JP2010221423A - 機械の稼動状況監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械の稼動状況監視装置において、停止内容の入力作業を簡素化して高精度に機械の稼動状況を監視可能とする。
【解決手段】印刷機の稼動状況を1日単位の棒グラフとして表示可能なディスプレイ12と、印刷機から稼動内容の信号が入力可能な通信制御部14と、オペレータにより停止内容を入力可能な操作入力部13と、通信制御部14により入力された稼動内容と操作入力部13により入力された停止内容を表示部に表示させるコントローラ11とを設け、コントローラ11は、操作入力部13により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、機械の稼働率などの稼動状況を監視してディスプレイに表示することができる機械の稼動状況監視装置に関するものである。
機械、例えば、印刷機を効率良く運転するためには、オペレータ及び管理者がその運転状況を正しく監視し、稼働状況を調べる必要がある。即ち、印刷機が正常に稼動して印刷物を計画通りに印刷している場合や、版交換、洗浄、準備、故障などにより停止している場合があり、オペレータ及び管理者は、この状態を監視する必要がある。
従来の稼動状況監視装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された機械の稼動状況監視装置では、ディスプレイの項目表示領域に表示項目をメニューとして常時表示し、タッチパネルスイッチを介して選択された特定の表示項目に対応する詳細内容をメモリから読出してディスプレイの内容表示領域に表示すると共に、クロック装置からのクロック信号を用いて機械の稼働状況入力及びディスプレイの表示を利用したタッチパネルスイッチによる入力をメモリに時系列的に追加記憶させると共に、ディスプレイの内容表示領域に時系列的に追加表示させている。
特許第2918551号公報
上述した従来の機械の稼動状況監視装置にて、コントローラは、印刷機の信号に基づいてディスプレイに印刷機の稼動内容が時系列的に表示されるものの、印刷機の停止内容は、印刷作業の終了後に、作業者がタッチボタンを操作して入力する必要がある。この場合、作業者は、印刷機の停止時間や内容等を覚えているか、または、メモしなければならず、1日のうちに印刷機の停止回数が多数発生したとき、この入力作業が面倒となるばかりでなく、入力ミスが発生するおそれがある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、停止内容の入力作業を簡素化して高精度に機械の稼動状況を監視可能とする機械の稼動状況監視装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の機械の稼動状況監視装置は、機械の稼動状況を1日単位の棒グラフとして表示可能な表示部と、機械から稼動内容の信号が入力可能な信号入力部と、オペレータにより停止内容を入力可能な操作入力部と、前記信号入力部により入力された稼動内容と前記操作入力部により入力された停止内容を前記表示部に表示させる制御部とを備え、前記制御部は、前記操作入力部により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示する、ことを特徴とするものである。
本発明の機械の稼動状況監視装置では、前記制御部は、前記操作入力部により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示するとき、信号入力部に機械からの稼動内容の信号が入力されると、停止内容の表示から稼動内容の表示に切換えることを特徴としている。
本発明の機械の稼動状況監視装置では、前記表示部は、前記機械の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示することを特徴としている。
本発明の機械の稼動状況監視装置では、前記表示部は、初期画面として、前記機械の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示する稼動状況表示部と、操作入力部をタッチボタンとして表示する操作表示部と、正紙枚数と不正紙枚数を表示する印刷枚数表示部とを有することを特徴としている。
本発明の機械の稼動状況監視装置では、前記表示部は、前記初期画面から画面を切換えることで、24時間のうちの所定時間を予め設定された所定分単位で表示すると共に、過去の停止内容を書き込み可能な編集画面を表示可能であることを特徴としている。
本発明の機械の稼動状況監視装置では、前記表示部は、前記初期画面から画面を切換えることで、所定期間における前記機械の稼働率を表示する稼働率表示画面を表示可能であることを特徴としている。
本発明の機械の稼動状況監視装置によれば、機械の稼動状況を1日単位の棒グラフとして表示可能な表示部と、機械から稼動内容の信号が入力可能な信号入力部と、オペレータにより停止内容を入力可能な操作入力部と、信号入力部により入力された稼動内容と操作入力部により入力された停止内容を表示部に表示させる制御部とを備え、制御部は、操作入力部により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示する。従って、オペレータが、機械の停止中に操作入力部を用いて停止内容を入力すると、時間の経過に伴ってこの停止内容が表示部に継続して表示されることとなり、機械の停止後に停止内容を入力する必要がなくなり、停止内容の入力作業を簡素化して高精度に機械の稼動状況を監視することができる。
