JP2004216736A - テーププリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、印刷テープTに印刷を行う印刷手段11と、装置1自身および印刷テープTに関する複数のサポート情報を予め記憶しているサポート情報記憶手段85と、サポート情報記憶手段85に記憶されている複数のサポート情報の中から任意の1のサポート情報を選択する選択手段と、サポート情報を表示する表示手段46と、制御手段16と、を備え、制御手段16は、選択手段によって選択された1のサポート情報をサポート情報記憶手段85から読み出して表示手段46に表示させることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、装置自身および印刷テープに関するサポート情報を表示可能なテーププリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
表示画面を見ながら印刷データを入力し、入力した印刷データを印刷テープに印刷するテーププリンタが従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−64642号公報(第7頁−第16頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のテーププリンタでは、テーププリンタの操作中にトラブルが発生した場合やテーププリンタに装着する特殊なテープカートリッジを購入したい場合等のように、サポート情報が必要となるときには、ユーザは取扱説明書から必要な情報を得るようになっていた。しかし、テーププリンタの操作中に、取扱説明書が常にユーザの手元にあるわけではないため、従来のテーププリンタは、トラブル発生時におけるユーザの利便性を損ねていた。また、ユーザが取扱説明書を紛失してしまうことも考えられるが、係る場合には、ユーザは取扱説明書から必要となるサポート情報を得ることができず、ユーザが恒久的なアフターサービスを受けることを著しく困難としてしまう。
【0005】
そこで、本発明は、ユーザの必要に応じて、サポート情報の表示および印刷を可能とし、ユーザの利便性を向上させることができるテーププリンタを提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のテーププリンタは、装置自身および印刷テープに関する複数のサポート情報を予め記憶しているサポート情報記憶手段と、サポート情報記憶手段に記憶されている複数のサポート情報の中から任意の1のサポート情報を選択する選択手段と、サポート情報を表示する表示手段と、選択手段によって選択された任意の1のサポート情報をサポート情報記憶手段から読み出して表示手段に表示させる第1制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、装置自身および印刷テープに関する複数のサポート情報が予めサポート情報記憶手段に記憶されており、サポート情報記憶手段に記憶されている複数のサポート情報の中から任意の1のサポート情報を選択して表示させることができる。したがって、サポート情報として、テーププリンタの操作時におけるトラブル対処法や消耗品(テープカートリッジ等)の情報をサポート情報記憶手段に記憶させておくことにより、テーププリンタの操作時にトラブルが生じた場合や、消耗品を購入したい場合のように、ユーザがサポート情報を必要とする場合には、ユーザは、表示画面にサポート情報を表示させることにより、所望とするサポート情報を得ることができる。例えば、テーププリンタの操作時にトラブルが生じたときには、ユーザはテーププリンタから直ぐにサポート情報を得て、トラブルに対処することが可能となる。また、サポート情報として、テープカートリッジの製品情報を記憶させておけば、ユーザはこれを参考にして所望とするテープカートリッジを購入することができる。
【0008】
この場合、複数のサポート情報には、装置自身および印刷テープに関する問合せ先の電話番号および住所のうち、少なくとも1つ以上が含まれていることが好ましい。
【0009】
この構成によれば、サポート情報の中でも最も頻繁に利用される装置自身および印刷テープに関する問合せ先の電話番号および住所の少なくとも1つ以上がサポート情報に含まれているので、ユーザの利便性を向上させることができる。特に、ユーザが製品の問い合わせを電話で行いたいときには、表示させた電話番号を見ながら電話をかけることができ、便利である。
【0010】
この場合、サポート情報を印刷する印刷手段と、選択手段によって選択された任意の1のサポート情報をサポート情報記憶手段から読み出して印刷手段に印刷させる第2制御手段と、をさらに備えたことが好ましい。
【0011】
この構成によれば、選択手段によって選択された任意の1のサポート情報を印刷可能となるため、ユーザの利便性を向上させることができる。例えば、頻繁に参照するサポート情報を印刷させることにより、サポート情報を得るための操作を繰り返す必要がなくなる。また、製品の購入申し込みや返品を行いたい場合には、サポート情報として問合せ先の住所を選択してこれを印刷させることにより、問合せ先の住所を印刷した宛名ラベルが作成されるので便利である。また、印刷テープのサポート情報として、所望とする印刷テープの製品番号等を印刷しておけば、改めてカタログで検索することなく、テープカートリッジの注文を容易に行うことが可能である。
