JP2010224742A - 中継サーバ及びその制御方法、並びに医用ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】個人情報を含んだ医療情報を低コストに取り扱う。
【解決手段】データセンタ11のセンタサーバ25は、診療所13(予約元)の診療所端末14から医療検査の予約情報を受け付ける。センタサーバ25は、予約情報を中核病院12(予約先)の院内サーバ17へ送信する。センタサーバ25は、予約情報から患者の個人情報を削除して、予約元、予約先、及び院内サーバ17が受け付けた予約情報を特定可能なINDEX情報を作成する。センタサーバ25は、診療所端末14から医療検査の予約内容の照会要求を受け付けた時に、INDEX情報に基づき、中核病院12の院内サーバ17から予約情報を取得して診療所端末14へ中継する。データセンタ11には、予約情報等の患者の個人情報を含んだ医療情報は保管されないので、その管理に多大な費用をかける必要がなくなる。医療情報を低コストに取り扱うことができる。
【選択図】図15

Description

本発明は、診療所と医療検査施設との間で各種医療情報を中継する中継サーバ及びその制御方法、並びにこの中継サーバを備える医用ネットワークシステムに関するものである。
地域における医療施設間の医療連携の一環として、診療所等の比較的小規模な医療施設からの医療検査の依頼を受け、地域内の中核病院等、高度な医療検査設備を持つ比較的大規模な医療施設が医療検査を実施している。近年、こうした医療連携サービスを提供するデータセンタを介して、医療施設間における医療検査の予約をオンラインで行うことができる医用ネットワークシステムが開発されている。
医用ネットワークシステムは、医療検査の予約を申し込むための診療所の端末と、予約を受け付ける中核病院の院内サーバと、診療所の端末及び院内サーバにそれぞれネットワーク接続されたデータセンタのセンタサーバと備えている。診療所の端末は、予約の申し込みに際して、患者の個人情報(氏名、生年月日、住所等)、医療検査の種類(例えばCTやMRI等)を含むような医療検査の予約情報をセンタサーバに発行する。
院内サーバは、不正アクセスなどによる患者の個人情報の漏洩を防止するために、診療所の端末など不特定の外部の端末からの直接的なオンラインアクセスが規制されている。このアクセス規制により、センタサーバが診療所の端末からの直接的なオンラインアクセスを受け付けて、診療所の端末からの予約情報を院内サーバへ中継している。院内サーバは、センタサーバ経由で受け付けた診療所端末からの予約情報を予約管理データベース(DB)に格納している。
こうしたセンタサーバは、診療所の端末から受け付けた予約情報を院内サーバへ送信するとともに、診療所の端末に検査結果や中核病院の予約状況を配信するために、診療所の端末からの予約情報をデータセンタ内のセンタDBに格納している。そして、センタサーバは、診療所の端末から予約内容の照会要求を受け付けた時に、この照会要求に対応する予約情報をセンタDBから検索し、検索した予約情報を診療所の端末の画面に表示させる。このようにセンタDBは、中核病院の予約管理DBと同様に、患者の個人情報を含む予約情報を保管している(特許文献1及び2参照)。
特開2005−301434号公報 特開2003−186997号公報
個人情報を扱う事業者に対して個人情報の管理に厳しい要件が課せられており、特に個人情報を含んだ医療情報は最機密な情報であるため、通常の個人情報を取り扱うことに比べて更に厳しい要件が厚生労働省、経済産業省、総務省などから課せられている。従って、医療連携サービスを行うデータセンタは、各省から課せられている厳しい要件を満たすため、個人情報の管理に非常に高いコストをかけている。
また、データセンタが管理する個人情報を含んだ医療情報は予約情報だけではない。例えば、上述のアクセス規制により、診療所の端末が院内サーバに直接オンラインアクセスして、中核病院で行われた医療検査の検査データを取得することはできない。このため、センタサーバは、院内サーバからの検査データのアップロードを受け付け、アップロードされた検査データを診療所の端末からアクセス可能な検査データDBに格納している。この検査データにも患者の個人情報は当然含まれている。このように管理すべき個人情報を含んだ医療情報の種類が増加すると、情報管理にかかるコストが更に増加してしまう。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、患者の個人情報を含む各種医療情報を低コストに取り扱うことができる中継サーバ及びその制御方法、並びに医用ネットワークシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の中継サーバは、医療検査を予約する予約元の端末から、患者の個人情報を含む医療検査の予約情報を受け付ける予約受付手段と、前記予約受付手段が受け付けた前記予約情報を、前記予約元が指定した医療検査施設に設置された院内サーバへ送信する通信手段と、前記予約情報の送信後に、この予約情報から前記個人情報を削除して、前記予約元、予約先の医療検査施設、及び予約先の前記院内サーバが受け付けた前記予約情報をそれぞれ特定可能なINDEX情報を生成するINDEX情報生成手段と、前記端末から、前記予約元が予約した医療検査に係る情報の照会要求を受け付ける照会要求受付手段と、前記照会要求受付手段が前記照会要求を受け付けた時に、前記INDEX情報に基づき予約先の前記院内サーバに対して、前記医療検査に係る情報の配信要求を行う配信要求手段と、前記配信要求に応じて前記院内サーバから送信された前記医療検査に係る情報を前記端末へ中継し、この中継終了後に当該医療検査に係る情報を破棄する中継手段と、を備えることを特徴とする。
前記予約受付手段が受け付けた前記予約情報を、この予約情報を一意に特定するための第1予約IDに対応付けてデータベースに一時的に登録する登録手段を備え、前記INDEX情報生成手段は、前記データベースに登録された前記予約情報から、前記第1予約IDを含む前記INDEX情報を生成することが好ましい。
前記通信手段は、前記予約情報の送信後、この予約情報を受け付けた前記院内サーバが当該予約情報を一意に特定するために当該予約情報に付与した第2予約IDを前記院内サーバから受信し、前記INDEX情報生成手段は、前記院内サーバが受け付けた前記予約情報を特定するための情報として、前記第2予約IDを前記INDEX情報に登録することが好ましい。これにより、INDEX情報と、院内サーバが受け付けた予約情報とを紐付けることができる。
前記医療検査に係る情報は、前記院内サーバにより、当該医療検査の前記予約情報に付与された前記第2予約IDに対応付けられた状態で院内データベースに格納されており、
前記配信要求手段は、前記照会要求で指定された医療検査に対応する前記INDEX情報を前記データベースから検索し、検索した前記INDEX情報に基づき前記配信要求の要求先となる前記院内サーバを特定するとともに、特定した前記院内サーバに対して当該INDEX情報に含まれる前記第2予約IDを送信することが好ましい。
