JP2006154925A - ネットワークを使用した在宅検診方法及び検診システム - Google Patents
ネットワークを使用した在宅検診方法及び検診システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 受診者の匿名性、プライバシーが十分に保護されなかった。
【解決手段】 本発明の検診方法及びシステムは、サーバシステムが、データベースに登録されている個人情報を所定期間経過後に消去するステップと、サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップとを実行可能であるものである。そのため、ユーザの個人情報及び検査結果が漏洩するおそれがなく、また、架空名を用いて検診申込することもできるので、ユーザのプライバシーを十分に保護することが可能となる。ユーザ識別情報を用いて、ユーザを認識し、登録されたユーザにのみそのユーザID毎の検査結果等が表示された個人画面を表示するようにすることもできる。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明の検診方法及びシステムは、サーバシステムが、データベースに登録されている個人情報を所定期間経過後に消去するステップと、サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップとを実行可能であるものである。そのため、ユーザの個人情報及び検査結果が漏洩するおそれがなく、また、架空名を用いて検診申込することもできるので、ユーザのプライバシーを十分に保護することが可能となる。ユーザ識別情報を用いて、ユーザを認識し、登録されたユーザにのみそのユーザID毎の検査結果等が表示された個人画面を表示するようにすることもできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワーク(インターネット)を使用した在宅検診方法及び検診システムに関し、受診希望者が検査機関に出向かずに自宅、勤務先等に居ながらにして(在宅で)、本名、架空名、匿名等で、パソコン、携帯電話等の端末機器からネットワーク(インターネット)を通じて検査機関に受診申込みをして、誰にも知られることなく、希望する検診項目について検診を受ける(受診する)ことができる在宅検診方法及び検診システムである。
受診のために医療機関や検査機関に出向く時間が取れない、出向くことが面倒である、女性、特に、若い女性は受診したことを他人や検診機関、検診担当者等に知られたくない、といった理由で、受診を渋ったり、受診しなかったりすることがある。そのために、病気に気付ないとか、発見が遅れるといったことがある。そこで近年は、誰にも知られずに受診できる検診方法や検診システムが開発されている。
この種の検診システムとして郵送による検診システムがある。その一例として、特許文献1のシステムがある。これは、病院等の医療機関が、受診者からの検診申込に応じて、宅配業者に委託して、検体採取器具を受診者の居所に発送させ、その検体採取器具で採取された検体を、宅配業者が受診者から受け取り、宅配業者は検体の性質が変化しない温度に管理された輸送手段によってその検体を医療機関に輸送し、医療機関が検体を検査し、検査結果を受信者に郵便とか電子メール等で知らせるようにしたシステムである。このシステムでは、医療機関が受診者に患者個人識別符号を付与し、それを検索キーとして、検査結果が入力されたデータベースから検査結果を医療機関も受診者も検索可能としてある。このデータベースには、受診者が検診を受ける度に、検査結果が新たなデータとして追加蓄積されるようにしてある。
前記検診システムには、次のような課題がある。
(1)データベースに受診者の実名、自宅や勤務地等の実際の住所といった各種個人情報と、蓄積された検査データが記録されているため、データベースから特定人の情報が漏洩するおそれがあり、受診者のプライバシーが保護されない可能性がある。
(2)個人識別符号毎に、検査結果等のデータをデータベースに蓄積するので、医療機関が、何処の住所の誰が、どのような検査を受け、どのような検査結果であったかを容易に検索・特定可能であり、受診者のプライバシーが確保されない。特に、婦人科分野における性感染症検診、子宮癌検診等は他人に知られたくないが、それさえも医療機関には知られてしまい、受診者のプライバシーが保護されない。
(1)データベースに受診者の実名、自宅や勤務地等の実際の住所といった各種個人情報と、蓄積された検査データが記録されているため、データベースから特定人の情報が漏洩するおそれがあり、受診者のプライバシーが保護されない可能性がある。
(2)個人識別符号毎に、検査結果等のデータをデータベースに蓄積するので、医療機関が、何処の住所の誰が、どのような検査を受け、どのような検査結果であったかを容易に検索・特定可能であり、受診者のプライバシーが確保されない。特に、婦人科分野における性感染症検診、子宮癌検診等は他人に知られたくないが、それさえも医療機関には知られてしまい、受診者のプライバシーが保護されない。
本発明は、受診者が架空の住所、名義で在宅受診することができ、受診者から検査機関に送信されてきた個人情報を、検査機関で不要となってから早いうちにサーバのデータベースから消去することによって、受診者だけは検査結果をユーザ端末で確認することができるが、受診者以外の者は勿論のこと、検診受付機関、検査実行機関、検査結果をデータベースに蓄積したデータベース管理機関であっても受診者を特定することができず、受診者と受診結果を結びつけることもできず、受診者のプライバシーが確実に保護されるようにした、ネットワークを使用した検診方法及び検診システムを提供するものである。
本願の第1の発明は次の1〜10のステップを備えた、ネットワークを使用した在宅検診方法であって、検査結果をユーザの指定する住所の名義宛に郵便とか宅配便等の手段で送付するものである。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、検診希望項目等の検診希望情報を送信するステップと、
4.検診希望情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報をサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
7.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
8.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
9.検査結果を前記届け先住所の受取人名宛に送付するステップと、
10.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去するステップ。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、検診希望項目等の検診希望情報を送信するステップと、
4.検診希望情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報をサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
7.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
8.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
9.検査結果を前記届け先住所の受取人名宛に送付するステップと、
10.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去するステップ。
本願の第2の発明もネットワークを使用した在宅検診方法であり、基本的には第1の発明と同じであるが、異なるのは、検査結果をサーバシステムのデータベースに登録して、受診者がユーザ端末からインターネットで確認できるようにしたことである。このため、受診申し込みから検体の検査までは第1の発明と同じであり、異なるのは、検査結果をサーバシステムのデータベースに登録すること、受診者が自分の検査結果をユーザ端末で確認できるようにするためのユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を検査機関が付与することである。この場合、ユーザ識別情報は、ユーザが希望するユーザID、ユーザパスワード等としてある。また、データベースに登録されている個人情報、検査結果を受診者以外の者に見られないようにするため、データベースに登録した個人情報は必要がなくなった時点で早いうちに消去し、また、検査結果も登録後所定時間経過後に消去して、その後は受診者本人であっても検査結果を見ることができないようにしたことである。具体的には次の1〜12のステップを備えている。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報、及びユーザ希望のユーザID、ユーザ希望のパスワード等のユーザ識別情報を送信するステップと、
