JP2012065190A - 携帯電話機、プログラム及び入力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る携帯電話機は、タッチパネルと、送話音声の入力用のマイクと、受話音声の出力用のレシーバとを備え、当該タッチパネルからの入力に基づく処理を実行する携帯電話機であって、前記マイクから入力された送話音声及び前記レシーバから出力される受話音声の有無の判定を行い、他の電話機と音声通信を行う機能を実行中に、前記タッチパネルからの入力があった場合に、前記判定結果に基づいて、当該タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行うか否かを制御する。
【選択図】図3
Description
この問題に対しては、新たなハードウェアを用いて、通話中に生じたタッチパネルへの入力が、誤接触によるものか否かを判定する方法が知られている(例えば、特許文献1及び2)。
≪実施の形態≫
<外観>
図1(a)は、実施の形態に係る携帯電話機100の外観を示す正面図であり、(b)は、実施の形態に係る携帯電話機100の外観を示す背面図である。
携帯電話機100は、他の電話機(自動音声応答サービスを行う機器を含む)と音声通信を行う機能を実行中(以下、単に、「通話中」と表現する)に、他の電話機からの音声(つまり、受話音声)をレシーバ125から出力するのか、スピーカ123から出力するのかを、ユーザ操作に応じて切り替えることができるものである。
また、以下では、携帯電話機100が、レシーバ125から受話音声を出力する状態であることを「レシーバ出力モード」といい、スピーカ123から受話音声を出力する状態であることを「スピーカ出力モード」という。なお、携帯電話機100と他の電話機との間で通話が開始された直後は、レシーバ出力モードになっているものとする。
このレシーバ出力画面G1には、各種ボタン(テンキーボタンB1、終了ボタンB2、スピーカ出力ONボタンB3)が配置されており、ユーザが、ボタンがある位置に指等を接触させることにより、そのボタンに割り当てられた処理を携帯電話機100に行わせることができる。
この処理を行った後、携帯電話機100は、レシーバ出力画面G1のスピーカ出力ONボタンB3に代えて、スピーカ出力OFFボタンB4が配置された画面(以下、「スピーカ出力画面G2」という)を表示する(図2参照)。
また、以下の説明では、ユーザが指等を、タッチパネル110上に表示されているボタンに接触させて、そのボタンを選択することを、ボタンを押すともいう。
<構成>
図3は、携帯電話機100の主要部の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、同図に示すように、タッチパネル110、記憶部120、通信部121、角度センサ122、スピーカ123、マイク124、レシーバ125、第1計時部130、第2計時部131、第3計時部132、制御部140、及びアプリケーション実行部150を備える。
ここで、タッチパネル110は、入力部111及び表示部112を含んで構成されている。
なお、図1(a)において、タッチパネル110の左上の頂点の座標値は(0,0)であるものとし、x軸を右方向に、y軸を下方向にそれぞれ取り、タッチパネル110の右下の頂点の座標値は(479,799)であるものとする。
記憶部120は、イベントテーブル10を記憶するためのメモリ領域である。
イベントテーブル10は、マイク124から入力された送話音声やレシーバ125から出力される受話音声の存在の検出、スピーカ出力モードへの切替等の通話中に発生し得るイベント毎に、そのイベントの発生を、通話中に生じたタッチパネル110への接触が誤接触であるかの判定に用いるか否かを示す情報と、そのイベントが発生しているか否かを示す情報とを登録したテーブルである(図4参照)。イベントテーブル10のデータ構成等については、後に詳細に説明する。
角度センサ122は、図5に示すように、携帯電話機100のレシーバ125側を上端1とし、マイク124側を下端2とした場合に、水平方向に対する携帯電話機100の筐体の角度θを表すための値を制御部140に送出するものであり、例えば加速度センサにより実現される。
以下では、第1計時部130には「第1の時間」が、第2計時部131には「第2の時間」が、第3計時部132には「第3の時間」がそれぞれ予め設定されているものとする。第1〜第3の時間は、それぞれ、例えば1秒程度の時間であるものとし、同一の時間であってもよいし、異なる時間であってもよいし、ユーザが設定できるようにしてもよい。
制御部140は、接触検出部141、通話検出部142、音声判定部143、角度検出部144、切替部145、抑止部146、メッセージ通知部147を含んで構成される。
