JP2010209419A - 原子層成長装置 - Google Patents

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望 服部
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Abstract

【課題】原子層成長装置の洗浄がより容易に行えるようにする。
【解決手段】成膜容器上部101の上部には、洗浄液を成膜室に導入するための洗浄液導入配管110を備え、洗浄液導入配管110にはバルブ111が設けられている。また、排出配管107は、排気配管108に加えて洗浄液排出配管112も接続している。排出配管107と排気配管108との接続および排出配管107と洗浄液排出配管112との接続は、切り替えバルブ113により切り替え可能としている。また、切り替えバルブ113により、排出配管107を閉じた状態とすることを可能としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気相において加熱された基板の上に原料ガスを供給することで薄膜を形成する原子層成長装置に関する。
近年、300℃程度の低温で良質な薄膜がより均質な状態で形成可能であるなどの種々の特徴を備える技術として、原子層成長(Atomic Layer Deposition:ALD)法が、注目されている。原子層成長法は、形成対象の膜を構成する各元素の原料を基板に交互に供給することにより、原子層単位で薄膜を形成する技術である。原子層成長方法では、各元素の原料を供給している間に1層あるいはn層(nは2以上の整数)だけを表面に吸着させ、余分な原料は成長に寄与させないようにしている。原子層成長方法によれば、一般的なCVDと同様に高い形状適応性と膜厚制御性を併せ持っており、より低温でより広い面積に対して均一な薄膜を再現性よく形成できる技術として、大画面のフラットパネルディスプレイ製造への適用が検討されている。
大型化に対応する原子層成長装置としては、1辺が数十cmを越える矩形の基板が対象となるため、基板に平行に(基板が延在する方向に)ガスを供給する横型の装置が一般に用いられている。横型の装置では、よく知られているように、基板に平行にガスを供給しており、装置の構成が単純であり、基板の大型化に適用しやすい構成となっている。また、原子層成長方法は、前述したように成長の自己停止作用を備えており、他の化学的気相成長法に比較し、形成される膜の状態が供給されるガスの分布にあまり影響をされない。このため、基板の大型化に伴い、ガスの供給口からの距離が大きく異なる状態となっていても、基板全域に対して均一な膜の形成が期待できる。
特開平9−272979号公報、特許請求の範囲、段落0003,0004 特開2006−351655号公報、段落0002 特開平11−097434号公報、段落0004
ところで、上述したような成長装置では、供給される原料(ガス)が装置内壁にも接するため、内壁に堆積物が付着していく。この堆積物が多くなると、堆積物の剥がれによるパーティクルが発生しやすくなり、これが製品に付着して異物となることにより製品の収率(歩留まり)が低下する。このため、装置内部のクリーニング(洗浄)が重要となり、様々な方法が提案されている(特許文献1,2,3参照)。
この中で、プラズマを用いたドライクリーニングは、実施が容易であるため、多くの方法が提案されている。しかしながら、プラズマを用いたドライクリーニングでは、プラズマを生成する機構がない場合や、プラズマでは堆積物の除去が容易ではないアルミナ成膜などの場合適用させることが容易ではない。このような場合は、溶液を用いたクリーニングや、物理的な衝撃による除去などが行われる。これらのクリーニングでは、例えば、クリーニング対象となる部分を装置本体より取り外して行う。
しかしながら、前述したように、基板の大型化に伴い装置も大型化しており、クリーニング対象となる部分も大きく、これらの取り外しや装着は、容易な作業ではない。また、一般に、成膜部(成膜室)を取り外すことは可能であるが、成膜室につながるガスの供給部や、排気部は、装置本体より取り外すことは特に容易ではない。取り外すことが困難な部分は、装置本体に接続した状態でクリーニングを行わなければならず、クリーニングをすること自体に困難が生じる。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、原子層成長装置の洗浄がより容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明に係る原子層成長装置は、成膜対象の基板が配置される成膜室と、原料ガス,酸化ガス,およびパージガスを含む原子層成長のためのガスを成膜室に導入するためのガス導入配管と、成膜室の内部を排気する排気手段と、成膜室に洗浄のための液体を導入するための洗浄液導入配管と、成膜室に導入された液体を排出するための洗浄液排出配管と、洗浄液導入配管に設けられた第1バルブと、洗浄液排出配管に設けられた第2バルブと、排気手段と成膜室の側との間に設けられた第3バルブとを少なくとも備える。
