JP2010235219A - クレーンのロープ掛け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプレッダ(吊り具)のスキュー動作時にロープ張力を自動的に調整し得るクレーンのロープ掛け構造。
【解決手段】トロリーに、ドラム16に対して平行となるように、左右一対のロープ操作板124,125を軸支すると共に、各ロープ操作板124,125の前端部に吊り具8の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープ78,74又は73,77を装着し、更に、各ロープ操作板124,125の後端部どうしを連結部材127で連結したリンク式のロープ張力自動調整機構100を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、海上輸送用のコンテナを扱うクレーンのロープ掛け構造に関するものである。
海上輸送用のコンテナを扱うクレーンのロープ掛け構造としては、従来、逆ピラミッドの側面を構成する4つのロープ巻き掛け仮想面にそれぞれロープをV字状に配置したクレーンのワイヤリービング構造、或いは、直方体の側面を構成する4つのロープ巻き掛け仮想面にそれぞれロープをX字状に配置した荷役昇降装置が知られている(例えば、特許文献1又は2参照。)。
特許文献1は、ワイヤリービング構造に終始し、コンテナのシフト及びスキューを操作した時のロープ張力の調整方法に関しては記載されていない。他方、特許文献2には、コンテナのシフト及びスキューを強制的に制御する手段について記載されているが、外部から油圧等を使って複数のアクチュエータを連動して操作しなければならず、操作を精密に行なわないと、振れが発生してしまうという欠点がある。
特許第3268224号明細書 特表平10−507435号公報
本発明は、外力を与えなくてもスプレッダ(吊り具)のスキュー動作時にシフト方向の振れを止め、かつ、ロープ張力を自動的に調整し得るクレーンのロープ掛け構造を提供することにある。
(1)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の前後両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡し、他方、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形が合同になるようにし、且つ、前記トロリーに一対のロープ操作板を軸支すると共に、各ロープ操作板の前端部に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープを装着し、更に、各ロープ操作板の後端部どうしを連結部材で連結したリンク式のスキュー補償装置を設けたことを特徴とするものである。
(2)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、上記(1)において、トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第3及び第7の1組のロープにより、前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に、全ての三角形が合同になるようにし、且つ、前記トロリーに一対のロープ操作板を軸支すると共に、一方のロープ操作板の前端部に第4及び第8の1組のロープを装着し、他方のロープ操作板の前端部に第3及び第7の1組のロープを装着し、更に、各ロープ操作板の後端部どうしを連結部材で連結したリンク式のスキュー補償装置を設けたことを特徴とするものである。
(3)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、上記(1)において、トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四、第五及び第六シーブ群並びに第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープにより、前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に、全ての三角形が合同になるようにし、且つ、前記トロリーに一対のロープ操作板を軸支すると共に、一方のロープ操作板の前端部に第4及び第8の1組のロープを装着し、他方のロープ操作板の前端部に第3及び第7の1組のロープを装着し、更に、各ロープ操作板の後端部どうしを連結部材で連結したリンク式のスキュー補償装置を設けたことを特徴とするものである。
(4)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、上記(1)、(2)又は(3)において、トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の底辺をトロリー側に位置させることを特徴とするものである。