通話検出部142は、通信部121を介して基地局との間で送受信される通信内容とユーザ操作とに基づいて通話の開始及び終了を検出し、携帯電話機100が通話中であるか否かを判定する機能を有する。具体的には、呼び出し信号(リンガ)を受信した際に、発信ボタン(不図示)の操作(オフフック操作)がなされた場合に、通話が開始されたことを検出し、通話が開始された後に、終了ボタンB2の操作(オンフック操作)がなされた場合に、通話が終了したことを検出する。また、通話の開始を検出後、通話の終了を検出するまでの間、通話中であると判定する。
音声判定部143は、マイク124から入力された音声信号のパワーが所定の閾値(以下、「入力用閾値」という)以上である場合に、送話音声が存在するとの判定を行う。また、音声判定部143は、携帯電話機100の出力モードがレシーバ出力モードであり、且つ通信部121を介して受信した音声信号をD/A(Digital/Analog)変換して得られた信号のパワーが所定の閾値(以下、「出力用閾値」という)以上である場合に、受話音声が存在するとの判定を行う。
出力用閾値についても同様に、通話中に、他の電話機のユーザが声を発したときに得られると想定される信号のパワーと、発していないときに得られると想定される信号のパワーとを識別できるように、携帯電話機100のメーカにより予め決定されている。
この通話角度範囲は、通常、ユーザが送話及び受話を行う際に、マイク124がユーザの口の付近に、レシーバ125が耳の付近に配置されるように携帯電話機100を保持した場合の角度の範囲であり、例えば、70°〜90°程度であるものとする。
切替部145は、通話中にタッチパネル110を介してなされるユーザ操作に基づいて、出力モードを、スピーカ出力モードとレシーバ出力モードとの間で切り替え、切替結果を記憶部120のイベントテーブル10に反映させる機能を有する。
メッセージ通知部147は、抑止部146が、タッチパネル110上での接触位置に対応する処理の実行を抑止しない場合に、タッチパネル110上での接触が検出されたことを示すメッセージ(以下、「PRESS PANELメッセージ」という)をアプリケーション実行部150に通知する機能を有する。このPRESS PANELメッセージには、接触位置の座標値(x,y)が含まれる。
以下では、携帯電話機100が使用するデータについて、図4を用いて説明する。
<イベントテーブル>
図4は、イベントテーブル10のデータ構成及び内容例を示す図である。
イベントテーブル10は、同図に示すように、イベント11と、判定条件12と、フラグ13とを対応付けて構成される情報である。
ここで、「スピーカ出力」イベントは、携帯電話機100がスピーカ出力モードに切り替えられたというイベントであり、「通話角度範囲検出」イベントは、携帯電話機100の筐体の角度θが通話角度範囲にあることが検出されたというイベントである。
判定条件12は、対応するイベントの発生を、通話中に生じたタッチパネル110への接触が誤接触であるかの判定(以下、「誤接触判定」ともいう)に用いるか否かを示す情報であり、この例では、誤接触判定に用いる場合を「ON」とし、用いない場合を「OFF」としている。
フラグ13は、通話中において、対応するイベントが発生しているか否かを示すフラグであり、対応するイベントが発生している場合を「ON」とし、発生してない場合を「OFF」としている。なお、同図に示す各フラグ13a〜13dは、携帯電話機100と他の電話機との間で通話が開始された直後は全て「OFF」に設定されている。
また、通話角度範囲フラグ13bは、角度検出部144により、携帯電話機100の筐体の角度θが通話角度範囲に含まれている間及び通話角度範囲に含まれなくなってから第3の時間の間、「ON」に設定されるものである。
また、受話音声有無フラグ13dは、音声判定部143により受話音声が存在するとの判定がなされている間及び受話音声が存在するとの判定がなされなくなってから第2の時間の間、「ON」に設定されるものである。
また、例えば、同図では、スピーカ出力フラグ13a及び送話音声有無フラグ13cが「OFF」であり、つまり、スピーカ出力モードではなく、送話音声が存在するとの判定がなされなくなってから、少なくとも第1の時間を経過していることを示している。
<動作>
次に、上記構成を備える携帯電話機100の動作について、図6〜図8を用いて説明する。
まず、音声判定部143及び角度検出部144が通話中にそれぞれ非同期に行う記憶部120のイベントテーブル10におけるフラグ13b〜13dの更新処理について説明する。
図6は、音声判定部143、角度検出部144によるフラグ13b〜13dの更新処理を示すフローチャートである。
また、音声判定部143及び角度検出部144は、通話検出部142が通話の開始を検出した際に、対応するフラグ(13b〜13d)の更新処理を開始し、通話検出部142が通話の終了を検出した際に、対応するフラグの更新処理を終了するものとする。
