JP2010230705A - クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高温環境下において、クリーニング用ブレード部材の摩耗増大を抑制することが可能なクリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置を提供する。
【解決手段】被クリーニング部材の表面に当接して、被クリーニング部材の表面に残留した残留物を除去する複数層構成を有し、温度上昇時に複数層の熱膨張特性の差によって、先端部が被クリーニング部材の表面から離間する方向に変位するクリーニング用ブレード(50)を備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】図1

Description

この発明は、クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来、上記クリーニング装置に関連する技術としては、例えば、特開2002−214990号公報、特開2003−241599号公報、特開2004−205881号公報及び特開2008−25078号公報等に開示されたものが既に提案されている。
上記特開2002−214990号公報に係る電子写真装置用クリーニングブレードは、 弾性ゴム部材と、前記弾性ゴム部材が接着剤を介して接着された支持部材とからなる電子写真装置用クリーニングブレードであって、前記弾性ゴム部材は、像担持体に当接するエッジ層及び支持部材と接合するベース層からなる2層構造を有し、前記エッジ層は、23℃において、JIS A硬さが70〜85であり、かつ、反発弾性が40〜70%である材料からなり、前記ベース層は、23℃において、JIS A硬さが65〜70であり、反発弾性が15〜40%であり、かつ、永久伸びが2%以下である材料からなるように構成したものである。
また、上記特開2003−241599号公報に係るクリーニングブレードは、静電転写プロセスを利用した画像形成装置に使用するクリーニングブレードであって、高剛性樹脂にて形成された支持体層の片面全面に熱可塑性ポリウレタンエラストマー層を備えた複層構造を有し、前記熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、ポリカーボネートジオールをポリオール成分として含み、芳香族ポリイソシアネートをイソシアネート成分として含み、硬度がショアAにて80〜95(20℃)であるように構成したものである。
さらに、上記特開2004−205881号公報に係るプリンタの回転体クリーニング装置は、クリーニング対象となる回転体の周面に先端部が接触するように配され、かつ上記回転体の軸長方向に延びているクリーニング用のブレードと、このブレードを支持するホルダと、を備えている、プリンタの回転体クリーニング装置であって、
上記ホルダは、線膨張係数が互いに相違し、かつ上記回転体の軸長方向に延びている2つの板状部材が接触するようにしてそれらの厚み方向に積層された構成を有しており、
上記ブレードは、上記2つの板状部材の一方に接合されているように構成したものである。
又、上記特開2008−25078号公報に係るクリーニング装置は、移動可能な像担持体表面のトナーを除去するクリーニング装置において、
前記像担持体表面に摺擦されるクリーニングブレードと、
前記クリーニングブレードの一方の端部が前記像担持体表面に摺擦されるように、前記クリーニングブレードの他方の端部を支持するブレードホルダーと、を備え、
前記クリーニングブレードとして、熱膨張率の異なる少なくとも第1部材と第2部材とを有する層構成のクリーニングブレードを使用するとともに、
前記第1部材と前記第2部材との熱膨張率を、温度上昇に伴って前記クリーニングブレードの他方の端部が前記像担持体を押圧する方向に移動するように選定したものである。
特開2002−214990号公報 特開2003−241599号公報 特開2004−205881号公報 特開2008−25078号公報
ところで、この発明が解決しようとする課題は、高温環境下において、クリーニング用ブレード部材の摩耗増大を抑制することが可能なクリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、被クリーニング部材の表面に当接して、被クリーニング部材の表面に残留した残留物を除去する複数層構成を有し、温度上昇時に複数層の熱膨張特性の差によって、先端部が被クリーニング部材の表面から離間する方向に変位するクリーニング用ブレードを備えたことを特徴とするクリーニング装置である。
