JP4669823B2 - 携帯型電子機器、および、プログラム - Google Patents

携帯型電子機器、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯型電子機器、および、プログラムに関し、特に、省電力動作に好適な携帯型電子機器、および、プログラムに関する。
携帯電話などの移動体通信端末では、基本機能である通話機能以外の種々の機能が付加され多機能化が進んでいる。このような携帯型の電子機器は、バッテリによって駆動しているが、多機能化によってバッテリ消費率が増大する傾向にある。
このような実情に鑑み、通話機能の動作に必要な最低動作電圧値と、それとは異なる電圧値を設定して監視することで、通話機能以外の使用によるバッテリ消費を報知し、基本機能である通話機能に必要な最低動作電圧を確保する手法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−268183号公報
移動体通信端末において、基本機能である通話機能を確実に動作させることは重要ではあるが、近時の多機能化によって移動体通信端末の使用形態も多様化しており、通話機能以外の機能も重要視される場合がある。特に、他の装置よりもユーザに身近な存在である移動体通信端末では、アラーム機能が日常的に活用されていることが多く、例えば、起床時などに移動体通信端末のアラーム機能を利用しているユーザも多い。
このような使用形態においては、バッテリ残量の低下によってアラーム機能が動作しない事態はユーザにとって不都合である。しかしながら、特許文献1の従来手法では、通話動作に必要な動作電圧を確保できるように報知するものであるので、アラーム機能などを動作させるのに必要なバッテリ残量を確保できない場合もある。
また、バッテリ残量が所定のレベルまで低下した場合に、動作させる機能を制限してバッテリ使用可能時間をできるだけ延長させる、いわゆる省電力モードを備える電子機器もあるが、アラームのような任意のスケジュールに基づいて動作する機能の場合、動作させるまでの時間とバッテリ残量との関係が一定とはならないので、従来の画一的な省電力モード動作では、ユーザが所望する機能を確実に実行できない場合があった。
さらに、バッテリ残量の低下に応じて自動的に省電力モードに切り替わる場合、ユーザが気づかぬうちに省電力モードになっている場合があり、スケジュールしていた機能が実行されないことをユーザが認識できないという不都合もあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、スケジュールされた動作を確実に動作させる携帯型電子機器、および、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る携帯型電子機器は、
バッテリ残量を検出するバッテリ残量検出手段と、バッテリ残量の低下に応じて動作させる機能を制限する省電力モードを設定する省電力モード設定手段と、スケジュールに基づいて動作する特定機能を実行する特定機能実行手段と、を備えた携帯型電子機器において、
スケジュールに基づいて動作する前記特定機能の実行がスケジュールされているか否かを判別する特定機能判別手段と、
スケジュールに基づいて動作する前記特定機能の実行がスケジュールされている場合、前記バッテリ残量検出手段にバッテリ残量検出を開始させる検出制御手段と、
前記検出制御手段による制御で検出されたバッテリ残量と複数の閾値との比較に基づいて、設定された省電力モードのレベルを、前記特定機能を含む所定の機能を制限する第1の省電力レベル、または、前記第1の省電力レベルの制限から前記特定機能を動作可能とさせる第2の省電力レベルのいずれかに選択する省電力レベル選択手段と、
前記省電力レベル選択手段の選択動作によって省電力レベルが変更された場合、省電力レベルを変更した旨を示す情報を出力する変更通知手段と、を備え、
前記省電力レベル選択手段は、前記特定機能判別手段によって前記特定機能の実行がスケジュールされていると判別された際に前記第2の省電力レベルを選択し、
前記検出制御手段は、前記特定機能実行手段による前記特定機能の実行後、前記バッテリ残量検出手段にバッテリ残量の検出をおこなわせる、
ことを特徴とする。
上記携帯型電子機器は、
前記第1の省電力レベルへの移行トリガとなるバッテリ残量を示す第1の閾値、前記第1の閾値に前記特定機能の動作に必要な電力量を加えた第2の閾値、および、前記第2の閾値よりも高い値の第3の閾値を記憶する記憶手段をさらに備えていることが望ましく、この場合、
前記省電力レベル選択手段は、前記バッテリ残量検出手段が検出したバッテリ残量と、前記記憶手段が記憶する前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3の閾値とを比較することで、前記第1の省電力レベル、または、前記第2の省電力レベルのいずれかを選択することが望ましい。
上記携帯型電子機器において、
前記特定機能は、アラーム機能とすることができる。
上記携帯型電子機器において、
前記特定機能実行手段は、前記第2の省電力レベルが選択されている状態で前記アラーム機能によるアラーム動作が実行される場合、通常のアラーム動作とは異なるアラーム動作を実行することが望ましい。
上記携帯型電子機器は、移動体通信端末とすることができる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるプログラムは、
