JP2004213240A - データ構造、情報表示制御装置及びプログラム - Google Patents

データ構造、情報表示制御装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させる。
【解決手段】CPU10は、中日辞書DB102aから読み出した説明データ中の単語がジャンプ単語に指定されたジャンプ操作に応じて、ジャンプ単語の国語情報を読み出し、当該国語情報に応じた汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード変換テーブルを参照してジャンプ単語を汎用文字コードに変換する。
さらに、CPU10は、国語情報に応じた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを参照してジャンプ単語を既存ローカル文字コードに変換する。また、CPU10は、国語情報に基づいてジャンプ可能な辞書DBを抽出し、抽出したジャンプ可能な辞書DBから選択されたジャンプ先辞書DBから、ジャンプ単語と一致する見出語データを検索し、対応する説明データを表示させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、見出語と情報とが対応付けられた辞書データベースのデータ構造と、指定された見出語に対応する情報を検索する電子辞書及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典、百科事典等、数種類の電子辞書データが組み込まれた電子辞書と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。電子辞書の備えるジャンプ機能を利用すれば、例えば、国語辞典の説明情報中の文字列を指定し、その文字列を検索語として、同じ辞典である国語辞典や、他の辞典である和英辞典や百科事典の見出語の説明情報を表示させることができる。
【0003】
電子辞書の備えるジャンプ機能(以下、適宜「ジャンプ」という。)とは、見出語に対応する説明情報が表示されている際に、その説明情報中の一部の文字列を指定して、当該指定した文字列を検索語として再度検索を行う機能のことである。
【0004】
また、ジャンプ機能の一つとして、複数の辞書を有した電子辞書において、1つの辞書の使用中に他の辞書にジャンプする際、ジャンプ先の辞書を設定することのできる機能が知られている(特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平2001−134585号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したジャンプ機能を用いた辞書から辞書へのジャンプは、ジャンプ元の辞書の使用中に、表示画面上に表示されている解説中の文字列を選択した際に、当該選択された文字列を見出語として、指定されたジャンプ先の電子辞書データから対応する説明情報を検索して表示させるものであった。このため、ジャンプ元の電子辞書データの文字コードと、ジャンプ先に指定された電子辞書データの文字コードとが異なる場合に、適切に検索が行われないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記した従来の事情に鑑みてなされたものであり、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
コンピュータが、ローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積した、各々のローカル文字コードが異なる複数の情報記憶手段(例えば、図2に示す外部中日辞書DB102)にアクセスして、前記複数の情報記憶手段の内、一の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語として当該検索語に一致する他の情報記憶手段の見出語を検索し、対応する説明情報を読み出すための前記情報記憶手段のデータ構造であって、
当該情報記憶手段のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブル(例えば、図2に示す汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル102b,汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル102c)を有し、
前記コンピュータが当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合には、前記変換テーブルが参照されて当該検索語が汎用文字コードに変換され、
前記コンピュータが汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を当該情報記憶手段にアクセスして検索する場合には、前記変換テーブルが参照されて当該検索語が当該情報記憶手段のローカル文字コードに変換された後に検索が実行されるように構成されたことを特徴としている。
【0009】
この請求項1に記載の発明によれば、ローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルにより、説明情報に含まれる単語を検索語とした場合には、検索語のローカル文字コードを汎用文字コードに変換し、汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する場合には、当該汎用文字コードを当該情報記憶手段のローカル文字コードに変換した後に検索を実行することを可能とする。従って、ローカル文字コードが異なる他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができ、電子辞書のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0010】
そして、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ構造において、
当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語の国語情報(例えば、図3に示す国語辞書DB71aの説明データの国語情報)を有し、
前記コンピュータが当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、前記変換テーブルが参照されて当該検索語が汎用文字コードに変換されるとともに、当該検索語の国語情報によって検索対象となる他の情報記憶手段が選択されるように構成されたことを特徴としている。
【0011】
この請求項2に記載の発明によれば、情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定された際に、当該検索語の国語情報に基づいて選択された検索対象の他の情報記憶手段を選択することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のデータ構造において、
当該情報記憶手段の見出語の文字種情報(例えば、発明の実施の形態における国語情報)を有し、
この文字種情報によって、前記コンピュータが汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する場合に、当該情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かの判断が為されるように構成されたことを特徴としている。
【0013】
ここで、情報記憶手段の見出語の文字種情報は、例えば、当該情報記憶手段の見出語の国語情報、或いは仮名文字、漢字、アルファベット等の当該見出語の文字種別等に応じて設定される。
【0014】
この請求項3に記載の発明によれば、情報記憶手段から汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する際に、見出語の文字種情報に基づいて、当該情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かを判断することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0015】
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のデータ構造において、
前記ローカル文字コードは、情報記憶手段毎に異なるとともに、更に当該情報記憶手段の見出語及び説明情報の国語毎に異なり、
前記変換テーブルを当該情報記憶手段の見出語及び説明情報の国語毎に有するとともに、当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語の国語情報を有し、
前記コンピュータが当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合には、当該単語の国語情報に対応する変換テーブルが参照されて当該検索語が汎用文字コードに変換され、
前記コンピュータが汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を当該情報記憶手段にアクセスして検索する場合には、指定される国語情報に対応する変換テーブルが参照されて当該検索語が当該情報記憶手段のローカル文字コードに変換された後に検索が実行されるように構成されたことを特徴としている。
【0016】
この請求項4に記載の発明によれば、情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定された際には、情報記憶手段のローカル文字コードが、見出語及び説明情報の国語毎に異なる場合であっても、当該検索語を汎用文字コードに変換するための変換テーブルを検索語の国語情報に基づいて参照し、また、汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する際には、汎用文字コードをローカル文字コードに変換するための変換テーブルを指定された国語情報に基づいて参照することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、
内蔵用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記内蔵用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する内蔵情報記憶手段(例えば、図2に示す内蔵辞書DB71)と、
外部用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記外部用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する外部情報記憶手段(例えば、図2に示す外部中日辞書DB102)を追加記憶する追加記憶手段(例えば、図2に示す記憶媒体読取装置40)と、