前記中継手段は、前記院内サーバから送信された前記医療検査に係る情報を前記端末で表示する形式に変換し、この変換後の情報を前記端末へ中継することが好ましい。これにより、医療検査の予約元と予約先とでそれぞれ前記医療検査に係る情報を表示する形式が異なっている場合でも、予約元の端末で医療検査に係る情報を確認することができる。
前記中継手段は、前記医療検査に係る情報と、この医療検査に係る情報に含まれていないが前記INDEX情報には含まれており、且つ前記端末にて表示の必要がある情報とを結合して、前記変換後の情報を生成することが好ましい。
前記医療検査に係る情報は、前記予約元が予約した医療検査の予約内容、前記個人情報を含む医療検査の検査結果の少なくともいずれか1つであることが好ましい。
本発明の医用ネットワークシステムは、医療検査を予約する予約元に設置され、患者の個人情報を含む医療検査の予約情報を発行する端末と、医療検査を行う医療検査施設に設置され、医療検査の予約情報を受け付ける院内サーバと、前記医療検査施設外に設置され、前記端末及び前記院内サーバにそれぞれネットワークを介して接続された請求項1ないし7いずれか1項記載の中継サーバと、を備えることを特徴とする。
前記院内サーバは、前記中継サーバから受信した前記第2予約IDに基づき、この第2予約IDに対応する前記医療検査に係る情報を前記院内データベースから検索し、検索した当該医療検査に係る情報を前記中継サーバへ送信することが好ましい。
本発明の中継サーバの制御方法は、医療検査を予約する予約元の端末から、患者の個人情報を含む医療検査の予約情報を受け付ける予約受付ステップと、前記予約受付ステップで受け付けた前記予約情報を、前記予約元が指定した医療検査施設に設置された院内サーバへ送信する送信ステップと、前記予約情報の送信後に、この予約情報から前記個人情報を削除して、前記予約元、予約先の医療検査施設、及び予約先の前記院内サーバが受け付けた前記予約情報をそれぞれ特定可能なINDEX情報を生成するINDEX情報生成ステップと、前記端末から、前記予約元が予約した医療検査に係る情報の照会要求を受け付ける照会要求受付ステップと、前記照会要求受付ステップ後に、前記INDEX情報に基づき予約先の前記院内サーバに対して、前記医療検査に係る情報の配信要求を行う配信要求ステップと、前記配信要求に応じて前記院内サーバから送信された前記医療検査に係る情報を前記端末へ中継し、この中継終了後に当該医療検査に係る情報を破棄する中継ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の中継サーバ及びその制御方法、並びに医用ネットワークシステムは、中継サーバが、予約元の端末と院内サーバとの間で患者の個人情報を含む各種医療情報の中継のみを行い、この中継終了後には各種医療情報を破棄するので、患者の個人情報を含んだ医療情報の管理に多大な費用をかける必要がなくなる。その結果、個人情報を含んだ医療情報を低コストに取り扱うことができる。
医用ネットワークシステムの構成を示す概略図である。 センタDBに格納されたデータの説明図である。 患者情報DB及び予約管理DBに格納されたデータの説明図である。 中核病院における患者IDと、院内予約IDと、予約情報・検査データとの対応付けを説明するための説明図である。 診療所端末、院内サーバ、センタサーバの電気的構成を示すブロック図である。 院内サーバ、センタサーバのCPUの機能ブロック図である。 医療検査の予約受付サービスを説明するための説明図である。 予約情報の照会サービスを説明するための説明図である。 検査レポートの照会サービスを説明するための説明図である。 予約受付画面を説明するための説明図である。 予約情報の入力画面を説明するための説明図である。 検査レポート完了後に開かれた予約受付画面を説明するための説明図である。 予約内容表示画面を説明するための説明図である。 レポート閲覧画面を説明するための説明図である。 診療所端末から予約情報や医療検査に係る情報の照会要求を受け付けたときの医用ネットワークシステムの処理手順を示すフローチャートである。
図1に示すように、医用ネットワークシステム10は、データセンタ11と複数の医療施設に設置されたコンピュータシステムとを通信ネットワークで接続し、オンラインで医療検査の予約受付を行うとともに、予約済みの医療検査の予約内容や検査データ等の医療検査に係る情報の照会を行うシステムである。データセンタ11は、複数の医療施設に対して、医療検査の予約受付サービス(以下、単に予約受付サービスという)と、医療検査に係る情報の照会サービス(以下、単に照会サービスという)を提供する。
複数の医療施設には、中核病院(医療検査施設)12と診療所13がある。中核病院12は、CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの高度な医療検査装置を保有する。中核病院12は、その地域内の医療施設の中で比較的大規模な医療施設であり、外部の診療所13からの医療検査依頼を受け付けて医療検査を実施する。
診療所13は、高度な医療検査装置を持たない小規模な医療施設であり、診療所端末14を備えている。診療所端末14は、WEBブラウザがインストールされたパーソナルコンピュータである。診療所端末14は、患者の個人情報を含む予約情報をデータセンタ11に発行し、インターネット15を通じてデータセンタ11経由で中核病院12に対して医療検査の予約を行う。また、診療所端末14は、データセンタ11(センタサーバ25)にアクセスして、医療検査に係る情報の照会要求を行う。
中核病院12のコンピュータシステムは、院内サーバ17と、患者情報データベース(DB)18と、予約管理DB19と、検査データDB20とを備えている。患者情報DB18には、中核病院12の患者情報(図3参照)が格納されている。予約管理DB19には、医療検査の予約状況などを表す院内予約管理データ21(図3参照)が格納されている。検査データDB20には、医療検査の検査レポート23や検査画像(図示せず)等の検査データが格納されている。
院内サーバ17は、中核病院12に施設された院内ネットワーク(図示せず)を介して、上述の各DB18〜20や、院内の各検査科に設置された図示しない各種医療検査装置及びレポート作成端末などと接続されている。この院内サーバ17は、大別して中継サーバ、予約管理サーバ、オーダ管理サーバ、DBサーバなどの複数のサーバから構成されている。中継サーバは、中核病院12がデータセンタ11との間で遣り取りする各種情報を中継する。
予約管理サーバは、所謂HIS(Hospital Information System)を構成するサーバであり、データセンタ11経由で診療所13からの予約情報を受け付けて、医療検査のスケジュール管理を行う。予約管理サーバは、データセンタ11から受け付けた予約情報に院内予約ID(第2予約ID、図3参照)を付与した後、この予約情報を院内予約管理データ21(図3参照)に登録して予約状況を更新する。院内予約IDは、院内サーバ17が受け付けた予約情報を一意に特定するための情報であり、発行した中核病院12のみで通用する情報である。予約管理サーバは、受け付けた予約情報に基づき、オーダ管理サーバに対して医療検査のオーダを行う。