また、請求項2に記載された発明は、被クリーニング部材の表面に当接して、当該被クリーニング部材の表面に残留した残留物を除去する複数層構成のクリーニング用のブレード部材であって、温度上昇時に前記ブレード部材を構成する複数層の熱膨張特性の差によって、前記ブレード部材の先端部が被クリーニング部材の表面から離間する方向に変位するクリーニング用のブレード部材と、
前記クリーニング用のブレード部材の基端部が接着剤を介して固定保持される保持部材とを備えたことを特徴とするクリーニング装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記クリーニング用のブレード部材は、前記被クリーニング部材側に位置するクリーニング層側から、前記被クリーニング部材と反対側に位置する背面層側に向かって熱膨張係数が小さくなる層構造であることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置である。
さらに、請求項4に記載された発明は、前記クリーニング用のブレード部材は、前記被クリーニング部材側に位置するクリーニング層と、前記被クリーニング部材と反対側に位置する背面層との2層構造からなり、前記クリーニング層の熱膨張係数が前記背面層よりも大きく設定されているとともに、前記接着層の熱膨張係数が前記背面層よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置である。
又、請求項5に記載された発明は、前記クリーニング用のブレード部材は、前記被クリーニング部材側に位置するクリーニング層と、前記被クリーニング部材と反対側に位置する背面層との2層構造からなり、前記クリーニング層と前記背面層とは、永久伸び物性が異なる材料からなることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置である。
更に、請求項6に記載された発明は、前記クリーニング用のブレード部材は、永久伸び物性が相対的に小さい層の厚さが、永久伸び物性が相対的に大きい層よりも厚く設定されていることを特徴とする請求項4に記載のクリーニング装置である。
また、請求項7に記載された発明は、回転駆動されて表面にトナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体の表面に当接して、当該像担持体の表面に残留した残留トナーを除去する複数層構成のクリーニング用のブレード部材であって、温度上昇時に前記ブレード部材を構成する複数層の熱膨張特性の差によって、前記ブレード部材の先端部が前記像担持体の表面から離間する方向に変位するクリーニング用のブレード部材を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1、2に記載された発明によれば、高温環境下で、クリーニング用のブレード部材の先端部が被クリーニング部材の表面から離間する方向に変位しない場合に比べ、クリーニング用のブレード部材の摩耗増大を抑制することができる。
請求項3、4に記載された発明によれば、クリーニング層側の層の熱膨張係数が表面側の層の熱膨張係数よりも小さい場合に比べて、クリーニング用のブレード部材の摩耗増大を抑制することができる。
又、請求項5、6に記載された発明によれば、2層構造からなるクリーニング用のブレード部材の各層の永久伸び物性が同じ材料からなる場合に比べ、クリーニング用のブレード部材のへたりを回避することができる。
また、請求項7に記載された発明は、高温環境下において、良好な画像を形成することができる。
この発明の実施の形態1に係るクリーニング装置の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るクリーニング装置を適用した画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリンタを示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るクリーニング装置を示す構成図である。 クリーニングブレードのゴム材の永久伸び特性を示すグラフである。 クリーニングブレードの設置状態を示す構成図である。 クリーニングブレードの変位方向を示す構成図である。 クリーニングブレードの観察方向を示す模式図である。 クリーニングブレードのエッジの顕微鏡写真を示す図である。 クリーニングブレードのエッジの摩耗状態の顕微鏡写真を示す図である。 クリーニングブレードの摩耗状態を示すグラフである。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係るクリーニング装置を適用した画像形成装置としてのカラー画像形成装置を示すものである。このカラー画像形成装置1は、パーソナルコンピュータ(PC)2から送られてくる画像データをプリントするプリンターとしての機能以外に、画像読取装置3によって読み取られた図示しない原稿の画像を複写したり画像情報を送受信する複写機並びにファクシミリとしても機能するように構成されている。
