JP2013201670A - 携帯電話機、着信時制御方法及びプログラム - Google Patents

携帯電話機、着信時制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ操作中に着信があった場合に、誤ってその着信に応答してしまうことを防止しつつも、着信があったことをユーザが知ることができるようにした携帯電話機を提供する。
【解決手段】携帯電話機は、着信時に報知を行う報知部と、前記報知部が前記報知を開始してから一定時間を経過するまで、当該報知に係る前記着信への応答を抑止し、当該一定時間を経過した後に、当該抑止を停止する制御を行う応答制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機に関し、特に、着信時の制御技術に関する。
ユーザが携帯電話機を操作している場合において、例えば、音声着信等の着信(以下、単に「着信」という)があったときに、誤ってその着信に応答してしまうという問題がある。
この問題に対しては、携帯電話機において、ユーザが操作キーを連打している間は着信通知を行わないようにする技術(例えば特許文献1)を利用することが考えられる。
他方、偽の着信告知を防止するために、着信告知装置が検知した信号が所定時間(2秒以上、好ましくは3秒ないし5秒)を越えて持続的である場合のみ告知動作信号の発生を許す技術(例えば特許文献2)も知られている。
特開2005−110026号公報 特開平10−23524号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、操作キーを連打している間、ユーザは着信があったことを知ることができないという新たな問題が生じる。
また、特許文献2の方法では、所定時間ユーザが着信に気付くことができないという問題がある。
そこで、本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、ユーザ操作中に着信があった場合に、誤ってその着信に応答してしまうことを防止しつつも、着信があったことをユーザが知ることができるようにした携帯電話機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯電話機は、着信時に報知を行う報知部と、前記報知部が前記報知を開始してから一定時間を経過するまで、当該報知に係る前記着信への応答を抑止し、当該一定時間を経過した後に、当該抑止を停止する制御を行う応答制御部とを備えることを特徴とする。
ここで、報知とは、音声やバイブレータの振動によるものの他、ディスプレイへの文字や画像等の表示によるものも含む。
上記構成を備える本発明に係る携帯電話機によれば、ユーザ操作中に着信があった場合に、誤ってその着信に応答してしまうことを防止しつつも、ユーザは、着信があったことを知ることができる。
実施の形態に係る携帯電話機100の外観及び表示例を示す図 携帯電話機100の主要部の機能構成を示すブロック図 アドレス帳10のデータ構成及び内容例を示す図 携帯電話機100の着信時処理を示すフローチャート 変形例に係る携帯電話機200の外観を示す図 変形例に係る携帯電話機200の表示例を示す図 変形例に係る携帯電話機200の主要部の機能構成を示すブロック図 携帯電話機200の着信時処理を示すフローチャート
以下、本発明に係る携帯電話機の一実施形態について説明する。
≪1.実施の形態≫
<1−1.概要>
図1(a)及び(b)は、実施の形態に係る携帯電話機100の外観及び表示例を示す図である。
図1(a)及び(b)に示すように、携帯電話機100は、いわゆるストレート型の端末であり、筐体1には、レシーバ3、マイク4及びタッチパッド付きのディスプレイ110が配置されている。なお、図1(a)及び(b)では特に図示していないが、筐体1のディスプレイ110が配置されている面と対向する面には、スピーカ6が配置されている。
この携帯電話機100は、図1(a)に示すように、着信時に、着信を示すメッセージM1を表示して報知を開始するものの、報知の開始から一定時間を経過するまでは、ディスプレイ110に、その着信に応答するための応答ボタンB1を表示しない。そして、この携帯電話機は、報知の開始から一定時間を経過した後に、図1(b)に示すように、ディスプレイ110に応答ボタンB1を表示する。
従って、ユーザ操作中に着信があっても、その時点ではディスプレイ110に応答ボタンB1は表示されていないので、誤ってその着信に応答してしまうことを適切に防止しつつも、メッセージM1により、ユーザは着信があったことを知ることができる。
以下では、応答ボタンB1の表示位置にユーザの指等を接触させることを、応答ボタンB1を選択するともいう。この応答ボタンB1を選択することで、着信に対する応答処理が実行され、通話が開始されることになる。
<1−2.機能構成>
図2は、携帯電話機100の主要部の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、同図に示すように、レシーバ3、マイク4、スピーカ6、ディスプレイ110、コントローラ114、音声処理部120、バイブレータ121、通信部130、第1計時部140、第2計時部141、記憶部150及び制御部160を備える。
なお、携帯電話機100は、プロセッサ及びメモリを含んで構成されており、制御部160の機能は、メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。
