JP2002075882A - 基板処理装置及び基板処理装置用ロードロックチャンバー並びに基板処理装置におけるロードロックチャンバーのクリーニング方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理装置用ロードロックチャンバー並びに基板処理装置におけるロードロックチャンバーのクリーニング方法

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JP2002075882A
JP2002075882A JP2000267771A JP2000267771A JP2002075882A JP 2002075882 A JP2002075882 A JP 2002075882A JP 2000267771 A JP2000267771 A JP 2000267771A JP 2000267771 A JP2000267771 A JP 2000267771A JP 2002075882 A JP2002075882 A JP 2002075882A
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Hiroki Nakayama
広樹 中山
Yoshihiro Katsumata
好弘 勝俣
Nobuyuki Takahashi
信行 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードロックチャンバー内のパーティクルや
堆積物を充分に除去することができるようにする。 【解決手段】 内部で基板9に対して所定の処理がなさ
れる処理チャンバー11,12,13に気密に接続され
ているセパレーションチャンバー3にロードロックチャ
ンバー2が気密に接続され、搬送機構がロードロックチ
ャンバー2及びセパレーションチャンバー3を経由して
大気側と処理チャンバー11,12,13との間で基板
9の搬送を行う。ロードロックチャンバー2は人が手に
持てる大きさ及び重量であるとともに、1枚のみの基板
9を収容するものであり、ロードロックチャンバー2内
には搬送のための機構は存在しない。ロードロックチャ
ンバー2は、セパレーションチャンバー3から完全に切
り離すことができるよう接続されており、切り離した
後、洗浄液を使用して内壁面がクリーニングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、内部で基板の
表面に所定の処理を施す処理チャンバーを備えた基板処
理装置に関するものであり、特に、この種の装置に通常
備えられるロードロックチャンバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】基板の表面に所定の処理を施すことは、
LSI(大規模集積回路)等の電子デバイスや液晶ディ
スプレイ(LCD)等の表示装置の製作の際に盛んに行
われている。例えば、LSIの製作工程では、各種導電
膜や絶縁膜を表面に作成する成膜処理や表面を所定のパ
ターンに加工するエッチング処理等が行われている。ま
た、LCDの製作においては、ガラス基板の表面に透明
導電膜を形成する処理等が行われている。
【0003】このような基板処理を行う基板処理装置に
は、大きく分けて、複数の基板を一括して処理するバッ
チ式の装置と、基板を一枚ずつ処理する枚葉式の装置が
ある。バッチ式装置は、加熱炉を使用した酸化装置等で
よく見られるが、成膜装置やエッチング装置等では、基
板相互の処理の均一性や再現性を考慮して枚葉式の装置
が多い。
【0004】枚葉式装置の最も単純な構成は、所定の処
理を行う処理チャンバーがあり、この処理チャンバーに
対して基板を一枚ずつ搬入して処理し、一枚ずつ取り出
す構成である。しかしながら、この構成では、基板の出
し入れの際に処理チャンバーの内部が外部の雰囲気に晒
されてしまい、処理の品質を損ねるという問題がある。
特に、成膜装置やエッチング装置等のように、処理チャ
ンバーが真空を利用する真空チャンバーである場合、基
板の出し入れの際に大気に開放されると、処理の度に真
空排気を行わなければならず、生産性が悪いという問題
がある。
【0005】このような問題のため、通常は、基板の出
し入れの際に基板が一時的に収容されるロードロックチ
ャンバーを設け、このロードロックチャンバーを処理チ