カラー画像形成装置1の内部には、図2に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)2や画像読取装置3から送られてくる画像データに対して、必要に応じて、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の予め定められた画像処理を施す画像処理部4が配設されているとともに、当該画像処理部4で画像処理が施された画像データに基づいてカラー画像の形成動作を制御する制御部5が配設されている。
そして、上記の如く画像処理部4で予め定められた画像処理が施された画像データは、同じく画像処理部4によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の画像データに変換され、次に述べるように、カラー画像形成装置1の内部に設けられた画像出力部6によってフルカラー画像やモノクロ画像として出力される。
上記画像処理部4によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の画像データに変換された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kの画像露光装置8に送られ、これらの画像露光装置8では、対応する色の画像データに応じてLED発光素子アレイから出射される光によって画像露光が行われる。
上記カラー画像形成装置1の内部には、図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット(画像形成部)7Y、7M、7C、7Kが、第1色目のイエロー(Y)の画像形成ユニット7Yが相対的に高く、最終色の黒(K)の画像形成ユニット7Kが相対的に低くなるように、水平方向に対して予め定められた角度だけ傾斜した状態で一定の間隔を隔てて並列的に配置されている。
このように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kを、予め定められた角度だけ傾斜した状態で配置することにより、これら4つの画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kを水平に配置した場合に比較して、画像形成ユニット7Y、7M、7C、7K間の距離を短く設定することができ、カラー画像形成装置1の幅を小さくして小型化が可能となる。
これらの4つの画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kは、基本的に、形成する画像の色以外は同様に構成されており、図2に示すように、大別して、図示しない駆動手段により矢印A方向に沿って予め定められた速度で回転駆動される像担持体としての感光体ドラム10と、この感光体ドラム10の表面を一様に帯電する一次帯電用の帯電ロール11と、当該感光体ドラム10の表面に予め定められた色に対応した画像を露光して静電潜像を形成するLEDプリントヘッドからなる画像露光装置8と、感光体ドラム10上に形成された静電潜像を予め定められた色のトナーで現像する現像装置12と、感光体ドラム10の表面を清掃するクリーニング装置13とから構成されている。
上記感光体ドラム10としては、例えば、直径30mmのドラム状に形成され、表面に10点平均粗さ(Rz)が0.3μm以下の平滑な表面コート層を有する有機光導電体を被覆したものが用いられ、図示しない駆動モーターにより矢印A方向に沿って予め定められた速度で回転駆動される。
また、上記帯電ロール11としては、例えば、芯金の表面に合成樹脂やゴムからなり電気抵抗を調整した導電層を被覆したロール状の帯電器が用いられ、この帯電ロール11の芯金には、予め定められた帯電バイアスが印加される。
上記画像露光装置8は、図2に示すように、4つの画像形成ユニット7Y、7M、7C、7K毎にそれぞれ個別に配置されており、各画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kに設けられた画像露光装置8としては、LED発光素子を予め定められたピッチ(例えば、600dpi〜2400dpi)で感光体ドラム10の軸方向に沿って直線状に配置したLED発光素子アレイと、当該LED発光素子アレイの各LED発光素子から出射された光を感光体ドラム10上にスポット状に結像するセルフォックレンズ(商品名)アレイとを備えたものが用いられる。また、上記画像露光装置8は、図2に示すように、下方から感光体ドラム10上に画像を走査露光するように構成されている。