を備え、前記内蔵情報記憶手段及び前記外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語として当該検索語に一致する他方の情報記憶手段の見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示する電子辞書であって、
前記一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、前記一方の情報記憶手段の変換テーブルを参照して当該検索語を汎用文字コードに変換する文字コード汎用化手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS182)と、
汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を前記他方の情報記憶手段から検索する場合に、前記他方の情報記憶手段の変換テーブルを参照して当該検索語を前記他方の情報記憶手段のローカル文字コードに変換した後に検索を実行する検索手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS186〜S196)と、
を備えることを特徴としている。
【0018】
また、請求項11に記載の発明のプログラムは、
コンピュータに、
内蔵用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記内蔵用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する内蔵情報記憶機能(例えば、図2に示す内蔵辞書DB71)と、
外部用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記外部用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する外部情報記憶機能を追加記憶する追加記憶機能(例えば、図2に示す外部中日辞書DB102)と、
を実現させるとともに、前記内蔵情報記憶機能及び前記外部情報記憶機能の内、一方の情報記憶機能の説明情報に含まれる単語を検索語として当該検索語に一致する他方の情報記憶機能の見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示させる制御を行わせるプログラムであって、
前記一方の情報記憶機能の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、前記一方の情報記憶機能の変換テーブルを参照して当該検索語を汎用文字コードに変換する文字コード汎用化機能(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS182)と、
汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を前記他方の情報記憶機能から検索する場合に、前記他方の情報記憶機能の変換テーブルを参照して当該検索語を前記他方の情報記憶機能のローカル文字コードに変換した後に検索を実行する検索機能(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS186〜S196)と、を前記コンピュータに実現させることを特徴としている。
【0019】
この請求項5又は11に記載の発明によれば、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語として、当該検索語に一致する他方の見出語データベースの見出語を検索する際に、指定された検索語を、前記一方の情報記憶手段のローカル文字コードから汎用文字コードに変換し、当該変換された汎用文字コードを、前記他方の情報記憶手段のローカル文字コードに変換することができる。従って、情報記憶手段を記述するローカル文字コードが異なる他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができ、電子辞書のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0020】
そして、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電子辞書において、
前記追加記憶手段は、所定の電気通信回線を介して前記外部情報記憶手段を記憶する外部の電子機器に通信接続して、前記外部情報記憶手段をダウンロードすることにより追加記憶するダウンロード手段(例えば、発明の実施の形態における通信装置)を有することを特徴としている。
【0021】
この請求項6に記載の発明によれば、所定の電気通信回線を介して接続された電子機器に記憶される外部情報記憶手段のローカル文字コードが、内蔵情報記憶手段のローカル文字コードと異なる場合であっても、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定された場合に、当該検索語を、汎用文字コードを介して他の情報記憶手段のローカル文字コードに変換することができ、他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができる。
【0022】
さらに、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の電子辞書において、
前記追加記憶手段は、前記外部情報記憶手段を記憶した記憶媒体(例えば、図2に示す外部記憶媒体100)を着脱自在に装着する装着部(例えば、図2に示す記憶媒体読取装置40)を有し、この装着部に前記記憶媒体が装着されることで前記外部情報記憶手段が追加記憶されることを特徴としている。
【0023】
この請求項7に記載の発明によれば、装着部に装着した記憶媒体に記憶される外部情報記憶手段のローカル文字コードが、内蔵情報記憶手段のローカル文字コードと異なる場合であっても、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段に説明情報に含まれる単語が検索語に指定された場合に、当該検索語を、汎用文字コードを介して他の情報記憶手段のローカル文字コードに変換することができ、他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができる。
【0024】
また、請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の電子辞書において、
前記内蔵情報記憶手段及び前記外部情報記憶手段は、それぞれ、当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語の国語情報を有しており、
前記一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、当該単語の国語情報を前記一方の情報記憶手段から読み出して検索語国語情報とする検索語国語情報決定手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS180)を更に備え、
前記検索手段は、汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を前記他方の情報記憶手段から検索する場合に、前記検索語国語情報決定手段により定められた検索語国語情報に基づいて、前記他方の情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かを判断する判断手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS188,S190)を有することを特徴としている。
【0025】
この請求項8に記載の発明によれば、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定されて、当該検索語に一致する見出語を他の情報記憶手段から検索する際に、当該検索語の国語情報に基づいて、当該他の情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かを判断することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0026】
そして、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の電子辞書において、
前記内蔵情報記憶手段及び前記外部情報記憶手段は、見出語及び説明情報のコンテンツが異なる複数の辞書コンテンツ(例えば、図2に示す国語辞書DB71a,英和辞書DB71b,和英辞書DB71c)を有し、
前記判断手段は、前記検索語国語情報に基づいて、前記他方の情報記憶手段に含まれる辞書コンテンツの内、検索対象となる辞書コンテンツを抽出する抽出手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS188)を有し、
前記検索手段は、
前記抽出手段によって抽出された辞書コンテンツの内、ユーザの選択操作によって検索対象の辞書コンテンツを決定する検索コンテンツ決定手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS192(YES))と、
この検索コンテンツ決定手段により決定された辞書コンテンツの中から前記検索語に一致する見出語を検索するコンテンツ内検索手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS194)と、
を有することを特徴としている。
【0027】
この請求項9に記載の発明によれば、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定されて、当該検索語に一致する見出語を他の情報記憶手段から検索する際、当該他の情報記憶手段が複数の辞書コンテンツを有する場合には、指定された検索語の国語情報に基づいて、他の情報記憶手段から検索対象となる辞書コンテンツを抽出することができる。そして、抽出された検索対象となる辞書コンテンツからユーザ操作により選択された検索対象の辞書コンテンツから、検索語に一致する見出語を検索することができる。
【0028】
そして、請求項10に記載の発明の情報表示制御装置は、
見出語と説明情報を対応付けて第1の文字コードで記憶する第1の情報記憶手段(例えば、図2に示す内蔵辞書DB71)と、
見出語と説明情報を対応付けて第2の文字コードで記憶する第2の情報記憶手段(例えば、図2に示す外部中日辞書DB102)と、
入力された見出語に対応する説明情報を第1の情報記憶手段から読み出して表示させる第1の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU10;図7に示すステップS14)と、
この第1の表示制御手段によって表示された説明情報のうちのいずれかの部分を新たな見出語として指定する新見出語指定手段(例えば、図2に示す入力装置20;図7に示すステップS16)と、
