JP2010211170A - 液晶滴の重さの設定方法及びその設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法 - Google Patents

液晶滴の重さの設定方法及びその設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法 Download PDF

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秀鉉 崔
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Jae Moon Choi
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Abstract

【課題】単位パネル領域に吐出されるべき液晶滴の各々の重さを液晶滴の各々の基準重さとして設定し、また、全体吐出方式又は部分吐出方式により基準重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させること。
【解決手段】本発明に係る液晶滴の重さの設定方法は、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、シリンダー内でピストンが下降すべき距離を確定する。本発明によれば、シリンダー及びピストンを製作する際に発生する誤差と、シリンダーとピストンを設ける際に発生する誤差と、などがあり、シリンダーの内部壁とピストンの下部面とが一定でなくても、単位パネル領域に吐出されるべき液晶滴の各々の重さを液晶滴の各々の基準重さとして設定できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶ディスペンサーに関する。
LCD(Liquid Crystal Display)は、カラーを具現するために、カラーフィルター(Color Filter)層が備えられたマザー基板と、薄膜トランジスター(Thin Film Transistor)が備えられたマザー基板と、マザー基板間に備えられた液晶層と、を含む。
LCDは、液晶層を構成する液晶分子を駆動素子として駆動し、液晶層を透過する量を制御することで、画像を表示する。
液晶ディスペンサーは、単位パネル領域にノズルを介して液晶滴を吐出させる。
単位パネル領域は、液晶滴が吐出される領域を意味し、マザー基板には、少なくとも一つ以上の単位パネル領域が定義される。
図1(a)は、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であり、吸入行程時のピストンの位置を示す。
図1(b)は、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であり、吐出行程時のピストンの位置を示す。
ここで、図1(a)及び図2(b)に示される点線矢印は、液晶の移動方向を示す。また、図1(a)及び図2(b)に示される実線矢印は、ピストンの上下運動及び回転運動方向を示す。
図1(a)及び図2(b)を参照すると、シリンダー21は、ヘッドユニット(図示せず)に設けられる。シリンダー21は、外周壁に液晶流入口21aと液晶流出口21bとを具備する。液晶流出口21bは、液晶流入口21aの反対方向に位置する。液晶流入口21aには、液晶が流れ込まれる。液晶流出口21bからは、液晶が流出される。シリンダー21は、中心部にピストン孔21dを具備する。ピストン孔21dには、ピストン22が設けられる。液晶流入口21aは、ピストン孔21dに連通する。液晶流入口21aは、チューブ(図示せず)で液晶格納容器(図示せず)に連結される。液晶流出口21bは、ピストン孔21dに連通する。液晶流出口21bは、チューブ(図示せず)でノズル(N)に連結される。
ピストン22は、回転角度に応じて、液晶流入口21aと液晶流出口21bとを開けるか、閉じることのできる溝22aを具備する。前記溝22aは、ピストン22の一部を長さ方向にカット(cutting)して形成される。ピストン22は、ピストン孔21dでピストンの中心軸(以下、“Z軸”と称する。)を中心として回転し、Z軸に沿って上下運動する。
図2は、マザー基板上に定義された単位パネル領域に液晶滴を吐出させるためにヘッドユニットが過ぎる経路を示す図である。
図2を参照すれば、マザー基板(MP)には、単位パネル領域(1)、単位パネル領域(2)が定義されている。単位パネル領域(1、2)には、各々4つの液晶滴が吐出される。
単位パネル領域は、2つより少なくても、多くてもよい。また、単位パネル領域に4つより少ないか、多い個数の液晶滴が吐出されてもよい。
図1(a)、図1(b)及び図2を参照して、単位パネル領域(1)、単位パネル領域(2)に液晶滴を吐出させる方法を説明する。
ピストン22をZ軸を中心として反時計回りに回転させ、溝22aが液晶流入口21aに向かうようにする。この場合、液晶流出口21bが閉じ、液晶流入口21aが開く。
ピストン22をZ軸に沿って基準点(P0)から4L0(L0+L0+L0+L0)だけ上昇させて液晶を吸入させる。この場合、液晶が空間S1、S2、S3、S4に満たされる。
ここで、基準点(P0)は、底面21cに位置する。
もちろん、基準点(P0)を、シリンダー21の底面21cでなく、底面21cから上側に一定距離だけ離れた点に設定することもできる。
ピストン22は、初期にZ0に位置する。
前記空間S1、S2、S3、S4は、各々同じ距離L0を持つ。
ピストン22をZ軸を中心として時計方向に回転させ、溝22aが液晶流出口21bに向かうようにする。この場合、液晶流入口21aが閉じ、液晶流出口21bが開く。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(1)に設定された数の液晶滴を全部吐出した後に、単位パネル領域(2)に設定された数の液晶滴を吐出させること(これを、全体吐出方式と定義する)でなく、単位パネル領域(1)、単位パネル領域(2)に各々設定された液晶滴の数のうちの一部だけ、ヘッドユニットが単位パネル領域(1)、単位パネル領域(2)上を通過しながら吐出させる。これを繰り返して、単位パネル領域(1)、単位パネル領域(2)に各々設定された液晶滴の数を吐出するようになる。これを部分吐出方式と定義する。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D1が吐出されるべき位置で、ピストン22をZ軸に沿って一定距離L0だけZ0からZ1に下降させる。この場合、第4の空間S4に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D2が吐出されるべき位置で、ピストン22をZ軸に沿って一定距離L0だけZ1からZ2に下降させる。この場合、第3の空間S3に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D3が吐出されるべき位置で、ピストン22をZ軸に沿って一定距離L0だけZ2からZ3に下降させる。この場合、第2の空間S2に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D4が吐出されるべき位置で、ピストン22をZ軸に沿って一定距離L0だけZ3からZ4に下降させる。この場合、第1の空間S1に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
空間S1、S2、S3、S4に満たされた液晶が全部液晶滴として吐出されたので、再度空間S1、S2、S3、S4に液晶を満たす。
このために、ピストン22をZ軸を中心として反時計回りに回転させ、溝22aが液晶流入口21aに向かうようにする。この場合、液晶流出口21bが閉じ、液晶流入口21aが開く。
ピストン22をZ軸に沿って基準点(P0)から4L0(L0+L0+L0+L0)だけ上昇させて液晶を吸入させる。この場合、液晶が空間S1、S2、S3、S4に満たされる。
ピストン22は、初期にZ0に位置する。
ピストン22をZ軸を中心として時計方向に回転させ、溝22aが液晶流出口21bに向かうようにする。この場合、液晶流入口21aが閉じ、液晶流出口21bが開く。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D5が吐出されるべき位置で、ピストン22をZ軸に沿って一定距離L0だけZ0からZ1に下降させる。この場合、第4の空間S4に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D6が吐出されるべき位置で、ピストン22をZ軸に沿って一定距離L0だけZ1からZ2に下降させる。この場合、第3の空間S3に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D7が吐出されるべき位置で、ピストン22をZ軸に沿って一定距離L0だけZ2からZ3に下降させる。この場合、第2の空間S2に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
ヘッドユニットは、単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D8が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L0だけZ3からZ4に下降する。この場合、第1の空間S1に満たされた液晶が液晶滴として吐出される。
このような方式により、単位パネル領域(1)と単位パネル領域(2)とに設定された位置の各々に液晶滴が吐出される。
一方、ピストン孔21dの内部は、同じ距離L0を持った空間S1、S2、S3、S4に分けられている。したがって、空間S1、S2、S3、S4に満たされる液晶の重さも理論的に同一でなければならない。
しかしながら、空間S1、S2、S3、S4に満たされる液晶の重さは、実際に各々異なる。
なぜならば、シリンダー21及びピストン22が製作される際に発生する誤差(例えば、シリンダーの内面とピストンの表面とが粗く処理されることにより発生する誤差)と、シリンダー21にピストン22が設けられる際に発生する誤差、などがあるためである。
例えば、第4の空間S4に満たされる液晶の重さは、1.6mg、第3の空間S3に満たされる液晶の重さは、1.2mg、第2の空間S2に満たされる液晶の重さは、0.8mg、第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、0.4mgと仮定する。理論的には、空間S1、S2、S3、S4の各々に満たされる液晶の重さは、1mgである。
単位パネル領域(1)に理論的に4つの1mgの液晶滴(D1、D5、D6、D7)が吐出されたので、単位パネル領域(1)は、4mgの液晶重さを持たなければならない。ここで、4mgを、単位パネル領域(1)が持たなければならない基準重さと定義する。
しかしながら、実際に単位パネル領域(1)には、1.6mgの重さを持つ液晶滴D1、1.6mgの重さを持つ液晶滴D5、1.2mgの重さを持つ液晶滴D6、0.8mgの重さを持つ液晶滴D7が吐出された。
したがって、単位パネル領域(1)が実際に持つ液晶重さは、5.2mg(1.6+1.6+1.2+0.8)になる。
したがって、単位パネル領域(1)に、液晶が基準重さ4mgより1.2mg多く吐出された。
一方、単位パネル領域(2)に理論的に4つの1mgの液晶滴(D2、D3、D4、D8)が吐出されたので、単位パネル領域(2)は、4mgの液晶重さを持たなければならない。ここで、4mgを、単位パネル領域(2)が持たなければならない基準重さと定義する。
しかしながら、実際に単位パネル領域(2)には、1.2mgの重さを持つ液晶滴D2、0.8mgの重さを持つ液晶滴D3、0.4mgの重さを持つ液晶滴D4、0.4mgの重さを持つ液晶滴D8が吐出された。
したがって、単位パネル領域(2)が実際に持つ液晶重さは、2.8mg(1.2+0.8+0.4+0.4)になる。
したがって、単位パネル領域(1)に、液晶が基準重さ4mgより1.2mg少なく吐出された。
一方、空間S1、S2、S3、S4に液晶を吸入させた後、吸入された液晶を全部単位パネル領域(1)に吐出した後、空間S1、S2、S3、S4に液晶を更に吸入させ、吸入された液晶を単位パネル領域(2)に全部吐出させると仮定する。
すると、液晶滴の各々の重さが異なっていても、単位パネル領域(1)と単位パネル領域(2)とに吐出された液晶の重さは、単位パネル領域(1)と単位パネル領域(2)の各々の基準重さである4mgと一致することになる。もちろん、この場合も、空間S1、S2、S3、S4に吸入された液晶の重さが、基準重さである4mgにならなければならないという前提がなければならない。
しかしながら、全体吐出方式により液晶滴を吐出する場合、部分吐出方式に比べて液晶滴を吐出させる時間を減らし難い。
なぜならば、ヘッドユニットが進行する方向が、Y軸方向からX軸方向へ、又は、Y軸方向からX軸方向へ変わる変曲点が多くなるためである。
本発明の目的は、単位パネル領域に吐出されるべき液晶滴の各々の重さを液晶滴の各々の基準重さとして設定することにある。
また、本発明の目的は、全体吐出方式又は部分吐出方式により基準重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させることにある。
前記目的を達成するための、本発明に係る液晶滴の重さの設定方法は、シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と;を含む。
また、前記目的は、シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、
確定された距離が1つあれば、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させるか、
確定された距離が2つ以上あれば、前記ピストンを最も下にある確定された距離の開始点まで下降させて液晶を吐出させた後、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と、を含む、液晶滴の重さの設定方法により達成される。
また、前記目的は、シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、
確定された距離がなければ、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、
確定された距離がなければ、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して1つの液晶滴として吐出させ、
確定された距離が1つあれば、前記ピストンを前記確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して2つの液晶滴として吐出させ、
確定された距離が複数個あれば、前記ピストンを前記複数個の確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して複数個の液晶滴として吐出させる第2の段階と;
確定された距離がなければ、1つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が1つあれば、2つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が複数個あれば、複数個の液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
確定された距離がなければ、
前記吐出された1つの液晶滴の重さが、前記許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開けながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