なお、上記画像露光装置8としては、LED発光素子アレイからなるものに限らず、レーザービームを各感光体ドラム10の軸方向に沿って偏向走査するものなどを用いても勿論良い。この場合には、4つの画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kに対して1つの画像露光装置8が配設される。
上記画像処理部4からは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kに個別に設けられた画像露光装置8Y、8M、8C、8Kに、対応する色の画像データが順次出力され、これらの画像露光装置8Y、8M、8C、8Kから画像データに応じて出射された光束は、対応する感光体ドラム10の表面に走査露光され、画像データに応じた静電潜像が形成される。上記感光体ドラム10上に形成された静電潜像は、現像装置12Y、12M、12C、12Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。なお、上記現像装置12Y、12M、12C、12Kでは、例えば、平均粒径30μmのキャリアと平均粒径7μmのトナーからなる2成分の現像剤が用いられる。
上記各画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kの感光体ドラム10上に、順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kの上方にわたって傾斜した状態で配置された無端ベルト状の中間転写体としての中間転写ベルト14上に、4つの一次転写ロール15Y、15M、15C、15Kによって順次多重に一次転写される。
この中間転写ベルト14は、複数のロールによって張架された無端ベルト状部材であって、当該ベルト状部材の下辺走行領域が、その走行方向に沿った下流側が相対的に低く、且つ上流側が相対的に高くなるように、水平方向に対して傾斜した状態で配置されている。
即ち、上記中間転写ベルト14は、図2に示すように、駆動ロール16と、背面支持ロール17と、張力付与ロール18と、従動ロール19との間に一定の張力で掛け回されており、図示しない定速性に優れた駆動モーターによって回転駆動される駆動ロール16により、矢印B方向に沿って予め定められた速度で循環移動する。上記中間転写ベルト14としては、例えば、可撓性を有するポリイミドやポリアミドイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続することにより無端ベルト状に形成したものや、あるいは最初から無端ベルト状に形成したものが用いられる。上記中間転写ベルト14は、その下辺走行領域において、各画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kの感光体ドラム10Y、10M、10C、10Kに接触するように配置されている。
また、上記中間転写ベルト14には、図2に示すように、当該中間転写ベルト14の上部走行領域の低位側端部に配置され、中間転写ベルト14上に一次転写されたトナー像を記録媒体21上に二次転写する二次転写手段としての二次転写ロール20が、背面支持ロール17によって張架された中間転写ベルト14の表面に当接するように配置されている。
上記中間転写ベルト14上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、図2に示すように、背面支持ロール17に圧接する二次転写ロール20によって、記録媒体としての記録用紙21上に静電気力で二次転写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙21は、鉛直方向の上方に位置する本実施の形態に係る定着装置30へと搬送される。上記二次転写ロール20は、背面支持ロール17の側方に圧接しており、鉛直方向の下方から上方に搬送される記録用紙21上に、各色のトナー像を一括して二次転写するようになっている。
上記二次転写ロール20としては、例えば、ステンレス等の金属からなる芯金の外周に、導電剤を添加したゴム材料等の導電性弾性体からなる弾性体層を予め定められた厚さに被覆したものが用いられる。
そして、上記各色のトナー像が転写された記録用紙21は、本実施の形態に係る定着装置30によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール22によって装置1の上端部に設けられた排出トレイ23上に画像面を下にした状態で排出される。