【0012】
この場合、複数のサポート情報には、表示手段に一括表示不能なサポート情報が含まれていることが好ましい。
【0013】
この構成によれば、サポート情報を表示手段に一括表示できないような場合、例えば、表示画面が小さく、サポート情報を一部分しか表示できないような場合には、サポート情報を印刷することによって、ユーザは容易に必要な情報を得ることができるため、ユーザに煩雑な操作を強いることがない。
【0014】
この場合、所定のキー操作が為されると、第2制御手段は、問合せ先の電話番号をサポート情報記憶手段から読み出して印刷手段に印刷を行わせることが好ましい。
【0015】
この構成によれば、所定のキー操作が為されるだけで問合せ先の電話番号を印刷することができるので、例えば、表示画面に不具合が生じた場合等のように、サポート情報を明瞭に表示画面に表示できない場合でも、ユーザは少なくとも問合せ先の電話番号を知ることが可能である。したがって、ユーザは、電話で問合せを行うことにより、サポートを受けることが可能である。
【0016】
この場合、印刷不良原因を特定するためのテスト印刷画像を予め記憶しているテスト印刷画像記憶手段を、さらに備え、第2制御手段は、所定のキー操作により、テスト印刷画像記憶手段からテスト印刷画像を読み出して、印刷手段にテスト印刷画像の印刷を行わせることが好ましい。
【0017】
この構成によれば、印刷手段の不良原因を特定するためのテスト印刷画像を印刷可能であるので、印刷不良が生じたときには、ユーザはテスト印刷画像を印刷させ、その印刷結果に基づいて対処することが可能である。また、印刷不良に関してユーザが問い合わせをする場合には、テスト印刷画像の印刷結果を伝えることによって、印刷不良を改善するためのサポートを効率よく受けることが可能である。また、メーカー側は、ユーザにテスト印刷画像を印刷したラベルを送付してもらうことにより、これを不良原因の解析資料として活用することが可能である。
【0018】
この場合、印刷テープの幅を検出するテープ幅検出手段を、さらに備え、各サポート情報は、印刷する際の優先順位を予め付した、1以上の詳細データ情報で構成されており、第2制御手段は、印刷手段にサポート情報の印刷を行わせる際に、テープ幅検出手段の検出結果および優先順位に基づいて、当該サポート情報を構成する詳細データ情報から印刷させる1以上の詳細データ情報を選択することが好ましい。
【0019】
この構成によれば、サポート情報を印刷する際、装着された印刷テープの幅および当該サポート情報を構成する詳細データ情報の優先順位に基づいて、印刷テープに印刷する詳細データ情報が選択される。したがって、詳細情報データに付す優先順位を、ユーザの情報必要度や利用頻度に応じて設定することにより、必要な情報から順に印刷テープに印刷することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。すなわち、印刷テープの幅が狭く、全ての情報を印刷することが困難な場合には、優先順位(必要性)の高い詳細データ情報だけが印刷されるので、ユーザに効率よくサポート情報を提供可能である。
【0020】
この場合、装置自身の外郭を構成すると共に、印刷済みの前記印刷テープを貼付可能な貼付領域を有する装置ケースを、さらに備え、第2制御手段は、貼付領域に収まるように、印刷手段がサポート情報を印刷する印刷領域を設定することが好ましい。
【0021】
この構成によれば、印刷手段がサポート情報を印刷するときの印刷領域が、装置ケースの貼付領域に収まるように設定されるので、サポート情報を印刷した印刷テープを装置ケースに適切に貼付することが可能である。したがって、ユーザは、問合せ先の電話番号のように頻繁に利用するサポート情報を印刷し、これを装置ケースに貼付することができる。これにより、ユーザは常にサポート情報を参照できるようになるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0022】
この場合、印刷領域の幅に対し、装着されている印刷テープの幅が広いときにエラー報知する報知手段を、さらに備えることが好ましい。
【0023】
この構成によれば、装置ケースに貼付することを目的としてサポート情報を印刷する場合に、装着されている印刷テープの幅が印刷領域よりも広いときには、エラー表示がなされるので、装置ケースの貼付領域よりも印刷テープの幅が広いことをユーザに報知することができる。
【0024】
この場合、印刷領域の幅に対し、装着されている印刷テープの幅が広いときには、第2制御手段は、サポート情報の印刷と併せて、印刷手段に印刷領域の幅を示す指標の印刷を行わせることが好ましい。
【0025】
この構成によれば、装置ケースの貼付領域よりも印刷テープの幅が広いときに、サポート情報と合わせて印刷領域の幅を示す指標が印刷されるので、ユーザはこの指標を目安に印刷テープを切断することにより、装置ケースの貼付領域に収まるラベルを容易に作成することが可能である。
【0026】
これらの場合、サポート情報記憶手段に記憶されているサポート情報を更新するための情報更新手段をさらに備えていることが好ましい。
【0027】
