JP2010224668A - 携帯端末、操作ミス通知方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キー操作入力部101は、ユーザによる入力操作を受け付け、判定部104は、キー操作入力部101が受け付けた入力操作が有効であるか否かを判定し、報知部107は、判定部104によって入力操作が有効でないと判定された場合に、ユーザに操作ミスを報知する処理を行う。
【選択図】図1
Description
また、特許文献2に記載の手法では、ユーザによる操作毎に、報知音や振動、キーバックライトの点灯の何れかを動作させるため、消費電力の無駄が発生していた。
図1は、携帯端末の構成を示す概略ブロック図である。
携帯端末1は、キー操作入力部101(入力手段)、タイマ部102、クロック回路103、判定部104(判定手段)、メモリ105、処理部106、報知部107(報知手段)、キーバックライト108(バックライト)、バイブレータ109、スピーカ110、画面表示バックライト111を備える。
タイマ部102は、クロック回路103のクロック信号に基づいて所定の時間を計時する。
クロック回路103は、クロック信号を出力する。
判定部104は、押下された入力キーによる入力が有効であるか否かを判定する。
メモリ105は、携帯端末1が実行するプログラムの状態を示す状態情報と、状態に対応する有効な入力キーを示す有効キー情報とを記憶する。
処理部106は、入力に従って処理の実行、及びメモリ105が記憶する状態情報の書き換えを行う。
報知部107は、操作ミスをユーザに報知する。
キーバックライト108は、入力キーを点灯させる。
バイブレータ109は、携帯端末1を振動させる。
スピーカ110は、音声を出力する。
画面表示バックライト111は、携帯端末1の画面(図示せず)を点灯させる。
メモリ105が記憶する有効キー情報は、プログラムの状態を示す状態情報に関連付けて、その状態において入力操作を受け付ける入力キーの一覧を示す有効キーリストを記憶する。
例えば、待ち受け状態において携帯端末1は、待ち受け状態に対応する有効キーリストに含まれる、テンキー、決定キー、発信キーの何れかの押下による入力を受け付けるが、十字キーやクリアキー等の有効キーリストに含まれない入力キーの押下による入力は受け付けない。
図3は、携帯端末の動作を示す第1のフローチャートである。
まず、携帯端末1は、電源を投入されると、画面に待ち受け画面を表示し、キー入力操作部101は、ユーザによる入力操作、つまり入力キーの押下を待機する(ステップS101)。キー入力操作部101への入力がない場合(ステップS101:No)、ステップS101の処理を繰り返し、キー入力操作部101は入力操作の待機を継続する。
他方、キー操作入力部101が、電源キーの押下時間が1秒超であると判定した場合(ステップS104:No)、携帯端末の電源を切り、処理を終了する。
入力が有効であるか否かの判定は、以下の手順で行われる。まず、判定部104は、メモリ105から有効キー情報(図2)と状態情報とを読み出す。次に、判定部104は、有効キー情報から状態情報に対応する有効キーリストを取得する。そして、判定部104は、押下された入力キーが取得した有効キーリストに含まれるか否かを判定することで、入力が有効であるか否かを判定する。すなわち、押下された入力キーが取得した有効キーリストに含まれる場合に入力が有効であると判定し、押下された入力キーが取得した有効キーリストに含まれない場合に入力が有効でないと判定する。
処理部106が入力キーに従った処理を実行すると、ステップS101に戻り、次の入力操作の待機を行う。
他方、キー入力操作部101が、入力操作を新たに受け付けたと判定した場合、報知部107は、キーバックライト108を消灯する(ステップS112)。報知部107がキーバックライト108を消灯すると、ステップS102に戻り、タイマ部102が計時する時間を初期化する。
また、ユーザによるキー入力操作にミスが無い場合、すなわち押下された入力キーが有効キーである場合には、キーバックライト108を点灯させる等の特別な処理を行わないため、携帯端末1の消費電力を抑え、使用時間を延ばすことができる。
第2の実施形態による携帯端末1は、第1の実施形態による携帯端末1と同じ構成であり、報知部107の動作が異なる。
携帯端末1の動作を説明する。
図4は、携帯端末の動作を示す第2のフローチャートである。
まず、携帯端末1は、電源を投入されると、画面に待ち受け画面を表示し、キー入力操作部101は、ユーザによる入力操作、つまり入力キーの押下を待機する(ステップS201)。キー入力操作部101への入力がない場合(ステップS201:No)、ステップS201の処理を繰り返し、キー入力操作部101は入力操作の待機を継続する。
判定部104が、押下された入力キーが電源キーであると判定した場合(ステップS202:Yes)、キー操作入力部101は、電源キーの押下時間を計時し、押下時間が1秒以内であるか否かを判定する(ステップS203)。
他方、キー操作入力部101が、電源キーの押下時間が1秒超であると判定した場合(ステップS203:No)、携帯端末の電源を切り、処理を終了する。
ここで、入力ミスの報知は、例えば、バイブレータ109による振動、スピーカ110による鳴音、画面表示バックライト111による点滅等の輝度制御処理等によって行われる。
これらの報知は、例えばマナーモードであればバイブレータ109によって報知させる等、携帯端末の設定に合わせてユーザがカスタマイズしても良い。
また、ユーザによるキー入力操作にミスが無い場合には、キーバックライト108を点灯させる等の特別な処理を行わないため、携帯端末1の消費電力を抑え、使用時間を延ばすことができる。
さらに、キー入力操作にミスがあった場合にのみ報知部107が報知処理を行うため、ユーザは、キー入力操作ミス報知を受けずに操作できるかどうかを楽しみながら、ゲーム感覚で携帯端末1の操作方法を習得することができる。
Claims (7)
- ユーザによる入力操作を受け付ける入力手段と、
前記入力手段が受け付けた入力操作が有効であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が有効でないと判定した場合に、ユーザに操作ミスを報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする携帯端末。 - 前記入力手段は、入力キーの押下による入力操作を受け付け、
前記報知手段は、入力操作が有効となる入力キーのバックライトを点灯させることで操作ミスを報知する、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記報知手段が前記バックライトを点灯させた場合において、前記入力手段が入力操作を受け付けたとき、前記報知手段は、前記バックライトを消灯することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
- 前記報知手段が前記バックライトを点灯させた場合において、所定の時間が経過したとき、前記報知手段は、前記バックライトを消灯することを特徴とする請求項2または請求項3の何れか1項に記載の携帯端末。
- 前記報知手段は、画面表示バックライトの輝度制御、スピーカからのブザー音、またはバイブレータの振動の少なくとも何れか1つによって操作ミスを報知することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 携帯端末を用いた操作ミス通知方法であって、
入力手段は、ユーザによる入力操作を受け付け、
判定手段は、前記入力手段が受け付けた入力操作が有効であるか否かを判定し、
報知手段は、前記判定手段が有効でないと判定した場合に、ユーザに操作ミスを報知する、
ことを特徴とする操作ミス通知方法。 - 携帯端末を、
ユーザによる入力操作を受け付ける入力手段、
前記入力手段が受け付けた入力操作が有効であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段が有効でないと判定した場合に、ユーザに操作ミスを報知する報知手段、
として動作させるためのプログラム。
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