上記原子層成長装置において、成膜室に接続する排出配管を備え、第2バルブおよび第3バルブは、排出配管の接続先を排気手段の側,洗浄液排出配管,および閉状態とに切り替える切り替えバルブにより一体に構成されているようにしてもよい。
上記原子層成長装置において、成膜室に超音波を印加する超音波発生手段を備えるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、成膜室に洗浄のための液体を導入するための洗浄液導入配管と、成膜室に導入された液体を排出するための洗浄液排出配管と、洗浄液導入配管に設けられた第1バルブと、洗浄液排出配管に設けられた第2バルブと、排気手段と成膜室の側との間に設けられた第3バルブとを備えるようにしたので、原子層成長装置の洗浄がより容易に行えるようになるという優れた効果が得られる。
本発明の実施の形態1における原子層成長装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態2における原子層成長装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態3における原子層成長装置の構成を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
始めに、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態における原子層成長装置の構成を示す構成図である。図1では、装置の一部構成の断面を模式的に示している。
この原子層成長装置は、まず、成膜容器上部101および成膜容器下部102を備える。成膜容器上部101および成膜容器下部102で囲われた領域が、成膜室となる。成膜容器上部101は、例えば、石英から構成されている。一方、成膜容器下部102は、例えば、耐熱合金から構成されている。また、成膜容器下部102の中央部には、処理対象の基板が載置される基板載置部103が配置され、基板載置部103の下部にはヒータ部104が接続されている。基板載置部103は、ヒータ部104による加熱を基板に均一に伝導するための均熱板の機能を備えている。この原子層成長装置は、いわゆるコールドウォール型と呼ばれ、基板載置部103の上に載置される基板を直接加熱するものであり、成膜容器上部101などはあまり加熱されない。
また、成膜容器下部102を介して成膜室に原料ガス,酸化ガス,およびパージガスなどのプロセスガスを供給するガス供給配管105と、ガス供給配管105に設けられたバルブ106を備える。また、成膜室の内部よりガスや液体などを排出するための排出配管107と、排出配管107に接続する排気配管(排気手段の側)108を備える。排気配管108は真空ポンプ109に接続し、成膜室を排気可能としている。
また、成膜容器上部101の上部には、洗浄液を成膜室に導入するための洗浄液導入配管110を備え、洗浄液導入配管110にはバルブ(第1バルブ)111が設けられている。また、排出配管107は、排気配管108に加えて洗浄液排出配管112も接続している。排出配管107と排気配管108との接続および排出配管107と洗浄液排出配管112との接続は、切り替えバルブ113により切り替え可能としている。また、切り替えバルブ113により、排出配管107を閉じた状態とすることを可能としている。また、成膜容器上部101には、超音波発生部114が接続し、成膜室に超音波振動を印加可能としている。
また、成膜容器上部101および成膜容器下部102は、これらの接続部にシール用オーリング121を備え、気密に接続している。同様に、成膜容器下部102および基板載置部103は、これらの接続部にシール用オーリング121を備え、気密に接続している。また、基板載置部103およびヒータ部104は、昇降機構122により昇降可能とされている。昇降機構122により基板載置部103およびヒータ部104を下降させれば、基板載置部103が成膜容器下部102より離間し、成膜室内が大気開放状態となる。このように、基板載置部103が成膜容器下部102より離間して大気開放状態とすることで、成膜室内部に対する処理対象基板の搬入および搬出を行う。
