JP2013149116A - 検査予約サーバー及び検査予約システム - Google Patents

検査予約サーバー及び検査予約システム Download PDF

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Abstract

【課題】既に予約登録された検査に関連する検査を予約する場合の操作性を向上させる。
【解決手段】検査予約システム100によれば、センターサーバー1の制御部11は、予約元の端末装置2において予約リスト画面251から検査予約情報が選択され検査の予約画面の送信が要求された場合に、記憶部13の予約スケジュールテーブル134に記憶されている予約スケジュール情報に基づいて、端末装置2において選択された検査予約情報における予約日時の、選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された状態の予約カレンダー画面252を作成し端末装置2に送信する。
【選択図】図9

Description

本発明は、検査予約サーバー及び検査予約システムに関する。
近年、診療所やクリニック等の小規模な医療施設と、CT(Computed Tomography)や
MRI(Magnetic Resonance Imaging)等の高額な検査装置を設置し診療科毎の専門医を有する病院等の医療施設との間で、医療連携が普及しつつある。このような医療連携の普及を背景に、医療施設間での検査予約を通信ネットワークを介して受け付けて管理する検査予約システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、予約を受け付ける時間枠と予約状況がカレンダー形式で表示された予約画面を用いる医療検査予約ネットワークシステムが記載されている。
特開2008−234381号公報
ところで、検査予約システムにおいては、一般的に、予約した検査を予約元で確認できるように、予約登録された検査予約情報の一覧である予約リストが表示可能である。この予約リストと予約画面のカレンダー表示とは関連性がなく、それぞれ所定の操作に応じて別個に表示されている。
そのため、予約リストにある、既に予約登録された患者について、同じ日に別の検査を追加予約する場合や、例えば、親子等、予約された患者と連続する時間帯に同じ医師による検査を予約する場合等、予約リスト上の検査に基づく予約を行う場合、操作者は、その予約登録された検査の予約日時、予約先の施設、診療科、検査装置又は医師等を記憶して、その記憶を頼りに、デフォルトのカレンダー表示からいくつかのボタン、タブ、スクロールバー等を操作して、目的とする検査の予約時間枠が含まれるカレンダーを表示させる必要があり、操作が煩雑であった。
本発明の課題は、既に予約登録された検査に基づいて検査を予約する場合の操作性を向上させることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
検査予約を行うための予約元端末装置と通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される検査予約サーバーであって、
検査予約が可能な医療施設及びその医療施設に属する診療科の検査予約が可能な検査装置及び医師の情報を含む施設情報と、前記検査予約が可能な医療施設に属する検査装置及び医師の検査予約スケジュールを示す予約スケジュール情報と、予約済み検査の予約日時、予約先情報、予約元情報、及び患者情報を含む検査予約情報と、を記憶する記憶手段と、
前記予約元端末装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている検査予約情報の一覧を表示する予約リスト画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約リスト画面作成手段と、
前記予約元端末装置において前記予約リスト画面から検査予約情報が選択され検査の予約画面の送信が要求された場合に、前記記憶手段に記憶されている予約スケジュール情報に基づいて、新規検査予約の登録及び予約状況の確認のための予約時間枠が並べて表示された予約画面であって、前記選択された検査予約情報における予約日時の、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された状態の予約画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約画面作成手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記予約画面は、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する一又は複数日付の予約時間枠を表示する画面である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記予約画面は、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている医療施設の、予約可能な検査装置又は医師に対する予約時間枠を日付単位で一覧表示する画面である。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記予約画面は、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧表示する画面である。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記予約画面には、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する一又は複数日付の予約時間枠を表示する表示態様、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている医療施設の、予約可能な検査装置又は医師に対する予約時間枠を日付単位で一覧表示する表示態様、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧表示する表示態様、の何れかの表示態様を選択するための操作ボタンが表示されており、
前記予約画面作成手段は、前記予約元端末装置において選択された表示態様の予約画面を作成して前記予約元端末装置に送信する。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明において、
前記予約画面作成手段は、前記予約元端末装置から新規予約登録の要求が受信された場合は、前記記憶手段に記憶されている施設情報に基づいて、検査予約可能な医療施設の一覧を作成して前記予約元端末装置に送信し、前記予約元端末装置から選択された医療施設に係る予め定められた日付の予め定められた検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された予約画面を前記予約元端末装置に送信する。
請求項6に記載の発明は、
検査予約を行うための予約元端末装置と、検査予約サーバーと、が通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される検査予約システムであって、
前記検査予約サーバーは、
検査予約が可能な医療施設及びその医療施設に属する診療科の検査予約が可能な検査装置及び医師の情報を含む施設情報と、前記検査予約が可能な医療施設に属する検査装置及び医師の検査予約スケジュールを示す予約スケジュール情報と、予約済み検査の予約日時、予約先情報、予約元情報、及び患者情報を含む検査予約情報と、を記憶する記憶手段と、
前記予約元端末装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている検査予約情報の一覧を表示する予約リスト画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約リスト画面作成手段と、
前記予約元端末装置において前記予約リスト画面から検査予約情報が選択操作されるとともに検査の予約画面の送信が指示された場合に、前記記憶手段に記憶されている予約スケジュール情報に基づいて、新規検査予約の登録及び予約状況の確認のための予約時間枠が並べて表示された予約画面であって、前記選択された検査予約情報における予約日時の、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された状態の予約画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約画面作成手段と、
を備える。
本発明によれば、既に予約登録された検査に基づいて検査を予約する際の操作性を向上させることができる。
