JP2010212184A - 有機el素子、及びそれを用いた有機elディスプレイ、有機el照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも1つの基板のいずれかの面に、対向する一対の電極と該電極の間に1つの発光層を備え、前記一対の電極のうち少なくとも一方は光透過性電極であって、該光透過性電極の光取り出し面側に封止部位が設けられている有機EL素子において、該基板に対して発光層側に異方性散乱層、及びλ/4板と直線偏光フィルムとで構成される円偏光フィルムをこの順で有することを特徴とする有機EL素子。
【選択図】なし
Description
<本発明に係る異方性散乱層の散乱特性>
本発明に係る異方性散乱層は、該異方性散乱層面の法線方向から入射する光に対する平行透過率をToとし、該異方性散乱層の法線に対し40°傾斜した方向から入射する光に対する平行透過率をTβとしたとき、Tβ/Toの値が0.6以上0.9以下である光学特性を有する層である。
透明樹脂からなるマトリックスの屈折率は、扁平粒子を含まない透明樹脂のシートを予め作製し、これを株式会社アタゴ製のアッベ屈折率計DR−M2を用いて測定する。また、扁平なドメインの屈折率は、ベッケ法を用いて測定する。即ち、屈折率の異なるいくつかの浸液を用意し、これにドメイン(例えば後述する扁平粒子)を浸した際のベッケ線の有無を観察することにより、屈折率を定めることができる。
本発明に係る扁平なドメインとして、生産上、性能上好ましく使用される扁平粒子について説明する。
本発明に係る異方性散乱層内における扁平粒子の配向性は、該層の厚み方向と個々の扁平粒子の扁平方向が概ね平行になっていることが光取り出し効率を向上する上で好ましい。換言すれば、該層面に垂直な縦横2つの断面における粒子の長軸方向が、各断面の面方向に概ね平行であることが好ましい。ここで、該層面に垂直な断面における粒子の長軸方向とは、閉曲線または閉直線で囲まれる粒子断面において、外周の2点間の距離のうち最も長い2点を結んだ方向を意味するものとする。本発明に係る異方性散乱層内における扁平粒子の配向性は、該層面に垂直な縦横2つの断面における、粒子断面の長軸方向と該層面方向とのなす小さい方の角度の平均が30°以内であることが特徴であり、20°以内であることがより好ましい。
異方性散乱層のマトリックスとして用いられる透明樹脂は、可視光領域で実質的に透明な材料を用いることが好ましい。具体的には、例えばトリアセチルセルロースやセルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレートのようなセルロースエステル系樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、シクロオレフィンポリマー、架橋ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂などの非晶性熱可塑性樹脂や、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリブチレンテレフタレート、芳香族ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂などの結晶性熱可塑性樹脂などを用いることができる。更には、上記熱可塑性樹脂の基材あるいはガラス基材上にアクリル系、エポキシ系、ウレタン系などの紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂で構成された樹脂を先述の扁平粒子とともに塗布することも好ましい。
さらに下記の微粒子をマトリックスの屈折率を調整したり、機械的強度を向上するためにマトリックスに混合することも好ましい。
微粒子の屈折率n3>1.8でかつ|n−n1|≧0.05の関係を満たすことが、本発明の効果をより向上する上で好ましい。|n0−n1|の好ましい範囲と同様に、|n−n1|はより好ましくは0.5≧|n−n1|≧0.05、更に好ましくは0.3≧|n−n1|≧0.05、特に好ましくは0.2≧|n−n1|≧0.05である。
(式1中、マトリックスの屈折率をn0、マトリックスの体積分率をA、微粒子の屈折率をn3、微粒子の体積分率を1−Aとする。)
これらは、マトリックス、及び微粒子の種類、扁平なドメインの種類を適宜選択することで調整することが可能である。