本発明の機械の稼動状況監視装置によれば、制御部は、操作入力部により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示するとき、信号入力部に機械からの稼動内容の信号が入力されると、停止内容の表示から稼動内容の表示に切換えるので、オペレータは、停止内容の表示停止操作をする必要がなく、作業性を向上することができる。
本発明の機械の稼動状況監視装置によれば、表示部は、機械の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示するので、オペレータは、1日の機械の稼動状況を一目で把握することができ、視認性を向上することができる。
本発明の機械の稼動状況監視装置によれば、表示部は、初期画面として、機械の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示する稼動状況表示部と、操作入力部をタッチボタンとして表示する操作表示部と、正紙枚数と不正紙枚数を表示する印刷枚数表示部とを設けるので、1つの画面に、稼動状況表示部と操作表示部と印刷枚数表示部とを設けることで、操作性及び視認性を向上することができる。
本発明の機械の稼動状況監視装置によれば、表示部は、初期画面から画面を切換えることで、24時間のうちの所定時間を予め設定された所定分単位で表示すると共に、過去の停止内容を書き込み可能な編集画面を表示可能であるので、停止内容を所定分単位で書き込み可能となり、停止内容の編集作業を容易に行うことで、作業性を向上することができる。
本発明の機械の稼動状況監視装置によれば、表示部は、初期画面から画面を切換えることで、所定期間における機械の稼働率を表示する稼働率表示画面を表示可能であるので、例えば、1日、1週間、1ヶ月単位の稼働率を容易に表示することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る機械の稼動状況監視装置を表す概略構成図である。 図2は、本実施例の機械の稼動状況監視装置が適用されたオフセット枚葉印刷機を表す概略構成図である。 図3は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの初期画面を表す概略図である。 図4は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの編集画面を表す概略図である。 図5は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの別の編集画面を表す概略図である。 図6は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの切換画面を表す概略図である。 図7は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの日報画面を表す概略図である。 図8は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの週報画面を表す概略図である。 図9は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの月報画面を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る機械の稼動状況監視装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る機械の稼動状況監視装置を表す概略構成図、図2は、本実施例の機械の稼動状況監視装置が適用されたオフセット枚葉印刷機を表す概略構成図、図3は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの初期画面を表す概略図、図4は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの編集画面を表す概略図、図5は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの別の編集画面を表す概略図、図6は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの切換画面を表す概略図、図7は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの日報画面を表す概略図、図8は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの週報画面を表す概略図、図9は、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイの月報画面を表す概略図である。
本実施例のオフセット枚葉印刷機は、図2に示すように、給紙部111と、裏面印刷部(先刷り印刷部)112と、表面印刷部(後刷り印刷部)113と、排紙部114とを有し、給紙部111と排紙部114との間に、裏面印刷部112と表面印刷部113とが連接部115により直列に連結されている。この場合、裏面印刷部112は、5つの印刷ユニット112a,112b,112c,112d,112eにより構成され、表面印刷部113は、印刷ユニット113a,113b,113c,113d,113eにより構成されている。