確定された距離が1つあれば、
前記吐出された2つの液晶滴の重さから、前記ピストンが前記確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
確定された距離が複数個あれば、
前記吐出された複数個の液晶滴の重さから、前記ピストンが前記複数個の確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第4の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と、を含む、液晶滴の重さの設定方法により達成される。
また、前記目的は、シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点からピストンを、一定距離に追加距離を足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記追加距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第3の段階と;
前記第3の段階で吐出された液晶滴の重さを測定する第4の段階と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第4の段階を実行する第5の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第5の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第6の段階と、を含む、液晶滴の重さの設定方法により達成される。
また、本発明に係る設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法は、
シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と;
前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第6の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第7の段階と、を含む。
また、前記目的は、シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、
確定された距離が1つあれば、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させるか、
確定された距離が2つ以上あれば、前記ピストンを最も下にある確定された距離の開始点まで下降させて液晶を吐出させた後、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と;
前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第6の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第7の段階と、を含む、設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法により達成される。
また、前記目的は、シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、
確定された距離がなければ、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して1つの液晶滴として吐出させ、
確定された距離が1つあれば、前記ピストンを前記確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して2つの液晶滴として吐出させ、
確定された距離が複数個あれば、前記ピストンを前記複数個の確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して複数個の液晶滴として吐出させる第2の段階と;
確定された距離がなければ、1つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が1つあれば、2つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が複数個あれば、複数個の液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
確定された距離がなければ、
前記吐出された1つの液晶滴の重さが、前記許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開けながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
確定された距離が1つあれば、
前記吐出された2つの液晶滴の重さから、前記ピストンが前記確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
確定された距離が複数個あれば、
前記吐出された複数個の液晶滴の重さから、前記ピストンが前記複数個の確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離又は確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第4の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と;
前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第6の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第7の段階と、を含む、設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法により達成される。
また、前記目的は、シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点からピストンを、一定距離に追加距離を足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記追加距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第3の段階と;
前記第3の段階で吐出された液晶滴の重さを測定する第4の段階と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第4の段階を実行する第5の段階と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第5の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第6の段階と;
前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第7の段階と;
前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第8段階と、を含む、設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法により達成される。
以上のように、本発明によれば、シリンダー及びピストンを製作する際に発生する誤差と、シリンダーとピストンを設ける際に発生する誤差、などがあり、シリンダーの内部壁とピストンの下部面とが一定でなくても、単位パネル領域に吐出されるべき液晶滴の各々の重さを液晶滴の各々の基準重さとして設定できる。また、全体吐出方式又は部分吐出方式により基準重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させることができる。
図1aは、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であって、吸入行程時のピストンの位置を示し、図1bは、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であって、吐出行程時のピストンの位置を示す図である。 図2は、マザー基板上に定義された単位パネル領域に液晶滴を吐出させるためにヘッドユニットが過ぎる経路を示す図である。 図3は、本発明である液晶滴の重さの設定方法及びその設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法が具現される液晶ディスペンサーの斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。 図5(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図6(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図7(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図8(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図9は、本発明の第2の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。 図10(a)(b)(c)(d)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図11(a)(b)(c)(d)(e)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図12(a)(b)(c)(d)(e)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図13(a)(b)(c)(d)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図14は、本発明の第3の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。 図15(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図16(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図17(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図18(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図19は、本発明の第4の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。 図20(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図21(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図22(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図23(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。 図24aは、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であって、吸入行程時のピストンの位置及び第1の実施形態により距離が確定された空間を示す図であり、図24bは、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であって、吐出行程時のピストンの位置及び第1の実施形態により距離が確定された空間を示す図である。 図25は、マザー基板上に定義された単位パネル領域に液晶滴を吐出させるためにヘッドユニットが過ぎる経路を示す図である。
図3は、本発明である液晶滴の重さの設定方法及びその設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法が具現される液晶ディスペンサーの斜視図である。
図3に示されるように、液晶ディスペンサーは、フレーム11と、固定テーブル12と、ステージ13と、第1の駆動ユニット14と、ヘッド支持台15と、第2の駆動ユニット17と、ヘッドユニット20と、電子秤30と、を含む。
前記固定テーブル12は、フレーム11の上部に固定設置される。
前記ステージ13は、固定テーブル12の上部にY軸方向へ移動可能に設けられる。前記ステージ13の上部には、マザー基板MPが置かれる。
前記固定テーブル12には、ステージ13を駆動するリニアモーター(図示せず)が設けられる。
前記第1の駆動ユニット14は、1個ずつ固定テーブル12の両側に各々設けられる。前記第1の駆動ユニット14は、フレーム11とヘッド支持台15との間に位置する。前記第1の駆動ユニット14の一端は、フレーム11に結合され、他端は、ヘッド支持台15に結合される。前記第1の駆動ユニット14は、ヘッド支持台15をY軸方向へ移動させる。前記第1の駆動ユニット14は、リニアモーターであることが望ましい。
前記ヘッド支持台15は、ステージ13の上側を横切る。前記ヘッドユニット20は、ヘッド支持台15に設けられる。
前記電子秤30は、フレーム11に設けられる。前記電子秤30は、液晶滴の重さを測定する。前記電子秤30は、液晶滴が置かれる測定板31を持つ。液晶滴が測定板31に置かれる場合、電子秤31は、液晶滴の重さを測定できる。前記電子秤31は、測定された液晶滴の重さについての情報を制御部(図示せず)に送る。
前記第2の駆動ユニット17は、ヘッド支持台15とヘッドユニット20との間に位置する。前記第2の駆動ユニット17の一端は、ヘッド支持台15に結合され、他端は、ヘッドユニット20に結合される。前記第2の駆動ユニット17は、ヘッドユニット20をX軸方向へ移動させる。前記第2の駆動ユニット17は、リニアモーターであることが望ましい。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。図5(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図6(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図7(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図8(a)(b)(c)(d)は、図4の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。
第1の実施形態では、設定された液晶滴の重さが1mgである液晶滴を4つ吐出するために、1mgの液晶が各々満たされる4つの空間S1、S2、S3、S4内でピストンが下降すべき距離を確定する。したがって、確定しようとする距離の数は、4である。
もちろん、1つの液晶滴の重さを1mgより少なく又は多く設定することもできる。
もちろん、確定しようとする距離の数は、4より少なく又は多く定めることもできる。
そして、第1の空間S1、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順に設定された液晶滴の重さ1mgが吐出されるために、ピストンが下降すべき距離が確定される。
図4を参照すれば、本発明の第1の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法は、
シリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開け、基準点から前記ピストン22を一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階(S11)と;