ディスプレイ110は、LCD(Liquid Crystal Display)111、バックライト112及びタッチパッド113を含む。
ここで、バックライト112は、エッジライト方式のLEDバックライトであり、タッチパッド113は、静電容量方式のタッチセンサであり、LCD111に重畳して設けられている。なお、タッチパッド113は、透明部材を用いて構成されており、LCD111に表示された画像が見えるように構成されている。
また、コントローラ114は、タッチパッド113に対するユーザの指等の接触を検出し、検出している間、単位時間(例えば、25ms)毎に、そのタッチパッド113における接触位置の座標値(x,y)を制御部160に出力するIC(Integrated Circuit)である。
音声処理部120は、制御部160から受領した受話信号をD/A(Digital/Analog)変換してレシーバ3から出力し、マイク4から入力された音声信号をA/D(Analog/Digital)変換して制御部160に送出する機能の他、特に、制御部160の指示に従って、着信音をスピーカ6から出力する機能を有する。
通信部130は、アンテナを介して基地局との間で電波の送受信を行う回路であり、受信信号を復調して制御部160へ伝達する機能と、制御部160から受領した送信信号を変調して送信する機能を有する。
第1計時部140は、制御部160からの指示に応じて計時を開始し、一定時間(例えば1コール程度の時間(2秒程度))を計時すると、その旨を制御部160に通知する機能を有する。また、第2計時部141は、制御部160からの指示に応じて、計時を開始し、所定時間(例えば、15秒)を計時すると、その旨を制御部160に通知する機能を有する。第1及び第2計時部(140、141)は、例えば、タイマやカウンタにより実現される。なお、第1計時部140が計時する一定時間と、第2計時部141が計時する所定時間は、携帯電話機100のメーカにより予め設定されているものとする。
記憶部150は、アドレス帳10、アプリケーションプログラム群20、スリープフラグ30、マナーモードフラグ40及び実行フラグ50を記憶するためのメモリ領域である。
ここで、アドレス帳10は、各通信相手についての名称、電話番号、メールアドレス等を対応付けて登録したものである(図3を用いて後述する)。アプリケーションプログラム群20は、携帯電話機100が実行可能な各種アプリケーションプログラム(例えば、Webブラウザ、メール、ゲーム等のプログラム)である。
また、スリープフラグ30は、携帯電話機100がスリープ状態であるか否かを示す情報である。スリープ状態とは、バックライト112を消灯させ、かつ携帯電話機100が備えるプロセッサが、コントローラ114からの入力割り込み待ちである省電力状態である。また、マナーモードフラグ40は、携帯電話機100がバイブレータ121を鳴動させて報知するマナーモードであるか否かを示す情報である。また、実行フラグ50は、携帯電話機100がアプリケーションプログラム群20に含まれるアプリケーションプログラムを実行中であるか否かを示す情報である。
また、制御部160は、特に、着信の際に、ディスプレイ110への応答ボタンB1の表示タイミングを制御することで、着信に対する応答を抑制する機能を有する。なお、制御部160は、一般的な携帯電話機が有する機能、例えば通信部130を介して基地局から受領した信号に基づいて着信を検出する機能や、ユーザ操作に応じてマナーモードと非マナーモードとを切り替える、つまりマナーモードフラグ40を更新する機能も有する。制御部160は、表示制御部161、実行部162、状態切替部163、報知部164、応答制御部165及び応答処理部166を含んで構成される。
ここで、表示制御部161は、実行部162及び応答制御部165の指示に従って、文字や画像等をディスプレイ110に表示させる機能を有する。
実行部162は、コントローラ114から出力された座標値が示す接触位置に対応する処理、例えば、接触位置に表示されている表示物(アイコンやキー等)に割り当てられた処理を実行する機能を有する。なお、実行部162は、接触位置に対応する処理として、アプリケーションプログラム群20に含まれるアプリケーションプログラムの実行を開始した場合に、実行中であることを示すように実行フラグ50を更新する。また、実行部162は、接触位置に対応する処理として、アプリケーションプログラムの実行を終了した場合に、実行中でないことを示すように実行フラグ50を更新する。
状態切替部163は、コントローラ114からの座標値の出力の有無に基づいて、携帯電話機100の状態をスリープ状態と非スリープ状態との間で相互に切り替える機能を有する。
具体的には、状態切替部163は、非スリープ状態である場合に、コントローラ114から最後に座標値が出力されてから所定時間(この例では15秒)が経過した際に携帯電話機100をスリープ状態に切り替える。つまり、バックライト112を消灯させ、かつ携帯電話機100のプロセッサをコントローラ114からの入力割り込み待ちの状態にする。また、状態切替部163は、スリープ状態である場合に、コントローラ114から座標値が出力されると、非スリープ状態に切り替える。つまり、バックライト112を点灯させ、かつ携帯電話機100のプロセッサをコントローラ114からの入力割り込み待ちの状態から復帰させる。なお、状態切替部163は、携帯電話機100の状態を切り替えた際に、切り替え後の状態を示すように、スリープフラグ30を更新する。