上記記録用紙21は、図2に示すように、装置1内の底部に配置された給紙トレイ24から予め定められたサイズ及び材質のものが、給紙ロール25及び用紙分離搬送用のロール26により一枚ずつ分離された状態で給紙され、レジストロール27まで一旦搬送されて停止される。そして、上記給紙トレイ24から供給された記録用紙21は、予め定められたタイミングで回転するレジストロール27によって中間転写ベルト14の二次転写位置へ送出される。上記記録用紙21としては、普通紙以外にも、表面又は表裏両面にコーティング処理が施されたコート紙等の厚紙なども供給可能となっており、コート紙からなる記録用紙21には、写真画像なども出力される。
トナー像の二次転写工程が終了した中間転写ベルト14の表面は、ベルトクリーニング装置28によって残留トナー等が除去されて、次の画像形成工程に備える。尚、図2中、29は、カラー画像形成装置1の各部に電力を供給する電力供給部を示している。
図3はこの発明の実施の形態1に係るカラー画像形成装置に使用されるクリーニング装置を示す構成図である。
このクリーニング装置19は、図3に示すように、感光体ドラム10の表面に当接するクリーニング用のブレード部材としてのクリーニングブレード50と、このクリーニングブレード50で除去された残留トナー等を、予め定められたタイミングで回転駆動されることにより外部へと排出する排出オーガー51とを備えている。また、上記クリーニング装置19は、感光体ドラム10の回転方向上流側におけるクリーニング装置ハウジング52と感光体ドラム10との間が、シール部材53によって密閉されている。
上記クリーニングブレード50としては、例えば、図1に示すように、物性の異なるウレタンゴム等からなるクリーニング層54と背面支持層55を一体的に積層した少なくとも2層(複数)構成のクリーニングブレードが用いられる。このクリーニングブレード50は、例えば、クリーニング層54と背面支持層55とから構成されるが、感光体ドラム10と反対側に他の層を備えて、3層以上の構成としても良い。
上記クリーニングブレード50のクリーニング層54は、JIS−A硬度が70〜90度程度、例えば、JIS−A硬度が78度のウレタン製のゴム材料からなり、その厚さが0.5mm程度に設定される。また、上記クリーニングブレード50の背面支持層55は、JIS−A硬度が50〜70度程度、例えば、JIS−A硬度が63度のウレタン製のゴム材料からなり、その厚さが1.4mm程度に設定される。このように、背面支持層55は、クリーニング層54よりも厚く形成されている。
また、上記クリーニングブレード50は、図1に示すように、その基端部50aが断面L字形状に折り曲げられた厚さ2mm程度の亜鉛メッキ鋼板製からなる保持部材としての板金ホルダー56に、ホットメルト等の接着剤57によって接着されている。
さらに、上記クリーニング層54と背面支持層55は、その熱膨張率係数としての線膨張係数が互いに異なるように材料が選定されており、クリーニング層54の線膨張係数が背面支持層55の線膨張係数よりも大きく設定されている。また、上記クリーニングブレード50を板金ホルダー56に接着する接着剤57は、クリーニングブレード50の背面支持層55よりも線膨張係数が小さく設定されている。その結果、クリーニング層54、背面支持層55、及び接着剤57の線膨張係数は、クリーニング層54>背面支持層55、かつ背面支持層55>接着剤57なる関係を満たしている。
また、上記クリーニングブレード50のクリーニング層54及び背面支持層55を構成するウレタン材料としては、種々の物性を有するものがあるが、本実施の形態では、相対的に厚さが厚い背面支持層55としては、ブレードとしてのへたりが少なくなるようにウレタンゴム材料の永久伸び物性が小さく設定されており、例えば、100%伸張させた状態で、高温高湿環境下(45℃、95%RH)に72時間放置した場合における永久伸びが、1%以下となるウレタンゴム材料が用いられている。
ブレードゴム部材の「永久伸び」物性は、継続的に外力を受け続け、該外力が解放された時に弾性的に元の状態に戻れない場合を指標としている。その測定法はJIS K 6262に準拠して次の条件で測定している。対象のブレードゴム材を、幅5mmの短冊片に切り出し、100mm間隔で標線を描き、長手方向に伸張力を与えて100%の伸長率まで引き伸ばす。伸長速度は500mm/minである。100%伸長状態を20min間維持した後、伸長力を1000mm/minの速度で緩める。伸長力を緩め終わって、20min後に標線間隔をノギスで測定する。伸長緩和後の標線間隔長さをL(mm)とすると、永久伸びは、以下の式で表わされる。
((L/100)−1)×100 [%]
本発明での固体の熱膨張係数は、線膨張率αとして定義する。これは、単位長さあたりにおける、温度による長さの変化率として定義されるのでT℃における物体の長さDは次のように表せる。
D=d(1+α×ΔT)
ここで、dは基準温度tにおける物体の長さであり、ΔT=T−tである。本発明では