省電力モードを設定可能な携帯型電子機器を制御するコンピュータに、
バッテリ残量の低下に応じて動作させる機能を制限する省電力モードを設定する機能と、
スケジュールに基づいて動作する特定機能の実行がスケジュールされているか否かを判別する機能と、
スケジュールに基づいて動作する前記特定機能の実行がスケジュールされている場合、バッテリ残量検出を開始する機能と、
開始したバッテリ残量検出によって検出されたバッテリ残量と複数の閾値との比較に基づいて、設定された省電力モードのレベルを、前記特定機能を含む所定の機能を制限する第1の省電力レベル、または、前記第1の省電力レベルの制限から前記特定機能を動作可能とさせる第2の省電力レベルのいずれかに選択する機能と、
省電力レベルを変更した場合、省電力レベルを変更した旨を示す情報を出力する機能と、
前記特定機能の実行がスケジュールされていると判別された際に前記第2の省電力レベルを選択する機能と、
前記特定機能の実行後、バッテリ残量の検出をおこなう機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、アラーム機能などのスケジュールに基づいて動作する特定機能の制限有無に応じたレベルをバッテリ残量に応じてレベルを変更し、レベルを変更したときにはユーザに通知するので、スケジュールで動作する機能をより確実に実行させることができる。
(実施形態1)
以下、本発明にかかる実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明にかかる携帯型電子機器を移動体通信端末によって構成した場合を説明する。本実施形態にかかる移動体通信端末1は、例えば、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等といった移動体通信用の端末装置(電話機)であり、本実施形態では、任意に設定された日時などのスケジュールに基づいて動作する機能(例えば、アラーム機能など。以下、「特定機能」とする)を備えるとともに、バッテリ残量の低下に応じて動作する機能を制限する省電力モードが設定可能であるものとする。
このような移動体通信端末1の構成を、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る移動体通信端末1の構成例を示すブロック図である。図示するように、本実施形態にかかる移動体通信端末1は、通信機能部10、音声処理部20、操作部30、表示部40、アラーム動作部50、バッテリ残量検出部60、バッテリ70、記憶部80、制御部100、などから構成されている。
通信機能部10は、移動体通信端末1の基本機能である通信機能にかかる動作をおこなうものであり、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)方式などの通信方式を用いた通信装置などで構成され、当該通信方式に対応したアンテナ11による無線送受信をおこなうことで、近傍の基地局と無線通信をおこなう。
音声処理部20は、例えば、音声データを処理するコーデック回路などから構成され、音声通話にかかる音声処理をおこなう。すなわち、通信機能部10によって受信した音声データをアナログ信号に変換してスピーカ21から出力する他、マイクロフォン22から入力された送話音声をデジタルデータに変換して通信機能部10に供する。
操作部30は、例えば、十字カーソルキーや、数字や文字を入力するための文字キー(テンキー)、種々の機能などを指定するための機能キー等から構成され、移動体通信端末1のユーザによって操作される。操作部30は、これらのキーが操作されることに応じた入力信号を生成して制御部100に入力する。
表示部40は、例えば、液晶表示装置などから構成された表示出力装置であり、制御部100の制御によって画像等を表示出力する。
アラーム動作部50は、例えば、アラーム音を出力する音声出力装置やバイブレータ機構などから構成され、制御部100の制御により、設定されたスケジュールでアラーム音をスピーカ51から出力したり、移動体通信端末1を振動させたりすることで、移動体通信端末1のアラーム機能を実現する。
バッテリ残量検出部60は、移動体通信端末1の動作電力を供給するバッテリ70のバッテリ残量を検出して制御部100に入力する。バッテリ残量検出部60は、既知の方法によってバッテリ残量を検出するものとし、例えば、バッテリ70の電圧値や電流値に基づいてバッテリ70のバッテリ残量を検出する。なお、バッテリ70は、例えば、リチウムイオン電池などの充電池であるものとする。
記憶部80は、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置などの記憶装置から構成され、移動体通信端末1の動作に必要となる種々のデータやプログラムなどを格納する。本実施形態では、図1に示すように、特定機能(アラーム機能)に関する設定情報(特定機能設定情報)、省電力モードに関する設定情報(省電力モード設定情報)、制御部100が実行する動作プログラム(プログラム)などが記憶部80に格納されている。
制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)やRAM(Random Access Memory)などから構成され、移動体通信端末1の各部の動作を制御する。本実施形態では、制御部100が、記憶部80に格納されている動作プログラムを実行することで、後述する各処理が実現される。なお、制御部100に構成されるRAMは、CPUが処理を実行する際にワークメモリとして機能する。
