JP2010258647A - 通信端末及び着信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】着信時における端末操作状態に応じて、適切な着信応答動作を行うことができる通信端末を提供する。
【解決手段】通信端末1は、着信時に、ユーザが通信端末1を操作している操作状態かどうかを判定する操作状態判定部15と、操作状態判定部15により操作状態と判定された場合には所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定し、操作状態判定部15により操作状態ではないと判定された場合には任意のキーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定する着信応答制御部16と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は通信端末及び通信端末の着信制御方法に関する。
ユーザが着信時に迅速に応答することができるように、着信時にどのキーが押下されても着信応答動作を行う、いわゆるエニーキー応答機能を備えた携帯電話などの通信端末が知られている。この通信端末において、例えばアプリケーション操作などの端末操作中に着信があった場合に、ユーザが端末操作のつもりで押下したキー操作によって、ユーザの意志に反して着信応答されてしまう事態が考えられる。このような事態を防ぐべく、例えば特許文献1には、着信から所定時間ではエニーキー応答の代わりに所定の応答キーのみで着信応答するように切り替える手法が記載されている。
特開2002−271474号公報
しかしながら、特許文献1に記載される手法の場合、着信後の所定時間内では、必ず所定キーのみの着信応答動作に切り替えられてしまう。このため、例えば着信時にユーザが端末を操作しておらず、着信に素早く応答したい場合でも、所定キーを押下しないと着信に応答することができないため、エニーキー応答と比べてユーザにとって不便である。このように、着信時の端末の操作状態によっては、必ずしもユーザにとって使いやすい着信応答動作とはならないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、着信時における端末操作状態に応じて、適切な着信応答動作を行うことができる通信端末及び着信制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信端末は、着信時に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態かどうかを判定する操作状態判定手段と、操作状態判定手段により操作状態と判定された場合には所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定し、操作状態判定手段により操作状態ではないと判定された場合には任意のキーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定する着信応答制御手段と、を備えることを特徴とする。
同様に、上記課題を解決するため、本発明に係る着信制御方法は、着信時に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態かどうかを判定する操作状態判定ステップと、操作状態判定ステップにおいて操作状態と判定された場合には所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定し、操作状態判定ステップにおいて操作状態ではないと判定された場合には任意のキーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定する着信応答制御ステップと、を備えることを特徴とする。
このような通信端末及び着信制御方法によれば、着信時にユーザが端末を操作中である場合には、所定キーの押下のみで着信応答が行われるよう設定されるため、端末操作のためのキー操作によって誤って着信に応答することがなくなり、ユーザの意志に反して着信応答することを防ぐことができる。また、着信時にユーザが端末を操作していない場合には、任意のキーの押下により着信応答が行われるよう設定されるため(いわゆるエニーキー応答となるため)、迅速に着信応答することができる。このように、着信時における端末操作状態に応じて、適切な着信応答動作を行うことができる。
また、本発明の通信端末は、着信応答制御手段により、所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定された場合に、着信に関する着信画面を、当該通信端末のディスプレイの一部分のみを用いて表示可能な簡易表示画面に切り替えて表示する表示制御手段を備えることが好適である。これにより、着信時にユーザが端末を操作中である場合には、着信画面が通信端末のディスプレイの一部分のみで表示可能な簡易表示画面に切り替えられるため、ユーザの端末操作に関する画面表示に対する着信画面の影響を少なくすることができる。
また、本発明の通信端末は、着信応答制御手段により、所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定された場合に、着信に応じた着信音を鳴らさないよう制御する着信音制御手段を備えることが好適である。これにより、着信時にユーザが端末を操作中である場合には、着信音が鳴らないよう制御されるため、ユーザの端末操作に対する着信の影響を少なくすることができる。
また、本発明の通信端末は、当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態か否かを検知するディスプレイ状態検知手段と、当該通信端末がユーザにより把持されているか否かを検知する把持検知手段と、を備え、操作状態判定手段は、ディスプレイ状態検知手段により当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態であると検知され、かつ、把持検知手段により当該通信端末がユーザにより把持されていると検知された場合に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態であると判定することが好適である。
