JP2010209750A - 筐体の密封構造及び流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体において、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを抑制すること。
【解決手段】上側筐体2Aに内側凸条5I及び外側凸条5Eを設ける。内側凸条5I及び外側凸条5Eは、上側筐体2Aの合わせ面4Aから突出している。外側凸条5Eは、第1フランジ7Aに形成され、内側凸条5Iは、上側筐体2Aの筐体壁2Awの直下に形成される。内側凸条5Iは、ボルト10と上側筐体2Aの合わせ面4A側における上側筐体2Aの内面2Aiwとの間に、内面2Aiwから所定の間隔l7を設けて配置される。また、ボルト10から内側凸条5Iまでの距離l1は、ボルト10から外側凸条5Eまでの距離l2よりも小さく設定される(l1<l2)。
【選択図】図4

Description

本発明は、一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体の合わせ面を密封することに関する。
圧縮機や蒸気タービン等の流体機械は、複数に分割された筐体を組み合わせて、ローター等を格納する筐体が構成される。圧縮機や蒸気タービン、あるいはガスタービン等の流体機械は、筐体の内部で高圧の流体が流動するので、筐体同士を確実に密封する必要がある。特許文献1には、水平2分割の蒸気タービンケーシングのフランジにおいて、フランジの合わせ面の少なくとも一方に座ぐり加工を施し、フランジ合わせ面の接触面積を減少させた蒸気タービンケーシングのフランジが開示されている。
特開平10−89011号公報(0008、図2、図3)
特許文献1に開示された技術では、座ぐりによってケーシングの内側と外側とにそれぞれ突起部が形成される。特許文献1に開示された技術では、ボルトとケーシング内側の突起部との距離は、ボルトとケーシング外側の突起部との距離よりも大きい。このため、ケーシング内部の流体の漏れに最も寄与するケーシング内側の突起部とフランジ合わせ面との間の面圧を十分に高くできず、前記合わせ面から流体の漏れが発生することがある。また、特許文献1に開示された技術は、座ぐりによってケーシング同士を締結するボルトの周囲にも突起部が形成される。これによって、ボルトの締結力がボルトの周囲に形成された突起部に分散されるので、ケーシング内側の突起部とフランジ合わせ面との間の面圧を十分に高くできず、前記合わせ面から流体の漏れが発生する可能性がある。
このように、特許文献1に開示された技術では、ケーシング同士の合わせ面からケーシングの外部への流体の漏れを抑制するためには改善の余地がある。本発明は、一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体において、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを抑制することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筐体の密封構造は、流体機械が備える一対の筐体を締結する締結手段と、前記一対の筐体のうちいずれか一方の合わせ面から突出し、前記締結手段と前記合わせ面側における筐体の内面との間に、前記内面から所定の間隔を設けて配置される内側凸条と、前記一対の筐体のうちいずれか一方の合わせ面から突出し、前記締結手段よりも前記筐体の外側に配置される外側凸条と、を備え、前記締結手段から前記内側凸条までの距離は、前記締結手段から前記外側凸条までの距離よりも小さいことを特徴とする。
このような構成により、筐体同士の合わせ面における接触面積が減り、内側凸条と合わせ面との間の面圧が上昇するので、筐体内に内圧が負荷されたり外力が作用したりしたときに、筐体同士の合わせ面が開きにくくなる。また、締結手段から内側凸条までの距離は、締結手段から外側凸条までの距離よりも小さく設定されるので、締結手段で一対の筐体同士を締結したときには、内側凸条の面圧をより高くできる。さらに、締結手段と合わせ面側における筐体の内面との間に、前記内面から所定の間隔を設けて内側凸条を配置することで、内側凸条をより締結手段に近づけつつ、内側凸条と合わせ面との接触面積の増加を抑制できるので、内側凸条の面圧を十分に確保できる。これらの作用によって、筐体同士の合わせ面における密封性能が向上するので、一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体において、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記内側凸条は、前記流体機械の回転軸と直交する平面で前記筐体を切った断面内において、前記内側凸条が設けられる筐体の厚さ内の位置に配置されることが好ましい。