4.検診希望情報及びユーザ識別情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報及びユーザ識別情報をデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
7.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
8.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
9.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録するステップ、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
10.サーバシステムのデータベースから個人情報を消去するステップ。
11.サーバシステムが、ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がデータベースに登録されたものであるか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面を当該ユーザ端末に表示するステップ。
12.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップ。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報、及びユーザ希望のユーザID、ユーザ希望のパスワード等のユーザ識別情報を送信するステップと、
4.検診希望情報及びユーザ識別情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報及びユーザ識別情報をデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
7.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
8.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
9.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録するステップ、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
10.サーバシステムのデータベースから個人情報を消去するステップ。
11.サーバシステムが、ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がデータベースに登録されたものであるか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面を当該ユーザ端末に表示するステップ。
12.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップ。
本願の第3の発明は基本的には第2の発明と同じであるが、異なるのは、ユーザID、ユーザパスワードを受診者が希望するものを付与するのではなく、検査機関がユーザに付与するようにしたことである。具体的には次の1〜13のステップを備えている。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、仮名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を送信するステップと、
4.検診希望情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報をサーバシステムのデータベースに登録し、申込受付、料金請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、ユーザに対してサーバシステムがユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するステップと、
7.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
8.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
9.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
10.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録するステップ、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
11.サーバシステムのデータベースから個人情報を消去するステップ。
12.サーバシステムが、ユーザ識別情報からのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面を当該ユーザ端末に表示するステップ。
13.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップ。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、仮名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を送信するステップと、
4.検診希望情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報をサーバシステムのデータベースに登録し、申込受付、料金請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、ユーザに対してサーバシステムがユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するステップと、
7.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
8.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
9.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
10.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録するステップ、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
11.サーバシステムのデータベースから個人情報を消去するステップ。
12.サーバシステムが、ユーザ識別情報からのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面を当該ユーザ端末に表示するステップ。
13.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップ。
本願の第4の発明は、前記第1乃至第3のいずれかのネットワークを使用した在宅検診方法において、ユーザが、検査機関からユーザに発送される書類や荷物等(発送物)に表示される発送者名(発送元名)を、検査機関以外の名称にすることを希望する場合は、希望する発送元名を入力可能としてある。発送物の発送元(送り主)名が、実際に検査をした医療機関名や検査機関名であると、発送元(送り主)名が他人に見られた場合、検査内容や検査結果は不明であっても、少なくとも、受取人が医療機関に関わっていることは推測できる。この推測もできないようにするため、発送物の発送元(送り主)名を、実際の検査機関であるた医療機関名や検査機関名とは異なる架空の氏名、名称、会社名等々とすることを指定することができるようにしてある。
本願の第5の発明は、前記第1の発明の在宅検診方法、即ち、検査結果を郵便、宅配便等で受診者に送付する検診方法の実施に使用される受診システムであり、ユーザ端末と、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続される検診機関のサーバシステムとを備え、サーバシステムが次の1、2の機能を備えるものである。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能。