オーダ管理サーバは、院内の各検査科に配置されており、予約管理サーバから送信されるオーダを受け付けて、このオーダを保存・管理する。このオーダ管理サーバは、例えば放射線科であれば、RIS(Radiology Information System)を構成するサーバである。
DBサーバは、医療検査装置で撮影された検査画像や、レポート作成端末で作成された検査レポート23を検査データDB20に格納する。このDBサーバは、所謂PACS(Picture Archiving and Communication System)サーバやレポートサーバなどから構成される。
検査レポート23は、レポートを識別するためのレポートIDや、院内予約ID、患者の個人情報、検査日、検査種等の項目が付与された状態で検査データDB20に格納されている(図9参照)。検査画像は、図示は省略するが、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)に準拠したファイル形式で検査データDB20に格納されている。
データセンタ11は、医療検査を受ける患者の個人情報を一切保管することなく、上述の予約受付サービスや照会サービスを提供する。このデータセンタ11は、センタサーバ(中継サーバ)25と、本発明のデータベースに相当するセンタDB26とを備えている。センタDB26は、中核病院12毎の医療検査の予約状況などを表すセンタ予約管理データ27(図2参照)を格納している。
センタ予約管理データ27には、上述の院内予約管理データ21とは異なり、患者の個人情報を含む予約情報が登録される代わりに、この予約情報から患者の個人情報を破棄したINDEX情報(図2参照)が登録される。INDEX情報は、診療所13(医療検査の予約元)、中核病院12(医療検査の予約先)、及び院内サーバ17が受け付けた予約情報をそれぞれ特定可能な情報を含んでいる。
センタサーバ25は、WEBサーバとして機能し、インターネット上で標準的に用いられるドキュメントシステム(WWW:World Wide Web)に対応する。センタサーバ25は、診療所端末14からの要求に応答してデータを送受信する。
センタサーバ25には、VPN(Virtual Private Network)29を介して院内サーバ17が接続している。VPN29では、暗号化技術が使われており、複数の利用者によって共有される共有ネットワーク内に論理的な専用通信チャンネルが確立されている。これにより、通信拠点間の機密性が保持され、ネットワーク内の堅固な情報セキュリティが確保される。
センタサーバ25は、診療所端末14から受け付けた予約情報にセンタ予約ID(第1予約ID、図2参照)を付与した後、この予約情報を一時的にセンタDB26に登録する。センタ予約IDは、センタサーバ25が受け付けた予約情報を一意に特定するための情報であり、データセンタ11のみで通用する情報である。センタサーバ25は、一時的に登録した予約情報を院内サーバ17へ送信するとともに、この予約情報からINDEX情報を生成してセンタ予約管理データ27に登録する(図2参照)。
また、センタサーバ25は、診療所端末14から医療検査に係る情報の照会要求を受け付けた時に、INDEX情報に基づき、照会要求された情報を保管している中核病院12を特定する。そして、センタサーバ25は、特定した中核病院12の院内サーバ17に対して照会要求に対応する情報の配信要求を行い、この配信要求に応じて院内サーバ17から送信された情報を診療所端末14へ中継する。更にこの中継終了後に、センタサーバ25は院内サーバ17から送信された情報を破棄する。
このように、センタサーバ25は、診療所端末14と院内サーバ17との間で、個人情報を含むような医療に係る情報をデータセンタ11内に保管させることなく中継する中継サーバとして機能する。
図2に示すように、データセンタ11のセンタDB26には、センタ予約管理データ27の他に、受付テーブル30、診療所マスタ31、及び中核病院マスタ32が格納されている。
受付テーブル30には、センタサーバ25が診療所端末14から受け付けた予約情報が一時的に登録される。予約情報は、センタ予約ID、患者の個人情報、傷病名、検査の種類、日付と時刻で指定される予約枠、予約元の診療所13の名称、予約先の中核病院12の名称などの情報が含まれている。
受付テーブル30は、診療所端末14から新たな予約情報を受け付けることにより更新される。また、受付テーブル30は登録された予約情報が院内サーバ17へ送信された時に更新され、この時に送信済みの予約情報が削除される。
診療所マスタ31には、診療所ID、診療所情報などの情報が診療所13毎に格納されている。中核病院マスタ32には、病院ID、病院情報などの情報が中核病院12毎に格納されている。なお、診療所情報や病院情報は、診療所や病院の名称、住所、連絡先等の情報である。
センタ予約管理データ27は、予約枠マスタ35及びINDEX情報テーブル36からなる。予約枠マスタ35には、予約枠毎に付される予約枠ID、予約枠の日付・時間帯などの情報が、CT、MRI等の検査種別毎に記憶されている。また、予約枠マスタ35は、センタ予約IDを記憶する領域を予約枠毎に有している。予約枠は、例えば9:00〜、9:30〜など、30分間隔に区切られた時間帯毎に一つずつ設定されている。診療所端末14からの新たな予約情報を受け付けた時に、この予約情報で指定された予約枠マスタ35の時間帯に予約情報のセンタ予約IDが記憶される。
また、予約枠マスタ35(センタ予約管理データ27)は、院内予約管理データ21と同期が取られている。このため、中核病院12の院内で既に予約された予約枠マスタ35の時間帯には、例えば予約が埋まっていることを示すフラグが記憶される。
INDEX情報テーブル36には、センタサーバ25により生成されたINDEX情報が登録される。INDEX情報は、受付テーブル30に登録された予約情報から個人情報や傷病名を削除したものであり、センタ予約ID、予約先ID、検査の種類、予約枠ID、予約元ID、院内予約IDからなる。
予約先IDは、医療検査の予約先となる中核病院12の病院IDであり、予約先を特定するための情報である。予約元IDは、医療検査の予約元である診療所13の診療所IDであり、予約元を特定するための情報である。
INDEX情報に含まれる院内予約IDは、院内サーバ17がINDEX情報の元となる予約情報に付与したIDであり、センタサーバ25が院内サーバ17から取得したものである。
こうしたINDEX情報に含まれる院内予約IDは、INDEX情報と、院内サーバ17が受け付けた予約情報とを紐付けるための情報となる。従って、この院内予約IDに基づき、予約管理DB19に格納されている予約情報の中からINDEX情報に対応する予約情報を特定することができる。このようにINDEX情報は、予約元の診療所13、予約先の中核病院12、及びその予約管理DB19に格納されている予約情報を特定するための情報になる。