上述した構造の印刷機では、給紙部111から裏面印刷部112に印刷用紙(印刷シート)Sが供給されると、まず、この裏面印刷部112にて、5色のインキ(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ゴールド)が、印刷ユニットごとに、版胴及びブランケット胴を介して印刷面となる印刷用紙Sの裏面に対して転写される。その後、裏面に印刷が施された印刷用紙Sが連接部115により表面印刷部113に搬送される。そして、この表面印刷部113にて、前述した裏面印刷部112での印刷工程と同じように、5色のインキが、印刷ユニットごとに、版胴及びブランケット胴を介して印刷面となる印刷用紙Sの表面に対して転写される。そして、表裏に印刷が施された印刷用紙Sが、排紙部114にて排出される。即ち、この両面オフセット枚葉印刷機では、印刷用紙Sの裏面に印刷を施した後、この印刷用紙Sを反転させることなく、その印刷用紙Sの表面に印刷を施すことができる。
このように構成された本実施例のオフセット枚葉印刷機には、本実施例の機械(印刷機)の稼動状況監視装置が設けられている。本実施例の機械の稼動状況監視装置は、図1に示すように、コントローラ(制御部)11に対して、表示部としてのディスプレイ12が設けられ、このディスプレイ12は、液晶ディスプレイであり、画面内部にタッチ式の操作入力部13が一体に設けられている。また、コントローラ11に対して、通信制御部(信号入力部)14が設けられ、この通信制御部14を介して上述したオフセット枚葉印刷機の印刷機制御部15に通信可能となっている。更に、コントローラ11に対して、各種データを記録するメモリ16が設けられている。
また、コントローラ11には、プリンタ出力部17を介してプリンタ18が接続されている。更に、コントローラ11には、電源19が設けられている。
ディスプレイ12は、印刷機の稼動状況を1日単位の棒グラフとして表示可能となっている。通信制御部14は、印刷機制御部15から印刷機の稼動内容の信号を入力可能である。操作入力部13は、オペレータにより印刷機の停止内容を入力可能である。メモリ16は、印刷機制御部15から通信制御部14に入力した印刷機の稼動内容、オペレータにより操作入力部13から入力された印刷機の停止内容、後述する印刷機の稼働率等を記憶する。なお、ここで、メモリ16は、例えば、着脱式の記憶媒体(USBメモリ、各種メモリカードなど)とすることが望ましい。
そして、コントローラ11は、印刷機制御部15から通信制御部14に入力した印刷機の稼動内容とオペレータにより操作入力部13から入力された印刷機の停止内容をディスプレイ12に表示することができる。この場合、本実施例にて、コントローラ11は、オペレータにより操作入力部13から入力された停止内容は、時間の経過に伴って継続表示するようにしている。
また、本実施例では、コントローラ11は、操作入力部13により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示するとき、通信制御部14から印刷機の稼動内容の信号が入力されると、停止内容の表示からこの稼動内容の表示に切換える。
ここで、本実施例の機械の稼動状況監視装置におけるディスプレイ12の構成を詳細に説明する。
ディスプレイ12の初期画面(ホーム)は、図3に示すように、印刷機の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示させる稼動状況表示部21と、この印刷機の稼動内容及び停止内容を入力するためにタッチボタンとして表示する操作入力部(操作表示部)13と、生産枚数(正紙枚数)とヤレ枚数(不正紙枚数)を表示する印刷枚数表示部22とが表示されている。
稼動状況表示部21は、1日の24時間を1時間単位として6本の棒グラフにより表示し、その表示色に応じて印刷機の稼動内容と停止内容を表示する。この場合、現在の時間が時間バー21aとして表示され、時間の経過と共に移動している。操作入力部13は、10個の入力ボタンにより構成されている。即ち、稼動内容ボタンとして、本刷ボタン31、試刷ボタン32、空転ボタン33、版交換ボタン34、洗浄ボタン35と、停止内容として、休憩ボタン36、待ちボタン37、準備ボタン38、保守ボタン39、故障ボタン40が設けられている。
この本刷ボタン31、試刷ボタン32、空転ボタン33、版交換ボタン34、洗浄ボタン35、休憩ボタン36、待ちボタン37、準備ボタン38、保守ボタン39、故障ボタン40に対して、色別に表示する表示ランプ(青色、水色、緑色、薄緑色、青緑、黄色、桃色、赤色、朱色、茶色)31a,32a,33a,34a,35a,36a,37a,38a,39a,40aが設けられている。そのため、稼動状況表示部21の各棒グラフには、稼動内容または停止内容に応じた表示ランプが点灯することとなる。
そして、コントローラ11は、印刷機が稼動しているとき、印刷機制御部15から通信制御部14を介して印刷機の稼動内容の信号(本刷信号、試刷信号、空転信号、版交換信号、洗浄信号)が入力されており、この稼動内容の信号に基づいて稼動状況表示部21の各棒グラフに稼動内容に応じた表示ランプを自動的に点灯する。そして、印刷機が停止したときには、表示ランプを自動的に消灯する。
また、コントローラ11は、印刷機が停止しているとき、オペレータから操作入力部13により印刷機の停止内容の信号(休憩信号、待ち信号、準備信号、保守信号、故障信号)が入力可能となっており、この停止内容の信号に基づいて稼動状況表示部21の各棒グラフに停止内容に応じた表示ランプを点灯する。そして、オペレータから操作入力部13により印刷機の稼動内容の信号が再度入力されると、表示ランプを消灯する。