ャンバーに対して気密に接続するようにする。処理チャ
ンバーとロードロックチャンバーとの間のゲートバルブ
が開いている時は、ロードロックチャンバーの大気側の
ゲートバルブは閉じられ、処理チャンバーは直接大気に
晒されない構成とされる。このようなロードロックチャ
ンバーを備えた基板処理装置では、通常、複数枚の基板
をロードロックチャンバー内に収容可能に構成される。
具体的には、ロードロックチャンバー内には、基板を1
0〜20数枚程度収容可能なカセットが設けられてい
る。
【0006】また、ロードロックチャンバーの外には、
ロードロックチャンバー内のカセット(以下、ロック内
カセット)と同様の構造のカセット(以下、外部カセッ
ト)が設けられている。そして、外部カセットとロック
内カセットとの間で基板の搬送を行う機構としてオート
ローダと呼ばれる機構が設けられている。オートローダ
は、未処理の基板を外部カセットから一枚ずつ取り出し
てロック内カセットに収容するとともに、処理済みの基
板を一枚ずつロック内カセットから取り出して外部カセ
ットに収容するようになっている。オペレータは、所定
数の未処理の基板を収容した外部カセットを装置のロー
ドステーションにセットし、所定数の処理済みの基板が
収容されている外部カセットを回収する作業を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の基板処
理装置において、ロードロックチャンバー内のカセット
の基板収容枚数が多くなる傾向にある。これは、ロード
ロックチャンバーの大気開放回数をなるべく少なくした
いという事情がある。ロードロックチャンバーの大気側
のゲートバルブを開けてロードロックチャンバーを大気
に開放すると、ゲートバルブを締めて再び所定の真空圧
力まで排気するのに時間を要してしまう。この排気動作
の回数が多くなると、装置全体の生産性が低下する恐れ
がある。このため、従来の装置では、ロードロックチャ
ンバー内の基板収容枚数を多くし、一回の大気開放の際
に多数の未処理の基板をロック内カセットに収容した
り、処理済みの基板を多数ロック内カセットから回収す
るようにしている。
【0008】しかしながら、基板収容枚数が多くなる
と、必然的にロック内カセットが大型化する。これに伴
い、ロードロックチャンバー自体も大型化する傾向があ
る。ロードロックチャンバーが大型化すると、真空に排
気すべき空間が大きくなるから、所定の到達圧力まで排
気するのに要する時間が長くなってしまう。従って、せ
っかく多数の基板を収容できるようにして排気動作の回
数を少なくしても、一回の排気動作の所要時間が長くな
ってしまい、生産性の向上にあまり貢献できない。
【0009】ロードロックチャンバーの大型化で特に問
題となるのは、ロードロックチャンバー内のクリーニン
グの点である。前述したように、ロードロックチャンバ
ーは、装置への基板の搬入や装置からの基板の搬出の
際、大気に開放される。この大気開放の際、大気中に存
在する塵や埃、異物、不純物ガス等の基板の表面を汚損
する微粒子(以下、パーティクルと総称する)がロード
ロックチャンバー内に進入することがある。このような
パーティクルがロードロックチャンバーに進入して内壁
面に多く付着していると、内壁面から遊離して基板の表
面に付着する可能性が高くなる。
【0010】また、処理チャンバー内のプロセスガスが
ロードロックチャンバーに進入した際、ロードロックチ
ャンバーの内壁面に堆積物を生じさせる場合がある。こ
れは、例えば処理チャンバー内での処理が成膜処理であ
る場合に生じ易い。このような堆積物が自重や内部応力
等により剥離すると、パーティクルになり易い。このよ
うなことを考慮し、ロードロックチャンバーは、定期的
に(所定回数の処理毎に)内部をクリーニングし、付着
パーティクルや堆積物を除去する必要がある。
【0011】ロードロックチャンバーのクリーニング
は、清浄な布等により内壁面を拭くことにより行われて
いる。しかしながら、この方法ではパーティクルや堆積
物を充分に除去することができない問題がある。ロード
ロックチャンバーを装置から完全に切り離すことができ
れば、純水による洗浄等、他のクリーニング方法も採用
できる可能性があるが、ロードロックチャンバーの大型
化により、装置から切り離すことは現状では困難であ
る。即ち、ロードロックチャンバーは装置に固定されて