前記ピストン22を回転させて前記液晶流入口21aを閉じ、前記液晶流出口21bを開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口21bとノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階(S12)と;
前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階(S13)と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を実行する第4の段階(S14)と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階(S11)から第4の段階(S14)を実行し、前記第1の段階(S11)のシリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開けることを除き、実行する第5の段階(S15)と、を含む。
以下、第1の段階(S11)を説明する。
距離を確定しようとする空間は、第1の空間S1である。
1つの液晶滴の設定重さは、1mgである。
1つの液晶滴の重さが1mgであるので、第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、1mgになるべきである。
図5aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を基準点P0から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が基準点P0から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
以下、第2の段階(S12)を説明する。
図3及び図5bを参照すれば、ピストン孔21dに吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
以下、第3の段階(S13)を説明する。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さを1.6mgと仮定する。
以下、第4の段階(S14)を説明する。
許容範囲を、液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)と仮定する。
実験結果、吐出された液晶滴の重さが、液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)内に収まっていれば、吐出された液晶滴の重さが、設定された重さと実質的に一致すると見なせる。
例えば、設定された液晶滴の重さが1mgである場合、許容範囲は、0.9997mg以上1.0003mg以下となる。ここで、許容範囲の下限値は、0.9997mgである。許容範囲の上限値は、1.0003mgである。
吐出された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっていれば、一定距離L0は、ピストン22を一定距離L0だけ下降させる場合、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
しかしながら、吐出された液晶滴の重さ1.6mgは、許容範囲を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L1に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.6mgが更に大きいので、新たな一定距離L1は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L1に変えて、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
図5cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を基準点P0から新たな一定距離L1だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図3及び図5dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L1は、ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L1を持った第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L1の終点P12から開始点P11に下降させると、第1の空間S1に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第5の段階(S15)を説明する。
第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離が確定されると、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順にピストン22が下降すべき距離が確定される。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数が3であるので、第1の段階(S11)から第4の段階(S14)を3回繰り返す。
以下、第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L1である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L1の終点P12とする。
図6aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から終点P12まで上昇させ、第1の空間S1に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L1の終点P12から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図6bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが1.2mgと仮定する。液晶の重さ1.2mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L2に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.2mgが更に大きいので、新たな一定距離L2は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L2に変えて、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
図6cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から新たな一定距離L2だけ上昇させて液晶を吸入する。
図3及び図6dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L2だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L2は、ピストン22を新たな一定距離L2だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L2を持った第2の空間S2に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L2の終点P22から開始点P21に下降させると、第2の空間S2に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L2である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L2の終点P22とする。
図7aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L2の開始点P21から終点P22まで上昇させて第2の空間S2に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L2の終点P22から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図7bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが0.8mgと仮定する。液晶の重さ0.8mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L3に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.8mgが更に小さいので、新たな一定距離L3は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L3に変えて、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
図7cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から新たな一定距離L3だけ上昇させて液晶を吸入する。
図3及び図7dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L3だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L3は、ピストン22を新たな一定距離L3だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L3を持った第3の空間S3に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L3の終点P32から開始点P31に下降させると、第3の空間S3に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L3である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L3の終点P32とする。
図8aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L3の開始点P31から終点P32まで上昇させて第3の空間S3に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L3の終点P32から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図8bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが0.4mgと仮定する。液晶の重さ0.4mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L4に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.4mgが更に小さいので、新たな一定距離L4は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L4に変えて、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
図8cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から新たな一定距離L4だけ上昇させて液晶を吸入する。
図3及び図8dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L4だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L4は、ピストン22を新たな一定距離L4だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L4を持った第4の空間S4に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S11)から第3の段階(S13)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L4の終点P42から開始点P41に下降させると、第4の空間S4に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。図10(a)(b)(c)(d)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図11(a)(b)(c)(d)(e)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図12(a)(b)(c)(d)(e)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図13(a)(b)(c)(d)は、図9の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。
第2の実施形態では、設定された液晶滴の重さが1mgである4つの液晶滴を吐出するために、1mgの液晶が各々満たされる4つの空間S1、S2、S3、S4内でピストンが下降すべき距離を確定する。したがって、確定しようとする距離の数は、4である。
もちろん、1つの液晶滴の重さを1mgより少なく又は多く設定することもできる。
もちろん、確定しようとする距離の数は、4より少なく又は多く定めることもできる。
そして、第1の空間S1、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順に設定された液晶滴の重さ1mgが吐出されるために、ピストンが下降すべき距離が確定される。
図9を参照すれば、本発明の第2の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法は、
シリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開け、基準点から前記ピストン22を一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階(S21)と;
前記ピストン22を回転させて前記液晶流入口21aを閉じ、前記液晶流出口21bを開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口21bとノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階(S22)と;
前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階(S23)と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を実行する第4の段階(S24)と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、
確定された距離が1つあれば、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させるか、
確定された距離が2つ以上あれば、前記ピストン22を最も下にある確定された距離の開始点まで下降させて液晶を吐出させた後、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階(S21)から第4の段階(S24)を実行し、前記第1の段階(S21)のシリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開けることを除き、実行する第5の段階(S25)と、を含む。
以下、第1の段階(S21)を説明する。
距離を確定しようとする空間は、第1の空間S1である。