この場合、操作入力部13として、本刷ボタン31、試刷ボタン32、空転ボタン33、版交換ボタン34、洗浄ボタン35、休憩ボタン36、待ちボタン37、準備ボタン38、保守ボタン39、故障ボタン40が設けられているものの、本刷ボタン31、試刷ボタン32、空転ボタン33は操作不能となっている。即ち、印刷機における本刷表示、試刷表示、空転表示は、印刷機の稼動内容の信号(本刷信号、試刷信号、空転信号)により実行される。一方、印刷機における版交換表示、洗浄表示は、印刷機からの版交換信号、洗浄信号、または、操作入力部13の版交換ボタン34、洗浄ボタン35により実行される。つまり、印刷機の版交換作業と洗浄作業は、印刷機制御部15により自動的に行われる場合と、オペレータにより手動で行われる場合があるからである。
また、コントローラ11は、印刷機が停止しているとき、上述したように、オペレータから操作入力部13により印刷機の停止内容の信号(休憩信号、待ち信号、準備信号、保守信号、故障信号)が入力されると、この停止内容の信号に基づいて稼動状況表示部21の各棒グラフに停止内容に応じた表示ランプを点灯する。この場合、コントローラ11は、時間バー21aがある現在の表示位置に入力された種類の信号に応じた表示ランプを点灯する。そして、現在の表示位置に該当する表示ランプが点灯すると、時間の経過に伴ってこの表示ランプを継続して表示する。
そして、時間の経過に伴って停止内容の表示ランプが点灯した状態、つまり、棒グラフにて、停止内容の表示領域が延長されている状態で、印刷機制御部15から通信制御部14を介して印刷機の稼動内容の信号(本刷信号、試刷信号、空転信号、版交換信号、洗浄信号)が入力されると、稼動状況表示部21の各棒グラフは、停止内容の表示ランプが消灯し、稼動内容の表示ランプが自動的に点灯するように切換わる。
なお、本刷とは、印刷機が印刷物を製品として印刷している状態である。試刷とは、色合わせなど印刷機が印刷物を試し刷り用として印刷している状態である。版交換とは、版胴に対して刷版を交換している状態である。洗浄とは、圧胴、ブランケット胴、各ローラのインキを洗浄している状態である。空転とは、上述した本刷、試刷、版交換、洗浄の他に胴及びローラを回転している状態である。
また、休憩とは、印刷機が停止すると共にオペレータが何も作業をしない状態である。待ちとは、資材(紙、インキ、水など)や刷版の製作及び手直しを待っている状態である。準備とは、紙サイズ調整、給紙または排紙パイルの昇降、インキ交換などを準備している状態である。保守とは、給油、清掃、ブランケット交換、ニップ調整、爪調整などメンテナンスを行っている状態である。故障とは、印刷機の各種部品が破損などして故障している状態である。
印刷枚数表示部22は、印刷機により印刷された生産枚数(正紙枚数)とヤレ枚数(不正紙枚数)をデジタル表示する。この生産枚数とヤレ枚数は、その日に発生したそれぞれの枚数であり、コントローラ11は、印刷機制御部15から通信制御部14を介して入力された信号に基づいて印刷枚数表示部22に表示する。
また、ディスプレイ12の初期画面には、その最上部に印刷機の型式を表示する型式表示部23と、本日の年月日及び時間を表示する日時表示部24が設けられている。更に、ディスプレイ12の初期画面には、月日切換部25が設けられている。この月日切換部25は、前日表示ボタン41と、後日表示ボタン42と、本日表示ボタン43とを有すると共に、表示日説明部44が設けられている。前日表示ボタン41を押すと、稼動状況表示部21に前日の印刷機の稼動状況を表示することができ、後日表示ボタン42を押すと、稼動状況表示部21に後日の印刷機の稼動状況を表示することができ、本日表示ボタン43を押すと、本日の印刷機の稼動状況を表示することができる。そして、表示日説明部44は、稼動状況表示部21に表示されている月日と共に、この表示された稼動状況が何日前のものであるかを表示することができる。
なお、ディスプレイ12の初期画面には、データ書き込みボタン26が設けられている。コントローラ11は、入力データや演算データなどを定期的にメモリ16に記憶しているが、1日の印刷作業が終了して電源スイッチをOFFする前にこのデータ書き込みボタン26を押すことで、メモリ16への記憶漏れをなくすようにしている。
本実施例の機械の稼動状況監視装置は、電源の投入時に、ディスプレイ12には、まず、初期画面(ホーム)が表示されるものの、この初期画面から、稼動状況表示部21の表示内容を書き換える編集画面へ切換可能となっている。即ち、図3に示す初期画面にて、稼動状況表示部21の棒グラフにおける表示内容を書き換える時間をタッチすると、図4に示す編集画面へ切換えることができる。
このディスプレイ12の編集画面は、図4に示すように、印刷機の稼動内容と停止内容を30分の棒グラフとして表示させる稼動状況編集部51と、この印刷機の稼動内容及び停止内容を入力するためにタッチボタンとして表示する操作入力部52とが表示されている。
稼動状況編集部51は、30分を1分単位として3本の棒グラフにより表示し、その表示色に応じて印刷機の稼動内容と停止内容を表示する。操作入力部52は、初期画面の操作入力部13と同様に、10個の入力ボタンにより構成されている。即ち、稼動内容ボタンとして、本刷ボタン61、試刷ボタン62、空転ボタン63、版交換ボタン64、洗浄ボタン65と、停止内容として、休憩ボタン66、待ちボタン67、準備ボタン68、保守ボタン69、故障ボタン70が設けられている。
この本刷ボタン61、試刷ボタン62、空転ボタン63、版交換ボタン64、洗浄ボタン65、休憩ボタン66、待ちボタン67、準備ボタン68、保守ボタン69、故障ボタン70に対して、色別に表示する表示ランプ(青色、水色、緑色、薄緑色、青緑、黄色、桃色、赤色、朱色、茶色)61a,62a,63a,64a,65a,66a,67a,68a,69a,70aが設けられている。そのため、稼動状況編集部51の各棒グラフには、稼動内容または停止内容に応じた表示ランプが点灯することとなる。
