JP2010220178A - ディレイ発生回路、定電流源回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御電圧をゲート端子から入力し、基準電流を発生するPMOSトランジスタ(PMOSTr)104a、PMOSTr104のドレインにかかる電圧を保持するPMOSTr105h及びオペアンプ106、PMOSTr104aに基準電流と同じ電流Isを供給するPMOSTr105a、PMOSTr105aに流れる電流の比例電流を各々が発生する複数のPMOSTr105b〜105g、PMOSTr105b〜105gとオープンドレイン接続されるNMOSTr104b〜104gを設け、NMOSTr104b〜104gを多段に接続し、NMOSTr104bのゲート端子にはクロック信号を入力させ、2以上の偶数番目のNトランジスタのドレインから遅延信号を出力させる。
【選択図】 図1
Description
図6のディレイ回路は、ディレイ発生部601を備えている。ディレイ発生部601は、30段(図において第5段〜第28段が省略されている)のインバータによって構成されている。インバータは、一対のNMOSトランジスタとPMOSトランジスタとで構成されている。図示したNMOSトランジスタ604b〜604g、PMOSトランジスタ605b〜605gのうち、同じアルファベットが付されたNMOSトランジスタとPMOSトランジスタとが1つのインバータを構成する。
ここで、簡単のため、NMOSトランジスタ604b〜604gは、ゲートにしきい値電圧Vnthよりも大きいゲート電圧が印加され、ドレインの電位が0より大きい場合にオン状態となり、一定の電流Inが流れるものとする。また、ゲート電圧がしきい値Vnthよりも小さい場合にオフ状態となり、ソース・ドレイン間に電流が全く流れないものとする。PMOSトランジスタ605b〜605gは、ゲートにしきい値電圧Vpthよりも小さいゲート電圧が印加され、ドレインの電位がVDDより小さい場合にオン状態となり、一定の電流Ipが流れるものとする。また、ゲート電圧がしきい値Vpthよりも大きい場合にオフ状態となり、ソース・ドレイン間に電流が全く流れないものとする。
図7は、図6に示したディレイ発生部601において、入力されるクロック(CLK)とインバータの動作との関係を説明するための図である。図7(a)はNMOSトランジスタ604c、PMOSトランジスタ605cによって構成されるインバータ(以降インバータcとも記す)の動作を示している。図7(b)はNMOSトランジスタ604d、PMOSトランジスタ605dによって構成されるインバータ(以降インバータdとも記す)の動作を示している。図7(c)はNMOSトランジスタ604e、PMOSトランジスタ605eによって構成されるインバータ(以降インバータeとも記す)の動作を示している。
VGc=∫{In/(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)}・dt …式(1)
初期値条件t=0においてVGc=VDDとすると、
VGc=VDD−{In/(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)}・t …式(2)
ここで、VGcがVnthになる時刻をT1とすると、式(3)が得られる。
T1={(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)/In}・(VDD−Vnth)
…式(3)
ただし、このとき厳密にはt=T1以前にNMOSトランジスタ604c、PMOSトランジスタ605cが共にオン状態になる。しかし、このような状態は微小時間しか持続しないため、貫通電流が流れるノードに接続されたゲート容量の電荷が抜けることはないものとする。
VGd=∫{Ip/(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)}・dt …式(4)
初期値条件t=T1においてVGd=0であるから、式(4)より、式(5)が得られる。
VGd={Ip/(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)}・(t―T1)…式(5)