本発明の実施の形態における検査予約システムの全体構成を示す図である。 図1のセンターサーバーの機能的構成を示すブロック図である。 図1の端末装置の機能的構成を示すブロック図である。 図1の連携GWの機能的構成を示すブロック図である。 図1の予約元施設の端末装置とセンターサーバーとの間で実行される検査予約処理の流れを示す図である。 図1の予約元施設の端末装置とセンターサーバーとの間で実行される検査予約処理の流れを示す図である。 図1の予約元施設の端末装置の表示部に表示される予約リスト画面の一例を示す図である。 図1の予約元施設の端末装置の表示部に表示される予約カレンダー画面の一例を示す図である。 図1の予約元施設の端末装置に表示される予約情報入力画面の一例を示す図である。 ステップS16において予約リスト画面から選択された(ダブルクリックされた)検査予約情報と、ステップS19において表示される予約カレンダー画面との対応関係を示す図である。 選択された検査予約情報において予約先として指定されている医療施設の、予約可能な装置又は医師毎の予約時間枠を日付単位で一覧表示した予約カレンダー画面の一例を示す図である。 選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧表示した予約カレンダー画面の一例を示す図である。 予約先モードにおける予約先施設の各装置及びセンターサーバーの動作の流れを示す図である。 予約先モードにおける予約先施設の各装置及びセンターサーバーの動作の流れを示す図である。 図1の予約先施設の端末装置に表示される受付リスト画面の一例を示す図である。 図1の予約先施設の端末装置に表示される検査予約情報画面の一例を示す図である。 図1の予約先施設の端末装置に表示される検査結果データの確認画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
〔検査予約システム100の構成〕
まず、構成について説明する。
図1に、本実施の形態における検査予約システム100のシステム構成例を示す。
図1に示すように、検査予約システム100は、データセンターに設置されたセンターサーバー1と、検査の予約元の医療施設(予約元施設と呼ぶ)に設置されている施設内システム10Aと、病院等の検査の予約先の医療施設(予約先施設と呼ぶ)に設置されている施設内システム10Bと、を備えて構成されている。ここでは、予約元施設を検査設備の十分整っていない施設(例えば、診療所等)とし、予約先施設を大病院等の検査設備の十分整った施設とした場合を例として施設内システム10A、10Bを図示しているが、予約元施設についてもモダリティや予約先施設と同等の施設内システムを備える構成としてもよい。
施設内システム10Aは、端末装置2及び医事会計装置3がLAN(Local Area Network)等の施設内ネットワークLN1により相互にデータ送受信可能に接続されて構成されている。CR撮影装置等の検査装置を備える構成としてもよい。施設内システム10Aを構成する各装置は、図示しないルーターを介してインターネットNに接続される。施設内システム10Aを構成する装置のうち、少なくとも端末装置2はインターネットNを介してセンターサーバー1とデータ送受信可能に接続されている。
施設内システム10Bは、端末装置4、連携GW(Gateway)5、医事会計装置6、オーダー生成装置7、モダリティ8、PACS(Picture Archiving and Communication System)9がLAN等の施設内ネットワークLN2により相互にデータ送受信可能に接続されて構成されている。施設内システム10Bを構成する各装置は、図示しないルーターを介してインターネットNに接続される。施設内システム10Bを構成する装置のうち、少なくとも端末装置4及び連携GW5は、インターネットNを介してセンターサーバー1とデータ送受信可能に接続されている。
なお、検査予約システム100を構成する施設内システムの数や、施設内システムの各装置の数は、特に限定されない。
以下、検査予約システム100を構成する各装置について説明する。
(センターサーバー1)
センターサーバー1は、データセンターに設置され、医療施設の医師等に検査予約サービスを提供するための検査予約サーバーである。
図2に、センターサーバー1の機能構成例を示す。
センターサーバー1は、図2に示すように、制御部11、RAM12、記憶部13、操作部14、表示部15、通信部16、計時部17等を備えて構成されており、各部はバス18により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、記憶部13に
記憶されているシステムプログラムをはじめとする各種プログラムを読み出してRAM12に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。例えば、制御部11は、記憶部13に記憶されているWebサーバープログラムP1及び検査予約プログラムP2に従って、後述する検査予約処理をはじめとする各種処理におけるセンターサーバー側の処理を実行し、予約リスト画面作成手段、予約画面作成手段としての機能を実現する。
RAM12は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部13から読み出された制御部11で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメーター等の一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成さ
れる。記憶部13には、前述のように各種プログラムやプログラムの実行に必要なデータが記憶されている。例えば、記憶部13には、システムプログラムの他、端末装置2、4に搭載されたWebブラウザーとHTTPプロトコルによる通信を行ってWebブラウザーに予約リスト画面251(図6参照)、予約カレンダー画面252(図7参照)をはじめとする各種Web画面を提供するWebサーバーとしての機能を実行するためのWebサーバープログラムP1や、Webサーバー上で動作し、Webブラウザーを介して端末装置2、4のユーザーに検査予約サービスを提供するためのWebアプリケーションプログラム(検査予約プログラムP2とよぶ)等が記憶されている。
また、記憶部13には、ユーザー管理テーブル131、予約可能施設テーブル132、予約管理テーブル133、予約スケジュールテーブル134等の各種テーブルや、予約先の施設内システム10Bから送信された検査結果データ等が記憶されている。検査結果データとは、検査の過程で取得されたデータを指し、例えば、医用画像データ、読影レポート等が含まれる。
ユーザー管理テーブル131は、センターサーバー1による検査予約サービスを利用可能なユーザー(医師)に関するユーザー情報を格納するためのテーブルである。ユーザー管理テーブル131には、例えば、ユーザーを識別するための「ユーザーID」、「予約元パスワード」、「予約先パスワード」、「施設ID」「施設名」、「診療科」、「医師名」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」等の項目が設けられており、これらの項目の情報からなるユーザー情報のデータが格納されている。ここで、予約元パスワードは、予約元モードでセンターサーバー1にアクセスするためのパスワードである。予約元モードは、検査の予約元として、他の医療施設に検査予約を行ったり、予約した検査の進捗状況や検査結果を閲覧したりするモードである。予約先モードは、検査の予約先として、他の医療施設から予約された検査の一覧を表示したりするモードである。
予約可能施設テーブル132は、センターサーバー1による検査予約を受付可能な施設に関する施設情報を格納するためのテーブルである。予約可能施設テーブル132には、例えば、施設を識別するための「施設ID」、「施設名」、「所在地」、「代表医師名」、「代表電話番号」、「診療科」、「予約可能医師名」、「予約可能装置」等の項目が設けられており、これらの項目からなる施設情報のデータが格納されている。「予約可能医師名」、「予約可能装置」は、検査予約サービスを利用して他の医療施設から検査予約可能な医師名、及び検査装置の種類(モダリティ種)である。
予約管理テーブル133は、ユーザーにより登録された検査予約情報のデータを格納するためのテーブルである。予約管理テーブル133には、例えば、検査予約を識別するための「検査予約ID」、「予約元情報」(「予約元施設ID」、「予約元施設名」、「予約元医師ID」、「予約元医師名」)、「患者情報」(「患者氏名」、「性別」、「生年月日」、「保険番号」等)、「予約先情報」(「予約先施設ID」、「予約先施設名」、「診療科」、「予約内容」、「予約日時」、「ステータス」等)、「フォルダパス」等の項目が設けられている。
「検査予約ID」は、端末装置2から検査が予約される毎に発行される検査予約識別情報である。
「予約元情報」は、検査予約を行った予約元の情報である。
