JP2001325372A - ヘルスケアデータ共有システム,ヘルスケアデータ共有方法およびヘルスケアデータ共有プログラム - Google Patents
ヘルスケアデータ共有システム,ヘルスケアデータ共有方法およびヘルスケアデータ共有プログラムInfo
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- JP2001325372A JP2001325372A JP2001064444A JP2001064444A JP2001325372A JP 2001325372 A JP2001325372 A JP 2001325372A JP 2001064444 A JP2001064444 A JP 2001064444A JP 2001064444 A JP2001064444 A JP 2001064444A JP 2001325372 A JP2001325372 A JP 2001325372A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 個人の健康医療情報は、個人が診療を受けた
医療機関、健康診断を受けた学校/企業/健診センター
などがそれぞれに保管しており、本来健康医療情報の所
有者である本人であっても情報の入手が困難であった。 【解決手段】 個人が診療を受けた医療機関、健康診断
を受けた学校/企業/健診センターなどがそれぞれに保
管していた個人の健康医療情報を、ネットワーク上のヘ
ルスケアデータ共有システムに集約して管理する。
医療機関、健康診断を受けた学校/企業/健診センター
などがそれぞれに保管しており、本来健康医療情報の所
有者である本人であっても情報の入手が困難であった。 【解決手段】 個人が診療を受けた医療機関、健康診断
を受けた学校/企業/健診センターなどがそれぞれに保
管していた個人の健康医療情報を、ネットワーク上のヘ
ルスケアデータ共有システムに集約して管理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療分野におい
て、個人の健康医療情報を電子データとして管理し、利
用者の権限および要求に応じ、個人の健康医療情報デー
タの一部ないし全てを、ネットワーク経由でアクセスで
きる機能を有するヘルスケアデータ共有システムに関す
るものである。
て、個人の健康医療情報を電子データとして管理し、利
用者の権限および要求に応じ、個人の健康医療情報デー
タの一部ないし全てを、ネットワーク経由でアクセスで
きる機能を有するヘルスケアデータ共有システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年規制緩和により、例えば診療録の記
録および保存が紙のみならず、電子媒体でも可能となっ
た。これにより、紙のバックアップ程度しか機能してい
なかった電子的な診療録が、紙に変わる記録および保存
手段として導入されつつある。
録および保存が紙のみならず、電子媒体でも可能となっ
た。これにより、紙のバックアップ程度しか機能してい
なかった電子的な診療録が、紙に変わる記録および保存
手段として導入されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、個人の健康医療
情報は、個人が診療を受けた医療機関、健康診断を受け
た学校/企業/健診センターなどがそれぞれに保管して
おり、本来健康医療情報の所有者である本人であっても
情報の入手が困難であった。
情報は、個人が診療を受けた医療機関、健康診断を受け
た学校/企業/健診センターなどがそれぞれに保管して
おり、本来健康医療情報の所有者である本人であっても
情報の入手が困難であった。
【0004】さらに健康医療情報は、保管機関により情
報が記載された媒体、フォーマットが異なり、情報の共
有が困難であった。さらに、提携した病院同士ではネッ
トワークを介して情報の提供を行なえる場合もあるが、
極限られた範囲での情報の共有であり一般的でない上
に、健康医療情報の所有者である本人が情報を入手でき
るものではなく、医師同士など、医療機関のスタッフ同
士での情報の共有しか行えない。また、健康医療情報の
所有者が主体的に情報の使用権限を設定することができ
なかった。
報が記載された媒体、フォーマットが異なり、情報の共
有が困難であった。さらに、提携した病院同士ではネッ
トワークを介して情報の提供を行なえる場合もあるが、
極限られた範囲での情報の共有であり一般的でない上
に、健康医療情報の所有者である本人が情報を入手でき
るものではなく、医師同士など、医療機関のスタッフ同
士での情報の共有しか行えない。また、健康医療情報の
所有者が主体的に情報の使用権限を設定することができ
なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来、個人が診療を受け
た医療機関、健康診断を受けた学校/企業/健診センタ
ーなどがそれぞれに保管していた個人の健康医療情報
を、ネットワーク上のヘルスケアデータ共有システムに
集約して管理する。また、情報が記載された媒体、フォ
ーマットを統一することで、ネットワークを介して情報
を共有できるだけでなく、異なるシステム間においても
健康医療情報データの共有を行うことが可能となる。さ
らに、健康医療情報の所有者が主体的に情報の使用権限
を設定することにより、本人による健康医療情報の管理
が可能になる。
た医療機関、健康診断を受けた学校/企業/健診センタ
ーなどがそれぞれに保管していた個人の健康医療情報
を、ネットワーク上のヘルスケアデータ共有システムに
集約して管理する。また、情報が記載された媒体、フォ
ーマットを統一することで、ネットワークを介して情報
を共有できるだけでなく、異なるシステム間においても
健康医療情報データの共有を行うことが可能となる。さ
らに、健康医療情報の所有者が主体的に情報の使用権限
を設定することにより、本人による健康医療情報の管理
が可能になる。
【0006】それぞれに識別情報を有する利用者が使用
する端末装置と、該端末装置とネットワークで接続され
たヘルスケアデータ共有システムであって、前記のヘル
スケアデータ共有システムは、健康医療情報を管理する
手段と、前記情報をネットワーク経由でアクセス出来る
手段と、前記情報をネットワーク経由でアクセスした際
の、データのアクセス内容、操作者、操作日時の少なく
とも1つの履歴が判る手段と、前記端末装置から受信し
た識別情報と保持している識別情報から利用者の特定を
行う手段と、利用者の権限を設定する手段と、利用者の
権限に応じたデータの取得、追加、削除、更新のアクセ
ス制限を実現する手段と、ネットワークの伝送路におい
てデータの暗号化と解読を行う手段と、データの一部ま
たは全てを暗号化して保存し、それらを解読する手段
と、データの一部または全てをバックアップし、必要に
応じて復元する手段と、利用者の所有するデータを検索
しデータを抽出する手段と、前記抽出したデータを分析
する手段と、を備えていることができる。
する端末装置と、該端末装置とネットワークで接続され
たヘルスケアデータ共有システムであって、前記のヘル
スケアデータ共有システムは、健康医療情報を管理する
手段と、前記情報をネットワーク経由でアクセス出来る
手段と、前記情報をネットワーク経由でアクセスした際
の、データのアクセス内容、操作者、操作日時の少なく
とも1つの履歴が判る手段と、前記端末装置から受信し
た識別情報と保持している識別情報から利用者の特定を
行う手段と、利用者の権限を設定する手段と、利用者の
権限に応じたデータの取得、追加、削除、更新のアクセ
