JP4303777B1 - クレーンのロープ掛け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造がシンプルで応答性が高く、且つ、高揚程、高速度化に対応することができるクレーンのロープ掛け構造。
【解決手段】吊り具8の長手方向の両端部では、ドラム16より引き出した2本1組のロープ71,72及び75,76を、これらのロープが吊り具8とトロリーの間にそれぞれ三角形a〜dを形成すると共に、その斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡し、吊り具8の横手方向の両端部では、ドラム16より引き出した2本1組のロープ74,78及び73,77を、これらのロープが吊り具8とトロリーの間にそれぞれ三角形e〜hを形成すると共に、その斜辺が互いに向き合うように掛け渡し、且つ、ロープ71〜78によって形成された全ての三角形a〜hを合同とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、海上輸送用のコンテナを扱うクレーンのロープ掛け構造に関する。
海上輸送用のコンテナを扱うクレーンのロープ掛け構造としては、従来、仮想の逆ピラミッドの側面を構成する少なくとも4つのロープ巻き掛け仮想面に、それぞれ、ロープをV字状に配置したクレーンのワイヤリービング構造、又はロープづり式つりビームの傾転装置などが知られている(例えば、特許文献1又は2参照。)。更に、仮想の直方体の側面を構成する少なくとも4つのロープ巻き掛け仮想面に、それぞれ、ロープをトラス状に配置した荷役昇降装置が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特許文献1に記載されたワイヤリービング構造は、コンテナの振れがほとんど発生しないと云われているが、ローピングの制約からスプレッダ(吊り具)の長手方向の中央部分に吊り点ができる。このため、ヘッドブロックと言われる構造体が必要となり、重量アップのため、製作コストが高くなる。
特許文献2は、特許文献1と同様に、ローピングの制約からスプレッダ(吊り具)の長手方向の中央部分に吊り点ができ、ヘッドブロックが必要となる(重量アップ)。また、2本のドラムを具備すると共に、横手方向に移動する移動フレームをトロリー上に備えているため、トロリーの重量が増加すると共に、製作コストが高くなる。
特許文献3は、吊り具の長手方向の端部に相当するトロリー端部に第1変位機構(図9参照)を設け、吊り具の横手方向の端部に相当するトロリー端部に追加の変位手段(図7参照)を備えている。しかし、第1変位機構は、ロープの自由端を保持する連結ロッドに2台の減衰シリンダを対向して設けると共に、連結ロッドの両端に設けたセグメントレバーにそれぞれロープ力補償用シリンダを設けているので、製作コストが高くなる。
他方、追加の変位手段(図7参照)は、2本1組のロープのうち、片方のロープのみを操作するので、応答性が必ずしも高くない。更に、特許文献3は、軸芯がスプレッダ(吊り具)の長手方向を向いている下部ローラと、軸芯がスプレッダの横手方向を向いている下部ローラがスプレッダの四隅に集中しているので(図2参照)、スプレッダの四隅を頑丈にする必要がある(重量アップ)。
特許第3268224号明細書 実願昭47−91210号(実開昭49−49667号)のマイクロフィルム 特表平10−507435号公報
本発明は、構造がシンプルでコストが安く、且つ、応答性及び揺動抑制力が高く、更に、高揚程及び高速度化に対応することができるクレーンのロープ掛け構造を提供することにある。
本願の請求項1に係る発明は、一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出したロープによって前記吊り具を吊り下げるクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共に、その斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡し、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共に、その斜辺が互いに向き合うように掛け渡し、且つ、前記ロープによって形成された全ての三角形を合同とすることを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、請求項1において、トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端中央部に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群とを備え、
前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、請求項1において、トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で、且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする。
本願の請求項4に係る発明は、請求項1において、トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端中央部に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群とを備え、