この原子層成長装置では、バルブ106を閉じ、切り替えバルブ113により排出配管107を閉じた状態とし、バルブ111を開け、洗浄液導入配管110より成膜室内に洗浄液を導入することで、成膜室を洗浄液で洗浄可能としている。また、切り替えバルブ113の切り替えにより、排出配管107と洗浄液排出配管112とを接続させれば、成膜室内に導入された洗浄液を排出することが可能となる。
以下、本実施の形態における原子層成長装置の洗浄方法についてより詳細に説明する。まず、バルブ106を閉状態とする。また、切り替えバルブ113を切り替え、排出配管107が排気配管108および洗浄液排出配管112のいずれにも接続せずに閉じられた状態とする。なお、昇降機構122により基板載置部103およびヒータ部104は上昇させ、基板載置部103と成膜容器下部102とが気密に接続した状態としておく。また、成膜室は大気圧の状態としておく。
次に、バルブ111を開状態とし、洗浄液導入配管110よりメタノールなどのアルコールを導入し、成膜室をアルコールで充填し、例えば、20分間放置する。このとき、バルブ111は閉じておく。ここで、超音波発生部114を動作させ、超音波発生部114より発生した超音波を、成膜室に充填したアルコールに印加させるようにしてもよい。次に、切り替えバルブ113を切り替えて排出配管107と洗浄液排出配管112とを接続させ、成膜室に充填しているアルコールを排出する。
上述したように成膜室に導入したアルコールは、原子層成長過程において、原料ガスなどが接触する装置(成膜室)の内壁に、原料ガスと同様に接触することになる。この結果、上述したアルコール(有機溶媒)による成膜室の洗浄により、成膜室の内壁に付着している有機物およびパーティクルの原因となる粉状の堆積物などを除去することができる。
次に、切り替えバルブ113を切り替え、排出配管107が排気配管108および洗浄液排出配管112のいずれにも接続せずに閉じられた状態とする。次いで、バルブ111を開状態とし、洗浄液導入配管110より希弗酸を導入し、成膜室を希弗酸で充填し、例えば、20分間放置する。このとき、バルブ111は閉じておく。ここで、超音波発生部114を動作させ、超音波発生部114より発生した超音波を、成膜室に充填した希弗酸に印加させるようにしてもよい。次に、切り替えバルブ113を切り替えて排出配管107と洗浄液排出配管112とを接続させ、成膜室に充填している希弗酸を排出する。
上述したように成膜室に導入した希弗酸は、原子層成長過程において、原料ガスなどが接触する装置の内壁に、原料ガスと同様に接触することになる。従って、上述した希弗酸による成膜室の洗浄により、酸化アルミニウムなどの金属酸化物による堆積物を除去することができる。
次に、切り替えバルブ113を切り替え、排出配管107が排気配管108および洗浄液排出配管112のいずれにも接続せずに閉じられた状態とする。次いで、バルブ111を開状態とし、洗浄液導入配管110より純水を導入し、成膜室を純水で充填し、例えば、20分間放置する。このとき、バルブ111は閉じておく。ここで、超音波発生部114を動作させ、超音波発生部114より発生した超音波を、成膜室に充填した純水に印加させるようにしてもよい。次に、切り替えバルブ113を切り替えて排出配管107と洗浄液排出配管112とを接続させ、成膜室に充填している純水を排出する。
上述した純水による成膜室の処理は、いわゆるリンス処理であり、成膜室内に残っているアルコールや希弗酸を純水に溶解させることで除去するものである。
次に、バルブ106およびバルブ111は閉じた状態とし、切り替えバルブ113を切り替えて排出配管107と排気配管108とを接続させ、真空ポンプ109を動作させ、密閉された成膜室を真空排気する。引き続いて、ヒータ部104を動作させ、基板載置部103を介して成膜室を加熱する。この排気と加熱により、成膜室の内部を乾燥させる。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、装置の一部を取り外すことなく、装置の内部を洗浄することが可能となる。なお、上述では、切り替えバルブ113を切り替えることで、真空排気と洗浄液などの排出とを切り替えるようにしたが、これに限るものではない。真空排気の系と、洗浄液等の排出系とを個別に設け、各々にバルブを設けるようにしてもよい。
ここで、上述した原子層成長装置を用いた原子層成長について、例えば、酸化アルミニウムの膜を形成する場合を例にして説明する。