この指定された新たな見出語を第1の文字コードとして取得する新見出語取得手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS181)と、
この第1の文字コードとして取得された新たな見出語を、第2の文字コードに変換する変換手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS182,S186)と、
第2の文字コードに変換された新たな見出語に対応する説明情報を第2の情報記憶手段から読み出して表示させる第2の表示制御手段(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS196)と、
を備えることを特徴としている。
【0029】
また、請求項12に記載の発明のプログラムは、
コンピュータに、
見出語と説明情報を対応付けて第1の文字コードで記憶する第1の情報記憶機能(例えば、図2に示す内蔵辞書DB71)と、
見出語と説明情報を対応付けて第2の文字コードで記憶する第2の情報記憶機能(例えば、図2に示す外部中日辞書DB102)と、
第1の文字コードを第2の文字コードに変換する変換機能(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS182)と、
入力された見出語に対応する説明情報を第1の情報記憶機能から読み出して表示させる第1の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU10;図7に示すステップS14)と、
この第1の表示制御機能によって表示された説明情報のうちのいずれかの部分を新たな見出語として指定する新見出語指定機能(例えば、図2に示す入力装置20;図7に示すステップS16)と、
この指定された新たな見出語を第1の文字コードとして取得する新見出語取得機能(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS181)と、
この第1の文字コードとして取得された新たな見出語を、第2の文字コードに変換する変換機能(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS186)と、
第2の文字コードに変換された新たな見出語に対応する説明情報を第2の情報記憶機能から読み出して表示させる第2の表示制御機能(例えば、図2に示すCPU10;図9に示すステップS196)と、
を前記コンピュータに実現させることを特徴としている。
【0030】
この請求項10又は12に記載の発明によれば、第1の文字コードで記憶された第1の情報記憶手段の情報の一部を指定することにより、指定した情報の一部を見出語とする第2の情報記憶手段の情報を適切に表示させることができる。例えば、第1の情報記憶手段の文字コードと第2の情報記憶手段の文字コードとが異なっていても、該当する情報を適切に検索して表示することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図16を参照して、本発明に係る情報表示制御装置を折りたたみ式の携帯型電子辞書(以下、単に「電子辞書」という。)に適用した場合の実施の形態について詳細に説明する。
【0032】
電子辞書には、国語辞典、英和辞典、和英辞典等の各種辞書、各種用語辞典、百科事典等の各種電子辞書データ(辞書データベース(以下、データベースを「DB」という。)が内蔵されている。この電子辞書データには、見出語に対応付けて、当該見出語を説明するための文字データや、画像データ、動画データ、音声データ等が記憶される。ユーザは、辞書種別を選択して検索語を入力することにより、当該検索語の解説等を表示させることができる。また、ジャンプ機能を利用して、検索語の解説に含まれる単語の解説を表示させることができる。以下、電子辞書に、国語辞典、英和辞典、和英辞典の3種類の電子辞書データが内蔵されている場合を例にとって説明する。
【0033】
図1に、情報表示制御装置の一種である電子辞書1の斜視概観図の一例を示す。同図に示すように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、各種キー群5とを備えて構成されている。各種キー群5を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらのキーを押下して電子辞書1を操作する。
【0034】
具体的には、文字入力キー、操作の確定指示を入力する決定キー、カーソルの移動指示等を入力するカーソルキー、辞書種別の選択キー、指定した単語へのジャンプキー、指定した単語の用例表示キー等を備える。
【0035】
また、電子辞書1本体の側面にメモリカード9を着脱自在に装着するカードスロット7を備え、外部電子辞書データを記憶したメモリカードを装着することにより、当該外部電子辞書データを利用することができる。
【0036】
〔第1の実施の形態〕
先ず、本発明を適用した電子辞書の第1の実施の形態について説明する。
【0037】
先ず、電子辞書1の機能構成例について説明する。図2に、電子辞書1の機能ブロック図を示す。同図に示すように、電子辞書1は、CPU10、入力装置20、表示装置30、記憶媒体読取装置40、RAM50、ROM70の各機能部を備えて構成される。
【0038】
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御する。具体的には、CPU10は、入力装置20から入力される押下信号等に応じてROM70に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM50に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を適宜表示装置30に出力して、対応した表示情報を表示させる。
【0039】
入力装置20は、仮名、漢字、アルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備え、押下されたキーの押下信号等をCPU10に出力する。この入力装置20におけるキー入力により、特に、検索語の入力、辞書種別の選択、検索実行指示、ジャンプ実行指示等の入力手段を実現する。尚、この入力装置20は、図1に示すキー群5に相当するものである。
【0040】
表示装置30は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示させるものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。
尚、この表示装置30は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
【0041】
記憶媒体読取装置40は、外部記憶媒体100を着脱自在に装着し、CPU10から入力される指示に応じて外部記憶媒体100に記憶されるデータを読み出す。尚、図1に示すカードスロット7は、この記憶媒体読取装置40に該当する。
【0042】
外部記憶媒体100(図1に示すメモリカード9に相当)には、外部中日辞書DB102が格納され、この外部中日辞書DB102は、中日辞書DB102aと、汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル102bと、汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル102cとを備える。
【0043】
ROM70には、各種初期設定、ハードウェアの検査、又は必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムが格納される。CPU10は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
【0044】
また、ROM70には、電子辞書1の動作に係る各種処理プログラムや電子辞書1の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータが格納されるとともに、特に、内蔵辞書DB71と、インデックステーブル73と、辞書検索プログラム75とが格納される。また、内蔵辞書DB71は、国語辞書DB71aと、英和辞書DB71bと、和英辞書DB71cと、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル71dと、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(英語)変換テーブル71eとを備え、辞書検索プログラム75は、外部辞書ジャンププログラム75aを備える。
【0045】
RAM50は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。特に、ジャンプ元ローカル文字コード格納領域53と、国語情報格納領域51と、汎用文字コード格納領域55と、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57とを備える。
【0046】
CPU10は、検索指示の入力に応じてROM70に格納された辞書検索プログラム75を読み出し、辞書検索処理を実行する。例えば、内蔵辞書DB71の備える辞書DBが指定されると、当該辞書DBに記憶される見出語データから指定された検索語と一致する見出語データを検索して、対応する説明データを表示装置30に表示させる。尚、この内蔵辞書DB71の備える国語辞書DB71a、英和辞書DB71b、及び和英辞書DB71cは、全て同一のローカル文字コード(以下、「既存ローカル文字コード」という。)で記述されている。
【0047】
図3に、国語辞書DB71aの蓄積形式の一例を示す。同図に示すように、国語辞書DB71aには、見出語データと説明データとが対応付けられた辞書データが蓄積される。そして、各見出語データには、当該見出語データの国語情報が対応付けられて格納される。ここで、国語情報とは、辞書DBに含まれる文字列の言語を特定するための情報である。国語辞書DB71aに格納される見出語データには、それぞれ国語情報“日本語”が対応付けられている。
【0048】
そして、説明データは、当該説明データに含まれる文字列の国語情報に基づいて分割された複数の項目説明データにより構成され、各項目説明データに対応付けて国語情報が格納される。尚、図示しないが、英和辞書DB71bと和英辞書DB71cには、国語辞書DB71aの蓄積形式と同様に、それぞれ見出語データと説明データとを対応付けた辞書データが蓄積される。
【0049】
また、CPU10は、中日辞典が指定されて検索指示が入力された際に、外部中日辞書DB102の備える中日辞書DB102aから検索語と一致する見出語データに対応する説明データを読み出して、表示装置30に表示させる。尚、この中日辞書DB102aは、中日辞書DB102a用のローカル文字コード(以下、「中日辞書用ローカル文字コード」という。)で記述されている。
【0050】