前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする。
本願の請求項5に係る発明は、請求項1において、トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四、第五及び第六シーブ群並びに第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする。
本願の請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、2本1組のロープ端をそれぞれ接続し、その接続箇所を傾転装置によって水平方向にスライドさせることにより、前記吊り具又は吊り具に把持された吊り荷をスキュー又はシフト可能としたことを特徴とする。
本願の請求項7に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の斜辺の両端に位置するシーブの、トロリー側の直径及び吊り具側の直径をそれぞれ同一とし、且つ、トロリー側のシーブの直径が吊り具側のシーブの直径よりも小さいか、または同一であることを特徴とする。
本願の請求項8に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の底辺をトロリー側に位置させることを特徴とする。
本発明のクレーンのロープ掛け構造は、吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共に、その斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡し、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共に、その斜辺が互いに向き合うように掛け渡し、且つ、前記ロープによって形成された全ての三角形を合同とするので、吊り具の周囲に想定した四つのロープ巻き掛け仮想面に含まれる8本(2本×4組)のロープが全てトラス構造となり、吊り具又は吊り具に把持された吊り荷の揺動を抑制することができる。
特に、吊り具の長手方向の両端部中央では、鉛直に架橋された2本のロープが同一軸の2枚のシーブを両側から挟むように掛けられているので、吊り具又は吊り具に把持された吊り荷の横行方向の揺れを抑制するより高い抑制力を発揮する。このため、吊り具又は吊り具に把持された吊り荷の揺れが発生し難いばかりでなく、仮に、揺れが発生した場合でも、揺れを短時間で収束させることができる。
また、本発明によれば、構造がシンプルでコストが安いのみならず、高揚程及び高速度化に対応することができる。
また、本発明は、2本1組のロープ端をそれぞれ接続し、その接続箇所を傾転装置によって水平方向にスライドさせるので、2本1組のロープの張力差分のみの比較的小さな動力で吊り具又は吊り具に把持された吊り荷のスキュー又はシフトさせることができる。
また、本発明は、トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の斜辺の両端に位置するシーブの、トロリー側の直径及び吊り具側の直径をそれぞれ同一とし、且つ、トロリー側のシーブの直径が吊り具側のシーブの直径よりも小さいか、または同一としたので、吊り具又は吊り具に把持された吊り荷の巻き上げ、或いは巻き下げを行ってもロープの長さにアンバランスが発生することがなく、高い振れ止め性能と軽量化を図ることができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を用いて説明する。
(A)実施形態1
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、トランスファークレーン1は、クレーン本体2が門形に形成され、その脚部3に設けた前後左右の4組のラバータイヤ4によってコンテナ蔵置ゾーンを2頭矢印Eの方向に向かって走行する。
また、トランスファークレーン1は、クレーン本体上部のガーダ5上を2頭矢印Fの方向に向かって横行するトロリー6を具備すると共に、トロリー6上のドラム(図示せず)から引き出した複数のワイヤーロープ(以下、ロープと称する。)7によって吊り具8を吊るようにしている。符号9は、海上輸送用のコンテナを示している。
上記トロリー6は、図2に示すように、8本(2本×4組)のロープを具備した一本のドラム16、軸芯がドラム16の軸芯と直交する方向で且つ吊り具8の長手方向の両端中央部に設けられた第一シーブ群10、軸芯が第一シーブ群10の軸芯と平行で且つトロリー6の四隅に設けられた第二シーブ群20、軸芯がドラム16の軸芯と平行で且つトロリー6の反ドラム側に設けられた第三シーブ群30、軸芯が第一シーブ群10のシーブ軸芯と直交し且つ吊り具8の四隅に設けられた第四シーブ群40、軸芯がドラム16の軸芯と平行で且つトロリー6の中央部に設けられた第五シーブ群50とを備えている。
上記ドラム16は、吊り具8の長手方向の端部に対応するトロリー側端部に設けられている。更に、ドラム16は、ドラム16から第一、第二シーブ群10及び20を経由して吊り具8を吊支する第1、第2の1組のロープ71及び72、ドラム16から第三、第一及び第二シーブ群30,10及び20を経由して吊り具8を吊支する第5、第6の1組のロープ75及び76、ドラム16から第四、第五シーブ群40及び50並びに第三、第四及び第五シーブ群30,40及び50を経由して吊り具8を吊支する第4、第8の1組のロープ74及び78、同じくドラム16からを第四、第五シーブ群40及び50並びに第三、第四及び第五シーブ群30,40及び50を経由して吊り具8を吊支する第3、第7の2本1組のロープ73及び77とを備えている。