ス制限を実現する手段と、ネットワークの伝送路におい
てデータの暗号化と解読を行う手段と、データの一部ま
たは全てを暗号化して保存し、それらを解読する手段
と、データの一部または全てをバックアップし、必要に
応じて復元する手段と、利用者の所有するデータを検索
しデータを抽出する手段と、前記抽出したデータを分析
する手段と、を備えていることができる。
【0007】また前記のヘルスケアデータ共有システム
は、個人の健康保険番号、カード情報を保有し、医療会
計事務処理を行う手段と、データを所有する利用者本人
が他の利用者に自分のデータの取得、追加、削除、更新
の権限を与えることができる手段と、データを所有する
利用者本人以外の、特別な権限を持つ他の利用者が、個
人情報以外の健康医療情報データを検索し、データを抽
出する手段と、を備えることもできる。
は、個人の健康保険番号、カード情報を保有し、医療会
計事務処理を行う手段と、データを所有する利用者本人
が他の利用者に自分のデータの取得、追加、削除、更新
の権限を与えることができる手段と、データを所有する
利用者本人以外の、特別な権限を持つ他の利用者が、個
人情報以外の健康医療情報データを検索し、データを抽
出する手段と、を備えることもできる。
【0008】また、前記端末装置は、利用者が識別情報
をヘルスケアデータ共有システムに送信する手段と、利
用者が健康医療情報データにアクセスする手段と、ネッ
トワークの伝送路におけるデータの暗号化と解読を行う
手段と、を備えている。さらに、前記健康医療情報デー
タには、診療データ、服薬データ、健康診断データ、生
体情報データ、などが含まれる。さらに、前記個人に関
わる情報には家族歴、遺伝子情報などが含まれる。さら
に、前記個人情報には氏名、生年月日、住所、電話番
号、識別情報、健康保険番号、支払いクレジットカード
番号などが含まれる。さらに、前記権限は患者、医師、
看護婦、薬剤師、病院事務、システム管理者、データ管
理者、などを設定でき、さらに、前記識別情報には利用
者アカウントとパスワード、指紋情報、虹彩情報、音声
情報、筆跡情報などの一部または全てを設定することも
できる。
をヘルスケアデータ共有システムに送信する手段と、利
用者が健康医療情報データにアクセスする手段と、ネッ
トワークの伝送路におけるデータの暗号化と解読を行う
手段と、を備えている。さらに、前記健康医療情報デー
タには、診療データ、服薬データ、健康診断データ、生
体情報データ、などが含まれる。さらに、前記個人に関
わる情報には家族歴、遺伝子情報などが含まれる。さら
に、前記個人情報には氏名、生年月日、住所、電話番
号、識別情報、健康保険番号、支払いクレジットカード
番号などが含まれる。さらに、前記権限は患者、医師、
看護婦、薬剤師、病院事務、システム管理者、データ管
理者、などを設定でき、さらに、前記識別情報には利用
者アカウントとパスワード、指紋情報、虹彩情報、音声
情報、筆跡情報などの一部または全てを設定することも
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態を示
す。図1には通信ネットワーク40を介してアクセス可
能なヘルスケアデータ共有システムの一実施例を示す。
通信ネットワーク40はインターネット通信プロトコル
によって可能となるワールドワイドウェブ通信を表す。
ヘルスケアデータ共有システム50は、センター機能5
2、認証機能54、暗号解読機能56、健康医療情報デ
ータベース58、個人情報データベース60、および、
暗号解読機能22を有する。一方端末装置10はウェブ
ブラウザ12、識別情報取得機能14、暗号解読機能2
0を有する。
す。図1には通信ネットワーク40を介してアクセス可
能なヘルスケアデータ共有システムの一実施例を示す。
通信ネットワーク40はインターネット通信プロトコル
によって可能となるワールドワイドウェブ通信を表す。
ヘルスケアデータ共有システム50は、センター機能5
2、認証機能54、暗号解読機能56、健康医療情報デ
ータベース58、個人情報データベース60、および、
暗号解読機能22を有する。一方端末装置10はウェブ
ブラウザ12、識別情報取得機能14、暗号解読機能2
0を有する。
【0010】センター機能52は、ウェブサーバ機能、
アクセス制限機能、操作歴記録機能、バックアップ復元
機能を有する。ウェブサーバ機能は、より多くの端末装
置でヘルスケアデータを共有できるように、ウェブブラ
ウザで参照可能な形態に健康医療情報データをHTML
文書としてHTTPプロトコルで出力する。アクセス制
限機能は認証した結果に基づいて参照可能な健康医療情
報データの範囲や記録可能な健康医療情報データ範囲を
管理する。操作歴記録機能は、健康医療情報データを記
録する際に操作した利用者の特定を可能な情報および操
作した時刻情報を保存する。バックアップ復元機能は、
健康医療情報データベース58に蓄積された情報を例え
ばテープやCDRのような可搬媒体に定期的にバックア
ップを行い、健康医療情報データベース58が復旧不可
能な障害が発生した場合に、前述の可搬媒体から健康医
療情報データベース58を復元する。認証機能54はア
クセスしてきている利用者が登録されている者か、ある
いは、現在のアクセスが正常に認証されたアクセスなの
か判定する。
アクセス制限機能、操作歴記録機能、バックアップ復元
機能を有する。ウェブサーバ機能は、より多くの端末装
置でヘルスケアデータを共有できるように、ウェブブラ
ウザで参照可能な形態に健康医療情報データをHTML
文書としてHTTPプロトコルで出力する。アクセス制
限機能は認証した結果に基づいて参照可能な健康医療情
報データの範囲や記録可能な健康医療情報データ範囲を
管理する。操作歴記録機能は、健康医療情報データを記
録する際に操作した利用者の特定を可能な情報および操
作した時刻情報を保存する。バックアップ復元機能は、
健康医療情報データベース58に蓄積された情報を例え
ばテープやCDRのような可搬媒体に定期的にバックア
ップを行い、健康医療情報データベース58が復旧不可
能な障害が発生した場合に、前述の可搬媒体から健康医
療情報データベース58を復元する。認証機能54はア
クセスしてきている利用者が登録されている者か、ある
いは、現在のアクセスが正常に認証されたアクセスなの
か判定する。
【0011】暗号解読機能56は健康医療情報データベ
ース58のデータが万が一にも外部に漏れた際に内容を
判読できないようにし、さらに、健康医療情報データベ
ース58と個人情報データベース60の双方のデータが
万が一にも外部に漏れた際に、これら2つのデータベー
ス間のデータの整合性をとれないように、暗号化してデ
ータベースに保存し、読み出す際には解読して読み出
す。健康医療情報データベース58は、患者が共有した
いヘルスケアデータが保存されている。個人情報データ
ベース60はクレジットカードの番号や保険証の番号な
ど、決算に必要な情報 を含める個人の情報が保存され
ている。
ース58のデータが万が一にも外部に漏れた際に内容を
判読できないようにし、さらに、健康医療情報データベ
ース58と個人情報データベース60の双方のデータが
万が一にも外部に漏れた際に、これら2つのデータベー
ス間のデータの整合性をとれないように、暗号化してデ
ータベースに保存し、読み出す際には解読して読み出
す。健康医療情報データベース58は、患者が共有した
いヘルスケアデータが保存されている。個人情報データ
ベース60はクレジットカードの番号や保険証の番号な
ど、決算に必要な情報 を含める個人の情報が保存され
ている。
【0012】暗号解読機能20および22は、通信ネッ
トワーク上でのデータのセキュリティを保証するため