また、状態切替部163は、コントローラ114から座標値が出力される毎に第2計時部141に計時を開始させ、第2計時部141から通知があった場合に、コントローラ114から最後に座標値が出力されてから所定時間が経過したと判定する。
報知部164は、制御部160による着信の検出時に報知を行う機能を有する。ここで、本実施の形態における報知とは、表示制御部161を介してディスプレイ110に着信を示すメッセージを表示させると共に、記憶部150のマナーモードフラグ40の内容に応じて、音声処理部120を介してスピーカ6から着信音を出力させ、又はバイブレータ121を鳴動させる処理をいう。なお、報知部164は、報知を開始する際に、応答制御部165に通知する。
なお、着信を示すメッセージには、発信元を示す情報が含まれる。報知部164は、発信元の電話番号が、記憶部150のアドレス帳10に登録されている場合には対応する名称を、アドレス帳10に登録されていない場合にはその発信元の電話番号を、発信元を示す情報としてディスプレイ110に表示させる。なお、図1(a)に示すメッセージM1は、発信元の電話番号が記憶部150のアドレス帳10に登録されており、対応する名称「A山B子」が発信元を示す情報として表示された例を示している。
応答制御部165は、報知部164が報知を開始してから一定時間を経過するまでは、応答ボタンB1をディスプレイ110に表示させず、一定時間を経過した後に、表示制御部161を介して応答ボタンB1をディスプレイ110に表示させる機能を有する。応答制御部165は、報知部164からの通知を受けて、第1計時部140に計時を開始させ、第1計時部140からの通知の有無により一定時間を経過したかを判定する。
応答処理部166は、応答ボタンB1が選択された場合、つまりコントローラ114から出力された座標値が示す接触位置が、応答ボタンB1の表示位置に含まれる場合に、着信に対する応答処理(オフフック)を実行し、通話を開始する機能を有する。
なお、本実施の形態では、応答制御部165は、報知部164が報知を開始してから一定時間を経過するまでは、応答ボタンB1をディスプレイ110に表示させないこととしている。しかしながら、応答制御部165は、報知部164が報知を開始した際に応答ボタンB1をディスプレイ110に表示するようにし、、応答処理部166は、報知部164が報知を開始してから一定時間を経過するまでの間に応答ボタンB1が選択された場合、つまりコントローラ114から出力された座標値が示す接触位置が、応答ボタンB1の表示位置に含まれる場合に、着信に対する応答処理(オフフック)の実行を抑止し、通話を開始させないとしてもよい。
<1−3.データ>
以下では、携帯電話機100が使用するデータについて、図3を用いて説明する。
図3は、アドレス帳10のデータ構成及び内容例を示す図である。
同図に示すように、アドレス帳10は、No.11、名称12、電話番号13及びメールアドレス14から構成される情報である。
なお、以下では、対応づけて登録されているNo.と、名称と、電話番号と、メールアドレスとからなる1件分の情報を「レコード」ともいう。
ここで、No.11は、発信元となる各通信相手を識別するための識別情報であり、この例では、レコードの登録順に、1から1ずつ増加させた数字を用いている。
また、名称12は、対応するNo.が示す通信相手の名称であり、電話番号13は、その通信相手が所有する電話機に割り振られた電話番号であり、メールアドレス14は、その通信相手が所有するメールアドレスである。
同図は、例えば、No.が「1」である通信相手の名称は「A山B子」であり、電話番号は「090○○○○1111」であり、メールアドレスは「a○a@bbb.com」であることを示している。
<1−4.動作>
上記構成を備える携帯電話機100の動作について、図4を用いて説明する。
図4は、携帯電話機100の着信時処理を示すフローチャートである。
同図に示すステップS1〜S11の処理を含む着信時処理は、携帯電話機100の電源がONの間、繰り返し実行される。
また、同図に示す着信時処理とは独立した処理として、コントローラ114からの座標値の出力の有無に基づいて、携帯電話機100の状態をスリープ状態と非スリープ状態との間で相互に切り替え、切り替え後の状態を示すようにスリープフラグ30を更新する処理が状態切替部163により行われる。また、同図に示す着信時処理とは独立した処理として、アプリケーションプログラム群20に含まれるアプリケーションプログラムの実行を開始する操作及び終了する操作に応じて、アプリケーションプログラムの現在の実行状況を示すように、実行フラグ50を更新する処理が実行部162により行われる。
まず、制御部160は、着信があったか否かを判定し(ステップS1)、着信をあった場合に(ステップS1:YES)、報知部164は、着信の報知を開始する(ステップS2)。具体的には、報知部164は、発信元を示す情報を含めた着信を示すメッセージ(例えば、図1(a)のメッセージM1)を、表示制御部161を介してディスプレイ110に表示させると共に、記憶部150のマナーモードフラグ40の内容に応じた処理を行う。即ち、マナーモードフラグ40がマナーモードであることを示す場合には、バイブレータ121を鳴動させ、マナーモードフラグ40がマナーモードでないことを示す場合には、スピーカ6からの着信音の出力を音声処理部120に指示する。