本願の第6の発明は、前記第2の発明の在宅検診方法、即ち、検査結果を検査機関のサーバのデータベースに登録し、受診者がユーザ端末から、ユーザID、ユーザパスワードを入力して、ネットワークを介して検診機関のサーバシステムのデータベースに登録されている検査結果を見ることができる検診方法の実施に使用される受診システムであり、ユーザが希望するユーザID、ユーザパスワードをユーザに付与するようにしてあり、前記サーバシステムが次の1〜6の機能を備えるものである。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診の申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.ユーザが前記検診申込画面から入力したユーザ希望のユーザID、ユーザ希望のパスワード等のユーザ識別情報を受けて、サーバシステムのデータベースに登録するユーザ登録機能、
3.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付する結果通知機能と、
4.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能と、
5.ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がサーバシステムのデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面をユーザ端末に表示する個人画面表示機能と、
6.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去する検査結果管理機能。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診の申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.ユーザが前記検診申込画面から入力したユーザ希望のユーザID、ユーザ希望のパスワード等のユーザ識別情報を受けて、サーバシステムのデータベースに登録するユーザ登録機能、
3.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付する結果通知機能と、
4.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能と、
5.ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がサーバシステムのデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面をユーザ端末に表示する個人画面表示機能と、
6.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去する検査結果管理機能。
本願の第7の発明は、前記第3の発明の在宅検診方法、即ち、検査結果を検査機関のサーバのデータベースに登録し、受診者がユーザ端末から、ユーザID、ユーザパスワードを入力して、ネットワークを介して検診機関のサーバシステムのデータベースに登録されている検査結果を見ることができる検診方法の実施に使用される受診システムであり、前記ユーザID、ユーザパスワードをユーザの希望に関係なく、検査機関からユーザに付与するようにしてあり、前記サーバシステムが次の1〜6の機能を備えるものである。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.サーバシステムのデータベースに検診希望情報を登録したユーザにユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するユーザ登録機能と、
3.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付する結果通知機能と、
4.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能と、
5.ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がサーバシステムのデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面をユーザ端末に表示する個人画面表示機能と、
6.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去する検査結果管理機能。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.サーバシステムのデータベースに検診希望情報を登録したユーザにユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するユーザ登録機能と、
3.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付する結果通知機能と、
4.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能と、
5.ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がサーバシステムのデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面をユーザ端末に表示する個人画面表示機能と、
6.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去する検査結果管理機能。
本願の請求項1〜4のネットワークを利用した在宅検診方法及び請求項5〜7の検診システムは、サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を、検査機関で不要となってからの早い時期に消去するため、次のような効果がある。
(1)サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報が、サーバシステムへの外部からの侵入者(ハッカー等)によって盗まれて漏洩する心配が無くなり、ユーザのプライバシーが保護される。
(2)病院等の検診機関に一度も行くことなく在宅で受診できるため、検査機関に出向く時間が無い人や、身体が不自由で或は交通機関が不便で検査機関に出向くことのできない人でも受診でき、非常に便利である。
(3)在宅受診であるため、医師に顔を見られたり、知人に会ったりすることが無いため、嫌な思いをすることがなく、プライバシー漏洩の虞も少ない。
(4)架空名や匿名でも受診できるため、実名が知られることが無く、プライバシーが保護される。
(1)サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報が、サーバシステムへの外部からの侵入者(ハッカー等)によって盗まれて漏洩する心配が無くなり、ユーザのプライバシーが保護される。
(2)病院等の検診機関に一度も行くことなく在宅で受診できるため、検査機関に出向く時間が無い人や、身体が不自由で或は交通機関が不便で検査機関に出向くことのできない人でも受診でき、非常に便利である。
(3)在宅受診であるため、医師に顔を見られたり、知人に会ったりすることが無いため、嫌な思いをすることがなく、プライバシー漏洩の虞も少ない。
(4)架空名や匿名でも受診できるため、実名が知られることが無く、プライバシーが保護される。
本願の請求項1のネットワークを利用した在宅検診方法及び請求項5の検診システムでは、検体採取システムも、検査報告書も、架空名や仮名を用いて郵便局に局留めで送ったり、私書箱に送ったりすることができるので、受診していることは勿論のこと、受診者の実名や住所も他人に知られることもなく、匿名性が確保され、安心である。
本願の請求項2、3のネットワークを利用した在宅検診方法及び請求項6、7の検診システムは次のような効果もある。
(1)データベースに登録されている検査結果を、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を持っているユーザだけしか見ることができないため、ユーザのプライバシーが保護される。
(2)仮に、ユーザ識別情報を持っていないユーザがサーバのデータベースに登録されている検査結果を見ることができたとしても、個人情報は架空名や匿名であるため、個人を特定することができない。このため、プライバシーが十分に保護される。
(3)データベースに登録されている検査結果も登録から所定時間経過後に消去されるため、検査結果漏洩の虞がほとんど無く、安全である。