に、通信ネットワークへデータを送出する際には暗号化
を行い、通信ネットワークからデータを受信する際には
解読を行なう。ウェブブラウザ12は、ヘルスケアデー
タ共有システムから送信されてきた健康医療情報データ
を表示する。識別情報取得機能14は端末装置10を利
用している利用者を特定するための情報を認証機能54
とやりとりする。
トワーク上でのデータのセキュリティを保証するため
に、通信ネットワークへデータを送出する際には暗号化
を行い、通信ネットワークからデータを受信する際には
解読を行なう。ウェブブラウザ12は、ヘルスケアデー
タ共有システムから送信されてきた健康医療情報データ
を表示する。識別情報取得機能14は端末装置10を利
用している利用者を特定するための情報を認証機能54
とやりとりする。
【0013】ヘルスケアデータ共有システム50と端末
装置10はそれぞれ通信経路30および32を用いてイ
ンターネットにアクセスする。通信経路30および32
はインターネットへの直接接続でもよく、またインター
ネットへのアクセスを提供するインターネットサービス
プロバイダへの接続であってもよい。また、ヘルスケア
データ共有装置50は、アウトソーシング事業を行うよ
うな事業者あるいは、ホームページサービスを行うよう
な事業者であることが望ましい。これらの事業者は、通
常インターネットにアクセスするネットワークの帯域幅
が広く、ネットワーク犯罪に対する設備や自然災害に対
する設備などに関しても病院で導入できる情報設備に比
べて高度な情報保護が可能となる。
装置10はそれぞれ通信経路30および32を用いてイ
ンターネットにアクセスする。通信経路30および32
はインターネットへの直接接続でもよく、またインター
ネットへのアクセスを提供するインターネットサービス
プロバイダへの接続であってもよい。また、ヘルスケア
データ共有装置50は、アウトソーシング事業を行うよ
うな事業者あるいは、ホームページサービスを行うよう
な事業者であることが望ましい。これらの事業者は、通
常インターネットにアクセスするネットワークの帯域幅
が広く、ネットワーク犯罪に対する設備や自然災害に対
する設備などに関しても病院で導入できる情報設備に比
べて高度な情報保護が可能となる。
【0014】さらに、病院と患者以外の第三者的な事業
者であることから、カルテ情報の隠蔽や改竄をさらに行
いにくくなり、データの信頼性がさらに向上する。この
ことから、例えば医療機関でこのような事業者に対応で
きることをアピールすれば、情報開示に対する準備が整
っていることの証明になり、その医療機関は医療的な処
置のみならず、情報に関する信頼をも患者へ提供するこ
とができる。さらに、このような事業者には、医療情報
という観点について、以下の点を考慮するのみで実現で
きることから現実的である。
者であることから、カルテ情報の隠蔽や改竄をさらに行
いにくくなり、データの信頼性がさらに向上する。この
ことから、例えば医療機関でこのような事業者に対応で
きることをアピールすれば、情報開示に対する準備が整
っていることの証明になり、その医療機関は医療的な処
置のみならず、情報に関する信頼をも患者へ提供するこ
とができる。さらに、このような事業者には、医療情報
という観点について、以下の点を考慮するのみで実現で
きることから現実的である。
【0015】(1)保存義務のある情報の真正性が確保
されていること。 ○故意または過失による虚偽入力、書換え、消去および
混同を防止すること。 ○作成の責任の所在を明確にすること。
されていること。 ○故意または過失による虚偽入力、書換え、消去および
混同を防止すること。 ○作成の責任の所在を明確にすること。
【0016】(2)保存義務のある情報の見読性が確保
されていること。 ○情報の内容を必要に応じて肉眼で見読可能な状態に容
易にできること。 ○情報の内容を必要に応じて直ちに書面に表示できるこ
と。
されていること。 ○情報の内容を必要に応じて肉眼で見読可能な状態に容
易にできること。 ○情報の内容を必要に応じて直ちに書面に表示できるこ
と。
【0017】(3)保存義務のある情報の保存性が確保
されていること。 ○法令に定める保存期間内、復元可能な状態で保存され
ていること。
されていること。 ○法令に定める保存期間内、復元可能な状態で保存され
ていること。
【0018】特に、(2)および(3)については、上
記の事業者が容易にあるいは既に実現できていることで
あり、上記の事業者は本発明の実施が容易である。ま
た、端末装置10として携帯電話、PHSなどの携帯情報
端末を利用したインターネットへのアクセスでもよい。
記の事業者が容易にあるいは既に実現できていることで
あり、上記の事業者は本発明の実施が容易である。ま
た、端末装置10として携帯電話、PHSなどの携帯情報
端末を利用したインターネットへのアクセスでもよい。
【0019】本実施形態においてインターネットにアク
セス可能な医療機関、健診センター、学校、企業、店舗
などの任意の場所にいる医師、看護婦、あるいはその他
のヘルスケアサービス従事者および患者、健康診断受診
者などの利用者は、端末装置10を用いてヘルスケアデ
ータ共有装置にアクセスすることができる。
セス可能な医療機関、健診センター、学校、企業、店舗
などの任意の場所にいる医師、看護婦、あるいはその他
のヘルスケアサービス従事者および患者、健康診断受診
者などの利用者は、端末装置10を用いてヘルスケアデ
ータ共有装置にアクセスすることができる。
【0020】利用者は、端末装置10の識別情報送信機
能14によりヘルスケアデータ共有システムに暗号化機
能20で暗号化した識別情報を送信する。ヘルスケアデ
ータ共有システム50は、利用者認証機能54により、
暗号解読機能22で解読した識別情報を個人情報データ
60に含まれる識別情報と照合し認証を行う。認証に成
功した場合に利用者はヘルスケア共有システム50にア
クセス可能となる。
能14によりヘルスケアデータ共有システムに暗号化機
能20で暗号化した識別情報を送信する。ヘルスケアデ
ータ共有システム50は、利用者認証機能54により、
暗号解読機能22で解読した識別情報を個人情報データ
60に含まれる識別情報と照合し認証を行う。認証に成
功した場合に利用者はヘルスケア共有システム50にア
クセス可能となる。
【0021】ヘルスケアデータ共有システム50は、セ
ンター機能52により利用者の権限に応じたデータのア
クセス制限を行う。またこのとき健康医療情報データの
重要度や利用者の設定に応じて、データ暗号化/解読機
能56により、適宜健康医療情報データの暗号化/解読
を行う。さらに、端末装置10にデータを送信する際に
も健康医療情報データ58の重要度や利用者の設定に応
じて、暗号化機能22により暗号化通信を行うことがで
き、端末装置10では受信したデータが暗号化されてい
る場合には、解読機能20によりデータの解読をおこな
い、ウェブブラウザ12で内容を表示する。
ンター機能52により利用者の権限に応じたデータのア
クセス制限を行う。またこのとき健康医療情報データの
重要度や利用者の設定に応じて、データ暗号化/解読機
能56により、適宜健康医療情報データの暗号化/解読
を行う。さらに、端末装置10にデータを送信する際に
も健康医療情報データ58の重要度や利用者の設定に応
じて、暗号化機能22により暗号化通信を行うことがで
き、端末装置10では受信したデータが暗号化されてい
る場合には、解読機能20によりデータの解読をおこな
い、ウェブブラウザ12で内容を表示する。
【0022】例えば患者が医療機関で診察を受ける場合
には、患者はヘルスケアデータ共有システム50に接続