図4に、中日辞書DB102aの蓄積形式の一例を示す。同図に示すように、中日辞書DB102aには、見出語データと説明データとが対応付けられた辞書データが蓄積される。そして、各見出し語データには、当該見出語データの国語情報が対応付けられて格納される。中日辞書DB102aに格納される見出語データには、それぞれ国語情報“中国語”が対応付けられている。そして、説明データは、当該説明データに含まれる文字列の国語情報に基づいて分割された複数の項目説明データにより構成され、各項目説明データに対応付けて国語情報が格納される。
【0051】
第1の実施の形態は、外部記憶媒体100に格納される外部中日辞書DB102の備える中日辞書DB102aから読み出して表示させた説明データに含まれる単語がジャンプ先に指定されて、内蔵辞書DB71にジャンプする場合の実施形態である。尚、以下、ジャンプ先に指定された単語を「ジャンプ単語」という。
【0052】
具体的には、中日辞書DB102aから読み出した辞書データを表示している場合であって、説明データからジャンプ単語が指定されてジャンプ指示が入力された場合に、CPU10は、外部辞書ジャンププログラム75aを読み出して、外部辞書ジャンプ処理を実行する。
【0053】
図5は、第1の実施の形態における外部辞書ジャンプ処理を説明するための説明図である。同図においては、中日辞書DB102aから読み出して表示させた辞書データ中(より詳細には、項目説明データ)の、国語情報“日本語”が対応付けられている単語“歓迎”がジャンプ単語に指定された場合について示している。
【0054】
即ち、先ず、CPU10は、ジャンプ単語“歓迎”の国語情報“日本語”を取得して、国語情報格納領域51を更新する(A10)。また、この際、指定されたジャンプ単語“歓迎”で、ジャンプ元ローカル文字コード格納領域53を更新する(A20)。そして、CPU10は、取得した国語情報を判別し、対応する汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード変換テーブルを参照して、ジャンプ単語を汎用文字コードに変換する。
【0055】
具体的には、CPU10は、国語情報“中国語”が対応付けられた単語がジャンプ単語に指定された場合には汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル102cを参照し(A30)、国語情報“日本語”が対応付けられた単語がジャンプ単語に指定された場合には汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル102bを参照して(A40)、ジャンプ単語のローカル文字コードを汎用文字コードに変換し、汎用文字コード格納領域55を更新する(A50)。図5に示す例では、汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル102bに基づいて、中日辞書用ローカル文字コードで記述されたジャンプ単語“歓迎”が汎用文字コードに変換されている。
【0056】
ここで、汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル102bには、中日辞書DB102aに含まれる日本語の文字列の中日辞書用ローカル文字コードに対応付けて該当する汎用文字コードが格納される。同様にして、汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル102cには、中日辞書DB102aに含まれる中国語の文字列の中日辞書用ローカル文字コードに対応づけて該当する汎用文字コードが格納される。汎用文字コードとしては、例えば、世界各国の文字を統一された文字コードで表現するために規格化された“unicode(ユニコード)”を用いることで実現される。
【0057】
続いて、CPU10は、国語情報を判別し、対応する汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを参照して、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を、既存ローカル文字コードに変換する。
【0058】
具体的には、CPU10は、国語情報が“日本語”の場合に汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル71dを参照し(A60)、国語情報が“英語”の場合に汎用文字コード・既存ローカル文字コード(英語)変換テーブル71eを参照して(A70)、汎用文字コードを既存ローカル文字コードに変換して、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57を更新する(A80)。図5に示す例では、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル71dに基づいて、汎用文字コードで記述されたジャンプ単語“歓迎”が既存ローカル文字コードに変換されている。
【0059】
ここで、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル71dには、日本語の文字列の既存ローカル文字コードに対応付けて該当する汎用文字コードが格納され、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(英語)変換テーブル71eには、英語の文字列の既存ローカル文字コードに対応付けて該当する汎用文字コードが格納される。
【0060】
この際、CPU10は、“日本語”又は“英語”以外の国語情報が指定されている場合、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を既存ローカル文字コードに変換することができないため、内蔵辞書Db71の備える辞書DBへのジャンプは不可能と判断して、処理を終了する。
【0061】
そして、CPU10は、国語情報を判別し、インデックステーブル73からジャンプ可能な辞書DBを抽出して、ジャンプ先の辞書DB(以下、「ジャンプ先辞書DB」という。)の選択入力を受け付ける。
【0062】
図6に、インデックステーブル73の一例を示す。インデックステーブル73には、国語情報に対応付けて、当該国語情報が指定された場合にジャンプ可能な辞書DBが格納される。即ち、内蔵辞書コンテンツの備える辞書DBの内、見出語データの国語情報が一致する辞書DBがジャンプ可能な辞書DBとして格納される。CPU10は、国語情報が“日本語”の場合には(A90)、ジャンプ可能な辞書DBとして、国語辞書DB71aと、和英辞書DB71cとを抽出し、国語情報が“英語”の場合には(A100)、ジャンプ可能な辞書DBとして英和辞書DB71bを抽出する。
【0063】
そして、CPU10は、ジャンプ先辞書DBの選択操作に応じて、当該ジャンプ先辞書DBから、既存ローカル文字コードに変換されてジャンプ先ローカル文字コード格納領域57に保持されているジャンプ単語と一致する見出語データを検索し、対応する説明データを表示装置30上に表示させる。
【0064】
次に、本発明を適用した第1の実施の形態における電子辞書1の動作について図7〜図9を参照して説明する。図7,9は電子辞書1の動作フローを、図8は表示装置30に表示される画面の遷移例を、それぞれ示している。
【0065】
図7は、辞書検索プログラム75を実行することにより実現される辞書検索処理に係る電子辞書1の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、CPU10は、表示装置30に検索語入力画面を表示させ、辞書DBが指定され(ステップS10)、検索語が入力されるとともに(ステップS11)、検索実行が指示される(ステップS12)まで待機する。
【0066】
CPU10は、辞書検索プログラム85を実行することにより実現される検索実行指示に応じて、先ず、指定された検索語を見出語データに設定し、当該見出語データをステップS10で指定された辞書DBに記憶されている見出語データから検索して、対応する説明データを読み出して表示装置30に表示させる(ステップS14)。
【0067】
図8(a)に、この段階で表示装置30に表示される検索結果表示画面W10の一例を示す。同図(a)は、中日辞典を指定した際の検索結果表示画面W10の一例を示す図である。同図(a)に示すように、検索語に指定した単語と一致する見出語データに対応する説明データが表示されている。
【0068】
また、CPU10は、ジャンプ実行指示が入力されると(ステップS16)、外部辞書ジャンプ処理を実行する(ステップS18)。より具体的には、外部中日辞書DB102の備える中日辞書DB102aに記憶される説明データが表示されている場合であって、当該説明データに含まれる単語がジャンプ単語に指定されてジャンプ操作がなされた場合に、以下の処理を実行する。
【0069】
図9は、外部辞書ジャンププログラム75aを実行することにより実現される外部辞書ジャンプ処理に係る電子辞書1の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、CPU10は、指定されたジャンプ単語の国語情報を読み出して国語情報格納領域51を更新するとともに(ステップS180)、指定されたジャンプ単語を新たな見出語として取得して、取得した見出語をジャンプ元ローカル文字コード格納領域53に格納する(ステップS181)。
【0070】
続いて、CPU10は、ジャンプ元ローカル文字コード格納領域53に保持されているジャンプ単語の文字コードを、国語情報に応じた汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード変換テーブルを参照して汎用文字コードに変換し、汎用文字コード格納領域55を更新する(ステップS182)。
【0071】
さらに、CPU10は、ジャンプ単語の国語情報に応じた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを検出し(ステップS184:YES)、検出した汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを参照して汎用文字コード格納領域55に保持されている汎用文字コードを既存ローカル文字コードに変換し、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57を更新する(ステップS186)。また、CPU10は、国語情報に応じた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルが存在しない場合には(ステップS184:NO)、本処理を終了する。
【0072】
続いて、CPU10は、ジャンプ単語の国語情報に基づいてインデックステーブル73からジャンプ可能な辞書DBを抽出し(ステップS188)、ジャンプ可能な辞書DBが抽出された場合には(ステップS190:YES)、ユーザにジャンプ先辞書DBの選択を促す。
【0073】
