の形成を示す、帯材の幅方向よりボンド部の断面方向から示す説明図である。(a)は溝部(ボンド部)に対する押圧部材の端部近傍の移動方向(矢印W方向)を示す説明図である。(b)は押圧部材の端部近傍によりボンド部への溝部(第一の溝部及び第二の溝部)の形成を示す説明図である。 従来の、トリム用インサートに設けられた破断予定部をトリム用インサートの断面方向から示す説明図である。 従来の、トリム用インサートに設けられた破断予定部をトリム用インサートの断面方向から示す説明図である。
符号の説明
1…トリム用インサート、1a…一方の面、1b…他方の面、11…帯材、
2…骨片部、2a…短い骨片部、2b…長い骨片部、21…端部、3…ボンド部、3a…残肉部
4…溝部、4a…表面溝部(第一の溝部)、4b…裏面溝部(第二の溝部)、41、42…端部
5…形成装置、51…挿入ローラ、52…プレス部、52a…第一プレス部、52b…第二プレス部、53…引取ローラ、54…押圧部材、54a…端部、55…打ち抜き型

Claims (5)

  1. 並列された複数の骨片部と、該骨片部を横切るように伸び、並列された複数の前記骨片部に沿って、前記骨片部同士を連接しているボンド部と、を備える帯材であるトリム用インサートにおいて、
    前記骨片部の長手方向に沿って、前記ボンド部の一方の面側に前記ボンド部に沿って形成された第一の溝部と、
    前記骨片部の長手方向に沿って、前記ボンド部の他方の面側に、前記ボンド部に形成された前記第一の溝部に対向して形成された第二の溝部と、を備えることを特徴とするトリム用インサート。
  2. 前記ボンド部の、前記一方の面側に形成した前記第一の溝部と、前記ボンド部の、前記他方の面側に形成した前記第二の溝部とは、前記ボンド部に前記第一の溝部及び前記第二の溝部を形成することで形成された残肉部を挟んで対向していることを特徴とする請求項1に記載のトリム用インサート。
  3. 前記ボンド部に形成された前記残肉部は、前記ボンド部の厚さ方向に沿って、前記ボンド部内に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトリム用インサート。
  4. 前記ボンド部の、前記骨片部の長手方向に交差する、前記第一の溝部及び前記第二の溝部の幅方向の長さは0.1mmから0.3mmの範囲内であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のトリム用インサート。
  5. トリム用インサートを形成するための帯材をローラの回転によりプレス部の一対の対向する押圧部材を備えた第一プレス部へ送出する工程と、
    前記第一プレス部内の、一対の対向する前記押圧部材の、一方の前記押圧部材の端部と、前記帯材の、一方の面側のボンド部の、第一の溝部が形成される位置と、の位置合わせを行うとともに、一対の対向する前記押圧部材の、他方の前記押圧部材の端部と、前記帯材の、他方の面側の前記ボンド部の、前記第一の溝部が形成される位置と対向する、第二の溝部が形成される位置と、の位置合わせを行う工程と、
    一対の対向する前記押圧部材の前記端部により、前記ボンド部である、前記一方の面及び前記他方の面を挟み込んで押圧を加え、前記一方の面側に前記第一の溝部を形成するとともに、前記他方の面側に前記第二の溝部を形成する工程と、
    前記帯材をローラの回転により前記第一プレス部から第二プレス部へ送出し、前記第二プレス部において打ち抜き型により前記帯材を打ち抜いて骨片部を形成する工程と、を備えることを特徴とするトリム用インサートの形成方法。
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