JP5988290B2 - ケーシング、およびケーシングを備えるターボ機械および圧縮機 - Google Patents

ケーシング、およびケーシングを備えるターボ機械および圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、機構部を収納するケーシング、およびそのケーシングを備えるターボ機械および圧縮機に関する。
例えば、気体や液体を圧縮する圧縮機やその他のターボ機械の筐体となるケーシングには、上下方向に分割可能なケーシングや、バレル型のケーシングなどがある。上下方向に分割可能なケーシングは、バレル型のケーシングに比べてメンテナンス性に優れる。しかしながら、分割可能なケーシングは、分割面から高圧ガスが漏洩しやすい特性を有する。
近年は圧縮機等の高圧化や大径化が要求される傾向にあり、それに伴って、特に、上下方向に分割可能なケーシングでは高圧ガスが漏洩する可能性も高くなる。
したがって、上下方向に分割可能なケーシングにおいては、高圧化や大径化に対応するため、分割面からの高圧ガスの漏洩を防止する技術が必要になる。
この技術分野の背景技術として、例えば特許文献1には、「水平継ぎ手フランジ面の内側に可撓性を有する気密保持部を形成し、フランジ面と、気密保持部とを、前者はフランジボルト、後者は専用ボルトで締付けることにより、一重車室を構成し、圧力容器としての内圧に耐える役割をフランジ面に、また熱変形に対応して気密性を保持する役割を気密保持部に夫々分担させる」と記載されている(要約参照)。
特開平10−26006号公報
上下方向に分割可能なケーシングは、上側の上ケーシングと下側の下ケーシングにそれぞれフランジが形成され、互いのフランジがボルト等の締結部材によって締結固定されて構成される。
このように構成されるケーシング内で高圧ガスの圧力(内圧)が上昇すると、上ケーシングと下ケーシングの分割面でボルトの締結で生じる面圧(圧縮面圧)が減少する。そして、圧縮面圧が消失すると分割面に口開きが生じる。通常、分割面にはガスケットが組み込まれ、実際に発生している口開きの量が、ガスケットにおける口開き許容値を超えた時点でケーシング内部の高圧ガスが分割面から漏洩する可能性がある。
圧縮面圧の消失による口開きは、ケーシングにおいて羽根車の回転軸を支持する軸受部の近傍で大きくなる傾向がある。したがって、圧縮機等の高圧化や大径化を達成するためには、軸受部近傍におけるケーシングの口開きを抑制することが必要になる。
特許文献1には、ケーシングの内側にフランジ部とは別の突起部(気密保持部)を上下のケーシングの内側に設けてその気密保持部を合わせ、フランジ部とは別の締結部材(専用ボルト)でケーシングの外部から締結する構成の蒸気タービンが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されるケーシングには、外部から内側の気密保持部まで専用ボルトを案内する挿入孔が必要になる。したがって気密保持部に口開きが生じると、ケーシング内の高圧ガスが、この口開きから挿通孔を介して外部に漏洩する場合がある。
そこで本発明は、分割面からの高圧ガスの漏洩を抑制できるケーシング、およびそのケーシングを備えるターボ機械および圧縮機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、軸線と平行で当該軸線まわりに湾曲する胴体部の端部に、軸線の位置が頂部となるように曲面状に膨出する曲面部が形成され、軸線を含む分割面で第1ケーシングと第2ケーシングに分割されるケーシングとする。そして、分割面では第1ケーシングに形成される第1フランジと第2ケーシングに形成される第2フランジが面接触して複数の締結部材で締結固定され、前記曲面部は、該曲面部の内面および外面が外側に凸となるように膨出しており、曲面部に沿った部分における締結部材の配置間隔が、胴体部に沿った部分の配置間隔や頂部近傍部における配置間隔よりも広いという特徴を有する。
また、そのケーシングを備えるターボ機械および圧縮機とする。
本発明によると、分割面からの高圧ガスの漏洩を抑制できるケーシング、およびそのケーシングを備えるターボ機械および圧縮機を提供できる。
(a)はケーシングの外観を示す斜視図、(b)は(a)のSec1−Sec1におけるフランジの断面図である。 実施例1のケーシングの平面図である。 実施例2のケーシングの平面図である。 (a)、(b)は図3のSec2−Sec2における断面図で、上フランジと下フランジの両側から締結される状態を示す図である。 実施例3のケーシングの平面図である。 上ケーシングおよび下ケーシングが頂部締結ボルトで締結固定される状態を示す斜視図である。