「予約先情報」は、検査の予約先の情報である。「予約内容」は、予約された医師又は検査装置(モダリティ。以下、単に装置と呼ぶ)の種類を示す情報(装置・医師情報と呼ぶ)である。「ステータス」は現在の検査の進捗状況を示す情報である。
「フォルダパス」は、予約先施設の施設内システム10Bから送信された当該検査予約情報に基づいて行われた検査の検査結果データを格納するためのフォルダへのパスを示す情報である。
予約スケジュールテーブル134は、検査予約が受付可能な医療施設の診療科の、検査予約を受付可能な装置、医師毎の予約スケジュールを示す情報(予約スケジュール情報)を格納するテーブルである。本実施の形態においては、予約スケジュールテーブル134には、検査予約可能な医療施設の診療科の、検査予約可能な装置、医師毎に、所定期間先(例えば、6ヶ月先)までのカレンダー枠(日付時間帯枠)が用意されている。予約が可能な日付時間帯枠は予約可能フラグ0、その日付時間帯に予約が入った場合には予約済みフラグ1、診療日でないなど予約が不可能な場合には予約不可フラグ2が格納されるようになっている。デフォルトは予約可能フラグ0が格納されている。
操作部14は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部11に出力する。
表示部15は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部16は、LANアダプタ、ルーター、TA(Terminal Adapter)等を備え、インターネットNを介して接続された端末装置2、4、連携GW5等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
計時部17は、RTC(Real Time Clock)等により構成され、現在時刻及び現在日付
を計時して制御部11に出力する。
〔施設内システム10A内の各装置の構成〕
(端末装置2)
端末装置2は、Webブラウザーを搭載したコンピュータである。
端末装置2は、予約元端末装置として検査予約情報を入力したり、検査予約情報に対応する検査結果データを表示させて医師が診断を行ったりするためのコンピュータである。
端末装置2は、図3に示すように、制御部21、RAM22、記憶部23、操作部24、表示部25、通信部26、計時部27、印刷部28等を備えて構成され、各部はバス29等により接続されている。
制御部21、RAM22、記憶部23、操作部24、表示部25、通信部26、計時部27の機能は、それぞれ図2において説明した制御部11、RAM12、記憶部13、操作部14、表示部15、通信部16、計時部17と略同様であるので異なる部分のみ以下に説明する。
制御部21は、CPU等により構成され、記憶部23に記憶されているシステムプログラム、Webブラウザー231、センターサーバー1から提供されるスクリプトをはじめとする各種プログラムをRAM22に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。例えば、制御部21は、展開されたプログラムに従って、後述する検査予約処理をはじめとする各種処理における端末装置側の処理を実行する。
記憶部23は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成さ
れる。記憶部23には、上述のように、制御部21により実行されるシステムプログラム、Webブラウザー231をはじめとする各種プログラムや各種データが記憶されている。
印刷部28は、制御部21により出力される印刷データに基づいて、用紙上に画像を印刷し出力する。
(医事会計装置3)
医事会計装置3は、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU等からなる制御部、RAM、記憶部、操作部、表示部、通信部、計時部等を備える。記憶部には、患者の「患者ID」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「年齢」、「住所」、「電話番号」、「被保険者番号」等の患者情報を記憶する患者情報DBを備える。
〔施設内システム10B内の各装置の構成〕
(端末装置4)
端末装置4は、図3に示すように、端末装置2と同様の構成を有する、Webブラウザー431を搭載したコンピュータである。
端末装置4は、その医療施設に予約された検査についての検査予約情報の表示を行ったり、予約された検査に対して患者が来院した際の受付処理を行ったりするためのコンピュータである。
(連携GW5の構成)
連携GW5は、プロトコルの異なるセンターサーバー1と施設内システム10Bとの間のデータ送受信の中継を行う連携装置である。例えば、連携GW5は、端末装置4を介してセンターサーバー1からの検査予約情報を受信すると、オーダー生成装置7に検査オーダー情報の発行を依頼し、施設内システム10Bに他の医療施設からの検査予約を反映させる処理等を行う。
連携GW5は、図4に示すように、制御部51、RAM52、記憶部53、操作部54、表示部55、通信部56、計時部57等を備えて構成され、各部はバス58等により接続されている。各部はそれぞれ図2において説明した制御部11、RAM12、記憶部13、通信部16、計時部17と略同様であるので異なる部分のみ以下に説明する。
制御部51は、CPU等により構成され、記憶部53に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムをRAM52に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。例えば、制御部51は、展開されたプログラムに従って、図12A〜図12Bに示す連携GW5側の処理をはじめとする各種処理を実行する。
また、制御部51は、発行を依頼をしていない検査オーダー情報がオーダー生成装置7から受信されると、自施設内で予約された検査オーダー情報と判断し、通信部56により受信された検査オーダー情報に含まれる「診療科」、「装置情報」、「医師情報」、「検査予約日」「予約時間帯」等の情報及び自施設の施設情報(施設名や施設ID)を予約スケジュール更新情報としてセンターサーバー1に送信する。センターサーバー1においては、連携GW5から予約スケジュール更新情報が受信されると、予約スケジュールテーブル134において、受信した予約スケジュール更新情報で指定された施設、診療科の指定された装置又は医師についての検査予約された日時の日付時間帯枠のフラグを1に更新することで、他の医療施設からのその枠への予約を不可能とする。
記憶部53は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部53には、上述のように、制御部51により実行されるシステムプログラムをはじめとする各種プログラムやプログラムの実行に必要な各種データが記憶されている。
例えば、記憶部53は、センターサーバー1で登録された検査予約情報の識別情報である検査予約IDと、同一検査についてオーダー生成装置7で発行された検査オーダー情報の識別情報である院内オーダーIDとを対応付けて記憶するID対応付けテーブル531(管理テーブル)を有している。
(医事会計装置6)
医事会計装置6は、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU等からなる制御部、RAM、記憶部、操作部、表示部、通信部、計時部等を備える。記憶部には、患者の「患者ID」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「年齢」、「住所」、「電話番号」、「被保険者番号」等の患者情報を記憶する患者情報DBを備える。
(オーダー生成装置7)
オーダー生成装置7は、オペレータによる登録操作又は連携GW5からの指示に応じて検査オーダー情報を生成し、HDD等の記憶装置に記憶するとともに、生成した検査オーダー情報を連携GW5及びモダリティ8に送信するコンピュータ装置である。検査オーダー情報には、施設内システム10B内において検査オーダー情報を識別するための「院内オーダーID」、「患者ID」、「患者氏名」、「性別」、「生年月日」、「検査部位」、「装置情報」、「診療科」、「医師情報」「検査予約日」「予約時間帯」等の情報が含まれる。
(モダリティ8)
モダリティ8は、オーダー生成装置7から受信した検査オーダー情報に従って、患者の検査部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する検査装置である。モダリティ8としては、CR装置、CT装置、超音波診断装置(US)、FPD(Flat Panel Detector)、内視鏡、MRI等が適用可能である。
また、モダリティ8は、撮影により得られた医用画像の画像データに院内オーダーID、患者ID、患者氏名、性別、生年月日、装置・医師情報、検査部位等からなる付帯情報を付与してDICOM規格に則ったファイル形式の医用画像データを生成し、PACS9に送信する。