これにより、ディスプレイがアクティブであり、さらにユーザが当該通信端末を把持している状態を識別することができるため、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態であることを精度良く判定することが可能となる。
同様に、本発明の通信端末は、当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態か否かを検知するディスプレイ状態検知手段と、当該通信端末内のアプリケーションが操作されているか否かを検知するアプリケーション操作検知手段と、を備え、操作状態判定手段は、ディスプレイ状態検知手段により当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態であると検知され、かつ、アプリケーション操作検知手段によりアプリケーションが操作されていることが検知された場合に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態であると判定することが好適である。
これにより、ディスプレイがアクティブであり、さらにユーザが当該通信端末内のアプリケーションを起動し操作している状態を識別することができるため、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態であることを精度良く判定することが可能となる。
本発明に係る通信端末及び着信制御方法によれば、着信時における端末操作状態に応じて、適切な着信応答動作を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る通信端末の機能ブロック図である。 「エニーキー応答」と「オフフックキー応答」を説明するための図である。 通信端末のハードウェア構成図である。 画面表示部による簡易表示画面を説明するための図である。 本実施形態の通信端末において実行される処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信端末の機能ブロック図である。図1に示すように、通信端末1は、着信検出部11、ディスプレイ状態検知部(ディスプレイ状態検知手段)12、端末把持検知部(把持検知手段)13、アプリケーション操作検知部(アプリケーション操作検知手段)14、操作状態判定部(操作状態判定手段)15、着信応答制御部(着信応答制御手段)16、表示制御部(表示制御手段)17、および着信音制御部(着信音制御手段)18を備えている。
ここで、通信端末1は、着信時にどのキーが押下されても着信応答動作を行う、いわゆるエニーキー応答機能を備えるものである。本実施形態では、図2に示すように、通信端末1のキー領域21に含まれる全てのキーのいずれかが押下されると着信応答を行うことを「エニーキー応答」という。また、通信端末1のオフフックキー22など所定の1つのキーが押下されると着信応答を行うことを「オフフックキー応答」という。
図3は、通信端末1のハードウェア構成図である。通信端末1は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)111、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)112及びROM(Read Only Memory)113、入力デバイスである入力キー等の操作部114、ディスプレイ115、無線通信部116などを有する端末装置として構成されている。図1に示す通信端末1の各機能は、図3に示すCPU111、RAM112等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU111の制御のもとで操作部114、ディスプレイ115、無線通信部116を動作させるとともに、RAM112やROM113におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
次に、図1に示す通信端末1の各機能について説明する。
着信検出部11は、通信端末1に電話やメール等が着信したことを検知する部分である。着信検出部11は、着信を検知すると、着信を受けたことを示す情報を操作状態判定部15に送信する。
ディスプレイ状態検知部12は、通信端末1のディスプレイ115がアクティブ状態か否かを検知する部分である。具体的には、ディスプレイ115が、例えば液晶ディスプレイである場合には、ディスプレイ状態検知部12は、バックライトが点灯していればディスプレイ115がアクティブ状態であると判断する。
端末把持検知部13は、通信端末1がユーザにより把持されているか否かを検知する部分である。具体的には、端末把持検知部13は通信端末1に内蔵されたセンサ(図示せず)により、ユーザが端末を把持しているかどうかを判断する。例えば、加速度センサまたは地磁気センサを用いて、ユーザが手で通信端末1を持っているときの微弱な震えを検知することで、通信端末1がユーザにより把持されていると判断する。又は、インカメラで撮影した画像に人の顔が正面を向いて映っているときに、ユーザが通信端末1を保持していると判断する。
アプリケーション操作検知部14は、通信端末1内のアプリケーションが操作されているか否かを検知する部分である。具体的には、ユーザが操作可能な アプリケーションが1つ以上起動しており、かつそのアプリケーションに対して一定時間以内にキー操作が行われたことを検知した場合に、アプリケーション操作検知部14は、ユーザがアプリケーションを操作したと判断する。
操作状態判定部15は、着信時にユーザが通信端末1を操作中である操作状態かどうかを判断する部分である。「操作状態」と判断されるのは以下のいずれかの条件に合致した場合とし、条件に合致しない場合には操作状態ではないと判断する。
(1)ディスプレイ状態検知部12によりディスプレイ115がアクティブ状態となっていることが検知され、かつ端末把持検知部13により通信端末1がユーザに把持されていると判断される。
(2)ディスプレイ状態検知部12によりディスプレイ115がアクティブ状態となっていることが検知され、かつアプリケーション操作検知部14により1つ以上のアプリケーションが起動しており一定時間内にキー入力があったことが検知される。