そして、コントローラ11は、初期画面の稼動状況表示部21に表示されたものと同様の表示ランプがこの稼動状況編集部51の各棒グラフに表示する。そして、この稼動状況編集部51にて、印刷機の稼動内容(本刷、試刷、空転、版交換、洗浄)は表示されているものの、印刷機の停止内容(休憩、待ち、準備、保守、故障)は、空欄として表示されているとき、オペレータは、この空欄を選択して印刷機の停止内容を入力する。
例えば、13:30から4マス分だけ空欄であるとき、オペレータがこの空欄の4マスをタッチしてから、休憩ボタン66を押すと、空欄の4マスを休憩表示に変更することができる。
また、ディスプレイ12の編集画面には、その最上部にこの編集画面に表示した印刷機の稼動年月日を表示する日時表示部53が設けられている。更に、ディスプレイ12の編集画面には、時間帯切換部54が設けられている。この時間帯切換部54は、前時間表示ボタン54aと、後時間表示ボタン54bとを有している。前時間表示ボタン54aを押すと、現在表示している時間帯の前の30分の時間帯を表示することができ、後時間表示ボタン54bを押すと、現在表示している時間帯の後の30分の時間帯を表示することができる。
また、ディスプレイ12の編集画面には、データ書き込みボタン55と、データ削除ボタン56が設けられている。稼動状況編集部51にて、オペレータが空欄のマスをタッチして選択し、各種のボタン61〜70を押した後、このデータ書き込みボタン55を押すと、変更したデータをメモリ16へ記憶させることができる。また、オペレータが既に表示されたマスをタッチして選択し、このデータ削除ボタン56を押すと、選択したマスの表示を削除して空欄とすることができる。
更に、ディスプレイ12の編集画面には、稼動状況編集部51に表示されている全てのマスを選択可能な全選択ボタン57と、全てのマスが選択されたときにこれを解除可能な全選択解除ボタン58が設けられている。
また、ディスプレイ12の編集画面には、選択単位切換えボタン59が設けられている。この選択単位切換えボタン59は、オペレータにより選択単位を変更するものであり、図4に示す稼動状況編集部51では、オペレータは、上述したように、1マスを1分単位で選択することができる。一方、この選択単位切換えボタン59を押すと、図5に示すように、稼動状況編集部51における棒グラフに隣接した切換ランプ59aが点灯し、稼動状況編集部51にて、オペレータは、15マスを15分単位で選択することができる。つまり、切換ランプ59aが点灯している側のマスをタッチすれば、前半の15分を選択することができ、切換ランプ59aが点灯していない側のマスをタッチすれば、後半の15分を選択することができる。
なお、ディスプレイ12の編集画面には、初期画面に切換えるホームボタン60が設けられている。
本実施例の機械の稼動状況監視装置は、電源の投入時に、ディスプレイ12には、まず、初期画面(ホーム)が表示されるものの、この初期画面から稼働率表示画面へ切換え可能となっている。即ち、ディスプレイ12の初期画面には、切換ボタン27が設けられており、この切換ボタン27を押すと、図6に示すように、初期画面の一部に切換画面が立ち上がる。ディスプレイ12の切換画面には、初期画面へ切換えるホームボタン71、日報ボタン72、週報ボタン73、月報ボタン74、31日ボタン74a、印刷ボタン75、メンテナンスボタン76が設けられている。
ホームボタン71は、この切換画面を消して初期画面を表示するものである。日報ボタン72、週報ボタン73、月報ボタン74、31日ボタン74aは、後述するが、印刷機における1日の稼働率、1週間の稼働率、1ヶ月の稼働率、31日単位の稼働率を表示する画面に切換えて表示するものである。印刷ボタン75は、表示されている画面(図6では、初期画面)の印刷を実行するものである。メンテナンスボタン76は、図示しないが、メンテナンス画面を表示するものである。
稼働率表示画面は、所定期間における印刷機の稼働率を表示するものであり、この日報ボタン72、週報ボタン73、月報ボタン74、31日ボタン74aのいずれかを押すことで、1日の稼働率を表示する画面、1週間の稼働率を表示する画面、1ヶ月の稼働率を表示する画面、31日単位の稼働率を表示する画面をそれぞれ表示することができる。この場合、印刷機の稼動状況は、メモリ16に記憶されており、コントローラ11は、このメモリ16から該当するデータを読み出して表示する。
1日の稼働率を表示する画面を表示するディスプレイ12の日報画面は、図7に示すように、右側に該当日の稼働率を表示し、左側に該当日の前日の稼働率を表示することで、当日の稼働率と前日の稼働率を1画面で対比して表示することができる。即ち、画面の上側に、該当日81a及び該当日の前日81b、生産枚数82a,82b、ヤレ枚数83a,83b、合計時間84a,84bが表示されると共に、その日の稼働率が円グラフ85a,85bにより表示され、画面の下側に、稼働率及び時間が数値により一覧表86a,86bとして表示される。この場合、印刷機の稼動内容(本刷、試刷、空転、版交換、洗浄)及び停止内容(休憩、待ち、準備、保守、故障)に応じた表示色は、初期画面で表示するものと同様のものとなっている。
また、ディスプレイ12の日報画面の右側には、前日表示ボタン87と、後日表示ボタン88と、本日表示ボタン89が設けられている。前日表示ボタン87を押すと、現在表示されている該当日の前日の印刷機の稼動率を表示することができ、後日表示ボタン88を押すと、現在表示されている該当日の後日の印刷機の稼動率を表示することができ、本日表示ボタン89を押すと、本日の印刷機の稼動率を表示することができる。