この構成によれば、サポート情報を更新してサポート情報記憶手段に記憶させることができるので、問合せ先の電話番号が変わった場合のように、サポート情報が変化しても、サポート情報を更新させることにより、適切なサポート情報をユーザに提供することが可能である。なお、サポート情報の更新は、パソコン等の外部装置にテーププリンタを接続し、外部装置からデータ通信機能などによって新たなサポート情報を取り込み、既存のデータを置き換えることにより行う。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るテーププリンタについて、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
【0029】
図1は、本実施形態におけるテーププリンタ全体の外観斜視図であり、図2は、開閉蓋を開放したテーププリンタとテープカートリッジの外観斜視図である。両図に示すように、テーププリンタ1は、カバーケース2により全体をカバーリングされおり、カバーケース2の後部上面の左部にはテープカートリッジCを装着するためのポケット21とその開閉蓋3が設けられている。また、開閉蓋3の右部にはディスプレイ45が設けられ、テーププリンタ1の前部上面には、キーボート32が備えられている。また、カバーケース2の左側面部には、印刷された印刷テープTを排出するテープ排出口4と、電源アダプターを差し込むための電源接続口5と、テーププリンタ1と外部装置とを接続するための外部装置接続口6(情報更新手段)と、が設けられている。
【0030】
また、図3に示すように、テーププリンタ1は、基本的な構成として、ポケット21内に設けられ、後述する印刷ヘッド24を備えて印刷を行う印刷部11(印刷手段)と、キーボート32やディスプレイ45を備え、ユーザとのインターフェイスを行う操作部12と、テープカッタ52を備え、印刷済みの印刷テープTを切断する切断部13と、各種センサを有して各種検出を行う検出部14と、各種ドライバを介して各部を駆動する駆動部15と、テーププリンタ1の各部を制御する制御部16(制御手段)と、を備えている。
【0031】
このテーププリンタ1は、キーボード32から入力された印刷情報に基づいて、印刷部11により、テープカートリッジCの印刷テープTを繰り出しながら、印刷テープT上に文字や数字、記号等のキャラクタから成る印刷データを印刷すると共に印刷済み部分をテープ排出口4から送り出し、テープ排出口4に設けられたテープカッタ52により所定の位置で印刷テープTを切断して、ラベルを作成するものである。そして、テーププリンタ1の各部は、後述する駆動部15の各種ドライバを介して制御部16により制御されており、制御部16は、各部を個別に制御すると共にテーププリンタ1全体を制御している。
【0032】
なお、このテーププリンタ1に用いられるテープカートリッジCは、図2に示すように、印刷テープTとインクリボンRとを収容しており、収容する印刷テープTの幅等に合わせて複数種のものが用意されている。そして、テープカートリッジCには、ポケット21に装着したときに印刷ヘッド24が遊挿される貫通開口C1が設けられており、テープカートリッジCの裏面には、収容する印刷テープTの幅を識別するための識別孔(図示省略)が複数設けられている。
【0033】
印刷テープTは、裏面に形成された粘着面を剥離紙で覆われており、印刷後にラベルとして貼付できるようになっている。そして、印刷テープTは、幅が異なる複数種のものが用意されているだけではなく、様々な色や材質の印刷テープTが用意されている。
【0034】
次に、テーププリンタ1の各構成について説明する。印刷部11は、図2および図3に示すように、テープカートリッジCを装着するためのポケット21と、送りモータ23を駆動源として、ポケット21に装着したテープカートリッジCから印刷テープTを繰り出しながら送るテープ送り部22と、ヘッドカバーで覆われたサーマルヘッドで構成される印刷ヘッド24とを備えている。印刷部11は、ポケット21に装着されたテープカートリッジCの印刷テープTを送り出しながら印刷を行うものであり、印刷ヘッド24を発熱駆動させると、文字等のキャラクタが印刷テープTに印刷され、これと同期してテープ送り部22は印刷テープTを適宜送り出す。
【0035】
なお、ポケット21には、ポケット21に装着されたテープカートリッジCの印刷テープT幅を検出するテープ幅検出センサ61(テープ幅検出手段)の他、印刷ヘッド24の表面温度を検出するヘッド温度検出センサ63や、送りモータ23の回転速度を検出する回転速度センサ62が設けられている。テープ幅検出センサ61は、複数のマイクロスイッチ(図示省略)を有しており、上記したテープカートリッジCの識別孔の配列(ビットパターン)を検出することにより、印刷テープT幅の検出を行う。
【0036】
操作部12は、電源を入れるための電源ボタン31と、各種キーからなるキーボード32と、印刷データを含む印刷情報を表示する表示画面46を有するディスプレイ45とを備えている。キーボード32は、アルファベットキー群、記号キー群等を有する文字キー群33の他、各種動作を指定するための機能キー群34などが配列されている。
【0037】
機能キー群34には、印刷動作を指示するための印刷キー35の他、印刷データ入力時のデータ確定や改行、選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー36、各種指示を取り消すための取り消しキー37、各キーの役割変更等に用いられるシフトキー38、入力したひらがなを漢字に変換する変換キー40、およびカーソル移動や表示画面46の表示範囲を移動させるための4個のカーソルキー39(39U、39D、39R、39L)等が設けられている。