これら各マスタ31,32,35及び各テーブル30,36に記憶されている情報は互いに紐付けされており、一方の情報から辿って他方の情報を知ることができる。例えば、INDEX情報の予約先ID「B003」から中核病院マスタ32の病院情報「X中核病院」を辿ることができる。
図3に示すように、中核病院12の患者情報DB18には患者情報テーブル37が格納されている。患者情報テーブル37には、患者ID、患者の個人情報、会計情報、電子カルテ等からなる患者情報が患者毎に格納されている。患者IDは、患者を一意に特定するための情報であり、この中核病院12でのみ通用する情報である。患者情報テーブル37は、中核病院12の院内端末を介して新規の患者情報が入力されることで更新される。
予約管理DB19には、院内予約管理データ21、上述の診療所マスタ31等が格納されている。院内予約管理データ21は、予約枠マスタ38及び予約情報テーブル39からなる。予約枠マスタ38は、上述の予約枠マスタ35と基本的に同じであるので、説明は省略する。
予約情報テーブル39には、センタサーバ25などから受け付けた予約情報が登録される。予約情報は、院内予約ID、患者ID、検査の種類、予約枠ID、予約元ID、ステータスなどの情報が含まれている。ステータスは、医療検査の進捗状況を示す情報である。例えば院内サーバ17は、検査レポート23等が検査データDB20に登録された時に、対応する予約情報のステータスを「未了」から「完了」に更新する。
各マスタ31,38及び各テーブル37,39に記憶されている情報は互いに紐付けされており、一方の情報から辿って他方の情報を知ることができる。例えば、予約情報の患者ID「S3−01234」から患者情報テーブル37の患者の個人情報「納冨花子・・・」を辿ることができる。
図4に示すように、中核病院12内における医療検査の予約情報や検査データは、患者ID(患者情報)に加えて、医療検査の予約情報に付与された院内予約IDと紐付けされている。このため、1人の患者に対して複数の医療検査を行う場合、例えば異なる診療所13から同じ患者に対する医療検査の予約情報を受け付けた場合には、患者IDは共通であるが、院内予約IDが異なる複数の予約情報や検査データが各DB19,20にそれぞれ格納される。
このように1人の患者に対して複数の医療検査を行う場合、患者IDでは診療所13からの照会要求に対応する予約情報や検査データを特定することができないが、院内予約IDは1つの検査に1つ発行されるので、これらを確実に特定することができる。このため、上述の図2で説明したように、INDEX情報内の院内予約IDにより、データセンタ11のINDEX情報と、中核病院12の予約情報及び検査データとが紐付けられる。
図5に示すように、診療所端末14、院内サーバ17、及びセンタサーバ25は、それぞれパーソナルコンピュータ、サーバ用コンピュータ、ワークステーション等のコンピュータをベースに構成されている。これら各端末・サーバ14,17,25には、オペレーティングシステムなどの制御プログラムや、アプリケーションプログラム(以下、APと略す)41がインストールされている。
各端末・サーバ14,17,25は、CPU42、メモリ43、HDD(ハードディスクドライブ)44、及び通信I/F(インターフェース)45が設けられた本体46と、コンソール47とからなる。
HDD44には、制御プログラムや、AP41が格納されている。メモリ43は、CPU42が処理を実行するためのワークメモリである。CPU42は、HDD44に格納された制御プログラムをメモリ43へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を制御する。
通信I/F45は、LANポート、WANポート、ルータなどであり、インターネット15或いはVPN29に接続する通信ケーブルが接続される。通信I/F45は、インターネット15、或いはVPN29を経由したデータの遣り取りをする。コンソール47は、マウスやキーボードなどの周知の入力機器、モニタなどから構成されている。なお、以下の説明ではセンタサーバ25のCPU42に符号42aを付し、院内サーバ17のCPU42に符号42bを付す。
図6に示すように、センタサーバ25のCPU42aは、HDD44からAP41をロードして、このAP41に記述された処理ステップを逐次実行する。これにより、センタサーバ25のCPU42aには、受付処理部49、DBアクセス部50、送受信処理部51、中継・結合処理部52が構築される。
受付処理部49は、本発明の予約受付手段及び照会要求受付手段に相当するものであり、診療所端末14からの予約情報や医療に係る情報の照会要求を受け付ける。DBアクセス部50は、本発明の登録手段及びINDEX情報生成手段に相当するものであり、センタDB26にアクセスして、センタDB26へのデータ(予約情報、INDEX情報等)の格納、センタDB26に格納されているデータの更新、及びセンタDB26からのデータの読み出し等を行う。
送受信処理部51は、DBアクセス部50と共に本発明の通信手段及び配信要求手段を構成するものであり、院内サーバ17のCPU42b(送受信処理部54)とデータの遣り取りを行う。送受信処理部51から院内サーバ17へ送信するデータは、予約情報、予約や検査データ等の照会要求情報などであり、逆に院内サーバ17から送受信処理部51へ送信するデータは、院内予約ID(センタサーバ25からの予約情報受付時)、予約情報や検査データなどである。
中継・結合処理部52は、DBアクセス部50と共に本発明の中継手段を構成するものである。この中継・結合処理部52は、センタサーバ25からの照会要求に応じて院内サーバ17から送信された医療に係る情報(予約情報や検査データ)を診療所端末14で表示する形式に変換し、変換した情報を診療所端末14へ送信する。
院内サーバ17のCPU42bには、AP41に記述された処理ステップに基づき、送受信処理部54、受付処理部55、及びDBアクセス部56が構築される。送受信処理部54は、上述の送受信処理部51とデータの遣り取りを行う。受付処理部55は、送受信処理部54を介してセンタサーバ25からの予約情報や照会要求情報を受け付ける。
DBアクセス部56は、患者情報・予約管理・検査データDB18〜20にアクセスして、各DB18〜20へのデータ(予約情報、患者情報、検査データ等)の格納、各DB18〜20に格納されているデータの更新・読み出し等を行う。
次に、予約受付サービスや照会サービスを行う際のCPU42a,42bの各部の動作について図6〜図8を用いて具体的に説明する。なお、予約受付サービスについては、診療所端末14(中核病院12の施設外)から予約を行う場合についてのみ説明を行い、中核病院12内の院内端末から予約を行う場合には従来と変わらないので、ここでは説明を省略する。
[医療検査の予約受付サービス]
図7に示すように、診療所端末14から中核病院12の空いている予約枠を指定して医療検査の予約が行われると、センタサーバ25の受付処理部49は、診療所端末14からの予約情報を受け付けて、受け付けた予約情報をDBアクセス部50に引き渡す((1)参照)。DBアクセス部50は、予約情報にセンタ予約IDを付与した後、この予約情報を受付テーブル30に一時的に登録する。また、DBアクセス部50は、予約枠マスタ35の対応する予約枠にセンタ予約IDを登録して、予約マスタ35を更新する。