、前述の「永久伸び」物性測定と同じように対象物の短冊片を用意し、100mm間隔で標線を引き、ブレードの使用環境を基に、dをt=10℃で、DをT=28℃で標線長さをノギスで測定し、線膨張率αを求めている。なお、各温度環境への対象物の放置時間は、14時間で測定している。
また、上記クリーニングブレード50は、図5に示すように、被クリーニング部材としての感光体ドラム10の表面に対して、その基端部50aが感光体ドラム10の回転方向に沿った下流側に位置するとともに、その先端部50bは、感光体ドラム10の回転方向に沿った上流側に位置し、感光体ドラム10の表面にその回転方向と反対方向から当接する所謂“ドクターブレード”となっている。
さらに、上記クリーニングブレード50は、図5に示すように、板金ホルダー56に固着された基端部50aを除いた先端側の部分の長さを自由長(FL)と呼ぶとともに、当該クリーニングブレード50の基端部50aと、クリーニングブレード50の先端部50bが接触する感光体ドラム10表面の接線Lとが成す角度をブレード設置角度(BSA)と、当該クリーニングブレード50の先端部50bと接線Lとが成す角度をラップ角度(WA)とそれぞれ呼ぶ。また、上記クリーニングブレード50を取り付け位置に固定して感光体ドラム16を除去した場合に、当該クリーニングブレード50の先端部50bと接線Lとの距離を、ニップ量(x)と呼び、クリーニングブレード50が感光体ドラム16の表面に当接するニップ力(NF)は、F=k・xと表すことができる。ここで、kは定数である。
これらの自由長(FL)、ブレード設置角度(BSA)、ラップ角度(WA)、ニップ量(x)及びニップ力(NF)は、クリーニングブレード50の特性を決定するパラメータである。
以上の構成において、この実施の形態に係るクリーニング装置では、次のようにして、高温環境下において、クリーニング用のブレード部材を構成するゴム材料の反撥弾性が大きくなることに起因して、ブレード捲れや磨耗増大を回避するとともに、低温環境下において、クリーニング用のブレード部材を構成するゴム材料の反撥弾性が小さくなることに起因して、クリーニング性が低下するのを回避することが可能となっている。
すなわち、上記カラー画像形成装置では、図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kによって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像が形成され、これらの各画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kの感光体ドラム10上に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト14上に多重に一次転写されるとともに、当該中間転写ベルト14から記録用紙21上に一括して二次転写され定着されて、フルカラー画像等が形成される。
そして、上記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成ユニット7Y、7M、7C、7Kでは、感光体ドラム10から中間転写ベルト14上へのトナー像の転写工程が終了すると、当該感光体ドラム10の表面は、クリーニング装置13によって残留トナーが除去される。クリーニング装置13では、図3に示すように、クリーニングブレード50によって感光体ドラム10の表面に残留した転写残トナー等が除去される。その際、上記クリーニングブレード50は、クリーニング層54の線膨張係数が背面支持層55よりも大きく設定されているため、高温環境下において、クリーニングブレード50は、図6に示すように、クリーニング層54の熱線膨量が背面支持層55の熱膨張量よりも大きく、バイメタル効果によって感光体ドラム10の表面から離間する方向に僅かに変位する。
その結果、高温環境下においては、クリーニングブレード50は、硬度が低下するとともに反撥弾性率が上昇し、感光体ドラム10との摩擦力が増大する傾向にあるが、クリーニングブレード50が感光体ドラム10の表面から離間する方向に僅かに変位することで、感光体ドラム10表面との摩擦力の増大が抑制され、クリーニングブレード50が捲れたり、クリーニングブレード50のエッジ部の磨耗が増大して、クリーニングブレード50の寿命が短くなることが回避される。
一方、上記クリーニングブレード50は、クリーニング層54の線膨張係数が背面支持層54よりも大きく設定されているため、低温環境下においては、クリーニングブレード50は、クリーニング層54の熱収縮量が背面支持層55の熱収縮量よりも大きく、感光体ドラム10の表面に当接する方向に僅かに変位する。