おり、人が手に持って切り離すことができるようにはな
っていない。本願の発明は、かかる課題を解決するため
になされたものであり、パーティクルや堆積物を充分に
除去することができるという技術的意義がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の請求項1記載の発明は、内部で基板に対して
所定の処理がなされる処理チャンバーと、処理チャンバ
ー又は処理チャンバーに気密に連続している他のチャン
バーに気密に接続されたロードロックチャンバーと、ロ
ードロックチャンバーを経由して大気側と処理チャンバ
ーとの間で基板の搬送を行う搬送機構とを備えた基板処
理装置において、前記ロードロックチャンバーは、前記
処理チャンバー又は前記他のチャンバーから完全に切り
離した状態で内壁面をクリーニングすることができるよ
う前記処理チャンバー又は前記他のチャンバーに気密に
接続されているという構成を有する。また、上記課題を
解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の
構成において、前記ロードロックチャンバーは、人が手
に持てる大きさ及び重量であるという構成を有する。ま
た、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、
前記請求項2の構成において、前記ロードロックチャン
バーは、1枚の基板のみを収容するものであるという構
成を有する。また、上記課題を解決するため、請求項4
記載の発明は、前記請求項1、2又は3の構成におい
て、前記搬送機構は、大気側、前記処理チャンバー又は
前記他のチャンバーに設けられており、前記ロードロッ
クチャンバー内には搬送のための機構は存在しないとい
う構成を有する。また、上記課題を解決するため、請求
項5記載の発明は、内部で基板に対して所定の処理がな
される処理チャンバーを備えた基板処理装置のその処理
チャンバー又はその処理チャンバーに気密に連続してい
る他のチャンバーに気密に接続される基板処理装置用ロ
ードロックチャンバーであって、前記処理チャンバー又
は前記他のチャンバーから完全に切り離した状態で内壁
面をクリーニングすることができるよう前記処理チャン
バー又は前記他のチャンバーに気密に接続することが可
能なものであり、人が手に持てる大きさ及び重量であっ
て、1枚の基板のみを収容するものであるという構成を
有する。また、上記課題を解決するため、請求項6記載
の発明は、内部で基板に対して所定の処理がなされる処
理チャンバーと、処理チャンバー又は処理チャンバーに
気密に連続している他のチャンバーに気密に接続された
ロードロックチャンバーと、ロードロックチャンバーを
経由して大気側と処理チャンバーとの間で基板の搬送を
行う搬送機構とを備えた基板処理装置において、当該ロ
ードロックチャンバーを前記処理チャンバー又は前記他
のチャンバーから完全に切り離した後、当該ロードロッ
クチャンバーの内壁面をクリーニングする方法であると
いう構成を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態(以
下、実施形態)について説明する。図1は、本願発明の
実施形態の基板処理装置の正面断面概略図、図2は図1
に示す装置の平面概略図である。図1は、図2のX−X
での断面図になっている。図1及び図2に示す装置は、
内部で基板9に対して所定の処理がなされる処理チャン
バー11,12,13と、処理チャンバー11,12,
13に対して気密に連続しているロードロックチャンバ
ー2と、ロードロックチャンバー2を経由して大気側と
処理チャンバー11,12,13との間で基板9の搬送
を行う搬送機構とを備えている。
【0014】本実施形態の装置では、真ん中にセパレー
ションチャンバー3が設けられている。そして、セパレ
ーションチャンバー3の一方の側に処理チャンバー1
1,12,13が気密に接続されており、他方の側にロ
ードロックチャンバー2が気密に接続されている。つま
り、処理チャンバー11,12,13とロードロックチ
ャンバー2とは、気密に連続している。「気密に連続し
ている」とは、気密な状態が連続するよう直接的又は間
接的に接続されているという意味である。
【0015】各チャンバー11,12,13,2,3は
専用又は兼用の排気系101,201,301を備えた
気密な真空容器である。また、各ロードロックチャンバ