これによって、筐体内に内圧が負荷された場合には、筐体同士の合わせ面が開きにくくなるので、筐体の内部から外部への流体の漏れをより効果的に抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記流体機械の回転軸と直交する方向における前記筐体の寸法が変化する部分に、前記内側凸条及び前記外側凸条が設けられることが好ましい。これによって、筐体同士の合わせ面の全周にわたって内側凸条及び外側凸条を形成する必要はないので、合わせ面の加工が少なくて済む。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記内側凸条と前記外側凸条との少なくとも一方の頂部は、曲面で形成されることが好ましい。これによって、内側凸条あるいは外側凸条の頂部と合わせ面との接触面積をより小さくできるので、内側凸条あるいは外側凸条の頂部と合わせ面との面圧をより大きくできる。その結果、筐体の内部から外部への流体の漏れをさらに効果的に抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記内側凸条が設けられる筐体と対向する筐体の合わせ面には、前記内側凸条が嵌め込まれる溝が形成されることが好ましい。また、本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記外側凸条が設けられる筐体と対向する筐体の合わせ面には、前記外側凸条が嵌め込まれる溝が形成されることが好ましい。内側凸条あるいは外側凸条と合わせ面との間にシール剤を塗布して密封性能を向上させる場合、溝によって液状シール剤が塗布しやすくなるとともに、液状シール剤が内側凸条あるいは外側凸条の外側へ逃げにくくなる。その結果、液状シール剤で確実に内側凸条あるいは外側凸条と合わせ面との間を密封できる。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記締結手段はボルトと袋ナットであり、また、前記袋ナットと前記筐体との間には座金が設けられており、前記座金と前記筐体との間、及び前記袋ナットと前記座金との間には、それぞれ封止部材が設けられることが好ましい。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記締結手段はボルトと袋ナットであり、前記袋ナットと前記筐体との間には封止部材が設けられることが好ましい。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記締結手段はボルトと当該ボルトが貫通する貫通ナットであり、前記貫通ナットを取り付けた後に前記ボルトには袋ナットが取り付けられ、さらに、前記貫通ナットと前記筐体との間には座金が設けられており、前記座金と前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記座金との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間には、それぞれ封止部材が設けられることが好ましい。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記筐体の密封構造において、前記締結手段はボルトと当該ボルトが貫通する貫通ナットであり、前記貫通ナットには袋ナットが取り付けられており、前記貫通ナットと前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間には、それぞれ封止部材が設けられることが好ましい。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筐体の密封構造は、流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び袋ナットと、前記袋ナットと前記筐体との間に設けられる座金と、前記座金と前記筐体との間、及び前記袋ナットと前記座金との間にそれぞれ設けられる封止部材と、を備えることを特徴とする。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筐体の密封構造は、流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び袋ナットと、前記袋ナットと前記筐体との間に設けられる封止部材と、を備えることを特徴とする。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筐体の密封構造は、流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び当該ボルトが貫通する貫通ナットと、当該貫通ナットを前記ボルトに取り付けた後に前記ボルトに取り付けられる袋ナットと、前記貫通ナットと前記筐体との間に設けられる座金と、前記座金と前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記座金との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間にそれぞれ設けられる封止部材と、を備えることを特徴とする。