【0038】
ディスプレイ45は、32ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面46(表示手段)と、各種設定状況の表示を行う18個のインジケータ(報知手段:図示省略)と、を有しており、キーボード32を用いて入力した印刷データの視認・編集に用いられる。
【0039】
切断部13は、テープ排出口4に設けたテープカッタ52と、テープカッタ52を自動的に切断動作させるためのカッタモータ51と、テープカッタ52を手動で切断動作させるカットボタン53と、を備えており、テープ切断モード設定によりテープカットのオート/マニュアルを切換えられるようになっている(図3参照)。
【0040】
検出部14は、上述したテープ幅検出センサ61、回転速度センサ62、ヘッド温度検出センサ63を含む各種センサを備えている。そして、各種センサからの検出信号を制御部16に送り、これに基づいて制御部16が各部を制御できるようにしている。なお、これらのセンサは実状に合わせて設ければよい。
【0041】
駆動部15は、制御部16から出力される制御信号に基づいて、各部を駆動するもので、ディスプレイ45を駆動するディスプレイドライバ71や、印刷ヘッド24を駆動するヘッドドライバ72、テーププリンタ1内の各モータを駆動するモータドライバ73等を有している。
【0042】
図3に示すように、制御部16は、制御プログラムや制御データを記憶するROM81と、文字、記号、図形等のフォントデータを記憶して、文字等のコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力するキャラクタジェネレーションROM(CG−ROM)82と、各種データを記憶するレジスタ群(図示省略)や記憶領域84を有すると共に、制御処理のための作業領域として使用されるRAM83と、CPU88の機能を補うと共に周辺回路とのインターフェイス信号を取り扱う周辺制御回路(P−CON)87と、ROM81の制御プログラムに従って、CG−ROM82やRAM83内の各種データを処理し(読出し)、テーププリンタ1の各部の駆動を制御する制御信号をP−CON87を介して出力するCPU88と、を備えており、これらは互いに内部バス89により接続されている。制御部16は、テーププリンタ1の各部と接続されており、例えば、所定の印刷条件での印刷領域の設定を行ったり、所定の条件でテープを送るなど、テーププリンタ1全体を制御している。すなわち、制御部16は、請求項にいう第1制御手段および第2制御手段を兼ねている。
【0043】
なお、後述するが、RAM83の記憶領域84には、サポート情報を記憶するサポート情報記憶領域85(サポート情報記憶手段)のほか、印刷不良の原因を特定するためのテスト印刷画像を印刷させるためのテスト印刷画像データを記憶するテスト印刷画像記憶領域86(テスト印刷画像記憶手段)や、テーププリンタ1本体の製造時期およびシリアル番号を記憶する記憶領域、印刷キー35の押釦回数をカウントして記憶する記憶領域等が含まれている。
【0044】
次に、テーププリンタ1の制御全体の処理フローについて図4を参照しながら説明する。まず、電源が入れられるなどして処理が開始すると、要求されている初期状態にテーププリンタ1を戻すための初期設定が行われ(S1)、次に、表示画面に初期画面が表示される(S2)。初期画面表示が終了して、キー入力割込みが許可されると、キー入力割込み待機状態(S3:No)となり、キー入力が可能となる。キー入力によりキー入力割り込みが発生すると(S3:Yes)、割込み処理に移行し(S4)、その割込み処理が終了すると、再度キー入力割り込み待機状態(S3:No)となる。なお、キー入力されたか否かの判断分岐(S3)および各種割込み処理(S4)は、概念的に示した処理である。
【0045】
このようにテーププリンタ1では、主な処理を割込み処理によって行うので、印刷画像作成準備および印刷の準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キー35を押すことにより、印刷処理割込みが発生して、印刷処理が起動して印刷がなされるので、ユーザは印刷に至るまでの操作手順を任意に選択できる。
【0046】
以上を前提にして、本発明の主要部について説明する。上述したように、本実施形態のテーププリンタ1では、RAM83の記憶領域84に、サポート情報記憶領域85を有しており、テーププリンタ1自身およびテープカートリッジC(印刷テープT)に関する複数のサポート情報が予め記憶されている。そして、制御部16は、ユーザの必要に応じて、RAM83のサポート情報記憶領域85からサポート情報を読み出し、サポート情報をディスプレイ45の表示画面46に表示させたり、印刷テープTに印刷させることができるようになっている。したがって、テーププリンタ1の操作中にトラブルが生じたときや、用途に応じた(特殊な)テープカートリッジCを購入したいときには、ユーザの手元にテーププリンタ1の取扱説明書がない場合でも、サポート情報記憶領域85からサポート情報を呼び出して、容易に参照することが可能となっている。
【0047】