次いで、DBアクセス部50は、受付テーブル30に登録された予約情報を読み出し、読み出した予約情報を送受信処理部51に送信する。送受信処理部51は、受信した予約情報を院内サーバ17の送受信処理部54へ送信する((2)参照)。また、DBアクセス部50は、予約情報を送受信処理部54へ送信した後、受付テーブル30に登録されている予約情報から患者の個人情報や傷病名を削除したINDEX情報を生成し、このINDEX情報をINDEX情報テーブル36に登録する((3)参照)。DBアクセス部50は、INDEX情報の登録後に、このINDEX情報の元となる予約情報を受付テーブル30から削除する((4)参照)。
送受信処理部54が受信した予約情報は、受付処理部55を経てDBアクセス部56に引き渡される。DBアクセス部56は、予約情報に院内予約IDや患者ID(新規の患者には新しい患者ID、再来の患者には患者情報テーブル37に登録されている患者ID)等を付与した後、この予約情報を予約情報テーブル39に登録する。これと同時に、DBアクセス部56は予約枠マスタ38を更新する。
また、DBアクセス部56は、予約情報に院内予約IDを付した際に、この院内予約ID、及び予約情報に付与されているセンタ予約IDを送受信処理部54に送信する。送受信処理部54は、院内予約ID及びセンタ予約IDをセンタサーバ25の送受信処理部51へ送信する((5)参照)。
送受信処理部51は、送受信処理部54から受信した両予約IDをDBアクセス部50に引き渡す。DBアクセス部50は、最初にセンタ予約IDに基づき、これに対応するINDEX情報をINDEX情報テーブル36から検索し、次いで検索したINDEX情報に院内予約IDを登録する。これにより、データセンタ11のINDEX情報と、中核病院12の予約情報とが紐付けられる。以上で医療検査の予約の受付処理が完了する。
[医療検査に係る情報(中核病院12の予約状況、医療検査の予約内容)の照会サービス]
図8に示すように、診療所13が中核病院12の予約状況、既に予約済みの医療検査の予約内容や進捗状況を確認する場合には、診療所端末14からセンタサーバ25に対して予約照会要求を行う((1)参照)。この予約照会要求には、要求元の診療所13、要求先の中核病院12、及び検査の種類等をそれぞれ特定可能な情報が含まれている。
センタサーバ25の受付処理部49は、診療所端末14から受け付けた予約照会要求をDBアクセス部50に引き渡す。DBアクセス部50は、予約照会要求に基づき、この照会要求を行った診療所13、照会要求の要求先となる中核病院12、検査の種類等をそれぞれ特定し、これらの特定結果に合致する全INDEX情報をINDEX情報テーブル36から検索する((2)参照)。次いで、DBアクセス部50は、検索した各INDEX情報からそれぞれ院内予約IDを読み出して、各院内予約IDを含む予約情報配信要求を送受信処理部51へ送信する。送受信処理部51は、予約情報配信要求を院内サーバ17の送受信処理部54へ送信する((3)参照)。
送受信処理部54が受信した予約情報配信要求は、受付処理部55を経てDBアクセス部56に入力される。
DBアクセス部56は、予約情報配信要求に含まれる各院内予約IDに基づき、各院内予約IDにそれぞれ対応する予約情報を予約情報テーブル39から読み出す((4)参照)。また、DBアクセス部56は、読み出した各予約情報にそれぞれ含まれる患者IDに基づき、各患者IDに対応する患者の個人情報や傷病名等を患者情報テーブル37から読み出す((4)参照)。DBアクセス部56は、各テーブル37,39から読み出した予約情報や患者の個人情報等に基づき、照会元予約情報テーブル58を作成する。
照会元予約情報テーブル58は、予約照会要求で指定された医療検査の種類(例えばCT)に関して、この照会要求元の診療所13(例えばA診療所)から受け付けた全予約情報をまとめたテーブルデータである。照会元予約情報テーブル58の各予約情報は、院内予約IDの他に、患者の個人情報、傷病名、ステータスなどが含まれている。この照会元予約情報テーブル58は、DBアクセス部56から送受信処理部54を経てセンタサーバ25の送受信処理部51へ送信される。
送受信処理部51は、送受信処理部54からの照会元予約情報テーブル58を中継・結合処理部52へ送信する。中継・結合処理部52は、最初に照会元予約情報テーブル58の各予約情報に含まれる院内予約IDに基づき、各予約情報にそれぞれ対応するINDEX情報の配信要求をDBアクセス部50に対して行う。DBアクセス部50は、中継・結合処理部52からの配信要求に応じて対応するINDEX情報をINDEX情報テーブル36から検索して中継・結合処理部52へ送信する。
次いで、中継・結合処理部52は、照会元予約情報テーブル58の各予約情報に対して、それぞれ対応するINDEX情報の中から必要な情報をピックアップして結合する((6)参照)。この必要な情報とは、各予約情報には含まれないがINDEX情報には含まれており、且つ診療所端末14で表示する必要のある情報である。例えば予約日時(予約枠IDでも可)や、予約先の中核病院12の名称(病院IDでも可)などである。
このように中継・結合処理部52は、照会元予約情報テーブル58の各予約情報を診療所端末14で表示する形式(センタ予約ID、個人情報、傷病名、予約枠、中核病院12の名称、ステータスなど)に変換することで、予約情報テーブル59を作成する。
次いで、中継・結合処理部52は、予約情報テーブル59と、予約枠マスタ38とに基づいて、予約枠とその予約状況をカレンダー形式で表示するための表示画面データを生成して診療所端末14へ送信する((7)参照)。これにより、診療所13が予約した医療検査の種類別(図8ではCT)の予約状況を診療所端末14で確認することができる(図10、図12参照)。
また、中継・結合処理部52は、表示画面データの送信後に、診療所13が既に予約した個々の医療検査の予約内容に対する照会要求を、受付処理部49を介して診療所端末14から受け付ける((8)参照)。この診療所端末14からの照会要求情報には、センタサーバ25が予約情報テーブル59から対応する予約情報を検索するためのキーとなる情報、例えばセンタ予約IDなどが含まれている。中継・結合処理部52は、照会要求に対応する予約情報を予約情報テーブル59から検索し、検索した予約情報を診療所端末14へ送信する((9)参照)。これにより、診療所端末14で所望の医療検査の予約内容を確認することができる。
中継・結合処理部52は、診療所端末14での予約状況や予約内容の確認が終了した時(例えば予約状況や予約内容を表示する画面が閉じられた時)に、患者の個人情報を含む予約情報テーブル59を消去する。以上で医療検査の予約状況や予約内容の照会処理が完了する。
[医療検査に係る情報(検査データ)の照会サービス]
