JP5290846B2 - トリム材用の芯材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、トリム材に埋設されるトリム材用の芯材の製造方法に関する発明である。
一般に、自動車等の車両のドア開口縁や窓開口縁のフランジには、該フランジに沿って長尺なトリム材が装着される。このトリム材は、ゴムや熱可塑性合成樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)等のポリマー材料によって横断面が略U字状の取付部を有する形状に押出成形され、その略U字状の取付部で開口縁のフランジを両側から挟むことでフランジに固定されるようになっている。このようなトリム材は、取付部に補強用の芯材(例えば冷間圧延鋼板等の帯状金属板で形成された芯材)を埋設して一体化することで、取付部を芯材で補強して開口縁のフランジに取付部を安定して固定できるようにしている。
また、車両のドア開口縁や窓開口縁のフランジは、長手方向で二次元的又は三次元的に曲がっているため、トリム材は、押出成形で略直線状に成形されたものが開口縁のフランジの曲がり形状に合わせて曲げられて装着される。このため、トリム材に埋設される芯材は、トリム材の曲がりに追随して自在に曲げられるように、長手方向に複数の芯材片部と分離空間部を交互に設けると共に芯材片部を連結部で連結した形状の芯材(魚骨芯材や竜骨芯材ということもある)が用いられる。
ところで、トリム材は、ポリマー材料の押出成形により芯材を埋設して一体化した後に、車両のドア開口縁や窓開口縁のフランジの長さに合うように所定の長さ寸法に切断して使用される。しかし、芯材の長手方向において分離空間部や芯材片部の寸法が比較的小さい上に、トリム材に埋設された芯材の分離空間部や芯材片部を外部から視認できないため、トリム材を切断する際に、トリム材の切断位置と、芯材の分離空間部や芯材片部との関係を一定に保つことは困難であり、連結部の位置(分離空間部の位置)で切断したり、芯材片部の位置で切断したり、更に、芯材片部がトリム材の長手方向と非直角になっていると、連結部と芯材片部とに跨がって切断したりすることがある。このため、トリム材を切断する毎に、その切断端面の角度や形状が不測に変動してしまうという問題がある。
そこで、特許文献1(特開平11−321480号公報)に記載されているように、長手方向に複数の骨片を所定間隔で設けると共に、これらの骨片を接続部で接続した芯材(芯金)において、切断予定位置における骨片を切除して長接続部を形成することで長間隔部を形成し、この長間隔部の位置(長接続部の位置)でトリム材(芯金インサートトリム)を切断するようにしたものがある。
また、特許文献2(特開2003−40045号公報)に記載されているように、長手方向に複数の翼片部を所定間隔で設けると共に、これらの翼片部を連結部で連結した芯材(インサート)において、切断予定位置における翼片部を切り欠いて切り欠き部を形成し、この切り欠き部の位置でトリム材(ウェザーストリップ)を切断するようにしたものがある。
特開平11−321480号公報(図2等) 特開2003−40045号公報(図4等)
しかし、上記特許文献1,2では、芯材を製造する際に具体的にどのようにして切断用の空間部(長間隔部や切り欠き部)を形成すべき位置を設定して切断用の空間部を形成するのかが開示されていないため、切断用の空間部を有する芯材を容易に製造することができず、芯材が埋設されたトリム材を芯材の所定位置で安定して切断できるようにするのが困難である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、芯材が埋設されたトリム材を切断する際に該トリム材を芯材の所定位置で安定した形状や角度に切断できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、長尺な帯板状の芯材素材から形成されて、長手方向に沿って所定間隔で配置された複数の芯材片部と、これら複数の芯材片部を連結する連結部と、隣り合う芯材片部の間に設けられた分離空間部とを有し、長尺なトリム材を成形する際にトリム材成形用のポリマー材料で被覆されることで該トリム材に埋設されて一体化された後に所定長さに切断されるトリム材用の芯材を製造する方法であって、分離空間部と芯材片部と連結部とが形成された一次芯材を長手方向に移動させて該一次芯材の移動長さを検出し、該移動長さが所定長さに対応する所定値に達する毎に少なくとも連結部を残すように芯材の長手方向において分離空間部の長手方向の寸法よりも大きい寸法の切断用空間部を形成する切断用空間部形成工程と、前記切断用空間部形成工程の前に前記一次芯材を準備する一次芯材準備工程とを含み、前記切断用空間部形成工程において、前記一次芯材を長手方向に移動させて該一次芯材の移動長さを検出する際に、該一次芯材の移動経路の近傍に又は該一次芯材に接触させて配置した検出器により該検出器の検出位置を通過する前記分離空間部及び/又は前記芯材片部の数をカウントすることで該一次芯材の移動長さを検出し、該移動長さが前記所定長さに対応する所定値に達する毎に少なくとも前記連結部を残すように隣り合う少なくとも1つの芯材片部を除去して前記切断用空間部を形成し、前記一次芯材準備工程において、前記芯材素材のうちの前記芯材片部になる部分と前記連結部になる部分とを残すように前記分離空間部になる部分を除去する打ち抜き工程を実行することで前記一次芯材を形成することを特徴とするものである。
このように、一次芯材の移動長さを検出し、その移動長さが所定長さ(トリム材を切断する長さ)に対応する所定値に達する毎に切断用空間部を形成するようにすれば、切断用空間部を形成すべき位置に切断用空間部を容易に形成することができる。これにより、切断用空間部を有する芯材を容易に製造することができ、前記芯材が埋設されたトリム材を切断する際に該トリム材を芯材の分離空間部の寸法よりも大きい寸法の切断用空間部の位置で切断することで、トリム材を芯材の所定位置(切断用空間部)で安定して切断することができる。しかも、所定値を調節することにより、芯材に形成する切断用空間部の間隔を調整して、切断長さが異なる種々のトリム材に適用可能な種々の芯材を製造することができる。
この場合、請求項1に係る発明の技術的特徴は、切断用空間部形成工程の前に一次芯材を準備する一次芯材準備工程を実行し、切断用空間部形成工程において、一次芯材を長手方向に移動させて該一次芯材の移動長さを検出する際に、該一次芯材の移動経路の近傍に又は該一次芯材に接触させて配置した検出器により該検出器の検出位置を通過する前記分離空間部及び/又は前記芯材片部の数をカウントすることで該一次芯材の移動長さを検出し、該移動長さが所定長さに対応する所定値に達する毎に少なくとも連結部を残すように隣り合う少なくとも1つの芯材片部を除去して切断用空間部を形成することである