図8(b)に、この段階で表示装置30に表示されるジャンプ先辞書選択画面W12の一例を示す。例えば、図8(a)に示す検索結果表示画面W10において、単語“歓迎”を選択してジャンプ指示を入力すると(同図(a)中の反転表示)、(b)に示すように、検索結果表示画面W10上にジャンプ先辞書選択画面W12が表示され、このジャンプ先辞書選択画面W12に、ジャンプ単語“歓迎”の国語情報“日本語”に基づいて抽出されたジャンプ可能な辞書DBの辞書種別“国語辞典”及び“和英辞典”が選択可能に表示される。
【0074】
そして、CPU10は、ジャンプ先辞書DBが選択された場合には(ステップS192:YES)、選択されたジャンプ先辞書DBに記憶される見出語データからジャンプ単語と一致する見出語データを検索し(ステップS194)、対応する説明データを表示装置30に表示させて(ステップS196)、本処理を終了する。
【0075】
例えば、図8(b)に示すジャンプ先辞書選択画面W12において、辞書種別“国語辞典”を選択すると、図8(c)に示すように、“中日辞典”から“国語辞典”にジャンプし、国語辞書DB71aから読み出したジャンプ単語“歓迎”に対応する説明データを表示した検索結果表示画面W14が表示される。
【0076】
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、電子辞書に内蔵される内蔵辞書DB71が、当該内蔵辞書DB71の備える各辞書DBに記憶される見出語データ及び説明データに含まれる単語の国語毎に、既存ローカル文字コードと汎用文字コードとを対応付けた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを備えている。また、外部中日辞書DB102は、中日辞書DB102aに記憶される見出語データ及び説明データに含まれる単語の国語毎に、中日辞書用ローカル文字コードと汎用文字コードとを対応付けた汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード変換テーブルを備えている。
【0077】
これにより、例えば、中日辞書DB102aに記憶される説明データに含まれる単語がジャンプ単語に指定された場合、そのジャンプ操作に応じて、中日辞書用ローカル文字コードで記述されたジャンプ単語を一旦汎用文字コードに変換し、さらに、当該ジャンプ単語の国語情報に応じた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを参照して、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を既存ローカル文字コードに変換することができる。従って、中日辞書用ローカル文字コードで記述されたジャンプ単語を既存ローカル文字コードに適切に変換し、変換後に検索処理を実行することができる。従って、異なるローカル文字コードで記述された外部中日辞書DB102と内蔵辞書DB71の備える辞書DB間でのジャンプが可能となる。
【0078】
さらに、ジャンプ単語の国語情報に基づいて、ジャンプ可能な内蔵辞書DB71の備える辞書DBを自動的に検出することができる。従って、電子辞書1のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0079】
尚、上記した第1の実施の形態では、図9に示すステップS184において、指定されたジャンプ単語の国語情報に対応する汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルが存在しない場合には、検索不可能として処理を終了することとしたが、ジャンプ単語の国語情報を無視して、内蔵辞書DB71の備える汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを用いて既存ローカル文字コードに変換し、変換後の字体を検索処理の実行前に報知して、検索処理を続行するか否かを確認することとしてもよい。例えば、国語情報“中国語”が対応付けられた中国語漢字がジャンプ単語に指定された場合に、CPU10は、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル71dを参照してジャンプ単語を日本語漢字に変換し、字体等が変化したことをユーザに報知する。
【0080】
図10に、当該時点での表示画面の一例を示す。同図に示すように、表示画面上に確認画面W20が表示され、当該確認画面W20において、指定されたジャンプ単語のジャンプ元のローカル文字コード(中日辞書用ローカル文字コード)と、ジャンプ先のローカル文字コード(既存ローカル文字コード)とを表示し、検索処理を続行するか否かを確認する。
【0081】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明を適用した電子辞書の第2の実施の形態について説明する。図11に、電子辞書2の機能ブロック図を示す。同図に示すように、電子辞書2は、CPU10、入力装置20、表示装置30、記憶媒体読取装置40、RAM50、ROM80の各機能部を備えて構成される。第2の実施の形態は、内蔵辞書DB81の備える辞書DBから読み出して表示させた説明データに含まれる単語がジャンプ単語に指定されたジャンプ操作に応じて、外部中日辞書DB122又は外部日中辞書DB124にジャンプする場合の実施形態であり、第1の実施の形態において図2に示して説明した電子辞書1の備える機能ブロックと同一の機能ブロックには同一の符号を付してその説明を省略する。
【0082】
図11に示すように、ROM80には、第2の実施の形態を実現するため、特に、内蔵辞書DB81と、インデックステーブル83と、辞書検索プログラム85とが格納される。また、内蔵辞書DB81は、国語辞書DB81aと、英和辞書DB81bと、和英辞書DB81cと、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル81dと、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(英語)変換テーブル81eとを備え、辞書検索プログラム85は、内蔵辞書ジャンププログラム85aを備える。
【0083】
また、外部記憶媒体120には、外部中日辞書DB122と、外部日中辞書DB124とが格納され、外部中日辞書DB122は、中日辞書DB122aと、汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル122bと、汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル122cとを備え、外部日中辞書DB124は、日中辞書DB124aと、日中辞書用汎用文字コード/ローカル文字コード(日本語)変換テーブル124bと、日中辞書用汎用文字コード/ローカル文字コード(中国語)変換テーブル124cとを備える。
【0084】
CPU10は、検索指示の入力に応じて、ROM80に格納された辞書検索プログラム85を読み出して、辞書検索処理を実行する。具体的には、CPU10は、検索指示の入力に応じて指定された辞書DBに記憶される見出語データから指定された検索語と一致する見出語データを検索して、対応する説明データを表示装置30に表示させる。
【0085】
内蔵辞書DB81の備える国語辞書DB81a、英和辞書DB81b、及び和英辞書DB81cと、外部中日辞書DB122の備える中日辞書DB122aと、外部日中辞書DB124の備える日中辞書DB124aは、第1の実施の形態において図3に示して説明した国語辞書DB71aや図4に示して説明した中日辞書DB102aの蓄積形式と同様に、それぞれ見出語データと説明データとを対応づけた辞書データが蓄積される。また、第1の実施の形態と同様に、内蔵辞書DB81の備える辞書DBは既存ローカル文字コードで、外部中日辞書DB122の備える中日辞書DB122aは中日辞書用ローカル文字コードでそれぞれ記述されている。また、外部日中辞書DB124の備える日中辞書DB124aは、日中辞書DB124a用のローカル文字コード(以下、「日中辞書用ローカル文字コード」という。)で記述されている。
【0086】
また、内蔵辞書DB81の備える辞書DBから読み出した辞書データを表示している場合であって、説明データからジャンプ単語が指定されてジャンプ指示が入力された場合に、CPU10は、内蔵辞書ジャンププログラム85aを読み出して、内蔵辞書ジャンプ処理を実行する。
【0087】
図12は、第2の実施の形態における内蔵辞書ジャンプ処理を説明するための説明図である。同図においては、国語辞書DB81aから読み出して表示させた辞書データ中の、国語情報“日本語”が対応付けられている単語“歓迎”がジャンプ単語に指定された場合について示している。
【0088】
CPU10は、先ず、ジャンプ単語“歓迎”の国語情報“日本語”を取得して、国語情報格納領域51を更新する(A200)。また、この際、指定されたジャンプ単語“歓迎”で、ジャンプ元ローカル文字コード格納領域53を更新する(A202)。
【0089】
そして、CPU10は、外部記憶媒体120に格納された辞書DB(以下、適宜「外部辞書DB」という。)を検出する。そして、外部辞書DBが検出された場合には、CPU10は、当該外部辞書DBの備える辞書DBに記憶される見出語データの国語情報を取得して、インデックステーブル83を更新する。
【0090】
図13に、インデックステーブル83の一例を示す。インデックステーブル83には、国語情報に対応付けて、当該国語情報が指定された場合にジャンプ可能な辞書DBが格納される。CPU10は、外部辞書DBを検出した場合には、当該検出した外部辞書DBの備える辞書DBと、当該辞書DBに記憶される見出語データの国語情報とを対応付けたレコードが追加される。
【0091】
即ち、図11に示す外部記憶媒体120が装着された際、CPU10は、外部中日辞書DB122及び外部日中辞書DB124を検出し、インデックステーブル83に、ジャンプ可能辞書DB“中日辞書DB”と、外部中日辞書DB122の備える中日辞書DB122aに記憶される見出語データの国語情報“中国語”とを対応付けたレコードL10、及びジャンプ可能辞書DB“日中辞書DB”と、外部日中辞書DB124の備える日中辞書DB124aに記憶される見出語データの国語情報“日本語”とを対応付けたレコードL12を追加する。
【0092】
そして、CPU10は、国語情報を判別し、インデックステーブル83から、ジャンプ可能な辞書DBを抽出して、ジャンプ先の辞書DBの選択入力を受け付ける。即ち、CPU10は、国語情報が日本語の場合には、ジャンプ可能な辞書DBとして、国語辞書DB81aと、和英辞書DB81cと、日中辞書DB124aとを抽出し、国語情報が“英語”の場合には英和辞書DB81bを抽出し、国語情報が“中国語”の場合には中日辞書DB122aを抽出する。
【0093】
この際、ジャンプ先辞書DBに選択された辞書DBが内蔵辞書DB81の備える辞書DBの場合には(A204,A206)、CPU10は、当該辞書DBから、ジャンプ単語と一致する見出語データを検索し、対応する説明データを表示装置30に表示させる。
【0094】