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筐体の密封構造は、流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び当該ボルトが貫通する貫通ナットと、当該貫通ナットを前記ボルトに取り付けた後に前記ボルトに取り付けられる袋ナットと、前記貫通ナットと前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間にそれぞれ設けられる封止部材と、を備えることを特徴とする。これによって、筐体の内部の流体が締結手段を取り付ける孔を通って筐体の外部へ漏れることを抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る流体機械は、前記筐体の密封構造により、一対の筐体が締結されることを特徴とする。この流体機械は、上記筐体の密封構造によって一対の筐体を密封するので、一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体において、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを抑制できる。一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体において、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記流体機械において、前記流体機械は圧縮機であることが好ましい。圧縮機は、筐体内の流体の圧力が高いため、本発明に係る筐体の密封構造を用いることにより、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを効果的に抑制できる。
本発明は、一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体において、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを抑制できる。
図1は、本実施形態に係る圧縮機の外観を示す図である。 図2は、本実施形態に係る圧縮機を構成する一対の筐体のうち一方を示す平面図である。 図3は、本実施形態に係る圧縮機を構成する一方の筐体の合わせ面を示す斜視図である。 図4は、本実施形態に係る圧縮機を構成する一対の筐体の密封構造を示す一部断面図である。 図5は、ダイヤフラムの取付部を示す拡大断面図である。 図6は、本実施形態の第1変形例に係る筐体の密封構造を示す拡大断面図である。 図7は、本実施形態の第1変形例に係る筐体の密封構造を示す拡大断面図である。 図8は、締結手段の部分における筐体の密封構造を示す断面図である。 図9は、締結手段の部分における筐体の密封構造を示す断面図である。 図10は、締結手段の部分における筐体の密封構造を示す断面図である。 図11は、締結手段の部分における筐体の密封構造を示す断面図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下において、流体機械としては圧縮機を例として説明するが、本発明が適用できる流体機械はこれに限定されるものではなく、例えば、蒸気タービンやガスタービン等に対しても本発明は適用できる。
本実施形態は、一対の筐体を合わせ面で組み合わせることにより構成される流体機械の筐体の密封構造であり、次の点に特徴がある。すなわち、一対の筐体を締結する締結手段と、一対の筐体のうちいずれか一方の合わせ面から内側凸条を突出させて、締結手段と合わせ面側における筐体の内面との間に、筐体の内面から所定の間隔を設けて内側凸条を配置する。また、一対の筐体のうちいずれか一方の合わせ面から外側凸条を突出させ、締結手段よりも筐体の外側に外側凸条を配置する。そして、締結手段から内側凸条までの距離は、締結手段から外側凸条までの距離よりも小さくする。
図1は、本実施形態に係る圧縮機の外観を示す図である。図2は、本実施形態に係る圧縮機を構成する一対の筐体のうち一方を示す平面図である。図3は、本実施形態に係る圧縮機を構成する一方の筐体の合わせ面を示す斜視図である。図4は、本実施形態に係る圧縮機を構成する一対の筐体の密封構造を示す一部断面図である。図5は、ダイヤフラムの取付部を示す拡大断面図である。