まず、原子層成長装置の成膜室の内部にガラス基板を搬入して基板載置部103の上に載置する。次に、昇降機構122により基板載置部103およびヒータ部104を上昇させ、基板載置部103を成膜容器下部102に接続させ、成膜容器上部101および成膜容器下部102による成膜室を密閉状態とする。次に、切り替えバルブ113を切り替えて排出配管107と排気配管108とを接続させ、また、真空ポンプ109を動作させて成膜室内を2〜3Pa程度の圧力とする。また、ヒータ部104を動作させ、ガラス基板を250℃程度に加熱する。なお、ガラス基板の加熱は、一連の薄膜形成が終了するまで継続される。
この状態で、バルブ106を開状態とし、図示しない原料ガス供給部から供給されるTMA(トリメチルアルミニウム)からなる原料ガスを、ガス供給配管105から成膜室に導入し、ガラス基板の上に原料ガスが供給された状態とする。原料ガスの供給は、例えば0.1〜0.5秒間行う。このことにより、ガラス基板の上に原料であるTMA分子(有機化合物)が吸着した吸着層が形成される。なお、原料ガスの供給において、真空ポンプ109による排気を継続させてもよい。
次に、成膜室への原料ガスの導入を停止し、成膜室より原料ガスを排出する。例えば、成膜室の内部を真空ポンプ109により排気する状態で、図示しないパージガス導入部から供給されるパージガスをガス供給配管105から成膜室に導入し、ガラス基板に吸着(化学吸着)したもの(吸着層)以外の余剰ガスを、成膜室から除去(パージ)する。
次に、図示しない酸化ガス供給部から供給される例えばオゾンガスを、ガス供給配管105から成膜室の内部に導入し、オゾンガスを吸着層の表面に供給する。このオゾンガスにより、ガラス基板の表面に吸着している吸着層が酸化され、ガラス基板の表面にアルミニウム1原子層分の酸化アルミニウム層が形成された状態となる。オゾンガスの供給は、約0.2秒間とする。なお、オゾンガスの供給において、真空ポンプ109による排気を継続させてもよい。
次に、成膜室へのオゾンガスの導入を停止し、成膜室よりオゾンガスを排出する。例えば、成膜室の内部を真空ポンプ109により排気する状態で、図示しないパージガス導入部から供給されるパージガスをガス供給配管105から成膜室に導入し、成膜室の内部からオゾンガスを除去(パージ)する。
次に、ガラス基板の上に前述同様に原料ガスを供給し、酸化アルミニウム層の上に新たな吸着層を形成する。次に、成膜室への原料ガスの導入を停止し、成膜室より原料ガスを排出する。例えば、成膜室の内部を真空ポンプにより排気する状態で、パージガスを導入して余剰ガスを成膜室から除去する。
次に、成膜室の内部に前述同様にオゾンガスを導入してTMA分子層(吸着層)の表面に供給する。オゾンガスの供給は、約0.2秒間とする。このことにより、既に形成されている酸化アルミニウム層の表面に吸着している吸着層が酸化され、酸化アルミニウム層の表面にアルミニウム1原子層分の新たな酸化アルミニウム層が形成される。
以上説明したように、吸着→原料ガス排出→酸化→酸化ガス排出の一連の基本工程により、ガラス基板の上に、酸化アルミニウム層が形成されるようになる。このような原子層成長による酸化アルミニウム層(酸化アルミニウム膜)の形成工程を繰り返し、所望の膜厚の酸化アルミニウム膜を基板の上に形成する。このような成膜処理を繰り返すことで、成膜室の内壁に堆積物が5μm程度形成された後、本実施の形態による前述した洗浄を行うようにすればよい。
原子層成長による成膜を行った後に洗浄する場合、まず、バルブ106を閉状態とし、また、切り替えバルブ113を切り替えて排出配管107と排気配管108との接続を切り離す。また、図示しないリーク機構により成膜室内を大気圧状態にまで減圧する。なお、ヒータ部104の動作は停止し、成膜室の温度を室温(22℃)程度にまで低下させておく。この状態としてから、前述同様に洗浄を行えばよい。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2における原子層成長装置は、装置本体上部201と装置本体下部202とを備える。これらによる装置本体内部には、まず、成膜対象の基板(不図示)が配置され、ガスが一端より供給されて他端より排気される成膜室203を備える。図2は、基板を横に配置する場合について例示しており、本例では、成膜に用いるガスが基板の延在する方向に流れるように、紙面右側より紙面左側にかけて流れていく。なお、基板を横に置くものに限るものではない。成膜室203は、例えば石英から構成されている。