ー2とセパレーションチャンバー3との境界部分、及
び、各処理チャンバー11,12,13とセパレーショ
ンチャンバー3との境界部分にはそれぞれゲートバルブ
5が設けられている。
【0016】搬送機構としては、本実施形態では、二つ
の機構が設けられている。一つは、大気側と各ロードロ
ックチャンバー2内との間で基板9を搬送するオートロ
ーダ41である。他の一つは、セパレーションチャンバ
ー3内に設けられた搬送ロボット42である。搬送ロボ
ット42は、セパレーションチャンバー3を経由し、各
ロードロックチャンバー2と各処理チャンバー11,1
2,13との間、又は、三つの処理チャンバー11,1
2,13の間で基板9の搬送を行うよう構成されてい
る。
【0017】次に、本実施形態の装置の大きな特徴点を
成すロードロックチャンバー2の構成について、図3を
使用して詳説する。図3は、図1及び図2に示す装置に
おけるロードロックチャンバー2の斜視概略図である。
【0018】図3に示すように、本実施形態の装置にお
けるロードロックチャンバー2は、人が手に持ってセパ
レーションチャンバー3から完全に切り離せるようにな
っている。ロードロックチャンバー2は、セパレーショ
ンチャンバー3への接続面の周縁にフランジ部21を有
する。フランジ部21には、ネジ穴(以下、フランジネ
ジ穴)22が複数設けられている。一方、セパレーショ
ンチャンバー3には、フランジネジ穴22に対応する位
置にネジ穴(以下、チャンバーネジ穴)31が設けられ
ている。
【0019】ロードロックチャンバー2をセパレーショ
ンチャンバー3に接続する場合、フランジネジ穴22を
チャンバーネジ穴31を合わせた状態でフランジ部21
をセパレーションチャンバー3の壁面に接触させ、取付
ネジ23を各ネジ穴22,31に通してネジ止めする。
そして、各取付ネジ23を外すだけで、ロードロックチ
ャンバー2をセパレーションチャンバー3から完全に切
り離すことができる。尚、ロードロックチャンバー2の
取付位置は、セパレーションチャンバー3に設けられた
基板通過用開口32をフランジ部21が取り囲む位置で
ある。また、基板通過用開口32の周囲には、気密封止
部材であるOリング33が設けられている。
【0020】ロードロックチャンバー2は、例えば、幅
350mm,奥行き350mm,高さ50mmという非
常に小さな直方体状のものである。基板9としては、直
径300mmの半導体ウエーハが想定されており、本実
施形態では、ロードロックチャンバー2の内部空間は、
基板9の大きさよりも50mmほど幅及び奥行きが長い
のみとなっている。ロードロックチャンバー2はアルミ
ニウム又はステンレスで形成されており、重量としては
8,000グラム程度である。従って、図3に示すよう
に、容易に人が手に持つことができる。
【0021】クリーニング方法の発明の実施形態の説明
も兼ねて、ロードロックチャンバー2の内壁面のクリー
ニングについて説明する。クリーニングを行う場合、上
記のようにロードロックチャンバー2をセパレーション
チャンバー3から切り離す。また、ロードロックチャン
バー2に接続された不図示の排気管を取り外す。そし
て、純水が溜められた洗浄槽内にロードロックチャンバ
ー2を入れてクリーニングする。場合によっては、純水
を噴射して表面のパーティクルを吹き飛ばすようにして
クリーニングすることもある。また、純水以外の洗浄液
を使用する場合もある。
【0022】クリーニング後、ロードロックチャンバー
2を乾燥させる。必要に応じて、ロードロックチャンバ
ー2を所定の高温に所定時間晒し、ガスを放出させる。
その後、室温程度までロードロックチャンバー2を冷却
し、不図示の排気管を接続した後、上記のようにセパレ
ーションチャンバー3に取り付ける。
【0023】また、前述したように従来は大気開放回数
を少なくするためにロードロックチャンバー2内の基板
収容枚数が増加する傾向があったが、本実施形態では、
ロードロックチャンバー2を人が手に持てる大きさにす
るため、この傾向から180度転換し、ロードロックチ
ャンバー2は、一枚の基板9のみを収容可能なものとな
っている。具体的には、図1に示すように、ロードロッ
クチャンバー2内には、基板9を一枚のみ載置して保持
する基板保持具24が設けられている。基板保持具24
は、台状であり、基板9の受け渡しの際、搬送ロボット