図1に示すように、圧縮機1は、第1筐体2Aと第2筐体2Bとで構成される筐体2を有する。筐体2の内部には、流体を圧縮するローターや、ローターの周囲に配置されるダイヤフラム等が配置される。第1筐体2Aには第1フランジ7Aが設けられ、第2筐体2Bには第2フランジ7Bが設けられる。第1筐体2Aと第2筐体2Bとを組み合わせるにあたっては、第1筐体2Aと第2筐体2Bとをそれぞれの合わせ面4A、4Bで組み合わせて、第1フランジ7A及び第2フランジ7Bを締結手段で締結する。このように、圧縮機1の筐体2は、一対の筐体(第1筐体2A及び第2筐体2B)を組み合わせて構成される。
第1筐体2Aと第2筐体2Bとを組み合わせて筐体2を構成した場合、第2筐体2Bは鉛直方向側(矢印g方向、下方)に配置され、第1筐体2Aは、反鉛直方向側、すなわち第1筐体2Bの上に配置される。以下、説明の便宜上、第1筐体2Aを上側筐体2Aといい、第2筐体2Bを下側筐体2Bという。
図2は、下側筐体2Bの平面図である。下側筐体2B(上側筐体2Aも同様)は、図1に示す圧縮機1の回転軸Zrに対してほぼ線対称の構造なので、回転軸Zrに対して一方のみを示してある。圧縮機1の大型化、高圧化にともなって、圧縮機1の質量の増加を回避するため、筐体2の厚さを最小限に抑えた構成となっている。このため、圧縮機1が作動して筐体2に内圧が負荷された場合には、筐体2の剛性低下から筐体2が変形し、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの合わせ面4A、4Bが開口し、内部の流体の漏れ(ボルト穴からの漏れも含む)が発生することがある。
また、軸振動を抑制する観点から軸受間距離を短く抑え、かつ筐体2内の容量を確保する観点から、図1、図2に示すように、圧縮機1の回転軸Zr方向に向かって筐体2の直径を変化させたものがある。このような筐体2は、筐体2の直径が変化する位置(図2のRで示す領域)で流体の漏れが発生しやすい。さらに、上側筐体2Aと下側筐体2Bとを締結する締結手段からの距離が遠くなる程締め付け力は低下するので、このような部分(図2のLで示す部分)においても流体が進入しやすくなる。
筐体2の剛性を向上させるため、筐体2に補強リブを設けたり、部分的に筐体2の厚さを大きくしたりする手法があるが、これらの手法は限界がある。また、締結手段の締め付け力に余裕がある場合は締め付け力を増加させることで漏れを抑制できるが、これにも限界がある。
そこで、本実施形態に係る筐体の密封構造では、上側筐体2A又は下側筐体2Bのいずれか一方の合わせ面から、内側凸条及び外側凸条を突出させる。そして、内側凸条は、締結手段と合わせ面側における筐体の内面との間に、筐体2の内面から所定の間隔を設けて配置し、外側凸条は、締結手段よりも筐体2の外側に配置する。さらに、締結手段から内側凸条までの距離は、締結手段から外側凸条までの距離よりも小さくする。
これによって、合わせ面4A、4B同士の接触面積が減り、内側凸条と合わせ面との間の面圧が上昇するので、筐体2に内圧が負荷されたり外力が作用したりしたときに、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの合わせ面4A、4Bが開きにくくなる。また、合わせ面4A、4B同士の接触面積が減るので、締結手段の締め付け力をそれ程上昇させなくても、内側凸条と合わせ面との間の面圧を効率的に上昇させることができる。これによって、締結手段の数(例えば、締め付け工数)を低減することができる。
図3、図4に示すように、本実施形態では、上側筐体2Aに内側凸条5I及び外側凸条5Eを設ける。なお、INは、筐体2の内部を示し、OUTは筐体2の外部を示す(以下同様)。内側凸条5I及び外側凸条5Eは、上側筐体2Aの合わせ面4Aから突出している。外側凸条5Eは、第1フランジ7Aに形成され、内側凸条5Iは、上側筐体2Aの筐体壁2Awの直下に形成される。
上側筐体2Aと下側筐体2Bを締結する締結手段として、ボルト10及びナット11を用いる。上側筐体2Aと下側筐体2Bとは、下側筐体2Bの第2フランジ7Bにねじ込まれたボルト10を上側筐体2Aの第1フランジ7Aに穿孔されたボルト孔9に通して、ボルト孔9から突出したボルト10にナット11をねじ込んで締結する。本実施形態では、ナット11と第1フランジ7Aとの間に座金12を設ける。なお、ボルト10を第1フランジ7A及び第2フランジ7Bに貫通させ、貫通させたボルト10の第1フランジ7A側と第2フランジ7B側とからそれぞれナットをねじ込んで、上側筐体2Aと下側筐体2Bとを締結してもよい。この場合、それぞれのナットと第1フランジ7A及び第2フランジ7Bとの間には、それぞれ座金を配置する。
本実施形態において、内側凸条5Iは、ボルト10と上側筐体2Aの合わせ面4A側における上側筐体2Aの内面2Aiwとの間に、内面2Aiwから所定の間隔l7を設けて配置される。また、ボルト10から内側凸条5Iの中心までの距離l1は、ボルト10から外側凸条5Eの中心までの距離l2よりも小さく設定される(l1<l2)。これによって、ボルト10をナット11で締め付けたときには、内側凸条5Iの面圧を高くできるので、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの合わせ面4A、4Bにおける密封性能が向上し、筐体2の内部から外部への流体の漏れを効果的に抑制できる。なお、内側凸条5Iの面圧をより高くするためには、ボルト10から内側凸条5Iまでの距離l1をできる限り小さくする。