また、1週間の稼働率を表示する画面を表示するディスプレイ12の週報画面は、図8に示すように、右側に該当週の稼働率を表示し、左側に該当週の前週の稼働率を表示することで、今週の稼働率と前週の稼働率を1画面で対比して表示することができる。即ち、画面の上側に、該当週(期間)91a及び該当週(期間)の前週(期間)91b、生産枚数92a,92b、ヤレ枚数93a,93b、合計時間94a,94bが表示されると共に、その週の稼働率が円グラフ95a,95bにより表示され、画面の下側に、稼働率及び時間が数値により一覧表96a,96bとして表示される。この場合、印刷機の稼動内容(本刷、試刷、空転、版交換、洗浄)及び停止内容(休憩、待ち、準備、保守、故障)に応じた表示色は、初期画面で表示するものと同様のものとなっている。
また、ディスプレイ12の週報画面の右側には、前週表示ボタン97と、後週表示ボタン98と、今週表示ボタン99が設けられている。前週表示ボタン97を押すと、現在表示されている該当週の前週の印刷機の稼動率を表示することができ、後週表示ボタン98を押すと、現在表示されている該当週の後週の印刷機の稼動率を表示することができ、今週表示ボタン99を押すと、今週の印刷機の稼動率を表示することができる。
更に、1ヶ月の稼働率を表示する画面を表示するディスプレイ12の月報画面は、図9に示すように、右側に該当月の稼働率を表示し、左側に該当月の前週の稼働率を表示することで、今月の稼働率と前月の稼働率を1画面で対比して表示することができる。即ち、画面の上側に、該当月101a及び該当月の前月101b、生産枚数102a,102b、ヤレ枚数103a,103b、合計時間104a,104bが表示されると共に、その月の稼働率が円グラフ105a,105bにより表示され、画面の下側に、稼働率及び時間が数値により一覧表106a,106bとして表示される。この場合、印刷機の稼動内容(本刷、試刷、空転、版交換、洗浄)及び停止内容(休憩、待ち、準備、保守、故障)に応じた表示色は、初期画面で表示するものと同様のものとなっている。
このディスプレイ12の月報画面は、1ヶ月間の印刷機の稼働率であるが、31日ボタン74aを押すことで、31日間の印刷機の稼働率を表示することができる。この場合、該当月101a及び該当月の前月101bの表示は、該当期間及び該当期間の前期間の表示となる。
なお、本実施例の機械の稼動状況監視装置は、コントローラ11とディスプレイ12と操作入力部13と通信制御部14とメモリ16(着脱式)とプリンタ出力部17と電源19が一体に設けられたものであり、オペレータが持ち運びやすい大きさ、つまり、ディスプレイ12の大きさに設定されている。この稼動状況監視装置は、通常、印刷機の操作パネルの近傍に配置されている。この場合、ディスプレイ12は、例えば、320ドット×240ドットの表示形式を採用し、本刷ボタン31、試刷ボタン32、空転ボタン33、版交換ボタン34、洗浄ボタン35、休憩ボタン36、待ちボタン37、準備ボタン38、保守ボタン39、故障ボタン40は、45mm×27mmの大きさを採用している。そのため、指先の大きなオペレータであっても、各種のボタンを容易に操作することができる。
ここで、本実施例の機械の稼動状況監視装置の使用方法について説明する。
オペレータがディスプレイ12に設けられた図示しない印刷機の電源スイッチをONすると、このディスプレイには、図3に示す初期画面(ホーム)が表示され、型式表示部23に使用する印刷機の型式が表示されると共に、日時表示部24に本日の年月日及び時間が表示される。この場合、印刷機が稼動していなければ、稼動状況表示部21は全て空欄として表示される。
印刷機が稼動すると、印刷機制御部15から通信制御部14を介してコントローラ11に印刷機の稼動内容の信号(本刷信号、試刷信号、空転信号、版交換信号、洗浄信号)が入力され、初期画面の稼動状況表示部21の各棒グラフに稼動内容に応じた表示ランプが自動的に点灯する。このとき、印刷枚数表示部22には、生産枚数とヤレ枚数が表示される。
印刷機が稼動している状況では、印刷機制御部15からコントローラ11に印刷機の稼動内容の信号が入力されることで、稼動状況表示部21(棒グラフ)の空欄は、稼動内容(本刷、試刷、空転、版交換、洗浄)に応じた表示ランプが継続して点灯する。一方、印刷機が停止すると、印刷機制御部15からコントローラ11へ入力される稼動内容の信号が途絶えることで、稼動状況表示部21(棒グラフ)は空欄となる。このとき、オペレータは、印刷機の停止要因を把握し、操作入力部13により印刷機の停止内容の信号(休憩信号、待ち信号、準備信号、保守信号、故障信号)を入力する。すると、コントローラ11は、操作入力部13から入力された停止内容の信号に基づいて稼動状況表示部21の各棒グラフに停止内容に応じた表示ランプを点灯する。このとき、稼動状況表示部21には、時間バー21aが時間の経過と共に移動しており、この時間バー21aを基点として入力された停止内容の表示ランプが点灯し、継続して表示される。
そして、時間の経過に伴って、稼動状況表示部21の棒グラフにて、停止内容の表示領域が延長されている状態で、印刷機が稼動し始めると、コントローラ11に印刷機制御部15から通信制御部14を介して印刷機の稼動内容の信号が入力される。すると、稼動状況表示部21の各棒グラフは、停止内容の表示ランプが消灯し、稼動内容の表示ランプが自動的に点灯する。このように稼動状況表示部21には、印刷機の稼動内容及び停止内容が表示されることとなる。
ところで、印刷機が停止したとき、オペレータが印刷機の停止要因を把握できないとき、操作入力部13により印刷機の停止内容の信号(休憩信号、待ち信号、準備信号、保守信号、故障信号)を入力することができず、稼動状況表示部21(棒グラフ)は空欄となる。この場合、ディスプレイ12を初期画面(ホーム)から編集画面へ切換えることで、稼動状況表示部21を編集する。