本発明に係る異方性散乱層の製造方法に特に制約はないが、目安として30μm程度以上の厚みを有する層を形成する上では、溶液流延法や溶融押出法などで製膜してシートとする方法、あるいはその製膜後、適宜延伸して薄膜化する方法などが好ましく用いられる。また、30μm程度未満の厚みを有する層を形成する場合には、蒸着法、キャスト法、グラビアコート、コンマコート、バーコート、ダイコート、リップコート、ロールコート、フローコート、プリントコート、ディップコート、スピンコート等の塗布法、印刷、インクジェット方式などによって基材上に塗布する製法が好ましく用いられる。特に扁平粒子の配向性を制御するには上記スピンコート法が好ましい。
本発明に係る異方性散乱層の配置位置は、光透過性電極の光出射面側の面より視認側であって、かつ円偏光フィルムより発光層側の間のいずれかの位置であることが好ましい。
本発明に係る円偏光フィルムは、少なくともλ/4板と直線偏光フィルムによって構成されるものである。
λ/4板とは面内の位相差値が、広い波長領域でλ/4を示すような位相差フィルムを指す。より詳細には、波長550nmで測定した位相差値Ro(550)は、108nm〜168nmであることが好ましく、128nm〜148nmであることが更に好ましく、138±5nmであることが最も好ましい。ここで、面内位相差値Roは、下記式に従って算出する。
(式中、nxは、位相差フィルム面内の遅相軸方向の屈折率(面内の最大屈折率)であり、nyは、位相差フィルム面内の遅相軸に垂直な方向の屈折率であり、dは、位相差フィルムの厚み(nm)である。)
基材フィルムを構成する透明樹脂は、可視光の透過率60%以上の樹脂であることをさし、好ましくは80%以上であり、特に好ましくは90%以上である。従って透明樹脂とは、所望な波長の光に対して上記透過率を有する樹脂であり、特に、熱可塑性樹脂であることが好ましい。また、用いる透明樹脂は、固有複屈折値が正である樹脂からなることが好ましい。透明樹脂としては、例えばセルロースエステル、ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエステル、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
直線偏光フィルムとは、偏光子に保護層が積層されたもの、又は偏光子単体を指す。偏光子とは、自然光からある一方向の直線偏光を選択的に透過する機能を有するものである。例えば、ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を吸着・配向させたヨウ素系偏光フィルム、ポリビニルアルコール系フィルムに二色性の染料を吸着・配向させた染料系偏光フィルム、リオトロピック液晶状態の二色性染料をコーティングし、配向・固定化した塗布型偏光子などが挙げられる。これら、ヨウ素系偏光フィルム、染料系偏光フィルム及び塗布型偏光子は、自然光からある一方向の直線偏光を選択的に透過し、もう一方向の直線偏光を吸収する機能を有するもので、吸収型偏光子と呼ばれている。本発明に用いる直線偏光フィルムは、前述した吸収型偏光子ならば特に限定されるものではない。
次に、本発明に係る有機EL素子の構成について説明する。図2は、本発明に係る有機EL素子の一例を模式的に示した断面図である。但し本発明はこれに限定されるものではない。
基板22は、その片側の面側に有機EL素子21が配列形成される支持体であって、公知のものであって良く、例えば、石英、ガラス、金属箔、もしくは樹脂製のフィルムやシートなどが用いられるこの中でも石英やガラスが好ましく、樹脂製の場合には、その材質としてポリメチルメタクリレート(PMMA)に代表されるメタクリル樹脂類、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)などのポリエステル類、もしくはポリカーボネート樹脂などが挙げられるが、透水性や透ガス性を抑える積層構造、表面処理を行うことが好ましい。