また、報知部164は、報知を開始する際に応答制御部165への通知を行い、この通知を受けた応答制御部165は、第1計時部140に一定時間の計時を開始させ(ステップS3)、記憶部150のスリープフラグ30を参照し、携帯電話機100がスリープ状態であるかを判定する(ステップS4)。
応答制御部165は、携帯電話機100がスリープ状態であると判定した場合に(ステップS4:YES)、後述するステップS8の処理に進む。一方、応答制御部165は、携帯電話機100がスリープ状態でないと判定した場合に(ステップS4:NO)、記憶部150の実行フラグ50を参照し、アプリケーションプログラム群20に含まれるアプリケーションプログラムが実行中であるかを判定する(ステップS5)。
応答制御部165は、アプリケーションプログラムが実行中でないと判定した場合に(ステップS5:NO)、ステップS8の処理に進む。一方、応答制御部165は、アプリケーションプログラムが実行中であると判定した場合に(ステップS5:YES)、第1計時部140から通知があったかに基づいて、報知部164による着信の報知の開始から一定時間が経過したかを判定する(ステップS6)。
応答制御部165は、第1計時部140からの通知がない間、一定時間が経過していないと判定し(ステップS6:NO)、制御部160は、ステップS1で検出した着信が継続しているか判定する(ステップS7)。制御部160は、着信が継続していないと判定した場合には(ステップS7:NO)、着信時処理を終了し、着信が継続していると判定した場合には(ステップS7:YES)、応答制御部165は、再びステップS6から処理を行う。
また、応答制御部165は、第1計時部140からの通知があった場合に、一定時間が経過したと判定し(ステップS6:YES)、表示制御部161を介して、応答ボタンB1をディスプレイ110に表示させる(ステップS8)。
応答処理部166は、応答ボタンB1の表示位置の座標値がコントローラ114から出力されるかに基づいて、ユーザによる着信への応答操作が行われたかを判定する(ステップS9)。応答処理部166が、応答操作が行われていないと判定した場合に(ステップS9:NO)、制御部160は、ステップS1で検出した着信が継続しているか判定する(ステップS10)。制御部160は、着信が継続していないと判定した場合には(ステップS10:NO)、着信時処理を終了し、着信が継続していると判定した場合には(ステップS10:YES)、応答制御部165は、再びステップS9から処理を行う。
応答処理部166は、応答操作が行われたと判定した場合には(ステップS9:YES)、応答処理(オフフック)を行い、通話を開始し(ステップS11)、着信時処理を終了する。
≪2.変形例≫
実施の形態では、携帯電話機100の応答制御部165が、報知部164による着信の報知の開始から一定時間経過後に、表示制御部161を介して、はじめて応答ボタンB1をディスプレイ110に表示させることで、着信の報知の開始から一定時間の間の応答を抑制する例を説明した。
以下では、タッチパッド113に代えて、応答ボタンを含むボタン群やキー群からなる通常の操作部を備える携帯電話機において、着信の報知の開始から一定時間の間のオフフックボタンからの入力に基づく応答処理を抑止するようにした一変形例を実施の形態に係る携帯電話機100との相違点を中心に説明する。
<2−1.概要>
図5(a)及び(b)は、変形例に係る携帯電話機200の外観を示す図であり、図6(a)及び(b)は、変形例に係る携帯電話機200の表示例を示す図である。
図5(a)及び(b)に示すように、携帯電話機200は、第1筺体201及び第2筺体202からなるいわゆる折りたたみ式型の端末であり、第1筺体201には、レシーバ203及びディスプレイ210が配置され、第2筺体202には、マイク204、スピーカ206及び操作部213が配置されている。
この携帯電話機200は、実施の形態に係る携帯電話機100と同様に、図6(a)に示すように、着信時に、着信を示すメッセージM1を表示して報知を開始する。しかし、この携帯電話機200は、報知の開始から一定時間を経過するまでに、操作部213のオフフックボタン214が押下されても、着信に対応する応答が無効であることを示すメッセージM2をディスプレイ110に表示し、着信に対応する応答処理(オフフック)を行わない。従って、ユーザ操作中に着信があり、オフフックボタン214を押下してしまった場合でも、ユーザが誤ってその着信に応答してしまうことを適切に防止しつつも、ユーザは、着信があったことを知ることができる。
なお、この携帯電話機200は、報知の開始から一定時間を経過した後にオフフックボタン214が押下された場合には、着信に対応する応答処理(オフフック)を行う(図6(b)参照)。
<2−2.機能構成>
図7は、変形例に係る携帯電話機200の主要部の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話機200は、同図に示すように、実施の形態に係る携帯電話機100のレシーバ3、マイク4、スピーカ6、ディスプレイ110、コントローラ114、記憶部150及び制御部160に代えて、レシーバ203、マイク204、スピーカ206、ディスプレイ210、操作部213、記憶部250及び制御部260を備える。
ここで、レシーバ203、マイク204、スピーカ206は、基本的に実施の形態に係るレシーバ3、マイク4、スピーカ5とそれぞれ同様のものである。
また、ディスプレイ210は、LCD111及びバックライト112を含み、タッチパッド113を含まない点以外は、実施の形態に係るディスプレイ110と基本的に同様のものである。なお、携帯電話機200は、実施の形態に係る携帯電話機100のようにタッチパッド113を備えないため、コントローラ114も備えていない。