ここで、VGdがVpthになる時刻をT1+T2とすると、(5)式より、T2が得られる。
T2={(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)/Ip}・Vpth …式(6)
ただし、インバータdにあっては、厳密にはt=T1+T2以前にNMOSトランジスタ604d、PMOSトランジスタ605dが共にオン状態になる。しかし、このような状態は微小時間しか持続しないため、貫通電流が流れるノードに接続されたゲート容量の電荷が抜けることはないものとする。
VGe=∫{In/(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)}・dt …式(7)
初期値条件t=T1+T2においてVGe=VDDとすると、式(7)より、式(8)が得られる。
VGe=VDD
−{In/(Cox・Wp・Lp+Cox・Wn・Ln)}・×{t−(T1+T2)}
…式(8)
以上説明したように、図6に示した端子D<2>には参照クロックCLKの立ち上がりエッジから遅延量2(T1+T2)遅延する立ち上がりエッジが現れる。同様に、端子D<3>、D<4>、…D<15>には、参照クロックCLKの立ち上がりエッジから遅延量、3(T1+T2)、4(T1+T2)…15(T1+T2)が遅延する立ち上がりエッジが現れる。
図8に示した回路は、ディレイ検出部802と、電流源電流値調整部803と、図6に示したディレイ発生部601とを備えている。ディレイ検出部802は、インバータ(Inverter)809と、D−FF(D−フリップフロップ)810a〜810cと、論理ゲート(Logic gate)811a〜811cによって構成されている。電流源電流値調整部803は、NMOSトランジスタアレイ(array)812と、PMOSトランジスタ805a及びPMOSトランジスタ805h、オペアンプ(図中にOPAMPと記す)806によって構成されている。
図8において端子S<1>にゲートが接続されているNMOSトランジスタのゲート幅が最も広い。以下、NMOSトランジスタのゲート幅は、接続されている端子S<2>…S<n>、S<14>の順に減少し、端子S<2>に接続されているNMOSトランジスタのゲート幅が最も狭く設計されている。
1つのS〈n〉により、図8に示した電流源電流値調整部803のNMOSトランジスタアレイ812のNMOSトランジスタが1つオンされ、他のNMOSトランジスタは全てオフされる。このとき、例えば電流源電流値が目標電流値より大きく、遅延量T1+T2が小さく、S〈14〉がHになった場合、NMOSトランジスタアレイ812の中の最もゲート幅の狭いNMOSトランジスタがオンされる。このため、電流源電流値が小さくなるように制御される。
このような構成により、従来技術では、プロセスによるNMOSトランジスタのしきい値のばらつきを補正し、電流源電流値を安定化させていた。
しかし、ディレイ発生回路で発生する遅延量のT1+T2の成分は、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタ両方のばらつきに依存する。このため、電流値の大小と遅延量の多寡が必ずしも一致するとは限らない。以下、図10、図11を用い、電流値と遅延量の不一致について説明する。
請求項3に記載のディレイ発生回路は、第2MOSトランジスタ、第3MOSトランジスタのゲート幅を小さくすることにより、クロックの遅延信号を出力するのに必要な電流量を確保して回路の低消費電流化を図ることができる。
請求項4に記載の定電流源回路は、第3MOSトランジスタに流れる電流の量の変動の方向に対応して遅延量が変動する遅延信号に基づいて、適正に補正され、安定化した電源電流値を供給することができる。
(実施形態1)
ディレイ発生回路
1構成
図1は、本発明の実施形態1のディレイ発生回路を説明するための図である。図示したディレイ発生回路は、ディレイ発生部101を備えている。ディレイ発生部101は、一対となってインバータを構成する30個のPMOSトランジスタと、30個のNMOSトランジスタとを備えている。NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタのいずれにおいても、30個のうちの一部の図示を省略し、第1番目から第4番目のトランジスタと、第29番目及び第30番目のトランジスタのみ図示している。なお、実施形態1では、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタによって構成されるインバータを、プルアップ接続回路と記すものとする。