通話検出部142が通話の開始を検出すると、音声判定部143は、対応するフラグ(この例では、「送話音声有無フラグ13c」)の更新処理を開始し、まず、対応するイベント(この例では、「送話音声検出」イベント)を検出したか否かを判定する(ステップS1)。
また、マイク124から入力された音声信号のパワーが入力用閾値以上である場合には、音声判定部143は、「送話音声検出」イベントを検出したと判定し(ステップS1:YES)、記憶部120のイベントテーブル10における対応するフラグ(この例では、「送話音声有無フラグ13c」)を「ON」に更新する(ステップS2)。
具体的には、マイク124から入力された音声信号のパワーが入力用閾値以上である場合には、音声判定部143は、「送話音声検出」イベントをまだ検出していると判定し(ステップS3:NO)、再びステップS3の判定処理を行う。
音声判定部143は、ステップS1と同様に、対応するイベント(この例では、「送話音声検出」イベント)を検出したか否かを判定し(ステップS5)、検出した場合には(ステップS5:YES)、対応する計時部(この例では「第1計時部130」)に計時を停止させ、計時している時間を、計時開始時の初期値にリセットする(ステップS6)。
具体的には、ステップS4の処理後に、対応する計時部(この例では「第1計時部130」)から対応する所定時間(この例では「第1の時間」)を計時した旨の通知を受領していない場合には、対応する所定時間を経過していないと判定し(ステップS7:NO)、再びステップS5の判定処理を行う。
また、音声判定部143による受話音声有無フラグ13dの更新処理は、上述のステップS1〜S8の処理の説明のうち、対応するイベントが「送話音声検出」イベントとなっている部分を「受話音声検出」イベントに、対応するフラグが「送話音声有無フラグ13c」となっている部分を「受話音声有無フラグ13d」に、対応する計時部が「第1計時部130」となっている部分を「第2計時部131」に、対応する所定時間が「第1の時間」となっている部分を「第2の時間」と読み代えたものである。
続いて、切替部145が通話中に行う記憶部120のイベントテーブル10におけるスピーカ出力フラグ13aの更新処理について説明する。
図7は、切替部145によるスピーカ出力フラグ13aの更新処理を示すフローチャートである。
また、切替部145は、通話検出部142が通話の開始を検出した際に、スピーカ出力フラグ13aの更新処理を開始し、通話検出部142が通話の終了を検出した際に、スピーカ出力フラグ13aの更新処理を終了するものとする。
具体的には、レシーバ出力画面G1のスピーカ出力ONボタンB3が押下されていない場合には、「スピーカ出力」イベントを検出していないと判定し(ステップS11:NO)、切替部145は、再びステップS11の判定処理を行う。
なお、レシーバ出力画面G1のスピーカ出力ONボタンB3が押下された場合には、タッチパネル110の表示部112には、制御部140によりスピーカ出力画面G2が表示されることになる。
具体的には、スピーカ出力画面G2のスピーカ出力OFFボタンB4が押下されていない場合には、「レシーバ出力」イベントを検出していないと判定し(ステップS13:NO)、切替部145は、再びステップS13の判定処理を行う。
<制御処理>
次に、制御部140による、通話中に生じたタッチパネル110上での接触位置に対応する処理の実行を抑止するか否かに係る制御処理について説明する。
制御部140は、携帯電話機100の電源がONになると制御処理を開始し、接触検出部141は、タッチパネル110において接触が検出されたか否かを判定する(ステップS21)。
具体的には、タッチパネル110の入力部111から、接触位置の座標値(x,y)を受領していない場合には、接触検出部141は、タッチパネル110において接触が検出されていないと判定し(ステップS21:NO)、再びステップS21の判定処理を行う。
通話検出部142が通話中でないと判定した場合には(ステップS22:NO)、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止せず、メッセージ通知部147は、ステップS21でタッチパネル110の入力部111から受領した接触位置の座標値(x,y)を含ませたPRESS PANELメッセージをアプリケーション実行部150に通知し(ステップS23)、接触検出部141は、再びステップS21の判定処理を行う。
ここで、抑止部146が、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止しないのは、通話中でなければ、ユーザの頬や耳等がタッチパネル110に接触してしまうようなことは生じる可能性が低く、その接触は、ユーザが意図したものであると考えられるためである。