操作部213は、オフフックボタン214を含むボタン群やテンキー等のキー群から構成され、ユーザにより押下されたボタン及びキーに対応する入力信号を制御部260に送出する機能を有する。
また、記憶部250は、実施の形態で説明したアドレス帳10、アプリケーションプログラム群20、スリープフラグ30、マナーモードフラグ40及び実行フラグ50の他、応答無効フラグ60を記憶するためのメモリ領域である。
ここで、応答無効フラグ60は、着信に対する応答操作、つまりオフフックボタン214の押下が無効であるか否かを示す情報である。
また、制御部260は、実施の形態に係る制御部160と同様、一般的な携帯電話機が有する機能を有する他、特に、着信の報知開始から一定時間が経過するまでの間は、オフフックボタン214の押下に基づく着信に対する応答処理(オフフック)を抑制する機能を有する。制御部260は、実施の形態に係る制御部160の応答制御部165及び応答処理部166に代えて、応答制御部265及び応答処理部266を含む。
ここで、応答制御部265は、報知部164が報知を開始してから一定時間を経過するまでは、オフフックボタン214が押下されても応答処理が実行されないようにするために、応答無効フラグ60を更新する機能を有する。即ち、応答制御部265は、報知部164が報知を開始した際になされる通知を受けると、応答無効フラグ60をオフフックボタン214の押下が無効であることを示すように更新すると共に、第1計時部140に一定時間の計時を開始させる。また、応答制御部265は、第1計時部140からの通知があった場合に、応答無効フラグ60をオフフックボタン214の押下が有効であることを示すように更新する。なお、以下では、応答無効フラグ60をオフフックボタン214の押下が無効であることを示すように更新することを、応答無効フラグ60をONに更新するともいい、応答無効フラグ60をオフフックボタン214の押下が有効であることを示すように更新することを、応答無効フラグ60をOFFに更新するともいう。
応答処理部266は、オフフックボタン214が押下された場合において、応答無効フラグ60がOFFであるときに、着信に対する応答処理(オフフック)を実行し、通話を開始する機能を有する。
なお、実施の形態では、スリープ状態は、バックライト112を消灯させ、かつ携帯電話機100が備えるプロセッサが、コントローラ114からの入力割り込み待ちである省電力状態であるものとして説明した。しかしながら、変形例に係る携帯電話機200はコントローラ114を備えないため、バックライト112を消灯させ、かつ携帯電話機200が備えるプロセッサが、操作部213からの入力割り込み待ちである省電力状態を、スリープ状態ということとする。
<2−3.動作>
上記構成を備える携帯電話機200の動作について、図8を用いて説明する。
図8は、携帯電話機200の着信時処理を示すフローチャートである。
同図に示す着信時処理は、実施の形態に係る制御部160のよる着信時処理(図4参照)のステップS2の処理とステップS3の処理との間にステップS21の処理を含み、ステップS8の処理に代えてステップS22の処理を含むようにしたものである。従って、以下では、ステップS21及びS22の処理を中心に説明する。
まず、制御部260が、着信をあったと判定した場合に(ステップS1:YES)、報知部164は、報知処理を開始し(ステップS2)、その際に応答制御部265への通知を行う。
続いて、この通知を受けた応答制御部265は、記憶部250の応答無効フラグ60をON、つまりオフフックボタン214の押下が無効であることを示すように更新し(ステップS21)、第1計時部140への一定時間の計時開始指示を行う(ステップS3)。
応答制御部265は、特に、携帯電話機100がスリープ状態でなく、かつアプリケーションプログラムが実行中であると判定した場合に(ステップS4:NO、S5:YES)、着信の報知の開始から一定時間が経過したかの判定処理を行う(ステップS6)。
応答制御部265は、一定時間を経過するまで着信が継続しているかの判定処理を繰り返し行い(ステップS6:NO、S7)、一定時間が経過したと判定した場合に(ステップS6:YES)、記憶部250の応答無効フラグ60をOFFに更新する(ステップS22)。つまり、応答制御部265は、応答無効フラグ60を、オフフックボタン214の押下が有効であることを示すように更新する。
続いて、応答処理部266は、ユーザによる着信への応答操作、つまりオフフックボタン214の押下が行われるまで着信が継続しているかの判定処理を繰り返し行い(ステップS9:NO、S10)、応答操作が行われたと判定した場合には(ステップS9:YES)、応答処理(オフフック)を行い、通話を開始し(ステップS11)、着信時処理を終了する。
≪補足≫
以上、本発明に係る携帯電話機を、実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態及び変形例で示した通りの携帯電話機に限られないことは勿論である。
(1)実施の形態及び変形例では、第1計時部140が計時する一定時間は、予め設定されているものとして説明したが、ユーザが任意の時間を設定できるようにしてもよいし、予め用意されていた複数の選択肢の中からユーザが所望の時間を選択して設定できるようにしてもよい。