サポート情報記憶領域85に記憶されている各サポート情報は、サポート情報の内容となる少なくとも1以上の詳細データ情報で構成されており、各詳細データ情報には、それぞれ印刷テープTに印刷する際の優先度(優先順位)が付されている(詳細は後述する)。また、サポート情報記憶領域85に記憶されている各サポート情報は、サポート情報表示メニューのメニュー項目と対応しており、ユーザが表示画面46上のサポート情報表示メニューからメニュー項目を選択すると、これに対応するサポート情報がサポート情報記憶領域85から呼び出され、当該サポート情報を構成する詳細データ情報が優先度の高い順に表示画面46上に表示されるようになっている。
【0048】
なお、サポート情報記憶領域85に記憶されているサポート情報(詳細データ情報)は、テーププリンタ1をパソコン等の外部装置と接続し、新しいサポート情報に更新することが可能である。例えば、外部装置接続口6を介してテーププリンタ1と外部装置を接続すると共に、外部装置に新しいサポート情報をダウンロードするためのホームページにアクセスさせ、外部装置を介して、サポート情報記憶領域85に新しいサポート情報を記憶させるようにする。また、サポート情報記憶領域85に記憶されているサポート情報は、通常のテキストデータと異なり、表示画面46上から編集(変更)することができないようになっている。
【0049】
次に、サポート情報表示メニューについて説明する。図5に示すように、テキスト入力画面で文字等が入力されていない状態(D1)、すなわちテキスト入力画面の初期画面、において英小文字で〔as〕と入力した後(S11:D2)、シフトキー38と変換キー40を同時に押釦すると(S12)、表示画面46が2秒間点滅した(D3)後、サポート情報表示メニューが表示画面46上に表示される(D4)。なお、サポート情報表示メニューを表示させる専用キーを設け、この専用キーを押釦することにより、サポート情報表示メニューを表示画面46上に表示させるようにしても良い。
【0050】
図5および図6に示すように、サポート情報表示メニューには、(第1階層の)選択肢として「お問合せ」、「操作マニュアル」、「テープカートリッジ案内」、および「本体情報」が用意されている。なお、メニューの選択肢(メニュー項目)からの選択は、上記した機能キー群34のカーソルキー39および選択キー36により行うものとする。また、本実施形態の表示画面46は小型で、サポート情報を一括表示することができないため、カーソルキー39を操作して表示内容を上下左右に移動させる(スクロールさせる)構成となっている(図5等参照)。
【0051】
メニュー項目「お問合せ」は、ユーザが、製品、すなわちテーププリンタやテープカートリッジ、に関する問合せをするための情報を表示させるものである。図7に示すように、サポート情報表示メニューで「お問合せ」を選択する(S21)と、第2階層の選択肢として、「動作不良」、「製品購入」、および「ご返品」が表示され(D11)、第2階層で問い合わせたい内容のメニュー項目を選択することにより、サポート情報が表示されるようになっている。
【0052】
第2階層で、メニュー項目「動作不良」または「製品購入」が選択される(S22)と、表示画面46には、「動作不良」または「製品購入」に対応するサポート情報を構成する詳細データ情報が表示される(D12)。「動作不良」または「製品購入」に対応するサポート情報は、(テーププリンタの動作不良またはテーププリンタおよびテープカートリッジの購入に関する)問合せを受け付ける問合せ先(サポートセンター)の電話番号、問合せ受付時間、サポートセンターのホームページアドレス(URL)、およびサポートセンターの電子メールアドレスの4つの詳細データ情報から構成されている。そして、これら4つの詳細データ情報の優先度は、電話番号>受付時間>ホームページアドレス>電子メールアドレスとなっており、表示画面46には、優先度が高い順に詳細データ情報から表示が為される(図7参照)。
【0053】
一方、メニュー項目「ご返品」に対応するサポート情報は、製品を返品する際の問合せを受け付ける問合せ先の電話番号、製品の返品先の住所、および返品先の住所に対応するバーコード、の3つの詳細データ情報から構成されており、第2階層でメニュー項目「ご返品」が選択されると、優先度の高い電話番号>住所>バーコードの順に表示が為される。
【0054】
メニュー項目「操作マニュアル」は、テーププリンタ1の操作中に生じたトラブルに対処するための情報を表示させるものである。図8に示すように、「操作マニュアル」の第2階層の選択肢には、「印字不良」や「テープ詰り」などのような、テーププリンタ1における代表的なトラブルが挙げられており(D21)、第2階層で選択したトラブルに対応して、サポート情報が表示画面46に表示される(D22)。「操作マニュアル」のサポート情報は、トラブルの対処方法を示す詳細データ情報で構成されている。
【0055】
なお、「印字不良」のサポート情報には、テスト印刷画像の印刷結果に基づいた対処方法が記載されており、「印字不良」を選択すると、サポート情報と併せて、ON/OFF切替えによりテスト印刷画像を印刷させるテスト印刷画像印刷ボタン101が表示される(図8参照)。テスト印刷画像は、印刷不良原因を特定するために、印刷ヘッド24に印刷させる所定の画像のことである。カーソルキー39を操作し、テスト印刷画像印刷ボタン101をONにした状態で、選択キー36が押釦されると、制御部16は、上記したRAM83のテスト印刷画像記憶領域86からテスト印刷画像データを読み出し、印刷部11にテスト印刷画像の印刷を行わせる。図8(b)は、印刷テープにテスト印刷画像を印刷したラベルを示した図である。