1つの液晶滴の設定重さは、1mgである。
1つの液晶滴の重さが1mgであるので、第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、1mgになるべきである。
図10aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を基準点P0から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が基準点P0から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
以下、第2の段階(S22)を説明する。
図3及び図10bを参照すれば、ピストン孔21dに吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
以下、第3の段階(S23)を説明する。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さを1.6mgと仮定する。
以下、第4の段階(S24)を説明する。
許容範囲を液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)と仮定する。
実験結果、吐出された液晶滴の重さが液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)内に収まっていれば、吐出された液晶滴の重さが、設定された重さと実質的に一致すると見なせる。
例えば、設定された液晶滴の重さが1mgである場合、許容範囲は、0.9997mg以上1.0003mg以下となる。ここで、許容範囲の下限値は、0.9997mgである。許容範囲の上限値は、1.0003mgである。
吐出された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっていれば、一定距離L0は、ピストン22を一定距離L0だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
しかしながら、吐出された液晶滴の重さ1.6mgは、許容範囲を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L1に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.6mgが更に大きいので、新たな一定距離L1は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L1に変えて、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
図10cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を基準点P0から新たな一定距離L1だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図3及び図10dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L1は、ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L1を持った第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L1の終点P12から開始点P11に下降させると、第1の空間S1に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第5の段階(S25)を説明する。
第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離が確定されると、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順にピストン22が下降すべき距離が確定される。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数が3であるので、第1の段階(S21)から第4の段階(S24)を3回繰り返す。
以下、第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L1である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L1の終点P12とする。
確定された距離としては、第1の空間S1の確定された距離L1の1つがある。
図11aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から終点P12まで上昇させ、第1の空間S1に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L1の終点P12から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図11bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが1.2mgと仮定する。液晶の重さ1.2mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L2に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.2mgが更に大きいので、新たな一定距離L2は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L2に変えて、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
図11cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から新たな一定距離L2だけ上昇させて液晶を吸入する。
図3及び図11dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L2だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L2は、ピストン22を新たな一定距離L2だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L2を持った第2の空間S2に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L2の終点P22から開始点P21に下降させると、第2の空間S2に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L2である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L2の終点P22とする。
確定された距離としては、第1の空間S1の確定された距離L1と第2の空間S2の確定された距離L2の2つがある。
第1の空間S1の確定された距離L1と第2の空間S2の確定された距離L2のうち、最も下にある確定された距離の開始点は、確定された距離L1の開始点P11である。
図11eに示されるように、ピストン22を確定された距離L1の開始点P11まで下降させて液晶を吐出する。
図12aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開ける。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から確定された距離L2の終点P22まで上昇させ、第1の空間S1及び第2の空間S2に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L2の終点P22から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図12bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが0.8mgと仮定する。液晶の重さ0.8mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L3に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.8mgが更に小さいので、新たな一定距離L3は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L3に変えて、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
図12cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から新たな一定距離L3だけ上昇させて液晶を吸入する。
図3及び図12dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L3だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L3は、ピストン22を新たな一定距離L3だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L3を持った第3の空間S3に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L3の終点P32から開始点P31に下降させると、第3の空間S3に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L3である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L3の終点P32とする。
確定された距離としては、第1の空間S1の確定された距離L1と第2の空間S2の確定された距離L2と第3の空間S3の確定された距離L3の3つがある。
第1の空間S1の確定された距離L1と第2の空間S2の確定された距離L2と第3の空間S3の確定された距離L3のうち、最も下にある確定された距離の開始点は、確定された距離L1の開始点P11である。
図12eに示されるように、ピストン22を確定された距離L1の開始点P11まで下降させて液晶を吐出する。
図13aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開ける。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から確定された距離L3の終点P32まで上昇させ、第1の空間S1、第2の空間S2、第3の空間S3に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L3の終点P32から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図13bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが0.4mgと仮定する。液晶の重さ0.4mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L4に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.4mgが更に小さいので、新たな一定距離L4は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L4に変えて、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
図13cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から新たな一定距離L4だけ上昇させて液晶を吸入する。
図3及び図13dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を新たな一定距離L4だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L4は、ピストン22を新たな一定距離L4だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L4を持った第4の空間S4に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S21)から第3の段階(S23)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L4の終点P42から開始点P41に下降させると、第4の空間S4に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。図15(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図16(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図17(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図18(a)(b)(c)(d)は、図14の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。
第3の実施形態では、設定された液晶滴の重さが1mgである液晶滴を4つ吐出するために、1mgの液晶が各々満たされる4つの空間S1、S2、S3、S4内でピストンが下降すべき距離を確定する。したがって、確定しようとする距離の数は、4である。
もちろん、1つの液晶滴の重さを1mgより少なく又は多く設定することもできる。
もちろん、確定しようとする距離の数は、4より少なく又は多く定めることもできる。
そして、第1の空間S1、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順に設定された液晶滴の重さ1mgが吐出されるために、ピストンが下降すべき距離が確定される。
図14を参照すれば、本発明の第3の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法は、シリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開け、基準点から前記ピストン22を一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階(S31)と;
前記ピストン22を回転させて前記液晶流入口21aを閉じ、前記液晶流出口21bを開け、
確定された距離がなければ、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して1つの液晶滴として吐出させ、
確定された距離が1つあれば、前記ピストンを前記確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して2つの液晶滴として吐出させ、
確定された距離が複数個あれば、前記ピストンを前記複数個の確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して複数個の液晶滴として吐出させる第2の段階(S32)と;
確定された距離がなければ、1つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が1つあれば、2つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が複数個あれば、複数個の液晶滴の重さを測定する第3の段階(S33)と;
確定された距離がなければ、
前記吐出された1つの液晶滴の重さが、前記許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定するまで、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開けながら、前記第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を実行し、