以下、適宜図を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1の(a)は、実施例1に係るケーシングの外観図であり、(b)はSec1−Sec1の位置でのフランジの断面図である。
図1の(a)に示すように、実施例1に係るケーシング1は正面視が略円形となる中空の円筒形で内部に機構部を収納し、その両端部が曲面状に膨出する形状を呈する。ここでいう曲面は、例えば球面や楕円球面であるが、内部に発生する圧力(内圧)に耐える曲面形状であれば、その形状は限定されない。
そして、両端部(具体的には、膨出した曲面状の頂部)のそれぞれに1つずつの軸受12が備わる。軸受12は、ケーシング1に収納される羽根車(図示せず)などの回転部材の回転軸を回転支持する。そして、一方の軸受12から他方の軸受12に向かう直線をケーシング1の軸線CLとし、軸線CLの方向を軸方向とする。
この構成によると、ケーシング1の円筒形は、軸線CLに平行で当該軸線CLまわりに湾曲する胴体部10aを形成する。また、胴体部10aの軸方向の端部は、軸線CLが頂部10cとなるように曲面状に膨出して曲面部10bを形成する。
つまり、ケーシング1は軸線CLに平行で当該軸線CLまわりに湾曲する円筒状の胴体部10aと、軸線CLが頂部10cとなるように曲面状に膨出する曲面部10bと、を含んで構成される。そして、曲面部10bの頂部10cに軸受12が取り付けられる。
さらに、実施例1に係るケーシング1は、例えば上下方向の中心で、軸線CLを含んだ水平面によって第1ケーシング(上ケーシング1a)と第2ケーシング(下ケーシング1b)と、に分割される。下ケーシング1bは、中空のケーシング1の下方を形成し、圧縮するガスを吸い込んだり、圧縮した高圧ガスを吐出するためのノズル3が適宜形成される。なお、ノズル3が下ケーシング1bに形成される構成は限定されるものではなく、ノズル3が上ケーシング1aに形成される構成であってもよい。
上ケーシング1aはノズル3が形成されない以外は下ケーシング1bと略同形状に形成され、上ケーシング1aと下ケーシング1bは、互いの中空部が相対するように重なり合わされてケーシング1を形成する。実施例1において、ケーシング1を上下方向に分割する水平面、つまり、上ケーシング1aと下ケーシング1bが重なり合う面を分割面と称する。
上ケーシング1a、下ケーシング1bの分割面の周囲は、それぞれ外方向に広がって上フランジ4a(第1フランジ)、下フランジ4b(第2フランジ)が形成される。そして、分割面では上フランジ4aと下フランジ4bが面接触するように上ケーシング1aと下ケーシング1bが重ね合わされる。このように上フランジ4aと下フランジ4bが面接触して重ね合わさってケーシング1のフランジ4が形成される。
なお、上フランジ4aと下フランジ4bの間には、通常、高圧ガスの漏洩を防止するガスケット(図示せず)が挟みこまれる。
図1の(b)に示すように、上フランジ4aには、第1締結部材となる締結部材(フランジボルト5)が下フランジ4bの側に向かって挿通する複数の挿通孔4a1が、上フランジ4aを貫通するように形成される。また、下フランジ4bには、上フランジ4aの挿通孔4a1と対応する位置に、フランジボルト5が螺合するねじ孔4b1が形成される。
そして、上フランジ4aと下フランジ4bが重なり合った状態で、上フランジ4aの側からフランジボルト5が挿通孔4a1に挿通され、下フランジ4bに形成されるねじ孔4b1に螺合する。この構成によって、重なり合った上ケーシング1aと下ケーシング1bがフランジボルト5で締結固定されてケーシング1が形成される。
また、ケーシング1には曲面部10bの頂部10cに、軸線CLを中心として軸方向に貫通する頂部貫通孔が形成される。この頂部貫通孔は、例えば、ケーシング1に収納される羽根車(図示せず)の回転軸を回転支持する軸受12が取り付けられる軸受孔11となる。軸受孔11は、例えば、軸受12の、略円筒形の本体部12aが嵌合する円形状に形成される。そして軸受12は、本体部12aの周囲に径方向に広がる軸受フランジ12bを有し、軸受12は軸受フランジ12bが軸受孔11の周囲に当接するように軸受孔11に組み込まれる。