更に詳しく説明すると、矢印Aの方向から見た場合、第1のロープ71は、第一シーブ群10の前端側の後方シーブ12及び第二シーブ群20の前方左端シーブ21を経由して双頭シリンダ式の傾転装置111のシリンダ左端部に接続され、吊り具8とトロリー(図示せず)の間に三角形aを形成する。
第2のロープ72は、第一シーブ群10の前端側の前方シーブ11及び第二シーブ群20の前方右端シーブ22を経由して双頭シリンダ式の傾転装置111のシリンダ右端部に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形bを形成する。
第5のロープ75は、第三シーブ群30の中央部のシーブ31、第一シーブ群10の後端側の前方シーブ13及び第二シーブ群20の後方左端シーブ23を経由して双頭シリンダ式の傾転装置112のシリンダ左端部に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形cを形成する。
第6のロープ76は、第三シーブ群30の中央部のシーブ32、第一シーブ群10の後端側の後方シーブ14及び第二シーブ群20の後方右端シーブ24を経由して双頭シリンダ式の傾転装置112のシリンダ右端部に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形dを形成する。
他方、矢印Bの方向から見た場合、第4のロープ74は、第四シーブ群40の前端側の右端シーブ42及び第五シーブ群50の前端側の右端シーブ52を経由して前方の連結ロッド117の前端部に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形fを形成する。
第8のロープ78は、第三シーブ群30の左端シーブ34、第四シーブ群40の前端側の左端シーブ41及び第五シーブ群50の前端側の左端シーブ51を経由して連結ロッド117の後端部に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形eを形成する。
第3のロープ73は、第四シーブ群40の後端側の右端シーブ44及び第五シーブ群50の後端側の右端シーブ54を経由して連結ロッド118の前端部に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形hを形成する。
第7のロープ77は、第三シーブ群30の右端シーブ33、第四シーブ群40の後端側の左端シーブ43及び第五シーブ群50の後端側の左端シーブ53を経由して後方の連結ロッド118の後端部に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形gを形成する。
上記連結ロッド117,118は、トロリー6上に摺動可能に設けられ、単頭シリンダ式の傾転装置115,116によって吊り具8の長手方向に押し引きされる。
ここで、三角形a〜hについて詳しく説明する。
図3に示すように、三角形aは、吊り具側のシーブ12とトロリー側のシーブ21に支持された斜辺x1、トロリー側のシーブ21に支持された底辺y1、吊り具側のシーブ12に支持された鉛直辺z1により形成される。p1は底辺y1と鉛直辺z1の見掛け上の交点を示す。
三角形bは、吊り具側のシーブ11とトロリー側のシーブ22に支持された斜辺x2、トロリー側のシーブ21に支持された底辺y2、吊り具側のシーブ12に支持された鉛直辺z2により形成される。p2は底辺y2と鉛直辺z2の見掛け上の交点を示す。
三角形cは、吊り具側のシーブ13とトロリー側のシーブ23に支持された斜辺x5、トロリー側のシーブ23に支持された底辺y5、吊り具側のシーブ13に支持された鉛直辺z5により形成される。p5は底辺y5と鉛直辺z5の見掛け上の交点を示す。
三角形dは、吊り具側のシーブ14とトロリー側のシーブ24に支持された斜辺x6、トロリー側のシーブ24に支持された上辺y6、吊り具側のシーブ14に支持された鉛直辺z6により形成される。p6は底辺y6と鉛直辺z6の見掛け上の交点を示す。
更に、図4に示すように、三角形eは、吊り具側のシーブ41とトロリー側のシーブ51に支持された斜辺x8、トロリー側のシーブ51に支持された上辺y8、吊り具側のシーブ41に支持された鉛直辺z8により形成される。p8は底辺y8と鉛直辺z8の見掛け上の交点を示す。
三角形fは、吊り具側のシーブ42とトロリー側のシーブ52に支持された斜辺x4、トロリー側のシーブ52に支持された上辺y4、吊り具側のシーブ42に支持された鉛直辺z4により形成される。p4は底辺y4と鉛直辺z4の見掛け上の交点を示す。
三角形gは、吊り具側のシーブ43とトロリー側のシーブ53に支持された斜辺x7、トロリー側のシーブ53に支持された上辺y7、吊り具側のシーブ43に支持された鉛直辺z7により形成される。p7は底辺y7と鉛直辺z7の見掛け上の交点を示す。
三角形hは、吊り具側のシーブ44とトロリー側のシーブ54に支持された斜辺x3、トロリー側のシーブ54に支持された上辺y3、吊り具側のシーブ44に支持された鉛直辺z3により形成される。p3は底辺y3と鉛直辺z3の見掛け上の交点を示す。
しかも、上記三角形a〜hは、次式(1)〜(3)を満足するように形成されているため、互いに合同である。その上、底辺y1〜y8は、全てトロリー6側に面している。
x1=x2=x3=x4=x5=x6=x7=x8 ・・・・ (1)
y1=y2=y3=y4=y5=y6=y7=y8 ・・・・ (2)