陽極23には、効率良く正孔を注入するために電極材料の真空準位からの仕事関数が大きいもの、例えばアルミニウム(Al)、クロム(Cr)、モリブテン(Mo)、タングステン(W)、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)の金属及びその合金さらにはこれらの金属や合金の酸化物等、または、酸化スズ(SnO2)とアンチモン(Sb)との合金、ITO(インジウムチンオキシド)、InZnO(インジウ亜鉛オキシド)、酸化亜鉛(ZnO)とアルミニウム(Al)との合金、さらにはこれらの金属や合金の酸化物等が、単独または混在させた状態で用いられる。
正孔注入層24aおよび正孔輸送層24bは、それぞれ発光層24cへの正孔注入効率を高めるためのものである。このような正孔注入層24aもしくは正孔輸送層24bの材料としては、例えば、ベンジン、スチリルアミン、トリフェニルアミン、ポルフィリン、トリフェニレン、アザトリフェニレン、テトラシアノキノジメタン、トリアゾール、イミダゾール、オキサジアゾール、ポリアリールアルカン、フェニレンジアミン、アリールアミン、オキザゾール、アントラセン、フルオレノン、ヒドラゾン、スチルベンあるいはこれらの誘導体、または、ポリシラン系化合物、ビニルカルバゾール系化合物、チオフェン系化合物あるいはアニリン系化合物等の複素環式共役系のモノマー、オリゴマーあるいはポリマーを用いることができる。
発光層24cは、陽極23側から注入された正孔と、陰極25側から注入された電子とが再結合して発光光を発生する領域である。このような発光層24cは、炭素及び水素のみから構成される有機材料で形成された有機薄膜であっても良く、正孔輸送性を示す三級アミンを分子構造中に有する材料を用いて構成された層であっても良い。加えて、発光層24cは、ドーパントとして、ベリレン誘導体、クマリン誘導体、ピラン系色素、トリフェニルアミン誘導体等の有機物質を微量含む混合有機薄膜であっても良い。この場合には発光層24cを構成するホスト材料(主材料)と、ドーパントとなる材料との共蒸着によって、発光層24cが形成される。また特に、正孔輸送性を示す三級アミンを分子構造中に有する材料のうち、分子間相互作用が小さく濃度消光しにくい特徴を有するものであれば、高濃度のドーピングが可能になり、最適なドーパントの1つとして機能する。
電子輸送層24dは、陰極25から注入される電子を発光層24cに輸送するためのものである。電子輸送層24dの材料としては、例えば、キノリン、ペリレン、フェナントロリン、ビススチリル、ピラジン、トリアゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、フルオレノン、またはこれらの誘導体や金属錯体が挙げられる。具体的には、トリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム(略称Alq3)、アントラセン、ナフタレン、フェナントレン、ピレン、アントラセン、ペリレン、ブタジエン、クマリン、アクリジン、スチルベン、1,10−フェナントロリンまたはこれらの誘導体や金属錯体が挙げられる。
次に、このような構成の有機層24上に設けられる陰極25は、例えば、有機層24側から順に第1層25a、第2層25bを積層させた2層構造で構成されている。
本発明に係る有機EL素子は、電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置、ビデオカメラなど、電子機器に入力された映像信号、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を、画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置(ディスプレイ)に適用することが可能である。
<有機EL素子101の作製>
図2に示す有機EL素子の構成でトップエミッション方式の有機EL素子101を作製した。
基材として、厚さ125μmのポリエチレンナフタレートフィルム(帝人・デュポン社製フィルム)上に、UV硬化型アクリル樹脂塗膜を5μmの厚みで設けた上に、特開2003−303520号公報記載の大気圧プラズマ放電処理装置及び下記放電条件で、酸化珪素膜(SiO2)を2層積層した屈折率1.48の透明封止フィルムを作製した。
上記大気圧プラズマ放電処理装置を用い、下記の条件で、プラズマ放電を行って、厚さ約200nmの層1を形成した。
放電ガス:窒素ガス 95.7体積%
薄膜形成性ガス:ヘキサメチルジシロキサン
(リンテック社製気化器にて窒素ガスに混合して気化) 0.3体積%
添加ガス:水素ガス 4.0体積%
〈電源条件〉