軸受フランジ12bには、軸受ボルト12cが挿通する軸受ボルト孔12b1が適宜設けられる。また、軸受孔11の周囲には軸受ボルト孔12b1を挿通した軸受ボルト12cが螺合するねじ孔(軸受ねじ孔110)が適宜形成される。
軸受12は、軸受フランジ12bが軸受孔11の周囲に当接するように軸受孔11に嵌合する。そして、軸受フランジ12bの軸受ボルト孔12b1を挿通した軸受ボルト12cが、軸受孔11の周囲に形成される軸受ねじ孔110に螺入して、軸受12はケーシング1に締結固定される。
このとき、軸受フランジ12bとケーシング1の間には、通常、高圧ガスの漏洩を防止するガスケット(図示せず)が挟みこまれる。
軸受孔11の構造は限定されない。例えば、上ケーシング1aと下ケーシング1bの軸方向端部(曲面部10bの頂部10cを形成する部分周辺)が互いに半円形に開口する構成とすれば、上ケーシング1aと下ケーシング1bが重なり合ってケーシング1が形成されたときに、円形の軸受孔11が形成される。
図2はケーシングを上ケーシングの側から見た平面図である。
図2に示すように、ケーシング1には、胴体部10aと曲面部10bが連続して形成される。また、フランジ4は、ケーシング1の分割面における外形に沿って形成され、胴体部10aに沿って形成される直線部2aと、曲面部10bに沿って形成される曲線部2bとを有する。
さらに、軸受12が取り付けれられる頂部10cの近傍に頂部近傍部2cを有する。
図1の(a)に示すように、フランジ4は上フランジ4aと下フランジ4bが重なり合って形成されることから、上フランジ4aと下フランジ4bも、直線部2aと、曲線部2bと、頂部近傍部2cを有する。頂部近傍部2cの範囲については後記する。
そして、実施例1においては、フランジ4の直線部2aにおけるフランジボルト5の配置間隔(直線部ボルト間隔L1)と、フランジ4の曲線部2bにおけるフランジボルト5の配置間隔(曲線部ボルト間隔L2)と、が異なることを特徴とする。具体的に、曲線部ボルト間隔L2が直線部ボルト間隔L1よりも広く設定されることを特徴とする。さらに、フランジ4の頂部近傍部2cにおけるフランジボルト5の配置間隔(頂部ボルト間隔L3)は直線部ボルト間隔L1と略等しいことを特徴とする。なお、直線部ボルト間隔L1は、フランジボルト5の中心間距離とする。また、曲線部ボルト間隔L2および頂部ボルト間隔L3は、曲線部を形成する曲線に沿ったフランジボルト5の中心間距離とする。
ケーシング1の内圧をPin、ケーシング1の受圧面積をSc、内圧によるボルト全体の軸力増加量をFp、内圧によるフランジ4(上フランジ4a、下フランジ4b)の面圧減少量をTbとすると、下式(1)が成立する。

Pin×Sc=Fp+Tb ・・・(1)

ここで、内圧はケーシング1内部で発生している高圧ガスの圧力、受圧面積はケーシング1の中空部を、分割面と平行な仮想平面に投影した投影面積とする。また、ボルト全体の軸力増加量は、上ケーシング1a(図1の(a)参照)と下ケーシング1b(図1の(a)参照)を引き離す方向の力が内圧によって生じたときに、その力に抗して増大するフランジボルト5の軸力、面圧減少量は内圧によって上ケーシング1aと下ケーシング1bが引き離されることによって生じる分割面における圧縮面圧の減少量である。
このうち面圧減少量は、フランジ4の直線部2aと曲線部2bと頂部近傍部2cと、で異なる。そこで、直線部2a、曲線部2b、頂部近傍部2cの面圧減少量をそれぞれTba、Tbb、Tbcとすると、下式(2)が成立する。

Tb=Tba+Tbb+Tbc ・・・(2)
従来、上フランジ4a(図1の(a)参照)と下フランジ4b(図1の(a)参照)を締結固定するフランジボルト5は、直線部2a、曲線部2b、頂部近傍部2cとも全て等間隔で配置される。このときの、直線部2a、曲線部2b、頂部近傍部2cの面圧減少量をそれぞれTba2、Tbb2、Tbc2とする。
以下、フランジボルト5が、直線部2a、曲線部2b、頂部近傍部2cとも全て等間隔で配置されるものと比較例と称する。
比較例と実施例1において、内圧Pin、受圧面積Sc、および、内圧によるボルト全体の軸力増加量をFpは等しいとすると、内圧による面圧減少量も等しくなる。
したがって、次式(3)が成立する。

Tb=Tba+Tbb+Tbc=
Tba2+Tbb2+Tbc2 ・・・(3)
比較例において、軸受12が備わる部分(頂部近傍部2c)の面圧減少量が最大で曲線部2bの面圧減少量が最小であることがわかっている。