本実施形態では、制御部100がプログラムを実行することで、省電力モードで移動体通信端末1を動作させるときの制御をおこなう。この場合、制御部100は、図2の機能ブロック図に示すような各構成として機能する。すなわち、制御部100は、図示するような、省電力モード設定部110、バッテリ残量判別部120、特定機能設定部130、省電力レベル選択部140、制限実行部150、特定機能実行部160、通知処理部170、などとして機能する。
省電力モード設定部110は、移動体通信端末1で設定可能な省電力モードの設定をおこなう。本実施形態では、ユーザによる設定動作に基づいて省電力モードを設定する他、特定機能の設定状況に基づいて省電力モードの自動設定をおこなう。
バッテリ残量判別部120は、バッテリ残量検出部60を制御し、所定のタイミングでバッテリ70のバッテリ残量を検出させる。そして、バッテリ残量検出部60の検出値と複数の閾値とを比較し、バッテリ70の残量レベルを判別する。
特定機能設定部130は、特定機能(ここでは、アラーム機能とする)の設定をおこなう。特定機能設定部130は、操作部30、表示部40、記憶部80などとの協働により、アラーム機能の設定をおこなう。本実施形態では、複数のスケジュールでアラーム設定できるものとし、各スケジュールの日時やアラーム音の種別などを示す情報を特定機能設定情報として記憶部80に格納する。
省電力レベル選択部140は、特定機能の実行有無や、バッテリ残量判別部120の判別結果に応じて、省電力モード設定部110が設定した省電力モードのレベル(省電力レベル)を選択する。本実施形態では、少なくとも2種類の省電力レベルが用意されているものとし、省電力レベル選択部140によって選択されたいずれかの省電力レベルが設定される。
本実施形態では、移動体通信端末1の機能のうちの一部のみに制限する第1の省電力レベル(以下、「レベルA」とする)と、スケジュールに基づく実行が指定された特定機能(ここでは、アラーム機能とする)を実行可能とさせる第2の省電力レベル(以下、「レベルB」とする)が用意されているものとする。
制限実行部150は、省電力モード設定部110によって省電力モードが設定された場合に、移動体通信端末1の各部を制御し、設定された省電力モードの内容に応じた動作制限をおこなう。例えば、制限する機能のみが用いるハードウェア(例えば、通信機能部10や音声処理部20など)の休止や、表示部40の表示状態やバックライトの制御などをおこない消費電力の低減を図る。本実施形態では、レベルAが設定されている場合はアラーム動作部50を休止させ、レベルBが設定されている場合はアラーム動作部50が動作可能となる制御をおこなうものとする。
特定機能実行部160は、例えば、制御部100のタイマ回路などによる計時機能に基づいて、設定されたスケジュールで特定機能を実行させる。特定機能がアラーム機能の場合、設定された日時となったときにアラーム動作部50を動作させる。
通知処理部170は、省電力レベル選択部140による省電力モードの選択により、設定されていた省電力モードを変更した場合、表示部40やアラーム動作部50との協働により、省電力モードが変更された旨をユーザに通知するための出力動作を実行する。
本実施形態では、図2に示す構成を制御部100がプログラムを実行することで実現されるものとするが、これに限られず、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などの専用ハードウェアによって上記各構成が実現されてもよい。
上記各構成は本発明を実現するために必要な構成であり、移動体通信端末としての基本機能や付加機能のために必要なその他の構成は必要に応じて備えられているものとする。
このような構成を有する移動体通信端末1の動作を以下に説明する。本実施形態では、特定機能としてアラーム機能を想定し、アラーム機能の設定が予めされているものとする。すなわち、特定機能設定部130の動作により、ユーザが所望するアラーム動作日時などの情報が特定機能設定情報として記憶部80に格納されているものとする。
移動体通信端末1の動作として、移動体通信端末1の省電力モードを設定する際に実行される「省電力モード設定処理」を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。この省電力モード設定処理は、移動体通信端末1のユーザが操作部30を操作し、省電力モードの設定指示をおこなったことを契機に開始されるものとする。
処理が開始されると、省電力モード設定部110は、図6(a)に示すような省電力モード設定画面を表示部40に表示する(ステップS101)。図示するように、省電力モード設定画面は、省電力モードの有効/無効を選択して登録するための画面である。ユーザは操作部30の操作により、省電力モードを有効にしたい場合は「有効」を選択し、無効にしたい場合は「無効」を選択の上、「OK」ボタンを選択する。
この動作により、省電力モードを有効にするか無効にするかを示す信号が操作部30から制御部100に入力される。省電力モード設定部110は、操作部30からの入力信号に基づいて、省電力モードを有効とすることが指示されたか否かを判別する(ステップS102)。
ここで、本実施形態における「省電力モード」とは、有効にした場合、所定のレベルまでバッテリ70の残量が低下すると、予め設定されている機能を動作させないようにすることで、バッテリ駆動時間の延長を図るものである。