また、本実施形態に係る筐体の密封構造においては、内側凸条5Iと外側凸条5Eとの間には突起部は設けず、ボルト10の周りにも突起部は設けない。これにより、ボルト10とナット11との締め付け力は、すべて内側凸条5I及び外側凸条5Eに伝達されるので、前記締め付け力を内側凸条5Iの面圧の増加に効率よく用いることができる。その結果、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの合わせ面4A、4Bにおける密封性能が向上し、筐体2の内部から外部への流体の漏れを効果的に抑制できる。
ボルト10を基準として、筐体2の内部側と外部側とに、それぞれ突起高さδの等しい内側凸条5Iと外側凸条5Eとを設けることにより、ボルト10をナット11で締結した場合におけるボルト10の曲げが抑制される。内側凸条5Iについては、上述した条件に加え、例えば、ボルト10と上側筐体2Aの内面2Aiwとの距離l5が大きい場合、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの開口モード(変形モード)に沿って内側凸条5Iを設けることが好ましい。
また、外側凸条5Eについては、ボルト10の曲げ強度を確保するために必要な距離l2を確保する。さらに、第1フランジ7Aや第2フランジ7Bの面内曲げ剛性を確保する観点から、ボルト10と第1フランジ7A(あるいは第2フランジ7B)外側との距離l6や、外側凸条5Eと第1フランジ7A(あるいは第2フランジ7B)外側との距離l4を設定する。また、内側凸条5Iの幅W1及び外側凸条5Eの幅W2は、それぞれの凸条に必要な面圧とボルト10及びナット11による締め付け力とを考慮して決定する。
本実施形態に係る筐体の密封構造においては、内側凸条5Iの幅W1及び外側凸条5Eの幅W2は、内側凸条5I及び外側凸条5Eが延在する方向に向かって一定である。これによって、内側凸条5I及び外側凸条5Eを比較的容易に形成できる。なお、内側凸条5Iの幅W1及び外側凸条5Eの幅W2を、場所によって変更してもよい。例えば、流体の漏れが発生しやすい部分では、内側凸条5Iの幅W1を他の部分よりも狭くしてもよい。これによって、流体の漏れが発生しやすい部分においては、内側凸条5Iと合わせ面との面圧を他の部分よりも高くできるので、流体の漏れを効果的に抑制できる。
また、図4に示すように、内側凸条5Iは、圧縮機1の回転軸Zrと直交する平面で上側筐体2A及び下側筐体2Bを切った断面内(図4参照)において、内側凸条5Iが設けられる筐体である上側筐体2Aの筐体壁2Awの厚さW3内の位置に配置されることが好ましい。すなわち、内側凸条5Iは、上側筐体2Aの筐体壁2Awの直下に配置されることが好ましい。このようにすれば、上側筐体2A及び下側筐体2Bに内圧が負荷され、上側筐体2Aと下側筐体2Bとが力Fで開こうとした場合、内側凸条5Iを上側筐体2Aの筐体壁2Awよりもボルト10側に配置するよりも、合わせ面4A、4Bが開きにくくなる。その結果、筐体2の内部から外部への流体の漏れをより効果的に抑制できる。なお、合わせ面4A、4Bをより開きにくくするには、上側筐体2Aの筐体壁2Awの厚さ方向における中心部分に内側凸条5Iを配置することが好ましい。すなわち、上側筐体2Aの内面2Aiwから内側凸条5Iの中心までの距離l3=W3/2とすることが好ましい。
ここで、所定の間隔l7を設けない場合、ボルト10と内側凸条5Iとの距離l1が大きくなり、結果として内側凸条5Iの面圧が低下しやすくなる。また、所定の間隔l7を設けない場合、合わせ面4A、4Bをより開きにくくする作用も小さくなる。したがって、内側凸条5Iを上側筐体2Aの筐体壁2Awの直下に配置し、かつ内側凸条5Iの面圧を十分に確保するためには、上側筐体2Aの内面2Aiwから所定の間隔l7を設けて内側凸条5Iを配置することが好ましい。
また、図2に示すように、下側筐体2B内にはダイヤフラム25A、25Bが設けられる(上側筐体2Aについても同様)。図5に示すように、上側筐体2Aに設けられるダイヤフラム25Cは、取付部材26で上側筐体2Aに組み付けられる。圧縮機1を製造するにあたっては、ダイヤフラム25A等やローターを組み付けた下側筐体2Bに、ダイヤフラム25C等を組み付けた上側筐体2Aを取り付ける。