中核病院12で患者の医療検査が行われ、この医療検査の検査データが検査データDB20に格納されると、院内サーバ17は、予約情報テーブル39内の対応する予約情報のステータスを「未了」から「完了」に更新する。このため、ステータス更新後に、診療所端末14から予約照会要求が行われると、予約情報テーブル59内の対応する予約情報のステータスも「完了」となる。これにより、診療所端末14にて先に予約した医療検査の検査データの作成完了を確認することができる(図12参照)。
なお、検査データが検査データDB20に格納された際に、センタサーバ25から医療検査の予約元の診療所端末14に対して、検査完了通知を送信してもよい。具体的に、院内サーバ17は、検査データが検査データDB20に格納された時に、この検査データの院内予約IDをセンタサーバ25に送信する。センタサーバ25は、院内予約IDに対応するINDEX情報をINDEX情報テーブル36から検索し、検索したINDEX情報に基づき、医療検査の予約元の診療所13を特定する。これにより、医療検査の予約元の診療所端末14に対して検査完了通知を送信することができる。
図6及び図9に示すように、診療所端末14にて検査データ、例えば検査レポート23の確認を行う場合には、診療所端末14からセンタサーバ25に対して検査レポート23の照会要求を行う((1)参照)。レポート照会要求には、要求元の診療所13を示す診療所ID、及びセンタサーバ25が検査データ23に対応するINDEX情報を検索するためのキーとなる情報、例えば、センタ予約IDなどが含まれている。このセンタ予約IDは、例えば、センタサーバ25から診療所端末14に送信された表示画面データ、或いは検査完了通知等から取得可能である。
センタサーバ25の受付処理部49は、診療所端末14から受け付けたレポート照会要求をDBアクセス部50に引き渡す。DBアクセス部50は、レポート照会要求に含まれるセンタ予約IDに対応するINDEX情報をINDEX情報テーブル36から検索する((2)参照)。次いで、DBアクセス部50は、検索したINDEX情報の院内予約IDに基づき、院内予約IDを含むレポート配信要求を生成し、これを送受信処理部51へ送信する。送受信処理部51は、レポート配信要求を院内サーバ17の送受信処理部54へ送信する((3)参照)。
送受信処理部54が受信したレポート配信要求は、受付処理部55を経由してDBアクセス部56へ送信される。DBアクセス部56は、レポート配信要求に含まれる院内予約IDに基づき、これに対応する検査レポート23を検査データDB20から検索し、検索した検査レポート23を送受信処理部54へ送信する((4)参照)。送受信処理部54は、検査レポート23をセンタサーバ25の送受信処理部51へ送信する((5)参照)。
送受信処理部51は、受信した検査レポート23を中継・結合処理部52へ送信する。中継・結合処理部52は、上述の予約照会要求時と同様に、検査レポート23に付与されている院内予約IDに基づき、この院内予約IDに対応したINDEX情報をDBアクセス部50から取得する。次いで、送受信処理部51は、INDEX情報に含まれる情報の中から必要な情報をピックアップして、検査レポート23に既に付与されている情報と結合させる((6)参照)。この必要な情報としては、例えばセンタ予約IDや予約先の中核病院12の名称(病院ID)などである。こうして中継・結合処理部52は、検査レポート23を診療所端末14にて表示する形式に変換する。
次いで、中継・結合処理部52は、診療所端末14からのレポート照会要求に含まれる診療所ID等に基づき、レポート照会要求元の診療所端末14に対して検査レポート23を送信する((7)参照)。中継・結合処理部52は、診療所端末14での検査レポート23の確認が終了した時(例えばレポート閲覧画面が閉じられた時)に、検査レポート23を破棄する。以上で検査レポートの照会処理が完了する。
図10は、診療所端末14のモニタに表示される予約受付画面61である。予約受付画面61は、上述の表示画面データ(予約枠マスタ38、予約情報テーブル59)に基づいて作成される。表示画面データは、HTML形式やXML形式などのマークアップ言語によって記述されたテキストファイルとして診療所端末14に配信される。診療所端末14にはブラウザがインストールされており、このブラウザが表示画面データのテキストファイルの記述にしたがって、予約受付画面61を構成してモニタに出力する。
予約受付画面61には、医療検査の予約先の中核病院12を選択する予約先選択ボックス61aと、予約枠とその予約状況をカレンダー形式で表示するとともに、申込みを受け付ける予約状況表示領域61bとが設けられている。
予約先選択ボックス61aは、この予約先選択ボックス61aの右端の逆三角形のマークをポインタPで指定してクリックすることで、予約先として選択可能な中核病院12の名称がプルダウンメニューの形式でリスト表示される。この中から、例えば「X中核病院」を選択すると、予約状況表示領域61bにX中核病院の予約状況が表示される。
予約状況表示領域61bは、CT検査、MRI検査、腹部エコー検査、アイソトープ検査、動脈硬化検査などの検査の種類毎に選択的に表示される。表示の切替えは、タブ63によって行われる。なお、図10ではCT検査が選択されている。
予約状況表示領域61bには、カレンダー形式で月単位の予約状況を一覧できる月別表示領域64と、この月別表示領域64で指定された1日分の予約状況を表示する日別表示領域65とが設けられている。月別表示領域64の予約枠に空きのある受付け可能な日は、無印で表示される。また、過日及び休日には「×」印が表示され、既に予約が埋まっている日は特定の色で塗りつぶされる(ハッチングで示す)。こうした表示により、予約ができる日とできない日が区別される。
月別表示領域64内の所望の日をポインタPで指定してクリックするクリック操作(以下、単にクリック操作という)が行われると、日別表示領域65には、指定された日を含む数日間の予約枠67が時間帯毎に表示される。受付け可能な予約枠67には、予約ボタン68が配されている。既に予約が埋まっている予約枠67には、「×」印が表示される。
予約ボタン68のクリック操作が行われると、図11に示すように、予約受付画面61に切り替えて、患者名などの申込みに必要な項目を入力する入力画面71がモニタに表示される。この入力画面71には、予約受付画面61で指定した中核病院12の名称、検査の種類、予約枠の時間帯などが表示されるとともに、患者名、患者の生年月日、性別、住所・電話番号をそれぞれ入力するための入力バー72,73,74,75、予め登録されたリストの中から傷病名を選択するためのプルダウンメニュー76、及び申込み内容を決定するための決定ボタン77が配される。
決定ボタン77のクリック操作が行われると、入力画面71に替えて、予約が受け付けられたか否かを表示する予約結果表示画面(図示省略)が表示される。また、予約が受け付けられた時は、入力画面71の内容に基づき、患者の個人情報、傷病名、検査の種類、予約枠、予約元の診療所13の名称、予約先の中核病院12の名称などからなる予約情報がセンタサーバ25へ送信される。