ここで、省電力モードを有効とすることが指示された場合(ステップS102:Yes)、省電力モード設定部110は、省電力レベル選択部140にその旨を通知し、省電力レベルを選択させる。上述したように、本実施形態では、省電力モードのレベルとして「レベルA」と「レベルB」の2種類が用意されているので、省電力レベル選択部140は、この2つのうちのいずれかを選択する。
レベルAとレベルBの設定内容を示す情報(以下、「レベル設定情報」とする)は、省電力モード設定情報として記憶部80に予め格納されているものとする。このようなレベル設定情報の例を図7(a)に示す。図示するように、レベル設定情報には、レベルAとレベルBのそれぞれについて、当該省電力モードの有効時に、いずれの機能をどのように制限するかが示されている。ここで、レベルBは、レベルAでの制限事項のうち、アラーム機能についての制限を解除したものである。
省電力レベル選択部140は、このような省電力レベルを選択するにあたり、特定機能の実行が設定されているか否かを判別する(ステップS103)。すなわち、省電力レベル選択部140は、記憶部80の特定機能設定情報を参照することで、アラーム機能の実行が設定されているか否かを判別する。
ここで、アラーム機能(特定機能)の実行が設定されている場合(ステップS103:Yes)、設定されたアラーム機能を実行させるため、省電力レベル選択部140は、アラーム機能についての制限が解除されているレベルBを選択する(ステップS104)。
一方、アラーム機能(特定機能)の実行が設定されていない場合(ステップS103:No)、省電力動作によってアラーム機能を制限してもよいので、省電力レベル選択部140は、レベルAを選択する(ステップS105)。
このようにして省電力レベルを選択すると、省電力レベル選択部140は、その旨を省電力モード設定部110に通知する。省電力モード設定部110は、省電力レベル選択部140からの通知に応じて、省電力モードが有効であることと、現時点で選択されている省電力レベルを示す情報(以下、「レベル設定情報」とする)を生成し、省電力モード設定情報として記憶部80に格納する(ステップS106)。
ここで、レベル設定情報は、フラグ(以下、「設定フラグSF」とする)によって示されるものとする。この設定フラグSFには、0〜2の値が設定されるものとする。各値とその設定内容は、例えば、図7(b)に示すような対応関係であるものとする。すなわち、「0」は省電力モードが無効である場合を示し、「1」は省電力レベルがレベルAである場合を示し、「2」は省電力レベルがレベルBである場合を示している。
ここで、設定した設定フラグSFの値が「0」以外である場合、すなわち、省電力モードが有効となっている場合(ステップS107:Yes)、省電力モード設定部110は、バッテリ残量判別部120にバッテリ残量判別動作の開始を指示し(ステップS108)、処理を終了する。
なお、省電力モード設定画面で省電力モードを無効にすることが指示された場合(ステップS102:No)、省電力レベル選択部140は、設定フラグの値を「0」に設定する(ステップS109)。この場合(ステップS107:No)は、バッテリ残量判別部120への指示をおこなわずに処理を終了する。すなわち、バッテリ残量判別部120によるバッテリ残量判別動作はおこなわれない。
省電力モード設定部110からバッテリ残量判別部120にバッテリ残量判別動作の開始が指示された場合、バッテリ残量判別部120は、その時点から、所定時間(例えば、1分間など)間隔で定期的にバッテリ残量検出部60を制御してバッテリ70の残量を検出させ、その検出値を取得する。
本実施形態では、バッテリ残量判別部120が取得した検出値に応じて、省電力モードへの移行、および、省電力レベルの変更をおこなう。この場合に実行される「省電力モード実行処理」を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。この省電力モード実行処理は、バッテリ残量判別部120が、バッテリ残量検出部60からバッテリ残量の検出値を取得する毎に開始されるものとする。
処理が開始されると、バッテリ残量判別部120は、バッテリ残量検出部60から取得した検出値Vtと第1の閾値Vth1とを比較し、検出値Vtが閾値Vth1以下であるか否かを判別する(ステップS201)。ここで、第1の閾値Vth1は、レベルAの省電力モードへの移行トリガとなるバッテリ残量値であり、省電力モード設定情報として予め記憶部80に格納されているものとする。
検出値Vtが第1の閾値Vth1以下である場合(ステップS201:Yes)、省電力レベル選択部140は、省電力動作の実行内容を示す実行フラグEFに「1」を設定する(ステップS202)。この実行フラグEFも、0〜2の値によって設定されるものであり、各値と動作内容は、例えば、図7(b)に示すような対応関係となっている。すなわち、「0」は省電力モードで動作させない(通常モード)ことを示し、「1」はレベルAの省電力モードで動作させることを示し、「2」はレベルBの省電力モードで動作させることを示している。
現在のバッテリ残量を示す検出値Vtが、レベルAの省電力モードへの移行トリガとして設定されている第1の閾値Vth1以下となっている場合、もはや特定機能(アラーム機能)を実行できるだけのバッテリ残量がないので、省電力レベルを、特定機能の実行も制限するレベルAに自動的に変更する。
省電力レベル選択部140による省電力レベルの選択によって、それまで選択されていた省電力レベルからの変更が生じた場合(ステップS203:Yes)、省電力レベル選択部140は、その旨を通知処理部170に通知する。