「スピーカ出力」イベントの判定条件12aが「ON」である場合には(ステップS24:YES)、抑止部146は、記憶部120のイベントテーブル10におけるスピーカ出力フラグ13aが「ON」であるか否かを判定する(ステップS25)。
携帯電話機100がスピーカ出力モードである場合には、ユーザの頬や耳等がタッチパネル110に接触してしまうようなことは生じず、その接触は、ユーザが意図したものであると考えられるため、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止しない。
通話角度範囲フラグ13bが「OFF」である場合には(ステップS27:NO)、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止せず、メッセージ通知部147は、上述のように、PRESS PANELメッセージをアプリケーション実行部150に通知し(ステップS23)、接触検出部141は、再びステップS21の判定処理を行う。
この通話角度範囲は、通常の音声通信中における携帯電話機100の筐体の角度の範囲、即ち、マイク124がユーザの口の付近に、レシーバ125が耳の付近にそれぞれ配置されるように携帯電話機100を保持した場合の角度の範囲となるように決定されている。
送話音声有無フラグ13cが「ON」である場合には(ステップS29:YES)、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止し、即ち、メッセージ通知部147にステップS23の処理を行わせることなく、接触検出部141は、再びステップS21の判定処理を行う。
ユーザが送話中に、あるいは送話が完了してから間もないときに生じるタッチパネル110上の接触は、ユーザの頬や耳等が意図せずタッチパネル110に接触してしまったものである可能性が高いと考えられる。従って、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止する。
受話音声有無フラグ13dが「ON」である場合には(ステップS31:YES)、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止し、即ち、メッセージ通知部147にステップS23の処理を行わせることなく、接触検出部141は、再びステップS21の判定処理を行う。
ユーザが受話中に、あるいは受話が完了してから間もない(この例では、第2の時間以内)ときに生じるタッチパネル110上の接触は、ユーザの頬や耳等が意図せずタッチパネル110に接触してしまったものである可能性が高いと考えられる。従って、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止する。
<具体例による動作の説明>
上述した携帯電話機100の動作を、図9の例を用いて具体的に説明する。
なお、以下の説明を開始する時点で、イベントテーブル10における各判定条件12a〜12dは、「ON」であるものとする。
また、同図の「タッチパネル上の接触検出」欄において斜線で示す各部分は、抑止部146により実行の抑止が行われず、タッチパネル110上の接触位置に対応する処理が実行された各接触を示している。
従って、時刻T1で、角度検出部144により、「通話角度範囲検出」イベントが検出され、イベントテーブル10における通話角度範囲フラグ13bが「ON」に更新される(図6のステップS1:YES、S2)。
従って、時刻T2で、音声判定部143により、「受話音声検出」イベントが検出され、イベントテーブル10における受話音声有無フラグ13dが「ON」に更新される(図6のステップS1:YES、S2)。
従って、時刻T3で、接触検出部141は、タッチパネル110において接触が検出されたと判定し、通話検出部142は、通話中であると判定する(図8のステップS21:YES、ステップS22:YES)。
また、時刻T3では、イベントテーブル10におけるスピーカ出力フラグ13aは「OFF」であり(図8のステップS24:YES、S25:NO)、通話角度範囲フラグ13bは「ON」であり(ステップS26:YES、S27:YES)、送話音声有無フラグ13cは「OFF」であり(ステップS28:YES、S29:NO)、受話音声有無フラグ13dは「ON」であるので(ステップS30:YES、S31:YES)、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止する。
時刻T4は、時刻T2で開始された受話が完了したタイミングを示している。
従って、時刻T4で、「受話音声検出」イベントが検出されなくなり、第2計時部131による第2の時間の計時が開始される(図6のステップS3:YES、S4)。