このようにすれば、分離空間部と芯材片部と連結部とが形成された一次芯材に切断用空間部を形成して、分離空間部と芯材片部と連結部とを有すると共に切断用空間部を有する二次芯材を形成することができる。
更に、請求項1に係る発明のもう1つの技術的特徴は、一次芯材準備工程において、芯材素材のうちの芯材片部になる部分と連結部になる部分とを残すように分離空間部になる部分を除去する打ち抜き工程を実行することで一次芯材を形成することである
このようにすれば、分離空間部と芯材片部と連結部とを有する一次芯材を容易に形成することができる。
また、請求項のように、切断用空間部形成工程において、一次芯材の移動経路の近傍に又は前記一次芯材に接触させて配置した検出器により該検出器の検出位置を通過する分離空間部及び/又は芯材片部の数をカウントすることで一次芯材の移動長さを検出するようにすれば、一次芯材の移動長さを容易に且つ正確に検出することができる。
また、請求項のように、切断用空間部を形成する際に連結部のうちの該切断用空間部に対応する範囲内に該連結部を破断させ易くする破断発生部を形成するようにしても良い。
このようにすれば、芯材が埋設されたトリム材を芯材の切断用空間部で切断した後に、トリム材の切断端末に露出する連結部を破断発生部で正確な位置を保って容易に破断させて抜き取ることができる。
この場合、請求項のように、破断発生部の形成位置で連結部の幅方向寸法及び/又は厚さ寸法を隣接する連結部よりも小さくなるように形成すると良い。
このようにすれば、破断発生部をプレス加工等により容易に形成することができる。
また、請求項のように、切断用空間部形成工程において、芯材の長手方向において切断用空間部の寸法が分離空間部の寸法の2倍以上になるように切断用空間部を形成すると良い。
このようにすれば、芯材が埋設されたトリム材を芯材の切断用空間部でより確実に切断することができる。
また、請求項のように、分離空間部と芯材片部と連結部とが形成されると共に切断用空間部が長手方向に所定間隔で形成された二次芯材を芯材用リールに巻き付けるようにしても良い。
このようにすれば、トリム材の押出成形のスピードに拘束されずに二次芯材を効率的に製造でき、二次芯材を芯材用リールに巻き付けた状態にすることができる。
図1は本発明の実施例1におけるウェザーストリップをドア開口縁に沿って装着した状態を示す図である。 図2は実施例1の芯材素材の平面図である。 図3は実施例1の一次芯材の平面図である。 図4は実施例1の二次芯材の平面図である。 図5はウェザーストリップの製造装置の前半部分の概略構成図である。 図6はウェザーストリップの製造装置の後半部分の概略構成図である。 図7は切断用空間部形成装置を上流側から見た図である。 図8は押出成形型を下流側から見た図である。 図9は検出器及びその周辺部を上流側から見た図である。 図10は切断装置及びその周辺部を側方から見た図である。 図11は連結部除去工程を説明する図である。 図12は実施例1の変形例における二次芯材の平面図である。 図13は本発明に関連する参考例としての実施例2のスリットが形成された芯材素材の平面図である。 図14は実施例2の一次芯材の平面図である。 図15は実施例2の二次芯材の平面図である。 図16は実施例2の一次芯材の製造装置を側方から見た図である。 図17の(a)と(b)は本発明に関連する参考例としての実施例3の二次芯材の製造方法を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図11に基づいて説明する。
図1に示すように、車体パネルの側部のドア開口縁(フロントドア開口縁やリアドア開口縁)のフランジ11には、該フランジ11に沿って長尺なウェザーストリップ12(トリム材)が装着される。フロントドア開口縁のフランジ11には、2本のウェザーストリップ12(例えば、全長寸法K1 のウェザーストリップ12と全長寸法K2 のウェザーストリップ12)の端末を接続コーナー部13を介して接続したものが装着され、各ウェザーストリップ12のうちの接続コーナー部13と反対側の端末同士が突き当てられて接合されている。一方、リアドア開口縁のフランジ11には、1本のウェザーストリップ12(例えば、全長寸法K3 のウェザーストリップ12)が端末同士を突き当てずに離した状態で装着されている。或は、1本のウェザーストリップ12の端末同士を突き当てて接合する場合もある。
図9に示すように、ウェザーストリップ12は、ゴム又は熱可塑性合成樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)等の弾性ポリマー材料の押出成形により、横断面U字状の取付部14と、スポンジ材料製の筒状中空シール部15とが一体的に形成され、取付部14には、後述する長尺な芯材16が押出成形と同時にインサート押出成形(複合押出成形ともいう)により埋設されている。
取付部14は、車外側側壁部17と車内側側壁部18と両側壁部17,18を連結する底壁部19とを有し、車外側側壁部17の外側面に、筒状中空シール部15が一体的に設けられている。車外側側壁部17の内側面と車内側側壁部18の内側面には、それぞれ互いに対向する方向に向けて突出する保持リップ20が一体的に形成されている。本実施例1では、車外側側壁部17と車内側側壁部18に、それぞれ2つの保持リップ20が形成されている。
車体パネルのドア開口縁のフランジ11にウェザーストリップ12の取付部14を被せて取り付けたときに、各保持リップ20がフランジ11に当接して弾性変形してフランジ11を車内側と車外側の両側から挟むことで、フランジ11にウェザーストリップ12が装着される。
次に、図2乃至図4を用いて、ウェザーストリップ12に埋設される芯材16について説明する。
芯材16は、長尺な帯板状の芯材素材21(図2参照)から形成されて、長手方向で所定の寸法Cを有し、長手方向に沿って一定間隔で配置された複数の芯材片部22と、これら複数の芯材片部22を長手方向に連結する連結部23と、隣り合う芯材片部22の間に設けられて長手方向で所定の寸法S1 を有し、長手方向に沿って一定間隔で配置された分離空間部24とを有する。芯材素材21は、車両用のウェザーストリップ用としては、一般的に、厚さ寸法tが例えば0.1〜1.0mmで、幅寸法wが例えば5〜70mmの冷間圧延鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム合金板等の金属帯板が用いられる。