ディスプレイ12の初期画面にて、オペレータは、稼動状況表示部21の棒グラフにおける表示内容を編集する時間をタッチすると、図4に示す編集画面へ切換えられる。この編集画面にて、図4に示すように、オペレータは、まず、指で稼動状況編集部51の棒グラフのうち、編集する空欄のマスをタッチして選択し、続いて、操作入力部52の休憩ボタン66、待ちボタン67、準備ボタン68、保守ボタン69、故障ボタン70のいずれかを押すと、選択したマスが休憩表示、待ち表示、準備表示、保守表示、故障表示のいずれかに変更される。
このとき、時間帯切換部54における前時間表示ボタン54aや後時間表示ボタン54bを押すことで、稼動状況編集部51に表示されている時間帯の前後の時間帯を表示し、複数の時間帯を継続して編集することができる。そして、最後に、データ書き込みボタン55を押すことで、変更したデータをメモリ16へ記憶させる。オペレータは、編集作業が終了したら、ホームボタン60を押すと、ディスプレイ12は、編集画面から初期画面に切換えられる。
また、ディスプレイ12の初期画面にて、図3に示すように、月日切換部25における前日表示ボタン41や後日表示ボタン42を押すことで、稼動状況表示部21に前日の印刷機の稼動状況や後日の印刷機の稼動状況を表示することができる。
更に、ディスプレイ12の初期画面にて、図6に示すように、切換ボタン27を押して切換画面を立ち上げ、日報ボタン72、週報ボタン73、月報ボタン74、31日ボタン74aを押すことで、印刷機における1日の稼働率、1週間の稼働率、1ヶ月の稼働率、31日単位の稼働率をそれぞれ表示することができる。
このように本実施例の機械の稼動状況監視装置にあっては、印刷機の稼動状況を1日単位の棒グラフとして表示可能なディスプレイ12と、印刷機から稼動内容の信号が入力可能な通信制御部14と、オペレータにより停止内容を入力可能な操作入力部13と、通信制御部14により入力された稼動内容と操作入力部13により入力された停止内容を表示部に表示させるコントローラ11とを設け、コントローラ11は、操作入力部13により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示している。
従って、オペレータが、印刷機の停止中に操作入力部13を用いて停止内容を入力すると、時間の経過に伴ってこの停止内容がディスプレイ12に継続して表示されることとなり、印刷機の停止後に停止内容を入力する必要がなくなり、停止内容の入力作業を簡素化して高精度に印刷機の稼動状況を監視することができる。
また、本実施例の機械の稼動状況監視装置では、コントローラ11は、操作入力部13により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示するとき、通信制御部14に印刷機からの稼動内容の信号が入力されると、停止内容の表示から稼動内容の表示に切換えている。従って、オペレータは、停止内容の表示停止操作をする必要がなく、作業性を向上することができる。
本実施例の機械の稼動状況監視装置では、ディスプレイ12に、印刷機の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示する稼動状況表示部21を設けている。従って、オペレータは、1日の印刷機の稼動状況を一目で把握することができ、視認性を向上することができる。
本実施例の機械の稼動状況監視装置では、ディスプレイ12に、初期画面として、印刷機の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示する稼動状況表示部21と、操作表示部としての機能を有するタッチボタンとして表示する操作入力部13と、正紙枚数と不正紙枚数を表示する印刷枚数表示部22とを設けている。従って、1つの画面に、稼動状況表示部21と操作入力部13と印刷枚数表示部22とを設けることで、操作性及び視認性を向上することができる。
本実施例の機械の稼動状況監視装置では、ディスプレイ12に、初期画面から画面を切換えることで、24時間のうちの所定時間を予め設定された所定分単位で表示すると共に、過去の停止内容を書き込み可能な編集画面を表示可能としている。従って、停止内容を所定分単位で書き込み可能となり、停止内容の編集作業を容易に行うことで、作業性を向上することができる。
本実施例の機械の稼動状況監視装置では、ディスプレイ12に、初期画面から画面を切換えることで、所定期間における機械の稼働率を表示する稼働率表示画面を表示可能としている。従って、例えば、1日、1週間、1ヶ月単位の稼働率を容易に表示することができる。
また、本実施例の機械の稼動状況監視装置では、ディスプレイ12の初期画面に、稼動状況表示部21と操作入力部13と印刷枚数表示部22を設け、編集画面や稼働率表示画面を切換えることで表示可能としている。従って、オペレータとして最低限必要な項目のみを初期画面に表示することで、ディスプレイ12の視認性を向上し、印刷機の稼動状況の監視を容易に行うことができる。
なお、上述した実施例では、本発明の機械の稼動状況監視装置をオフセット枚葉印刷機に適用して説明したが、商業用オフセット輪転印刷機や新聞用オフセット輪転印刷機に適用することもできる。また、ディスプレイにおける稼動状況表示部、操作入力部、印刷枚数表示部などの配置や稼動内容と停止内容を入力するためにボタンの配置などは、本実施例に限定されるものではなく、適宜設定すればよいものである。
