JP2010234769A - 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材11上に、離型層12、保護層13、絵柄層15及び接着剤層16をこの順に積層してなる射出成形同時転写用の加飾シート10であって、保護層13が熱可塑性樹脂と電離放射線硬化性樹脂を50:50〜95:5の比率(質量比)で含む樹脂組成物からなり、少なくとも基材11上に、離型層12、保護層13、及び絵柄層15を積層した後に、電離放射線を照射して、保護層13を架橋硬化することを特徴とする加飾シート10である。
【選択図】図1
Description
射出成形同時転写加飾法においては、射出成形同時転写加飾用の加飾シートの転写層側を金型内に向けて転写層側から熱盤によって加熱し、該加飾シートが金型内形状に沿うように成形して金型内面に密着させて型締した後、キャビティ内に溶融した射出樹脂を射出して該加飾シートと射出樹脂とを一体化し、次いで加飾成形品を冷却して金型から取り出し、基材フィルムを剥離することにより、転写層を転写した加飾成形品を得る。
この方法においても、真空成形又は真空・圧空成形をした後に、電離放射線を照射して樹脂を硬化させて保護層を形成しているため、特許文献1に開示される加飾シートと同様の問題点がある。すなわち、シートの状態で硬化させると、十分な成形性が得られなくなるため、真空成形又は真空・圧空成形の後に、紫外線もしくは電子線を照射して、硬化がなされるが、真空成形又は真空・圧空成形の際に、未硬化樹脂層が流動するために、成形体への転写が良好になされない場合があった。
すなわち、本発明は、
(1)基材上に、離型層、保護層、絵柄層及び接着剤層をこの順に積層してなる射出成形同時転写用の加飾シートであって、保護層が熱可塑性樹脂と電離放射線硬化性樹脂を50:50〜95:5の比率(質量比)で含む樹脂組成物からなり、少なくとも基材上に、離型層、保護層、及び絵柄層を積層した後に、電離放射線を照射して、保護層を架橋硬化することを特徴とする加飾シート、
(2)上記(1)に記載の加飾シートを、所定形状の成形面を有する可動金型の該成形面に対し、前記加飾シートの基材が対面するように設置した後、該加飾シートを加熱、軟化させると共に、前記可動金型側から真空吸引して、軟化した加飾シートを該可動金型の成形面に沿って密着させることにより、加飾シートを予備成形する工程、成形面に沿って密着された加飾シートを有する可動金型と固定金型とを型締めした後、両金型で形成されるキャビティ内に、流動状態の樹脂成形材料を射出、充填して固化させることにより、形成された樹脂成形体と加飾シートを積層一体化させる射出成形工程、及び、可動金型を固定金型から離間させて、加飾シート全層が積層されてなる樹脂成形体を取り出す工程を順次施す加飾樹脂成形品の製造方法、及び
(3)上記(1)に記載の加飾シートを使用した加飾樹脂成形品、
を提供するものである。
図1に示される本発明の加飾シート10は、基材11上に、離型層12、保護層13、必要に応じて設けられるプライマー層14、絵柄層15、接着剤層16を順に積層させてなり、加飾樹脂成型品に意匠性を付与し得る加飾シートである。
本発明にかかる基材11は、真空成形適性を考慮して選定され、代表的には熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムが使用される。該熱可塑性樹脂としては、ポリエステル樹脂;アクリル樹脂;ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂;ポリカーボネート樹脂;アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂);塩化ビニル樹脂等が挙げられる。
本発明に用いられる樹脂フィルムの厚さは、通常10〜150μmであり、10〜125μmが好ましく、10〜75μmがより好ましい。
また、基材11は、これら樹脂の単層フィルム、あるいは同種又は異種樹脂による複層フィルムとして使用することができる。
ポリエステルフィルムを構成するポリエステル樹脂とは、多価カルボン酸と、多価アルコールとから重縮合によって得られるエステル基を含むポリマーをいう。多価カルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、アゼライン酸、ドデカジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸などが挙げられる。また、多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、デカンジオール、2−エチル−ブチル−1−プロパンジオール、ビスフェノールAなどが挙げられる。さらに本発明で用いるポリエステル樹脂は、3種類以上の多価カルボン酸や多価アルコールの共重合体であってもよく、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコールなどのモノマーやポリマーとの共重合体であってもよい。