本実施例1では、図3に示すように、後述する打ち抜き工程で、芯材素材21を長手方向に所定量だけ移動させる毎に、芯材素材21の移動を一時的に停止させて、芯材素材21をプレスのパンチとダイを用いた打ち抜き加工(プレスによるブランク加工、ノッチ加工とも言い、以降「打ち抜き加工」ということがある)することにより、芯材素材21のうちの芯材片部22になる部分と連結部23になる部分とを残すように分離空間部24になる部分を除去することで、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有する芯材16(以下「一次芯材16A」と表記することもある)を形成する。この一次芯材16Aは、芯材片部22を連結する連結部23が長手方向に沿って1列に設けられ、隣り合う芯材片部22の間の分離空間部24が1列の連結部23によって幅方向で2つの領域に分割されている。分離空間部24は、芯材16の長手方向における寸法S1 が例えば0.5〜5mmに形成され、芯材片部22は、芯材16の長手方向における寸法Cが例えば1〜10mmに形成される。
更に、図4に示すように、後述する切断用空間部形成工程で、一次芯材16Aを長手方向に移動させて該一次芯材16Aの移動長さを検出し、一次芯材16Aの移動長さがウェザーストリップ12の全長寸法Kに対応する所定値K+α(ここで、αは切断刃70の厚さ寸法Tを下回らず、ウェザーストリップ12の長さの最大許容公差を上回らない値)に達する毎に、一次芯材16Aの移動を一時的に停止させて、一次芯材16Aの芯材片部22を打ち抜き加工することにより、連結部23を残すように長手方向に隣り合う少なくとも1つの(例えば2本)の芯材片部22を除去することで、芯材16の長手方向において分離空間部24の寸法S1 の2倍以上の寸法S2 の切断用空間部25を長手方向に所定間隔(K+α)で形成する。これにより、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有すると共に所定の間隔で切断用空間部25を有する芯材16(以下「二次芯材16B」と表記することもある)を形成する。
以下、図5乃至図11を用いて、ウェザーストリップ12の製造装置及び製造方法(芯材16の製造装置及び製造方法を含む)を説明する。
図5に示すように、長尺な帯板状の芯材素材21が巻き付けられたアンコイラ26が配置され、このアンコイラ26から芯材素材21を解いて長手方向に連続して送り出す。このアンコイラ26から芯材素材21を引取ローラ27で引き取って貯溜部28に供給し、この貯溜部28に芯材素材21が湾曲した状態で一時的に溜められる。貯溜部28には、溜められている芯材素材21の長さ(貯溜量)が所定範囲内であることを確認するための2組の位置センサ29,30(例えば、発光素子29a,30aと受光素子29b,30bとからなる光センサ)が配置され、この位置センサ29,30の出力に基づいて引取ローラ27や送出ローラ31を駆動制御することで、貯溜部28に溜められている芯材素材21の長さを所定範囲内に維持するようになっている。
この貯溜部28に溜められた芯材素材21を送出ローラ31で送り出してプレス装置32に供給する。プレス装置32には、芯材素材21のうちの芯材片部22になる部分と連結部23になる部分とを残して分離空間部24になる部分を除去するパンチ33とダイ34が設けられている。芯材素材21を長手方向に所定量だけ移動させる毎に、芯材素材21の移動を一時的に停止させて、プレス装置32で芯材素材21を一度に複数箇所で打ち抜き加工することにより、芯材素材21のうちの芯材片部22になる部分と連結部23になる部分とを残すように分離空間部24になる部分を除去する打ち抜き工程を実行する。これにより、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有する一次芯材16A(図3参照)を形成する。本実施例1では、この打ち抜き工程が一次芯材準備工程に相当する。
この後、プレス装置32から一次芯材16Aを引取ローラ35で引き取って貯溜部36に供給し、この貯溜部36に一次芯材16Aが湾曲した状態で一時的に溜められる。貯溜部36には、溜められている一次芯材16Aの長さ(貯溜量)が所定範囲内であることを確認するための2組の位置センサ37,38(例えば、発光素子37a,38aと受光素子37b,38bとからなる光センサ)が配置され、この位置センサ37,38の出力に基づいて引取ローラ35や送出ローラ39の作動と停止を駆動制御することで、貯溜部36に溜められている一次芯材16Aの長さを所定範囲内に維持するようになっている。
この貯溜部36の下流側には、送出ローラ39(移動手段)と、一次芯材16Aの移動長さを検出する検出器40(検出手段)と、切断用空間部25を形成する切断用空間部形成装置41(切断用空間部形成手段)と、引取ローラ42(移動手段)が上流側から下流側に向けて並べて配置されている。そして、貯溜部36に溜められた一次芯材16Aを送出ローラ39で送り出すと共に引取ローラ42で引き取ることで一次芯材16Aを長手方向に移動させて、この一次芯材16Aの移動長さを検出器40で検出し、一次芯材16Aの移動長さがウェザーストリップ12の全長寸法Kに対応する所定値K+α(ここで、αは切断刃70の厚さ寸法Tを下回らず、ウェザーストリップ12の長さの最大許容公差を上回らない値)に達する毎に、一次芯材16Aの移動を一時的に停止させて、切断用空間部形成装置41で切断用空間部25を形成する切断用空間部形成工程を実行する。
検出器40は、一次芯材16Aの移動経路の近傍で一次芯材16Aの分離空間部24の移動経路を挟むように発光素子40aと受光素子40bとからなる光センサが配置され、この検出器40の検出位置を芯材片部22が通過する毎(又は分離空間部24が通過する毎)に光センサの出力が変化することを利用して、検出器40の検出位置を通過する分離空間部24と芯材片部22の数のいずれかをパルスでカウントすることで一次芯材16Aの移動長さを検出する。この検出器40の出力信号は、制御装置43(図5中では「CONT」で表示)に入力される。
また、図7に示すように、切断用空間部形成装置41には、一次芯材16Aのうちの連結部23を残すように長手方向に隣り合う複数(例えば2本)の芯材片部22を除去するパンチ45とダイ46が設けられている。パンチ45は、クランクプレス等の駆動機構47によって上下方向に駆動されるパンチプレート48に取り付けられ、ダイ46は、ダイプレート49に固定されている。パンチ45は、連結部23の両側に延びる芯材片部22をそれぞれ切断するように2つに分割されて配置され、この2つに分割されたパンチ45の中央部に、連結部23に当接してダイ46に押圧するストリッパ50が配置されている。このストリッパ50は、スプリング51によりパンチ45から突出する方向に付勢されている。この切断用空間部形成装置41は、制御装置43によって制御される。