本発明のクレーンのロープ掛け構造は、一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の前後両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡し、他方、前記吊り具の横方向の前後両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形が合同になるようにするので、吊り具の周囲に想定した四つのロープ巻き掛け仮想面に含まれる8本(2本×4組)のロープが全てトラス構造となり、吊り具及び吊り具に把持された吊り荷の走行及び横行方向の振れを抑制する抑制力がより向上するようになった。
本発明は、特に、前記トロリーに一対のロープ操作板を軸支すると共に、各ロープ操作板の前端部に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープを装着し、更に、各ロープ操作板の後端部どうしを連結部材で連結したリンク式のスキュー補償装置を設けたので、スキュー発生時に、スキュー補償装置の連結部材によってロープ張力が自動的に調整され、振れ止め機能を働かせた状態で自動的に吊り具のスキューに対応することができるようになった。また、走行方向の振れが発生した時は、リンク式のロープ操作板がロープ張力の変化を抑制して吊り具の走行方向(長手方向)の振れを抑制することができる。
トランスファークレーンの斜視図である。 本発明に係るロープ掛け構造を示す斜視図である。 単頭シリンダ式の傾転装置の側面図である。 ロープ張力自動調整機構の平面図及び作用説明図である。 ロープ張力自動調整機構の機構図である。 図2の矢印A方向からロープ掛け構造の模式図である。 図2の矢印B方向からロープ掛け構造の模式図である。 (a)〜(d)三角形のパターン図である。 双頭シリンダ式の傾転装置の側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を用いて説明する。
図1に示すように、トランスファークレーン1は、クレーン本体2が門形に形成され、その脚部3に設けた前後左右の4組のラバータイヤ4によってコンテナ蔵置ゾーンを矢印Eの方向に前進する。また、トランスファークレーン1は、クレーン本体上部のガーダ5上を矢印Fの方向に向かって前進するトロリー6を具備すると共に、トロリー6上のドラム(図示せず)から引き出した複数のワイヤーロープ(以下、ロープと称する。)7によって吊り具8を吊るようになっている。
尚、トランスファークレーン1は、矢印Eに対して逆の方向に後進し、他方、トロリー6は、矢印Fに対して逆の方向に後進するようになっている。符号9は、海上輸送用のコンテナを示している。
図2に示すように、トロリー(図示せず)は、8本(2本×4組)のロープを具備した一本のドラム16、軸芯が第一シーブ群10の軸芯と平行で且つトロリー6の四隅に設けられた第二シーブ群20、軸芯がドラム16の軸芯と平行で且つトロリー6の反ドラム側に設けられた第三シーブ群30、軸芯がドラム16の軸芯と平行で且つトロリー6の中央部に設けられた第五シーブ群50、及びシーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群60を備えている。
他方、吊り具8は、軸芯がドラム16の軸芯と直交する方向で且つ吊り具8の長手方向の両端中央部に設けられた第一シーブ群10と、軸芯が第一シーブ群10のシーブ軸芯と直交し且つ吊り具8の四隅に設けられた第四シーブ群40とを備えている。
上記第5シーブ群50は、第1,第2シーブ51,52と、第3,第4シーブ53,54の二つの群より構成されているが、第1,第2シーブ51,52は、トロリーの前進側に設けられ、第3,第4シーブ53,54は、トロリーの後進側に配置されている。また、第1,第2シーブ51,52及び第3,第4シーブ53,54は、それぞれ、同一の軸で支持されているが、所望により、第1,第2シーブ51,52を吊り具8の長手方向(矢印E方向)に離反させてもよい。その際、第3,第4シーブ53,54も第1,第2シーブ51,52と同様に吊り具8の長手方向に離反させる。
図2に示すように、トロリー(図示せず)は、ドラム16側に単頭シリンダ式の傾転装置115を設け、反ドラム側に単頭シリンダ式の傾転装置116を設けている。前者は、第1,第2ロープ71,72の接続部に設けたアーム123をドラム16に対して平行にスライドし、後者は、第5,第6ロープ75,76の接続部に設けたアーム123をドラム16に対して平行にスライドするようになっている。これらの傾転装置115、116は、図3に示すように、電動モーター121によって単頭シリンダ122を矢印で示すように前後にスライドさせるようになっている。
また、上記トロリーは、図2に示すように、反ドラム側にリンク式のスキュー補償装置としてのロープ張力自動調整機構100を備えている。このロープ張力自動調整機構100は、トロリーの横行方向に所定の間隔を隔てて設けた左右一対の第1,第2ロープ操作板124,125と、これらの第1,第2ロープ操作板124,125を回動自在に軸支する支持軸126,126と、第1,第2ロープ操作板124,125の後端部どうしを連結するリンク状の連結部材127によって構成されている。