(1)データベースに登録されている検査結果を、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を持っているユーザだけしか見ることができないため、ユーザのプライバシーが保護される。
(2)仮に、ユーザ識別情報を持っていないユーザがサーバのデータベースに登録されている検査結果を見ることができたとしても、個人情報は架空名や匿名であるため、個人を特定することができない。このため、プライバシーが十分に保護される。
(3)データベースに登録されている検査結果も登録から所定時間経過後に消去されるため、検査結果漏洩の虞がほとんど無く、安全である。
本願の請求項2のネットワークを利用した在宅検診方法及び請求項6の検診システムは次のような効果もある。
(1)ユーザが希望するユーザID、パスワード等のユーザ識別情報が付与されるので、ユーザ識別情報が他人に知られにくくなり、ユーザのプライバシー保護が一層向上する。
また、ユーザが自分の覚え易いユーザ識別情報を使用することができるため、ユーザ識別情報を忘れてしまって検査結果を見ることができなくなるといったこともなくなる。
(1)ユーザが希望するユーザID、パスワード等のユーザ識別情報が付与されるので、ユーザ識別情報が他人に知られにくくなり、ユーザのプライバシー保護が一層向上する。
また、ユーザが自分の覚え易いユーザ識別情報を使用することができるため、ユーザ識別情報を忘れてしまって検査結果を見ることができなくなるといったこともなくなる。
本願の請求項3のネットワークを利用した在宅検診方法及び請求項7の検診システムは次のような効果もある。
(1)ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を、検査機関がユーザの希望や意向に拘わり無く付与するため、検査機関での管理がし易くなる。
(1)ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を、検査機関がユーザの希望や意向に拘わり無く付与するため、検査機関での管理がし易くなる。
本願の請求項4のネットワークを利用した在宅検診方法は次のような効果もある。
(1)検査機関からユーザに発送され書類や荷物等(発送物)に表示される発送者名(発送元名)を、検査機関以外の名称にすることをユーザが希望することができるため、発送物の発送者名を見られても、検診していることを知られることが無く、安心である。
(1)検査機関からユーザに発送され書類や荷物等(発送物)に表示される発送者名(発送元名)を、検査機関以外の名称にすることをユーザが希望することができるため、発送物の発送者名を見られても、検診していることを知られることが無く、安心である。
(実施形態1)
本発明のネットワークを使用した検診方法及び検診システムの実施形態の一例を、図1〜図9に基づいて説明する。本発明の検診方法は、図1に示す構成の検診システムを利用し実施される。図1の検診システムは、受診希望ユーザ1(以下「ユーザ1」とする。)が操作するユーザ端末2と、そのユーザ端末2とインターネット3を介して通信接続され、検診に関する情報を提供する検診機関4のサーバシステム5とを備えている。図1ではネットワークにインターネット3を用いているが、その他の通信ネットワークを用いることもできる。
本発明のネットワークを使用した検診方法及び検診システムの実施形態の一例を、図1〜図9に基づいて説明する。本発明の検診方法は、図1に示す構成の検診システムを利用し実施される。図1の検診システムは、受診希望ユーザ1(以下「ユーザ1」とする。)が操作するユーザ端末2と、そのユーザ端末2とインターネット3を介して通信接続され、検診に関する情報を提供する検診機関4のサーバシステム5とを備えている。図1ではネットワークにインターネット3を用いているが、その他の通信ネットワークを用いることもできる。
前記検診機関4は検診受付機関、検診実行機関、検査結果管理機関等で構成される。検診受付機関は検診申込の受付が可能な機関であれば病院等の医療機関には限られず、受付専用の機関とすることもできる。検診実行機関は病院や研究所、検査専門機関といった検査能力を備えた機関であれば任意の機関とすることができる。検診受付機関と検診実行機関は別々の機関であっても、一つの機関で兼用することもできる。
前記ユーザ端末2は、インターネットの利用が可能なパソコン、携帯電話、他のモバイル機器、コンビニエンスストア等に設置される端末機器等であり、表示装置(ディスプレイ)と入力装置を備え、ネットワークの利用が可能なものであれば任意の端末を用いることができる。ユーザ端末2は静止画、動画、音楽等を表示、再生可能なものであってもよい。
サーバシステム5は図1に示すように、ユーザ端末2からインターネット3を介してアクセス可能なものであり、情報を記憶するデータベース6を備えているコンピュータである。サーバシステム5は、Webサイトを形成する等して情報を提供する手段と、データベース6に情報を記憶させる手段とを有する。図1のサーバシステム5はWebサイトを形成し、Webサイトによって情報を提供している。
図2は本発明のサーバシステム5の機能をブロックで示した図である。このサーバシステム5はWebページ表示機能7、申込受付機能8、ユーザ登録機能9、結果通知機能10、個人画面表示機能11、個人情報管理機能12、検査結果管理機能13をはじめとする各種機能を備えている。
Webページ表示機能7は検診システムを説明する図3のメイン画面、図4の受診希望項目入力画面、図5の申込内容確認画面、図6の個人情報等入力画面(図4〜図6の各画面をまとめて検診申込画面という)、図7のユーザ識別情報入力画面、図8の個人画面等をユーザ端末2に表示する機能である。
図3のメイン画面には検診申込を行うWeb検診のリンク14や、検査結果等が表示された個人画面を開く検査結果チェックのリンク15の他、Web相談室、性病の話等のリンクが設けられており、各リンクから夫々の情報を表示する画面へアクセスすることができるようにしてある。図3のメイン画面の構成はあくまでも一例であって、これ以外の構成であってもよい。
図4の受診希望項目入力画面には、子宮癌検診、卵巣癌検診、性感染症検診、HIV検診、子宮内膜症検診、B型肝炎検診、C型肝炎検診等、実施可能な検診の種類が表示され、ユーザ1が受診を希望する検診項目を選択することができるようにしてある。また、実施可能な検診の種類とともに、各検診の料金や、送付される検体採取キット内容(例えば、子宮癌検診の場合はISK株式会社製「ホームスミアセット」等)を表示することもできる。図4の受診希望項目入力画面の構成もあくまでも一例であって、これ以外の構成であってもよい。
図5の申込内容確認画面には、ユーザ1が前記受診希望項目入力画面において入力した受診希望項目情報と請求料金の合計額を表示する。また、確認画面には既にユーザID、パスワード等のユ−ザ識別情報を有しているユーザがユーザ識別情報を入力するためのユーザ識別情報入力欄16を設けてある。図5に示す申込内容確認画面の構成も一例であって、これ以外の構成であってもよい。
図6の個人情報等入力画面には、検体採取キットの届け先、実名、仮名等の受取人名、メールアドレス、希望の発送元名、決済方法の選択等の個人情報を入力する個人情報入力欄17及び、希望するユーザID、希望するパスワード等のユーザ識別情報を入力するユーザ識別情報入力欄18が設けられている。また、クレジット決済、コンビニ払い、銀行振込、郵便局振込等の支払い(決済)方法を選択する決済方法欄が設けられている。図6の個人情報等入力画面の構成も一例であるためこれ以外の構成とすることができる。図6の届け先住所欄には必ずしも、本当の住所を入力する必要は無く、検査機関からの郵送物を局留めで受け取りたい場合は、受け取り希望郵便局の住所を入力し、私書箱への郵送を希望する場合は、その私書箱を特定すればよい。図6の名前の欄にも本名を入力する必要は無く、架空名や匿名としたりすることもできる。図6の個人情報等入力画面の構成もあくまで一例であるため、それ以外の記入項目、例えば、雑誌、パンフレット等に記載された購入コードを記載する記載欄を設けたり、他のチェック項目を設けたりすることもできる。
前記申込受付機能8はユーザ1が受診希望項目入力画面(図4)から入力した受診希望項目、申込内容確認画面(図5)から入力したユーザ識別情報(既にユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を有するユーザの場合)、個人情報等入力画面(図6)から入力した検体採取キットの届け先、ユーザ1の実名、架空名等の受取人名、メールアドレス、ユーザが希望する発送元名等の個人情報(検診申込み)を受ける機能である。