第1電極側 電源種類 応用電機社製高周波電源
周波数 80kHz
出力密度 8W/cm2
第2電極側 電源種類 パール工業社製高周波電源
周波数 13.56MHz
出力密度 7W/cm2
次いで、下記の条件で、プラズマ放電を行って、厚さ約250nmの層2を積層形成した。
放電ガス:窒素ガス 95.9体積%
薄膜形成性ガス:テトラエトキシシラン
(リンテック社製気化器にて窒素ガスに混合して気化) 0.1体積%
添加ガス:水素ガス 4.0体積%
〈電源条件〉
第1電極側 電源種類 応用電機社製高周波電源
周波数 80kHz
出力密度 10W/cm2
第2電極側 電源種類 パール工業社製高周波電源
周波数 13.56MHz
出力密度 7W/cm2
〈円偏光フィルムの作製〉
厚さ、120μmのポリビニルアルコールの長尺フィルムを、MD方向に一軸延伸(温度110℃、延伸倍率5倍)した。これをヨウ素0.075g、ヨウ化カリウム5g、水100gからなる水溶液に60秒間浸漬し、次いでヨウ化カリウム6g、ホウ酸7.5g、水100gからなる68℃の水溶液に浸漬した。これを水洗、乾燥し直線偏光フィルムを得た。
板状アルミナ(キンセイマテックス社製 板状アルミナ セラフ05025、平均アスペクト比25、平均粒径5.0μm、屈折率1.76) ・・・体積比率 5%
微粒子分散マトリックス(屈折率1.66) ・・・体積比率 95%
(微粒子分散マトリックス作製方法)
酸化ジルコニア分散液(平均粒径3nm、屈折率2.2、住友大阪セメント社製、10%溶液)100gを純水135mlで希釈した溶液を作成した。この溶液に室温で3−アミノプロピルトリメトキシシラン3.7gをゆっくりと滴下した。さらに、この溶液を60℃で10時間攪拌した。室温まで溶液を冷却し、陰イオン交換樹脂であるアンバーライトを加え、溶液のpHが10.4になるまで攪拌した。この溶液にエタノール680ml、アンモニア水(28%溶液、関東化学社製)230ml、を加える。攪拌しながら、テトラエトキシシラン(信越化学社製)30gをエタノール200ml、水100mlの混合液に溶かし、6時間かけて滴下した。滴下終了後、15時間攪拌した。粒子を遠心分離機を用いて分離し、エタノールで洗浄後、90℃で乾燥し、エタノールを除いた後、450℃で焼成した。
(式中、マトリックスの屈折率をn0、マトリックスの体積分率をA、微粒子の屈折率をn3、微粒子の体積分率を1−Aとする。)
上式に従って微粒子分散マトリックスの屈折率nを計算すると1.66であった。
異方性散乱性を有する光学シートを下記に示す溶液流延法で作製し、平坦化層の上に上記接着部位(接着層)を介して貼り付けた以外は有機EL素子101と同じ方法により、有機EL素子102を作製した。
(主ドープ液の組成)
フルオレン系ポリエステル樹脂(大阪ガスケミカル社製OKP4HT) 100質量部
メチレンクロライド 300質量部
エタノール 57質量部
可塑剤(トリメチロールプロパントリベンゾエート) 5.5質量部
チヌビン326(チバ・ジャパン(株)製) 2質量部
板状アルミナ(キンセイマテックス社製 板状アルミナ セラフ05025、平均アスペクト比25、平均粒径5.0μm、屈折率1.76) 対フィルム体積比率 5%
上記組成の主ドープ液を調製した。まず加圧溶解タンクにエポキシ系樹脂とメチレンクロライド、エタノールを添加した。溶剤の入った加圧溶解タンクにエポキシ系樹脂を攪拌しながら投入した。これを加熱し、攪拌しながら、完全に溶解し、更に可塑剤及び紫外線吸収剤を添加、溶解させた。これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、主ドープ液を調製した。
異方性散乱性を有する光学シートを下記溶融法で作製し、平坦化層の上に上記接着部位(接着層)を介して貼り付けた以外は有機EL素子101と同じ方法により、有機EL素子103を作製した。
フルオレン系ポリエステル樹脂(大阪ガスケミカル社製OKP4HT) 100質量部
IRGANOX−1010(チバ・ジャパン(株)製) 1質量部
SumilizerGP(住友化学社製) 0.5質量部
板状アルミナ(キンセイマテックス社製 板状アルミナ セラフ05025、平均アスペクト比25、平均粒径5.0μm、屈折率1.76) 対フィルム体積比率 5%