制御装置43は、検出器40の出力信号に基づいて分離空間部24と芯材片部22のいずれかのカウント数が所定回数に達したか否かを判定することで、一次芯材16Aの移動長さがウェザーストリップ12の全長寸法Kに対応する所定値(K+α)に達したか否かを判定し、一次芯材16Aの移動長さが所定値(K+α)に達する迄、送出ローラ39と引取ローラ42により一次芯材16Aを長手方向に移動させる。
その後、一次芯材16Aの移動長さが所定値(K+α)に達したときに、送出ローラ39と引取ローラ42の移動動作を停止させて一次芯材16Aの移動を停止させた状態で、切断用空間部形成装置41に作動指令信号を出力する。これにより、切断用空間部形成装置41が駆動機構47によってパンチ45を下方に駆動して一次芯材16Aを打ち抜き加工することにより、連結部23を残すように長手方向に隣り合う複数(例えば2本)の芯材片部22を除去することで、芯材16の長手方向において分離空間部24の寸法S1 の2倍以上の寸法S2 の切断用空間部25を形成する。
ここで、パンチ45の寸法について説明する。図4に示すように、1つ以上の芯材片部22を除去して長さ寸法S2 の切断用空間部25を形成するに際し、パンチ45の幅方向の寸法wは、幅方向で片側の芯材片部22の幅寸法を下回らない寸法に形成するのが好ましく、パンチ45の長手方向の寸法lは、除去する芯材片部22の数nに応じて下記(1)式を満たす寸法に形成するのが好ましい。
n×c+(n+1)×S1 ≧l≧n×c+(n−1)×S1 ……(1)
上記(1)式より、例えば2つの芯材片部22を除去する際のパンチ45の長手方向の寸法lは、[2×c+3×S1 ≧l≧2×c+S1 ]の関係を満たす寸法に形成する。
また、本実施例1では、パンチ45とダイ46を用いて芯材片部22を除去する例を説明したが、パンチ45とダイ46に代えて、レーザー光線等の熱エネルギー集中ビームで芯材片部22を溶断して除去しても良い。
切断用空間部形成装置41の作動完了後、再び送出ローラ39と引取ローラ42により一次芯材16Aを長手方向に移動させる。以上の作動と加工を繰り返すことで、一次芯材16Aの移動長さが所定値(K+α)に達する毎に一次芯材16Aに切断用空間部25を形成する。これにより、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有すると共に切断用空間部25を有する二次芯材16Bを形成する。本実施例1では、打ち抜き工程(一次芯材準備工程)と切断用空間部形成工程が二次芯材準備工程に相当する。
尚、検出器40の検出位置を通過する分離空間部24と芯材片部22の数のいずれかをカウントすることで一次芯材16Aの移動長さを検出するようにしたが、検出器40としては前記に限らず、一次芯材16Aに接触して回転するロータリ式のエンコーダや、その他の接触式又は非接触式の測長器で一次芯材16Aの移動長さを検出するようにしても良い。
また、切断用空間部形成装置41のストリッパ50の長手方向の両端に一次芯材16A側に向けて突出する突起50Aを設け、切断用空間部25を形成する際に連結部23のうちの該切断用空間部25に対応する範囲内(例えば芯材片部22の根元付近)に該連結部23を破断させ易くする破断発生部52(図4参照)を形成するようにしても良い。その際、破断発生部52において連結部23の幅方向寸法や厚さ寸法を隣接する連結部よりも小さくなるように破断発生部52を形成すると良い。このようにすれば、破断発生部52をプレス加工により容易に形成することができる。
このようにして二次芯材16Bを形成した後、図5に示すように、切断用空間部形成装置41から二次芯材16Bを引取ローラ42で引き取って貯溜部53に供給し、この貯溜部53に二次芯材16Bが湾曲した状態で一時的に溜められる。貯溜部53には、溜められている二次芯材16Bの長さ(貯溜量)が所定範囲内であることを確認するための2組の位置センサ54,55(例えば、発光素子54a,55aと受光素子54b,55bとからなる光センサ)が配置され、この位置センサ54,55の出力に基づいて引取ローラ42や送出ローラ56を駆動制御することで、貯溜部53に溜められている二次芯材16Bの長さを所定範囲内に維持するようになっている。
この貯溜部53に溜められた二次芯材16Bを送出ローラ56で送り出して芯材冷間ロール成形装置57に供給する。この芯材冷間ロール成形装置57により、二次芯材16Bを所定の中間横断面形状(図8参照)である横断面U字状(最終横断面形状よりも拡開した形状)に成形する中間横断面成形工程を実行する。この芯材冷間ロール成形装置57は、複数対(例えば3対)の成形ローラで、二次芯材16Bの横断面形状を徐々に変形させて中間横断面形状に成形する。これにより、二次芯材16Bをウェザーストリップ12に埋設される前に中間横断面形状(横断面U字状)に成形しておく。
この後、芯材冷間ロール成形装置57から送り出される中間横断面形状の二次芯材16Bを押出機(図示せず)を備えた押出成形装置58の押出成形型59に連続して供給する。この押出成形型59により、所定の中間横断面形状(図8参照)のウェザーストリップ12Aを押出成形して、中間横断面形状のウェザーストリップ12Aの取付部14に中間横断面形状の二次芯材16Bを埋設する押出成形工程を実行する。
図8に示すように、押出成形装置58は、中間横断面形状(取付部14の横断面形状が最終横断面形状よりも拡開した形状)のウェザーストリップ12Aを押出成形する押出成形型59を備え、この押出成形型59内に中間横断面形状の二次芯材16Bを長手方向に連続して供給しながら、押出成形型59内に取付部成形用ポリマー材料P1と筒状中空シール部成形用ポリマー材料P2をそれぞれ別々の供給口60,61から連続して供給して、中間横断面形状のウェザーストリップ12A(取付部14、筒状中空シール部15等)を押出成形する。これにより、中間横断面形状の二次芯材16Bをポリマー材料で被覆して中間横断面形状のウェザーストリップ12Aの取付部14に中間横断面形状の二次芯材16Bを埋設して一体化する。
この後、図6に示すように、取付部成形用ポリマー材料と筒状中空シール部成形用ポリマー材料がゴムの場合には、押出成形装置58から押し出される中間横断面形状のウェザーストリップ12Aを硬化処理装置62に供給する。この硬化処理装置62は、加熱機63(例えば高周波加熱機と熱風加熱機)でウェザーストリップ12Aを加熱してウェザーストリップ12A本体(押出成形装置58で押出成形された未加硫状態のゴム部分)を加硫させて硬化させる処理工程を実行する。ウェザーストリップ12A本体を加硫させて硬化させた後、必要に応じて冷却水槽等の冷却機64でウェザーストリップ12Aを冷却する。