従って、時刻T5で、「受話音声検出」イベントが検出されず、第2計時部131から第2の時間を計時した旨の通知が行われるので(図6のステップS5:NO、S7:YES)、音声判定部143により、イベントテーブル10における受話音声有無フラグ13dが「OFF」に更新される(ステップS8)。
従って、時刻T5で、音声判定部143により、「送話音声検出」イベントが検出され、イベントテーブル10における送話音声有無フラグ13cが「ON」に更新される(図6のステップS1:YES、S2)。
従って、時刻T6で、接触検出部141は、タッチパネル110において接触が検出されたと判定し、通話検出部142は、通話中であると判定する(図8のステップS21:YES、ステップS22:YES)。
また、時刻T6では、イベントテーブル10におけるスピーカ出力フラグ13aは「OFF」であり(図8のステップS24:YES、S25:NO)、通話角度範囲フラグ13bは「ON」であり(ステップS26:YES、S27:YES)、送話音声有無フラグ13cは「ON」であるので(ステップS28:YES、S29:YES)、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止する。
時刻T7は、携帯電話機100のユーザが、レシーバ出力画面G1のスピーカ出力ONボタンB3を押そうとして、携帯電話機100の筐体が略水平になるように保持し直したタイミングを示している。
時刻T8は、時刻T5で開始された送話が完了したタイミングを示している。
従って、時刻T8で、「送話音声検出」イベントが検出されなくなり、第1計時部130による第1の時間の計時が開始される(図6のステップS3:YES、S4)。
従って、時刻T9で、「通話角度範囲検出」イベントが検出されず、第3計時部132から第3の時間を計時した旨の通知が行われるので(図6のステップS5:NO、S7:YES)、角度検出部144により、イベントテーブル10における通話角度範囲フラグ13bが「OFF」に更新される(ステップS8)。
従って、時刻T10で、「送話音声検出」イベントが検出されず、第1計時部130から第1の時間を計時した旨の通知が行われるので(図6のステップS5:NO、S7:YES)、音声判定部143により、イベントテーブル10における送話音声有無フラグ13cが「OFF」に更新される(ステップS8)。
従って、時刻T11で、接触検出部141は、タッチパネル110において接触が検出されたと判定し、通話検出部142は、通話中であると判定する(図8のステップS21:YES、ステップS22:YES)。
従って、時刻T12で、接触検出部141は、タッチパネル110において接触が検出されたと判定し、通話検出部142は、通話中であると判定する(図8のステップS21:YES、ステップS22:YES)。
時刻T13は、携帯電話機100のユーザが、スピーカ出力画面G2のスピーカ出力OFFボタンB4を押したタイミングを示している。
また、時刻T13では、イベントテーブル10におけるスピーカ出力フラグ13aは「ON」であるため(図8のステップS24:YES、S25:YES)、抑止部146は、タッチパネル110における接触位置に対応する処理の実行を抑止せず、メッセージ通知部147は、PRESS PANELメッセージをアプリケーション実行部150に通知する(ステップS23)。
従って、時刻T14で、接触検出部141は、タッチパネル110において接触が検出されたと判定し、通話検出部142は、通話中であると判定する(図8のステップS21:YES、ステップS22:YES)。
≪補足≫
以上、本発明に係る携帯電話機を、実施の形態に基づいて説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態で示した通りの携帯電話機に限られないことは勿論である。
また、実施の形態に係る携帯電話機100による制御処理(図8参照)では、ステップS26及びS27の処理(この項では、「処理ブロックA」という)、ステップS28及びS29の処理(この項では、「処理ブロックB」という)、ステップS30及びS31の処理(この項では、「処理ブロックC」という)の順で、処理を行うものとして説明したが、処理ブロックA〜Cの順番を入れ替えてもよい。例えば、処理ブロックA、C、Bの順で処理を行うようにしてもよいし、処理ブロックB、C、Aの順で処理を行うようにしてもよい。
また、実施の形態では、携帯電話機100の抑止部146は、音声判定部143、角度検出部144、切替部145によって更新される記憶部120のイベントテーブル10における各フラグ(13a〜13d)を参照して、制御処理を行うものとして説明した(図8参照)。しかしながら、抑止部146による制御処理を、フラグを参照することなく、音声判定部143、角度検出部144、切替部145に問い合わせて、その結果に基づいて行うようにしてもよい。なお、この場合、各フラグを記憶する必要がなくなり、第1計時部〜第3計時部(130〜132)は不要になる。