【0056】
また、「操作マニュアル」の第2階層の選択肢には、テーププリンタ1の代表的なトラブルの対処方法を表示させる選択肢の他に、テーププリンタ1の設定を初期化するための手順を表示させる「本体初期化」など、ユーザが頻繁に参照する可能性のある操作手順を表示させる選択肢も用意されている(図6参照)。
【0057】
メニュー項目「テープカートリッジ案内」は、印刷テープTの幅に応じて、複数用意されているテープカートリッジCを紹介するものである。図9に示すように、カーソルキー39を操作し(S31)、「テープカートリッジ案内」を選択する(S32)と、第2階層の選択肢として、用意されている印刷テープT幅が表示される(D31)。そして、ユーザが所望とする印刷テープTの幅を選択する(S33)と、第3階層の選択肢として、選択したテープ幅の印刷テープTを有するテープカートリッジCの品番が表示され(D32)、ユーザがテープカートリッジCの品番を選択する(S34)と、選択されたテープカートリッジCの品番と併せて、印刷テープTの名称、印刷テープTの色、およびインクカートリッジR(印字される文字または画像)の色が表示される(D33)。すなわち、ユーザは、所望とする印刷テープTの幅を選択することにより、これに対応するテープカートリッジCを検索することができる。
【0058】
メニュー項目「本体情報」は、テーププリンタ1本体の基本情報を表示させるためのもので、「本体情報」が選択されると、RAM83の記憶領域からデータを読み出し、テーププリンタ1の製造時期、シリアル番号、印刷キー35の押釦回数等を表示画面46に表示させる(図6参照)。
【0059】
ところで、本実施形態のテーププリンタ1のカバーケース2には、テープ排出口4や、テーププリンタ1に装着する電池の電池カバー(図示省略)、カバーケース2に予め印字されている文字等を避けて、ラベル貼付領域Aが設けられており、(サポート情報を印刷した)ラベルを貼付可能となっている。カバーケース2のラベル貼付領域Aは、開閉蓋3や、テーププリンタ1の右側面部分、テーププリンタ1の底面部分に設けられており、ラベル貼付領域Aの大きさは、開閉蓋部:縦1.6cm×横7cm、側面部:縦2.5cm×横10cm、底面部:縦6×横6cmとなっている。なお、これらのラベル貼付領域Aの設定場所および大きさは、実状に応じて任意に設定可能である。
【0060】
テーププリンタ1は比較的小型で、ラベル貼付領域Aが限られているため、本実施形態のテーププリンタ1では、ラベル貼付領域A内に収まるように、サポート情報を印刷する印字領域および詳細データ情報を設定し、ラベル貼付領域A内に収まるラベルを作成可能となっている。ラベル貼付領域A内に貼付するラベルを作成するときには、ユーザにラベルの貼付場所を選択させ、貼付場所のラベル貼付領域Aと(装着されているテープカートリッジCの)印刷テープTの幅に応じた印字領域の設定を行うと共に、設定した印字領域の大きさに基づいて印刷する詳細データ情報の選択を行う。
【0061】
図10を参照して、ラベル貼付領域Aに貼付するラベルの作成方法を具体的に説明する。本実施形態では、サポート情報が表示画面46上に表示された状態(D41)で印刷キー35を押釦すると、サポート情報印刷モードに切替えられるようになっており、表示画面46にサポート情報が表示されているときに印刷キー35を押すと(S41)、サポート情報印刷モードに切替えられて印刷設定画面が表示される(D42)。印刷設定画面では、「本体貼付用?」という質問に対して、「はい」、「いいえ」を選択可能となっており、カバーケース2に貼付するラベルを作成する場合には「はい」を選択する(S42)。「はい」が選択されると、次に貼付場所選択画面が表示され(D43)、「開閉蓋」、「側面部」、および「底面部」の中からラベルの貼付場所を選択するようになっている。そして、ラベルの貼付場所が選択される(S43)と、続いて印刷確認画面が表示され(D44)、ここで「はい」が選択される(S44)と、印刷処理が開始され、開閉蓋3のラベル貼付領域A用のラベルが作成される。
【0062】
なお、選択したラベルの貼付場所のラベル貼付領域Aの縦幅よりも、装着している印刷テープTの幅のほうが大きいときには、ディスプレイ45のインジケータ(図示省略)およびエラー報知音によりエラー報知が為されると共に、表示画面46には、印刷処理を続行するか否かを確認する確認画面が表示される。ここで、引き続き印刷処理を続行すること選択された場合、ラベルの貼付領域の縦幅に合わせて、印刷領域が設定される。
【0063】
印刷処理が開始されると、先ず、制御部16は、上述したテープ幅検出センサ61による印刷テープT幅の検出結果と、選択された貼付場所のラベル貼付領域Aの大きさに基づいて、印刷するサポート情報の印字領域を設定する。例えば、貼付場所が「開閉蓋」である場合、印刷テープTの幅が1.2cmのときのラベルの印字領域は、印刷テープTの縦幅に合わせ、縦1.2cm×横7cmに、印刷テープTの幅が2.4cmのときのラベルの印字領域は、ラベル貼付領域Aの縦幅に合わせ縦1.6cm×横7cmに、自動設定される。なお、印字領域の設定に伴い、印刷文字のサイズや文字間隔等も自動設定される。
【0064】