(PACS9)
PACS9は、センターサーバー1と同様に、制御部、RAM、記憶部、操作部、表示部、通信部、計時部等を備えたコンピュータである。PACS9は、画像サーバーとして、施設内のモダリティ8等により生成された医用画像データ、読影レポート等の検査結果データを院内オーダーID及び患者情報と対応付けて記憶部に格納する。
〔検査予約システム100における動作(予約元モード)〕
次に、動作について説明する。
まず、予約元施設の医師(ユーザー)が予約元モードで端末装置2を利用してセンターサーバー1にアクセスし、検査予約サービスの提供を受ける場合の検査予約システム100の動作について説明する。予約元モードの動作としては、以下に説明する検査予約処理等がある。
(検査予約処理)
図5A〜図5Bに、検査予約処理のフローチャートを示す。なお、検査予約処理における端末装置2における動作は、制御部21とWebブラウザー231との協働により実行される。センターサーバー1における動作は、制御部11とWebサーバープログラムP1及び検査予約プログラムP2との協働により実行される。
まず、端末装置2において、操作部24によりセンターサーバー1の検査予約サービスにアクセスするためのURLが入力されると、通信部26により、入力されたURLへのアクセス要求がセンターサーバー1に送信される(ステップS1)。
センターサーバー1においては、通信部16により端末装置2から検査予約サービスにアクセスするためのURLが受信されると、端末装置2に対し、ログイン画面を表示するための表示用データが送信される(ステップS2)。なお、センターサーバー1のWebサーバー機能により端末装置2に送信されるログイン画面をはじめとする各種Web画面の表示用データには、HTML、スタイルシート、画像データ、端末装置2で所定の処理を実行させるためのスクリプト等が含まれる。
端末装置2においては、通信部26によりログイン画面の表示用データが受信されると、表示部25にログイン画面が表示される。ログイン画面は、図示しないが、ユーザーID及びパスワードの入力欄が表示された画面である。検査予約情報の入力を行うには、パスワード入力欄に予約元パスワードを入力する必要がある。
操作部24によりログイン画面からユーザーID及び予約元パスワードが入力されると、入力されたユーザーID及び予約元パスワードが通信部26によりセンターサーバー1に送信される(ステップS3)。
センターサーバー1においては、通信部16によりユーザーID及び予約元パスワードが受信されると、ログイン認証が実行される(ステップS4)。ログイン認証がOKであると判断されると、記憶部13に記憶されている検査予約プログラムP2が起動され、端末装置2に表示されたWeb画面からの操作に従って予約元モードの検査予約サービスが提供される。この場合、ログインしたユーザーのユーザーID、予約元パスワード、端末装置2のIPアドレス等がRAM12に記憶される。ログイン認証がNGである場合、ここでは図示していないが端末装置2にログイン認証がNGである旨が通信部16を介して通知され、検査予約処理は終了する。
以下、センターサーバー1の検査予約プログラムP2に基づいてセンターサーバー1及び端末装置2で実行される処理について説明する。センターサーバー1側の処理は、センターサーバー1の制御部11とWebサーバープログラムP1及び検査予約プログラムP2との協働により実行される。端末装置2側の処理は、端末装置2の制御部21と、Webブラウザー231及びセンターサーバー1から提供されるスクリプトとの協働により実行される。
検査予約プログラムP2が起動されると、センターサーバー1においては、記憶部13の予約管理テーブル133からログインユーザーのユーザーIDを「予約元医師ID」とする検査予約情報の検索が行われ、検索された検査予約情報を一覧表示する予約リスト画面251の表示用データが作成され、通信部16により端末装置2に送信される(ステップS5)。
端末装置2においては、通信部26により予約リスト画面251の表示用データが受信されると、表示部25に予約リスト画面251が表示される(ステップS6)。
図6に、予約リスト画面251の一例を示す。図6に示すように、予約リスト画面251には、表示条件入力欄251a、リスト表示欄251b、新規予約ボタン251c、「内容を見る」ボタン251d等が設けられている。表示条件入力欄251aは、予約されている検査の数が多い場合等に、リスト表示する検査予約情報を絞り込むための条件を入力する欄である。リスト表示欄251bは、検査予約情報をリスト表示する欄である。新規予約ボタン251cは、新規予約登録への移行を指示するための操作ボタンである。「内容を見る」ボタン251dは、リストから選択された検査予約情報についての検査結果データを表示させるためのボタンである。
リスト表示欄251bには、予約先施設ID、予約先施設名称、医師名(予約先代表医師名)、患者氏名、性別、診療科、予約内容、予約日時、状態(ステータス)等の項目の検査予約情報の一覧が表示される。
状態(ステータス)は、予約された検査の現在の進捗状況(予約済み、受付済み、検査済み、返信済み、完了)を示す情報である。予約済みとは、センターサーバー1に予約登録された状態をさす。受付済みとは、患者が予約先施設に来院し、予約された検査に対して受付がなされた状態をさす。検査済みとは、検査が実施された状態をさす。返信済みとは、予約元施設での閲覧が許可された状態で検査結果データが予約先施設からセンターサーバー1に返信された状態をさす。完了とは、予約元施設において、予約された検査全ての検査結果データの閲覧まで完了したことをさす。
操作部24により予約リスト画面251から新規予約ボタン251cが押下されると(ステップS7;YES)、新規予約登録の要求が通信部26によりセンターサーバー1に送信される(ステップS8)。センターサーバー1においては、通信部16により新規予約登録の要求が受信されると、予約初期画面(図示せず)の表示用データが作成され、通信部16により端末装置2に送信される(ステップS9)。予約初期画面は、検査予約が可能な施設の一覧である予約可能施設一覧が表示された画面である。
端末装置2においては、通信部26により予約初期画面の表示用データが受信されると、表示部25に予約初期画面が表示される(ステップS10)。表示部25に表示された予約初期画面の予約可能施設一覧から操作部24により予約先となる施設が選択されると、選択された施設の情報(施設ID、施設名等)が通信部26によりセンターサーバー1に送信される(ステップS11)。
センターサーバー1においては、通信部16により、端末装置2からの予約先施設の情報が受信されると、選択された施設についての予約カレンダー画面252の表示用データが作成され、通信部16により端末装置2に送信される(ステップS12)。具体的には、記憶部13の予約スケジュールテーブル134から、選択された施設の、予め定められた日付の(例えば、当日の)、予め定められた(例えば、先頭の)診療科の、予め定められた(例えば、先頭の)予約可能装置又は予約可能医師の予約スケジュール情報が読み出され、読み出された予約スケジュール情報に基づいて、予約カレンダー画面252の表示用データが作成される。
端末装置2においては、通信部26により予約カレンダー画面252の表示用データが受信されると、表示部25に予約カレンダー画面252が表示される(ステップS13)。
図7に、予約カレンダー画面252の一例を示す。予約カレンダー画面252は、新規予約登録及び予約状況の確認のための予約時間枠が日付順に並べて表示されたカレンダー形式の予約画面である。
図7に示すように、予約カレンダー画面252には、予約先として選択された施設の施設情報表示欄252aと、予約対象の診療科を選択するための診療科選択タブT1〜Tn(nは選択可能な診療科の個数)と、予約対象の装置又は医師を選択するための装置・医師選択ボタンB1〜Bm(mは選択可能な医師・装置の数)と、日付順に、選択された診療科の選択された装置又は医師の予約時間枠を表示するカレンダー欄252bと、が設けられている。新規予約登録の場合、カレンダー欄252bには、予約可能施設テーブル132において先頭に登録されている診療科の先頭の予約可能装置又は予約可能医師についての予約時間枠が表示される。操作部24により診療科タブT1〜Tnの何れかが選択されると、選択された診療科で予約可能な装置又は医師を選択するための装置・医師選択ボタンB1〜Bmが表示される。装置・医師選択ボタンB1〜Bmから予約対象の装置又は医師が選択されると、選択された装置又は医師についての予約時間枠がカレンダー欄252bに表示される。