なお、該ポリエステル樹脂はホモポリマーでもよく、コポリマーでもよく、また第三成分を共重合させたものであってもよい。例えば、一般に耐熱性や寸法安定性に優れるポリエチレンテレフタレートを主成分(通常90モル%以上、好ましくは95モル%以上)としたポリエステル樹脂と、一般に成形性に優れるポリブチレンテレフタレートを主成分(通常90モル%以上、好ましくは95モル%以上)とするポリエステル樹脂とを配合することができる。該配合比としては、得られるフィルムの動的弾性率により適宜選択すればよく、通常70/30〜95/5であり、75/25〜85/15の範囲が好ましい。このように配合したポリエステルフィルムは、耐熱性、寸法安定性、及び成形性に優れるため、本発明の基材シートとして好適に用いることができる。
上記酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロム酸化処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理法などが挙げられ、凹凸化法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法などが挙げられる。これらの表面処理は、基材の種類に応じて適宜選択されるが、一般にはコロナ放電処理法が効果及び操作性などの面から好ましく用いられる。
また、基材は、基材と各層との層間密着性の強化などを目的として、易接着層を形成するなどの処理を施してもよい。なお、ポリエステルフィルムとして市販のものを用いる場合には、該市販品は予め上記したような表面処理が施されたものや、易接着剤層が設けられたものも用いることができる。
離型層12は、保護層13、所望により積層されるプライマー層14、絵柄層15、及び接着剤層16からなる転写層の、基材シート11からの剥離を容易に行うために設けられるものである。離型層12は、図1に示すように、全面を被覆(全面ベタ状)しているベタ離型層であってもよいし、一部に設けられるものであってもよい。通常は、剥離性を考慮して、ベタ離型層が好ましい。
保護層13は、熱可塑性樹脂と電離放射線硬化性樹脂を50:50〜95:5の比率(質量比)で含む樹脂組成物からなる。熱可塑性樹脂を配合することで、保護層のタック性(粘着性)を低下させ、該保護層を硬化させなくても、その上にプライマー層や絵柄層を印刷可能とするものである。一方、保護層13は架橋硬化されていないために、プライマー層14、絵柄層15、及び接着剤層16との接着性を確保できる。そして、基材に全層を積層した後に、電離放射線を照射し、電離放射線硬化性樹脂を架橋硬化させることで、各層間の密着が高く、かつ、優れた耐汚染性、耐擦傷性などの表面特性を有する保護層を形成することができる。
しかも、該保護層は熱可塑性樹脂を配合することで、硬化後に成形しても、成形性が良好でクラック等が入らない。
より具体的には、(メタ)アクリル酸エステルの単独重合体、2種以上の異なる(メタ)アクリル酸エステルモノマーの共重合体、又は(メタ)アクリル酸エステルと他のモノマーとの共重合体が好ましい。
また、メタクリル酸メチルと他の(メタ)アクリル酸エステルモノマーの共重合体においては、メタクリル酸メチルに由来する構成単位100モルに対して、他の(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位が0.1〜200モルの範囲であることが好ましい。メタクリル酸メチルに由来する構成単位100モルに対して、他の(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位が上記範囲内であると、耐摩耗性、耐擦傷性、耐溶剤性が向上する。
なお、(メタ)アクリル酸エステルと他のモノマーとの共重合体はランダム共重合体であってもブロック共重合体であってもよい。
なお、ここで重量平均分子量とは、ゲルパーミエションクロマトグラフィー(GPC)により測定したポリスチレン換算のものである。ここで用いる溶媒としては通常用いられるものを適宜選択して行うことができ、例えば、テトラヒドロフラン(THF)又はN−メチル−2−ピロリジノン(NMP)などが挙げられる。
さらに、該熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)は、50〜105℃であることが好ましい。Tgがこの範囲であると、硬化前であっても、保護層の粘着性が低下するため、保護層の上に絵柄層の印刷や、プライマー層の塗布が可能となる。以上の点から、該(メタ)アクリル系樹脂のTgは、90〜105℃であることがさらに好ましい。
また、分子中にカチオン重合性官能基を有する重合性オリゴマー等に対しては、芳香族スルホニウム塩、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル等が挙げられる。
また、光増感剤としては、例えばp−ジメチル安息香酸エステル、第三級アミン類、チオール系増感剤などを用いることができる。
フィラーの種類としては、例えば、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、アルミノシリケート、硫酸バリウムなどの無機物、アクリルビーズ、ポリエチレン、ウレタン樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド(ナイロン)などの有機高分子などからなる粒子が用いられる。これらのうち、タック性低減効果を有し、取り扱いが容易で、かつ安価なシリカが好適である。
フィラーの平均粒径は好ましくは0.5〜20μm、より好ましくは0.5〜10μmであり、添加量は、保護層を形成する樹脂100質量部に対して、0.1〜10質量部の範囲が好ましく、0.5〜5質量部の範囲がさらに好ましい。なお、粒子の形状は、多面体、球形、鱗片状などである。