通知処理部170は、省電力レベル選択部140からの通知に基づき、表示部40を制御するとともに、特定機能実行部160を介してアラーム動作部50を動作させるなどして、省電力モードのレベルが変更された旨を示す情報を出力してユーザに通知する(ステップS204)。
省電力レベルがレベルBからレベルAに変更された場合、上述したように、設定されたアラーム機能を動作させることができないので、通知処理部170は、その旨を示すメッセージなどを表示部40に表示させる他、アラーム動作部50に音声や振動で出力させることでユーザに通知する。
省電力レベル選択部140はまた、設定した実行フラグEFの値が「0」以外の場合、すなわち、省電力モードでの動作実行を示す場合(ステップS205:Yes)、その旨を制限実行部150に通知する。制限実行部150は、省電力レベル選択部140からの通知に応じて、設定された実行フラグEFの値に応じた省電力レベルの制限動作を実行する(ステップS206)。
ここでは、ステップS202で実行フラグEFに「1」が設定されているので、省電力レベルAの省電力モードで移動体通信端末1を動作させる。すなわち、アラーム機能の動作も制限される省電力モードに移行する。
なお、ステップS201で検出値Vtが第1の閾値Vth1以下であると判別した際に、すでに実行フラグEFが「1」となっている場合は、省電力レベルの変更はないので(ステップS203:No)、通知処理部170による通知動作をおこなわずに、制限動作が実行される(ステップS206)。
一方、現在のバッテリ残量である検出値Vtが第1の閾値Vth1より高い場合(ステップS201:No)、バッテリ残量判別部120は、検出値Vtと第2の閾値Vth2とを比較し、検出値Vtが第2の閾値Vth2以下であるか否かを判別する(ステップS207)。ここで、第2の閾値Vth2は、第1の閾値Vth1の値に、少なくとも1回分のアラーム動作に必要な電力を加算した値であり、省電力モード設定情報として予め記憶部80に格納されているものとする。
検出値Vtが第2の閾値Vth2以下である場合(ステップS207:Yes)、バッテリ残量判別部120は、その旨を省電力レベル選択部140に通知する。この場合、省電力レベル選択部140は、設定フラグSFの値が「2」であるか否かを判別し(ステップS208)、「2」であれば(ステップS208:Yes)、上述したステップS202〜S206の処理をおこなう。
すなわち、それまで選択されている省電力レベルがレベルBのときは、レベルAに変更してその旨をユーザに通知し、レベルAの省電力モードでの動作に移行する。つまり、現在のバッテリ残量が、アラーム動作を実行させるのに必要な最低限のバッテリ残量を示す第2の閾値Vth2以下であるので、アラーム機能の実行が設定されている場合は、省電力モードをレベルAに変更してその旨を通知する。
一方、設定フラグSFの値が「1」の場合(ステップS208:No)、省電力レベル選択部140は、実行フラグEFの値に「0」を設定する(ステップS209)。つまり、アラーム機能の実行が設定されていないので、現在のバッテリ残量が第2の閾値Vth2以下であっても、第1の閾値Vth1に低下するまでは省電力モードに移行しなくてもよい。よって、実行フラグEFに「0」を設定して、通常モードでの動作を継続させる。
一方、検出値Vtが第2の閾値Vth2より高い場合(ステップS207:No)、バッテリ残量判別部120は、検出値Vtと第3の閾値Vth3とを比較し、検出値Vtが第3の閾値Vth3以下であるか否かを判別する(ステップS210)。ここで、第3の閾値Vth3は、レベルBの省電力モードへの移行トリガとなる、少なくとも第2の閾値Vth2よりも高い値が設定された閾値であり、省電力モード設定情報として予め記憶部80に格納されているものとする。
ここで、検出値Vtが第3の閾値Vth3以下である場合(ステップS210:Yes)、省電力レベル選択部140は、記憶部80の省電力モード設定情報にアクセスし、設定フラグSFの値が「2」であるか否か、すなわち、現在選択されている省電力レベルがレベルBであるか否かを判別する(ステップS211)。
ここで、設定フラグSFの値が「2」である場合(ステップS211:Yes)、省電力レベル選択部140は、実行フラグEFに「2」を設定する(ステップS212)。つまり、少なくとも1回のアラーム動作をおこなえるだけのバッテリ残量がまだあるので、アラーム機能を動作可能とするレベルBでの動作に移行させる実行フラグEFの設定をおこなう。
この場合、省電力レベルの変更はないので通知動作はおこなわずに、レベルBの制限動作をおこなうことになる(ステップS206)。
なお、設定フラグSFの値が「1」、すなわち、それまでに選択されている省電力レベルがレベルAである場合(ステップS211:No)、省電力レベル選択部140は、実行フラグEFに「0」を設定する(ステップS209)。この場合も、省電力レベルの変更はないので通知動作はおこなわれない。また、レベルAの省電力モードへの移行トリガとなる第1の閾値Vth1までバッテリ残量が低下していないので、制限動作もおこなわれない。
一方、検出値Vtが第3の閾値Vth3よりも高い場合(ステップS210:No)は、いずれのレベルの省電力モードにも移行させる必要がないので、省電力レベル選択部140は、実行フラグEFに「0」を設定する(ステップS209)。