カレンダー欄252bの予約時間枠においては、予約可能時間帯(予約可能な日時)、予約済みの時間帯、予約不可の時間帯が色等により区別されて表示されているので、予約可能な日時をユーザーが容易に把握することが可能である。カレンダー欄252bのスクロールバーを操作部24により操作することで、所望の日時の予約時間枠をカレンダー欄252bに表示させることができる。表示されたカレンダー欄252bの予約したい日時の予約時間枠を操作部24により選択操作(例えば、クリック)すると、検査予約情報の詳細を入力するための予約情報入力画面253がポップアップ表示される。
図8に、予約情報入力画面253の一例を示す。予約情報入力画面253は、他の医療施設の医師、装置を予約するにあたって必要な検査予約情報の詳細を入力するための操作画面であり、図8に示すように、予約の対象となる患者情報を入力するための患者基本情報入力欄253a、予約理由、必要な添付ファイル等を入力するための予約情報入力欄253b、保険情報入力欄253c、「予約実行」ボタン253d等が設けられている。
操作部24により予約情報入力画面253から必要事項が入力され、「予約実行」ボタン253dが押下されると、通信部26によりセンターサーバー1に対し、予約カレンダー画面252から選択された情報(予約先の施設、診療科、医師又は装置、予約日時の情報)、予約元情報及び予約情報入力画面253から入力された情報からなる検査予約情報が送信される(ステップS14)。
センターサーバー1においては、通信部16により検査予約情報が受信されると、検査予約IDが発行され、受信された検査予約情報に当該発行された検査予約IDが付与されて予約管理テーブル133に登録されるとともに、予約スケジュールテーブル134において、予約された医師又は装置の予約された日時の日付時間帯枠に予約済みフラグ1が格納される(ステップS15)。これにより、新規予約登録が完了する。
一方、ステップS7において、操作部24により予約リスト画面251から新規予約ボタン251cが押下されず(ステップS7;NO)、リスト表示欄251bに表示された一覧から検査予約情報がダブルクリックされると(ステップS16;YES)、通信部26によりセンターサーバー1に対し、ダブルクリックにより選択された検査予約情報の検査予約IDが送信されるとともに、選択された検査予約情報に係る予約カレンダー画面252の送信要求が行われる(ステップS17)。ダブルクリックは、リスト表示欄251bに表示された一覧から検査予約情報を選択するとともに、選択された検査予約情報に係る予約カレンダー画面252の表示を指示する操作である。なお、検査予約情報の選択及び選択された検査予約情報に係る予約カレンダー画面252の表示を指示する操作としては、ダブルクリックに限定されるものではない。
センターサーバー1においては、通信部16により端末装置2から検査予約ID及び予約カレンダー画面252の送信要求が受信されると、端末装置2において選択された検査予約情報についての予約時間枠がカレンダー欄252bに表示された状態の予約カレンダー画面252の表示用データが作成され、通信部16により端末装置2に送信される(ステップS18)。具体的には、まず、記憶部13に記憶されている予約管理テーブル133において、端末装置2から受信された検査予約IDを有する検査予約情報が検索され、検索された検査予約情報に含まれる予約先情報(予約先施設、診療科、予約内容(医師又は装置))に対応する予約スケジュール情報が予約スケジュールテーブル134から読み出される。そして、予約管理テーブル133において検索された検査予約情報の予約時間枠がカレンダー欄252bの予め定められた位置(例えば、先頭日付の中央)に選択状態で配置され、患者名や進捗状況のステータスを示すマーク等が表示された予約カレンダー画面252の表示用データが作成される。
端末装置2においては、通信部26により予約カレンダー画面252の表示用データが受信されると、選択された検査予約情報についての予約時間枠が表示された状態の予約カレンダー画面252が表示部25に表示される(ステップS19)。
図9に、ステップS16において予約リスト画面251から選択された(ダブルクリックされた)検査予約情報と、ステップS19において表示される予約カレンダー画面252の対応関係を示す。
図9に示すように、ステップS19で表示される予約カレンダー画面252の施設情報表示欄252aには、ステップS16において選択された検査予約情報の予約先施設についての情報が表示される。診療科選択タブT1〜Tnは、ステップS16において選択された検査予約情報における予約先の診療科が選択された状態となっている。装置・医師選択ボタンB1〜Bmは、選択された検査予約情報の予約内容の装置又は医師が選択された状態となっている。また、カレンダー欄252bには、選択された検査予約情報の予約日時の予約時間枠が表示された状態で表示される。選択された検査予約情報の予約時間枠は選択状態で強調されて表示されるとともに、その枠内に患者名や現在の検査状況ステータスが表示される。
なお、操作部24によりカレンダー欄252bから予約可の予約時間枠が選択(例えば、クリック)されると、図8に示した予約情報入力画面253がポップアップ表示される。操作部24により予約詳細情報を入力して予約実行ボタン253dを押下することで、上述の新規予約登録の処理と同様に新規予約を行うことができる。また、操作部24によりカレンダー欄252bから予約済みの予約時間枠が選択されると、選択された時間帯に予約されている検査の予約詳細情報画面がポップアップ表示される。予約詳細情報画面は、予約情報入力画面253と同様のレイアウトの画面であり、選択された時間帯に予約されている検査の検査予約情報の詳細が表示される。
このように、予約カレンダー画面252は、予約リスト画面251のリストから選択された検査予約情報と関連付けられた状態で、具体的には、選択された検査予約情報の予約時間枠が表示・選択された状態で表示される。従って、既に予約されている検査と同一施設の同一診療科の同一装置又は医師に対して近い日時で予約を行いたい場合や、既に予約されている検査の予約詳細情報を確認したいような場合に、カレンダー欄252bにその検査の予約時間枠を表示するために、従来のようにその検査の予約日時、施設、診療科、装置や医師等を記憶して、その記憶を頼りに、操作部24によるタブやボタンの選択操作、スクロール操作等を行うといった煩雑な操作を行う必要がなくなり、新規予約登録及び予約状況確認に対する操作性、利便性が向上する。
なお、ステップS19において表示される予約カレンダー画面252には、図9に示すように、予約カレンダー画面252の表示形態をユーザーが選択するためのボタンB11〜B13が設けられている。「装置・医師毎」ボタンB11は、図9に示す表示態様の予約カレンダー画面252、即ち、リスト上から選択された検査予約情報で予約先として指定されている装置又は医師に対する一又は複数日付の予約時間枠を表示する画面を選択するための操作ボタンである。「日単位」ボタンB12は、選択された検査予約情報において予約先として指定されている医療施設の、予約可能な装置又は医師毎の予約時間枠を日付単位で一覧表示した画面(図10参照)を選択するための操作ボタンである。「病院またぎ」ボタンB13は、選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧表示した画面(図11参照)を選択するための操作ボタンである。
なお、「日単位」ボタンB12が選択されると、通信部26によりセンターサーバー1に予約カレンダー画面252の図10に示す表示態様の画面への表示切替要求が送信される。センターサーバー1においては、通信部16により端末装置2からの図10に示す表示態様の画面の表示切替要求が受信されると、記憶部13に記憶されている予約管理テーブル133及び予約スケジュールテーブル134に基づいて、図10に示す予約カレンダー画面252の表示用データが作成され、通信部16により端末装置2に送信される。端末装置2においては、図10に示す態様の予約カレンダー画面252が表示される。
「病院またぎ」ボタンB13が選択されると、通信部26によりセンターサーバー1に予約カレンダー画面252の図11に示す表示態様の予約カレンダー画面への表示切替要求が送信される。センターサーバー1においては、通信部16により端末装置2からの図11に示す表示態様の予約カレンダー画面への表示切替要求が受信されると、記憶部13に記憶されている予約管理テーブル133及び予約スケジュールテーブル134に基づいて、図11に示す予約カレンダー画面252の表示用データが作成され、通信部16により端末装置2に送信される。端末装置2においては、図11に示す態様の予約カレンダー画面252が表示される。
図10に示す画面では、選択された検査予約情報で予約先として指定されている医療施設で予約可能な装置又は医師毎の予約時間枠を一覧にしたカレンダー欄252bが表示されているので、既に予約されている患者に対してその予約日に同じ施設で新たな検査予約を追加するような場合等に、より容易に予約登録を行うことが可能となる。