し認証を行い、認証後に医療機関での利用者である担当
医師に自分の健康医療情報データ58に診察結果データ
を追加する権限を与える。このとき担当医師はヘルスケ
アデータ共有システム50に接続し認証を行った後に、
患者の健康医療情報データ58に診察データを追加する
ことができる。患者は医師の診察結果データを確認し、
必要に応じてセンター機能52でセキュリティ設定を行
う。
には、患者はヘルスケアデータ共有システム50に接続
し認証を行い、認証後に医療機関での利用者である担当
医師に自分の健康医療情報データ58に診察結果データ
を追加する権限を与える。このとき担当医師はヘルスケ
アデータ共有システム50に接続し認証を行った後に、
患者の健康医療情報データ58に診察データを追加する
ことができる。患者は医師の診察結果データを確認し、
必要に応じてセンター機能52でセキュリティ設定を行
う。
【0023】これらの作業を行う際に、ヘルスケアデー
タ共有システムを運用する事業者や病院などから発行さ
れるICカードや、ICカード状の健康保険証などに、患者
が契約しているヘルスケアデータ共有システムの情報
(例えばhttps://provider.net/accountといったネット
ワーク上のアドレス情報や利用者アカウントやパスワー
ドなど)を登録しておけば、何度も同じことを入力する
手間が省けて便利である。また上記の例では、利用者個
人の権限を個別に個人情報データ60へ登録する場合を
説明したが、多数の利用者の資格を一括して登録された
データベースなどを選択指定できるようにしてもよく、
そのデータベースは例えば医療機関で働くスタッフを登
録したようなデータベースを各医療機関で用意しておく
こともできるし、医療機関外の事業者に委託して用意す
ることもできる。このようなデータベースを用いれば、
医療機関へ行った際に受付,診察,会計といった場面で何
度も認証を行う必要がなくなり便利である。
タ共有システムを運用する事業者や病院などから発行さ
れるICカードや、ICカード状の健康保険証などに、患者
が契約しているヘルスケアデータ共有システムの情報
(例えばhttps://provider.net/accountといったネット
ワーク上のアドレス情報や利用者アカウントやパスワー
ドなど)を登録しておけば、何度も同じことを入力する
手間が省けて便利である。また上記の例では、利用者個
人の権限を個別に個人情報データ60へ登録する場合を
説明したが、多数の利用者の資格を一括して登録された
データベースなどを選択指定できるようにしてもよく、
そのデータベースは例えば医療機関で働くスタッフを登
録したようなデータベースを各医療機関で用意しておく
こともできるし、医療機関外の事業者に委託して用意す
ることもできる。このようなデータベースを用いれば、
医療機関へ行った際に受付,診察,会計といった場面で何
度も認証を行う必要がなくなり便利である。
【0024】個人の健康医療情報をネットワーク上のヘ
ルスケアデータ共有システムに集約して管理することに
より、利用者の権限に応じたアクセス制限のもとで情報
の共有化が図れる。また統一された電子データフォーマ
ットで保管されているので、情報の入手、使用が容易で
ある。これにより、例えばかかりつけの病院以外で受け
た健康診断情報を病院で参照することができたり、検査
などの大きな設備を伴うことのみ医療機関へ出向きそれ
以外は近所の診療所や薬局で処置を済ませることも容易
となる。さらに薬局では、過去の薬歴を参照できること
で、アレルギーなどの情報を参照したり、クレジットカ
ードなどの決済情報を入手することができることから、
例えば単に風邪薬を購入する場合にも口頭で説明した以
上のサービスを受けることができる。さらに、定型的な
問診表は、医療機関へ出向く前に自宅で、自分が利用者
となって登録しておくことで、医療機関での受付を容易
にし、受付待ちによる負担を減少することもできる。
ルスケアデータ共有システムに集約して管理することに
より、利用者の権限に応じたアクセス制限のもとで情報
の共有化が図れる。また統一された電子データフォーマ
ットで保管されているので、情報の入手、使用が容易で
ある。これにより、例えばかかりつけの病院以外で受け
た健康診断情報を病院で参照することができたり、検査
などの大きな設備を伴うことのみ医療機関へ出向きそれ
以外は近所の診療所や薬局で処置を済ませることも容易
となる。さらに薬局では、過去の薬歴を参照できること
で、アレルギーなどの情報を参照したり、クレジットカ
ードなどの決済情報を入手することができることから、
例えば単に風邪薬を購入する場合にも口頭で説明した以
上のサービスを受けることができる。さらに、定型的な
問診表は、医療機関へ出向く前に自宅で、自分が利用者
となって登録しておくことで、医療機関での受付を容易
にし、受付待ちによる負担を減少することもできる。
【0025】さらにデータをデータセンターで保管する
ことにより、災害時のデータ保護、盗難防止等が行え、
セキュリティと安全性を高めることができる。また、健
康医療情報データを個人情報データと別のデータベース
にして管理することで、万一健康医療情報データが漏洩
したとしても、誰の健康医療情報であるかを特定するこ
とができないため、情報の価値が無くなり、セキュリテ
ィと安全性を高めることができる。
ことにより、災害時のデータ保護、盗難防止等が行え、
セキュリティと安全性を高めることができる。また、健
康医療情報データを個人情報データと別のデータベース
にして管理することで、万一健康医療情報データが漏洩
したとしても、誰の健康医療情報であるかを特定するこ
とができないため、情報の価値が無くなり、セキュリテ
ィと安全性を高めることができる。
【0026】図2〜図4は本発明のヘルスケアデータ共
有システムを実施した際の一例を示すもので、表示され
る画面例を表している。また、図5はヘルスケアデータ
共有システムを利用するフローを示す図である。
有システムを実施した際の一例を示すもので、表示され
る画面例を表している。また、図5はヘルスケアデータ
共有システムを利用するフローを示す図である。
【0027】まず図5のステップS101のログイン処
理を説明する。患者は病院や薬局など、ヘルスケアデー
タ共有システムを利用したい場所に出向き、そこにある
パソコンで図4に示すようなウェブブラウザ120を起
動し、患者の健康医療情報データが格納されたデータセ
ンターのインターネット上のアドレスを入力する。ウェ
ブブラウザはこのアドレスにアクセスし、通信ネットワ
ーク上のデータのセキュリティを確保するための暗号化
処理を実施して通信を開始する。
理を説明する。患者は病院や薬局など、ヘルスケアデー
タ共有システムを利用したい場所に出向き、そこにある
パソコンで図4に示すようなウェブブラウザ120を起
動し、患者の健康医療情報データが格納されたデータセ
ンターのインターネット上のアドレスを入力する。ウェ
ブブラウザはこのアドレスにアクセスし、通信ネットワ
ーク上のデータのセキュリティを確保するための暗号化
処理を実施して通信を開始する。
【0028】通信を開始すると、データセンターからユ
ーザ名とパスワードの入力を要求され、図2に示すよう
な入力画面100を表示する。入力画面100には、ユ
ーザ名を入力するユーザ名入力欄101と、パスワード
を入力するパスワード入力欄102と、入力した結果を
送信するOKアイコン103と、ユーザ名とパスワード
の入力をキャンセルするキャンセルアイコン104が設
けられている。
ーザ名とパスワードの入力を要求され、図2に示すよう
な入力画面100を表示する。入力画面100には、ユ