尚、取付部成形用ポリマー材料と筒状中空シール部成形用ポリマー材料が熱可塑性合成樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)の場合には、加熱機63を省略して、押出成形装置58から加熱されて溶融状態で押し出される中間横断面形状のウェザーストリップ12Aを冷却水槽等の冷却機64で冷却してウェザーストリップ12A本体(押出成形装置58で押出成形された未固化状態の樹脂部分)を固化させる処理工程を実行して、ウェザーストリップ12A本体を冷却固化させる。
この後、中間横断面形状のウェザーストリップ12Aを引取機65で引き取りながらトリム材冷間ロール成形装置66に供給し、このトリム材冷間ロール成形装置66により、中間横断面形状のウェザーストリップ12Aの取付部14を最終横断面形状(図9参照)に成形する最終横断面成形工程を実行する。このトリム材冷間ロール成形装置66は、複数対(例えば3対)の成形ローラで、中間横断面形状のウェザーストリップ12Aの取付部14を該取付部14に埋設された中間横断面形状の二次芯材16Bと共に徐々に変形させて最終横断面形状に成形する。これにより、最終横断面形状のウェザーストリップ12を形成する。
このトリム材冷間ロール成形装置66の下流側には、ガイドローラ67と、ウェザーストリップ12に埋設された二次芯材16Bの切断用空間部25の位置を検出する検出器68と、ウェザーストリップ12を切断する切断装置69が上流側から下流側に向けて並べて配置されている。そして、ウェザーストリップ12を下流方向に移動させて、ウェザーストリップ12に埋設された二次芯材16Bの切断用空間部25の位置を検出器68で検出し、切断装置69により切断用空間部25の長手方向の範囲内でウェザーストリップ12を切断する切断工程を実行する。尚、検出器68の少なくとも上流側(好ましくは上流側と下流側の両方)にガイドローラ67(下流側のガイドローラは図示省略)を設けて、検出器68に対するウェザーストリップ12の位置を移動中にもより確実に常時一定に保つことができるようにするのが好ましい。
図9に示すように、検出器68は、ウェザーストリップ12の移動経路の側方近傍(車内側側壁部18の側方近傍)にウェザーストリップ12と非接触に配置され、二次芯材16Bの分離空間部24と切断用空間部25の長手方向の寸法の違いによる静電容量の変化によって切断用空間部25の位置を検出する近接センサ等によって構成されている。この検出器68の出力信号(検出信号)は、制御装置43に入力される。
また、図10に示すように、切断装置69には、切断刃70がウェザーストリップ12を横切る方向、例えば上下方向に移動可能に設けられ、この切断刃70の厚さ寸法Tが切断用空間部25の寸法S2 よりも小さい寸法になっている。この切断装置69は、制御装置43によって制御される。尚、切断刃70の形状を適宜変更しても良く、例えば、回転する円板状のメタルソーを切断刃として用いるようにしても良い。
制御装置43は、ウェザーストリップ12に埋設された二次芯材16Bの切断用空間部25の位置を検出器68で検出してから所定時間T(ウェザーストリップ12が検出器68の検出位置から切断装置69の切断刃70の位置まで移動するのに要する時間)が経過したときに、切断装置69に作動指令信号を出力する。これにより、切断装置69が切断刃70を下方に駆動してウェザーストリップ12を二次芯材16Bの切断用空間部25の位置で切断することで、ウェザーストリップ12を所定の全長寸法Kで切断する。尚、所定時間Tは、ウェザーストリップ12の移動速度Vと、検出器68の検出位置から切断装置69の切断刃70の位置までの距離Lとを用いて次式より求めることができる。
T=L/V
尚、切断装置69を、切断動作時にウェザーストリップ12の移動速度Vと同じ速度で下流側に移動させながら切断し、切断動作後に元の位置に復帰する切断方法、いわゆる走行切断法で切断するようにしても良い。
上記の通りウェザーストリップ12は、切断用空間部25の範囲内で切断される。前記の範囲内では芯材16は連結部23だけが存在し、芯材片部22は存在しない。また、切断刃70の長手方向の厚さTは切断用空間部25の寸法S2 よりも小さいので、切断位置が許容範囲内で多少ずれても、切断刃70は芯材片部22と干渉せず、ウェザーストリップ12の切断端末の形状や切断角度を不測に変動させない。
また、検出器68を切断装置69の上流側(トリム材冷間ロール成形装置66と切断装置69の間)に配置したが、検出器68を押出成形装置58の上流側(芯材冷間ロール成形装置57と押出成形装置58の間)に配置するようにしても良い。この場合、検出器68を発光素子と受光素子とからなる光センサによって構成すると、二次芯材16Bの移動長さを安定して検出できる。この場合、検出した時点から切断までの所定時間Tは、前記した式(T=L/V)で求められる。
図11に示すように、ウェザーストリップ12を切断した後、必要に応じてウェザーストリップ12の両切断端末から二次芯材16Bのうちの切断用空間部25の範囲内に位置する連結部23を抜いて除去する連結部除去工程を実行する。
この連結部除去工程では、二次芯材16Bのうちの切断用空間部25の範囲内に位置する連結部23の端末をニッパー等の工具で掴んで引っ張りながら二次芯材16Bの長手方向と交差する方向(幅方向や板厚方向)に強制的に変位させたり、捻ることで、破断発生部52を破断の開始点として該連結部23を他の連結部から容易に且つ正確な位置で破断させて抜き取ることで、ウェザーストリップ12の切断端末に連結部23が露出するのを防止できる。これにより、芯材16が埋設されたウェザーストリップ12の製造が完了する。
以上説明した本実施例1では、一次芯材16Aを長手方向に移動させて該一次芯材16Aの移動長さを検出し、一次芯材16Aの移動長さがウェザーストリップ12の全長寸法Kに対応する所定値に達する毎に一次芯材16Aの芯材片部22を打ち抜き加工(切り欠き加工)することにより切断用空間部25を形成するようにしたので、切断用空間部25を形成すべき位置に切断用空間部25を容易に形成することが可能となり、切断用空間部25を有する芯材16(二次芯材16B)を容易に製造することができる。しかも、ウェザーストリップ12の横断面形状が同一で同一形状の芯材16を用いる場合には、前記所定値を調節することにより、芯材16に形成する切断用空間部25の間隔を変更して、全長(切断長さ)が異なる種々のウェザーストリップ12に適用可能な種々の芯材16を製造することができる。