印刷領域の設定が為されると、次に、制御部16は、印刷内容の設定を行う。上記したように、サポート情報を構成する各詳細データ情報には、優先度が予め決められており、制御部16は、設定された印刷文字のサイズ、および文字間隔で設定された印字領域に印刷が収まるよう、各詳細データ情報の文字数(情報量)を勘案しながら優先度の高い順に印刷する詳細データ情報を選択していく。すなわち、印刷領域の横幅が同じでも、印刷領域の縦幅(印刷テープTの幅)が短いほど印刷可能な文字列の行数(文字数)が少なくなるので、印刷領域の縦幅が短くなるにつれて、優先度の高い詳細データ情報のみを印刷するように設定する。
【0065】
またこの時、装着されている印刷テープTの幅が、設定された印字領域の幅よりも大きいときには、詳細データ情報と併せて、印字領域を示す指標を印刷するように設定する。この指標は、ユーザがラベル貼付領域Aの幅に合わせて、作成したラベルを切断する際の目安として用いることができる。なお、優先度が最も高い詳細データ情報のみを印刷させるように設定したとしても、設定された印字領域に印刷が収まらないときには、インジケータ(図示省略)およびエラー報知音によりエラー報知が為される。
【0066】
制御部16による印刷領域および印刷する詳細データ情報の選択が終了すると、印刷部11が駆動され、設定された印刷領域に対して、選択された詳細データ情報の印刷が行われる。
【0067】
なお、上記の印刷設定画面(D42)で「いいえ」が選択されると、印刷範囲設定画面が表示され、サポート情報の全文印刷と部分印刷とを選択可能となっている。全文印刷では、表示画面46に表示されたサポート情報を全て印刷し、部分印刷では、カーソルキー36を用いて範囲指定されたサポート情報のみを印刷するようになっている。ここでは、印刷するサポート情報に応じて、印刷領域が設定される。すなわち、印刷するサポート情報の内容が多くなるほど印刷領域も大きくなる。
【0068】
図10(b)に、幅の異なる印刷テープTを用いて、開閉蓋のラベル貼付領域Aに貼付するラベルを作成した例を示す。作成されたラベルは、「お問合せ」のメニュー項目「動作不良」に対応するサポート情報を印刷させたものである。同図に示すように、ラベルの横幅(長さ)は、全ての印刷テープTにおいて、ラベル貼付領域Aの横幅(7cm)に合わせて設定されている。そして、ラベルの縦幅は、ラベルの貼付領域の縦幅>印刷テープTの幅、のときは印刷テープTの幅に設定され(同図(b)1参照)、ラベル貼付領域Aの縦幅≦印刷テープTの幅、のときはラベル貼付領域Aの縦幅に設定される(同図(b)2・3参照)。そして、ラベルの貼付領域<印刷テープTの幅、のときは、印刷領域、すなわちラベルの貼付領域、の縦幅を示す指標がサポート情報と併せて印刷される(同図(b)3参照)。
【0069】
このように、本実施形態のテーププリンタ1では、RAM83のサポート情報記憶領域85に記憶されているサポート情報を表示画面46に表示させることができると共に、表示させたサポート情報を印刷することができる。
【0070】
また、本実施形態のテーププリンタ1では、aキーとsキーを同時に押釦した状態で印刷キー35を押すと、RAM83のサポート情報記憶領域85から、メニュー項目「動作不良」に対応するサポート情報の問合せ先電話番号および問合せ受付時間を読み出して、これらを印刷テープTに印刷するようになっている。すなわち、表示画面46上からの操作によることなく、所定のキー操作のみでサポート情報を読み出して印刷させることが可能となっている。これにより、表示画面46が不明瞭な場合でも、テーププリンタ1から所定のサポート情報を得ることが可能である。
【0071】
なお、本実施形態では、aキーとsキーを同時に押釦した状態で印刷キー35を押すとサポート情報の印刷が為されるようになっているが、別のキーを組み合わせたり、専用キーを設けるなど、別のキー操作に代替させるようにしても良い。また、印刷させるサポート情報も上記したものに限られるものではなく、任意に設定することが可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上のように、本発明のテーププリンタには、サポート情報が予め記憶されており、テーププリンタの表示画面にサポート情報を表示させることができるので、ユーザの必要に応じて、テーププリンタからサポート情報を参照することができる。したがって、ユーザは、サポート情報を得るために取扱説明書を常に手元におく必要がなく、また、取扱説明書を紛失した場合でもサポート情報を得ることができため、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0073】
また、記憶させたサポート情報を印刷可能に構成することにより、表示画面にサポート情報が明瞭に表示されない場合や、表示画面が小さく、サポート情報が一括表示されない場合でも、容易にサポート情報を参照できるようになっている。さらに、カバーケースのラベル貼付領域に応じて、サポート情報の印字領域を設定することにより、カバーケースに貼付するためのラベルを容易に作成できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すテーププリンタの外観斜視図である。