図4に示すように、第1ロープ操作板124は、支持軸126の両側にロープ取付具装着孔131,132を具備し、左方のロープ取付具装着孔131には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ78を取り付け、右方のロープ取付具装着孔132には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ74を取り付けるようになっている。また、第2ロープ操作板125は、支持軸126の両側にロープ取付具装着孔133,134を具備し、左方のロープ取付具装着孔133には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ73を取り付け、右方のロープ取付具装着孔134には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ77を取り付けるようになっている。更に、上記連結部材127は、支持軸135,135によってロープ操作板124,125に軸支されている。
更に詳しく説明すると、ロープ張力自動調整機構100は、図5に示すように、第1ロープ操作板124を軸支する支持軸126と、その両側に設けたロープ取付具装着孔131,132とが一直線上に位置する一方、第2ロープ操作板125を軸支する支持軸126と、その両側に設けたロープ取付具装着孔133,134とが一直線上に位置するようになっている。また、図5に示すように、左方の支持軸126の中心からロープ取付具装着孔131,132の中心に至る間隔i,jと、右方の支持軸126の中心からロープ取付具装着孔133,134の中心に至る間隔m,nとが全て等間隔になっている。その上、左右一対の第1,第2ロープ操作板124,125と、これらのロープ操作板124,125を軸支する二本の支持軸126,126と、第1,第2ロープ操作板124,125の後端部を連結する連結部材127とが平行四辺形を構成するようになっている。
尚、第1,第2ロープ操作板124,125の形状としては、例えば、ホームベース、若しくは二等辺三角形などの形状が好ましい。
図2に示すように、上記ドラム16は、吊り具8の長手方向前端部に相当するトロリー上の一側端部に設置されている。更に、ドラム16は、第一、第二シーブ群10及び20を経由して吊り具8を吊支する第1、第2の1組のロープ71及び72、第三、第一及び第二シーブ群30,10及び20を経由して吊り具8を吊支する第5、第6の1組のロープ75及び76、第四、第五、第六シーブ群40,50及び60並びに第三、第四及び第五シーブ群30,40及び50を経由して吊り具8を吊支する第4、第8の1組のロープ74及び78、同じく第四、第五、第六シーブ群40,50及び60並びに第三、第四及び第五シーブ群30,40及び50を経由して吊り具8を吊支する第3、第7の2本1組のロープ73及び77を備えている。
更に詳しく説明すると、矢印Aの方向から見た場合、第1のロープ71は、第一シーブ群10の前端側の後方シーブ12及び第二シーブ群20の前方左端シーブ21を経由して後述する第2のロープ72と接続され、吊り具8とトロリー(図示せず)の間に三角形aを形成する。
第2のロープ72は、第一シーブ群10の前端側の前方シーブ11及び第二シーブ群20の前方右端シーブ22を経由して前記第1のロープ71に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形bを形成する。
第5のロープ75は、第三シーブ群30の中央部のシーブ31、第一シーブ群10の後端側の前方シーブ13及び第二シーブ群20の後方左端シーブ23を経由して後述する第6のロープ76と接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形cを形成する。
第6のロープ76は、第三シーブ群30の中央部のシーブ32、第一シーブ群10の後端側の後方シーブ14及び第二シーブ群20の後方右端シーブ24を経由して前記第5のロープ75に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形dを形成する。
他方、矢印Bの方向から見た場合、第4のロープ74は、第四シーブ群40の前端側の右端シーブ42、第五シーブ群50の第2シーブ52、及び第六シーブ群60の第1シーブ61を経由してロープ操作板124の右端(矢印A方向から見て右端)に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形fを形成する。
第8のロープ78は、第三シーブ群30の左端シーブ34、第四シーブ群40の前端側の左端シーブ41及び第五シーブ群50の第1シーブ51を経由してロープ操作板124の左端に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形eを形成する。
第3のロープ73は、第四シーブ群40の後端側の右端シーブ44、第五シーブ群50の第4シーブ54、及び第六シーブ群60の第2シーブ62を経由してロープ操作板125の左端(矢印A方向から見て左端)に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形hを形成する。
第7のロープ77は、第三シーブ群30の右端シーブ33、第四シーブ群40の後端側の左端シーブ43、第五シーブ群50の第3シーブ53を経由してロープ操作板125の右端に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形gを形成する。