1つのプルアップ接続回路に含まれる一対のNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタの接続は、オープンドレイン接続と呼ばれている。なお、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタを、オープンドレイン接続の意味を逸脱しない範囲で他の方法により接続することも可能である。
Wn:NMOSトランジスタ104aのゲート幅
Ln:NMOSトランジスタ104a〜104gのゲート長
Wp:PMOSトランジスタ105a、105hのゲート幅
Lp:PMOSトランジスタ105a〜105g、105h、のゲート長
Wn(1/n):NMOSトランジスタ104b〜104gのゲート幅
Wp(1/m):PMOSトランジスタ105b〜105gのゲート幅
なお、mは2以上の正の定数であり、nは1以上の正の定数であって、mとnとには、m>nの関係がある。また、VnthはNMOSトランジスタ104a〜104gのしきい値を意味し、VpthはPMOSトランジスタ105a〜105hのしきい値を示す。
次に、図1に示したディレイ発生回路の動作について説明する。説明の簡単のため、NMOSトランジスタ104b〜104gは、Vnthより大きいゲート電圧が印加され、ドレイン電位が0より大きいときにオン状態となって一定の電流Is(1/n)を流すものとする。また、ゲート電圧がVnthより小さいときはオフ状態となり、電流を全く流さないものとする。一方PMOSトランジスタ105b〜105gは、ドレイン電位がVDDより小さいときはオン状態となって一定の電流Is(1/m)を流す。また、ドレイン電位がVDDのときはオフ状態となって電流を全く流さないものとする。
Is=Vds・μn・Cox・(Wn/Ln)・(VDD−Vnth) …式(9)
式(9)において、μnは電子の移動度、VdsはNMOSトランジスタ104aのドレインノードの電圧を意味する。また、オペアンプ106とPMOSトランジスタ105hで形成されるフィードバックループによってVds=VBG(=一定)に固定されている。
・(VDD−Vnth)・(n/Cox・Ln・Wn)]dt …式(10)
初期条件を、t=0においてVGc=VDDとすると、式(10)は式(11)のようになる。
VGc=VDD−{1−(n/m)}・Vds・μn・Ln-2・(VDD−Vnth)・t
…式(11)
式(11)において、VGc=Vnthとなる時刻をT1とすると、T1は、以下の式(12)によって表される。
T1=[{1−(n/m)}・Vds・μn・Ln-2]-1∝Ln2 …式(12)
VGd=∫{(1/m)・Vds・μn・Cox・(Wn/Ln)・(VDD−Vnth)
・(n/Cox・Ln・Wn)}dt …式(13)
VGd=(n/m)・Vds・μn・Ln-2・(VDD−Vnth)・(t―T1)
…式(14)
VGd=Vnthとなる時刻をT1+T2とすると、
T2=(m・Ln2・Vnth)/{(n・Vds・μn)・(VDD−Vnth)}
…式(15)
また、式(9)と式(15)から、次式が得られる
T2=(m/n)・(Ln・Vnth/Is) …式(16)
VGe=VDD−∫[{(1/n)−(1/m)}・Vds・μn・Cox・(Wn/Ln)
・(VDD−Vnth)・(n/Cox・Ln・Wn)]dt …式(17)
VGe=VDD−{1−(n/m)}・Vds・μn・Ln-2・(VDD−Vnth)
・{t−(T1+T2)} …式(18)
式(18)により、VGe=Vnthとなる時刻はt=(T1+T2)+T1となる。NMOSトランジスタ104dとPMOSトランジスタ105dで構成されるプルアップ接続回路は、入力された立ち上がりエッジに対し、一定の遅延量T1が付加された立ち下がりエッジを後段に出力する。
また、プルアップ接続回路eは、プルアップ接続回路cと同様に動作する。このため、プルアップ接続回路eも、入力された立ち下がりエッジに対し、Vnthの増加に対して単調増加し、Vnthの減少に対して単調減少する遅延量T2が付加された立ち上がりエッジを後段に出力する。