これに対し、実施例1においては曲線部2bにおけるフランジボルト5の曲線部ボルト間隔L2を、直線部ボルト間隔L1および頂部ボルト間隔L3よりも大きくした。この構成によって、曲線部2bにおける面圧減少量が比較例の曲線部2bにおける面圧減少量よりも増大した。したがって、下式(4)が成立する。

Tbb−Tbb2>0 ・・・(4)

そして、式(3)、(4)から下式(5)が成立する。

(Tba−Tba2)+(Tbc−Tbc2)<0 ・・・(5)
実施例1においては、曲線部2bにおける面圧減少量を大きくすることによって、直線部2aにおける面圧減少量および頂部近傍部2cにおける面圧減少量を小さくする。したがって、実施例1において、直線部2aにおける面圧減少量および頂部近傍部2cにおける面圧減少量はそれぞれ比較例よりも小さくなり、下式(6)、(7)が成立する。

Tba−Tba2<0 ・・・(6)
Tbc−Tbc2<0 ・・・(7)
このように、実施例1では、曲線部2bの面圧減少量を比較例の面圧減少量よりも大きくすることによって、頂部近傍部2cにおける面圧減少量を比較例の面圧減少量よりも小さくした。
頂部近傍部2cの面圧減少量が小さくなると、頂部近傍部2cの口開きを抑制することができ、頂部近傍部2cからの高圧ガスの漏洩を好適に防止できる。
なお、前記したように、比較例においては、軸受12が備わる部分で面圧減少量が最大になる。そこで、実施例1においては、面圧減少量が大きく口開きによる高圧ガスの漏洩の影響が大きいと認められる範囲を頂部近傍部2cとする。つまり、頂部近傍部2cの範囲はケーシング1の大きさや発生する内圧の大きさによって決定される設計値である。このような頂部近傍部2cの範囲は、例えば実験計測等によって決定されることが好ましい。
図2に示すように、曲線部ボルト間隔L2を直線部ボルト間隔L1より大きくしたケーシング1で有限要素法による解析をしたところ、頂部近傍部2cにおける口開きが比較例よりも15%低減しているという結果が得られた。このことから、曲線部ボルト間隔L2を直線部ボルト間隔L1より大きくすることは、頂部近傍部2cにおける口開きを抑制する効果があるといえる。
なお、曲線部ボルト間隔L2を直線部ボルト間隔L1より大きくすると、曲線部2bにおける面圧減少量が大きくなって曲線部2bでの口開きが発生しやすくなる。しかしながら、比較例において曲線部2bは面圧減少量が小さい。つまり曲線部2bは、口開きが発生しにくい領域である。したがって、比較例よりも曲線部2bの面圧減少量が大きくなって曲線部2bに口開きが発生しやすい状態になっても、曲線部2bには高圧ガスが漏洩するほど口開きは発生しない。つまり、曲線部2bにおける口開きは、その影響を無視できる程度に抑えられる。
また、曲線部2bにおける曲線部ボルト間隔L2の上限値は特に限定するものではない。例えば、上フランジ4a(図1の(a)参照)の側から挿通されるフランジボルト5が締結固定するフランジ4内での圧力分布が下フランジ4b(図1の(a)参照)の側に向かって広がる円錐状で、その円錐の中心軸と母線の角度を45°と仮定したとき、曲線部ボルト間隔L2の上限値は次式(8)で示すことができる。

L2max=d+2t ・・・(8)

但し、L2maxは曲線部ボルト間隔L2の上限値、dはナット(ボルトヘッド)径、tはフランジ厚さ(上フランジ1aと下フランジ1bの厚さの合計)を示す。
このように、式(8)で示される上限値L2maxを曲線部ボルト間隔L2としてもよい。
以上のように実施例1においては、曲線部2bにおける曲線部ボルト間隔L2を直線部2aにおける直線部ボルト間隔L1より大きくし、さらに、頂部近傍部2cにおける頂部ボルト間隔L3を直線部ボルト間隔L1と等しくした。
この構成によって、頂部近傍部2cにおける面圧減少量を小さくすることができ、頂部近傍部2cの口開きを抑制できる。したがって、頂部近傍部2cからの高圧ガスの漏洩を好適に防止でき、ターボ機械や圧縮機の高圧化や大径化に充分耐えうるケーシング1とすることができる。
また、曲線部2bで上フランジ4a(図1の(a)参照)と下フランジ4b(図1の(a)参照)を締結固定するフランジボルト5の数を削減できる。したがって、上ケーシング1a(図1の(a)参照)と下ケーシング1b(図1の(a)参照)の固定および分離が容易になってメンテナンス性が向上する。また、フランジボルト5の使用本数が削減するためコストダウンの効果も得られる。
図3は、実施例2に係るケーシングの平面図である。
実施例2に係るケーシング100は、実施例1に係るケーシング1(図1の(a)参照)と略同等の構成であり、上ケーシング1a(図1の(a)参照)および下ケーシング1b(図1の(a)参照)からなる。