ここで、三角形a〜hについて詳しく説明する。図6に示すように、三角形aは、吊り具8側のシーブ12とトロリー側のシーブ21に支持された斜辺x1、トロリー側のシーブ21に支持された底辺y1、吊り具8側のシーブ12に支持された鉛直辺z1により形成される。p1は底辺y1と鉛直辺z1の見掛け上の交点を示す。
三角形bは、吊り具8側のシーブ11とトロリー側のシーブ22に支持された斜辺x2、トロリー側のシーブ21に支持された底辺y2、吊り具8側のシーブ12に支持された鉛直辺z2により形成される。p2は底辺y2と鉛直辺z2の見掛け上の交点を示す。
三角形cは、吊り具8側のシーブ13とトロリー側のシーブ23に支持された斜辺x5、トロリー側のシーブ23に支持された底辺y5、吊り具8側のシーブ13に支持された鉛直辺z5により形成される。p5は底辺y5と鉛直辺z5の見掛け上の交点を示す。
三角形dは、吊り具8側のシーブ14とトロリー側のシーブ24に支持された斜辺x6、トロリー側のシーブ24に支持された上辺y6、吊り具8側のシーブ14に支持された鉛直辺z6により形成される。p6は底辺y6と鉛直辺z6の見掛け上の交点を示す。
更に、図7に示すように、三角形eは、吊り具8側のシーブ41とトロリー側のシーブ51に支持された斜辺x8、トロリー側のシーブ51に支持された上辺y8、吊り具8側のシーブ41に支持された鉛直辺z8により形成される。p8は底辺y8と鉛直辺z8の見掛け上の交点を示す。
三角形fは、吊り具8側のシーブ42とトロリー側のシーブ52に支持された斜辺x4、トロリー側のシーブ52に支持された上辺y4、吊り具8側のシーブ42に支持された鉛直辺z4により形成される。p4は底辺y4と鉛直辺z4の見掛け上の交点を示す。
三角形gは、吊り具8側のシーブ43とトロリー側のシーブ53に支持された斜辺x7、トロリー側のシーブ53に支持された上辺y7、吊り具8側のシーブ43に支持された鉛直辺z7により形成される。p7は底辺y7と鉛直辺z7の見掛け上の交点を示す。
三角形hは、吊り具8側のシーブ44とトロリー側のシーブ54に支持された斜辺x3、トロリー側のシーブ54に支持された上辺y3、吊り具8側のシーブ44に支持された鉛直辺z3により形成される。p3は底辺y3と鉛直辺z3の見掛け上の交点を示す。
しかも、上記三角形a〜hは、次式(1)〜(3)を満足するように形成されているため、互いに合同である。その上、底辺y1〜y8は、全てトロリー6側に面している。
x1=x2=x3=x4=x5=x6=x7=x8 ・・・・ (1)
y1=y2=y3=y4=y5=y6=y7=y8 ・・・・ (2)
z1=z 2=z3=z4=z5=z6=z7=z8 ・・・・ (3)
図8(a)は三角形a及びcをパターン化した図、図8(b)は三角形b及びdをパターン化した図、図8(c)は三角形e及びgをパターン化した図、図8(d)は三角形f及びhをパターン化した図である。
上記のように、この発明は、吊り具8の周囲に想定した四つのロープ巻き掛け仮想面(図示せず)に含まれる8本(2本×4組)のロープ71〜78によって形成された8個の三角形a〜hが全てトラス構造となるため、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷(以下、単に、吊り具8と云う。)のシフト及びスキューを抑制する抑制力が従来よりも向上する。特に、吊り具8の長手方向の端部中央では、2本のロープ71,12が同一軸のシーブ11,12を両側から挟むように掛けられ、更に、2本のロープ75,76が同一軸のシーブ13,14を両側から挟むように掛けられているので、吊り具8の横手方法(横行方向)の振れを抑制する抑制力が高くなる。
本発明によれば、トロリーの横行に伴う吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷(以下、単に、吊り具8と云う。)の横揺れがほとんど発生しないが、上記傾転装置115,116のシリンダ120を吊り具8の振れと同調させることにより吊り具8の横振れを速やかに停止させることも可能である。また、上記傾転装置115,116のシリンダ120を同方向にスライドさせることにより、吊り具8を横手方向、すなわち、トロリーの横行方向に強制的にシフトさせることができる。
また、この発明では、傾転装置115,116のシリンダ120を別方向にスライドさせることにより、吊り具8を時計方向にスキューする場合、図4に示すように、ロープ78,73が矢印s方向に引っ張れる一方、ロープ74,77が矢印t方向に緩んで第1,第2ロープ操作板124,125が支持軸126を軸にして反時計方向に回動し、両者を連結する連結部材127が矢印L方向にスライドする。
これとは逆に、吊り具8を反時計方向にスキューする場合、図4に示すように、ロープ78,73が矢印t’方向に引っ張れる一方、ロープ74,77が矢印s’方向に緩んでロープ操作板124,125が支持軸126を軸にして時計方向に回動し、両者を連結する連結部材127が矢印L’方向にスライドする。このため、ロープ張力自動調整機構100の働きによりロープ張力を自動的に調整し、傾転装置115,116のスキュー操作にロープ長さが追従可能となる。