前記第1の段階(S31)のシリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開けることを除き、実行し、
確定された距離が1つあれば、
前記吐出された2つの液晶滴の重さから、前記ピストンが前記確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を実行し、
前記第1の段階(S31)のシリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開けることを除き、実行し、
確定された距離が複数個あれば、
前記吐出された複数個の液晶滴の重さから、前記ピストンが前記複数個の確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定するまで、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を実行し、
前記第1の段階(S31)のシリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開けることを除き、実行する第4の段階(S34)と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階(S31)から第4の段階(S34)を実行し、前記第1の段階(S31)のシリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開けることを除き、実行する第5の段階(S35)と、を含む。
以下、第1の段階(S31)を説明する。
距離を確定しようとする空間は、第1の空間S1である。
1つの液晶滴の設定重さは、1mgである。
1つの液晶滴の重さが1mgであるので、第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、1mgになるべきである。
図15aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を基準点P0から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が基準点P0から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
以下、第2の段階(S32)を説明する。
確定された距離がないので、ピストン22を一定距離L0だけ下降させる。
図3及び図15bを参照すれば、ピストン孔21dに吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
以下、第3の段階(S33)を説明する。
確定された距離がないので、電子秤30は、吐出された1つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された1つの液晶滴の重さを1.6mgと仮定する。
以下、第4の段階(S34)を説明する。
許容範囲を液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)と仮定する。
実験結果、吐出された液晶滴の重さが液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)内に収まっていれば、吐出された液晶滴の重さが設定された重さと実質的に一致すると見なせる。
例えば、設定された液晶滴の重さが1mgである場合、許容範囲は、0.9997mg以上1.0003mg以下となる。ここで、許容範囲の下限値は、0.9997mgである。許容範囲の上限値は、1.0003mgである。
吐出された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっていれば、一定距離L0は、ピストン22を一定距離L0だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
しかしながら、吐出された液晶滴の重さ1.6mgは、許容範囲を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L1に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.6mgが更に大きいので、新たな一定距離L1は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L1に変えて、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
図15cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
確定された距離がないので、ピストン22を基準点P0から新たな一定距離L1だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図3及び図15dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
確定された距離がないので、ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
確定された距離がないので、電子秤30は、吐出された1つの液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、1つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された1つの液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された1つの液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L1は、ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L1を持った第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L1の終点P12から開始点P11に下降させると、第1の空間S1に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第5の段階(S35)を説明する。
第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離が確定されると、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順にピストン22が下降すべき距離が確定される。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数が3であるので、第1の段階(S31)から第4の段階(S34)を3回繰り返す。
以下、第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L1である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L1の終点P12とする。
図16aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から終点P12まで上昇させ、第1の空間S1に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L1の終点P12から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図16bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
確定された距離L1があるので、ピストン22を確定された距離L1に一定距離L0を足した距離だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に2つの液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、2つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された2つの液晶滴の重さが2.2mgと仮定する。
確定された距離L1があるので、吐出された2つの液晶滴の重さ2.2mgから、確定された距離L1をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgを引いた重さを求める。
求められた液晶の重さは、1.2mgになる。
液晶の重さ1.2mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L2に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.2mgが更に大きいので、新たな一定距離L2は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L2に変えて、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
図16cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
確定された距離L1があるので、ピストン22を確定された距離L1だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から新たな一定距離L2だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図3及び図16dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
確定された距離L1があるので、ピストン22を確定された距離L1に新たな一定距離L2を足した距離だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴を2つ吐出させる。
電子秤30は、吐出された2つの液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、2つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された2つの液晶滴の重さは、2mgと仮定する。
確定された距離L1があるので、吐出された2つの液晶滴の重さ2mgから、確定された距離L1をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgを引いた重さを求める。
求められた液晶の重さは、1mgになる。
求められた液晶の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L2は、ピストン22を新たな一定距離L2だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L2を持った第2の空間S2に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L2の終点P22から開始点P21に下降させると、第2の空間S2に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L2である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L2の終点P22とする。
図17aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から確定された距離L2の終点P22まで上昇させ、第1の空間S1及び第2の空間S2に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L2の終点P22から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図17bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
確定された距離L1とL2とがあるので、ピストン22を、確定された距離L1と確定された距離L2とに一定距離L0を足した距離だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に3つの液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、3つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された3つの液晶滴の重さが2.8mgと仮定する。
確定された距離L1とL2とがあるので、吐出された3つの液晶滴の重さ2.8mgから、確定された距離L1をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgと、確定された距離L2をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgとを引いた重さを求める。
求められた液晶の重さは、0.8mgになる。
液晶の重さ0.8mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L3に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.8mgが更に小さいので、新たな一定距離L3は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L3に変えて、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
図17cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
確定された距離L1とL2とがあるので、ピストン22を確定された距離L1と確定された距離L2だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から新たな一定距離L3だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図3及び図17dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
確定された距離L1とL2とがあるので、ピストン22を確定された距離L1と確定された距離L2と新たな一定距離L3とを足した距離だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に3つの液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された3つの液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、3つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された3つの液晶滴の重さは、3mgと仮定する。
確定された距離L1とL2とがあるので、吐出された3つの液晶滴の重さ3mgから、確定された距離L1をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgと、確定された距離L2をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgとを引いた重さを求める。
求められた液晶の重さは、1mgになる。