また、実施の形態及び変形例では、第1計時部140が計時する一定時間の一例として、1コール程度の時間(2秒程度)を用いて説明したが、これに限られず適宜任意の値を設定できる。例えば、第1計時部140が計時する一定時間は、報知により着信があったことを知ったユーザが、当該着信への応答を行うかを判断できる程度の時間(例えば、0.5秒)であってもよい。
(2)実施の形態及び変形例では、本発明に係る省電力状態の一例として、スリープ状態を説明したが、このスリープ状態に限らず、携帯電話機の電力消費を低減できる状態は、本発明に係る省電力状態に含まれる。例えば、携帯電話機が備えるプロセッサを入力割り込み待ちにすることなくバックライト112を消灯させる状態や、バックライト112を減光させる状態や、バックライト112を減光させると共に携帯電話機が備えるプロセッサを入力割り込み待ちにする状態や、バックライト112を消灯又は減光させることなく携帯電話機が備えるプロセッサを入力割り込み待ちにする状態も省電力状態に含まれる。
(3)実施の形態及び変形例では、スリープ状態でなく、かつアプリケーションプログラムが実行中である場合に(図4及び図8のステップS4:NO、S5:YES)、着信の報知の開始から一定時間を経過するまで、その着信への応答を抑止する制御を行うものとして説明した(図4のステップS6:YES及びS8、図8のステップS6:YES及びS22)。しかしながら、スリープ状態であるかの判定処理(図4及び図8のステップS4)とアプリケーションプログラムが実行中であるかの判定処理(図4及び図8のステップS5)とのうちのいずれかのみを行うように変形してもよい。
(4)実施の形態及び変形例では、アドレス帳10は、通信相手毎に1つの電話番号を登録した例を説明した。しかしながら、通信相手毎に複数の電話番号を登録できるようにアドレス帳10を変形してもよい。この場合において、報知部164は、発信元を示す情報として、発信元となる電話番号とこのアドレス帳において対応付けて登録されている名称と共に、その発信元となる電話番号をディスプレイに表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザは、着信元の名称だけでなく、アドレス帳に登録されている複数の電話番号のうち、いずれの電話番号からの着信であるかを知ることができるので、例えば、通信相手が、自宅にいるとか、会社にいるとかいった通信相手の居場所に関する情報をも知り得るようにできる。
(5)実施の形態及び変形例に係る携帯電話機は、全ての着信に対し、着信の報知の開始から一定時間を経過するまで、その着信への応答を抑止する制御を行うものとして説明した。
しかしながら、例えば、特定の電話番号(例えば、アドレス帳10に登録されていない電話番号)からの着信に対してのみ、その着信への応答を抑止する制御を行うようにしてもよい。また、例えば、着信への応答を抑止する制御を行うか否かをユーザが設定できるようにし、着信への応答を抑止する制御を行う設定がなされている場合にのみ、着信への応答を抑止する制御を行うようにしてもよい。
(6)実施の形態に係る携帯電話機100は、変形例に係る携帯電話機200が備える操作部213のオフフックボタン214のようないわゆるハードウェアボタンを備えないものとして説明した。しかしながら、実施の形態に係る携帯電話機100を、更に、オフフックボタン214を備えるように変形してもよい。この場合において、本変形に係る携帯電話機は、着信の報知の開始から一定時間を経過するまで、応答ボタンB1をディスプレイ110に表示させないようにするだけでなく、オフフックボタン214からの入力に基づく応答処理を抑止するようにしてもよい。これにより、ユーザが誤って応答ボタンB1を選択してしまった場合だけでなく、オフフックボタン214を押下してしまった場合にも、着信への応答を抑止することができる。
また、本変形に係る携帯電話機は、着信の報知の開始から一定時間を経過するまで、応答ボタンB1をディスプレイ110に表示させないようにするが、オフフックボタン214からの入力に基づく応答処理は抑止しないようにしてもよい。これにより、ユーザは、着信時に表示されるメッセージにより着信元の名称を確認してすぐに応答したい場合等に、着信の報知の開始から一定時間の経過を待つことなく応答することが可能になる。
(7)実施の形態に係る携帯電話機100はストレート型の端末であるものとして説明したが、他の外観(折りたたみ式、スライド式等)を有する端末であってもよい。変形例に係る携帯電話機200についても同様に、折りたたみ式に限らず、ストレート型、スライド式等の他の外観を有する端末であってもよい。
また、実施の形態及び変形例に係る携帯電話機のディスプレイ(110、210)の形状は略矩形状であるとして説明したが、例えば、円形状、その他多角形状であってもよい。また、ディスプレイ(110、210)は、LCDを含むものとして説明したが、有機EL(Electro−Luminescence)等を含むようにしてもよい。
また、実施の形態及び変形例で説明したスピーカ(6、206)の配置は一例であり、特に限定されるものではない。即ち、実施の形態に係る携帯電話機100のスピーカ6を、例えば、ディスプレイ110が配置されている面に配置してもよいし、変形例に係る携帯電話機200のスピーカ206を、例えば第1筐体1に配置してもよい。
(8)実施の形態及び変形例において説明した各構成要素のうち、全部又は一部を1チップ又は複数チップの集積回路で実現してもよいし、コンピュータのプログラムで実現してもよいし、その他どのような形態で実現してもよい。