その結果、低温環境下においては、クリーニングブレード50は、硬度が上昇するとともに反撥弾性率が低下し、感光体ドラム10との摩擦力が低下する傾向にあるが、クリーニングブレード50がバイメタル効果によって感光体ドラム10の表面に当接する方向に僅かに変位することで、図6に示すように、感光体ドラム10表面との摩擦力が確保され、クリーニングブレード50のクリーニング性が低下することが回避される。
また、この実施の形態では、上記クリーニングブレード50を板金ホルダー56に接着する接着剤57が、クリーニングブレード50の背面支持層55よりも線膨張係数が小さく設定されている。そのため、高温環境下においては、クリーニングブレード50を板金ホルダー56に接着する接着剤57が、クリーニングブレード50の背面支持層55よりも熱膨張量が大きくなることがなく、上述したように、バイメタル効果によって感光体ドラム10の表面から離間する方向に僅かに変位するのを妨げることがない。
同様に、低温環境下においても、クリーニングブレード50を板金ホルダー56に接着する接着剤57が、クリーニングブレード50の背面支持層55よりも熱収縮量が大きくなることがなく、上述したように、バイメタル効果によって感光体ドラム10の表面に当接する方向に僅かに変位するのを妨げることがない。
なお、上記クリーニングブレード50の変位量は、クリーニング層54及び背面支持層55を構成するウレタンゴム材料の線膨張係数によって決定され、高温環境下及び低温環境下において、予め定められた変位量が得られるように、クリーニング層54及び背面支持層55を構成するウレタンゴム材料の線膨張係数が調整されるか、又は予め定められた線膨張係数を有するウレタンゴム材料が、クリーニング層54及び背面支持層55を構成する材料として選択する。
また、上記クリーニングブレード50は、その長さに比較して、厚さが相対的に薄いため、厚さ方向の熱膨張は基本的に考慮する必要がない。
さらに、この実施の形態では、上述したように、高温環境下及び低温環境下において、上述したように、クリーニングブレード50が変形することによって、予め定められたクリーニング性を得ることができる場合であっても、同一環境下において、感光体ドラム10の表面にニップした状態で長時間放置されると、クリーニングブレード50にへたりが発生して反撥弾性等が低下し、ニップ圧力が低下してクリーニング性が低下する虞れがある。
そこで、この実施の形態では、上記クリーニングブレード50の背面支持層55として、ゴム材の永久伸びが1.0未満のウレタン材料を使用することによって、クリーニングブレード50を被クリーニング部材に1.0mmのニップ量(x)で当接させた状態で、高温高湿環境下(45℃、95%RH)に72時間放置した場合におけるへたり量が、図4に示すように、目標とする0.1mm以下とすることができることが判る。
実施例
本発明者らは、図1に示すクリーニングブレードを試作して、図2に示すカラー画像形成装置に装着し、クリーニング性を確認した。
クリーニングブレード50としては、クリーニング層54が、JIS−A硬度が78度のウレタン製のゴム材料からなり、その厚さが0.5mmに設定され、背面支持層55は、JIS−A硬度が63度のウレタン製のゴム材料からなり、その厚さが1.4mmに設定された。上記クリーニングブレード50は、ホットメルト接着剤57によって厚さ2mmの亜鉛メッキ鋼板製からなる板金ホルダー56に接着して使用した。
また、上記クリーニングブレード50は、感光体ドラム10の表面に線圧3gf/mmで押圧され、感光体ドラム10の接点における感光体ドラム表面の接線に対する板金ホルダーのクリーニングブレード50支持面の角度は25度に設定した。なお、クリーニングブレード50の自由長(FL)は、8mmに設定した。
さらに、上記クリーニングブレード50は、クリーニング層54の線膨張係数が1.94×10-4/℃、背面支持層55の線膨張係数が1.48×10-4/℃、接着層の線膨張係数が0.65×10-4/℃の材料をそれぞれ使用した。
また、比較例として、上記クリーニングブレード50のクリーニング層54と背面支持層55の線膨張係数を逆にしたものを用いた。
そして、上記クリーニングブレード50の感光体ドラム10表面への食い込み量の変化と、ブレードゴム材の摩耗に厳しい条件である高温環境(30℃)で、感光体ドラム10表面の周速が220mm/S、毎分45枚の印字スピードでA4サイズの記録用紙に5枚連続でプリントを繰り返し行い、プリント枚数に対するブレードエッジの摩耗量の変化を測定評価した。
この評価の中で、クリーニングブレード50のブレードエッジの摩耗とクリーニング不良発生の有無を調べた。なお、ブレードエッジの摩耗量は、図7に示すように、株式会社キーエンス社製のレーザ顕微鏡VK−8510にてブレードカット面のエッジ近傍部表面プロファイルを観察し、図8に示すように摩耗のない状態と、摩耗した状態の断面積差を算出することで求めた、すなわち摩耗断面積である。例として研摩の状態を図9に示す。この摩耗断面積が大きすぎると、トナークリーニング性が低下することが判っている。