上記材料を窒素ガスを封入したV型混合機で30分混合した後、ストランドダイを取り付けた2軸押出し機(PCM30(株)池貝社製)を用いて160℃で溶融させ、長さ4mm、直径3mmの円筒形のペレットを作製した。このとき、せん断速度は、25(mm/s)に設定した。得られたペレットを100℃5時間乾燥させ、含水率100ppmとし、幅300mmのTダイを取り付けた単軸押出し機(GT−50;(株)プラスチック工学研究所社製)に供給して押出し機及びTダイを160℃に設定して製膜を行った。Tダイ表面にはハードクロムメッキを施し面粗度0.1Sの鏡面仕上げを行った。Tダイから出たフィルムは100℃に温度調整したクロムメッキ鏡面の第1冷却ロールに落下させた。
有機EL素子101の作製において、下記組成の散乱層を設ける以外は全く同様にして有機EL素子104を作製した。
球状アルミナ(AO−800、平均アスペクト比1、平均粒径0.7μm、屈折率1.76) ・・・体積比率 5%
UV硬化樹脂(特開2002−97217号公報:三菱化学社 実施例8を参考に作成した(屈折率1.64)) ・・・体積比率 95%
<有機EL素子105の作製>
有機EL素子101の作製において、異方性散乱層を形成する時に80°で加熱しながら紫外線照射を行った以外は全く同様にして有機EL素子105を作製した。このときの粒子長軸配向角は45°であった。
有機EL素子101の作製において、下記組成の異方性散乱層を設ける以外は全く同様にして有機EL素子106を作製した。
板状アルミナ(朝日化学工業社製ルクセレンFAO、平均アスペクト比3.5、平均粒径11.0μm、屈折率1.76) ・・・体積比率 5%
UV硬化樹脂(特開2002−97217号公報:三菱化学社 実施例8を参考に作成した(屈折率1.64)) ・・・体積比率 95%
<有機EL素子107の作製>
有機EL素子101の作製において、異方性散乱層を形成する時に40°で加熱しながら紫外線照射を行った以外は全く同様にして有機EL素子105を作製した。このときのTβ/Toの値は0.55であった。
有機EL素子101の作製において、下記組成の異方性散乱層を設ける以外は全く同様にして有機EL素子106を作製した。
合成雲母(コープケミカル社製、平均アスペクト比30、平均粒径8.0μm、屈折率1.58) ・・・体積比率 5%
UV硬化樹脂(新中村化学製 NKエステル DCP (トリシクロデカンジメタノールジメタクリレート)に重合開始剤としてチバ・ジャパン社製IRGACURE369を0.05質量%添加、屈折率1.56) ・・・体積比率 95%
<有機EL素子109の作製>
扁平粒子に平板炭酸カルシウム(ニューライム社製、平均アスペクト比10、平均粒径5.0μm、屈折率1.53)を用いた以外は有機EL素子101と同様の方法で有機EL素子109を作製した。
扁平粒子に平板炭酸ストロンチウム(屈折率1.52)を用いた以外は有機EL素子101と同様の方法で有機EL素子110を作製した。
特開2005−63704号公報実施例に準じて作製した光拡散層を平坦化層面上に設けた以外は、有機EL素子101と同様の方法で有機EL素子111を作製した。
特開2005−322489号公報の実施例1に準じて、紫外線硬化エポキシ樹脂とポリエーテルスルホン樹脂の界面にピラミッド構造を有する光学シートを作製し、紫外線硬化型のアクリル系樹脂からなる平坦化層を該ピラミッド構造の凹凸面上に設けて平坦化させた。次いで平坦化層側に粘着層を介して円偏光フィルムのλ/4板側を接着させて有機EL素子112を作製した。
得られた有機EL素子について以下の評価を実施した。
予め有機EL素子より接着部位を溶解する溶剤などを用いて剥離した異方性散乱層を包埋用樹脂に埋め込み、これをウルトラミクロトーム(RMC社製MT−7)により層の断面(正確にはX軸方向の断面とY軸方向の断面の2方向がある)を厚み100nmの超薄切片状に切削し、これらを走査型電子顕微鏡、あるいは透過型電子顕微鏡にて撮影する。そして撮影画像を例えば画像解析ソフト(三谷商事(株)製、WinROOF、ver3.60)等により解析し、ドメインの長軸方向と異方性散乱層面に垂直な方向との角度(配向角)を求めた。
異方性散乱層を構成する透明樹脂(マトリックス)、粒子(ドメイン)の屈折率の測定は、本文記載の方法を用いた。測定波長はいずれも589nmとした。