やオートローダのアームの先端部が退避する凹部が設け
られている。
【0024】また、ロードロックチャンバー2は、この
ように内部空間の小さいロードロックチャンバー2であ
るため、各ロードロックチャンバー2内を排気系201
によって排気する際の所要時間(以下、排気時間)は、
従来に比べて格段に短くなっている。各ロードロックチ
ャンバー2の排気系201は、20リットル/分程度の
低い排気速度のドライポンプを使用しているが、この程
度の排気速度の真空ポンプであっても、従来と同程度の
1・10-1〜5・10-2Torr程度(1・10-3
5・10-4Pa程度)まで排気するのに要する時間
は、180〜240秒程度であり、従来に比べて1/1
0〜1/16程度に短縮化される。
【0025】尚、図1に示すように、本実施形態では、
このようなロードロックチャンバー2が二つ設けられて
おり、この二つのロードロックチャンバー2は積層され
ている。図1及び図2から分かるように、セパレーショ
ンチャンバー3は直方体状であり、その一つの側面に二
つのロードロックチャンバー2が接続されている。この
ように二つのロードロックチャンバー2を設けることは
生産性向上を考慮してのことであるが、それを積層する
ことで、占有面積の低減を図っている。二つのロードロ
ックチャンバー2の間の間隔dは、100mm以上であ
ることが好ましい。これは、下側のロードロックチャン
バー2のメンテナンス等の際の作業性のためである。
【0026】次に、ロードロックチャンバー2以外の構
成について説明する。まず、ロードロックチャンバー2
の外の大気側には、外部カセット60を配置するロード
ステーション6が設けられている。ロードステーション
6は、所定数の基板9を収容した外部カセット60を所
定位置に保持するためのものである。そして、オートロ
ーダ41は、外部カセット60から基板9を一枚取り出
して一つのロードロックチャンバー2のロック内カセッ
トに搬送することが可能となっている。このオートロー
ダ41には、アームの先端に基板9を載せて搬送する多
関節ロボットが採用されている。オートローダ41は、
アームを水平面内で移動させることが可能であるととも
にアームを上下動させることが可能となっている。尚、
ロードステーション6とオートローダ41が一体となっ
たものを使用することもある。
【0027】また、セパレーションチャンバー3内に設
けられた搬送ロボット42には、オートローダ41と同
様に、アームの先端に基板9を載せて搬送する多関節ロ
ボットが採用されている。この多関節ロボットも、水平
面内でのアームの移動が可能であるとともにアームを上
下動させることが可能となっている。但し、セパレーシ
ョンチャンバー3内は真空雰囲気なので、真空中で動作
するものが採用されている。また、搬送ロボット42
は、オートローダ41とは異なり、同時に二枚の基板9
を搬送できるよう二つのアームを備えている。二つのア
ームは、独立又は連動して移動することが可能となって
いる。
【0028】次に、図1に示すように、本実施形態では
三つの処理チャンバー11,12,13が設けられてい
る。図2に示すように、三つの処理チャンバー11,1
2,13は、セパレーションチャンバー3の側面に気密
に接続されている。各処理チャンバー11,12,13
に備えられた排気系101は、ターボ分子ポンプとドラ
イポンプとを有した多段の構成であり、各処理チャンバ
ー11,12,13内を5・10-7Torr程度(5・
10-9Pa程度)の到達圧力まで排気できるようにな
っている。尚、セパレーションチャンバー3内を排気す
る排気系301も、これと同様の構成である。
【0029】三つの処理チャンバー11,12,13の
構成は、基板処理の種類によって異なる。本実施形態で
は、一例としてスパッタによって成膜処理を行う構成と
なっている。具体的に説明すると、一つの処理チャンバ
ー11は成膜に先だって基板9を所定温度まで加熱する
予備加熱を行う構成とされている(以下、このチャンバ
ーを予備加熱チャンバー11とする)。もう一つの処理
チャンバー12は、成膜に先だって基板9の表面の酸化
膜等を除去する前処理エッチングを行う構成とされてい
る(以下、このチャンバーを前処理エッチングチャンバ
ー12とする)。残り一つの処理チャンバー13は、ス
パッタによって成膜処理を行う構成とされる(以下、こ
のチャンバーを成膜チャンバー13とする)。