本発明の加飾シートは、所望により、保護層13と後述する絵柄層15の間にプライマー層14が積層されていてもよい。プライマー層は、保護層13と絵柄層15の密着性を向上させる目的で形成される透明又は半透明な層であり、後に詳述する絵柄層14で用いられるバインダー樹脂などで形成される。プライマー層の厚さについては、通常、0.5〜20μm程度であり、好ましくは、1〜5μmの範囲である。
本発明にかかる絵柄層15は、模様や文字などとパターン状の絵柄を表現するために設けられる層である。絵柄層15の絵柄は任意であるが、例えば、木目、石目、布目、砂目、幾何学模様、文字などからなる絵柄を挙げることができる。また、絵柄層15は、上記絵柄を表現する柄パターン層及び全面ベタ層を単独で又は組み合わせて設けることができる。全面ベタ層は、通常、隠蔽層、着色層、着色隠蔽層などとして用いられる。絵柄層15は、通常は、上記の保護層13又はプライマー層14に印刷インキでグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写印刷、昇華転写印刷、インキジェット印刷などの公知の印刷法により形成することで、図1に示すように保護層13と接着剤層16との間に形成される。絵柄層15の厚みは、意匠性の観点から5〜40μmが好ましく、20〜30μmがより好ましい。
絵柄層15の形成に用いられる印刷インキは、上記成分の他に、沈降防止剤、硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、増粘剤、消泡剤、滑剤などを適宜添加することができる。印刷インキは、上記成分を、通常溶剤に溶解又は分散した態様で提供される。溶剤としては、バインダー樹脂を溶解または分散させるものであればよく、有機溶剤及び/又は水を使用することができる。有機溶剤としては、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテートなどのエステル類、アルコール類が挙げられる。
本発明にかかる接着剤層16は、好ましくは保護層13、所望により積層されるプライマー層14、及び絵柄層15を、接着性よく加飾成形品に転写するために形成される。接着剤層としては、感熱接着剤や加圧接着剤などで構成されるものが挙げられるが、本発明においては、必要に応じて加熱及び加圧によって、加飾成形品に対する密着性を発現するヒートシール層であることが好ましい。ヒートシール層に用いられる樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合樹脂、スチレン−アクリル系共重合樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂などの樹脂を挙げることができる。これらの樹脂の1種または2種以上を溶液、あるいはエマルジョンなど塗布可能な形にしたものを、前記剥離層で挙げた塗布方法の中から適した方法をそれぞれ選択して、塗布、乾燥することにより形成できる。
接着剤層16の厚さとしては、加飾シートを接着性よく、かつ効率的に加飾成形品に転写し得るという点から、0.1〜5μm程度が好ましい。
本発明の加飾シートは、基材11上に、離型層12、保護層13、所望により設けられるプライマー層14、絵柄層15及び接着剤層16を、グラビア印刷、ロールコートなどの公知の印刷又は塗工手段により積層すればよい。本発明においては、上述のように、保護層13は、電離放射線等で硬化していない状態であっても、その上にプライマー層14又は絵柄層15を印刷又は塗布できる点が特徴である。
なお、絵柄層15を例えば上記のように柄パターン層と、全面ベタ層との組み合わせとする場合は、一層を積層した後、乾燥し、その後次の層を積層すればよい。
そして、少なくとも基材11上に、離型層12、保護層13、及び絵柄層15を積層した後に、又は、接着剤層16、さらにはプライマー層14を含む全層を積層した後に、電離放射線を照射して、保護層13を架橋硬化させることで、本発明の加飾シートが得られる。
加飾成形品に用いられる射出樹脂としては、射出成形可能な熱可塑性樹脂あるいは、熱硬化性樹脂(2液硬化性樹脂を含む)であればよく、特に制限されず、様々な樹脂を用いることができる。このような熱可塑性樹脂材料としては、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのビニル系重合体;ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン系共重合体、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂)などのスチレン系樹脂;ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレート、ポリアクリロニトリルなどのアクリル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、エチレングリコール−テレフタル酸−イソフタル酸共重合体、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂;ポリカーボネート樹脂などが挙げられる。また、熱硬化性樹脂としては、2液反応硬化型のポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は、単独でもよいし、二種以上混合して用いてもよい。