以上のようにして、定期的に検出するバッテリ残量と複数(3つ)の閾値とを比較し、比較結果に応じて、通常モードから省電力モードに移行する他、選択されている省電力レベルを自動的に変更する。そして、省電力レベルを変更した場合は、その旨を示すメッセージなどを出力することでユーザに通知する。これにより、アラーム機能の実行を設定している場合に、アラーム機能が動作できないレベルにまでバッテリ残量が低下すると、レベルAに変更されたことをユーザに通知するので、設定したアラーム動作がおこなわれないことをユーザに認識させることができる。
次に、設定したアラーム機能(特定機能)が実行される際の動作を説明する。ここでは、設定した日時にアラーム機能を動作させる場合に実行される「特定機能実行処理」を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。この特定機能実行処理は、現在日時と、設定されているアラーム実行日時とが一致したことを契機に開始される。
処理が開始されると、特定機能実行部160は、記憶部80の省電力モード設定情報にアクセスし、実行フラグEFの値が「0」であるか、すなわち、省電力モードではない通常モード動作中であるか否かを判別する(ステップS301)。
実行フラグEFの値が「0」である場合(ステップS301:Yes)、特定機能実行部160はアラーム動作部50を制御し、通常のアラーム動作を実行して(ステップS302)、処理を終了する。
一方、実行フラグEFの値が「1」である場合、すなわち、レベルAの省電力モードで動作中である場合(ステップS301:No、ステップS303:Yes)、特定機能実行部160は、アラーム動作を実行せずに処理を終了する。
また、実行フラグEFの値が「2」、すなわち、レベルBの省電力モードで動作中である場合(ステップS301:No、ステップS303:No)、特定機能実行部160は、アラーム動作部50を制御してアラーム動作を実行するが、通常モードでのアラーム動作とは異なるアラーム動作(以下、「特例アラーム動作」とする)を実行させる(ステップS304)。ここで、特例アラーム動作とは、例えば、通常のアラーム動作よりも消費電力の低い動作(例えば、通常よりも小さい音量で報音する、通常よりも報音時間を短くする、アラーム音の出力のみでバイブレーション動作はおこなわない、など)である。
このような特例アラーム動作を実行した場合、特定機能実行部160は、バッテリ残量判別部120にバッテリ残量判別動作の実行を指示するとともに、指示した旨を省電力レベル選択部140に通知する。特定機能実行部160からの指示に応じて、バッテリ残量判別部120は、バッテリ残量検出部60を制御し、バッテリ70のバッテリ残量検出値Vtを取得する(ステップS305)。
バッテリ残量判別部120は、取得した検出値Vtと第2の閾値Vth2とを比較して、検出値Vtが第2の閾値Vth2以下であるか否かを判別し(ステップS306)、検出値Vtが第2の閾値Vth2以下であれば(ステップS306:Yes)、その旨を省電力レベル選択部140に通知する。
この場合、省電力レベル選択部140は、記憶部80の省電力モード設定情報にアクセスし、実行フラグEFの値に「1」を設定する(ステップS307)。つまり、実行フラグEFの値を「2」から「1」に変更し、その旨を通知処理部170と制限実行部150に通知する。
すなわち、ステップS304でのアラーム動作後に検出したバッテリ残量が、アラーム動作を実行するのに必要なバッテリ残量を示す第2の閾値Vth2以下となっているので、アラーム機能の実行が複数回設定されている場合は、次のアラーム動作を実行することができない。よって、実行フラグEFの値を変更することで、動作中の省電力モードのレベルをレベルBからレベルAに変更する。
よって、通知処理部170は、上述したステップS206と同様の動作により、省電力レベルが変更されたことを示す情報を出力する(ステップS308)。この場合の通知出力として、アラームの鳴動とは異なる鳴動動作(例えば、ユーザがアラーム機能に設定しているアラーム音とは違う音色のアラーム音出力など)をおこなうことで、省電力レベルが変更されたことをユーザに通知してもよい。
そして、制限実行部150が、レベルAの省電力モードに応じた制限動作を実行して(ステップS309)、処理を終了する。
なお、特例アラーム動作後のバッテリ残量が第2の閾値Vth2より高ければ(ステップS306:No)、次回のアラーム動作も実行できる可能性があるので、省電力レベル選択部140は、実行フラグEFの値を変更せずに処理を終了する。
すなわち、レベルBの省電力モードで動作中の場合にアラーム機能(特定機能)を実行した場合、実行後のバッテリ残量が第2の閾値Vth2以下までに低下していれば、省電力モードのレベルをレベルAに変更しその旨をユーザに通知する。これにより、今回のアラーム動作による電力消費によって、次回のアラーム動作は実行できないレベルにバッテリ残量が低下した場合、自動的にレベルAの省電力モードに移行するとともに、その旨をユーザに通知するので、次回のアラーム動作は実行されないことをユーザに認識させることができる。
以上説明したように、本発明を上記実施形態の如く適用することで、アラーム機能などのスケジュールに基づいて動作する特定機能が設定されている場合に、省電力モードを設定すると、当該特定機能の動作は制限されない省電力レベル(第2の省電力レベル)が自動的に選択される。これにより、ユーザが特定機能の設定状況を意識しなくても、省電力モードの有効/無効を設定するだけで、適切な省電力レベルで動作させることができる。