図3に示すケーシング100において、図1に示すケーシング1と同じ構成要素には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2のケーシング100が実施例1のケーシング1と異なる点は、頂部近傍部2cにおけるフランジボルト5の配置である。
図3に示すように、フランジ4の頂部近傍部2cには、頂部ボルト間隔L3で上ケーシング1a(図1の(a)参照)の側から下ケーシング1b(図1の(a)参照)の側に挿通するフランジボルト5の間に、破線の円で示すように、下ケーシング1bの側から上ケーシング1aの側に挿通される第2締結部材(下フランジボルト5a)が締結部材として備わる。
図4の(a)、(b)は図3のSec2−Sec2の位置でのフランジの断面図である。
図4の(a)に示すように、フランジ4の頂部近傍部2cにおいて、上フランジ4aには頂部ボルト間隔L3の間隔で挿通孔4a1が形成される。また、下フランジ4bには、挿通孔4a1に対応する位置にフランジボルト5が螺合するねじ孔4b1が形成される。
さらに、下フランジ4bには、隣接するねじ孔4b1の中間に、下フランジボルト5aが挿通する挿通孔4b2が下フランジ4bを貫通するように形成される。そして、上フランジ4aには、挿通孔4b2に対応する位置に、下フランジボルト5aが螺合するねじ孔4a2が形成される。
そして、フランジ4の頂部近傍部2cでは、上フランジ4aの側から挿通されるフランジボルト5と、下フランジ4bの側から挿通される下フランジボルト5aで、上フランジ4aと下フランジ4bが締結固定される。
この構成によって、頂部近傍部2cで上フランジ4aと下フランジ4bを締結固定する締結部材(フランジボルト5、下フランジボルト5a)の数を増加できる。
フランジボルト5のナット(ボルトヘッド)の径が「d」である場合、比較例においては頂部ボルト間隔L3の最小値は「d」に規制される。実施例2のように、下フランジ4bの側から挿通する下フランジボルト5aを追加することによって、頂部ボルト間隔L3の最小値を「d/2」とすることができる。したがって、頂部近傍部2cで上フランジ4aと下フランジ4bを締結固定するボルトの数を比較例でのボルトの数の2倍まで増やすことができる。そして、頂部近傍部2cにおける圧縮面圧を増加させることができ、口開きの発生を好適に抑制できる。
下フランジ4bの側から挿通する下フランジボルト5aは、上フランジ4aの側から挿通するフランジボルト5と同等の部材(ボルト)であってもよいし、寸法や締結力が異なる部材であってもよい。
なお、図4の(a)には、2つの下フランジボルト5aが備わる構成を図示したが、下フランジボルト5aの数は2本に限定されない。
例えば、下フランジボルト5aがフランジボルト5より小さい部材(ボルト)の場合、フランジボルト5の間に2つ以上の下フランジボルト5aを配置することも可能である。
また、図4の(a)には、先端が上フランジ4aの側で閉塞したねじ孔4a2が図示されているが、この形状も限定されるものではない。
例えば図4の(b)に示すように、上フランジ4aに形成されるねじ孔4a2が上フランジ4aを貫通する貫通孔であってもよい。
そして、上フランジ4aのねじ孔4a2のねじ山とかみ合うねじ山が加工された締結部材(スタッド6a)が上フランジ4aの側からねじ孔4a2に螺入され、下フランジ4bの側でナット6bがスタッド6aに螺合される構成としてもよい。この構成によると、スタッド6aは上フランジ4aに形成されるねじ孔4a2に螺合する第2締結部材となる。そして、スタッド6aを上フランジ4aの側から嵌め込むことができる。
例えば、ケーシング100(図3参照)の下側の作業スペースが狭く、下フランジボルト5aを下フランジ4bの側から上フランジ4aのねじ穴4a2にねじ込む作業が困難な状況であっても、上フランジ4aの側からのスタッド6aの嵌め込みが可能であり、上フランジ4aと下フランジ4bを締結固定する作業が容易になる。
また、フランジボルト5に替わる第1締結部材として、ねじ孔4b1のねじ山にかみ合うねじ山が加工された締結部材(スタッド6c)が、上フランジ4aの側から挿通孔4a1を介してねじ孔4b1に螺入される構成としてもよい。この場合、上フランジ4aの側からナット6dがスタッド6cに嵌め込まれる構成とすれば上フランジ4aと下フランジ4bが締結固定される。