また、成膜室203の下部には下部ヒータ204aを備え、成膜室203の上部には、上部ヒータ204bを備える。この原子層成長装置は、いわゆるホットウォール型と呼ばれ、下部ヒータ204aおよび上部ヒータ204bにより、成膜室203の全体を加熱する。また、成膜室203の一端側の装置本体外部には、ゲート205を備える基板搬入部206が配置されている。基板搬入部206は、連通部207により装置本体に接続されている。ゲート205を開け、成膜対象の基板を成膜室203に搬入し、基板を搬入した後、ゲート205を閉じる。また、基板の上に膜を形成した後、ゲート205を開けて基板を搬出し、この後、ゲート205を閉じる。
また、装置本体の内部において、成膜室203の一端には、ガス導入部209が接続している。また、ガス導入部209は、連通部208および装置本体側部の連通孔により、装置本体外側の連通部207に接続している。一方、装置本体の内部において、成膜室203の他端には、排気連通部210が接続している。ここで、本実施の形態では、排気連通部210は、上述した一連の接続方向に伸縮可能とされている。また、連通部207,連通部208,ガス導入部209,および排気連通部210は、例えば、ステンレス鋼から構成されている。
また、下部ヒータ204aおよび成膜室203は、支持機構211により支持台212の上に支持されている。また、排気連通部210は、装置本体側部の連通孔を介して排気管213に接続している。また、排気管213と排気連通部210との間には、成膜室203の側を密閉するための密閉バルブ(第3バルブ)235が設けられている。加えて、排気管213は、真空ポンプ222に接続している。
また、基板搬入部206と連通部207、連通部207と装置本体側部外側、装置本体側部内側と連通部208、連通部208とガス導入部209、ガス導入部209と成膜室203、成膜室203と排気連通部210、排気連通部210と装置本体側部内側は、オーリングが配置されて気密に構成されたシール部214を介して接続されている。また、ガス導入部209には、ガス導入配管221が接続され、各ガス供給部より供給された成膜に用いる各ガスが導入可能とされている。なお、ガス導入配管221には、バルブ223が設けられている。
また、本実施の形態における原子層成長装置は、ガス導入部209に、洗浄液導入配管231が接続され、成膜室203およびこれに連通する空間に、洗浄液などを導入可能としている。なお、洗浄液導入配管231には、バルブ(第1バルブ)232が設けられている。また、連通部207に、洗浄液排出配管233が接続されている。洗浄液排出配管233にも、バルブ(第2バルブ)234が設けられている。また、排気連通部210には、振動伝達部236を介して超音波発生部237が設けられており、成膜室203に超音波振動を印加可能としている。
なお、この原子層成長装置は、支持台212を装置本体下部202より離間させる(下降させる)ことで、下部ヒータ204aとともに成膜室203を装置本体より取り外すことができる。これにより、成膜室203は、ガス導入部209および排気連通部210より離脱する。また、支持台212を上昇させて装置本体下部202に接続することで、成膜室203を、ガス導入部209および排気連通部210に接続させることができる。
この原子層成長装置では、バルブ223およびバルブ234を閉じ、ゲート205を閉じ、密閉バルブ235を閉じた状態で、バルブ232を開け、洗浄液導入配管231より成膜室203およびこれに連通する領域に洗浄液を導入することで、成膜室203およびこれに連通する領域を洗浄液で洗浄可能としている。また、バルブ234を開放することで、成膜室203に導入された洗浄液を排出することが可能となる。
以下、本実施の形態における原子層成長装置の洗浄方法についてより詳細に説明する。まず、バルブ223を閉状態とする。また、バルブ234を閉状態とする。加えて、ゲート205および密閉バルブ235を閉じる。これにより、ゲート205から密閉バルブ235までの成膜室203に連通する空間が密閉された状態となる。なお、成膜室203は大気圧の状態としておく。
次に、バルブ232を開状態とし、洗浄液導入配管231よりメタノールなどのアルコールを導入し、成膜室203をアルコールで充填する。また、この状態を、例えば20分間放置する。このとき、バルブ232は閉じておく。ここで、超音波発生部237を動作させ、超音波発生部237より発生した超音波を、成膜室203に充填したアルコールに印加させるようにしてもよい。次に、バルブ234を開状態とし、成膜室203に充填しているアルコールを排出する。