図11に示す画面では、選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧にしたカレンダー欄252bが表示されているので、例えば、複数施設の予約状況を確認しながら新たな予約を行うことが可能となる。
なお、図9〜図11の何れの予約カレンダー画面252を最初に表示するかは、ユーザーニーズに応じて、予め端末装置2からのセンターサーバー1に設定できるようにしてもよい。また、ステップS13で予約カレンダー画面252を表示する場合においても、上記のボタンB11〜B13を表示し、ユーザーニーズに応じて予約カレンダー画面252の表示形態をユーザーが選択できるようにすることが好ましい。
操作部24による操作に応じて表示された予約情報入力画面253から必要事項が入力され、「予約実行」ボタン253dが押下されると、通信部26によりセンターサーバー1に対し、予約カレンダー画面252から選択された情報(予約先の施設、診療科、医師又は装置、予約日時の情報)及び予約情報入力画面253から入力された情報からなる検査予約情報が送信される(ステップS20)。
センターサーバー1においては、通信部16により検査予約情報が受信されると、検査予約IDが発行され、受信された検査予約情報に当該発行された検査予約IDが付与されて予約管理テーブル133に登録されるとともに、予約スケジュールテーブル134において、予約された医師、装置の予約された日時の日付時間帯枠に予約済みフラグ1が格納される(ステップS21)。これにより、新規予約登録が完了する。
一方、ステップS16において、操作部24によりリスト表示欄251bに表示された一覧から検査予約情報がダブルクリックされずに(ステップS16;NO)、検査予約情報が選択され、「内容を見る」ボタン252dが押下されると(ステップS22:YES)、通信部26によりセンターサーバー1に対し選択された検査予約情報の検査予約IDが送信され、当該検査予約情報に対応する検査結果データの送信が要求される(ステップS23)。
センターサーバー1においては、通信部16により検査予約ID及び当該検査予約IDで識別される検査予約情報に対応する検査結果データの送信要求が受信されると、受信された検査予約IDに基づいて記憶部13から検査結果データが読み出される。具体的には、受信された検査予約IDを有するレコードが予約管理テーブル133から検索され、検索されたレコードのフォルダパスに格納されている検査結果データが読み出される。そして、読み出された検査結果データとこれに対応する検査予約情報を表示する画面である検査結果画面の表示用データが作成され、通信部16により端末装置2に送信される(ステップS24)。
端末装置2においては、通信部26により検査結果画面の表示用データが受信されると、表示部25に検査結果画面が表示される(ステップS25)。検査結果画面は、図14 に示す画面と略同様の画面であり、検査予約情報及びこれに対応する検査で得られた検査結果データ、例えば、医用画像やその医用画像に対して医師により作成された読影レポートが表示される。
上記検査予約処理によって、予約元施設は、検査予約サービスに加盟している他の医療施設に検査予約を行って、その検査結果データを閲覧することができる。
〔検査予約システム100における動作(予約先モード)〕
次に、図12A〜図12Bを参照して、予約先モードにおける予約先施設の各装置及びセンターサーバー1の動作について説明する。図12A〜図12Bは、検査予約システム100の各装置間における処理の流れを示す図である。
図12A〜図12Bにおけるセンターサーバー1における動作は、制御部11とWebサーバープログラムP1及び検査予約プログラムP2との協働により実行される。端末装置4における動作は、制御部41とWebブラウザー431との協働により実行される。連携GW5における動作は、制御部51と記憶部53に記憶されているプログラムとの協働により実行される。医事会計装置6、オーダー生成装置7、モダリティ8、PACS9における動作は、それぞれの装置の制御部とプログラムとの協働により実行される。
以下の説明では、既に端末装置4からセンターサーバー1に予約先モードでログインが行われ、表示部45に予約先モードでログインした場合に表示される初期画面である受付リスト画面451(図13A参照)が表示されていることとして説明する。
ここで、受付リスト画面451は、図13Aに示すように、表示条件入力欄451a、リスト表示欄451b、「予約詳細」ボタン451c、「内容を見る」ボタン451d、「予約一覧」ボタン451e等が設けられている。表示条件入力欄451aは、予約されている検査の数が多い場合等に、リスト表示する検査予約情報を絞り込むための条件を入力する欄である。通常、当日に予約されている検査の検査予約情報を条件とする運用となっている。リスト表示欄451bは、当院に予約されている検査の検査予約情報をリスト表示する欄である。「予約詳細」ボタン451cは、リストから選択された検査予約情報の詳細を表示させるためのボタンである。「内容を見る」ボタン451dは、検査結果データの確認画面453の送信をセンターサーバー1に要求するためのボタンである。「予約一覧」ボタン451eは、予約可能な装置、医師毎の予約時間枠の表示画面を表示させるためのボタンである。
ここで、「予約一覧」ボタン451eが押下されることにより表示される装置、医師毎の予約時間枠の中から予約不可能な日時を操作部44により選択し、図示しない予約不可ボタンを押下することで、選択された医師又は装置の選択された日時の予約を外部から受け付けないようにすることができる。即ち、医師毎の予約時間枠の中から予約不可能な日時が操作部44により選択され、図示しない予約不可ボタンが押下されると、その装置又は医師については選択された日時は予約不可であることを示す情報が通信部46によりセンターサーバー1に送信される。センターサーバー1においては、予約スケジュールテーブル134の該当する装置又は医師の該当する日付時間帯枠に予約不可フラグ2が設定される。
「予約詳細」ボタン451cが押下されると、図13Bに示すように、検査予約情報画面452がポップアップ表示される。検査予約情報画面452には、検査予約情報が表示されているほか、「受付」ボタン452aが設けられている。
患者が来院すると、オペレータは操作部44により受付リスト画面451からその患者についての検査予約情報を選択し、「予約詳細」ボタン451cを押下してその患者の検査予約情報の詳細を検査予約情報画面452に表示させる。検査予約情報の内容を確認後、「受付」ボタン452aを押下する。
端末装置4においては、操作部44により検査予約情報が選択され、「受付」ボタン452aが押下されることによりその検査予約情報の受付が実行されると(ステップS101)、受付が実行された検査予約情報が通信部46によりセンターサーバー1及び連携GW5に通知される(ステップS102)。
センターサーバー1においては、受付が実行された検査予約情報が通信部16により受信されると、当該検査予約情報のレコードが予約管理テーブル133から検索され、「ステータス」が受付済みに更新される(ステップS103)。
連携GW5においては、受付実行された検査予約情報が通信部56により受信されると、受信された検査予約情報がRAM52に一時保存されるとともに、受信された検査予約情報の検査予約IDが記憶部53のID対応付けテーブル531に記憶される(ステップS104)。
次いで、受信された検査予約情報のうち、患者氏名、性別、生年月日等の患者情報が通信部56により医事会計装置6に送信され、この患者情報に合致する施設内システム10Bにおける患者情報(以下、院内患者情報と呼ぶ)の検索要求が行われる(ステップS105)。
医事会計装置6においては、通信部により連携GW5から患者情報及び患者IDの検索要求が受信されると、受信された患者情報に合致する院内患者情報が患者情報DBから検索され、連携GW5に送信される(ステップS106)。例えば、患者ID、患者氏名、性別、生年月日等の院内患者情報が連携GW5に送信される。受信された患者情報に合致する院内患者情報が患者情報DBにおいて検索されない場合は、受信された患者情報に対して患者IDが発行され、院内患者情報として患者DBに記憶される。
連携GW5においては、医事会計装置6から院内患者情報が受信されると、通信部56によりオーダー生成装置7に対して患者ID、患者氏名、性別、生年月日、装置・医師情報、検査予約ID等の情報が送信され、検査オーダー情報の発行が依頼される(ステップS107)。