また、これらの樹脂には、必要に応じて各種添加剤、例えば酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、難燃剤、可塑剤、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムなどの無機物粉末、木粉、ガラス繊維などの充填剤、滑剤、離型剤、帯電防止剤、着色剤などを添加することができる。なお、射出樹脂は、用途に応じて適宜、着色剤を添加して着色した樹脂を使用しても良い。着色剤には、前述の基材フィルムに用いることのできるものと同様の公知の着色剤を使用できる。
加飾成形品を構成する射出樹脂成形体の厚さについては特に制限はなく、当該加飾成形品の用途に応じて選定されるが、通常1〜5mm、好ましくは2〜3mmである。
(評価方法)
1.タック感の評価
各実施例及び比較例において、基材上に離型層及び保護層を積層した後、該保護層のタック感を指触によって評価した。評価基準は、1点が最もタック感を有するべたべたの状態、5点は粘着性が全くない状態であり、この間を5段階に分けた相対点数で評価した。
各実施例及び比較例において、基材上に離型層及び保護層を積層した後、黒色のベタ印刷(隠蔽層)を施し、基材側からの透過の程度を目視にて観察することで評価した。評価基準は以下のとおりである。
◎;黒色のベタ印刷が極めて良好になされ、十分な隠蔽がなされていた。
○;黒色のベタ印刷が良好になされ、実用上問題ない程度に隠蔽がなされていた。
△;黒色のベタ印刷が概ねなされていたが、ところどころ印刷が抜けている部分があった。
×;黒色のベタ印刷が不十分であった。
各実施例及び比較例で得た加飾シートについて、以下に示す方法で射出成形同時加飾を行い、成形後の外観にて評価した。評価基準は以下のとおりである。
◎;外観上異常なし
○;3次元形状部又は200%延伸部の一部に軽微な艶変化又はクラックがあるが実用上問題なし
△;3次元形状部又は200%延伸部の大部分で軽微な艶変化又はクラック発生
×;延伸部分全体に著しい艶変化又はクラック発生
<射出成形同時加飾>
加飾シートを、熱盤温度150℃で加熱して射出成形の金型内形状に沿うように成形して、金型内面に密着させた。金型は、80mm角の大きさで、立ち上がり10mm、コーナー部が2Rのトレー状である深絞り度の高い形状のものを用いた。一方、射出樹脂としてABS樹脂(日本エイアンドエル(株)製、商品名「クラスチックMTH−2」)を用いて、これを230℃にて溶融状態にしてから、キャビティ内に射出した。冷却して金型から取り出した後、基材を剥離して、表面に保護層、絵柄層、及び接着剤層からなる転写層を転写形成した加飾成形品を得た。なお、本発明において、深絞りとは、加飾シートの成形前と成形後との面積比が130%以上となるような形状をいい、深絞り度が高いとは、面積比が大きいことをいう。
各実施例及び比較例で得た加飾シートについて、テーパ摩耗試験(条件;摩耗輪;CS−10、荷重;2.5N、500往復)によって評価した。評価は、該テーパ摩耗試験によって、成形樹脂が露出したか否かで行った。
○;露出しなかった。
×;露出した。
易接着処理が施された2軸延伸PETフィルム(厚さ:75μm)上に、アクリル−メラミン系樹脂をグラビア法により塗布して、離型層を形成した。
次いで、メタクリル酸メチルとアクリル酸メチルのモル比100:5であって、重量平均分子量(Mw):約10万、平均数分子量(Mn)約6万、多分散度(Mw/Mn)1.67の共重合体(以下「PMMA」と記載する。Tg;105℃)を60質量部と、電子線硬化性樹脂である3〜4官能(3官能と4官能の混合物であることを示す。以下同様。)のウレタンアクリレートモノマー(EB−1、重量平均分子量(Mw):300〜350)(以下「EB−1」と記載する。)40質量部を混合し、電子線硬化性樹脂組成物を得た。
該電子線硬化性樹脂組成物を、上記離型層の上にグラビアリバース法により塗布して、保護層を形成した。
該保護層の上にアクリル系樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体樹脂とをバインダー樹脂とした印刷インキ(アクリル樹脂:50質量%、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体樹脂:50質量%)を塗工量3g/m2でグラビア印刷を施して木目模様の絵柄層を形成し、さらにアクリル系樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体樹脂とからなる樹脂組成物(アクリル樹脂:50質量%、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体樹脂:50質量%)を塗工量4g/m2でグラビア印刷を施して接着剤層を形成した。
その後、加速電圧165kV、照射線量50kGy(5Mrad)の電子線を照射して、電子線硬化性樹脂組成物を硬化させ、加飾シートを得た。上記方法にて評価した結果を第1表に示す。