上側筐体2Aにダイヤフラム25Cを組み付けると、取付部材26が下側筐体2B側に突出するため、下側筐体2B及び下側筐体2Bに組み付けられるダイヤフラム25A、25Bには、図2に示すように、取付部材26を逃げるための逃げ溝6A1、6A2、6B1、6B2が設けられる。上側筐体2Aの内面2Aiwから所定の間隔l7を設けないで内側凸条5Iを形成すると、内側凸条5Iと逃げ溝とが干渉して内側凸条5Iによる筐体2の密封が不十分になるおそれがある。しかし、上側筐体2Aの内面2Aiwから所定の間隔l7を設けて内側凸条5Iを形成すれば、図5に示すように、内側凸条5Iと逃げ溝6A1との干渉を回避して、内側凸条5Iによって筐体2を確実に密封できる。
本実施形態においては、筐体2の合わせ面の全周にわたって内側凸条5I及び外側凸条5Eを設けてもよいが、特に筐体2内の流体が漏れやすい部分に内側凸条5I及び外側凸条5Eを設けてもよい。筐体2内の流体が漏れやすい部分は、上述したように、圧縮機1の筐体2の直径が変化する部分、すなわち、圧縮機1の回転軸Zrと直交する方向における筐体2の寸法が変化する部分である。図2では、R、Lで示す部分である。筐体2の合わせ面の一部分に内側凸条5I及び外側凸条5Eを設ける場合は、圧縮機1の筐体2の直径が変化する部分における合わせ面4Aあるいは合わせ面4Bに設けることが好ましい。このようにすれば、合わせ面の全周にわたって内側凸条5I及び外側凸条5Eを形成する必要はないので、合わせ面の加工が少なくて済む。
図6は、本実施形態の第1変形例に係る筐体の密封構造を示す拡大断面図である。本変形例では、内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eが設けられる上側筐体2Aと対向する下側筐体2Bの合わせ面4Bに、内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eが嵌め込まれる溝3が形成される。そして、内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eと溝3との間に液状シール剤8を塗布して、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの密封性能を向上させる。この筐体の密封構造においては、溝3によって液状シール剤8が塗布しやすくなるとともに、液状シール剤8が内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eの外側へ逃げにくくなるので、液状シール剤8で確実に内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eと合わせ面4Bとの間を密封できる。
図7は、本実施形態の第1変形例に係る筐体の密封構造を示す拡大断面図である。本変形例では、内側凸条5Iと外側凸条5Eとの少なくとも一方の頂部5Tを曲面で形成する。すなわち、内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eの断面形状は、頂部5Tが円弧形状となる。上述した筐体の密封構造においては、内側凸条5Iの頂部と外側凸条5Eの頂部とを平面としたが、本変形例では、内側凸条5Iと外側凸条5Eとの少なくとも一方の頂部5Tを曲率半径Rの曲面で形成する。これによって、内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eの頂部5Tと合わせ面4Bとの接触面積をより小さくできるので、上述した実施形態における内側凸条5Iあるいは外側凸条5Eの幅W1あるいはW2を小さくしなくても、面圧を大きくできる。その結果、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの密封性能をより向上させることができる。
上述した筐体の密封構造によれば、内側凸条5Iによって上側筐体2Aと下側筐体2Bとの合わせ面4A、4Bの密封性能が向上するので、合わせ面4A、4Bから漏れる流体を低減できる。ここで、万一内側凸条5Iと合わせ面4Bとの間から流体が漏れることがあっても、筐体2の内部の流体がボルト孔9を通って筐体2の外部へ漏れ出すことを防ぐために、本実施形態では、上側筐体2Aと下側筐体2Bとの締結手段であるボルト及びナットに筐体の密封構造を設ける。
図8〜図11は、締結手段の部分における筐体の密封構造を示す断面図である。図8に示す例では、ボルト10に袋ナット11aをねじ込んで、上側筐体2Aと下側筐体2Bとを締結する。また、袋ナット11aと上側筐体2Aとの間には、座金12aを設ける。この筐体の密封構造においては、座金12aと上側筐体2Aとの間、袋ナット11aと座金12aとの間には、それぞれ封止部材13が設けられる。この例では、座金12aの両面に溝を形成し、当該溝に封止部材13を取り付ける。このような構成により、内側凸条5Iと合わせ面4Bとの間から漏れた流体はボルト孔9を通るが、座金12aと上側筐体2Aとの間を通過しようとする際には封止部材13によって漏洩が抑制される。また、ボルト孔9を通った流体は、座金12aと袋ナット11aとの間を通過しようとする際に、封止部材13によって漏洩が抑制される。これによって、筐体2の内部の流体がボルト孔9を通って筐体2の外部へ漏れることを抑制できる。