ーザ名を入力するユーザ名入力欄101と、パスワード
を入力するパスワード入力欄102と、入力した結果を
送信するOKアイコン103と、ユーザ名とパスワード
の入力をキャンセルするキャンセルアイコン104が設
けられている。
【0029】ユーザ名入力欄101には、データセンタ
ーから発行されたアカウントを入力し、パスワード入力
欄102にはそのアカウントに対するパスワードを入力
する。パスワードの入力は入力された文字が「*」等の
記号に置きかわって表示することで入力された文字をマ
スクする。ユーザ名とパスワードの入力が完了したらO
Kアイコン103をクリックする。OKアイコン103
がクリックされるとウェブブラウザはユーザ名とパスワ
ードを暗号化してデータセンターに送信する。また、キ
ャンセルアイコン104をクリックした場合にもユーザ
名とパスワード無しとしてデータセンターに送信する。
ーから発行されたアカウントを入力し、パスワード入力
欄102にはそのアカウントに対するパスワードを入力
する。パスワードの入力は入力された文字が「*」等の
記号に置きかわって表示することで入力された文字をマ
スクする。ユーザ名とパスワードの入力が完了したらO
Kアイコン103をクリックする。OKアイコン103
がクリックされるとウェブブラウザはユーザ名とパスワ
ードを暗号化してデータセンターに送信する。また、キ
ャンセルアイコン104をクリックした場合にもユーザ
名とパスワード無しとしてデータセンターに送信する。
【0030】データセンターは送信されてきたユーザ名
とパスワードの暗号を解読して認証し、アクセスしよう
としているアドレスに許可されたユーザ名とパスワード
か認証する。認証に失敗した場合は、アドレスが正しい
かどうかの確認を促すメッセージと共にデータセンター
の連絡先を記載したページを送信し、認証に成功した場
合は利用者の設定に移る。データセンターは利用者設定
用のページを暗号化して送信する。
とパスワードの暗号を解読して認証し、アクセスしよう
としているアドレスに許可されたユーザ名とパスワード
か認証する。認証に失敗した場合は、アドレスが正しい
かどうかの確認を促すメッセージと共にデータセンター
の連絡先を記載したページを送信し、認証に成功した場
合は利用者の設定に移る。データセンターは利用者設定
用のページを暗号化して送信する。
【0031】次に図5のステップS102の利用者の設
定処理を説明する。利用者設定用のページを受信したウ
ェブブラウザは暗号化されたページを解読して、図3に
示すような新たなウィンドウ110を表示する。ウィン
ドウ110には、利用者名の入力欄111,パスワード
の入力欄112,利用者権限の選択欄113,プルダウ
ンメニュー114,OKアイコン115が設けられてお
り、利用者名や利用者権限のように、既に登録されてい
る内容を選択可能な場合はプルダウンメニューとして送
信されてくる。
定処理を説明する。利用者設定用のページを受信したウ
ェブブラウザは暗号化されたページを解読して、図3に
示すような新たなウィンドウ110を表示する。ウィン
ドウ110には、利用者名の入力欄111,パスワード
の入力欄112,利用者権限の選択欄113,プルダウ
ンメニュー114,OKアイコン115が設けられてお
り、利用者名や利用者権限のように、既に登録されてい
る内容を選択可能な場合はプルダウンメニューとして送
信されてくる。
【0032】利用者はこの画面で利用者名の入力欄11
1の右端のプルダウンメニューをクリックしてメニュー
を表示し、既に登録してある自分の名前を選択し、パス
ワード入力欄112にパスワードを入力してOKアイコ
ン115をクリックする。
1の右端のプルダウンメニューをクリックしてメニュー
を表示し、既に登録してある自分の名前を選択し、パス
ワード入力欄112にパスワードを入力してOKアイコ
ン115をクリックする。
【0033】あるいは利用者名の入力欄111に利用者
名を入力することで、利用者の登録が可能となる。利用
者の登録を行なう場合は、登録する利用者名を利用者名
の入力欄111に入力し、利用者登録用のパスワードを
パスワード入力欄112に入力し、利用者権限を利用者
権限選択欄113のプルダウンメニュー114から選択
してOKアイコン115をクリックする。次に、新たな
利用者の登録に必要なパスワードの入力欄や必要に応じ
て発行できる利用者アカウントの発行の確認欄がある登
録画面が表示される。
名を入力することで、利用者の登録が可能となる。利用
者の登録を行なう場合は、登録する利用者名を利用者名
の入力欄111に入力し、利用者登録用のパスワードを
パスワード入力欄112に入力し、利用者権限を利用者
権限選択欄113のプルダウンメニュー114から選択
してOKアイコン115をクリックする。次に、新たな
利用者の登録に必要なパスワードの入力欄や必要に応じ
て発行できる利用者アカウントの発行の確認欄がある登
録画面が表示される。
【0034】利用者の設定画面で入力されたデータは暗
号化されデータセンターに送信されデータセンターで解
読され認証される。データセンターは利用者を認証する
ことで、現在アクセスしてきているアドレスの権限を設
定する。これにより、その利用者が参照可能な患者の健
康医療情報データのみを暗号化して送信し、さらに、受
信して解読した健康医療情報データのうち、その利用者
の権限の範囲内のデータのみ、利用者を特定可能な情報
と共に保存する。
号化されデータセンターに送信されデータセンターで解
読され認証される。データセンターは利用者を認証する
ことで、現在アクセスしてきているアドレスの権限を設
定する。これにより、その利用者が参照可能な患者の健
康医療情報データのみを暗号化して送信し、さらに、受
信して解読した健康医療情報データのうち、その利用者
の権限の範囲内のデータのみ、利用者を特定可能な情報
と共に保存する。
【0035】図5のステップS103のヘルスケアデー
タの表示処理を説明する。図4は利用者に応じてデータ
センターから送信されて来たページを解読して表示した
内容を示しており、ウェブブラウザ120に、患者の健
康医療情報データ121と、患者の健康医療情報データ
の編集欄122が表示されている。
タの表示処理を説明する。図4は利用者に応じてデータ
センターから送信されて来たページを解読して表示した
内容を示しており、ウェブブラウザ120に、患者の健
康医療情報データ121と、患者の健康医療情報データ
の編集欄122が表示されている。
【0036】利用者が薬剤師の場合は、患者の健康医療
情報データ121を参照して過去の処方歴やアレルギー
などを参照して調剤し、患者に最も適した薬を提供する
ことが可能となる。
情報データ121を参照して過去の処方歴やアレルギー
などを参照して調剤し、患者に最も適した薬を提供する
ことが可能となる。
【0037】利用者が医師の場合には、患者の健康医療
情報データ121を参照して他の病院での診療歴などを
参照診断することが可能となる。
情報データ121を参照して他の病院での診療歴などを
参照診断することが可能となる。
【0038】図5のステップS104の入力されたヘル
スケアデータの送信処理を説明する。医師が診療した結
果を診療録に記録する場合、図4の患者の健康医療情報
データの編集欄122に書き込んで行く。大病院の場合
は、既に電子カルテを導入している所もあるので、電子
カルテに記載した内容をカット&ペーストで貼り付けて
も良い。そして、編集欄122に書き込んだ内容は暗号
化されてデータセンターへ送信される。
スケアデータの送信処理を説明する。医師が診療した結
果を診療録に記録する場合、図4の患者の健康医療情報
データの編集欄122に書き込んで行く。大病院の場合