更に、本実施例1では、ウェザーストリップ12を長手方向に移動させて、ウェザーストリップ12に埋設された二次芯材16Bの切断用空間部25の位置を検出し、その切断用空間部25の範囲内でウェザーストリップ12を切断するようにしたので、ウェザーストリップ12を二次芯材16Bの分離空間部24よりも大きい切断用空間部25の範囲内で安定して切断することができる。しかも、芯材16の長手方向において切断用空間部25の寸法が分離空間部24の寸法の2倍以上になるようにしたので、検出位置に多少の位置ずれやウェザーストリップ12に長手方向の多少の伸縮が生じても、ウェザーストリップ12を切断用空間部25の範囲内の位置でより確実に切断することができる。
また、本実施例1では、芯材素材21のうちの芯材片部22になる部分と連結部23になる部分とを残すように分離空間部24になる部分を除去する打ち抜き工程を実行することで一次芯材16Aを形成するようにしたので、分離空間部24と芯材片部22と連結部23とを有する一次芯材16Aを容易に形成することができる。
また、本実施例1では、切断用空間部25を形成する際に、一次芯材16Aの移動経路の近傍に配置した検出器40により該検出器40の検出位置を通過する分離空間部24や芯材片部22の数をカウントすることで一次芯材16Aの移動長さを検出するようにしたので、一次芯材16Aの移動長さを容易に且つ正確に検出することができる。
尚、上記実施例1では、芯材16(一次芯材16Aや二次芯材16B)の連結部23を長手方向に沿って1列に設けるようにしたが、図12に示すように、芯材16(一次芯材16Aや二次芯材16B)の連結部23を長手方向に沿って2列に設けるようにしても良い。或は、連結部23を長手方向に沿って3列以上に設けるようにしても良い。連結部23を複数列に設けることによって、前述した芯材16のロール成形の際に芯材16の位置ずれ等を効果的に防止できる。
次に、図13乃至図16を用いて本発明に関連する参考例としての実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例2では、図13に示すように、後述するスリット(細隙)形成工程で、芯材素材21にスリット加工を施すことにより、芯材素材21のうちの連結部23になる部分を幅方向の一部に残すように該芯材素材21の幅方向に延びる複数のスリット71を該芯材素材21の長手方向に所定間隔で形成した後、図14に示すように、後述する圧延工程で、芯材素材21に圧延加工を施すことにより、スリット71が形成された芯材素材21のうちの少なくとも連結部23になる部分を長手方向に沿って連続して圧延して前記連結部23の厚さを元の厚さよりも減少させると共に、スリット71を該芯材素材21の長手方向に拡大して分離空間部24を形成することで、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有する一次芯材16Aを形成する。
更に、図15に示すように、切断用空間部形成工程で、前記実施例1と同じように、一次芯材16Aを長手方向に移動させて該一次芯材16Aの移動長さを検出し、一次芯材16Aの移動長さがウェザーストリップ12の全長寸法Kに対応する所定値(K+α)に達する毎に、一次芯材16Aの移動を一時的に停止させて、一次芯材16Aの芯材片部22を打ち抜き加工することにより、連結部23を残すように長手方向に隣り合う複数(例えば2本)の芯材片部22を除去することで切断用空間部25を形成して、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有すると共に切断用空間部25を有する二次芯材16Bを形成する。
図16に示すように、本実施例2では、前記実施例1のプレス装置32に代えて、一対のスリット成形ローラ72,73と、一対の平坦化ローラ74,75と、一対の圧延ローラ76,77が上流側から下流側に並べて配置されている。これらのスリット成形ローラ72,73と平坦化ローラ74,75と圧延ローラ76,77は、それぞれ上下一対の各ローラの回転軸が平ギヤ(図示せず)を介して連結され、駆動モータ等(図示せず)で各ローラのうちの一方の回転軸を回転駆動することで、上下一対の各ローラが同一周速度で回転駆動するようになっている。
スリット成形ローラ72,73は、上側ローラ72の外周面のうちの幅方向の一部(芯材素材21の幅方向でスリット71を形成する位置に対応する部分)に、凸状の切り刃(図示せず)が周方向に沿って同一ピッチで全周に形成されていると共に、下側ローラ73の外周面のうちの幅方向の一部(芯材素材21の幅方向でスリット71を形成する位置に対応する部分)に、凹状の受け刃(図示せず)が周方向に沿って同一ピッチで全周に形成され、凸状の切り刃と凹状の受け刃が噛み合う部分で芯材素材21を厚さ方向に剪断してスリット71を形成するようになっている。
そして、送出ローラ31で送り出される芯材素材21を一対のスリット成形ローラ72,73間に供給し、このスリット成形ローラ72,73で芯材素材21にスリット加工を施すことにより、芯材素材21のうちの連結部23になる部分を残すように該芯材素材21の幅方向に延びる複数のスリット71を該芯材素材21の長手方向に所定間隔で形成するスリット形成工程を実行する。尚、前記した切り刃と受け刃との噛み合いによりスリット71が形成された芯材素材21は、長手方向に波形状に形成されるが、図16では簡略化して直線で図示している。
平坦化ローラ74,75は、それぞれ外周面が平坦な円柱形状に形成されている。そして、スリット成形ローラ72,73から送り出される芯材素材21(スリット71が形成された波形の芯材素材21)を一対の平坦化ローラ74,75間に供給し、この平坦化ローラ74,75で芯材素材21を平坦化するように加圧することでスリット形成工程で発生した芯材素材21の変形を平板状に矯正する。
圧延ローラ76,77は、それぞれ外周面のうちの幅方向の一部に、芯材素材21の幅方向で少なくとも連結部23になる部分を長手方向に圧延する凸状圧延部(図示せず)が周方向に沿って全周に設けられている。
そして、平坦化ローラ74,75から送り出される芯材素材21(スリットが形成された芯材素材21)を一対の圧延ローラ76,77間に供給し、この圧延ローラ76,77で芯材素材21に圧延加工を施すことにより、スリット71が形成された芯材素材21のうちの少なくとも連結部23になる部分を長手方向に連続して圧延して連結部23の厚さを元の厚さよりも減少させると共に、スリット71を該芯材素材21の長手方向に拡大して分離空間部24を形成する圧延工程を実行する。