日本電色工業社製ヘイズメータNDH2000に図1に模式的に示す回転治具のようなものを取り付け、これに上記EL素子101〜112で使用する光学シートをセットし、該シート面の法線方向より光を当て、直進出射されてくる透過光の割合、即ち平行透過率Toを測定した。次に図1に示すように該シートを入射光に対して40°傾斜した状態で測定したときに得られる平行透過率値Tβを測定した。ToとTβの値より、Tβ/Toを算出した。
作製した有機EL素子について正面輝度測定を行った。
作製した有機EL素子について反射率測定を行った。
△・・・反射率が5%以上、8%未満
×・・・反射率が8%以上
表1の有機EL素子の構成、特性、及び上記評価結果を記載した。
有機EL素子101〜112をCF(カラーフィルター)、及びCF(カラーフィルター)パターンに合わせ素子及び駆動トランジスタ回路とを組み合わせ、有機EL発光層から取り出される白色光をバックライトとして、青色フィルタ、緑色フィルタ、赤色フィルタを介して青色光、緑色光、赤色光を得ることで、有機ELディスプレイを作製したところ、本発明に係る有機EL素子101〜103、105〜110は優れた輝度、視認性を有する有機ELディスプレイが得られた。特に電界発光していない状態でも、対向電極が光反射性の強いミラーとして観察されなかった。
有機EL素子101〜112の非発光面をガラスケースで覆い、厚み300μmのガラス基板を封止用基板として用いて、周囲にシール材として、エポキシ系光硬化型接着剤(東亞合成社製ラックストラックLC0629B)を適用し、ガラス基板側からUV光を照射して、硬化させて、照明装置を形成したところ、本発明に係る有機EL素子101〜103、105〜110を用いると優れた輝度を有する有機EL照明装置が得られた。
22 基板
23 陽極
24 有機層
24a 正孔注入層
24b 正孔輸送層
24c 発光層
24d 電子輸送層
25 陰極
25a 第1層
25b 第2層
26 保護層(封止膜)
27 接着部位
28 異方性散乱層
29 平坦化層
30 円偏光フィルム
30a λ/4板
30b 直線偏光フィルム
31 保護基板
Claims (8)
- 少なくとも1つの基板のいずれかの面に、対向する一対の電極と該電極の間に1つの発光層を備え、前記一対の電極のうち少なくとも一方は光透過性電極であって、該光透過性電極の光取り出し面側に封止部位が設けられている有機EL素子において、該封止部位の視認側に異方性散乱層、及びλ/4板と直線偏光フィルムとで構成される円偏光フィルムをこの順で有することを特徴とする有機EL素子。
- 前記異方性散乱層に入射する光のうち、該異方性散乱層面の法線方向から入射する光に対する平行透過率をToとし、該異方性散乱層の法線に対し40°傾斜した方向から入射する光に対する平行透過率をTβとしたとき、Tβ/Toの値が0.6以上0.9以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
- 前記異方性散乱層は透明樹脂からなるマトリックスと扁平なドメインとを含み、該扁平なドメインの平均アスペクト比は2以上で、該扁平なドメインの主平面と異方性散乱層面のなす角の平均が30°以内であることを特徴とする請求項1または2に記載の有機EL素子。
- 前記透明樹脂からなるマトリックスの屈折率は1.62以上2.0以下であり、前記扁平なドメインとの屈折率差が0.05以上であることを特徴とする請求項3に記載の有機EL素子。
- 前記扁平なドメインの平均粒径は10μm未満であり、厚みは0.5μm以下であることを特徴とする請求項3または4に記載の有機EL素子。
- 前記扁平なドメインが炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウムのうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の有機EL素子。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の有機EL素子を用いたことを特徴とする有機ELディスプレイ。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の有機EL素子を用いたことを特徴とする有機EL照明装置。
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