オーダー生成装置7においては、連携GW5からの検査オーダー情報の発行依頼が受信されると、受信された患者ID、患者氏名、性別、生年月日、装置・医師情報等の情報に院内オーダーIDが付与されて検査オーダー情報が生成され、通信部により装置・医師情報に応じたモダリティ8に送信される(ステップS108)。院内オーダーIDは、検査オーダー情報を識別するためのIDである。なお、検査予約情報に複数の装置・医師情報が含まれている場合は、各装置・医師情報に応じたモダリティ8のそれぞれに検査オーダー情報が送信される。また、発行された検査オーダー情報の院内オーダーIDが検査予約IDに対応付けて通信部56により連携GW5に通知される(ステップS109)。
連携GW5においては、通信部56により院内オーダーID情報及び検査予約IDが受信されると、受信された院内オーダーIDが検査予約IDと対応付けてID対応付けテーブル531に記憶される(ステップS110)。
一方、モダリティ8においては、オーダー生成装置7から検査オーダー情報が受信されると、検査オーダー情報に基づいて検査(撮影)が行われ、医用画像データが取得される(ステップS111)。撮影により得られた医用画像データには、患者ID、患者氏名、性別、生年月日、院内オーダーID、装置・医師情報等の付帯情報が付帯され、通信部によりPACS9に送信される(ステップS112)。
PACS9においては、医用画像データが受信されると、受信された医用画像データが院内オーダーID、患者ID等に対応付けて検索可能に記憶部に記憶される(ステップS113)。また、図示しない読影端末より当該医用画像データに対する読影レポートが受信されると、受信された読影レポートが院内オーダーIDにより医用画像データと対応付けて記憶部に記憶される(ステップS114)。なお、読影レポートにおいても患者ID、患者氏名、性別、生年月日、院内オーダーID、装置・医師情報等の付帯情報が付帯される。
連携GW5においては、通信部56により、所定時間毎にPACS9に対してステップS110で通知された院内オーダーIDが送信され、当該院内オーダーIDの検査についての検査結果データの検索指示が送信される(ステップS115)。
なお、ステップS115の処理を行うに際し、連携GW5は、センターサーバー1に検査予約IDを送信してステータスの確認を行う。検査予約IDの全てのステータスが「完了」となるまで、ステップS115の処理は繰り返し実行される。センターサーバー1から「完了」が通知された検査予約IDについては、ID対応付けテーブル531の「完了フラグ」欄に完了フラグがセットされ、図12A〜図12Bに示す処理は終了する。
PACS9においては、連携GW5から受信された院内オーダーIDに対応する検査結果データ(医用画像データ、読影レポート)の記憶部からの検索が行なわれ、検索された検査結果データが通信部により連携GW5に送信される(ステップS116)。
連携GW5においては、通信部56により検査結果データが受信されると、受信された検査結果データに付帯されている院内オーダーIDに対応する検査予約IDがID対応付けテーブル531から検索される(ステップS117)。そして、検索された検査予約IDと検査結果データが対応付けられて通信部56によりセンターサーバー1に送信される(ステップS118)。
センターサーバー1においては、通信部16により検査予約ID及び検査結果データが受信されると、予約管理テーブル133から当該検査予約IDの検査予約情報のレコードが検索され、検査結果データを格納するためのフォルダパスが取得される。そして、取得されたフォルダパスに受信された検査結果データが格納される(ステップS119)。また、予約管理テーブル133の、検査結果データに付帯されている検査予約情報の「ステータス」が“検査済み”に更新される(ステップS120)。
ここで、上述のように、検査結果データがPACS9に格納されると、自動的に連携GW5により検査結果データがセンターサーバー1に格納される。しかし、例えば、医用画像データのポジショニングが悪かった、撮影時に体動があって診断できる画像ではなかった等、検査結果データが診断に適さない場合もある。そこで、センターサーバー1においては、検査結果データを受信した段階では予約元施設には検査結果データを公開しないこととし、予約先施設からの予約元施設への検査結果データの送信指示によって、予約元施設が検査結果データを閲覧できるようにしている。この送信指示は、端末装置4から以下のようにして行うことができる。
端末装置4において、操作部44により受付リスト画面451のリストから検査済みの検査予約情報が選択され、「内容を見る」ボタン451dが押下されると、通信部26によりセンターサーバー1に対し選択された検査予約情報の検査予約IDが送信され、当該検査予約情報に対応する検査結果データの確認画面453の送信が指示される(ステップS121)。
センターサーバー1においては、通信部16により検査予約ID及び当該検査IDで識別される検査予約情報に対応する検査結果データの確認画面453の送信指示が受信されると、受信された検査予約IDに基づいて記憶部13から検査結果データが読み出される。具体的には、受信された検査予約IDを有するレコードが予約管理テーブル133から検索され、検索されたレコードのフォルダパスに格納されている検査結果データが読み出される。そして、読み出された検査結果データを表示する確認画面453の表示用データが作成され、通信部16により端末装置4に送信される(ステップS122)。
端末装置4においては、通信部46により確認画面453の表示用データが受信されると、確認画面453が表示部45に表示される(ステップS123)。
図14に確認画面453の一例を示す。確認画面453には、図14に示すように、検査結果表示欄453a、「送信」ボタン453b、検査予約情報表示欄453c等が設けられている。検査結果表示欄453aは、検査結果データを表示するための欄である。「送信ボタン」453bは、検査結果データを予約元施設に送信(返信)する指示を入力するためのボタンである。検査結果データを予約元施設に送信するとは、予約元施設から検査結果を閲覧可能な状態にすることをさす。検査予約情報表示欄453cは、表示されている検査結果データに対応する検査予約情報を表示する欄である。
操作部44により「送信」ボタン452bが押下されると、通信部46によりセンターサーバー1に対し検査予約IDが送信され、この検査予約IDに対応する検査結果データの予約元施設への送信が指示される(ステップS124)。
センターサーバー1においては、通信部16により検査予約情報を識別する情報及び検査結果データの予約元施設への送信指示が受信されると、当該検査予約情報のレコードが予約管理テーブル133から検索され、「ステータス」が“返信済み”に更新される(ステップS125)。
予約元施設の端末装置2においては、上述のように、予約リスト画面251において検査予約情報が選択され、「内容を見る」ボタン252dが押下されると、選択された検査予約の検査予約ID(装置・医師単位で表示された場合は、装置・医師情報を含む)及び検査結果データの送信指示がセンターサーバー1に送信される。センターサーバー1においては、送信が指示された検査結果データを表示するための検査結果画面の表示用データが作成され、端末装置2に送信される。また、受信された検査予約IDの検査予約情報(装置・医師情報が含まれる場合は、その検査予約情報の装置・医師情報)のステータスが「完了」に更新される。
以上説明したように、検査予約システム100によれば、センターサーバー1の制御部11は、予約元の端末装置2において予約リスト画面251から検査予約情報が選択され検査の予約画面の送信が要求された場合に、記憶部13の予約スケジュールテーブル134に記憶されている予約スケジュール情報に基づいて、端末装置2において選択された検査予約情報における予約日時の、選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された状態の予約カレンダー画面252を作成し端末装置2に送信する。
従って、端末装置2においては、予約リスト画面251のリストから選択された検査予約情報の予約時間枠が表示・選択された状態で予約カレンダー画面252が表示されるので、既に予約登録した検査に基づいて検査を予約したいような場合や、既に予約されている検査の予約詳細情報を確認したいような場合に、従来のようにカレンダー欄252bにその検査の予約時間枠を表示するために、操作者がその検査の予約日時、施設、診療科、装置や医師等を記憶して、その記憶を頼りに、操作部24によるタブやボタンの選択操作、スクロール操作等を行うといった煩雑な操作を行う必要がなくなり、操作性を向上させることができる。
予約カレンダー画面252は、図9に示すように、検査リスト画面251から選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する一又は複数日付の予約時間枠を表示する画面であるので、既に予約されている検査と同一施設の同一装置又は医師に対して近い日時で予約を行いたい場合や、既に予約されている検査の予約詳細情報を確認したいような場合に、容易な操作で予約登録や予約確認を行うことが可能となる。