図3は、PMOSトランジスタが、図2に示したVpthよりも低いVpth’を有する場合のゲート電圧の変化を説明するための図である。図2と同様に、図3(a)はプルアップ接続回路a、図3(b)はプルアップ接続回路b、図3(c)はプルアップ接続回路cについてのゲート電圧変化を示している。
図3(b)に示したように、実施形態1のディレイ発生回路の遅延量T2は、NMOSトランジスタがオンするタイミングによってのみ決定する。このため式(12)に示したように、遅延量T2はVpthの低下に依存せず一定の値となる。
図4(a)、(c)及び式(16)に示したように、実施形態1のディレイ発生回路の遅延量T1’は、Vnthの増大によって増大している(T’1>T1となっている)。図2のタイミングチャートにおいて、そのVnthが大きい場合のタイミングチャートである。(16)式より、図4に示す通り、Vnthの増大により、T1が増大し、T’1(T’1>T1)となっている。
なお、実施形態1は、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタで構成されるプルアップ接続回路を30段備える例について説明したが、実施形態1はこのような構成に限定されるものでなく、任意の数のプルアップ接続回路を備えるように構成できることは言うまでもない。また、実施形態1は、NMOSトランジスタのしきい値と電流量のみに依存するディレイ発生回路について説明したが、PMOSトランジスタのしきい値と電流量のみに依存するディレイ発生回路を提供することもできる。このようなディレイ発生回路は、図1においてPMOSトランジスタをNMOSトランジスタに、NMOSトランジスタをPMOSトランジスタに置き換え、VDDをVSS=0Vに、VSS=0VをVDDに置き換え、MOSトランジスタサイズを適切に変更することによって構成することができる。
定電流源回路
1構成
図5は、実施形態2の定電流源回路を説明するための回路図である。図示した定電流源回路は、実施形態1で説明したディレイ発生回路を含んでいる。そして、NMOSトランジスタ電流源の電流量をフィードバック制御することにより、電流源電流値を目標電流値に高い精度で近づけることを可能にしている。
このような構成を実現するため、実施形態2の定電流源回路は、ディレイ発生部101と、ディレイ検出部502と、電流源電流調整部503と、を有している。ディレイ発生部101は、前記した実施形態1で説明した構成と同様である。また、ディレイ検出部502は、図8に示したディレイ検出部802と同様の構成である。
電流源電流調整部503は、抵抗素子(Resistor)507と、抵抗素子508から構成されている。そして、ディレイ検出部から入力された制御コードs〈l〉によって、抵抗素子507の抵抗値を変化させ、定電流源のゲート電圧を離散的に調整し、定電流源の電流量を目標電流値に高精度で近づける。
次に、図5に示した実施形態2の定電流源回路の動作について説明する。
ディレイ発生部101には、参照クロックCLKが入力される。ディレイ発生部101からは、参照クロックCLKに対し、NMOSトランジスタのしきい値と電流量にのみ依存する遅延量が付加されたディレイクロック群d〈1〉、d〈2〉…d〈15〉が出力される。
電流源電流調整部503はディレイ検出部502から入力された制御コードs〈l〉により、定電流源のゲート電圧を離散的に調整し、定電流源の電流量を目標電流量に近づける。
次に、実施形態2の定電流源回路によって得られる効果について説明する。
実施形態1で述べたように、ディレイ発生部101は、NMOSトランジスタのしきい値電圧と電流量のみに依存する遅延量の遅延を参照クロックCLKの立ち上がりに付加する。定電流源回路は付加された遅延量を検出し、NMOSトランジスタ104aのゲート電圧を制御し、NMOSトランジスタ104aを流れるIsが目標電流値に近づくようにネガティブフィードバックをかける。
また、実施形態2は、以上述べた構成に限定されるものでなく、図5においてPMOSトランジスタをNMOSトランジスタに、NMOSトランジスタをPMOSトランジスタに、VDDをVSS=0Vに、VSS=0VをVDDに置き換え、そのMOSトランジスタサイズを適切に変更することによってNMOSトランジスタ電流源の電流量を目標電流値に高精度で近づけることが可能である。