求められた液晶の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L3は、ピストン22を新たな一定距離L3だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L3を持った第3の空間S3に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L3の終点P32から開始点P31に下降させると、第3の空間S3に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L3である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L3の終点P32とする。
図18aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から確定された距離L3の終点P32まで上昇させ、第1の空間S1、第2の空間S2及び第3の空間S3に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から一定距離L0だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L3の終点P32から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図3及び図18bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
確定された距離L1とL2とL3とがあるので、ピストン22を確定された距離L1と確定された距離L2と確定された距離L3と一定距離L0とを足した距離だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に4つの液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、4つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された4つの液晶滴の重さが3.4mgと仮定する。
確定された距離L1とL2とL3とがあるので、吐出された4つの液晶滴の重さ3.4mgから、確定された距離L1をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgと、確定された距離L2をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgと、確定された距離L3をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgとを引いた重さを求める。
求められた液晶の重さは、0.4mgになる。
液晶の重さ0.4mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L4に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.4mgが更に小さいので、新たな一定距離L4は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L4に変えて、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
図18cに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
確定された距離L1とL2とL3とがあるので、ピストン22を確定された距離L1と確定された距離L2と確定された距離L3だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から新たな一定距離L4だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図3及び図18dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
確定された距離L1とL2とL3とがあるので、ピストン22を確定された距離L1と確定された距離L2と確定された距離L3と新たな一定距離L4とを足した距離だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に4つの液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された4つの液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、4つの液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された4つの液晶滴の重さは、4mgと仮定する。
確定された距離L1とL2とL3とがあるので、吐出された4つの液晶滴の重さ4mgから、確定された距離L1をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgと、確定された距離L2をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgと、確定された距離L3をピストン22が下降する際に吐出された液晶滴の重さ1mgとを引いた重さを求める。
求められた液晶の重さは、1mgになる。
求められた液晶の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L4は、ピストン22を新たな一定距離L4だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L4を持った第4の空間S4に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S31)から第3の段階(S33)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L4の終点P42から開始点P41に下降させると、第4の空間S4に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
図19は、本発明の第4の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法を示す順序図である。図20(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第1の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図21(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第2の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図22(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第3の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。図23(a)(b)(c)(d)(e)(f)は、図19の液晶滴の重さの設定方法で、第4の空間に満たされた液晶を吐出させるべく、ピストンが下降すべき距離を確定するために、シリンダー内のピストンの位置を順に示す図である。
第4の実施形態では、設定された液晶滴の重さが1mgである液晶滴を4つ吐出するために、1mgの液晶が各々満たされる4つの空間S1、S2、S3、S4内でピストンが下降すべき距離を確定する。したがって、確定しようとする距離の数は、4である。
もちろん、1つの液晶滴の重さを1mgより少なく又は多く設定することもできる。
もちろん、確定しようとする距離の数は、4より少なく又は多く定めることもできる。
そして、第1の空間S1、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順に設定された液晶滴の重さ1mgが吐出されるために、ピストンが下降すべき距離が確定される。
図19を参照すれば、本発明の第4の実施形態に係る液晶滴の重さの設定方法は、
シリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開け、基準点からピストン22を一定距離に追加距離を足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階(S41)と;
前記ピストン22を回転させて前記液晶流入口21aを閉じ、前記液晶流出口21bを開け、前記ピストンを前記追加距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口21bとノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階(S42)と;
前記ピストン22を前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口21bとノズルとを介して液晶滴として吐出させる第3の段階(S43)と;
前記第3の段階(S43)で吐出された液晶滴の重さを測定する第4の段階(S44)と;
前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定し、
前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストン22が下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を実行する第5の段階(S45)と;
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストン22を回転させて前記液晶流出口21bを閉じ、前記液晶流入口21aを開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階(S41)から第5の段階(S45)を実行し、前記第1の段階(S41)のシリンダー21内に設けられたピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開けることを除き、実行する第6の段階(S46)と、を含む。
以下、第1の段階(S41)を説明する。
距離を確定しようとする空間は、第1の空間S1である。
1つの液晶滴の設定重さは、1mgである。
1つの液晶滴の重さが1mgであるので、第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、1mgになるべきである。
図20aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を基準点P0から一定距離L0に追加距離Lrを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が基準点P0から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
前記追加距離Lrは、一定距離L0の1/2である。
もちろん、追加距離Lrを一定距離L0の1/2より少なく又は大きく定めることもできる。
以下、第2の段階(S42)を説明する。
図20bに示されるように、ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
以下、第3の段階(S43)を説明する。
図3及び図20cを参照すれば、ピストン孔21dに吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
以下、第4の段階(S44)を説明する。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さを1.6mgと仮定する。
以下、第5の段階(S45)を説明する。
許容範囲を液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)と仮定する。
実験結果、吐出された液晶滴の重さが液晶滴の設定された重さ×(1±0.003)内に収まっていれば、吐出された液晶滴の重さが設定された重さと実質的に一致すると見なせる。
例えば、設定された液晶滴の重さが1mgである場合、許容範囲は、0.9997mg以上1.0003mg以下となる。ここで、許容範囲の下限値は、0.9997mgである。許容範囲の上限値は、1.0003mgである。
吐出された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっていれば、一定距離L0は、ピストン22を一定距離L0だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
しかしながら、吐出された液晶滴の重さ1.6mgは、許容範囲を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L1に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.6mgが更に大きいので、新たな一定距離L1は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L1に変えて、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
図20dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を基準点P0から新たな一定距離L1に追加距離Lrを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図20eに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
図3及び図20fに示されるように、ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L1は、ピストン22を新たな一定距離L1だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L1を持った第1の空間S1に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L1の終点P12から開始点P11に下降させると、第1の空間S1に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第6の段階(S46)を説明する。
第1の空間S1内でピストン22が下降すべき距離が確定されると、第2の空間S2、第3の空間S3、第4の空間S4の順にピストン22が下降すべき距離が確定される。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数が3であるので、第1の段階(S41)から第5の段階(S45)を3回繰り返す。
以下、第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L1である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L1の終点P12とする。
図21aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の開始点P11から終点P12まで上昇させ、第1の空間S1に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から一定距離L0と追加距離Lrとを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L1の終点P12から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図21bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
図3及び図21cに示されるように、ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが1.2mgと仮定する。液晶の重さ1.2mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L2に変える。