は、既に電子カルテを導入している所もあるので、電子
カルテに記載した内容をカット&ペーストで貼り付けて
も良い。そして、編集欄122に書き込んだ内容は暗号
化されてデータセンターへ送信される。
【0039】データセンターでは、送信されてきた患者
の健康医療情報データを解読して利用者の権限の範囲内
か判断して利用者を特定可能な情報と共に保存する。利
用者を特定可能な情報と共に保存したデータは所定の保
存期間保存されるようになっており、削除および更新を
端末装置側で行なってもそれは端末装置の画面上のみ
で、データセンターではどの部分を削除したという情報
や、どの部分をどのような内容に置き換えたといった情
報を追記していく形で、利用者を特定可能な情報と共に
保存される。
の健康医療情報データを解読して利用者の権限の範囲内
か判断して利用者を特定可能な情報と共に保存する。利
用者を特定可能な情報と共に保存したデータは所定の保
存期間保存されるようになっており、削除および更新を
端末装置側で行なってもそれは端末装置の画面上のみ
で、データセンターではどの部分を削除したという情報
や、どの部分をどのような内容に置き換えたといった情
報を追記していく形で、利用者を特定可能な情報と共に
保存される。
【0040】以上説明した実施例はあくまでも一例であ
り、利用形態に応じて種種の変形は可能であり、実施す
る時期の医療法に準じた範囲内で実施する必要がある。
り、利用形態に応じて種種の変形は可能であり、実施す
る時期の医療法に準じた範囲内で実施する必要がある。
【0041】また、上述した実施例では、通信ネットワ
ークとしてインターネットを前提としているが、専用回
線を利用したクローズドネットワークを利用する方がセ
キュリティの面で有効であり、クローズドネットワーク
と暗号化を併用することも可能である。さらに、利用者
権限によって、あるいは、通信される健康医療情報デー
タに応じて通信ネットワークを使い分けることも可能で
ある。
ークとしてインターネットを前提としているが、専用回
線を利用したクローズドネットワークを利用する方がセ
キュリティの面で有効であり、クローズドネットワーク
と暗号化を併用することも可能である。さらに、利用者
権限によって、あるいは、通信される健康医療情報デー
タに応じて通信ネットワークを使い分けることも可能で
ある。
【0042】また、端末装置側のプログラムをウェブブ
ラウザの例で説明したが、HTMLを利用した表現では
表示可能な事項の制限が多く、さらに、入力に関しても
制限が多くなってしまうので、専用のプログラムを作成
するのが望ましい。また、上述の例では患者自身のログ
インと利用者のログインの双方を必要とするが、例え
ば、ICカードに暗号化機能を有して患者自身のログイ
ンを省略することも可能である。さらに、利用者を登録
する際に利用者アカウントを発行することで、ログイン
画面において利用者アカウントでログインした場合には
利用者の設定を省略することも可能である。さらに、利
用者権限を個別に設定する例を示したが、医師,看護
婦,薬剤師といった有資格者は、その資格を別途データ
ベースとして登録してことも可能であり、利用者として
登録するだけでそのデータベースから自動的に利用者権
限が選択できるようにすることが可能であり、セキュリ
ティの面においても操作性の面においても有効である。
ラウザの例で説明したが、HTMLを利用した表現では
表示可能な事項の制限が多く、さらに、入力に関しても
制限が多くなってしまうので、専用のプログラムを作成
するのが望ましい。また、上述の例では患者自身のログ
インと利用者のログインの双方を必要とするが、例え
ば、ICカードに暗号化機能を有して患者自身のログイ
ンを省略することも可能である。さらに、利用者を登録
する際に利用者アカウントを発行することで、ログイン
画面において利用者アカウントでログインした場合には
利用者の設定を省略することも可能である。さらに、利
用者権限を個別に設定する例を示したが、医師,看護
婦,薬剤師といった有資格者は、その資格を別途データ
ベースとして登録してことも可能であり、利用者として
登録するだけでそのデータベースから自動的に利用者権
限が選択できるようにすることが可能であり、セキュリ
ティの面においても操作性の面においても有効である。
【0043】さらに、上述の実施例では個人が契約し
て、利用する例で説明したが、既に電子カルテを導入し
ている病院で一括して登録してもよいし、市町村役場や
健康管理組合などで一括して登録してもよい。さらに、
データセンターは大病院のコンピュータを利用してもよ
いし、アウトソーシング事業を行なっているような委託
された事業者でもよく、さらに、医療法が許す範囲で市
町村役場や健康管理組合などで運用しても良い。
て、利用する例で説明したが、既に電子カルテを導入し
ている病院で一括して登録してもよいし、市町村役場や
健康管理組合などで一括して登録してもよい。さらに、
データセンターは大病院のコンピュータを利用してもよ
いし、アウトソーシング事業を行なっているような委託
された事業者でもよく、さらに、医療法が許す範囲で市
町村役場や健康管理組合などで運用しても良い。
【0044】(付記1) 個人の健康医療情報を電子デ
ータとして管理するデータ管理機能、利用者の権限およ
び要求に応じ個人の健康医療情報データの一部ないし全
てをネットワーク経由でアクセスできるアクセス機能を
有し、健康医療情報データを共有できることを特徴とす
るヘルスケアデータ共有システム。
ータとして管理するデータ管理機能、利用者の権限およ
び要求に応じ個人の健康医療情報データの一部ないし全
てをネットワーク経由でアクセスできるアクセス機能を
有し、健康医療情報データを共有できることを特徴とす
るヘルスケアデータ共有システム。
【0045】(付記2) 個人健康医療情報の電子デー
タを管理するデータ管理センターを設け、健康医療情報
データを集中管理することを特徴とした、付記1のヘル
スケアデータ共有システム。
タを管理するデータ管理センターを設け、健康医療情報
データを集中管理することを特徴とした、付記1のヘル
スケアデータ共有システム。
【0046】(付記3) ヘルスケアデータ共有システ
ムから取得した個人健康医療情報データを、追加、削
除、更新を行うデータ追加機能、データ削除機能、デー
タ更新機能の少なくとも1つを設け、個人健康情報デー
タの追加、削除、更新の少なくとも1つが出来ることを
特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ共有システ
ム。
ムから取得した個人健康医療情報データを、追加、削
除、更新を行うデータ追加機能、データ削除機能、デー
タ更新機能の少なくとも1つを設け、個人健康情報デー
タの追加、削除、更新の少なくとも1つが出来ることを
特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ共有システ
ム。
【0047】(付記4) ヘルスケアデータ共有システ
ムから取得した個人健康医療情報データを、追加、削
除、更新を行うデータ追加機能、データ削除機能、デー
タ更新機能の少なくとも1つを端末装置側に設け、個人
健康情報データの追加、削除、更新の少なくとも1つが
出来ることを特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ
共有システム。
ムから取得した個人健康医療情報データを、追加、削
除、更新を行うデータ追加機能、データ削除機能、デー
タ更新機能の少なくとも1つを端末装置側に設け、個人
健康情報データの追加、削除、更新の少なくとも1つが