104a〜104g NMOSトランジスタ
105a〜105h PMOSトランジスタ
106 オペアンプ
502 ディレイ検出部
503 電流源電流調整部
507、508 抵抗素子
Claims (4)
- 制御電圧が入力されるゲート端子と、当該ゲート端子に入力された制御電圧に応じた基準電流を発生する第1MOSトランジスタと、
前記第1MOSトランジスタのドレインにかかる電圧を基準電圧として保持する電圧保持回路と、
前記第1MOSトランジスタに対し、前記基準電流と同じ値の電流を供給する第1電流源と、
前記第1の電流源に流れる電流に比例する比例電流を各々が発生する複数の第2電流源として機能する複数の第2MOSトランジスタと、
前記第1MOSトランジスタと同じ導電型を有し、前記第2MOSトランジスタの各々とオープンドレイン接続されて前記比例電流の供給を受ける複数の第3MOSトランジスタと、を備え、
前記第3MOSトランジスタは、
前段の前記第3MOSトランジスタのソース端子と接続されるゲート端子と、後段の前記第3MOSトランジスタのゲート端子と接続されるソース端子とを備えて多段に接続され、最前の前記第3MOSトランジスタのゲート端子にはクロック信号が入力され、k番目(kは2以上の偶数)の前記第3MOSトランジスタのドレインから前記クロック信号よりも所定時間遅延する遅延信号が出力されることを特徴とするディレイ発生回路。 - 前記電圧保持回路は、
ドレインが前記第1MOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記第1の電流源に接続される第4MOSトランジスタと、
一方の入力端子に基準電圧が供給され、他方の入力端子が前記第3MOSトランジスタのドレインに接続され、出力端子が前記第4MOSトランジスタのゲートに接続される増幅器と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のディレイ発生回路。 - 前記第1電流源が前記第2MOSトランジスタと同じ導電型を有する第5MOSトランジスタを含み、
前記第5MOSトランジスタのゲート幅をW1とした場合、前記第2MOSトランジスは各々W1/mのゲート幅を有して前記基準電流の1/m倍の電流値の電流を生成し(mは2以上の整の定数)、前記第1MOSトランジスタのゲート幅をW2とした場合、前記第3MOSトランジスは各々W1/nのゲート幅を有し(nは1以上の整の定数)、mとnとの間には、m>nの関係があることを特徴とする請求項1または2に記載のディレイ発生回路。 - 制御電圧が入力されるゲート端子と、当該ゲート端子に入力された制御電圧に応じた基準電流を発生する第1MOSトランジスタと、前記第1MOSトランジスタのドレインにかかる電圧を基準電圧として保持する電圧保持回路と、前記第1MOSトランジスタに対し、前記基準電流と同じ値の電流を供給する第1電流源と、前記第1の電流源に流れる電流に比例する比例電流を各々が発生する複数の第2電流源として機能する複数の第2MOSトランジスタと、前記第1MOSトランジスタと同じ導電型を有し、前記第2MOSトランジスタの各々とオープンドレイン接続されて前記比例電流の供給を受ける複数の第3MOSトランジスタと、を備え、前記第3MOSトランジスタは、前段の前記第3MOSトランジスタのソース端子と接続されるゲート端子と、後段の前記第3MOSトランジスタのゲート端子と接続されるソース端子とを備えて多段に接続され、最前の前記第3MOSトランジスタのゲート端子にはクロック信号が入力され、k番目(kは2以上の偶数)の前記第3MOSトランジスタのドレインから前記クロック信号よりも所定時間遅延する遅延信号が出力されるディレイ発生回路と、
前記クロック信号と前記遅延信号の各々に基づいて、前記クロック信号に対する遅延量をデジタルコード化して出力するディレイ検出部と、
前記デジタルコードに基づいて、前記第1MOSトランジスタのゲートに供給される制御電圧を生成する電源電流調整部と、
含むことを特徴とする定電流源回路。
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