z1=z 2=z3=z4=z5=z6=z7=z8 ・・・・ (3)
図5(a)は三角形a及びcをパターン化した図、図5(b)は三角形b及びdをパターン化した図、図5(c)は三角形e及びgをパターン化した図、図5(d)は三角形f及びhをパターン化した図である。
上記のように、この発明は、吊り具8の周囲に想定した四つのロープ巻き掛け仮想面(図示せず)に含まれる8本(2本×4組)のロープ71〜78によって形成された8個の三角形a〜hがトラス構造を構成するため、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷(図示せず)の揺動を抑制する揺動抑制力が極めて高い。特に、吊り具8の長手方向の端部中央では、2本のロープ71,12が同一軸のシーブ11,12を両側から挟むように掛けられ、更に、2本のロープ75,76が同一軸のシーブ13,14を両側から挟むように掛けられているので、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷の横行方向の揺れを抑制するより高い抑制力を発揮する。
吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷の横行方向の振れを積極的に停止させる場合は、双頭シリンダ式の傾転装置111,112のシリンダ120(図6参照)を吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷の振れに同調させて吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷の振れ方向と同方向に押し引きする。
他方、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷を横行方向にシフトする場合は、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷をシフトする方向と反対の方向に双頭シリンダ式の傾転装置111,112のシリンダ120を押し出す。また、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷を長手方向にシフトする場合は、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷をシフトする方向に向けて単頭シリンダ式の傾転装置115,116のシリンダ122(図7参照)を押し出す。
更に、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷を図示しない垂直軸を中心にしてスキューさせる場合は、双頭シリンダ式の傾転装置111,112のシリンダ120を互いに逆の方向に押し出すと共に、単頭シリンダ式の傾転装置115,116のシリンダ122も双頭シリンダ式の傾転装置111,112のシリンダ120にしたがって互いに逆の方向に押し出す。
この際、全ての三角形a〜hの斜辺x1〜x8の両端に位置するシーブの、トロリー側の直径及び吊り具側の直径をそれぞれ同一とし、且つ、トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54の直径が吊り具側のシーブ11〜14及び41〜44の直径よりも小さいか、または同一とすることが望ましい。
トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54は、イコライザーシーブであり、吊り具又は吊り具に把持された吊り荷の昇降時におけるロープの通過がほとんど無いため、トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54の直径を吊り具側のシーブ11〜14及び41〜44の直径より小さくしてもロープ寿命等に悪影響を及ぼすことがない。その上、軽量化が図れる。
図6に示すように、双頭シリンダ式の傾転装置111,112は、電動モータ119によって双頭シリンダ120を前後にスライドさせるようになっている。他方、単頭シリンダ式の傾転装置115,116は、図7に示すように、電動モータ121によって単頭シリンダ122を前後にスライドさせるようになっている。
上記のように、ロープの張力差分の力で吊り具又は吊り具に把持された吊り荷をスキュー又はシフト可能であるから、双頭シリンダ式の傾転装置111,112及び単頭シリンダ式の傾転装置115,116の小型化が可能となる。
(B)実施形態2
次に、本発明の第2の実施形態について説明するが、次の点が第1の実施形態と異なる程度であるから、同じ部品に同じ符号を付けて詳しい説明を省略する。
図8に示すように、第1の相違点は、双頭シリンダ式の傾転装置111,112の代わりに単頭シリンダ式の傾転装置115,116を使用することにある。この場合、第1,第2ロープ71,72の接続部に設けたアーム123を単頭シリンダ式の傾転装置115によって吊り具8の横手方向に操作し、同様に、第5,第6ロープ75,76の接続部に設けたアーム123を単頭シリンダ式の傾転装置116によって吊り具8の横手方向に操作する。
第2の相違点は、吊り具8の横手方向に平行な連結ロッド127をトロリー上に設け、この連結ロッド127の端部に設けた一方のブラケット124にロープ74,78の反ドラム端を固定し、他方のブラケット125にロープ73,77の反ドラム端を固定することにある。この場合、連結ロッド127を矢印方向にスライドさせると、ブラケット124,125は、軸126を中心に首降りする。