図9に示す例では、ボルト10に袋ナット11aをねじ込んで、上側筐体2Aと下側筐体2Bとを締結する。この筐体の密封構造においては、袋ナット11aと上側筐体2Aとの間には、封止部材13が設けられる。この例では、袋ナット11aの座面に溝を形成し、当該溝に封止部材13を取り付ける。このような構成により、内側凸条5Iと合わせ面4Bとの間から漏れた流体はボルト孔9を通るが、袋ナット11aと上側筐体2Aとの間を通過しようとする際には封止部材13によって漏洩が抑制される。これによって、筐体2の内部の流体がボルト孔9を通って筐体2の外部へ漏れることを抑制できる。
図10に示す例では、ボルト10にボルト10が貫通する貫通ナット11c1をねじ込んで、上側筐体2Aと下側筐体2Bとを締結する。また、貫通ナット11c1と上側筐体2Aとの間には、座金12aを設ける。さらに、貫通ナット11c1を取り付けた後に、ボルト10には袋ナット11c2がねじ込まれる。この筐体の密封構造においては、座金12aと上側筐体2Aとの間、貫通ナット11c1と座金12aとの間、袋ナット11c2と貫通ナット11c1との間には、それぞれ封止部材13が設けられる。この例では、座金12aの両面及び袋ナット11c2の座面に溝を形成し、当該溝に封止部材13を取り付ける。
このような構成により、内側凸条5Iと合わせ面4Bとの間から漏れた流体が漏れてボルト孔9を通った場合であっても、座金12aと上側筐体2Aとの間を通過しようとする際には封止部材13によって漏洩が抑制される。また、ボルト孔9を通った流体は、貫通ナット11c1と座金12aとの間を通過しようとする際に、封止部材13によって漏洩が抑制される。さらに、ボルト孔9を通った後、ボルト10と貫通ナット11c1との間を通過して、袋ナット11c2と貫通ナット11c1との間を通過しようとする流体は、封止部材13によって漏洩が抑制される。これによって、筐体2の内部の流体がボルト孔9を通って筐体2の外部へ漏れることを抑制できる。
図11に示す例では、ボルト10にボルト10が貫通する貫通ナット11d1をねじ込んで、上側筐体2Aと下側筐体2Bとを締結する。また、貫通ナット11d1を取り付けた後に、ボルト10には袋ナット11d2がねじ込まれる。この筐体の密封構造においては、貫通ナット11d1と上側筐体2Aとの間、袋ナット11d2と貫通ナット11d1との間には、それぞれ封止部材13が設けられる。この例では、貫通ナット11d1の座面及び袋ナット11d2の座面に溝を形成し、当該溝に封止部材13を取り付ける。
このような構成により、内側凸条5Iと合わせ面4Bとの間から漏れた流体はボルト孔9を通るが、貫通ナット11d1と上側筐体2Aとの間を通過しようとする際には封止部材13によって漏洩が抑制される。また、ボルト孔9を通り、ボルト10と貫通ナット11d1との間を通過して、袋ナット11d2と貫通ナット11d1との間を通過しようとする流体は、封止部材13によって漏洩が抑制される。これによって、筐体2の内部の流体がボルト孔9を通って筐体2の外部へ漏れることを抑制できる。
本実施形態に係る筐体の密封構造と図8〜図11に示した筐体の密封構造とを併用すれば、筐体2の合わせ面4A、4Bから筐体2の内部の流体が外部へ漏れることをより効果的に抑制できる。なお、図8〜図11に示した筐体の密封構造は、必ずしも本実施形態に係る筐体の密封構造と併用する必要はなく、図8〜図11に示した筐体の密封構造を単独で用いてもよい。すなわち、筐体同士の合わせ面が平面で構成される従来の構造に対して、図8〜図11に示した筐体の密封構造を適用してもよい。このようにしても、筐体同士の合わせ面からボルト孔を通過して筐体の外部へ筐体内の流体が漏れることを抑制できる。
以上のように、本発明に係る筐体の密封構造及び流体機械は、一対の筐体を組み合わせて構成される流体機械の筐体において、筐体同士の合わせ面からの流体の漏れを抑制することに有用である。
1 圧縮機
2 筐体
2A 上側筐体(第1筐体)
2B 下側筐体(第2筐体)
2Aiw、2Biw 内面
2Aw、2Bw 筐体壁
3 溝
4A、4B 合わせ面
5E 外側凸条
5I 内側凸条
5T 頂部
6A1、6A2、6B1、6B2 溝
7A 第1フランジ
7B 第2フランジ
8 液状シール剤
9 ボルト孔
10 ボルト
11 ナット
11c1、11d1 貫通ナット
11a、11c2、11d2 袋ナット
12、12a、12c 座金
13、14、15 封止部材
25A、25B、25C ダイヤフラム
26 取付部材

Claims (16)

  1. 流体機械が備える一対の筐体を締結する締結手段と、
    前記一対の筐体のうちいずれか一方の合わせ面から突出し、前記締結手段と前記合わせ面側における筐体の内面との間に、前記内面から所定の間隔を設けて配置される内側凸条と、