また、予約カレンダー画面252を、図10に示すように、検査リスト画面251から選択された検査予約情報において予約先として指定されている医療施設の、予約可能な検査装置又は医師に対する予約時間枠を日付単位で一覧表示する画面とすることで、例えば、既に予約されている患者に対してその予約日に同じ施設で新たな検査予約を追加するような場合に、より容易な操作で予約登録を行うことが可能となる。
また、予約カレンダー画面252を、図11に示すように、検査リスト画面251から選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧表示する画面とすることで、例えば、複数施設の予約状況を確認しながら新たな予約を行うことが可能となる。
また、デフォルトの予約カレンダー画面252に、「医師、装置毎」ボタンB11、「日単位」ボタンB12、「病院またぎ」ボタンB13を表示し、予約カレンダー画面252の表示態様を図9〜図11の何れかから選択された操作ボタンに応じた表示態様の予約カレンダー画面252を表示するように構成することで、ユーザーニーズに応じた表示態様の予約カレンダー画面252を表示することが可能となる。
また、端末装置2から新規予約登録の要求が受信された場合は、センターサーバー1は、記憶部13の予約可能施設テーブル132に記憶されている施設情報に基づいて、検査予約可能な医療施設の一覧を作成して端末装置2に送信し、端末装置2から選択された医療施設に係る予め定められた日付(例えば、当日)の予め定められた検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された予約カレンダー画面252を端末装置2に送信する。従って、新規予約登録を行う場合には、新規予約登録に適した予約カレンダー画面をユーザーに提供することが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDDや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒
体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、検査予約システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 検査予約システム
10A、10B 施設内システム
1 センターサーバー
11 制御部
12 RAM
13 記憶部
P1 Webサーバープログラム
P2 検査予約プログラム
131 ユーザー管理テーブル
132 予約可能施設テーブル
133 予約管理テーブル
134 予約スケジュールテーブル
14 操作部
15 表示部
16 通信部
17 計時部
18 バス
2 端末装置
21 制御部
22 RAM
23 記憶部
231 Webブラウザー
24 操作部
25 表示部
251 予約リスト画面
252 予約カレンダー画面
253 予約情報入力画面
26 通信部
27 計時部
28 印刷部
29 バス
3 医事会計装置
4 端末装置
5 連携GW
6 医事会計装置
7 オーダー生成装置
8 モダリティ
9 PACS
N インターネット
LN1 施設内ネットワーク
LN2 施設内ネットワーク

Claims (7)

  1. 検査予約を行うための予約元端末装置と通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される検査予約サーバーであって、
    検査予約が可能な医療施設及びその医療施設に属する診療科の検査予約が可能な検査装置及び医師の情報を含む施設情報と、前記検査予約が可能な医療施設に属する検査装置及び医師の検査予約スケジュールを示す予約スケジュール情報と、予約済み検査の予約日時、予約先情報、予約元情報、及び患者情報を含む検査予約情報と、を記憶する記憶手段と、
    前記予約元端末装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている検査予約情報の一覧を表示する予約リスト画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約リスト画面作成手段と、
    前記予約元端末装置において前記予約リスト画面から検査予約情報が選択され検査の予約画面の送信が要求された場合に、前記記憶手段に記憶されている予約スケジュール情報に基づいて、新規検査予約の登録及び予約状況の確認のための予約時間枠が並べて表示された予約画面であって、前記選択された検査予約情報における予約日時の、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された状態の予約画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約画面作成手段と、
    を備える検査予約サーバー。
  2. 前記予約画面は、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する一又は複数日付の予約時間枠を表示する画面である請求項1に記載の検査予約サーバー。
  3. 前記予約画面は、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている医療施設の、予約可能な検査装置又は医師に対する予約時間枠を日付単位で一覧表示する画面である請求項1に記載の検査予約サーバー。
  4. 前記予約画面は、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧表示する画面である請求項1に記載の検査予約サーバー。
  5. 前記予約画面には、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する一又は複数日付の予約時間枠を表示する表示態様、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている医療施設の、予約可能な検査装置又は医師に対する予約時間枠を日付単位で一覧表示する表示態様、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている診療科及び検査装置に対する予約時間枠を医療施設を跨いで一覧表示する表示態様、の何れかの表示態様を選択するための操作ボタンが表示されており、
    前記予約画面作成手段は、前記予約元端末装置において選択された表示態様の予約画面を作成して前記予約元端末装置に送信する請求項1に記載の検査予約サーバー。
  6. 前記予約画面作成手段は、前記予約元端末装置から新規予約登録の要求が受信された場合は、前記記憶手段に記憶されている施設情報に基づいて、検査予約可能な医療施設の一覧を作成して前記予約元端末装置に送信し、前記予約元端末装置から選択された医療施設に係る予め定められた日付の予め定められた検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された予約画面を前記予約元端末装置に送信する請求項1〜5に記載の検査予約サーバー。
  7. 検査予約を行うための予約元端末装置と、検査予約サーバーと、が通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される検査予約システムであって、
    前記検査予約サーバーは、
    検査予約が可能な医療施設及びその医療施設に属する診療科の検査予約が可能な検査装置及び医師の情報を含む施設情報と、前記検査予約が可能な医療施設に属する検査装置及び医師の検査予約スケジュールを示す予約スケジュール情報と、予約済み検査の予約日時、予約先情報、予約元情報、及び患者情報を含む検査予約情報と、を記憶する記憶手段と、
    前記予約元端末装置からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶されている検査予約情報の一覧を表示する予約リスト画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約リスト画面作成手段と、
    前記予約元端末装置において前記予約リスト画面から検査予約情報が選択操作されるとともに検査の予約画面の送信が指示された場合に、前記記憶手段に記憶されている予約スケジュール情報に基づいて、新規検査予約の登録及び予約状況の確認のための予約時間枠が並べて表示された予約画面であって、前記選択された検査予約情報における予約日時の、前記選択された検査予約情報において予約先として指定されている検査装置又は医師に対する予約時間枠が表示された状態の予約画面を作成し前記予約元端末装置に送信する予約画面作成手段と、
    を備える検査予約システム。
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