第3の相違点は、トロリー上に第六シーブ群60を設け、その一方のシーブ61にロープ74を巻き掛け、他方のシーブ62にロープ73を巻き掛けることにある。上記シーブ61,62は、トロリーの上面と平行若しくは概ね平行に設けられている。
また、図8のように、第5シーブ群50を構成しているシーブ51,52の軸を同一軸とすると共に、シーブ53,54の軸を同一軸とすることにより、シーブの配置がシンプルになるが、第1の実施形態のように吊り具8の長手方向に離しても差し支えがない。
尚、ロープの巻き掛け方法については、第1の実施形態における第1〜第8ロープ71〜78の巻き掛け方法と実質的に同じであるから詳細な説明を省略する。また、三角形のパターン図も第1の実施形態における三角形a〜hのパターン図と実質的に同じであるから省略する。
(C)その他の実施形態
本発明の第1,第2の実施形態では、ドラム16がトロリーの一端部に片寄っているが、上記ドラム16をトロリーの中央に設定することもできる。この場合は、図2又は図8にて反ドラム側に設けたシーブ31〜34に対向するように、第三シーブ群30として、支持軸がドラム16の軸と平行な4個のシーブを追加で設けて第1ロープ71を〜74をそれぞれ支持させる。
トランスファークレーンの斜視図である。 本発明に係るロープ掛け構造の第1実施形態を示す斜視図である。 図2の矢印A方向からロープ掛け構造の模式図である。 図2の矢印B方向からロープ掛け構造の模式図である。 (a)〜(d)三角形のパターン図である。 双頭シリンダ式の傾転装置の側面図である。 単頭シリンダ式の傾転装置の側面図である。 本発明に係るロープ掛け構造の第2実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
6 トロリー
8 吊り具
71,72及び75,76 2本1組のロープ
74,78及び73,77 2本1組のロープ
a〜h 三角形
x1〜x8 斜辺

Claims (8)

  1. 一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出したロープによって前記吊り具を吊り下げるクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共に、その斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡し、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共に、その斜辺が互いに向き合うように掛け渡し、且つ、前記ロープによって形成された全ての三角形を合同とすることを特徴とするクレーンのロープ掛け構造。
  2. トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端中央部に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする請求項1記載のクレーンのロープ掛け構造。
  3. トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で、且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする請求項1記載のクレーンのロープ掛け構造。
  4. トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端中央部に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする請求項1記載のクレーンのロープ掛け構造。
  5. トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブ軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四、第五及び第六シーブ群並びに第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープとを備え、且つ、各ロープがトロリーと吊り具の間で三角形を形成することを特徴とする請求項1記載のクレーンのロープ掛け構造。
  6. 2本1組のロープ端をそれぞれ接続し、その接続箇所を傾転装置によって水平方向にスライドさせることにより、前記吊り具又は吊り具に把持された吊り荷をスキュー又はシフト可能としたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のクレーンのロープ掛け構造。
  7. トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の斜辺の両端に位置するシーブの、トロリー側の直径及び吊り具側の直径をそれぞれ同一とし、且つ、トロリー側のシーブの直径が吊り具側のシーブの直径よりも小さいか、または同一であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のクレーンのロープ掛け構造。
  8. トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の底辺をトロリー側に位置させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のクレーンのロープ掛け構造。
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