また、ジャンプ先辞書DBに選択された辞書DBが外部辞書DBの場合には、国語情報に基づいて対応する汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを参照し、ジャンプ単語を汎用文字コードに変換する。
【0095】
具体的には、CPU10は、国語情報“日本語”が対応付けられた単語がジャンプ単語に指定された場合には汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル81dを参照し(A208)、国語情報“英語”が対応付けられた単語がジャンプ単語に指定された場合には汎用文字コード・既存ローカル文字コード(英語)変換テーブル81eを参照して(A210)、ジャンプ単語のローカル文字コードを汎用文字コードに変換し、汎用文字コード格納領域55を更新する(A212)。図12に示す例では、汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル81dに基づいて、既存ローカル文字コードで記述されたジャンプ単語“歓迎”が汎用文字コードに変換されている。
【0096】
そして、CPU10は、例えば、中日辞書DB122aがジャンプ先辞書DBに選択された場合には、国語情報に対応する汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード変換テーブルを参照して、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を、中日辞書用ローカル文字コードに変換する。
【0097】
具体的には、CPU10は、国語情報が“日本語”の場合に汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル122bを参照し(A214)、国語情報が“中国語”の場合に汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル122cを参照し(A216)、汎用文字コードを中日辞書用ローカル文字コードに変換して、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57を更新する(A218)。
【0098】
そして、CPU10は、中日辞書DB122aから、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57に保持されている中日辞書用ローカル文字コードで記述されたジャンプ単語と一致する見出語データを検索し、対応する説明データを表示装置30上に表示させる。
【0099】
また、日中辞書DB124aがジャンプ先辞書DBに選択された場合には、国語情報に対応する汎用文字コード・日中辞書用ローカル文字コード変換テーブルを参照して、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を、日中辞書用ローカル文字コードに変換する。
【0100】
具体的には、CPU10は、国語情報が“日本語”の場合に汎用文字コード・日中辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル124bを参照し(A220)、国語情報が“中国語”の場合に汎用文字コード・日中辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル124cを参照し(A222)、汎用文字コードを日中辞書用ローカル文字コードに変換して、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57を更新する(A224)。
【0101】
そして、CPU10は、日中辞書DB124aから、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57に保持されている日中辞書用ローカル文字コードで記述されたジャンプ単語と一致する見出語データを検索し、対応する説明データを表示装置30上に表示させる。
【0102】
次に、本発明を適用した第2の実施の形態における電子辞書2の動作について図14〜図16を参照して説明する。図14,図16は電子辞書2の動作フローを、図15は表示装置30に表示される画面の遷移例を、それぞれ示している。
【0103】
図14は、辞書検索プログラム85を実行することにより実現される辞書検索処理に係る電子辞書2の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、CPU10は、表示装置30に検索語入力画面を表示させ、辞書DBが指定され(ステップS20)、検索語が入力されるとともに(ステップS21)、検索実行が指示される(ステップS22)まで待機する。
【0104】
CPU10は、検索実行指示に応じて、先ず、指定された検索語を見出語データに設定し、当該見出語データをステップS20で指定された辞書DBに記憶されている見出語データから検索して、対応する説明データを読み出して表示装置30に表示させる(ステップS24)。
【0105】
図15(a)に、この段階で表示装置30に表示される検索結果表示画面W30の一例を示す。同図(a)は、国語辞典を指定した際の検索結果表示画面W30の一例を示す図である。同図(a)に示すように、検索語に指定した単語と一致する見出語データに対応する説明データが表示されている。
【0106】
また、CPU10は、ジャンプ実行指示が入力されると(ステップS26)、内蔵辞書ジャンプ処理を実行する(ステップS28)。
【0107】
図16は、内蔵辞書ジャンププログラム85aを実行することにより実現される内蔵辞書ジャンプ処理に係る電子辞書2の動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、先ず、CPU10は、指定されたジャンプ単語の国語情報を読み出して国語情報格納領域51を更新する(ステップS280)、また、CPU10は、この際、指定されたジャンプ単語をジャンプ元ローカル文字コード格納領域53に格納する。
【0108】
次いで、CPU10は、ジャンプ可能な外部辞書DBを検出する(ステップS282)。具体的には、CPU10は、記憶媒体読取装置40に外部記憶媒体120が装着されている場合には、当該外部記憶媒体120に格納される外部辞書DBを検出し、検出された外部辞書DBの備える辞書DBに記憶される見出語の国語情報を取得して、インデックステーブル83を更新する。
【0109】
続いて、CPU10は、ジャンプ単語の国語情報に基づいてインデックステーブル83からジャンプ可能な辞書DBを抽出し(ステップS284)、ジャンプ可能な辞書DBが抽出された場合には(ステップS286:YES)、ユーザにジャンプ先辞書DBの選択を促す。また、CPU10は、ジャンプ可能な辞書DBが存在しない場合には(ステップS286:NO)、本処理を終了する。
【0110】
図15(b)に、この段階で表示装置30に表示されるジャンプ先辞書選択画面W32の一例を示す。例えば、図15(a)に示す検索結果表示画面W30において、単語“歓迎”を選択してジャンプ指示を入力すると(b)に示すように、検索結果表示画面W30上にジャンプ先辞書選択画面W32が表示され、このジャンプ先辞書選択画面W32に、ジャンプ単語“歓迎”の国語情報“日本語”により抽出されたジャンプ可能な辞書DBの辞書種別“和英辞典”及び“日中辞典”が選択可能に表示される。
【0111】
そして、CPU10は、ジャンプ先辞書DBが選択された場合であって(ステップS288:YES)、当該選択されたジャンプ先辞書DBが内蔵辞書DB81の備える辞書DBの場合には(ステップS290:YES)、当該辞書DBに記憶される見出語データからジャンプ単語と一致する見出語データを検索し(ステップS292)、対応する説明データを表示装置30に表示させて(ステップS294)、本処理を終了する。
【0112】
また、選択されたジャンプ先辞書DBが内蔵辞書DB81の備える辞書DBではない場合、即ち、選択されたジャンプ先辞書DBが外部辞書DBの場合には(ステップS290:NO)、CPU10は、ジャンプ単語の国語情報に応じた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを検出し(ステップS296:YES)、検出した汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルを参照してジャンプ元ローカル文字コード格納領域53に保持されている既存ローカル文字コードを汎用文字コードに変換し、汎用文字コード格納領域55を更新する(ステップS298)。また、CPU10は、国語情報に応じた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルが存在しない場合には(ステップS296:NO)、本処理を終了する。
【0113】
さらに、CPU10は、汎用文字コード格納領域55に保持されている汎用文字コードをジャンプ先辞書DBに指定された外部辞書DBのローカル文字コードに変換して、ジャンプ先ローカル文字コード格納領域57を更新する(ステップS300)。
【0114】
具体的には、CPU10は、ジャンプ先辞書DBに外部中日辞書DB122が選択されている場合には、国語情報に応じた汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード変換テーブルを参照して、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を中日辞書用ローカル文字コードに変換する。また、外部日中辞書DB124が選択されている場合には、国語情報に応じた汎用文字コード・日中辞書用ローカル文字コード変換テーブルを参照して、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を日中辞書用ローカル文字コードに変換する。
【0115】
そして、CPU10は、当該外部辞書DBに記憶される見出語データからジャンプ単語と一致する見出語データを検索し(ステップS302)、対応する説明データを表示装置30に表示させて(ステップS304)、本処理を終了する。
【0116】
例えば、図15(b)に示すジャンプ先辞書選択画面W32において、辞書種別“日中辞典”を選択すると、図15(c)に示すように、“国語辞典”から“中日辞典”にジャンプし、日中辞書DB124aから読み出したジャンプ単語“歓迎”に対応する説明データを表示した検索結果表示画面W34が表示される。
【0117】
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、記憶媒体読取装置40に外部記憶媒体120が装着されている場合に、当該外部記憶媒体120に格納される外部辞書DBを検出し、検出された外部辞書DBの備える辞書DBに記憶される見出語の国語情報を取得して、インデックステーブル83を更新するので、指定されたジャンプ単語の国語情報に基づいて、ジャンプ可能な辞書DBを検出することができる。
【0118】