上限値1.0003mgよりも吐出された液晶滴の重さ1.2mgが更に大きいので、新たな一定距離L2は、一定距離L0を減らして求める。減らす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L2に変えて、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
図21dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L1の終点P12から新たな一定距離L2に追加距離Lrを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図21eに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
図21fに示されるように、ピストン22を新たな一定距離L2だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L2は、ピストン22を新たな一定距離L2だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第2の空間S2内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L2を持った第2の空間S2に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L2の終点P22から開始点P21に下降させると、第2の空間S2に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L2である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L2の終点P22とする。
図22aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L2の開始点P21から終点P22まで上昇させ、第2の空間S2に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から一定距離L0と追加距離Lrとを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L2の終点P22から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図22bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
図3及び図22cに示されるように、ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが0.8mgと仮定する。液晶の重さ0.8mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L3に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.8mgが更に小さいので、新たな一定距離L3は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L3に変えて、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
図22dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L2の終点P22から新たな一定距離L3に追加距離Lrを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図22eに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
図22fに示されるように、ピストン22を新たな一定距離L3だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L3は、ピストン22を新たな一定距離L3だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第3の空間S3内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L3を持った第3の空間S3に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L3の終点P32から開始点P31に下降させると、第3の空間S3に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離を確定する過程を説明する。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離は、L3である。
設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を、確定された距離L3の終点P32とする。
図23aに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L3の開始点P31から終点P32まで上昇させて第3の空間S3に液晶を満たす。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から一定距離L0と追加距離Lrとを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
ピストン22が確定された距離L3の終点P32から一定距離L0だけ上昇すると、ピストン孔21dに吸入される液晶の重さは、理論的に1mgになる。
図23bに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
図3及び図23cに示されるように、ピストン22を一定距離L0だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さが0.4mgと仮定する。液晶の重さ0.4mgは、許容範囲(0.9997mg〜1.0003mg)を外れる。
したがって、一定距離L0を新たな一定距離L4に変える。
下限値0.9997mgよりも吐出された液晶滴の重さ0.4mgが更に小さいので、新たな一定距離L4は、一定距離L0を増やして求める。増やす重さは、任意に定めることができる。
一定距離L0を新たな一定距離L4に変えて、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
図23dに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流出口21bを閉じ、液晶流入口21aを開く。
ピストン22を確定された距離L3の終点P32から新たな一定距離L4に追加距離Lrを足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる。
図23eに示されるように、ピストン22を回転させて液晶流入口21aを閉じ、液晶流出口21bを開く。
ピストン22を追加距離Lrだけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズルとを介して吐出させる。
液晶が吐出されながら、ノズルの終端に残留する液晶を除去する。
したがって、ノズルの終端に残留する液晶が、第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離の確定中に電子秤30に落ちて、測定されることが防止される。
図3及び図23fに示されるように、ピストン22を新たな一定距離L4だけ下降させ、吸入された液晶を、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して電子秤30の測定板31に液晶滴として吐出させる。
電子秤30は、吐出された液晶滴の重さを測定する。
電子秤30は、液晶滴の重さについての情報を制御部に送る。
測定の結果、吐出された液晶滴の重さは、1mgと仮定する。
吐出された液晶滴の重さは、許容範囲内にある。
したがって、新たな一定距離L4は、ピストン22を新たな一定距離L4だけ下降させる時、液晶滴の設定された重さ1mgが吐出されるべき第4の空間S4内でピストン22が下降すべき距離として確定される。
新たな一定距離L4を持った第4の空間S4に満たされる液晶の重さは、設定された重さである1mgになる。
したがって、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行しない。
もちろん、測定の結果、吐出された液晶滴の重さが許容範囲を再度外れることがある。すると、第1の段階(S41)から第4の段階(S44)を再度実行する。
以後、単位パネル領域に1mgの液晶滴を1つ吐出させるために、ピストン22を新たな一定距離L4の終点P42から開始点P41に下降させると、第4の空間S4に満たされた1mgの液晶が、液晶流出口21bとノズル(図示せず)とを介して1mgの液晶滴として吐出される。
以下、第1の実施形態により液晶滴の重さが設定された後、その設定された重さを持った液晶滴を部分吐出方式により単位パネル領域に吐出させる方法を説明する。
図24aは、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であって、吸入行程時のピストンの位置及び第1の実施形態により距離が確定された空間を示す図である。
図24bは、シリンダー及びその内部に設けられたピストンの縦断面図であって、吐出行程時のピストンの位置及び第1の実施形態により距離が確定された空間を示す図である。
図24a及び図24bに示される点線矢印は、液晶の移動方向を示す。また、図24a及び図24bに示される実線矢印は、ピストンの上下運動及び回転運動方向を示す。
図25は、マザー基板上に定義された単位パネル領域に液晶滴を吐出させるために、ヘッドユニットが過ぎる経路を示す図である。
図3、図24a、図24b及び図25を参照して、単位パネル領域(1)、単位パネル領域(2)に液晶滴を吐出させる方法を説明する。
ヘッドユニット20は、単位パネル領域(1)、単位パネル領域(2)に液晶滴を部分吐出方式により吐出させる。
単位パネル領域(1)の基準重さを、4mgに設定する。
単位パネル領域(2)の基準重さを、4mgに設定する。
第1の実施形態により距離を確定しようとする空間S1、S2、S3、S4内でピストンが下降すべき距離L1、L2、L3、L4が確定されると、ピストン22を距離が確定された空間S1、S2、S3、S4の開始点P11、P21、P31、P41のうち最も下にある開始点P11まで下降させ、距離が確定された空間S1、S2、S3、S4の内部に残っている液晶を吐出させる。
ここで、開始点P11は、基準点P0と同様である。
ピストン22をZ軸を中心として反時計回りに回転させ、溝22aが液晶流入口21aに向かうようにする。この場合、液晶流出口21bが閉じ、液晶流入口21aが開く。
ピストン22をZ軸に沿って基準点P0からL1+L2+L3+L4だけ上昇させて液晶を吸入させる。この場合、液晶が距離が確定された空間S1、S2、S3、S4に満たされる。
前記距離が確定された空間S1、S2、S3、S4は、各々異なる距離L1、L2、L3、L4を持つ。
しかしながら、距離が確定された空間S1、S2、S3、S4の各々に満たされる液晶の重さは、1mgと同一である。ピストン22は、初期にZ0に位置する。
ピストン22をZ軸を中心として時計方向に回転させ、溝22aが液晶流出口21bに向かうようにする。この場合、液晶流入口21aが閉じ、液晶流出口21bが開く。
ヘッドユニット20は、単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D1が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L4だけ、Z0からZ1に下降する。この場合、第4の空間S4に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
ヘッドユニット20は、単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D2が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L3だけ、Z1からZ2に下降する。この場合、第3の空間S3に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
ヘッドユニット20は、単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D3が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L2だけ、Z2からZ3に下降する。この場合、第2の空間S2に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D4が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L1だけ、Z3からZ4に下降する。この場合、第1の空間S1に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
距離が確定された空間S1、S2、S3、S4に満たされた液晶が全部液晶滴として吐出されたので、更に距離が確定された空間S1、S2、S3、S4に液晶を満たす。
ピストン22をZ軸を中心として反時計回りに回転させ、溝22aが液晶流入口21aに向かうようにする。この場合、液晶流出口21bが閉じ、液晶流入口21aが開く。
ピストン22をZ軸に沿って基準点P0からL1+L2+L3+L4だけ上昇させて液晶を吸入させる。この場合、液晶が距離が確定された空間S1、S2、S3、S4に満たされる。ピストン22は、初期にZ0に位置する。
ピストン22をZ軸を中心として時計方向に回転させ、溝22aが液晶流出口21bに向かうようにする。この場合、液晶流入口21aが閉じ、液晶流出口21bが開く。
単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D5が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L4だけ、Z0からZ1に下降する。この場合、第4の空間S4に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D6が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L3だけ、Z1からZ2に下降する。この場合、第3の空間S3に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
単位パネル領域(1)の上側の液晶滴D7が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L2だけ、Z2からZ3に下降する。この場合、第2の空間S2に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
単位パネル領域(2)の上側の液晶滴D8が吐出されるべき位置で、ピストン22は、Z軸に沿って一定距離L1だけ、Z3からZ4に下降する。この場合、第1の空間S1に満たされた液晶が、ノズルを介して1mgの液晶滴として吐出される。
このような方式により、単位パネル領域(1)と単位パネル領域(2)の設定された位置の各々に液晶滴が吐出される。
吐出された液晶滴D1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8の各々の重さは、1mgと互いに同一である。