また、低温時(10℃)と高温時(30℃)のクリーニングブレード50の食い込み量の差をみた結果、本発明の実施例では、高温時の方が低温時よりも0.06mm食い込み量が少なく、比較例では、高温時の方が低温時よりも0.07mm食い込み量が多くなった。すなわち、両者の間では0.13mmもの食い込み量の差が発生することがわかった。
これは、クリーニングブレード50の感光体ドラム10表面に対する線圧にして、約0.39gf/mmの違いとなり、これによるクリーニングブレード50への負荷の差が、印字プリント数の経時増大によるブレードエッジの摩耗量の差となり、クリーニング不良発生、つまりクリーニングブレード50の寿命差となる。
図10はブレード摩耗量について上記実施例の結果を示すグラフである。
この図10から明らかなように、クリーニングブレード50のニップ量が3.15mmのときは、トナーのすり抜けが発生するまでに、約500kcyc(=50万サイクル)であり、クリーニングブレード50のニップ量が3.0mmのときは、トナーのすり抜けが発生するまでに、約680kcyc(=68万サイクル)であることが判る。すなわち、高温環境下でブレードの感光体ドラムへのニップ量を少なくする方へブレード先端を変位させることで、ブレード摩耗量を低減でき、ブレードの寿命を延ばすことができるものである。
50:クリーニングブレード、54:クリーニング層、55:背面支持層、56:板金ホルダー、57:接着剤。

Claims (7)

  1. 被クリーニング部材の表面に当接して、被クリーニング部材の表面に残留した残留物を除去する複数層構成を有し、温度上昇時に複数層の熱膨張特性の差によって、先端部が被クリーニング部材の表面から離間する方向に変位するクリーニング用ブレードを備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 被クリーニング部材の表面に当接して、当該被クリーニング部材の表面に残留した残留物を除去する複数層構成のクリーニング用のブレード部材であって、温度上昇時に前記ブレード部材を構成する複数層の熱膨張特性の差によって、前記ブレード部材の先端部が被クリーニング部材の表面から離間する方向に変位するクリーニング用のブレード部材と、
    前記クリーニング用のブレード部材の基端部が接着剤を介して固定保持される保持部材とを備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  3. 前記クリーニング用のブレード部材は、前記被クリーニング部材側に位置するクリーニング層側から、前記被クリーニング部材と反対側に位置する背面層側に向かって熱膨張係数が小さくなる層構造であることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記クリーニング用のブレード部材は、前記被クリーニング部材側に位置するクリーニング層と、前記被クリーニング部材と反対側に位置する背面層との2層構造からなり、前記クリーニング層の熱膨張係数が前記背面層よりも大きく設定されているとともに、前記接着層の熱膨張係数が前記背面層よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。
  5. 前記クリーニング用のブレード部材は、前記被クリーニング部材側に位置するクリーニング層と、前記被クリーニング部材と反対側に位置する背面層との2層構造からなり、前記クリーニング層と前記背面層とは、永久伸び物性が異なる材料からなることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。
  6. 前記クリーニング用のブレード部材は、永久伸び物性が相対的に小さい層の厚さが、永久伸び物性が相対的に大きい層よりも厚く設定されていることを特徴とする請求項4に記載のクリーニング装置。
  7. 回転駆動されて表面にトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面に当接して、当該像担持体の表面に残留した残留トナーを除去する複数層構成のクリーニング用のブレード部材であって、温度上昇時に前記ブレード部材を構成する複数層の熱膨張特性の差によって、前記ブレード部材の先端部が像担持体の表面から離間する方向に変位するクリーニング用のブレード部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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