上述したように成膜室203に導入したアルコールは、原子層成長過程において、原料ガスなどが接触する装置(成膜室203)の内壁に、原料ガスと同様に接触することになる。この結果、上述したアルコール(有機溶媒)による成膜室203の洗浄により、成膜室203の内壁に付着している有機物およびパーティクルの原因となる粉状の堆積物などを除去することができる。
次に、バルブ234を閉じ、バルブ232を開状態とし、洗浄液導入配管231より希弗酸を導入し、成膜室203を希弗酸で充填する。またこの状態を、例えば、20分間放置する。このとき、バルブ232は閉じておく。ここで、超音波発生部237を動作させ、超音波発生部237より発生した超音波を、成膜室203に充填した希弗酸に印加させるようにしてもよい。次に、バルブ234を開状態とし、成膜室203に充填している希弗酸を排出する。
上述したように成膜室203に導入した希弗酸は、原子層成長過程において、原料ガスなどが接触する装置の内壁に、原料ガスと同様に接触することになる。従って、上述した希弗酸による成膜室203の洗浄により、酸化アルミニウムなどの金属酸化物による堆積物を除去することができる。
次に、バルブ234を閉じ、バルブ232を開状態とし、洗浄液導入配管231より純水を導入し、成膜室203を純水で充填する。この状態を、例えば、20分間放置する。このとき、バルブ232は閉じておく。ここで、超音波発生部237を動作させ、超音波発生部237より発生した超音波を、成膜室203に充填した純水に印加させるようにしてもよい。次に、バルブ234を開状態とし、成膜室203に充填している純水を排出する。
上述した純水による成膜室203の処理は、いわゆるリンス処理であり、成膜室203内に残っているアルコールや希弗酸を純水に溶解させることで除去するものである。
次に、バルブ223,バルブ232,およびバルブ234は閉じた状態とし、また、ゲート205を閉じた状態とし、密閉バルブ235を開放状態とし、真空ポンプ109を動作させ、密閉された成膜室203およびこれに連通する空間を真空排気する。引き続いて、下部ヒータ204aおよび上部ヒータ204b動作させ、成膜室203を加熱し、また、成膜室203に連通する空間を加熱する。この排気と加熱により、成膜室203およびこれに連通する空間を乾燥させる。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、装置の一部を取り外すことなく、装置の内部を洗浄することが可能となる。前述したように、下部ヒータ204aとともに成膜室203を装置本体より取り外すことが可能である。しかしながら、これらの着脱は、例えば、多数のボルトの着脱など、多くの手間を必要とし、場合によっては、熟練した作業が必要になる場合もあり、簡単な作業ではない。本実施の形態によれば、これらの複雑な作業を必要とせずに、装置の洗浄を行うことが可能となる。
ここで、上述した原子層成長装置を用いた原子層成長について、例えば、酸化アルミニウムの膜を形成する場合を例にして説明する。まず、原子層成長装置の成膜室203の内部にガラス基板を搬入して載置する。例えば、基板搬入部206に接続する図示しないロードロック室を介し、ゲート205を開けることで、ガラス基板を成膜室203に搬入できる。ガラス基板を搬入した後、ゲート205は閉じる。次に、真空ポンプ222を動作させて成膜室203内を2〜3Pa程度の圧力とする。また、下部ヒータ204aおよび上部ヒータ204bを動作させ、ガラス基板を250℃程度に加熱する。なお、ガラス基板の加熱は、一連の薄膜形成が終了するまで継続される。
この状態で、図示しない原料ガス供給部から供給されるTMAからなる原料ガスを、ガス導入配管221から成膜室203に導入し、ガラス基板の上に原料ガスが供給された状態とする。原料ガスの供給は、例えば0.1〜0.5秒間行う。このことにより、ガラス基板の上に原料であるTMA分子(有機化合物)が吸着した吸着層が形成される。なお、原料ガスの供給において、真空ポンプ222による排気を継続させてもよい。
次に、成膜室203への原料ガスの導入を停止し、成膜室203より原料ガスを排出する。例えば、成膜室203の内部を真空ポンプ222により排気する状態で、窒素やアルゴンなどの不活性ガス(パージガス)を導入することで、ガラス基板に吸着(化学吸着)したもの(吸着層)以外の余剰ガスを、成膜室203から除去(パージ)する。なお、図2では、パージガスを導入する機構については省略している。
次に、図示しない酸化ガス供給部から供給される例えばオゾンガスを、ガス導入配管221から成膜室203の内部に導入し、オゾンガスを吸着層の表面に供給する。このオゾンガスの供給は、約0.2秒間とする。