したがって、単位パネル領域(1)に吐出された液晶滴D1、D5、D6、D7の重さは、4mgになる。したがって、吐出された液晶滴D1、D5、D6、D7の重さと単位パネル領域(1)の基準重さ4mgとは、一致する。
また、単位パネル領域(2)に吐出された液晶滴D2、D3、D4、D8の重さは、4mgになる。したがって、吐出された液晶滴D2、D3、D4、D8の重さと単位パネル領域(2)の基準重さ4mgとは、一致する。
一方、第1の実施形態により液晶滴の重さが設定された後、その設定された重さを持った液晶滴を部分吐出方式でなく、全体吐出方式により単位パネル領域に吐出させる方法は、ヘッドユニットが、単位パネル領域(1)に設定された数の液晶滴を全部吐出した後、初めて単位パネル領域(2)に設定された数の液晶滴を吐出させるという点のみが異なるだけであり、残りは、同様であるので、その説明を省略する。
一方、第2、3、4実施形態により液晶滴の重さが設定された後、その設定された重さを持った液晶滴を部分吐出方式又は全体吐出方式により単位パネル領域に吐出させる方法は、第1の実施形態と液晶滴の重さの設定方法のみが異なるだけであり、残りは、同様であるので、その説明を省略する。
本発明は、シリンダー及びピストンを製作する際に発生する誤差と、シリンダーとピストンを設置する際に発生する誤差、などがあり、シリンダーの内部壁とピストンの下部面とが一定でなくても、単位パネル領域に吐出される液晶滴の各々の重さを液晶滴の各々の基準重さとして設定できる。また、全体吐出方式又は部分吐出方式により基準重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させることができる。
11 液晶ディスペンサーフレーム
12 固定テーブル
13 ステージ
14 第1の駆動ユニット
15 ヘッド支持台
17 第2の駆動ユニット
20 ヘッドユニット
21 シリンダー
22 ピストン
21a 液晶流入口
21b 液晶流出口
30 電子秤

Claims (8)

  1. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
    前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と、
    を含む液晶滴の重さの設定方法。
  2. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
    前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、確定された距離が1つあれば、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させるか、
    確定された距離が2つ以上あれば、前記ピストンを最も下にある確定された距離の開始点まで下降させて液晶を吐出させた後、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と、
    を含む液晶滴の重さの設定方法。
  3. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、
    確定された距離がなければ、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して1つの液晶滴として吐出させ、
    確定された距離が1つあれば、前記ピストンを前記確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して2つの液晶滴として吐出させ、
    確定された距離が複数個あれば、前記ピストンを前記複数個の確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して複数個の液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    確定された距離がなければ、1つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が1つあれば、2つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が複数個あれば、複数個の液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
    確定された距離がなければ、
    前記吐出された1つの液晶滴の重さが、前記許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、
    前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開けながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
    前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
    確定された距離が1つあれば、
    前記吐出された2つの液晶滴の重さから、前記ピストンが前記確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
    前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
    確定された距離が複数個あれば、
    前記吐出された複数個の液晶滴の重さから、前記ピストンが前記複数個の確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
    前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第4の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と、
    を含む液晶滴の重さの設定方法。
  4. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点からピストンを、一定距離に追加距離を足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記追加距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第3の段階と;
    前記第3の段階で吐出された液晶滴の重さを測定する第4の段階と;
    前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第4の段階を実行する第5の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第5の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第6の段階と、
    を含む、液晶滴の重さの設定方法。
  5. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
    前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と;
    前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第6の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第7の段階と、
    を含む、設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法。
  6. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    前記吐出された液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
    前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第3の段階を実行する第4の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、
    確定された距離が1つあれば、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させるか、
    確定された距離が2つ以上あれば、前記ピストンを最も下にある確定された距離の開始点まで下降させて液晶を吐出させた後、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の前記確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と;
    前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第6の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第7の段階と、
    を含む、設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法。
  7. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点から前記ピストンを一定距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、
    確定された距離がなければ、前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して1つの液晶滴として吐出させ、
    確定された距離が1つあれば、前記ピストンを前記確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して2つの液晶滴として吐出させ、
    確定された距離が複数個あれば、前記ピストンを前記複数個の確定された距離に前記一定距離を足した距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して複数個の液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    確定された距離がなければ、1つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が1つあれば、2つの液晶滴の重さを測定し、確定された距離が複数個あれば、複数個の液晶滴の重さを測定する第3の段階と;
    確定された距離がなければ、
    前記吐出された1つの液晶滴の重さが、前記許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開けながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
    前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
    確定された距離が1つあれば、
    前記吐出された2つの液晶滴の重さから、前記ピストンが前記確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
    前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行し、
    確定された距離が複数個あれば、
    前記吐出された複数個の液晶滴の重さから、前記ピストンが前記複数個の確定された距離だけ下降する際に吐出された液晶滴の重さを引いた重さが、許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離又は確定された距離だけ上昇させながら、前記第1の段階から第3の段階を実行し、
    前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第4の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第4の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第5の段階と;
    前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第6の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第7の段階と、
    を含む、設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法。
  8. シリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開け、基準点からピストンを、一定距離に追加距離を足した距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第1の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、前記液晶流出口を開け、前記ピストンを前記追加距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第2の段階と;
    前記ピストンを前記一定距離だけ下降させ、液晶を前記液晶流出口とノズルとを介して液晶滴として吐出させる第3の段階と;
    前記第3の段階で吐出された液晶滴の重さを測定する第4の段階と;
    前記測定された液晶滴の重さが許容範囲内に収まっている場合は、前記一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定し、
    前記許容範囲を外れる場合は、前記一定距離を新たな一定距離に変えて、前記新たな一定距離をもって吐出されるべき液晶滴の重さが前記許容範囲内に収まり、前記新たな一定距離を、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として確定するまで、前記第1の段階から第4の段階を実行する第5の段階と;
    設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の数だけ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを、設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の直下の確定された距離の終点まで上昇させて液晶を吸入させ、前記設定された液晶滴の重さが吐出されるように、前記ピストンが下降すべき距離として新たに確定しようとする距離の基準点を前記直下の確定された距離の終点として、前記第1の段階から第5の段階を実行し、前記第1の段階のシリンダー内に設けられたピストンを回転させて液晶流出口を閉じ、液晶流入口を開けることを除き、実行する第6の段階と;
    前記ピストンを、確定された距離のうち最も下にある確定された距離の開始点に下降させて前記シリンダーの内部に残っている液晶を吐出させ、前記ピストンを回転させて前記液晶流出口を閉じ、前記液晶流入口を開け、前記ピストンを前記確定された距離だけ上昇させて液晶を吸入させる第7の段階と;
    前記ピストンを回転させて前記液晶流入口を閉じ、液晶流出口を開け、ヘッドユニットが単位パネル領域上を過ぎながら、前記単位パネル領域の各々に設定された液晶滴の数を、前記ピストンを前記確定された距離の各々の距離だけ順に下降させながら、前記液晶流出口と前記ノズルとを介して吐出させる第8段階と、
    を含む、設定された重さを持った液晶滴を単位パネル領域に吐出させる方法。
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