出来ることを特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ
共有システム。
【0048】(付記5) 健康医療情報データにアクセ
スしデータの取得、追加、削除、更新を行った場合、操
作を行った利用者および日時などを特定できる操作記録
機能を設け、データのアクセス内容、操作した利用者、
操作日時の少なくとも1つの履歴が判ることを特徴とす
る付記1〜4のヘルスケアデータ共有システム。
スしデータの取得、追加、削除、更新を行った場合、操
作を行った利用者および日時などを特定できる操作記録
機能を設け、データのアクセス内容、操作した利用者、
操作日時の少なくとも1つの履歴が判ることを特徴とす
る付記1〜4のヘルスケアデータ共有システム。
【0049】(付記6) 付記5において、操作した利
用者の情報にヘルスケアデータ共有システム利用者認証
を使用する操作者認識機能を設け、操作した利用者の特
定をすることを特徴とするヘルスケアデータ共有システ
ム。
用者の情報にヘルスケアデータ共有システム利用者認証
を使用する操作者認識機能を設け、操作した利用者の特
定をすることを特徴とするヘルスケアデータ共有システ
ム。
【0050】(付記7) 利用者の権限を管理する利用
者権限機能を設け、その権限に応じヘルスケアデータ共
有システムから取得出来る情報、操作内容を制限するこ
と特徴とする付記1〜6のヘルスケアデータ共有システ
ム。
者権限機能を設け、その権限に応じヘルスケアデータ共
有システムから取得出来る情報、操作内容を制限するこ
と特徴とする付記1〜6のヘルスケアデータ共有システ
ム。
【0051】(付記8) 付記1〜7の健康医療情報デ
ータに、診療データ、服薬データ、健康診断データおよ
び生体情報データの一部または全てを管理する各データ
管理機能を設け、利用者の権限、要求によりデータの取
得、追加、削除、更新できることを特徴とするヘルスケ
アデータ共有システム。
ータに、診療データ、服薬データ、健康診断データおよ
び生体情報データの一部または全てを管理する各データ
管理機能を設け、利用者の権限、要求によりデータの取
得、追加、削除、更新できることを特徴とするヘルスケ
アデータ共有システム。
【0052】(付記9) 健康医療情報データの他に個
人に関わる情報(例えば家族歴、遺伝子情報等)の一部
または全てを管理する個人情報管理機能を設け、利用者
の権限、要求によりデータの取得、追加、削除、更新が
できることを特徴とする付記1〜8のヘルスケアデータ
共有システム。
人に関わる情報(例えば家族歴、遺伝子情報等)の一部
または全てを管理する個人情報管理機能を設け、利用者
の権限、要求によりデータの取得、追加、削除、更新が
できることを特徴とする付記1〜8のヘルスケアデータ
共有システム。
【0053】(付記10) 健康医療情報データの一部
または全てを暗号化しデータを管理するデータ暗号化管
理機能と、データをデータ管理機能より取得する際に暗
号を解読するデータ解読管理機能を設け、データのセキ
ュリティを高めることを特徴とする付記1〜9のヘルス
ケアデータ共有システム。
または全てを暗号化しデータを管理するデータ暗号化管
理機能と、データをデータ管理機能より取得する際に暗
号を解読するデータ解読管理機能を設け、データのセキ
ュリティを高めることを特徴とする付記1〜9のヘルス
ケアデータ共有システム。
【0054】(付記11) 健康医療情報データを通信
ネットワーク経由で送受信する際に、送信するデータの
一部または全てを暗号化するデータ暗号化機能と、受信
した暗号データを解読するデータ解読機能を、端末装置
とヘルスケアデータ共有システムの両方に設け、データ
のセキュリティを高めることを特徴とする付記1〜9の
ヘルスケアデータ共有システム。
ネットワーク経由で送受信する際に、送信するデータの
一部または全てを暗号化するデータ暗号化機能と、受信
した暗号データを解読するデータ解読機能を、端末装置
とヘルスケアデータ共有システムの両方に設け、データ
のセキュリティを高めることを特徴とする付記1〜9の
ヘルスケアデータ共有システム。
【0055】(付記12) 利用者が自分の健康医療情
報データのセキュリティレベルを選択出来るセキュリテ
ィ選択機能を設け、健康医療情報データの一部ないし全
ての暗号化有無を各自で設定出来ることを特徴とした付
記10、11のヘルスケアデータ共有システム。
報データのセキュリティレベルを選択出来るセキュリテ
ィ選択機能を設け、健康医療情報データの一部ないし全
ての暗号化有無を各自で設定出来ることを特徴とした付
記10、11のヘルスケアデータ共有システム。
【0056】(付記13) 利用者の健康保険番号、ク
レジットカード等の情報を管理する健康保険管理、カー
ド情報管理機能を設け、医療会計事務処理を行うこが出
来ることを特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ共
有システム。
レジットカード等の情報を管理する健康保険管理、カー
ド情報管理機能を設け、医療会計事務処理を行うこが出
来ることを特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ共
有システム。
【0057】(付記14) 健康医療情報データの抽
出、分析機能を設け、データの分析を行うことができる
ことを特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ共有シ
ステム。
出、分析機能を設け、データの分析を行うことができる
ことを特徴とする付記1、2のヘルスケアデータ共有シ
ステム。
【0058】(付記15) 個人の健康医療情報を電子
データとして保存する健康医療情報データベースと、該
健康医療情報データベースのアクセス制限を管理し、該
健康医療情報データベースへの少なくとも記録を含む操
作履歴を記録する操作履歴記録可能なセンター機能と、
該健康医療情報データベースを利用する利用者を特定す
る認証機能と、通信ネットワーク経由で送受信するデー
タを暗号化および復号化するデータ暗号化機能とを有す
るヘルスケアデータ共有システムにおいて、前記通信ネ
ットワークを経由してアクセスしてくる利用者を認証
し、認証した利用者に対するアクセス制限の範囲で前記
健康医療情報データベースの情報を暗号化して送信し、
該送信した情報に対して追加、削除、更新された編集情
報を受信して復号化して前記健康医療情報データベース
に保存すると共に、前記認証機能で特定した利用者の操
作履歴として記録することを特徴とするヘルスケアデー
タ共有方法。
データとして保存する健康医療情報データベースと、該
健康医療情報データベースのアクセス制限を管理し、該
健康医療情報データベースへの少なくとも記録を含む操
作履歴を記録する操作履歴記録可能なセンター機能と、
該健康医療情報データベースを利用する利用者を特定す
る認証機能と、通信ネットワーク経由で送受信するデー
タを暗号化および復号化するデータ暗号化機能とを有す
るヘルスケアデータ共有システムにおいて、前記通信ネ
ットワークを経由してアクセスしてくる利用者を認証
し、認証した利用者に対するアクセス制限の範囲で前記
健康医療情報データベースの情報を暗号化して送信し、
該送信した情報に対して追加、削除、更新された編集情
報を受信して復号化して前記健康医療情報データベース
に保存すると共に、前記認証機能で特定した利用者の操
作履歴として記録することを特徴とするヘルスケアデー
タ共有方法。
【0059】(付記16) 個人の健康医療情報を電子
データとして保存するヘルスケアデータ共有システムに