ユーザ登録機能9はユーザ1が前記個人情報等入力画面(図6)から入力した希望するユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を受けて、ユーザ1が入力した希望するユーザIDが、データベース6内に既に登録されているか否かを検索、確認し、未登録の場合は、そのユーザ識別情報をデータベース6に登録する機能である。また、ユーザ1が入力した希望するユーザIDが、データベース6内に既に登録されている場合には、ユーザ1にユーザ識別情報の再入力を求める。
前記結果通知機能10は、検査結果をサーバシステム5のデータベース6に登録して、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付する機能である。そのため、この結果通知機能10はサーバシステム5を次のように機能させる。検体の検査を終えた検診機関4が検査結果を入力すると、検査結果がサーバシステム5のデータベース6に登録されて図8に示すような個人画面に表示できるようにする。図8の個人画面には、ユーザID毎の最新の検査結果や、過去数年分の検査結果等が表示される。更に、データベース6に登録した検査結果を登録ユーザのアクセスに応じて、そのユーザIDの個人画面で表示可能とする。サーバシステム5は検査結果通知をメールでの送信を希望するユーザには電子メールで通知し、郵送を希望するユーザにはデータベース6に登録されている届け先住所の受取人名宛に検査結果を発送するよう検診機関4に通知することもできる。結果通知機能10は検査結果をサーバシステム5のデータベース6に登録せずに、電子メール又は郵送によってのみ結果通知を行う機能とすることもできる。図8の個人画面の構成もあくまで例示であって、これ以外の構成であってもよい。
前記個人画面表示機能11はユーザ1からのアクセス時に、ユーザにユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザ1の入力したユーザ識別情報がデータベース6に登録されたものか否かを識別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの所有者であるユーザの検査結果が表示された前記個人画面(図8)をユーザ端末2に表示する機能である。この個人画面表示機能11はサーバシステム5を次のように機能させることができる。ユーザ1がサーバシステム5のWebサイトにアクセスし、図3に示すメイン画面のリンクから、検査結果チェックのリンク15にアクセスすると、サーバシステム5は、ユーザ端末2に図7のユーザ識別情報入力画面を表示する。
図7のユーザ識別情報入力画面にはユーザID、パスワードを入力するユーザ識別情報入力欄が設けられている。図7のユーザ識別情報入力画面の構成はあくまで例示であって、これ以外の構成であってもよい。ユーザ1はユーザ識別情報入力画面のユーザ識別情報入力欄19にユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を入力し、サーバシステム5に送信する。サーバシステム5は、入力されたユーザ識別情報を受け取ると、データベース6内の登録済ユーザのユーザ識別情報の中に一致するものがあるか否かを確認する。サーバシステム5は、ユーザ1が入力したユーザ識別情報がデータベース6内の登録済ユーザのユーザ識別情報と一致すれば、ユーザ1を認証し、ユーザ端末2に、図8に示すようなユーザID毎の個人画面を表示する。認証に失敗した場合、サーバシステム5は再度図7のユーザ識別情報入力画面を表示して、ユーザID、パスワード等の再入力を求める。
前記個人情報管理機能12はデータベース6に登録されている個人情報を消去する機能である。この個人情報管理機能12はサーバシステム5を次のように機能させることができる。前記のように検査結果をデータベース6に登録する等して検査結果をユーザ1に通知すると、サーバシステム5は、検査結果の通知から所定期間経過後に、データベース6にユーザIDに対応させて登録された、氏名、住所、メールアドレス等の個人情報を自動的に消去する。サーバシステム5は、検査結果の通知から所定期間経過後に個人情報消去操作を行うようプログラミングされている。検査結果の通知から個人情報の消去までの期間は任意とすることができ、例えば、1〜2週間とすることもできる。また、個人情報の消去は、検査結果の通知から所定期間経過後には限られず、個人情報のデータベース6への登録後、任意の期間経過後に行ったり、任意の時期に行うことができる。個人情報の消去は、サーバシステム5による自動消去には限られず、人為的に行うこともできる。その場合、消去操作までの期間の管理は、人間又はコンピュータによって行うことができる。
前記検査結果管理機能13はサーバシステム5のデータベース6に登録された検査結果を、登録してから所定期間経過後に消去する機能である。この検査結果管理機能13はサーバシステム5を次のように働かせることができる。前記のようにデータベース6に検査結果を登録すると、サーバシステム5は、それから所定期間経過後に、データベース6にユーザIDに対応させて登録された検査結果を自動的に消去する。サーバシステム5は、検査結果の登録から所定期間経過後に検査結果消去操作を行うようプログラミングされている。検査結果の消去後は、図8に示す個人画面内においても表示しないようにすることもできる。検査結果の登録から消去までの期間は任意とすることができ、例えば、2〜3年とすることができる。検査結果の消去は、サーバシステム5による自動消去には限られず、人為的に行うこともできる。その場合、消去操作までの期間の管理は、人間又はコンピュータによって行うことができる。
(検診方法の実行例)
本発明の検診システムを用いて検診方法を実行した場合の実行例について、図9〜図11のフローチャートを用いて説明する。
本発明の検診システムを用いて検診方法を実行した場合の実行例について、図9〜図11のフローチャートを用いて説明する。
(検診の申込〜検診の申込みの受付、検診料金の請求の実行例)
図9は、本発明の検診方法中、検診申込から申込受付、請求料金の通知までの流れを示すフローチャートである。ユーザ端末2から検査機関4のサーバシステム5が形成するWebサイトにアクセスがあると、サーバシステム5は図3に示すメイン画面をユーザ端末2に表示させる(S1)。図3に示すメイン画面中のWeb検診のリンク14にアクセスすると(S2)、サーバシステム5は、ユーザ端末2に、図4に示すような受診希望項目入力画面を表示する。ユーザ1は、図4の受診希望項目入力画面において受診を希望する検診項目を選択し、サーバシステム5にそれらの受診希望項目を送信する(S3)。受診希望項目を受け取ったサーバシステム5は、ユーザ端末2に、図5に示す申込内容確認画面を表示する(S4)。
図9は、本発明の検診方法中、検診申込から申込受付、請求料金の通知までの流れを示すフローチャートである。ユーザ端末2から検査機関4のサーバシステム5が形成するWebサイトにアクセスがあると、サーバシステム5は図3に示すメイン画面をユーザ端末2に表示させる(S1)。図3に示すメイン画面中のWeb検診のリンク14にアクセスすると(S2)、サーバシステム5は、ユーザ端末2に、図4に示すような受診希望項目入力画面を表示する。ユーザ1は、図4の受診希望項目入力画面において受診を希望する検診項目を選択し、サーバシステム5にそれらの受診希望項目を送信する(S3)。受診希望項目を受け取ったサーバシステム5は、ユーザ端末2に、図5に示す申込内容確認画面を表示する(S4)。
既にユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を有しているユーザ1は(S5:Y)、図5の申込内容確認画面に表示された受診希望項目を確認し、ユーザ識別情報入力欄16にユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を入力した上で、サーバシステム5に送信する(S6)。サーバシステム5は、入力されたユーザ識別情報を受け取ると、データベース6に登録されたユーザのユーザ識別情報の中に一致するものがあるか否かを確認する(S7)。サーバシステム5は、ユーザ1が入力したユーザ識別情報が、データベース6内に登録されたユーザのユーザ識別情報と一致すれば(S7:Y)、ユーザ1を登録ユーザと認証し、ユーザ端末2に、図6に示す個人情報等入力画面を表示する。認証に失敗した場合(S7:N)、サーバシステム5は、再度図5に示す確認画面を表示して(S5)、ユーザ識別情報の再入力を求めるようにしてある。ユーザ1は、ユーザ端末2を操作して、図6の個人情報等入力画面中、個人情報入力欄17に個人情報を入力し、サーバシステム5に送信する(S8)。既にユーザ識別情報を有しているユーザ1は、ユーザ識別情報入力欄18に希望するユーザID、希望するパスワード等のユーザ識別情報を入力する必要はない。個人情報と前記受診希望項目の検診希望情報を受け取ったサーバシステム5は、受け取った検診希望情報をデータベース6に登録し(S9)、ユーザ1に検診の申込みの受付、検診料金の請求をユーザ端末2に通知する(S10)。
ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を有していない新規ユーザ(S5:N)は、図5の申込内容確認画面に表示された受診希望項目を確認し、ユーザ識別情報入力欄16には何も入力せずに次画面にアクセスする。サーバシステム5は、アクセスがあると、ユーザ端末2に、図6に示す個人情報等入力画面を表示する。ユーザ1は、ユーザ端末2を操作して、個人情報入力欄17に個人情報を入力し、更にユーザ識別情報入力欄18に希望するユーザID、希望するパスワード等のユーザ識別情報を入力して、サーバシステム5に送信する(S11)。ユーザ識別情報を受け取ったサーバシステム5は、ユーザ1が入力した希望するユーザIDが、データベース6内に既に登録されているか否かを検索、確認し、未登録の場合は、そのユーザ識別情報をデータベース6に登録する(S12)。ユーザ1が入力した希望するユーザIDが、データベース6内に既に登録されている場合には、ユーザ1にユーザ識別情報の再入力を求める。また、個人情報と前記受診希望項目の検診希望情報を受け取ったサーバシステム5は、受け取った検診希望情報をデータベース6に登録し(S9)、ユーザ1に検診の申込の受付、検診料金の請求をユーザ端末2に通知する(S10)。
(決済〜検査結果通知の実行例の実行例)
図10は、本発明の検診方法中、決済から検査結果通知までの流れを示すフローチャートである。サーバシステム5が通知した料金は、ユーザ1が、所定の期間内に郵便振替、銀行振込、コンビニ振込、クレジットカード等任意の方法によって決済する(S13)。一定期間内に決済がなされなかった場合(S13:N)、データベース6に登録された検診希望情報及びユーザ識別情報は消去される(S14)。
図10は、本発明の検診方法中、決済から検査結果通知までの流れを示すフローチャートである。サーバシステム5が通知した料金は、ユーザ1が、所定の期間内に郵便振替、銀行振込、コンビニ振込、クレジットカード等任意の方法によって決済する(S13)。一定期間内に決済がなされなかった場合(S13:N)、データベース6に登録された検診希望情報及びユーザ識別情報は消去される(S14)。
決済がなされ、サーバシステム5が決済を確認すると(S13:Y)、検診機関4から受取人宛に検体採取キットが送付(コンビニ決済の場合は店頭で直接引渡し)される(S15)。検体採取キットを受け取ったユーザ1は、それを用いて自分で検体を採取し(S16)、検診機関(検診実行機関)4宛てに返送する(S17)。返送の際は、検体を、性質が変化しないような容器に入れて返送する。かかる容器は、検体採取キットに含まれている。返送された検体を受け取った検診機関4は、受け取った検体について所定の検査を行う(S18)。検査を終えた検診機関4は、検査結果をまとめ、サーバシステム5に入力する(S19)。検査結果をサーバシステム5に入力すると、サーバシステム5は、入力された検査結果をデータベース6に登録する(S20)。サーバシステム5は、データベース6に登録した検査結果を、登録ユーザのアクセスに応じてユーザID毎の個人画面で表示可能とする(S21)。サーバシステム5は、電子メールによる検査結果通知を希望するユーザに、電子メールで結果を通知することもできる(S21)。さらに、サーバシステム5は、郵送での検査結果通知を希望するユーザに、データベース6に登録されている届け先住所に検査結果を発送するよう検診機関4側に通知することもできる(S21)。
(ユーザ認識〜個人画面表示の実行例)
図11は、本発明の検診方法中、ユーザ認識から個人画面表示までの流れを示すフローチャートである。ユーザ端末2から検診機関4のサーバシステム5が形成するWebサイトにアクセスがあると、サーバシステム5は図3に示すメイン画面をユーザ端末2に表示させる(S1)。図3に示すメイン画面の検査結果チェックのリンク15にアクセスすると、サーバシステム5は、ユーザ端末2に、図7に示すユーザ識別情報入力画面を表示する(S22)。ユーザ1は、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を夫々の入力欄19に入力し、サーバシステム5に送信する(S23)。サーバシステム5は、入力されたユーザID、パスワード等を受け取ると、データベース6に登録されたユーザのユーザ識別情報の中に一致するものがあるか否かを確認する(S24)。サーバシステム5は、ユーザが入力したユーザ識別情報が、データベース6内の登録されたユーザのユーザ識別情報と一致すれば(S24:Y)、ユーザ1を認証し、ユーザ端末2に、図8に示すユーザID毎の個人画面を表示する(S25)。認証に失敗した場合(S24:N)、サーバシステム5は、ユーザ識別情報画面を表示して、ユーザID、パスワード等の再入力を求めることができる。
図11は、本発明の検診方法中、ユーザ認識から個人画面表示までの流れを示すフローチャートである。ユーザ端末2から検診機関4のサーバシステム5が形成するWebサイトにアクセスがあると、サーバシステム5は図3に示すメイン画面をユーザ端末2に表示させる(S1)。図3に示すメイン画面の検査結果チェックのリンク15にアクセスすると、サーバシステム5は、ユーザ端末2に、図7に示すユーザ識別情報入力画面を表示する(S22)。ユーザ1は、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を夫々の入力欄19に入力し、サーバシステム5に送信する(S23)。サーバシステム5は、入力されたユーザID、パスワード等を受け取ると、データベース6に登録されたユーザのユーザ識別情報の中に一致するものがあるか否かを確認する(S24)。サーバシステム5は、ユーザが入力したユーザ識別情報が、データベース6内の登録されたユーザのユーザ識別情報と一致すれば(S24:Y)、ユーザ1を認証し、ユーザ端末2に、図8に示すユーザID毎の個人画面を表示する(S25)。認証に失敗した場合(S24:N)、サーバシステム5は、ユーザ識別情報画面を表示して、ユーザID、パスワード等の再入力を求めることができる。
(検査結果通知〜検査結果消去の実行例)
図10を用いて、以下に検査結果通知から検査結果消去までの流れを説明する。前記のように、個人画面への表示、電子メール、郵送等によって、検査結果を登録ユーザ1に通知すると、サーバシステム5は、検査結果の通知から所定期間経過後、例えば1週間後に、データベース6にユーザIDに対応させて登録された、受取人名、検体採取キット届け先住所、メールアドレス等の個人情報を自動的に消去する(S26)。次に、サーバシステム5は、個人情報の消去から所定期間経過後、例えば、3年後に、データベース6にユーザIDに対応させて登録された検査結果を自動的に消去する(S27)。上記各期間の長さは、前記したものには限られず、任意とすることができる。また、個人情報及び検査結果は、人為的に消去することもできる。
図10を用いて、以下に検査結果通知から検査結果消去までの流れを説明する。前記のように、個人画面への表示、電子メール、郵送等によって、検査結果を登録ユーザ1に通知すると、サーバシステム5は、検査結果の通知から所定期間経過後、例えば1週間後に、データベース6にユーザIDに対応させて登録された、受取人名、検体採取キット届け先住所、メールアドレス等の個人情報を自動的に消去する(S26)。次に、サーバシステム5は、個人情報の消去から所定期間経過後、例えば、3年後に、データベース6にユーザIDに対応させて登録された検査結果を自動的に消去する(S27)。上記各期間の長さは、前記したものには限られず、任意とすることができる。また、個人情報及び検査結果は、人為的に消去することもできる。
(実施形態2)
前記実施形態1では、サーバシステム5に設けたユーザ登録機能9によって、ユーザ1が図6に示す個人情報等入力画面から入力した希望するユーザID、希望するパスワード等のユーザ識別情報を受け取って、決済確認前にサーバシステム5のデータベース6にユーザ識別情報を登録することとしたが、本発明のネットワークを使用した在宅検診方法及びシステムは、これには限られず、決済確認前には、ユーザ1には個人情報と受診希望項目の検診希望情報のみを入力させて、入力した検診希望情報をデータベース6に登録し、決済確認後に、データベース6に検診希望情報が登録されているユーザ1に対してユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するようにすることもできる。その場合、サーバシステム5に設けたユーザ登録機能9は、決済が確認された後に、データベース6に検診希望情報が登録されているユーザにユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与し、ユーザ1に通知するようにする。ユーザ識別情報は、サーバシステム5がランダムに又は規則的に決定する。