図12に示すように、予約が受け付けられると、入力画面71で指定された予約枠67に、医療検査を受ける患者の氏名などが表示されるとともに、予約内容を表示するための詳細表示ボタン79が表示される。更に、この患者の医療検査の検査レポート23が検査データDB20に格納されている場合には、予約枠67にレポート表示ボタン80が表示される。
図13に示すように、詳細表示ボタン79のクリック操作が行われると、予約受付画面61に切り替えて、予約内容(予約先の中核病院12の名称、検査の種類、予約日時、患者の個人情報、傷病名、ステータス)を表示した予約内容表示画面81がモニタに表示される。この予約内容表示画面81は、診療所端末14がセンタサーバ25から受信した予約情報テーブル59内の各予約情報のデータに基づき作成される。
図14に示すように、レポート表示ボタン80のクリック操作が行われると、予約受付画面61に切り替えて、レポート閲覧画面82がモニタに表示される。レポート閲覧画面82は、診療所端末14がセンタサーバ25から受信した検査レポート23に基づき作成される。このレポート閲覧画面82には、検査レポート23の本文(所見や検査画像)を表示する主要表示領域82aと、この検査レポート23に付与されている各種情報(患者の個人情報、検査施設、検査の種類等)を表示する付帯情報表示領域82bとが設けられている。
以下、図15のフローチャートを参照して、診療所端末14からの予約情報、及び医療検査に係る情報の照会要求を受け付けたときの医用ネットワークシステム10、特にセンタサーバ25の処理手順を説明する。
[医療検査の予約受付サービス]
図15では図示を省略しているが、診療所端末14で予約受付画面61(WEBブラウザ)の起動操作がなされると、診療所端末14からセンタサーバ25へ予約照会要求(図8の(1)参照)が行われる。例えば、A診療所で図10に示す予約受付画面61の起動操作が行われた場合、予約照会要求には、要求元:A診療所、要求先:X中核病院、検査の種類:CTをそれぞれ示す情報が含まれる。
センタサーバ25が診療所端末14から予約照会要求を受け付けると、センタサーバ25及び院内サーバ17のCPU42a,42bにより、上述の図8で説明した(2)INDEX情報テーブル検索処理、(3)予約情報配信要求処理、(4)予約情報及び患者情報の検索・抽出処理、(5)照会元予約情報テーブル送信処理、(6)結合処理、(7)表示画面データ送信処理とが順に実行されて、診療所端末14のモニタには予約受付画面61(図10参照)が表示される。
予約受付画面61内の予約ボタン68がクリック操作されると、モニタには、予約受付画面61に替えて入力画面71(図11参照)が表示される。入力画面71内の予約に必要な項目が全て入力された後、決定ボタン77がクリック操作されると、入力画面71に入力された内容で予約が申し込まれる。診療所端末14から申し込まれた予約情報は、センタサーバ25に送信された後、センタDB26の受付テーブル30に一時的に格納される(図7の(1)参照)。
受付テーブル30に予約情報が一時的に登録されると、センタサーバ25及び院内サーバ17のCPU42a,42bは、上述の図7で説明した(2)予約情報送信処理、(3)INDEX情報登録処理、(4)予約情報削除処理、(5)院内及びセンタ予約ID送信処理を順に実行する。これにより、センタDB26のINDEX情報テーブル36に、予約情報から患者の個人情報や傷病名を削除したINDEX情報が登録され、この登録後に受付テーブル30に登録された予約情報は削除される。
また、INDEX情報には、このINDEX情報の元となる予約情報に対して院内サーバ17が付与した院内予約IDが登録される。これにより、データセンタ11のINDEX情報と、中核病院12の予約情報とが紐付けられるので、データセンタ11で個人情報を含む予約情報を保管する必要が無くなる。
[医療検査に係る情報の照会サービス]
医療検査の予約が行われた後、診療所端末14で予約受付画面61の起動操作がなされると、再び診療所端末14からセンタサーバ25へ予約照会要求が行われる。この予約照会要求により、上述の図8で説明した(2)〜(7)の各処理が再び実行されて、診療所端末14のモニタには予約受付画面61が表示される。この際に、予約受付画面61内の診療所13が予約した予約枠67には、詳細表示ボタン79が表示される(図12参照)。
詳細表示ボタン79がクリック操作されると、予約内容の照会要求が診療所端末14からセンタサーバ25に対して行われる。センタサーバ25のCPU42aは、上述の図8の(8)、(9)で説明したように、照会要求に対応する予約情報を予約情報テーブル59から検索し、検索した予約情報を診療所端末14へ送信する。これにより、モニタには、予約受付画面61に替えて予約内容表示画面81(図13参照)が表示される。
また、診療所端末14にて予約受付画面61の起動操作がなされた時に、先に予約した医療検査の検査レポート23が検査データDB20に格納されている場合には、予約受付画面61の予約枠67にレポート表示ボタン80が表示される(図12参照)。
レポート表示ボタン80のクリック操作がなされると、診療所端末14からセンタサーバ25に対して検査レポート23の照会要求が行われる。このレポート照会要求により、センタサーバ25及び院内サーバ17のCPU42a,42bは、上述の図9で説明した(2)INDEX情報テーブル検索処理、(3)レポート配信要求処理、(4)レポート検索処理、(5)センタサーバへの検査レポート送信処理、(6)結合処理、(7)診療所端末への検査レポート送信処理を順に実行する。こうして診療所端末14のモニタには、予約受付画面61に替えてレポート閲覧画面82(図14参照)が表示される。
診療所端末14のモニタに表示されている予約受付画面61及び予約内容表示画面81が閉じられた時、中継・結合処理部52は先に作成した予約情報テーブル59を破棄する。また、レポート閲覧画面82が閉じられた時、中継・結合処理部52は検査レポート23を破棄する。なお、予約情報テーブル59や検査レポート23の破棄は、診療所端末14に対して予約情報テーブル59や検査レポート23をそれぞれ送付した後に行ってもよい。データセンタ11は、予約情報や検査データ等の個人情報を含む医療検査に係る情報を保管することなく、予約受付サービスや照会サービスを提供することができる。その結果、患者の個人情報を含んだ医療情報の管理に多大な費用をかける必要がなくなるので、低コストに予約受付・照会サービスを行うことができる。
上記実施形態では、診療所端末14の予約受付画面61の起動操作がなされた時に、センタサーバ25は、診療所13が中核病院12に対して行った医療検査(例えばCT)の全予約情報(照会元予約情報テーブル58)を院内サーバ17から取得しているが、例えば、医師が確認を希望する予約情報のみを院内サーバ17から取得してもよい。
具体的には、診療所端末14は、センタサーバ25に予約情報を送信した際に、センタサーバ25に対してセンタ予約IDの配信要求を行って、センタサーバ25からセンタ予約IDを取得する。医療検査の予約内容の確認を行う場合には、診療所端末14にて先に取得したセンタ予約IDの入力操作を行うことで、診療所端末14からセンタサーバ25へセンタ予約IDを含む予約内容配信要求を送信する。これにより、センタサーバ25は、診療所端末14からの予約内容配信要求に含まれるセンタ予約IDに基づき、これに対応するINDEX情報を検索することで、医師が確認を希望する予約情報のみを院内サーバ17から取得することができる。なお、検査データも同様の手法で取得可能である。