これにより、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有する一次芯材16A(図14参照)を形成する。本実施例2では、これらのスリット形成工程と圧延工程が一次芯材準備工程に相当する。また、平坦化ローラ74,75と圧延ローラ76,77は、順序を逆にして配置しても良い。
以上説明した本実施例2では、芯材素材21のうちの連結部23になる部分を残すようにスリット71を形成するスリット形成工程と、スリット71が形成された芯材素材21のうちの連結部23になる部分を圧延してスリット71を拡大して分離空間部24を形成する圧延工程とを実行することで一次芯材16Aを形成するようにしたので、芯材素材21を無駄なく(打ち抜きの際に生じる抜きかすを発生させず)使用して、分離空間部24と芯材片部22と連結部23とを有する一次芯材16Aを形成することができる。
上記の方法で得た一次芯材16Aを用いて二次芯材16Bを形成する工程、ウェザーストリップ12製造する工程は、前記実施例1の場合と同一である。
尚、上記実施例2では、芯材16(一次芯材16Aや二次芯材16B)の連結部23を長手方向に沿って平行に2列に設けるようにしたが、芯材16(一次芯材16Aや二次芯材16B)の連結部23を長手方向に沿って1列に設けるようにしても良い。或は、連結部23を長手方向に沿って3列以上に設けるようにしても良い。
次に、図17を用いて本発明に関連する参考例としての実施例3を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
上記各実施例1,2では、分離空間部24と芯材片部22と連結部23とが先に予め形成された一次芯材16Aに切断用空間部25を形成して二次芯材16Bを形成するようにしたが、本実施例3では、分離空間部24を形成する前に切断用空間部25が長手方向に所定の間隔(K+α)で予め形成された芯材素材21に分離空間部24と芯材片部22と連結部23とを形成して二次芯材16Bを形成するようにしている。
具体的には、図5に示す製造装置において、切断用空間部25を形成するための検出器40及び切断用空間部形成装置41をプレス装置32の上流側に配置した構成(プレス装置32の位置と、検出器40及び切断用空間部形成装置41の位置とを入れ替えた構成)にする。
図17(a)は、長手方向に所定の間隔で芯材素材21に切断用空間部25を形成し、引き続いて下流側で打ち抜き加工により複数の芯材片部22を残すように複数の分離空間部24を同時に形成する工程を図示している。尚、切断用空間部25を形成する装置は、上記実施例1の切断用空間部形成装置41と同一であり、図示を省略している。
図17(b)は、複数の分離空間部24を同時に形成した後に、芯材素材21を所定の長さだけ下流側に移動させて、次の打ち抜き加工を行う直前の状態を図示している。
二次芯材16Bを製造する場合には、芯材素材21を長手方向に移動させて、この芯材素材21の移動長さを検出器40で検出し、芯材素材21の移動長さがウェザーストリップ12の全長寸法Kに対応する所定値(K+α)に達する毎に、芯材素材21の移動を一時的に停止させて、切断用空間部形成装置41で芯材素材21を打ち抜き加工(プレス加工)することにより、連結部23を残すよう芯材素材21の一部を除去することで切断用空間部25を形成する切断用空間部形成工程を実行する。これにより、切断用空間部25を有する芯材素材21を形成する。尚、前記打ち抜き加工の際に、上記実施例1と同様の位置に破断発生部52を形成することができる。
この切断用空間部形成工程の後に、図17に示すように、切断用空間部25が形成された芯材素材21を長手方向に所定量だけ移動させる毎に、芯材素材21の移動を一時的に停止させて、プレス装置32で芯材素材21(切断用空間部25が形成された芯材素材21)を打ち抜き加工することにより、芯材素材21のうちの芯材片部22になる部分と連結部23になる部分とを残すように分離空間部24になる部分を除去する打ち抜き工程を実行する。この打ち抜き工程が芯材形成工程に相当する。
これにより、芯材片部22と連結部23と分離空間部24とを有すると共に切断用空間部25を有する二次芯材16Bを形成する。本実施例3では、切断用空間部形成工程と打ち抜き工程(芯材形成工程)が二次芯材準備工程に相当する。
具体的には、図17(a)に示すように、まず、芯材素材21に分離空間部24の長手方向の寸法S1 よりも大きい寸法S2 に切断用空間部25を所定の間隔(K+α)を隔てて形成する。
この後、切断用空間部25が形成された芯材素材21を所定の長さだけ下流側に移動させ、下流側で複数の分離空間部24を同時に形成する。分離空間部24を形成する装置は、図示しないプレス装置に取り付けられたパンチプレート32に、複数(本実施例3では5個)のパンチ33が長手方向に沿って取り付けられている。各パンチ33の長手方向の寸法S12は、分離空間部24の寸法S1 と同一であり、複数のパンチ33が長手方向に芯材片部22の寸法Cと同一の隙間寸法C12を保ってパンチプレート32に取り付けられている。パンチプレート32が1回下降作動すると、芯材素材21にパンチ33の数(本実施例3では5個)と同数の分離空間部24が一度に形成される。
芯材素材21を移動させる長さは、各パンチ33の長さS12と各パンチ33間の間隔C12及びパンチ33の数Nに関連する長さであり、芯材素材21の一回の移動長さLは次式により決定される。
L=(S12+C12)×N
図17(a)では、一回の打ち抜き加工で芯材素材21の下流側部分に所定数の分離空間部24が形成され、上流側に未加工部分(分離空間部24が形成されていない部分)21Aが残っている状態を図示している。
この後、図17(b)に示すように、芯材素材21を前記所定の長さだけ下流側に移動させると、未加工部分21Aがパンチ33の下方に位置すると共に、次の上流側の芯材素材21のうちの下流側部分がパンチ33の下方に位置する状態となる。
この状態で、パンチプレート32が次の1回下降作動すると、未加工部分21A及び次の上流側の芯材素材21のうちの下流側部分に、分離空間部24が形成される。この際、切断用空間部25に位置するパンチ33は打ち抜き加工をせず、いわゆる「空打ち」状態となる。
以上説明した本実施例3においても、前記実施例1とほぼ同じ効果を得ることができる。
尚、上記実施例3では、芯材16(二次芯材16B)の連結部23を長手方向に沿って1列に設けるようにしたが、芯材16(二次芯材16B)の連結部23を長手方向に沿って2列に設けるようにしても良い。或は、連結部23を長手方向に沿って3列以上に設けるようにしても良い。