また、実施の形態及び変形例において説明した各構成要素は、各携帯電話機(100、200)が有するプロセッサと協働することにより、その機能を実現する。
(9)実施の形態及び変形例において説明した携帯電話機(100、200)の制御部(160、260)の着信時処理(図4、図8参照)をプロセッサに実行させるためのプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、ハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるプロセッサで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがそのプログラムを実行することにより実施の形態及び変形例で示した携帯電話機(100、200)の各機能が実現される。
(10)実施の形態及び変形例に係る携帯電話機(100、200)に、上記(1)〜(9)の一部又は全部の変形を組み合わせて適用してもよい。
(11)以下、更に本発明の一実施形態に係る携帯電話機の構成及びその変形例と各効果について説明する。
(a)本発明の一実施形態に係る携帯電話機は、着信時に報知を行う報知部と、前記報知部が前記報知を開始してから一定時間を経過するまで、当該報知に係る前記着信への応答を抑止し、当該一定時間を経過した後に、当該抑止を停止する制御を行う応答制御部とを備える。
(b)また、前記携帯電話機は、更に操作部と、当該操作部において着信への応答操作が行われた場合に、当該着信への応答処理を実行する応答処理部と、前記報知部が前記報知を開始してから、前記一定時間の計時を行う計時部を備え、前記応答制御部は、前記報知部が前記報知を開始してから前記計時部が前記計時を完了するまで、前記応答処理部による前記応答処理を抑止し、当該計時を完了した後に、当該抑止を停止するよう前記制御を行うこととしてもよい。
この携帯電話機は、着信の報知を開始してから一定時間を経過するまでは、その着信に対する応答を抑止するので、ユーザ操作中に着信があった場合に、誤ってその着信に応答してしまうことを防止しつつも、着信があったことをユーザが知ることができる。
(c)また、前記計時部が計時を行う前記一定時間は、ユーザが前記報知部による前記報知に係る前記着信への応答を行うかを判断できる程度の時間であり、前記携帯電話機は、更にディスプレイを備え、前記操作部は、当該ディスプレイ上の接触操作を検出するためのタッチパッドであり、前記応答制御部は、前記報知部が前記報知を開始してから前記計時部が前記計時を完了するまで、当該報知に係る前記着信への応答操作を行うための応答ボタンを前記ディスプレイに表示させず、当該計時を完了した後に、当該応答ボタンを前記ディスプレイに表示させ、前記応答処理部は、前記ディスプレイに表示されている前記応答ボタンの選択を、前記着信への応答操作として前記応答処理を行うこととしてもよい。
この携帯電話機は、着信の報知を開始してから一定時間を経過するまでは、その着信への応答操作を行うための応答ボタンをディスプレイに表示させないので、ユーザ操作中に着信があった場合に、ユーザが誤ってその着信に応答してしまうことを防止できる。
(d)また、前記携帯電話機は、省電力状態と非省電力状態との2つの状態を有し、更に前記携帯電話機の状態が非省電力状態である場合において、前記操作部への直近の操作から所定時間を経過したときに、当該携帯電話機の状態を省電力状態へと切り替え、前記携帯電話機の状態が省電力状態である場合において、前記操作部への操作があったときに、当該携帯電話機の状態を非省電力状態へと切り替える状態切替部を備え、前記応答制御部は、前記携帯電話機が前記非省電力状態である場合に限り、前記制御を行うこととしてもよい。
操作部への操作が継続的に行われている非省電力状態においては、直近の操作から所定時間以上経過している省電力状態よりも、着信時にユーザ操作が行われている可能性が高いと考えられる。
この携帯電話機は、非省電力状態である場合に限って応答を抑止する制御を行うので、ユーザが誤って着信に応答してしまう可能性を抑えつつも、省電力状態においては、ユーザは、報知により着信があったことを知って一定時間の経過を待つことなくすぐに応答することが可能になる。
(e)また、前記携帯電話機は、更に前記操作部への操作に応じてアプリケーションプログラムを実行する実行部を備え、前記応答制御部は、前記実行部がアプリケーションプログラムを実行している場合に限り、前記制御を行うこととしてもよい。
例えばメールやゲーム等のアプリケーションプログラムが実行中である場合には、アプリケーションプログラムが実行中でない場合よりも、着信時にユーザ操作が行われている可能性が高いと考えられる。
この携帯電話機は、アプリケーションプログラムが実行中である場合に限って応答を抑止する制御を行うので、ユーザが誤って着信に応答してしまう可能性を抑えつつも、アプリケーションプログラムが実行されていない場合には、ユーザは、報知により着信があったことを知って一定時間の経過を待つことなくすぐに応答することが可能になる。
(f)また、前記携帯電話機は、更に連絡先毎に、電話番号と名称とを対応付けて登録したアドレス帳を記憶する記憶部を備え、前記報知部は、前記着信の発信元となる電話番号と対応する名称が前記アドレス帳に登録されている場合には、当該名称を前記ディスプレイに表示させる処理を、前記アドレス帳に登録されていない場合には、前記着信の発信元となる電話番号を前記ディスプレイに表示させる処理を前記報知として行うこととしてもよい。