【図2】開閉カバー開放時のテーププリンタおよびテーププリンタに装着するテープカートリッジの外観斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るテーププリンタの制御系のブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るテーププリンタの制御全体を概念的処理で示すフローチャートである。
【図5】サポート情報表示メニューを表示させる際の表示画面および操作の流れを示した図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るテーププリンタにおける、サポート情報表示メニューの一覧図である。
【図7】サポート情報表示メニューの「製品購入」に対応するサポート情報を表示させるまでの表示画面および操作の流れを示した図である。
【図8】サポート情報表示メニューの「印字不良」に対応するサポート情報を表示させるまでの表示画面および操作の流れを示した図である。
【図9】サポート情報表示メニューの「テープカートリッジ案内」を選択した時の表示画面および操作の流れを示した図である。
【図10】(a)開閉蓋のラベル貼付領域に貼付するラベルを作成する際の表示画面および操作の流れを示した図であり、(b)幅の異なる印刷テープを用いて作成した、開閉蓋のラベル貼付領域用のラベルを示した図である。
【符号の説明】
1 テーププリンタ 2 カバーケース
6 外部装置接続口 11 印刷部
32 キーボード 46 表示画面
61 テープ幅検出センサ 16 制御部
85 サポート情報記憶領域 86 テスト印刷画像記憶領域
C テープカートリッジ T 印刷テープ
A ラベル貼付領域
Claims (11)
- 装置自身および印刷テープに関する複数のサポート情報を予め記憶しているサポート情報記憶手段と、
前記サポート情報記憶手段に記憶されている前記複数のサポート情報の中から任意の1のサポート情報を選択する選択手段と、
前記サポート情報を表示する表示手段と、
前記選択手段によって選択された任意の1のサポート情報を前記サポート情報記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる第1制御手段と、を備えたことを特徴とするテーププリンタ。 - 前記複数のサポート情報には、前記装置自身および前記印刷テープに関する問合せ先の電話番号および前記問合せ先の住所のうち、少なくとも1つ以上が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のテーププリンタ。
- 前記サポート情報を印刷する印刷手段と、
前記選択手段によって選択された任意の1のサポート情報を前記サポート情報記憶手段から読み出して前記印刷手段に印刷させる第2制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のテーププリンタ。 - 前記複数のサポート情報には、前記表示手段に一括表示不能なサポート情報が含まれていることを特徴とする請求項3に記載のテーププリンタ。
- 所定のキー操作が為されると、前記第2制御手段は、前記問合せ先の電話番号を前記サポート情報記憶手段から読み出して前記印刷手段に印刷を行わせることを特徴とする請求項3または4に記載のテーププリンタ。
- 印刷不良原因を特定するためのテスト印刷画像を予め記憶しているテスト印刷画像記憶手段を、さらに備え、
前記第2制御手段は、所定のキー操作により、前記テスト印刷画像記憶手段から前記テスト印刷画像を読み出して、前記印刷手段に前記テスト印刷画像の印刷を行わせることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のテーププリンタ。 - 前記印刷テープの幅を検出するテープ幅検出手段を、さらに備え、
前記各サポート情報は、印刷する際の優先順位を予め付した、1以上の詳細データ情報で構成されており、
前記第2制御手段は、前記印刷手段に前記サポート情報の印刷を行わせる際に、前記テープ幅検出手段の検出結果および前記優先順位に基づいて、当該サポート情報を構成する前記詳細データ情報から印刷させる1以上の詳細データ情報を選択することを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載のテーププリンタ。 - 前記装置自身の外郭を構成すると共に、印刷済みの前記印刷テープを貼付可能な貼付領域を有する装置ケースを、さらに備え、
前記第2制御手段は、前記貼付領域に収まるように、前記印刷手段が前記サポート情報を印刷する印刷領域を設定することを特徴とする請求項7に記載のテーププリンタ。 - 前記印刷領域の幅に対し、装着されている前記印刷テープの幅が広いときにエラー報知する報知手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項8に記載のテーププリンタ。
- 前記印刷領域の幅に対し、装着されている前記印刷テープの幅が広いときには、前記第2制御手段は、前記サポート情報の印刷と併せて、前記印刷手段に前記印刷領域の幅を示す指標の印刷を行わせることを特徴とする請求項8または9に記載のテーププリンタ。
- 前記サポート情報記憶手段に記憶されている前記サポート情報を更新するための情報更新手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のテーププリンタ。
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