また、吊り具8の走行方法(長手方向)の振れが発生した時は、ロープ張力自動調整機構100がロープ長の変化にブレーキを掛けるため、吊り具8の走行方向の振れを抑制することができる。
この際、全ての三角形a〜hの斜辺x1〜x8の両端に位置するシーブの、トロリー側の直径及び吊り具側の直径をそれぞれ同一とし、且つ、トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54の直径が吊り具側のシーブ11〜14及び41〜44の直径よりも小さいか、または同一とすることが望ましい。
トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54は、イコライザーシーブであり、吊り具又は吊り具に把持された吊り荷の昇降時におけるロープの通過がほとんど無いため、トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54の直径を吊り具側のシーブ11〜14及び41〜44の直径より小さくしてもロープ寿命等に悪影響を及ぼすことがない。その上、軽量化が図れる。
また、ロープの張力差分の力で吊り具8をシフト可能であるから、単頭シリンダ式の傾転装置115,116の小型化が可能となる。
以上の説明では、ドラム16がトロリーの一端部に片寄っている場合について説明したが、ドラム16をトロリーの中央に設置することもできる。この場合は、反ドラム側に設けたシーブ31〜34に対向するように、第三シーブ群30として、支持軸がドラム16の軸と平行な4個のシーブを追加で設けて第1乃至第4のロープ71〜74をそれぞれ支持させる。
また、単頭シリンダ式の傾転装置115,116の代わりに双頭シリンダ式の傾転装置111を適用することも可能である。この双頭シリンダ式の傾転装置111は、図9に示すように、電動モーター119によって双頭シリンダ120を矢印の方向にスライドするようになっている。双頭シリンダ式の傾転装置111の場合は、ブラケットなどを介して双頭シリンダ120の両端にロープを取り付ける。
6 トロリー
8 吊り具
16 ドラム
78,74又は73,77 2本1組のロープ
100 ロープ張力自動調整機構
124,125 ロープ操作板
127 連結部材

Claims (4)

  1. 一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の前後両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡し、他方、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形が合同になるようにし、且つ、前記トロリーに一対のロープ操作板を軸支すると共に、各ロープ操作板の前端部に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープを装着し、更に、各ロープ操作板の後端部どうしを連結部材で連結したリンク式のスキュー補償装置を設けたことを特徴とするクレーンのロープ掛け構造。
  2. トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第3及び第7の1組のロープにより、前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に、全ての三角形が合同になるようにし、且つ、前記トロリーに一対のロープ操作板を軸支すると共に、一方のロープ操作板の前端部に第4及び第8の1組のロープを装着し、他方のロープ操作板の前端部に第3及び第7の1組のロープを装着し、更に、各ロープ操作板の後端部どうしを連結部材で連結したリンク式のスキュー補償装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のクレーンのロープ掛け構造。
  3. トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四、第五及び第六シーブ群並びに第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープにより、前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に、全ての三角形が合同になるようにし、且つ、前記トロリーに一対のロープ操作板を軸支すると共に、一方のロープ操作板の前端部に第4及び第8の1組のロープを装着し、他方のロープ操作板の前端部に第3及び第7の1組のロープを装着し、更に、各ロープ操作板の後端部どうしを連結部材で連結したリンク式のスキュー補償装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のクレーンのロープ掛け構造。
  4. トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の底辺をトロリー側に位置させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のクレーンのロープ掛け構造。
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