また、特定機能の動作は制限されない省電力レベル(第2の省電力レベル)が選択されている状態で、特定機能の実行に必要な電力を供給できないレベルにまでバッテリ残量が低下すると、特定機能の動作も制限する省電力レベル(第1の省電力レベル)に自動的に切り換えられるとともに、省電力レベルが変更されたことをユーザに通知する。これにより、設定した特定機能が実行されないことをユーザが認識し、必要な充電操作などが促されるので、設定した特定機能が実行されない事態を未然に防ぐことができる。
省電力モードへの移行や省電力レベルの変更を判別する際、3つの閾値(第1の省電力レベルへの移行トリガとして設定された第1の閾値、第1の閾値に特定機能の実行に必要な電力を加算した値の第2の閾値、第2の閾値よりも高い値の第3の閾値)と、現在のバッテリ残量とを比較して判別する。これにより、実行するまでの時間とバッテリ残量との関係が一定とはならない特定機能の実行が設定されている場合でも、適切なタイミングで省電力モードへの移行や省電力レベルの変更をおこなうことができ、効果的にバッテリ駆動時間を確保することができる。
また、第2の省電力レベルが選択された状態で特定機能を実行する場合、当該特定機能の通常動作とは異なる消費電力のより低い動作(例えば、通常よりも低い音量で報音する、通常よりも報音時間を短くする、バイブレーション機能は動作させない、など)をおこなう。これにより、特定機能の複数回の実行が設定されている場合(例えば、毎日所定時間にアラームを鳴らす、など)に、次回の実行ができない可能性があることをユーザに通知することができる。これにより、充電操作などを事前に促すことができるので、設定した特定機能が実行されない事態を未然に防ぐことができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、特定機能としてアラーム機能を例示したが、スケジュールに基づいて動作する機能であれば、アラーム機能に限られず任意の機能とすることができる。
例えば、通信機能部10の動作により、インターネット接続機能を移動体通信端末1が有している場合、電子メールの予約送信機能やウェブページの自動巡回機能を本発明にかかる特定機能とすることができる。
この場合、通信機能を含む所定の機能を制限する内容をレベルA(第1の省電力レベル)として設定し、通信機能は動作可能とする内容をレベルB(第2の省電力レベルとして設定しておき、レベルAの省電力モードへの移行トリガとなるバッテリ残量を示す第1の閾値、第1の閾値に通信機能の実行に必要な電力を加算したバッテリ残量を示す第2の閾値、第2の閾値よりも高い値のバッテリ残量を示す第3の閾値と実際のバッテリ残量を比較することで、実施形態1で例示したアラーム機能の場合と同様に、省電力モードへの移行や省電力レベルの変更と、ユーザへの通知をおこなうことができる。
(実施形態3)
上記実施形態1では、ユーザが省電力モードの有効/無効のみを選択するものとしたが、省電力レベルをユーザが設定してもよい。この場合、上述した省電力モード設定処理(図3)において、図6(b)に示すような省電力モード設定画面を表示部40に表示して、所望する省電力モード(省電力レベル)をユーザに選択させる。この場合、選択された内容に応じて、省電力レベル選択部140が設定フラグSFに値を設定すれば、実施形態1と同様の動作をおこなうことができる。
このような構成によれば、実施形態2のように種々の機能を特定機能として適用可能とする場合であっても、ユーザが実行を所望する特定機能に応じた省電力モード設定をおこなうことができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、本発明を移動体通信端末に適用した場合を例示したが、スケジュールで動作する機能と省電力モードで動作する機能を有しているものであれば、移動体通信端末に限られず、種々の携帯型電子機器(例えば、PDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、など)に本発明を適用することができる。
このような携帯型電子機器は、上記実施形態で示した移動体通信端末1のように、予め本発明を適用した形で提供可能であることはもとより、上記実施形態の制御部100が実行したプログラムと同様のプログラムを適用することで、既存の携帯型電子機器を、本発明にかかる携帯型電子機器として機能させることができる。このようなプログラムを提供する形態は任意であり、プログラムをDVD(Digital Versatile Disk)やメモリカードなどの記録媒体に格納して提供可能である他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することで提供することもできる。このようにして提供されたプログラムを装置に適用し、当該装置のコンピュータ(CPUなど)が実行することで、上述した各機能や動作が実現されることになる。