    前記一対の筐体のうちいずれか一方の合わせ面から突出し、前記締結手段よりも前記筐体の外側に配置される外側凸条と、を備え、
    前記締結手段から前記内側凸条までの距離は、前記締結手段から前記外側凸条までの距離よりも小さいことを特徴とする筐体の密封構造。
  2. 前記内側凸条は、前記流体機械の回転軸と直交する平面で前記筐体を切った断面内において、前記内側凸条が設けられる筐体の厚さ内の位置に配置される請求項1に記載の筐体の密封構造。
  3. 前記流体機械の回転軸と直交する方向における前記筐体の寸法が変化する部分に、前記内側凸条及び前記外側凸条が設けられる請求項1又は2に記載の筐体の密封構造。
  4. 前記内側凸条と前記外側凸条との少なくとも一方の頂部は、曲面で形成される請求項1から3のいずれか1項に記載の筐体の密封構造。
  5. 前記内側凸条が設けられる筐体と対向する筐体の合わせ面には、前記内側凸条が嵌め込まれる溝が形成される請求項1から4のいずれか1項に記載の筐体の密封構造。
  6. 前記外側凸条が設けられる筐体と対向する筐体の合わせ面には、前記外側凸条が嵌め込まれる溝が形成される請求項1から4のいずれか1項に記載の筐体の密封構造。
  7. 前記締結手段はボルトと袋ナットであり、また、前記袋ナットと前記筐体との間には座金が設けられており、
    前記座金と前記筐体との間、及び前記袋ナットと前記座金との間には、それぞれ封止部材が設けられる請求項1から6のいずれか1項に記載の筐体の密封構造。
  8. 前記締結手段はボルトと袋ナットであり、
    前記袋ナットと前記筐体との間には封止部材が設けられる請求項1から6のいずれか1項に記載の筐体の密封構造。
  9. 前記締結手段はボルトと当該ボルトが貫通する貫通ナットであり、前記貫通ナットを取り付けた後に前記ボルトには袋ナットが取り付けられ、さらに、前記貫通ナットと前記筐体との間には座金が設けられており、
    前記座金と前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記座金との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間には、それぞれ封止部材が設けられる請求項1から6のいずれか1項に記載の筐体の密封構造。
  10. 前記締結手段はボルトと当該ボルトが貫通する貫通ナットであり、前記貫通ナットには袋ナットが取り付けられており、
    前記貫通ナットと前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間には、それぞれ封止部材が設けられる請求項1から6のいずれか1項に記載の筐体の密封構造。
  11. 流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び袋ナットと、
    前記袋ナットと前記筐体との間に設けられる座金と、
    前記座金と前記筐体との間、及び前記袋ナットと前記座金との間にそれぞれ設けられる封止部材と、
    を備えることを特徴とする筐体の密封構造。
  12. 流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び袋ナットと、
    前記袋ナットと前記筐体との間に設けられる封止部材と、
    を備えることを特徴とする筐体の密封構造。
  13. 流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び当該ボルトが貫通する貫通ナットと、
    当該貫通ナットを前記ボルトに取り付けた後に前記ボルトに取り付けられる袋ナットと、
    前記貫通ナットと前記筐体との間に設けられる座金と、
    前記座金と前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記座金との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間にそれぞれ設けられる封止部材と、
    を備えることを特徴とする筐体の密封構造。
  14. 流体機械が備える一対の筐体を締結するボルト及び当該ボルトが貫通する貫通ナットと、
    当該貫通ナットを前記ボルトに取り付けた後に前記ボルトに取り付けられる袋ナットと、
    前記貫通ナットと前記筐体との間、及び前記貫通ナットと前記袋ナットとの間にそれぞれ設けられる封止部材と、
    を備えることを特徴とする筐体の密封構造。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の筐体の密封構造により、一対の筐体が締結されることを特徴とする流体機械。
  16. 前記流体機械は圧縮機である請求項15に記載の流体機械。
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