アクセスするログインステップと、前記健康医療情報に
アクセスする利用者を設定する利用者設定ステップと、
前記ヘルスケアデータ共有システムから暗号化して送信
されてきた健康医療情報データを復号化して表示する表
示ステップと、前記表示された健康医療情報データを編
集して、該編集した結果を暗号化して前記ヘルスケアデ
ータ共有システムへ送信する送信ステップとからなるこ
とを特徴とするヘルスケアデータ共有プログラム
データとして保存するヘルスケアデータ共有システムに
アクセスするログインステップと、前記健康医療情報に
アクセスする利用者を設定する利用者設定ステップと、
前記ヘルスケアデータ共有システムから暗号化して送信
されてきた健康医療情報データを復号化して表示する表
示ステップと、前記表示された健康医療情報データを編
集して、該編集した結果を暗号化して前記ヘルスケアデ
ータ共有システムへ送信する送信ステップとからなるこ
とを特徴とするヘルスケアデータ共有プログラム
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来、医療機関などがそれぞれに非統一フォーマットで独
自に管理していたため、集約的に管理することのできな
かった個人の健康医療情報を、ネットワーク上のヘルス
ケアデータ共有システムで管理し、権限に応じた共有を
行うことができ、実用的には極めて有効である。
来、医療機関などがそれぞれに非統一フォーマットで独
自に管理していたため、集約的に管理することのできな
かった個人の健康医療情報を、ネットワーク上のヘルス
ケアデータ共有システムで管理し、権限に応じた共有を
行うことができ、実用的には極めて有効である。
【図1】通信ネットワークを介してアクセス可能なヘル
スケアデータ共有システムの説明図。
スケアデータ共有システムの説明図。
【図2】ヘルスケアデータ共有システムにアクセスする
例を示す図。
例を示す図。
【図3】ヘルスケアデータ共有システムの利用者を設定
する例を示す図。
する例を示す図。
【図4】ヘルスケアデータ共有システムの表示例を示す
図。
図。
【図5】ヘルスケアデータ共有プログラムのフロー図。
10 端末装置 12 ウェブブラウザ 14 利用者識別情報取得機能 20、22通信経路のデータ暗号化/解読機能 30、32通信経路 40 通信ネットワーク 50 ヘルスケアデータ共有システム 52 センター機能 54 利用者認証機能 56 データ暗号化/解読機能 58 健康医療情報データ 60 個人情報データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 雄一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 岩橋 秀祥 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 阿曽沼 元博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 個人の健康医療情報を電子データとして
管理するデータ管理機能、利用者の権限および要求に応
じ個人の健康医療情報データの一部ないし全てをネット
ワーク経由でアクセスできるアクセス機能を有し、健康
医療情報データを共有できることを特徴とするヘルスケ
アデータ共有システム。 - 【請求項2】前記個人の健康医療情報の電子データを管
理するデータ管理センターを設け、健康医療情報データ
を集中管理し、 前記ヘルスケアデータ共有システムから取得した前記個
人の健康医療情報データを、追加、削除、更新を行うデ
ータ追加機能、データ削除機能、データ更新機能の少な
くとも1つを設け、個人健康情報データの追加、削除、
更新の少なくとも1つができ、 前記データ追加機能、データ削除機能、データ更新機能
の少なくとも1つを端末装置側に設け、 前記個人の健康医療情報データにアクセスしデータの取
得、追加、削除、更新を行った場合、操作を行った利用
者および日時などを特定できる操作記録機能を設け、デ
ータのアクセス内容、操作した利用者、操作日時の少な
くとも1つの履歴が判るようにし、 前記操作した利用者の情報にヘルスケアデータ共有シス
テム利用者認証を使用する操作者認識機能を設け、操作
した利用者の特定をし、 前記利用者の権限を管理する利用者権限機能を設け、そ
の権限に応じヘルスケアデータ共有システムから取得で
きる情報、操作内容を制限し、 前記個人の健康医療情報データに、診療データ、服薬デ
ータ、健康診断データおよび生体情報データの一部また
は全てを管理する各データ管理機能を設け、利用者の権
限、要求によりデータの取得、追加、削除、更新でき、 前記個人の健康医療情報データの他に個人に関わる情報
(例えば家族歴、遺伝子情報等)の一部または全てを管
理する個人情報管理機能を設け、利用者の権限、要求に
よりデータの取得、追加、削除、更新ができ、 前記個人の健康医療情報データの一部または全てを暗号
化しデータを管理するデータ暗号化管理機能と、データ
をデータ管理機能より取得する際に暗号を解読するデー
タ解読管理機能を設け、前記データ管理センターでのデ
ータのセキュリティを高め、 前記個人の健康医療情報データを通信ネットワーク経由
で送受信する際に、送信するデータの一部または全てを
暗号化するデータ暗号化機能と、受信した暗号データを
解読するデータ解読機能を、端末装置とヘルスケアデー
タ共有システムの両方に設け、前記通信ネットワーク上
でのデータのセキュリティを高め、 前記利用者が自分の健康医療情報データのセキュリティ
レベルを選択出来るセキュリティ選択機能を設け、健康
医療情報データの一部ないし全ての暗号化有無を各自で
設定でき、 前記利用者の健康保険番号、クレジットカード等の情報
を管理する健康保険管理、カード情報管理機能を設け、
医療会計事務処理を行うことができ、 前記個人の健康医療情報データの抽出、分析機能を設
け、データの分析を行うことができることを特徴とする
請求項1記載のヘルスケアデータ共有システム。 - 【請求項3】 個人の健康医療情報を電子データとして
保存する健康医療情報データベースと、該健康医療情報
データベースのアクセス制限を管理し、該健康医療情報
データベースへの少なくとも記録を含む操作履歴を記録
する操作履歴記録可能なセンター機能と、該健康医療情
報データベースを利用する利用者を特定する認証機能
と、通信ネットワーク経由で送受信するデータを暗号化
および復号化するデータ暗号化機能とを有するヘルスケ
アデータ共有システムにおいて、 前記通信ネットワークを経由してアクセスしてくる利用
者を認証し、 認証した利用者に対するアクセス制限の範囲で前記健康
医療情報データベースの情報を暗号化して送信し、 該送信した情報に対して追加、削除、更新された編集情
報を受信して復号化して前記健康医療情報データベース
に保存すると共に、前記認証機能で特定した利用者の操
作履歴として記録することを特徴とするヘルスケアデー
タ共有方法。 - 【請求項4】 個人の健康医療情報を電子データとして
保存するヘルスケアデータ共有システムにアクセスする
ログインステップと、 前記健康医療情報にアクセスする利用者を設定する利用
者設定ステップと、 前記ヘルスケアデータ共有システムから暗号化して送信
されてきた健康医療情報データを復号化して表示する表
示ステップと、 前記表示された健康医療情報データを編集して、該編集
した結果を暗号化して前記ヘルスケアデータ共有システ
ムへ送信する送信ステップとからなることを特徴とする
ヘルスケアデータ共有プログラム
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