そして、例えば、内蔵辞書DB81の備える辞書DBに記憶される説明データに含まれる単語がジャンプ単語に指定されたジャンプ操作がなされると、既存ローカル文字コードで記述されたジャンプ単語を、当該ジャンプ単語の国語情報に応じた汎用文字コード・既存ローカル文字コード変換テーブルにより一旦汎用文字コードに変換し、さらに、汎用文字コードに変換されたジャンプ単語を指定された外部辞書DBのローカル文字コードに適切に変換し、変換後に検索処理を実行することができる。従って、異なるローカル文字コードで記述された内蔵辞書DB81の備える辞書DBと外部辞書DB間でのジャンプが可能となる。
【0119】
また、外部辞書DBは、それぞれ当該外部辞書DBが備える辞書DBに記憶される見出語データ及び説明データに含まれる単語の国語毎に、ローカル文字コードと汎用文字コードとを対応付けた変換テーブルを備えるので、異なるローカル文字コードで記述された外部辞書DB間のジャンプも可能となる。従って、電子辞書1のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0120】
また、外部記憶媒体120に格納される外部辞書DBを検出してインデックステーブル83を更新するので、外部辞書DBに記憶される説明データに含まれる単語をジャンプ単語に指定し、ジャンプ先辞書DBに他の外部辞書DBを指定したジャンプ操作が可能である。
【0121】
具体的には、例えば、日中辞書DB124aに記憶される説明データに含まれる単語をジャンプ単語に指定したジャンプ操作に応じて、例えば、ジャンプ単語に対応付けられた国語情報が“中国語”の場合に、CPU10は、見出語データに国語情報“中国語”が対応付けられた中日辞書DB122aをジャンプ可能な辞書DBとして検出する。
【0122】
尚、上記した実施の形態においては、電子辞書に、辞書DBを記憶した外部記憶媒体が装着された場合について説明したが、電子辞書を、所定の通信回線を介して接続される外部の電子機器から外部辞書DB等をダウンロードするための通信装置を備えて構成することとしてもよい。その場合には、前記所定の通信回線を介して接続される外部の電子機器が保持する辞書DBから辞書データをダウンロードして表示させるとともに、この辞書DBの辞書データから電子辞書に内蔵される内蔵辞書DBにジャンプすることも可能である。また、パソコン等に着脱可能なCD−ROM等に記憶されている辞書DBを利用する場合にも勿論適用可能である。
【0123】
また、この実施の形態では電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、電子時計などの電子機器全般に適用可能である。また、電子辞書本体に対して着脱可能なメモリカード、CD等に電子辞書データを記憶することとしてもよい。
【0124】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルにより、説明情報に含まれる単語を検索語とした場合には、検索語のローカル文字コードを汎用文字コードに変換し、汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する場合には、当該汎用文字コードを当該情報記憶手段のローカル文字コードに変換した後に検索を実行することを可能とする。従って、ローカル文字コードが異なる他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができ、電子辞書のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0125】
請求項2に記載の発明によれば、情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定された際に、当該検索語の国語情報に基づいて選択された検索対象の他の情報記憶手段を選択することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0126】
請求項3に記載の発明によれば、情報記憶手段から汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する際に、見出語の文字種情報に基づいて、当該情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かを判断することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0127】
請求項4に記載の発明によれば、情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定された際には、情報記憶手段のローカル文字コードが、見出語及び説明情報の国語毎に異なる場合であっても、当該検索語を汎用文字コードに変換するための変換テーブルを検索語の国語情報に基づいて参照し、また、汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する際には、汎用文字コードをローカル文字コードに変換するための変換テーブルを指定された国語情報に基づいて参照することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0128】
請求項5又は11に記載の発明によれば、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語として、当該検索語に一致する他方の見出語データベースの見出語を検索する際に、指定された検索語を、前記一方の情報記憶手段のローカル文字コードから汎用文字コードに変換し、当該変換された汎用文字コードを、前記他方の情報記憶手段のローカル文字コードに変換することができる。従って、情報記憶手段を記述するローカル文字コードが異なる他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができ、電子辞書のジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0129】
請求項6に記載の発明によれば、所定の電気通信回線を介して接続された電子機器に記憶される外部情報記憶手段のローカル文字コードが、内蔵情報記憶手段のローカル文字コードと異なる場合であっても、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定された場合に、当該検索語を、汎用文字コードを介して他の情報記憶手段のローカル文字コードに変換することができ、他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができる。
【0130】
請求項7に記載の発明によれば、装着部に装着した記憶媒体に記憶される外部情報記憶手段のローカル文字コードが、内蔵情報記憶手段のローカル文字コードと異なる場合であっても、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段に説明情報に含まれる単語が検索語に指定された場合に、当該検索語を、汎用文字コードを介して他の情報記憶手段のローカル文字コードに変換することができ、他の情報記憶手段から、指定された検索語に一致する見出語を適切に検索することができる。
【0131】
請求項8に記載の発明によれば、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定されて、当該検索語に一致する見出語を他の情報記憶手段から検索する際に、当該検索語の国語情報に基づいて、当該他の情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かを判断することができる。従って、互いに異なる文字コードで記述された辞書間でのジャンプ機能を実現し、ジャンプ機能の使い勝手を向上させることができる。
【0132】
請求項9に記載の発明によれば、内蔵情報記憶手段及び外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語が検索語に指定されて、当該検索語に一致する見出語を他の情報記憶手段から検索する際、当該他の情報記憶手段が複数の辞書コンテンツを有する場合には、指定された検索語の国語情報に基づいて、他の情報記憶手段から検索対象となる辞書コンテンツを抽出することができる。そして、抽出された検索対象となる辞書コンテンツからユーザ操作により選択された検索対象の辞書コンテンツから、検索語に一致する見出語を検索することができる。
【0133】
請求項10又は12に記載の発明によれば、第1の文字コードで記憶された第1の情報記憶手段の情報の一部を指定することにより、指定した情報の一部を見出語とする第2の情報記憶手段の情報を適切に表示させることができる。例えば、第1の情報記憶手段の文字コードと第2の情報記憶手段の文字コードとが異なっていても、該当する情報を適切に検索して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子辞書の斜視概観図の一例を示す図。
【図2】第1の実施の形態における電子辞書の機能構成例を示す図。
【図3】国語辞書DBの蓄積形式の一例を示す図。
【図4】中日辞書DBの蓄積形式の一例を示す図。
【図5】第1の実施の形態における外部辞書ジャンプ処理を説明するための説明図。
【図6】第1の実施の形態におけるインデックステーブルの一例を示す図。
【図7】第1の実施の形態における辞書検索処理の実行に係る電子辞書の動作フローを示す図。
【図8】第1の実施の形態における画面遷移例を示す図。
【図9】第1の実施の形態における外部辞書ジャンプ処理の実行に係る電子辞書の動作フローを示す図。
【図10】第1の実施の形態の変形例における表示画面の一例を示す図。
【図11】第2の実施の形態における電子辞書の機能構成例を示す図。
【図12】第2の実施の形態における内蔵辞書ジャンプ処理を説明するための説明図。
【図13】第2の実施の形態におけるインデックステーブルの一例を示す図。
【図14】第2の実施の形態における辞書検索処理の実行に係る電子辞書の動作フローを示す図。
【図15】第2の実施の形態における画面遷移例を示す図。
【図16】第2の実施の形態における内蔵辞書ジャンプ処理の実行に係る電子辞書の動作フローを示す図。
【符号の説明】
1 電子辞書
10 CPU
20 入力装置
30 表示装置
40 記憶媒体読取装置
50 RAM
51 国語情報格納領域
53 ジャンプ元ローカル文字コード格納領域
55 汎用文字コード格納領域
57 ジャンプ先ローカル文字コード格納領域
70 ROM
71 内蔵辞書DB
71a 国語辞書DB
71b 英和辞書DB
71c 和英辞書DB
71d 汎用文字コード・既存ローカル文字コード(日本語)変換テーブル
71e 汎用文字コード・既存ローカル文字コード(中国語)変換テーブル
73 インデックステーブル
75 辞書検索プログラム
75a 外部辞書ジャンププログラム
100 外部記憶媒体
102 外部中日辞書DB
102a 中日辞書DB
102b 汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(日本語)変換テーブル