なお、フランジ4においては頂部近傍部2cが最も口開きが生じやすい領域であり、フランジボルト5や下フランジボルト5aは軸受12(図3参照)に近いほど頂部近傍部2cの口開きを抑制する効果が高くなる。したがって、フランジボルト5や下フランジボルト5aの数を増やす場合は、軸受12に近い側から増やすことが効果的である。
以上のように、実施例2では、フランジ4の頂部近傍部2cにおいて下フランジ4bの側から下フランジボルト5aが螺入されて、上フランジ4aと下フランジ4bを締結固定する締結部材(ボルト)の数が増える構成とした。この構成によって、フランジ4の頂部近傍部2cでの口開きが効果的に抑制され、圧縮機等の高圧化や大径化に充分耐えうるケーシング100とすることができる。
図5は、実施例3に係るケーシングの平面図である。
実施例3に係るケーシング200は、実施例1に係るケーシング1(図1の(a)参照)と略同等の構成であり、上ケーシング1a(図1の(a)参照)および下ケーシング1b(図1の(a)参照)からなる。
図5に示すケーシング200において、図1に示すケーシング1と同じ構成要素には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例3のケーシング200が実施例1のケーシング1と異なる点は、上ケーシング1aと下ケーシング1bを締結固定する締結部材(頂部締結ボルト7)が、軸受12が取り付けられる軸受孔11に設けられる点である。
図1の(a)に示すように、軸受孔11はケーシング1の曲面部10bの頂部10cを軸方向に貫通する貫通孔であり、その側面(内周面)は上ケーシング1aおよび下ケーシング1bの分割面で分割される。
そこで、実施例3は、上ケーシング1aと下ケーシング1bが、軸受孔11の内周面で頂部締結ボルト7によって締結固定される構成とした。
図6は、上ケーシングおよび下ケーシングが頂部締結ボルトで締結固定される状態を示す斜視図である。
図6に示すように、軸受孔11を形成する上ケーシング1aの上側内周面11a(第1内周面)には、第3締結部材となる頂部締結ボルト7を収納するために、軸受孔11の側が開口した収納空間11eが形成される。この収納空間11eは、軸受孔11の径方向外側に向かう凹状に形成されて分割面と平行な底面11e1を有し、この底面11e1は分割面から適宜な肉厚を持って形成される。そして、底面11e1には収納空間11eから分割面まで貫通する底部貫通孔11cが形成される。また、下ケーシング1bで軸受孔11を形成する下側内周面11b(第2内周面)には、分割面において底面11e1と対向する面に、底部貫通孔11cに対応する位置にねじ孔(分割面ねじ孔11d)が形成される。
そして、上ケーシング1aと下ケーシング1bとが重ね合わされたケーシング200において、頂部締結ボルト7が収納空間11eに収納される。さらに、収納空間11eに収納された頂部締結ボルト7は、底部貫通孔11cを挿通して下ケーシング1bに形成される分割面ねじ孔11dに螺入される。
なお、図6には一方の内周面のみ図示されているが、軸受孔11の対向する内周面も同様に構成されることが好ましい。
この構成によって、上ケーシング1aと下ケーシング1bは頂部締結ボルト7によって軸受孔11で締結固定される。上フランジ4aと下フランジ4bの間の口開きは、軸受孔11の内周面(上側内周面11a、下側内周面11b)を起点として生じやすい。頂部締結ボルト7は口開きの起点となる軸受孔11の内周面で上ケーシング1aと下ケーシング1bを締結固定できるため、口開きの発生を効果的に抑制できる。
頂部締結ボルト7が挿通する挿通孔がケーシング200の外部に通じるように形成される場合、頂部締結ボルト7が締結固定する位置で口開きが生じたときには挿通孔を介して高圧ガスがケーシング200の外部に漏洩する。実施例3の収納空間11eは、ケーシング200の外部に通じる挿通孔を形成しない構成であり、頂部締結ボルト7が締結固定する位置で口開きが生じたときに高圧ガスがケーシング200の外部に漏洩しない。
なお、収納空間11eの軸受孔11側の開口は軸受12(図1の(a)参照)によって閉塞されるため、この開口から高圧ガスは漏洩しない。
また、収納空間11eの高さを頂部締結ボルト7の長さ以上に形成することによって、軸受孔11の側から頂部締結ボルト7を収納空間11eに収納できる。
例えば、上ケーシング1aと下ケーシング1bを重ね合わせた後、軸受12(図1の(a)参照)を嵌め込む前に、頂部締結ボルト7で上ケーシング1aと下ケーシング1bを締結固定する手順とすればよい。