また、図8のステップS27の処理を、抑止部146が、角度検出部144に、携帯電話機100の筐体の角度θが通話角度範囲に含まれているか否かを問い合わせ、通話角度範囲に含まれていない場合に、ステップS23の処理に進むようにし、通話角度範囲に含まれている場合に、ステップS28の処理に進むようにしてもよい。なお、ここでは、抑止部146は、角度検出部144に対し問い合わせるものとして説明しているが、角度センサ122から直接、角度θを表すための値を取得し、抑止部146が、この角度θが通話角度範囲に含まれているか否かを判定するようにしてもよい。
また、図8のステップS31の処理を、抑止部146が、音声判定部143に、受話音声が存在するか否かを問い合わせ、受話音声が存在しない場合に、ステップS23の処理に進むようにし、受話音声が存在する場合に、ステップS21の処理に進むようにしてもよい。
例えば、携帯電話機100の運用開始時に、ユーザにマイク124から声を入力してもらい、その声のパワーに基づいて入力用閾値を決定してもよいし、例えば、低、中、高といった声のパワーのレベルの中からユーザが、入力用閾値及び出力用閾値を選択できるようにしてもよい。
(6)実施の形態に係る携帯電話機100は、ストレートタイプの携帯電話機であるものとして説明したが、タッチパネルを備える携帯電話機であれば、2画面タッチパネル等の複数のタッチパネルを備える携帯電話機や、折りたたみ式、スライド式等、他の外観を有する携帯電話機であってもよい。
(9)実施の形態において説明した携帯電話機100の処理(図6〜8)をプロセッサに実行させるためのプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるプロセッサで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがそのプログラムを実行することにより実施の形態で示した携帯電話機100の各機能が実現される。
(11)以下、更に本発明の一実施形態に係る携帯電話機の構成及びその変形例と各効果について説明する。
(a)本発明の実施の形態に係る携帯電話機は、タッチパネルを備え、当該タッチパネルからの入力に基づく処理を実行する携帯電話機であって、送話音声の入力用のマイクと、受話音声の出力用のレシーバと、前記マイクから入力された送話音声及び前記レシーバから出力される受話音声の有無の判定を行う音声判定部と、他の電話機と音声通信を行う機能を実行中に、前記タッチパネルからの入力があった場合に、前記音声判定部による判定結果に基づいて、当該タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行うか否かを制御する抑止部とを備える。
即ち、この携帯電話機によれば、携帯電話機が元々備えるマイクやレシーバを用いて、新たなハードウェアを設けることを必須の要件とすることなく、通話中に生じてしまったタッチパネルへの誤接触による誤動作の発生を低減できる。
この携帯電話機によれば、通話中に、ユーザの耳や頬がタッチパネルに誤って接触してしまった場合でも、マイクから入力された送話音声又はレシーバから出力される受話音声が存在するとの判定がなされたときには、この誤接触により生じたタッチパネルへの入力に基づく処理の実行を抑止する。従って、この携帯電話機によれば、新たなハードウェアを設けることを必須の要件とすることなく、通話中に生じてしまったタッチパネルへの誤接触による誤動作の発生を低減することができる。
(d)また、前記携帯電話機は、更に受話音声を出力することが可能なスピーカと、ユーザ操作に応じて、前記レシーバと前記スピーカとのいずれから受話音声を出力するかを切り替える切替部とを備え、前記抑止部は、更に前記切替部が、前記スピーカから受話音声を出力するよう切り替えている場合には、前記音声判定部による判定結果に拘らず、前記タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行わないこととしてもよい。
この携帯電話機によれば、このような場合に行われたタッチパネルへの入力に基づく処理の実行を抑止しないので、ユーザが意図したタッチパネルへの入力を適切に受け付けることができる。
この携帯電話機によれば、ユーザが、マイクが口の付近に、レシーバが耳の付近に配置されるように携帯電話機を保持している場合に、ユーザの耳や頬がタッチパネルに誤って接触してしまったときでも、この誤接触により生じたタッチパネルへの入力に基づく処理の実行を抑止し得る。
110 タッチパネル