本発明の機械の稼動状況監視装置を商業用オフセット枚葉印刷機に適用した場合、コントローラのディスプレイの初期画面(ホーム)には、同様に、印刷機の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示させる稼動状況表示部と、この印刷機の稼動内容及び停止内容を入力するためにタッチボタンとして表示する操作入力部(操作表示部)と、生産枚数(正紙枚数)とヤレ枚数(不正紙枚数)を表示する印刷枚数表示部とが表示される。そして、操作入力部には、印刷機の稼動内容ボタンとして、本刷ボタン、調整空転ボタン、空転ボタン、版交換ボタン、ブラン洗浄ボタン、紙継ボタンと、停止内容として、断紙ボタン、折詰りボタン、故障ボタン、休憩ボタンが設けられる。
この場合、本刷とは、印刷機が印刷物を製品として印刷している状態である。調整空転とは、色合わせなど印刷機が印刷物を試し刷り用として印刷している状態である。版交換とは、版胴に対して刷版を交換している状態である。洗浄とは、1つのジョブ(1種類の印刷作業)を変更するごとにブランケット胴のインキを洗浄している状態である。空転とは、上述した本刷、調整空転、版交換、洗浄の他に胴及びローラを回転している状態である。紙継とは、ペースタを用いて紙継ぎを行っている状態である。断紙とは、ウェブが切れて(断紙)している状態である。
また、折詰りとは、折機でウェブが詰まっている状態である。故障とは、印刷機の各種部品が破損などして故障している状態である。保守とは、給油、清掃、ブランケット交換、ニップ調整、爪調整などメンテナンスを行っている状態である。
そして、コントローラは、印刷機が稼動しているとき、印刷機の稼動内容の信号(本刷信号、調整空転信号、空転信号、版交換信号、ブラン洗浄信号、紙継信号)が入力され、この稼動内容の信号に基づいて稼動状況表示部の各棒グラフに稼動内容に応じた表示ランプを自動的に点灯する。また、コントローラは、印刷機が停止しているとき、印刷機の停止内容の信号(断紙信号、折詰り信号)が入力可能となっており、この停止内容の信号に基づいて稼動状況表示部の各棒グラフに停止内容に応じた表示ランプを点灯する。また、コントローラは、印刷機が停止しているとき、オペレータから印刷機の停止内容の信号(故障信号、休憩信号)が入力可能となっており、この停止内容の信号に基づいて稼動状況表示部の各棒グラフに停止内容に応じた表示ランプを点灯する。なお、印刷機の停止内容の信号(断紙信号、折詰り信号)をオペレータが入力可能としてもよい。
また、上述した実施例では、本発明の機械の稼動状況監視装置を印刷機に適用したが、他の機械に適用することもできる。
本発明に係る機械の稼動状況監視装置は、操作入力部により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示することで、停止内容の入力作業を簡素化して高精度に機械の稼動状況を監視可能とするものであり、いずれの機械にも適用することができる。
11 コントローラ(制御部)
12 ディスプレイ(表示部)
13 操作入力部(操作表示部)
14 通信制御部(信号入力部)
15 印刷機制御部
16 メモリ
17 プリンタ出力部
18 プリンタ
19 電源
21 稼動状況表示部
22 印刷枚数表示部
25 月日切換部
26 データ書き込みボタン
27 切換ボタン
31 本刷ボタン
32 試刷ボタン
33 空転ボタン
34 版交換ボタン
35 洗浄ボタン
36 休憩ボタン
37 待ちボタン
38 準備ボタン
39 保守ボタン
40 故障ボタン
71 ホームボタン
72 日報ボタン
73 週報ボタン
74 月報ボタン

Claims (6)

  1. 機械の稼動状況を1日単位の棒グラフとして表示可能な表示部と、
    機械から稼動内容の信号が入力可能な信号入力部と、
    オペレータにより停止内容を入力可能な操作入力部と、
    前記信号入力部により入力された稼動内容と前記操作入力部により入力された停止内容を前記表示部に表示させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記操作入力部により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示する、
    ことを特徴とする機械の稼動状況監視装置。
  2. 前記制御部は、前記操作入力部により入力された停止内容を時間の経過に伴って継続表示するとき、信号入力部に機械からの稼動内容の信号が入力されると、停止内容の表示から稼動内容の表示に切換えることを特徴とする請求項1に記載の機械の稼動状況監視装置。
  3. 前記表示部は、前記機械の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示することを特徴とする請求項1または2に記載の機械の稼動状況監視装置。
  4. 前記表示部は、初期画面として、前記機械の稼動内容と停止内容を24時間の棒グラフとして表示する稼動状況表示部と、操作入力部をタッチボタンとして表示する操作表示部と、正紙枚数と不正紙枚数を表示する印刷枚数表示部とを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の機械の稼動状況監視装置。
  5. 前記表示部は、前記初期画面から画面を切換えることで、24時間のうちの所定時間を予め設定された所定分単位で表示すると共に、過去の停止内容を書き込み可能な編集画面を表示可能であることを特徴とする請求項4に記載の機械の稼動状況監視装置。
  6. 前記表示部は、前記初期画面から画面を切換えることで、所定期間における前記機械の稼働率を表示する稼働率表示画面を表示可能であることを特徴とする請求項4または5に記載の機械の稼動状況監視装置。
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