本発明の実施形態にかかる移動体通信端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部によって実現される機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかる省電力モード設定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる省電力モード実行処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる特定機能実行処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる省電力モード設定画面の表示例を示す図であり、(a)は実施形態1にかかる省電力モード設定画面の表示例を示し、(b)は実施形態3にかかる省電力モード設定画面の表示例を示す。 図1に示す記憶部に格納される省電力モード設定情報の例を示す図であり、(a)はレベル設定情報の例を示し、(b)はフラグ設定値の例を示す。
符号の説明
1…移動体通信端末、10…通信機能部、11…アンテナ、20…音声処理部、21…スピーカ、22…マイクロフォン、30…操作部、40…表示部、50…アラーム動作部、51…スピーカ、60…バッテリ残量検出部、70…バッテリ、80…記憶部、100…制御部、110…省電力モード設定部、120…バッテリ残量判別部、130…特定機能設定部、140…省電力レベル選択部、150…制限実行部、160…特定機能実行部、170…通知処理部、SF…設定フラグ、EF…実行フラグ

Claims (6)

  1. バッテリ残量を検出するバッテリ残量検出手段と、バッテリ残量の低下に応じて動作させる機能を制限する省電力モードを設定する省電力モード設定手段と、スケジュールに基づいて動作する特定機能を実行する特定機能実行手段と、を備えた携帯型電子機器において、
    スケジュールに基づいて動作する前記特定機能の実行がスケジュールされているか否かを判別する特定機能判別手段と、
    スケジュールに基づいて動作する前記特定機能の実行がスケジュールされている場合、前記バッテリ残量検出手段にバッテリ残量検出を開始させる検出制御手段と、
    前記検出制御手段による制御で検出されたバッテリ残量と複数の閾値との比較に基づいて、設定された省電力モードのレベルを、前記特定機能を含む所定の機能を制限する第1の省電力レベル、または、前記第1の省電力レベルの制限から前記特定機能を動作可能とさせる第2の省電力レベルのいずれかに選択する省電力レベル選択手段と、
    前記省電力レベル選択手段の選択動作によって省電力レベルが変更された場合、省電力レベルを変更した旨を示す情報を出力する変更通知手段と、を備え、
    前記省電力レベル選択手段は、前記特定機能判別手段によって前記特定機能の実行がスケジュールされていると判別された際に前記第2の省電力レベルを選択し、
    前記検出制御手段は、前記特定機能実行手段による前記特定機能の実行後、前記バッテリ残量検出手段にバッテリ残量の検出をおこなわせる、
    ことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記第1の省電力レベルへの移行トリガとなるバッテリ残量を示す第1の閾値、前記第1の閾値に前記特定機能の動作に必要な電力量を加えた第2の閾値、および、前記第2の閾値よりも高い値の第3の閾値を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記省電力レベル選択手段は、前記バッテリ残量検出手段が検出したバッテリ残量と、前記記憶手段が記憶する前記第1の閾値、前記第2の閾値、前記第3の閾値とを比較することで、前記第1の省電力レベル、または、前記第2の省電力レベルのいずれかを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 前記特定機能は、アラーム機能である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型電子機器。
  4. 前記特定機能実行手段は、前記第2の省電力レベルが選択されている状態で前記アラーム機能によるアラーム動作が実行される場合、通常のアラーム動作とは異なるアラーム動作を実行する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯型電子機器。
  5. 前記携帯型電子機器は、移動体通信端末である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の携帯型電子機器。
  6. 省電力モードを設定可能な携帯型電子機器を制御するコンピュータに、
    バッテリ残量の低下に応じて動作させる機能を制限する省電力モードを設定する機能と、
    スケジュールに基づいて動作する特定機能の実行がスケジュールされているか否かを判別する機能と、
    スケジュールに基づいて動作する前記特定機能の実行がスケジュールされている場合、バッテリ残量検出を開始する機能と、
    開始したバッテリ残量検出によって検出されたバッテリ残量と複数の閾値との比較に基づいて、設定された省電力モードのレベルを、前記特定機能を含む所定の機能を制限する第1の省電力レベル、または、前記第1の省電力レベルの制限から前記特定機能を動作可能とさせる第2の省電力レベルのいずれかに選択する機能と、
    省電力レベルを変更した場合、省電力レベルを変更した旨を示す情報を出力する機能と、
    前記特定機能の実行がスケジュールされていると判別された際に前記第2の省電力レベルを選択する機能と、
    前記特定機能の実行後、バッテリ残量の検出をおこなう機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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