111 入力部
112 表示部
120 記憶部
121 通信部
122 角度センサ
123 スピーカ
124 マイク
125 レシーバ
130 第1計時部
131 第2計時部
132 第3計時部
140 制御部
141 接触検出部
142 通話検出部
143 音声判定部
144 角度検出部
145 切替部
146 抑止部
147 メッセージ通知部
150 アプリケーション実行部
Claims (7)
- タッチパネルを備え、当該タッチパネルからの入力に基づく処理を実行する携帯電話機であって、
送話音声の入力用のマイクと、
受話音声の出力用のレシーバと、
前記マイクから入力された送話音声及び前記レシーバから出力される受話音声の有無の判定を行う音声判定部と、
他の電話機と音声通信を行う機能を実行中に、前記タッチパネルからの入力があった場合に、前記音声判定部による判定結果に基づいて、当該タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行うか否かを制御する抑止部とを備える
ことを特徴とする携帯電話機。 - 前記抑止部は、
前記音声判定部により、前記送話音声及び前記受話音声のいずれかが存在するとの判定が行われた場合には、前記抑止を行い、
前記音声判定部により、前記送話音声及び前記受話音声のいずれもが存在しないとの判定が行われた場合には、前記抑止を行わない
ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 前記音声判定部は、前記判定を繰り返し行うものであり、
前記携帯電話機は、更に
前記音声判定部による前記送話音声が存在するとの判定が行われなくなってからの経過時間を計時する第1計時部と、
前記音声判定部による前記受話音声が存在するとの判定が行われなくなってからの経過時間を計時する第2計時部とを備え、
前記抑止部は、
前記音声判定部により、前記送話音声及び前記受話音声のいずれもが存在しないとの判定が行われた場合において、前記第1計時部が計時する経過時間が第1の時間未満であるとき、及び前記第2計時部が計時する経過時間が第2の時間未満であるときは、前記抑止を行う
ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。 - 前記携帯電話機は、更に
受話音声を出力することが可能なスピーカと、
ユーザ操作に応じて、前記レシーバと前記スピーカとのいずれから受話音声を出力するかを切り替える切替部とを備え、
前記抑止部は、更に
前記切替部が、前記スピーカから受話音声を出力するよう切り替えている場合には、前記音声判定部による判定結果に拘らず、前記タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行わない
ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 前記携帯電話機は、更に
角度センサを備え、
前記抑止部は、
前記角度センサが取得した角度にも基づいて、前記タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行うか否かを制御する
ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - タッチパネルと、送話音声の入力用のマイクと、受話音声の出力用のレシーバとを備え、当該タッチパネルからの入力に基づく処理を実行する携帯電話機におけるプロセッサに、入力制御処理を行わせるためのプログラムであって、
前記入力制御処理は、
前記マイクから入力された送話音声及び前記レシーバから出力される受話音声の有無の判定を行う音声判定ステップと、
他の電話機と音声通信を行う機能を実行中に、前記タッチパネルからの入力があった場合に、前記音声判定ステップによる判定結果に基づいて、当該タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行うか否かを制御する抑止ステップとを含む
ことを特徴とするプログラム。 - タッチパネルと、送話音声の入力用のマイクと、受話音声の出力用のレシーバとを備え、当該タッチパネルからの入力に基づく処理を実行する携帯電話機における入力制御方法であって、
前記マイクから入力された送話音声及び前記レシーバから出力される受話音声の有無の判定を行う音声判定ステップと、
他の電話機と音声通信を行う機能を実行中に、前記タッチパネルからの入力があった場合に、前記音声判定ステップによる判定結果に基づいて、当該タッチパネルからの入力に基づく処理の実行の抑止を行うか否かを制御する抑止ステップとを含む
ことを特徴とする入力制御方法。
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