上記実施形態では、INDEX情報をセンタ予約ID、予約先ID、検査の種類、予約枠ID、予約元ID、院内予約IDにより構成した例を説明したが、少なくとも医療検査の予約元、医療検査の予約先、及び予約先が受け付けた予約情報をそれぞれ特定可能であればINDEX情報の構成は特に限定されない。
上記実施形態では、医療検査に係る情報として、医療検査の予約情報(進捗状況)、検査データ等を例に挙げて説明したが、患者の個人情報を含む情報であれば特に限定されない。
上記実施形態では、センタサーバ25が、院内サーバ17から送信された医療検査に係る情報と、INDEX情報の中の必要な情報とを結合して、結合後の情報を診療所端末14へ送信する例について説明したが、INDEX情報に診療所端末14にて表示の必要がある情報が含まれていない場合には、院内サーバ17からの医療検査に係る情報をそのまま診療所端末14へ送信してもよい。
10 医用ネットワークシステム
11 データセンタ
12 中核病院
13 診療所
14 診療所端末
17 院内サーバ
18 患者情報DB
19 予約管理DB
20 検査データDB
23 検査レポート
25 センタサーバ
26 センタDB
36 INDEX情報テーブル
37 患者情報テーブル
39 予約情報テーブル
49,55 受付処理部
50,56 DBアクセス部
51,54 送受信処理部
52 中継・結合処理部

Claims (10)

  1. 医療検査を予約する予約元の端末から、患者の個人情報を含む医療検査の予約情報を受け付ける予約受付手段と、
    前記予約受付手段が受け付けた前記予約情報を、前記予約元が指定した医療検査施設に設置された院内サーバへ送信する通信手段と、
    前記予約情報の送信後に、この予約情報から前記個人情報を削除して、前記予約元、予約先の医療検査施設、及び予約先の前記院内サーバが受け付けた前記予約情報をそれぞれ特定可能なINDEX情報を生成するINDEX情報生成手段と、
    前記端末から、前記予約元が予約した医療検査に係る情報の照会要求を受け付ける照会要求受付手段と、
    前記照会要求受付手段が前記照会要求を受け付けた時に、前記INDEX情報に基づき予約先の前記院内サーバに対して、前記医療検査に係る情報の配信要求を行う配信要求手段と、
    前記配信要求に応じて前記院内サーバから送信された前記医療検査に係る情報を前記端末へ中継し、この中継終了後に当該医療検査に係る情報を破棄する中継手段と、
    を備えることを特徴とする中継サーバ。
  2. 前記予約受付手段が受け付けた前記予約情報を、この予約情報を一意に特定するための第1予約IDに対応付けてデータベースに一時的に登録する登録手段を備え、
    前記INDEX情報生成手段は、前記データベースに登録された前記予約情報から、前記第1予約IDを含む前記INDEX情報を生成することを特徴とする請求項1記載の中継サーバ。
  3. 前記通信手段は、前記予約情報の送信後、この予約情報を受け付けた前記院内サーバが当該予約情報を一意に特定するために当該予約情報に付与した第2予約IDを前記院内サーバから受信し、
    前記INDEX情報生成手段は、前記院内サーバが受け付けた前記予約情報を特定するための情報として、前記第2予約IDを前記INDEX情報に登録することを特徴とする請求項1または2記載の中継サーバ。
  4. 前記医療検査に係る情報は、前記院内サーバにより、当該医療検査の前記予約情報に付与された前記第2予約IDに対応付けられた状態で院内データベースに格納されており、
    前記配信要求手段は、前記照会要求で指定された医療検査に対応する前記INDEX情報を前記データベースから検索し、検索した前記INDEX情報に基づき前記配信要求の要求先となる前記院内サーバを特定するとともに、特定した前記院内サーバに対して当該INDEX情報に含まれる前記第2予約IDを送信することを特徴とする請求項3記載の中継サーバ。
  5. 前記中継手段は、前記院内サーバから送信された前記医療検査に係る情報を前記端末で表示する形式に変換し、この変換後の情報を前記端末へ中継することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載の中継サーバ。
  6. 前記中継手段は、前記医療検査に係る情報と、この医療検査に係る情報に含まれていないが前記INDEX情報には含まれており、且つ前記端末にて表示の必要がある情報とを結合して、前記変換後の情報を生成することを特徴とする請求項5記載の中継サーバ。
  7. 前記医療検査に係る情報は、前記予約元が予約した医療検査の予約内容、前記個人情報を含む医療検査の検査結果の少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1ないし6いずれか1項記載の中継サーバ。
  8. 医療検査を予約する予約元に設置され、患者の個人情報を含む医療検査の予約情報を発行する端末と、
    医療検査を行う医療検査施設に設置され、医療検査の予約情報を受け付ける院内サーバと、
    前記医療検査施設外に設置され、前記端末及び前記院内サーバにそれぞれネットワークを介して接続された請求項1ないし7いずれか1項記載の中継サーバと、
    を備えることを特徴とする医用ネットワークシステム。
  9. 前記院内サーバは、前記中継サーバから受信した前記第2予約IDに基づき、この第2予約IDに対応する前記医療検査に係る情報を前記院内データベースから検索し、検索した当該医療検査に係る情報を前記中継サーバへ送信することを特徴とする請求項8記載の医用ネットワークシステム。
  10. 医療検査を予約する予約元の端末から、患者の個人情報を含む医療検査の予約情報を受け付ける予約受付ステップと、
    前記予約受付ステップで受け付けた前記予約情報を、前記予約元が指定した医療検査施設に設置された院内サーバへ送信する送信ステップと、
    前記予約情報の送信後に、この予約情報から前記個人情報を削除して、前記予約元、予約先の医療検査施設、及び予約先の前記院内サーバが受け付けた前記予約情報をそれぞれ特定可能なINDEX情報を生成するINDEX情報生成ステップと、
    前記端末から、前記予約元が予約した医療検査に係る情報の照会要求を受け付ける照会要求受付ステップと、
    前記照会要求受付ステップ後に、前記INDEX情報に基づき予約先の前記院内サーバに対して、前記医療検査に係る情報の配信要求を行う配信要求ステップと、
    前記配信要求に応じて前記院内サーバから送信された前記医療検査に係る情報を前記端末へ中継し、この中継終了後に当該医療検査に係る情報を破棄する中継ステップと、
    を有することを特徴とする中継サーバの制御方法。
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