供給されたオゾンガスにより、ガラス基板の表面に吸着している吸着層が酸化され、ガラス基板の表面にアルミニウム1原子層分の酸化アルミニウム層が形成された状態となる。なお、オゾンガスの供給において、真空ポンプ222による排気を継続させてもよい。
次に、成膜室203へのオゾンガスの導入を停止し、成膜室203よりオゾンガスを排出する。例えば、成膜室203の内部を真空ポンプ222により排気する状態で、図示しないパージガス導入部よりパージガスを導入して成膜室203の内部からオゾンガスを除去(パージ)する。
次に、ガラス基板の上に前述同様に原料ガスを供給し、酸化アルミニウム層の上に新たな吸着層を形成する。次に、成膜室203への原料ガスの導入を停止し、成膜室203より原料ガスを排出する。例えば、成膜室203の内部を真空ポンプにより排気する状態で、パージガスを導入して余剰ガスを成膜室203から除去する。
次に、成膜室203の内部に前述同様にオゾンガスを導入し、導入したオゾンガスをTMA分子層(吸着層)の表面に供給する。オゾンガスの供給は、約0.2秒間とする。このことにより、既に形成されている酸化アルミニウム層の表面に吸着している吸着層が酸化され、酸化アルミニウム層の表面にアルミニウム1原子層分の新たな酸化アルミニウム層が形成される。
以上説明したように、吸着→原料ガス排出→酸化→酸化ガス排出の一連の基本工程により、ガラス基板の上に、酸化アルミニウム層が形成されるようになる。このような原子層成長による酸化アルミニウム層(酸化アルミニウム膜)の形成工程を繰り返した後、本実施の形態によれば、前述した洗浄を行うようにすればよい。
原子層成長による成膜を行った後に洗浄する場合、まず、処理済みの基板を搬出する。次に、バルブ223およびバルブ234を閉状態とし、また、密閉バルブ235も閉状態とする。この状態で、図示しないリーク機構により成膜室内を大気圧状態にまで減圧する。なお、下部ヒータ204aおよび上部ヒータ204bの動作は停止し、成膜室203の温度を室温(22℃)程度にまで低下させておく。次いで、リーク機構を停止し、ゲート205から密閉バルブ235にかけての成膜室203に連通する空間を密閉状態とする。この状態としてから、前述同様に洗浄を行えばよい。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3における原子層成長装置は、前述した実施の形態2における超音波発生部237を備えず、洗浄を行うときに、成膜室203に超音波振動子301を導入するようにしたものである。本実施の形態における原子層成長装置では、装置外部に配置された給電部302から、連通部207に設けられた端子303を介し、導入した超音波振動子301に対して給電がなされる。端子303は、連通部207と絶縁分離されている。また、超音波振動子301は、成膜対象の基板と同様に、成膜室203に対して搬入搬出する。他の構成は、前述した実施の形態2と同様である。
101…成膜容器上部、102…成膜容器下部、103…基板載置部、104…ヒータ部、105…ガス供給配管、106…バルブ、107…排出配管、108…排気配管(排気手段の側)、109…真空ポンプ、110…洗浄液導入配管、111…バルブ、112…洗浄液排出配管、113…切り替えバルブ、114…超音波発生部、121…シール用オーリング、122…昇降機構。

Claims (3)

  1. 成膜対象の基板が配置される成膜室と、
    原料ガス,酸化ガス,およびパージガスを含む原子層成長のためのガスを前記成膜室に導入するためのガス導入配管と、
    前記成膜室の内部を排気する排気手段と、
    前記成膜室に洗浄のための液体を導入するための洗浄液導入配管と、
    前記成膜室に導入された液体を排出するための洗浄液排出配管と、
    前記洗浄液導入配管に設けられた第1バルブと、
    前記洗浄液排出配管に設けられた第2バルブと、
    前記排気手段と前記成膜室の側との間に設けられた第3バルブと
    を少なくとも備えることを特徴とする原子層成長装置。
  2. 請求項1記載の原子層成長装置において、
    前記成膜室に接続する排出配管を備え、
    前記第2バルブおよび前記第3バルブは、前記排出配管の接続先を前記排気手段の側,前記洗浄液排出配管,および閉状態とに切り替える切り替えバルブにより一体に構成されている
    ことを特徴とする原子層成長装置。
  3. 請求項1または2記載の原子層成長装置において、
    前記成膜室に超音波を印加する超音波発生手段を備える
    ことを特徴とする原子層成長装置。
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