上記条件(1)は、ディスプレイがアクティブであり、さらにユーザが通信端末1を把持している状態を識別することができる。また上記条件(2)は、ディスプレイがアクティブであり、さらにユーザが通信端末1内のアプリケーションを起動し操作している状態を識別することができる。そして、操作状態判定部15は、判定結果を着信応答制御部16に送信する。
着信応答制御部16は、操作状態判定部15による判定結果に応じて、着信応答動作を切り替える部分である。具体的には、操作状態判定部15による判定結果が、着信時にユーザが通信端末1を操作中であることを示す「操作状態」である場合に、所定キー(ここではオフフックキー22)のみの押下に応じて着信応答が行われる「オフフックキー応答」が設定され、この情報が表示制御部17及び着信音制御部18に送信される。また、「操作状態」ではないと判定された場合には、任意のキーの押下に応じて着信応答が行われる「エニーキー応答」が設定される。そして、着信応答制御部16は、設定した着信応答設定に応じて、着信応答用に指定されたキーが押下された場合には着信処理を実行する。
表示制御部17は、着信応答制御部16が「オフフックキー応答」を設定した場合に、着信に関する着信画面を、ディスプレイ115の一部分のみを用いて表示可能な簡易表示画面に切り替えて表示する。例えば、通常時には、図4(a)に示すように、メール作成などの端末操作中に電話などの着信があった場合、ディスプレイ115の全面が、作業中のメール作成画面41から着信通知画面42に切り替えられる。これに対し、着信応答制御部16により「オフフックキー応答」が設定された場合には、図4(b)に示すように、作業中のメール作成画面41の大部分をディスプレイ115上に残しつつ、着信通知画面42がディスプレイ115の一部分のみを用いて表示可能な簡易表示画面43に切り替えて表示される。図4の例ではあ、簡易表示画面43は、着信に関する情報をテロップ表示するテロップ表示画面であり、ディスプレイ115下方にテキスト1行分のスペースだけ表示され、操作中のアプリケーションの画面に極力影響を与えないように構成される。
着信音制御部18は、着信応答制御部16が「オフフックキー応答」を設定した場合に、着信に応じた着信音を鳴らさないよう制御する。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態の通信端末1において実行される処理を説明すると共に、本実施形態に係る着信制御方法について説明する。図5は、本実施形態の通信端末1において実行される処理を示すフローチャートである。
まず、着信検出部11により、通信端末1に電話やメール等が着信したことが検知され(S101)、着信を受けたことを示す情報が操作状態判定部15に送信される。
次に、操作状態判定部15により、着信検出部11からの着信情報の受信に応じて、ユーザが通信端末1を操作中である状態を示す操作状態であるか否かが判定される(S102:操作状態判定ステップ)。具体的には、操作状態判定部15は、以下のいずれかの条件に合致した場合に操作状態であると判定する。
(1)ディスプレイ状態検知部12によりディスプレイ115がアクティブ状態となっていることが検知され、かつ端末把持検知部13により通信端末1がユーザに把持されていると判断される。
(2)ディスプレイ状態検知部12によりディスプレイ115がアクティブ状態となっていることが検知され、かつアプリケーション操作検知部14により1つ以上のアプリケーションが起動しており一定時間内にキー入力があったことが検知される。
操作状態判定部15は、上記条件に基づく判定結果を着信応答制御部16に送信する。操作状態判定部15によりユーザが通信端末1を操作中である状態を示す操作状態と判定された場合、ステップS103に移行する。操作状態判定部15により操作状態でないと判定された場合にはステップS105に移行する。
ステップS102において操作状態判定部15により操作状態と判定された場合、着信応答制御部16により、所定キー(ここではオフフックキー22)のみの押下に応じて着信応答が行われる「オフフックキー応答」が設定され(S103:着信応答制御ステップ)、この情報が表示制御部17及び着信音制御部18に送信される。
そして、表示制御部17により、着信応答制御部16が「オフフックキー応答」を設定した情報を受信するのに応じて、着信に関する着信画面42が、ディスプレイ115の一部分のみを用いて表示可能な簡易表示画面43に切り替えて表示され、さらに、着信音制御部18により、着信に応じた着信音が鳴らないよう制御される(S104)。
一方、ステップS102において操作状態判定部15により操作状態ではないと判定された場合、着信応答制御部16により、任意のキーの押下に応じて着信応答が行われる「エニーキー応答」が設定される(S105:着信応答制御ステップ)。
そして、着信応答制御部16により、設定した着信応答設定に応じて、着信応答用に指定されたキーが押下された場合には着信処理が実行される(S106)。
以上に説明したように、本実施形態に係る通信端末1及び着信制御方法によれば、着信時にユーザが通信端末1を操作中である場合には、所定キー(例えばオフフックキー22)の押下のみで着信応答が行われるよう設定されるため、端末操作のためのキー操作によって誤って着信に応答することがなくなり、ユーザの意志に反して着信応答することを防ぐことができる。また、着信時にユーザが通信端末1を操作していない場合には、任意のキーの押下により着信応答が行われるよう設定されるため(いわゆるエニーキー応答となるため)、迅速に着信応答することができる。このように、着信時における端末操作状態に応じて、適切な着信応答動作を行うことができる。
また、表示制御部17が、所定キー(オフフックキー22)の押下に応じて着信応答が行われるよう(オフフックキー応答に)設定された場合に、着信に関する着信画面42がディスプレイ115の一部分のみを用いて表示可能な簡易表示画面43に切り替えて表示するため、着信時にユーザが端末を操作中である場合には、ユーザの端末操作に関する画面表示に対する着信画面の影響を少なくすることができる。