102c 汎用文字コード・中日辞書用ローカル文字コード(中国語)変換テーブル

Claims (12)

  1. コンピュータが、ローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積した、各々のローカル文字コードが異なる複数の情報記憶手段にアクセスして、前記複数の情報記憶手段の内、一の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語として当該検索語に一致する他の情報記憶手段の見出語を検索し、対応する説明情報を読み出すための前記情報記憶手段のデータ構造であって、
    当該情報記憶手段のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有し、
    前記コンピュータが当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合には、前記変換テーブルが参照されて当該検索語が汎用文字コードに変換され、
    前記コンピュータが汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を当該情報記憶手段にアクセスして検索する場合には、前記変換テーブルが参照されて当該検索語が当該情報記憶手段のローカル文字コードに変換された後に検索が実行されるように構成されたデータ構造。
  2. 当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語の国語情報を有し、
    前記コンピュータが当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、前記変換テーブルが参照されて当該検索語が汎用文字コードに変換されるとともに、当該検索語の国語情報によって検索対象となる他の情報記憶手段が選択されるように構成された請求項1に記載のデータ構造。
  3. 当該情報記憶手段の見出語の文字種情報を有し、
    この文字種情報によって、前記コンピュータが汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を検索する場合に、当該情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かの判断が為されるように構成された請求項1又は2に記載のデータ構造。
  4. 前記ローカル文字コードは、情報記憶手段毎に異なるとともに、更に当該情報記憶手段の見出語及び説明情報の国語毎に異なり、
    前記変換テーブルを当該情報記憶手段の見出語及び説明情報の国語毎に有するとともに、当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語の国語情報を有し、
    前記コンピュータが当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合には、当該単語の国語情報に対応する変換テーブルが参照されて当該検索語が汎用文字コードに変換され、
    前記コンピュータが汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を当該情報記憶手段にアクセスして検索する場合には、指定される国語情報に対応する変換テーブルが参照されて当該検索語が当該情報記憶手段のローカル文字コードに変換された後に検索が実行されるように構成された請求項1〜3の何れか一項に記載のデータ構造。
  5. 内蔵用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記内蔵用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する内蔵情報記憶手段と、
    外部用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記外部用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する外部情報記憶手段を追加記憶する追加記憶手段と、
    を備え、前記内蔵情報記憶手段及び前記外部情報記憶手段の内、一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語として当該検索語に一致する他方の情報記憶手段の見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示する情報表示制御装置であって、
    前記一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、前記一方の情報記憶手段の変換テーブルを参照して当該検索語を汎用文字コードに変換する文字コード汎用化手段と、
    汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を前記他方の情報記憶手段から検索する場合に、前記他方の情報記憶手段の変換テーブルを参照して当該検索語を前記他方の情報記憶手段のローカル文字コードに変換した後に検索を実行する検索手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  6. 前記追加記憶手段は、所定の電気通信回線を介して前記外部情報記憶手段を記憶する外部の電子機器に通信接続して、前記外部情報記憶手段をダウンロードすることにより追加記憶するダウンロード手段を有することを特徴とする請求項5に記載の情報表示制御装置。
  7. 前記追加記憶手段は、前記外部情報記憶手段を記憶した記憶媒体を着脱自在に装着する装着部を有し、この装着部に前記記憶媒体が装着されることで前記外部情報記憶手段が追加記憶されることを特徴とする請求項5に記載の情報表示制御装置。
  8. 前記内蔵情報記憶手段及び前記外部情報記憶手段は、それぞれ、当該情報記憶手段の説明情報に含まれる単語の国語情報を有しており、
    前記一方の情報記憶手段の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、当該単語の国語情報を前記一方の情報記憶手段から読み出して検索語国語情報とする検索語国語情報決定手段を更に備え、
    前記検索手段は、汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を前記他方の情報記憶手段から検索する場合に、前記検索語国語情報決定手段により定められた検索語国語情報に基づいて、前記他方の情報記憶手段が検索対象の情報記憶手段となるか否かを判断する判断手段を有することを特徴とする請求項5に記載の情報表示制御装置。
  9. 前記内蔵情報記憶手段及び前記外部情報記憶手段は、見出語及び説明情報のコンテンツが異なる複数の辞書コンテンツを有し、
    前記判断手段は、前記検索語国語情報に基づいて、前記他方の情報記憶手段に含まれる辞書コンテンツの内、検索対象となる辞書コンテンツを抽出する抽出手段を有し、
    前記検索手段は、
    前記抽出手段によって抽出された辞書コンテンツの内、ユーザの選択操作によって検索対象の辞書コンテンツを決定する検索コンテンツ決定手段と、
    この検索コンテンツ決定手段により決定された辞書コンテンツの中から前記検索語に一致する見出語を検索するコンテンツ内検索手段と、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の情報表示制御装置。
  10. 見出語と説明情報を対応付けて第1の文字コードで記憶する第1の情報記憶手段と、
    見出語と説明情報を対応付けて第2の文字コードで記憶する第2の情報記憶手段と、
    入力された見出語に対応する説明情報を第1の情報記憶手段から読み出して表示させる第1の表示制御手段と、
    この第1の表示制御手段によって表示された説明情報のうちのいずれかの部分を新たな見出語として指定する新見出語指定手段と、
    この指定された新たな見出語を第1の文字コードとして取得する新見出語取得手段と、
    この第1の文字コードとして取得された新たな見出語を、第2の文字コードに変換する変換手段と、
    第2の文字コードに変換された新たな見出語に対応する説明情報を第2の情報記憶手段から読み出して表示させる第2の表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  11. コンピュータに、
    内蔵用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記内蔵用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する内蔵情報記憶機能と、
    外部用のローカル文字コードで記述された見出語及び当該見出語の説明情報を蓄積して記憶するとともに、前記外部用のローカル文字コードと汎用文字コードとの変換テーブルを有する外部情報記憶機能を追加記憶する追加記憶機能と、
    を実現させるとともに、前記内蔵情報記憶機能及び前記外部情報記憶機能の内、一方の情報記憶機能の説明情報に含まれる単語を検索語として当該検索語に一致する他方の情報記憶機能の見出語を検索し、対応する説明情報を読み出して表示させる制御を行わせるプログラムであって、
    前記一方の情報記憶機能の説明情報に含まれる単語を検索語とした場合に、前記一方の情報記憶機能の変換テーブルを参照して当該検索語を汎用文字コードに変換する文字コード汎用化機能と、
    汎用文字コードで記述された検索語に一致する見出語を前記他方の情報記憶機能から検索する場合に、前記他方の情報記憶機能の変換テーブルを参照して当該検索語を前記他方の情報記憶機能のローカル文字コードに変換した後に検索を実行する検索機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  12. コンピュータに、
    見出語と説明情報を対応付けて第1の文字コードで記憶する第1の情報記憶機能と、
    見出語と説明情報を対応付けて第2の文字コードで記憶する第2の情報記憶機能と、
    第1の文字コードを第2の文字コードに変換する変換機能と、
    入力された見出語に対応する説明情報を第1の情報記憶機能から読み出して表示させる第1の表示制御機能と、
    この第1の表示制御機能によって表示された説明情報のうちのいずれかの部分を新たな見出語として指定する新見出語指定機能と、
    この指定された新たな見出語を第1の文字コードとして取得する新見出語取得機能と、
    この第1の文字コードとして取得された新たな見出語を、第2の文字コードに変換する変換機能と、
    第2の文字コードに変換された新たな見出語に対応する説明情報を第2の情報記憶機能から読み出して表示させる第2の表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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