実施例1において、電子線硬化性樹脂として、3〜4官能のウレタンアクリレートオリゴマー(EB−2、重量平均分子量(Mw):1000〜1100)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例1において、PMMAを70質量部、EBを30質量部としたこと以外は、実施例1と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例3において、保護層を構成する電子線硬化性樹脂組成物100質量部に対し、さらにフィラーとしてのシリカを1質量部加えたこと以外は、実施例3と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例4において、シリカの配合量を3質量部としたこと以外は、実施例4と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例1において、PMMAを50質量部、EBを50質量部としたこと以外は、実施例1と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例3において、EBとして、5〜6官能(5官能と6官能の混合物であることを示す。)のウレタンアクリレート(EB−3)を用いたこと以外は、実施例3と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例3において、EBとして、15官能のウレタンアクリレート(EB−4)を用いたこと以外は、実施例3と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例1において、EBを用いず、PMMAのみ100質量部として、保護層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例1において、PMMAを用いず、EBのみ100質量部として、保護層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
実施例2において、PMMAを45質量部、EBを55質量部としたこと以外は、実施例2と同様にして加飾シートを得た。実施例1と同様にして評価した結果を第1表に示す。
11 基材
12 離型層
13 保護層
14 プライマー層
15 絵柄層
16 接着剤層
Claims (14)
- 基材上に、離型層、保護層、絵柄層及び接着剤層をこの順に積層してなる射出成形同時転写用の加飾シートであって、保護層が熱可塑性樹脂と電離放射線硬化性樹脂を50:50〜95:5の比率(質量比)で含む樹脂組成物からなり、少なくとも基材上に、離型層、保護層、及び絵柄層を積層した後に、電離放射線を照射して、保護層を架橋硬化することを特徴とする加飾シート。
- 前記保護層を構成する樹脂組成物における熱可塑性樹脂と電離放射線硬化性樹脂の比率(質量比)が、55:45〜90:10である請求項1に記載の加飾シート。
- 前記熱可塑性樹脂が少なくとも(メタ)アクリル酸エステルを含有する単量体を重合してなる請求項1又は2に記載の加飾シート。
- 前記熱可塑性樹脂が2種以上の異なる(メタ)アクリル酸エステルモノマーの共重合体である請求項1又は2のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記熱可塑性樹脂がメタクリル酸メチルと他の(メタ)アクリル酸エステルモノマーの共重合体である請求項4に記載の加飾シート。
- 前記熱可塑性樹脂中のメタクリル酸メチルに由来する構成単位100モルに対して、他の(メタ)アクリル酸エステルモノマーに由来する構成単位が0.1〜200モルの範囲である請求項5に記載の加飾シート。
- 前記熱可塑性樹脂が(メタ)アクリル酸エステルと、スチレン及び/又は(無水)マレイン酸との共重合体である請求項3に記載の加飾シート。
- 前記熱可塑性樹脂中の(メタ)アクリル酸エステルに由来する構成単位100モルに対して、スチレン及び/又は(無水)マレイン酸に由来する構成単位が0.1〜200モルの範囲である請求項7に記載の加飾シート。
- 前記熱可塑性樹脂のゲルパーミエションクロマトグラフィー(GPC)により測定したポリスチレン換算重量平均分子量が9万〜30万の範囲である請求項1〜8のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記保護層を構成する樹脂組成物100質量部に対して、さらにフィラーを0.1〜10質量部含有する請求項1〜9のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記フィラーがシリカである請求項10に記載の加飾シート。
- 前記基材がポリエステルフィルムである請求項1〜11のいずれかに記載の加飾シート。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の加飾シートを、所定形状の成形面を有する可動金型の該成形面に対し、前記加飾シートの基材が対面するように設置した後、該加飾シートを加熱、軟化させると共に、前記可動金型側から真空吸引して、軟化した加飾シートを該可動金型の成形面に沿って密着させることにより、加飾シートを予備成形する工程、成形面に沿って密着された加飾シートを有する可動金型と固定金型とを型締めした後、両金型で形成されるキャビティ内に、流動状態の樹脂成形材料を射出、充填して固化させることにより、形成された樹脂成形体と加飾シートを積層一体化させる射出成形工程、及び、可動金型を固定金型から離間させて、加飾シート全層が積層されてなる樹脂成形体を取り出す工程を順次施す加飾樹脂成形品の製造方法。
- 請求項1〜12に記載の加飾シートを使用した加飾樹脂成形品。
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