また、上記実施例1,2では、ウェザーストリップ12の製造ラインで、芯材素材21から一次芯材16Aを形成すると共に、この一次芯材16Aから二次芯材16Bを形成するようにしたが、上記実施例1,2において、一次芯材16Aを外部から入手して、切断用空間部形成工程以降の工程を実行するようにしても良い。この場合、例えば、一次芯材16Aが巻き付けられたアンコイラを配置し、このアンコイラから一次芯材16Aを解いて送り出す工程を実行する。このようにすれば、ウェザーストリップ12の製造ラインとは別ラインで製造した一次芯材16Aを用いてウェザーストリップ12を製造することができる。
また、上記実施例3では、ウェザーストリップ12の製造ラインで、切断用空間部25が形成された芯材素材21を形成すると共に、この芯材素材21から二次芯材16Bを形成するようにしたが、上記実施例3において、切断用空間部25が形成された芯材素材21を外部から入手して、打ち抜き工程(芯材形成工程)以降の工程を実行するようにしても良い。この場合、例えば、切断用空間部25が形成された芯材素材21が巻き付けられたアンコイラを配置し、このアンコイラから切断用空間部25が形成された芯材素材21を解いて送り出す工程を実行する。このようにすれば、ウェザーストリップ12の製造ラインとは別ラインで製造した芯材素材21(切断用空間部25が形成された芯材素材21)を用いてウェザーストリップ12を製造することができる。
或は、上記実施例1〜3において、二次芯材16Bを外部から入手して、中間横断面成形工程以降の工程を実行するようにしても良い。この場合、例えば、二次芯材16Bが巻き付けられたアンコイラを配置し、このアンコイラから二次芯材16Bを解いて送り出す工程を実行する。このようにすれば、ウェザーストリップ12の製造ラインとは別ラインで製造した二次芯材16Bを用いてウェザーストリップ12を製造することができる。
また、上記実施例1〜3において、二次芯材16Bの製造のみを行う場合には、二次芯材16Bを製造した後、その二次芯材16Bを芯材用リールであるリコイラ78(図5の二点鎖線参照)に巻き付ける芯材巻取工程を実行して、中間横断面成形工程以降の工程を省略するようにしても良い。この場合、リコイラ78や該リコイラ78の回転駆動装置等が芯材巻取手段に相当する。
また、上記実施例1〜3では、車体パネルの側部のドア開口縁(フロントドア開口縁やリアドア開口縁)に装着されるウェザーストリップ12に本発明を適用したが、これに限定されず、車体パネルの後部のドア開口縁やトランクルームの開口縁や窓開口縁に装着されるウェザーストリップに本発明を適用しても良い。
更に、取付部14の車外側側壁部17に筒状中空シール部15が設けられたウェザーストリップ12に限定されず、取付部14の底壁部19に筒状中空シール部15が設けられたウェザーストリップ12(図9の二点鎖線参照)や筒状中空シール部15を備えていないウェザーストリップに本発明を適用しても良い。
その他、本発明は、ウェザーストリップの各部(取付部、シール部等)の形状や、芯材の各部(芯材片部、連結部、分離空間部、切断用空間部等)の形状を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。
12…ウェザーストリップ(トリム材)、16…芯材、21…芯材素材、22…芯材片部、23…連結部、24…分離空間部、25…切断用空間部、32…プレス装置、39…送出ローラ(移動手段)、40…検出器(検出手段)、41…切断用空間部形成装置(切断用空間部形成手段)、42…引取ローラ(移動手段)、43…制御装置、57…芯材冷間ロール成形装置、58…押出成形装置、59…押出成形型、62…硬化処理装置、66…トリム材冷間ロール成形装置、68…検出器、69…切断装置、70…切断刃、71…スリット、72,73…スリット成形ローラ、76,77…圧延ローラ

Claims (5)

  1. 長尺な帯板状の芯材素材から形成されて、長手方向に沿って所定間隔で配置された複数の芯材片部と、これら複数の芯材片部を連結する連結部と、隣り合う芯材片部の間に設けられた分離空間部とを有し、長尺なトリム材を成形する際にトリム材成形用のポリマー材料で被覆されることで該トリム材に埋設されて一体化された後に所定長さに切断されるトリム材用の芯材を製造する方法であって、
    前記分離空間部と前記芯材片部と前記連結部とが形成された一次芯材を長手方向に移動させて該一次芯材の移動長さを検出し、該移動長さが前記所定長さに対応する所定値に達する毎に少なくとも前記連結部を残すように前記芯材の長手方向において前記分離空間部の長手方向の寸法よりも大きい寸法の切断用空間部を形成する切断用空間部形成工程と、 前記切断用空間部形成工程の前に前記一次芯材を準備する一次芯材準備工程と
    を含み、
    前記切断用空間部形成工程において、前記一次芯材を長手方向に移動させて該一次芯材の移動長さを検出する際に、該一次芯材の移動経路の近傍に又は該一次芯材に接触させて配置した検出器により該検出器の検出位置を通過する前記分離空間部及び/又は前記芯材片部の数をカウントすることで該一次芯材の移動長さを検出し、該移動長さが前記所定長さに対応する所定値に達する毎に少なくとも前記連結部を残すように隣り合う少なくとも1つの芯材片部を除去して前記切断用空間部を形成し、
    前記一次芯材準備工程において、前記芯材素材のうちの前記芯材片部になる部分と前記連結部になる部分とを残すように前記分離空間部になる部分を除去する打ち抜き工程を実行することで前記一次芯材を形成することを特徴とするトリム材用の芯材の製造方法。
  2. 前記切断用空間部形成工程において、前記切断用空間部を形成する際に前記連結部のうちの該切断用空間部に対応する範囲内に該連結部を破断させ易くする破断発生部を形成することを特徴とする請求項1に記載のトリム材用の芯材の製造方法。
  3. 前記破断発生部の形成位置で前記連結部の幅方向寸法及び/又は厚さ寸法を隣接する前記連結部よりも小さくなるように形成することを特徴とする請求項に記載のトリム材用の芯材の製造方法。
  4. 前記切断用空間部形成工程において、前記芯材の長手方向において前記切断用空間部の寸法が前記分離空間部の寸法の2倍以上になるように前記切断用空間部を形成することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のトリム材用の芯材の製造方法。
  5. 前記分離空間部と前記芯材片部と前記連結部とが形成されると共に前記切断用空間部が長手方向に所定間隔で形成された二次芯材を芯材用リールに巻き付ける芯材巻取工程を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のトリム材用の芯材の製造方法。
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