軸受孔11はケーシング200において膨出した曲面部10bの頂部10cに形成されることから、頂部締結ボルト7を収納する収納空間11eはケーシング200の端部近傍に形成される。したがって、頂部締結ボルト7を締め付ける工具を軸受孔11から容易に差し込むことができ、頂部締結ボルト7で上ケーシング1aと下ケーシング1bを締結固定する作業も容易である。
なお、図6には、1つの収納空間11eに1つの頂部締結ボルト7が収納される状態を図示したがこの構成は限定されない。例えば、1つの収納空間11eに2つ以上の頂部締結ボルト7が収納される構成であってもよい。また、2つ以上の収納空間11eが形成される構成であってもよい。
また、頂部締結ボルト7はフランジボルト5または下フランジボルト5a(図4の(a)参照)と同一規格のボルトであってもよいし、異なった規格のボルトであってもよい。
また、図6には上ケーシング1a(図1の(a)参照)の上側内周面11aに収納空間11eが形成される状態が図示されている。しかしながら、下ケーシング1b(図1の(a)参照)の下側内周面11bに収納空間11eが形成される構成であってもよい。この場合、上側内周面11aに分割面ねじ孔11dが形成される。
以上のように、実施例3におけるケーシング200(図5参照)では、図6に示すように、軸受孔11の上側内周面11aに形成される収納空間11eに収納される頂部締結ボルト7で、上ケーシング1aと下ケーシング1bを締結固定できる。このことによって、上フランジ4aと下フランジ4bの間に生じる口開きの起点となる軸受孔11で上ケーシング1aと下ケーシング1bを締結固定できる。したがって、上フランジ4aと下フランジ4bの間に生じる口開きを好適に抑制でき、圧縮機の高圧化や大径化に充分耐えうるケーシング200とすることができる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではない。例えば、前記した実施例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
例えば、ケーシング1(図1の(a)参照)に収納される機構部は圧縮機を構成するものであってもよいし、その他のターボ機械を構成するものであってもよい。
つまり、ケーシング1を、ターボ機械や圧縮機のケーシングとして利用することが可能である。
ケーシング1が圧縮機に備わる場合、回転部材として羽根車(図示せず)が備わり、軸受12(図1の(a)参照)は羽根車の回転軸を支持する。
ケーシング1がその他のターボ機械に備わる場合には、それぞれの機能を実現するための回転部材(例えば、ターボ機械が送風機の場合には羽根車)が備わり、軸受12はその回転の回転軸を支持する。
また、上下方向の中心で分割されるケーシング1に限定されず、中心より上方もしくは下方で分割されるケーシング1に本発明を適用することも可能である。
また、上下方向と直交する横方向で分割されるケーシング1に本発明を適用することも可能である。
また、ケーシング1の形状を略円筒形としたが、この形状も限定されない。例えば円筒形が上下方向や横方向に押しつぶされた扁平な形状のケーシング1に本発明を適用することも可能である。
また、本発明は、フランジ4(図1の(a)参照)の曲線部2b(図2参照)におけるフランジボルト5(図2参照)の曲線部ボルト間隔L2を、直線部2a(図2参照)におけるフランジボルト5の直線部ボルト間隔L1より広く構成した。
この構成も限定されるものではない。例えば比較例において曲線部2b以外に面圧減少量が最小となる部分がある場合、その部分におけるフランジボルト5の配置間隔を他の場所の配置間隔よりも広げる構成としてもよい。
つまり、面圧減少量が最大となる部分においてフランジボルト5の配置間隔を狭め、面圧減少量が最小となる部分においてフランジボルト5の配置間隔を広げることで、フランジ4の全体に亘って面圧減少量を均一にする構成とすればよい。
この他、本発明は、前記した実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 ケーシング
1a 上ケーシング(第1ケーシング)
1b 下ケーシング(第2ケーシング)
2a 直線部
2b 曲線部
2c 頂部近傍部
4 フランジ
4a 上フランジ(第1フランジ)
4a1 挿通孔(第1フランジを貫通する挿通孔)
4a2 ねじ孔(第1フランジに形成されるねじ孔)
4b 下フランジ(第2フランジ)