【0030】予備加熱チャンバー11内には、ヒートス
テージが設けられており、ヒートステージの上に載置し
て予備加熱を行う構成とされる。また、前処理エッチン
グチャンバー12は、内部にアルゴン等のガスを導入
し、高周波放電によりそのガスのプラズマを形成する構
成とされる。そして、プラズマ中のイオンにより、基板
9の表面をスパッタエッチングする構成とされる。
【0031】成膜チャンバー13内は、図1に示すよう
に、カソード131や基板ホルダー132等が設けられ
ている。カソード131は、前側の被スパッタ面がスパ
ッタチャンバー13内に露出するように設けられたター
ゲットと、ターゲットの背後に設けられたマグネット等
とをモジュール化したものである。ターゲットは、成膜
する材料より成る板状のものであり、不図示のスパッタ
電源により負の高電圧又は高周波電圧が印加されるよう
になっている。また、成膜チャンバー13内にアルゴン
等のスパッタ率の高いガスを導入する不図示のガス導入
系が設けられている。
【0032】基板ホルダー132は、ロードロックチャ
ンバー2内の基板保持具24と同様に基板9を上面に載
置して保持する台状の部材である。基板ホルダー132
内には必要に応じて加熱機構が設けられ、成膜時に基板
9を所定温度まで加熱するよう構成される。尚、成膜時
に基板ホルダー132に高周波電圧を印加してスパッタ
放電によるプラズマと高周波との相互作用により基板9
の表面に自己バイアス電圧を与えるよう構成される場合
がある。
【0033】次に、上記構成に係る本実施形態の装置の
動作について説明する。まず、オートローダ41が外部
カセット60から一枚の基板9を取り出して一方のロー
ドロックチャンバー2に搬送する。オートローダ41
は、基板9を一方のロードロックチャンバー2内の基板
保持具24に載置する。その後、ロードロックチャンバ
ー2内は排気される。また、オートローダ41は次の基
板9を外部カセット60から取り出し、他方のロードロ
ックチャンバー2に搬送して同様に基板保持具24に載
置する。そして、同様に他方のロードロックチャンバー
2内が排気される。
【0034】次に、搬送ロボット42によって基板9が
一方のロードロックチャンバー2から予備加熱チャンバ
ー11に搬送され、予備加熱が行われる。予備加熱終了
後、搬送ロボット42は、この基板9を前処理エッチン
グチャンバー12に搬送する。最初の基板9が前処理エ
ッチングチャンバー12で前処理エッチングされている
間に、次の基板9は他方のロードロックチャンバー2か
ら搬送ロボット42によって予備加熱チャンバー11に
搬送され、予備加熱が行われる。
【0035】前処理エッチングチャンバー12での前処
理エッチングが終了すると、最初の基板9は、搬送ロボ
ット42によって成膜チャンバー13に搬送され、スパ
ッタによる成膜処理が行われる。また、これと並行し
て、搬送ロボット42は、予備加熱が終了した次の基板
9を前処理エッチングチャンバー12に搬送する。
【0036】成膜チャンバー13に搬送された基板9
は、基板ホルダー132上に載置され、必要に応じて基
板ホルダー132内の加熱機構によって加熱される。こ
の状態で、不図示のガス導入系が動作して所定のガスが
成膜チャンバー13内に導入され、不図示のスパッタ電
源が動作する。この結果、スパッタにより、基板9の表
面に所定の薄膜が作成される。並行して、前処理エッチ
ングチャンバー12では、次の基板9の前処理エッチン
グが行われる。
【0037】成膜が終了した基板9は、搬送ロボット4
2によって一方又は他方のロードロックチャンバー2に
戻される。そして、そのロードロックチャンバー2とセ
パレーションチャンバー3との間のゲートバルブが閉じ
た状態でそのロードロックチャンバー2内を大気圧に戻
し、大気側のゲートバルブを開ける。そして、オートロ
ーダ41によってその基板9を外部カセット60に戻
す。
【0038】このような動作を繰り返して、各基板9を
予備加熱チャンバー11、前処理エッチングチャンバー
12、成膜チャンバー13の順に搬送して処理を行う。
各基板9は、一方又は他方のロードロックチャンバー2
を経由して大気側から搬入され、一方又は他方のロード
ロックチャンバー2を経由して大気側に戻される。尚、
各ゲートバルブ5は、基板9が通過する必要な時のみ開
けられるが、それ以外では閉じられる。