前記実施形態1では、サーバシステム5に設けたユーザ登録機能9によって、ユーザ1が図6に示す個人情報等入力画面から入力した希望するユーザID、希望するパスワード等のユーザ識別情報を受け取って、決済確認前にサーバシステム5のデータベース6にユーザ識別情報を登録することとしたが、本発明のネットワークを使用した在宅検診方法及びシステムは、これには限られず、決済確認前には、ユーザ1には個人情報と受診希望項目の検診希望情報のみを入力させて、入力した検診希望情報をデータベース6に登録し、決済確認後に、データベース6に検診希望情報が登録されているユーザ1に対してユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するようにすることもできる。その場合、サーバシステム5に設けたユーザ登録機能9は、決済が確認された後に、データベース6に検診希望情報が登録されているユーザにユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与し、ユーザ1に通知するようにする。ユーザ識別情報は、サーバシステム5がランダムに又は規則的に決定する。
(実施形態3)
前記実施形態1では、サーバシステム5にユーザ登録機能9、結果通知機能10、検査結果管理機能13を設け、データベース6にユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を登録し、検査を終えた検診機関4が、検査結果をサーバシステム5に入力すると、サーバシステム5は入力された検査結果をデータベース6に登録し、個人画面で閲覧可能とし、その後所定期間経過後にその検査結果をデータベース6から消去していたが、本発明のネットワークを使用した在宅検診方法及びシステムは、これには限られず、ユーザ識別情報を使用せず、サーバシステム5のデータベース6に個人情報のみを登録し、検査を終えた検診機関4が、検査結果をまとめた後、データベース6に登録することなく郵送や電子メール等によってのみ検査結果をユーザ1に送付することもできる。その場合であっても、検査結果をユーザ1に通知した後、所定期間経過後に個人情報をデータベース6から消去する。この場合には、サーバシステム5から、ユーザ登録機能9、結果通知機能10、検査結果管理機能13が省略される。この場合であっても、データベース6に登録された個人情報は所定期間経過後に消去されるため、個人情報が漏洩することはない。また、検査結果をデータベース6に登録しないため、検査結果が漏洩することもなく、ユーザのプライバシーは十分に確保される。
前記実施形態1では、サーバシステム5にユーザ登録機能9、結果通知機能10、検査結果管理機能13を設け、データベース6にユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を登録し、検査を終えた検診機関4が、検査結果をサーバシステム5に入力すると、サーバシステム5は入力された検査結果をデータベース6に登録し、個人画面で閲覧可能とし、その後所定期間経過後にその検査結果をデータベース6から消去していたが、本発明のネットワークを使用した在宅検診方法及びシステムは、これには限られず、ユーザ識別情報を使用せず、サーバシステム5のデータベース6に個人情報のみを登録し、検査を終えた検診機関4が、検査結果をまとめた後、データベース6に登録することなく郵送や電子メール等によってのみ検査結果をユーザ1に送付することもできる。その場合であっても、検査結果をユーザ1に通知した後、所定期間経過後に個人情報をデータベース6から消去する。この場合には、サーバシステム5から、ユーザ登録機能9、結果通知機能10、検査結果管理機能13が省略される。この場合であっても、データベース6に登録された個人情報は所定期間経過後に消去されるため、個人情報が漏洩することはない。また、検査結果をデータベース6に登録しないため、検査結果が漏洩することもなく、ユーザのプライバシーは十分に確保される。
(その他の実施形態)
本発明の検診システムにおいては、検診機関4と、検診機関4の外部の配送業者(図示しない)を連携させて、前記サーバシステム5の申込受付機能8が申込を受け付けた後に、サーバシステム5がその検体採取キットの内容と、各容器、器具等の種類及び数量、届け先等の各種情報を配送業者の端末に送信し、その情報を受け取った配送業者が、必要な容器、器具等を揃えて検体採取キットを作成し、届け先に配送するようにすることもできる。その場合、配送業者がユーザ1からの連絡を受けてユーザ1の元へ検体を回収に行き、検診機関4に送り届けることもできる。
本発明の検診システムにおいては、検診機関4と、検診機関4の外部の配送業者(図示しない)を連携させて、前記サーバシステム5の申込受付機能8が申込を受け付けた後に、サーバシステム5がその検体採取キットの内容と、各容器、器具等の種類及び数量、届け先等の各種情報を配送業者の端末に送信し、その情報を受け取った配送業者が、必要な容器、器具等を揃えて検体採取キットを作成し、届け先に配送するようにすることもできる。その場合、配送業者がユーザ1からの連絡を受けてユーザ1の元へ検体を回収に行き、検診機関4に送り届けることもできる。
本発明の検診方法及び検診システムは、医療検診のみならず、各種調査やテスト等の実施方法及びシステム等にも応用することができる。
1 ユーザ
2 ユーザ端末
3 インターネット
4 検診機関
5 サーバシステム
6 データベース
7 Webページ表示機能
8 申込受付機能
9 ユーザ登録機能
10 結果通知機能
11 個人画面表示機能
12 個人情報管理機能
13 検査結果管理機能
2 ユーザ端末
3 インターネット
4 検診機関
5 サーバシステム
6 データベース
7 Webページ表示機能
8 申込受付機能
9 ユーザ登録機能
10 結果通知機能
11 個人画面表示機能
12 個人情報管理機能
13 検査結果管理機能
Claims (7)
- 次の1〜10のステップを備えることを特徴とするネットワークを使用した在宅検診方法。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を送信するステップと、
4.検診希望情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報をサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
7.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
8.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
9.検査結果を前記届け先住所の受取人名宛に送付するステップと、
10.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去するステップ。 - 次の1〜12のステップを備えることを特徴とするネットワークを使用した在宅検診方法。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報、及びユーザ希望のユーザID、ユーザ希望のパスワード等のユーザ識別情報を送信するステップと、
4.検診希望情報及びユーザ識別情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報及びユーザ識別情報をデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
7.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
8.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
9.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録するステップ、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
10.サーバシステムのデータベースから個人情報を消去するステップ。