また、着信音制御部18が、所定キー(オフフックキー22)の押下に応じて着信応答が行われるよう(オフフックキー応答に)設定された場合に、着信に応じた着信音を鳴らさないよう制御するため、着信時にユーザが端末を操作中である場合には、ユーザの端末操作に対する着信の影響を少なくすることができる。
また、操作状態判定部15が、ディスプレイ状態検知部12によりディスプレイ115がアクティブ状態となっていることが検知され、かつ端末把持検知部13により通信端末1がユーザに把持されていると判断された場合に、ユーザが通信端末1を操作している操作状態であると判定するため、ディスプレイ115がアクティブであり、さらにユーザが通信端末1を把持している状態を識別することができ、この結果、ユーザが通信端末1を操作している操作状態であることを精度良く判定することが可能となる。
同様に、操作状態判定部15が、ディスプレイ状態検知部12によりディスプレイ115がアクティブ状態となっていることが検知され、かつアプリケーション操作検知部14により1つ以上のアプリケーションが起動しており一定時間内にキー入力があったことが検知された場合に、ユーザが通信端末1を操作している操作状態であると判定するため、ディスプレイ115がアクティブであり、さらにユーザが通信端末1内のアプリケーションを起動し操作している状態を識別することができるため、ユーザが通信端末1を操作している操作状態であることを精度良く判定することが可能となる。
以上、本発明に係る通信端末1及び着信制御方法について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、着信応答制御部16が「オフフックキー応答」を設定したときに、表示制御部17が着信画面を簡易表示画面に切り替え、かつ着信音制御部18が着信音を鳴らさないよう制御しているが、表示制御部17及び着信音制御部18のいずれか一方のみを動作させてもよい。
1…通信端末、12…ディスプレイ状態検知部(ディスプレイ状態検知手段)、13…端末把持検知部(端末把持検知手段)、14…アプリケーション操作検知部(アプリケーション操作検知手段)、15…操作状態判定部(操作状態判定手段)、16…着信応答制御部(着信応答制御手段)、17…表示制御部(表示制御手段)、18…着信音制御部(着信音制御手段)、22…オフフックキー(所定キー)、42…着信通知画面(着信画面)、43…簡易表示画面、115…ディスプレイ。

Claims (6)

  1. 着信時に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態かどうかを判定する操作状態判定手段と、
    前記操作状態判定手段により前記操作状態と判定された場合には所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定し、前記操作状態判定手段により前記操作状態ではないと判定された場合には任意のキーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定する着信応答制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記着信応答制御手段により、所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定された場合に、前記着信に関する着信画面を、当該通信端末のディスプレイの一部分のみを用いて表示可能な簡易表示画面に切り替えて表示する表示制御手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記着信応答制御手段により、所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定された場合に、前記着信に応じた着信音を鳴らさないよう制御する着信音制御手段を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態か否かを検知するディスプレイ状態検知手段と、
    当該通信端末がユーザにより把持されているか否かを検知する把持検知手段と、を備え、
    前記操作状態判定手段は、前記ディスプレイ状態検知手段により当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態であると検知され、かつ、前記把持検知手段により当該通信端末がユーザにより把持されていると検知された場合に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態であると判定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信端末。
  5. 当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態か否かを検知するディスプレイ状態検知手段と、
    当該通信端末内のアプリケーションが操作されているか否かを検知するアプリケーション操作検知手段と、を備え、
    前記操作状態判定手段は、前記ディスプレイ状態検知手段により当該通信端末のディスプレイがアクティブ状態であると検知され、かつ、前記アプリケーション操作検知手段によりアプリケーションが操作されていることが検知された場合に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態であると判定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信端末。
  6. 着信時に、ユーザが当該通信端末を操作している操作状態かどうかを判定する操作状態判定ステップと、
    前記操作状態判定ステップにおいて前記操作状態と判定された場合には所定キーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定し、前記操作状態判定ステップにおいて前記操作状態ではないと判定された場合には任意のキーの押下に応じて着信応答が行われるよう設定する着信応答制御ステップと、
    を備えることを特徴とする、通信端末の着信制御方法。
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