4b1 ねじ孔(第2フランジに形成されるねじ孔)
4b2 挿通孔(第2フランジを貫通する挿通孔)
5 フランジボルト(第1締結部材、締結部材)
5a 下フランジボルト(第2締結部材、締結部材)
6a スタッド(第2締結部材、締結部材)
6c スタッド(第1締結部材、締結部材)
7 頂部締結ボルト(第3締結部材)
10a 胴体部
10b 曲面部
10c 頂部
11 軸受孔(頂部貫通孔)
11a 上側内周面(第1内周面)
11b 下側内周面(第2内周面)
11c 底部貫通孔
11d 分割面ねじ孔
11e 収納空間
11e1 底面
CL 軸線
L1 直線部ボルト間隔(締結部材の配置間隔)
L2 曲線部ボルト間隔(締結部材の配置間隔)
L3 頂部ボルト間隔(締結部材の配置間隔)

Claims (9)

  1. 軸線と平行で当該軸線まわりに湾曲する胴体部と、
    前記胴体部の端部から前記軸線の位置が頂部になるように曲面状に膨出する曲面部と、
    前記曲面部の前記頂部に備わる軸受と、を含んで構成されて、
    前記軸受で支持される回転部材を有する機構部を収納し、
    前記軸線を含む分割面で分割される第1ケーシングと第2ケーシングからなり、前記分割面では前記第1ケーシングに形成される第1フランジと前記第2ケーシングに形成される第2フランジと、が面接触して複数の締結部材で締結固定され、
    前記曲面部は、該曲面部の内面および外面が外側に凸となるように膨出しており、
    前記第1フランジおよび前記第2フランジは、
    前記胴体部に沿って形成される直線部と、
    前記曲面部に沿って形成される曲線部と、
    前記頂部の近傍となる頂部近傍部と、を有し、
    前記曲線部における前記締結部材の配置間隔が、前記直線部における前記締結部材の配置間隔および前記頂部近傍部における前記締結部材の配置間隔より広いことを特徴とするケーシング。
  2. 前記頂部近傍部における前記締結部材の配置間隔が、前記直線部における前記締結部材の配置間隔よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載のケーシング。
  3. 前記締結部材は、前記第1フランジを貫通する挿通孔に挿通されて前記第2フランジに形成されるねじ孔に螺合する第1締結部材と、
    前記第2フランジを貫通する挿通孔に挿通されて前記第1フランジに形成されるねじ孔に螺合する第2締結部材と、を含んでなり、
    前記直線部および前記曲線部には前記第1締結部材が並んで配置され、
    前記頂部近傍部には、前記第1締結部材と前記第2締結部材が交互に配置されることを特徴とする請求項2に記載のケーシング。
  4. 前記第1フランジに形成されるねじ孔と前記第2フランジに形成されるねじ孔と、の少なくとも一方が貫通孔であることを特徴とする請求項3に記載のケーシング。
  5. 前記軸線を中心として前記曲面部の前記頂部を貫通して前記軸受が取り付けられる頂部貫通孔と、
    前記第1ケーシングにおいて前記頂部貫通孔の内周面を形成する第1内周面と、
    前記第2ケーシングにおいて前記頂部貫通孔の内周面を形成する第2内周面と、
    前記第1内周面または前記第2内周面の一方で前記頂部貫通孔の側が開口して前記分割面と平行な底面を有する収納空間と、
    前記収納空間の前記底面を貫通する底部貫通孔と、
    前記第1内周面と前記第2内周面のうちの前記収納空間が形成されない一方において前記分割面で前記底面に対向する面の前記底部貫通孔に対応する位置に形成される分割面ねじ孔と、を有し、
    第3締結部材が、前記収納空間に収納されて前記底部貫通孔の側から前記分割面ねじ孔に螺合していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケーシング。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケーシングを備えることを特徴とするターボ機械。
  7. 請求項5に記載のケーシングを備えることを特徴とするターボ機械。
  8. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のケーシングを備えることを特徴とする圧縮機。
  9. 請求項5に記載のケーシングを備えることを特徴とする圧縮機。
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