11.サーバシステムが、ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がデータベースに登録されたものであるか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面を当該ユーザ端末に表示するステップ。
12.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップ。 - 次の1〜13のステップを備えることを特徴とするネットワークを使用した在宅検診方法。
1.受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)が、ユーザ端末からネットワークを介して通信接続される検診受付機関、検診実行機関等の検診機関のサーバシステムにアクセスするステップと、
2.前記サーバシステムが、検診申込画面をユーザ端末に表示するステップと、
3.ユーザが、検診申込画面から、検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、仮名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を送信するステップと、
4.検診希望情報を受け取ったサーバシステムがその検診希望情報をサーバシステムのデータベースに登録し、申込受付、料金請求等の通知をユーザ端末に送信するステップと、
5.ユーザが、前記通知受信後に請求料金を決済するステップと、
6.請求料金の決済確認後に、ユーザに対してサーバシステムがユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するステップと、
7.請求料金の決済確認後に、検診機関から、検体採取キットを前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
8.検体採取キットを受け取ったユーザが、自己の検体を採取し、検診機関に返送するステップと、
9.返送された検体を検診機関が検査するステップと、
10.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録するステップ、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付するステップと、
11.サーバシステムのデータベースから個人情報を消去するステップ。
12.サーバシステムが、ユーザ識別情報からのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面を当該ユーザ端末に表示するステップ。
13.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去するステップ。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のネットワークを使用した在宅検診方法において、ユーザが、検査機関からユーザに発送される書類や荷物等(発送物)に表示される発送者名(発送元名)を検査機関以外の名称にすることを希望する場合は、希望する発送元名を入力可能であることを特徴とするネットワークを使用した在宅検診方法。
- 検診受付機関、検診実行機関等の検診機関が、受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)の申込に基づいて検体採取セットを発送し、ユーザがその検体採取セットを用いて検体を採取して検診機関に返送し、検診機関が受診希望項目について検査を行ない、検査結果をユーザ指定の届け先住所の受取人名宛に送付する検診システムにおいて、ユーザ端末と、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続される検診機関のサーバシステムとを備え、
前記サーバシステムが次の1、2の機能を備えることを特徴とするットワークを利用した在宅検診システム。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能。 - 検診受付機関、検診実行機関等の検診機関が、受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)の申込に基づいてユーザに検体採取セットを発送し、ユーザがその検体採取セットを用いて検体を採取して検診機関に返送し、検診機関が受診希望項目について検査を行い、検査結果をデータベースに登録し、ユーザ端末から閲覧可能とした検診システムにおいて、ユーザ端末と、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続される検診機関のサーバシステムとを備え、
前記サーバシステムが次の1〜6の機能を備えることを特徴とするネットワークを利用した在宅検診システム。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診の申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.ユーザが前記検診申込画面から入力したユーザ希望のユーザID、ユーザ希望のパスワード等のユーザ識別情報を受けて、サーバシステムのデータベースに登録するユーザ登録機能、
3.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付する結果通知機能と、
4.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能と、
5.ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がサーバシステムのデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面をユーザ端末に表示する個人画面表示機能と、
6.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去する検査結果管理機能。 - 検診受付機関、検診実行機関等の検診機関が、受診希望ユーザ(以下「ユーザ」とする。)の申込に基づいて検体採取セットを発送し、ユーザがその検体採取セットを用いて検体を採取して検診機関に返送し、検診機関が受診希望項目について検査を行う検診システムにおいて、ユーザ端末と、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続される検診機関のサーバシステムとを備え、
前記サーバシステムが次の1〜6の機能を備えることを特徴とするネットワークを利用した在宅検診システム。
1.検診申込画面をユーザ端末に表示し、ユーザがその検診申込画面から入力した検体採取キットの届け先住所、ユーザの実名、架空名等の受取人名、メールアドレス等の個人情報、受診希望項目等の検診希望情報を受け取ってサーバシステムのデータベースに登録し、検診申込みの受付、検診料金の請求等の通知をユーザ端末に送信する申込受付機能と、
2.サーバシステムのデータベースに検診希望情報を登録したユーザにユーザID、パスワード等のユーザ識別情報を付与するユーザ登録機能と、
3.検査結果をサーバシステムのデータベースに登録、又は登録せずに或は登録と共に前記届け先住所の前記受取人名宛に送付する結果通知機能と、
4.サーバシステムのデータベースに登録されている個人情報を消去する個人情報管理機能と、
5.ユーザからのアクセス時に、ユーザID、パスワード等のユーザ識別情報の入力を求め、ユーザの入力したユーザ識別情報がサーバシステムのデータベースに登録されたものか否かを判別し、登録されたユーザ識別情報であれば、そのユーザIDの検査結果等が表示された個人画面をユーザ端末に表示する個人画面表示機能と、
6.サーバシステムのデータベースに検査結果を登録してから所定期間経過後に、その検査結果を消去する検査結果管理機能。
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JP2004340453A JP2006154925A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | ネットワークを使用した在宅検診方法及び検診システム |
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- 2004-11-25 JP JP2004340453A patent/JP2006154925A/ja active Pending
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