この携帯電話機は、着信時に、発信元の電話番号に対応する名称がアドレス帳に登録されているかに応じて、その名称かその発信元の電話番号を表示するので、ユーザは、この表示により、発信元が知人であるか否かを確認した上で、着信に応答するかを判断できる。
本発明に係る携帯電話機は、ユーザ操作中に着信があった場合に、誤ってその着信に応答してしまうという誤操作の防止に利用できる。
1 筺体
3、203 レシーバ
4、204 マイク
6、206 スピーカ
100、200 携帯電話機
110、210 ディスプレイ
111 LCD
112 バックライト
113 タッチパッド
114 コントローラ
120 音声処理部
121 バイブレータ
130 通信部
140 第1計時部
141 第2計時部
150、250 記憶部
160、260 制御部
161 表示制御部
162 実行部
163 状態切替部
164 報知部
165、265 応答制御部
166、266 応答処理部
213 操作部
214 オフフックボタン

Claims (8)

  1. 着信時に報知を行う報知部と、
    前記報知部が前記報知を開始してから一定時間を経過するまで、当該報知に係る前記着信への応答を抑止し、当該一定時間を経過した後に、当該抑止を停止する制御を行う応答制御部とを備える
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記携帯電話機は、更に
    操作部と、
    当該操作部において着信への応答操作が行われた場合に、当該着信への応答処理を実行する応答処理部と、
    前記報知部が前記報知を開始してから、前記一定時間の計時を行う計時部を備え、
    前記応答制御部は、
    前記報知部が前記報知を開始してから前記計時部が前記計時を完了するまで、前記応答処理部による前記応答処理を抑止し、当該計時を完了した後に、当該抑止を停止するよう前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記計時部が計時を行う前記一定時間は、ユーザが前記報知部による前記報知に係る前記着信への応答を行うかを判断できる程度の時間であり、
    前記携帯電話機は、更にディスプレイを備え、
    前記操作部は、当該ディスプレイ上の接触操作を検出するためのタッチパッドであり、
    前記応答制御部は、
    前記報知部が前記報知を開始してから前記計時部が前記計時を完了するまで、当該報知に係る前記着信への応答操作を行うための応答ボタンを前記ディスプレイに表示させず、当該計時を完了した後に、当該応答ボタンを前記ディスプレイに表示させ、
    前記応答処理部は、
    前記ディスプレイに表示されている前記応答ボタンの選択を、前記着信への応答操作として前記応答処理を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記携帯電話機は、省電力状態と非省電力状態との2つの状態を有し、更に
    前記携帯電話機の状態が非省電力状態である場合において、前記操作部への直近の操作から所定時間を経過したときに、当該携帯電話機の状態を省電力状態へと切り替え、前記携帯電話機の状態が省電力状態である場合において、前記操作部への操作があったときに、当該携帯電話機の状態を非省電力状態へと切り替える状態切替部を備え、
    前記応答制御部は、
    前記携帯電話機が前記非省電力状態である場合に限り、前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  5. 前記携帯電話機は、更に
    前記操作部への操作に応じてアプリケーションプログラムを実行する実行部を備え、
    前記応答制御部は、
    前記実行部がアプリケーションプログラムを実行している場合に限り、前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  6. 前記携帯電話機は、更に連絡先毎に、電話番号と名称とを対応付けて登録したアドレス帳を記憶する記憶部を備え、
    前記報知部は、前記着信の発信元となる電話番号と対応する名称が前記アドレス帳に登録されている場合には、当該名称を前記ディスプレイに表示させる処理を、前記アドレス帳に登録されていない場合には、前記着信の発信元となる電話番号を前記ディスプレイに表示させる処理を前記報知として行う
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  7. 携帯電話機における着信時制御方法であって、
    着信時に報知を行う報知ステップと、
    前記報知ステップで前記報知を開始してから一定時間を経過するまで、当該報知に係る前記着信への応答を抑止し、当該一定時間を経過した後に、当該抑止を停止する制御を行う応答制御ステップとを含む
    ことを特徴とする着信時制御方法。
  8. 携帯電話機におけるプロセッサに着信時制御処理を行わせるためのプログラムであって、
    前記着信時制御処理は、
    着信時に報知を行う報知ステップと、
    前記報知ステップで前記報知を開始してから一定時間を経過するまで、当該報知に係る前記着信への応答を抑止し、当該一定時間を経過した後に、当該抑止を停止する制御を行う応答制御ステップとを含む
    ことを特徴とするプログラム。
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