【0039】上述した構成及び動作に係る本実施形態の
装置によれば、ロードロックチャンバー2を装置から完
全に切り離した状態で内壁面をクリーニングすることが
できるので、内壁面に付着したパーティクルや堆積物な
どの除去が容易に且つ完全に行える。このため、メンテ
ナンス性や処理の品質などの点で優れた装置が提供され
る。また、ロードロックチャンバー2は人が手に持てる
大きさ及び重量であるので、クリーニングなどのメンテ
ナンス作業がさらに容易である。
【0040】また、各ロードロックチャンバー2が一枚
の基板9を収容するのみであるので、ロードロックチャ
ンバー2を充分に小型化することができる。このため、
従来に比べて大気から所定の真空圧力までの排気する回
数は増えるものの、一回の排気に要する時間が格段に短
くなっている。このため、ロードロックチャンバー2の
排気に要する全体の時間が短くり、装置の生産性が向上
する。
【0041】また、ロードロックチャンバー2を経由し
た基板9の搬送は、上述した通り、オートローダ41及
び搬送ロボット42のみで行われ、ロードロックチャン
バー2内には搬送のための機構は存在しない。このた
め、ロードロックチャンバー2をより軽量化でき、クリ
ーニングなどのメンテナンス作業がさらに容易になる。
【0042】上記実施形態では、ロードロックチャンバ
ー2は、「他のチャンバー」であるセパレーションチャ
ンバー3に接続されたが、セパレーションチャンバー3
以外のチャンバーやいずれかの処理チャンバー11,1
2,13に接続されても良い。また、請求項4の発明の
実施形態としては、処理チャンバー11,12,13内
に搬送機構が設けられても良い。
【0043】さらに、ロードロックチャンバー2内の基
板保持具24は、基板9を載置して保持する台状のもの
であったが、これには限られない。例えば、L字状の部
材を基板9の周縁に沿って均等に三個程度設けるような
構成でも良い。また、上記実施形態ではロードロックチ
ャンバー2が二個設けられたが、ロードロックチャンバ
ー2が一つだけであっても実施可能である。また、三個
以上のロードロックチャンバー2を設けても良い。尚、
基板処理の例としては、前述したスパッタによる成膜の
他、反応性ガスを導入して気相反応により成膜を行う化
学蒸着(CVD)や、ドライエッチング等の処理の例が
挙げられる。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り、本願の請求項1記載
の発明によれば、ロードロックチャンバーを装置から完
全に切り離した状態で内壁面をクリーニングすることが
できるので、内壁面に付着したパーティクルや堆積物な
どの除去が容易に且つ完全に行える。このため、メンテ
ナンス性や処理の品質などの点で優れた装置が提供され
る。また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加
え、ロードロックチャンバーは人が手に持てる大きさ及
び重量であるので、クリーニングなどのメンテナンス作
業がさらに容易になるという効果が得られる。また、請
求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、1枚の基
板のみを収容するものであるので、ロードロックチャン
バーを充分に小型化することができ、排気に要する時間
の短縮により、装置の生産性が向上する。また、請求項
4記載の発明によれば、上記効果に加え、ロードロック
チャンバー内には搬送のための機構は存在しないので、
ロードロックチャンバーをより軽量化できる。このた
め、クリーニングなどのメンテナンス作業がさらに容易
になる。また、請求項5記載の発明によれば、上記効果
を有する実用的なロードロックチャンバーが提供され
る。また、請求項6記載の発明によれば、ロードロック
チャンバーの内壁面に付着したパーティクルや堆積物な
どの除去が容易に且つ完全に行える。従って、装置の信
頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態の基板処理装置の正面断面
概略図である。
【図2】図1に示す装置の平面概略図である。
【図3】図1及び図2に示す装置におけるロードロック
チャンバー2の斜視概略図である。
【符号の説明】
11 処理チャンバー 12 処理チャンバー 13 処理チャンバー 101 排気系 2 ロードロックチャンバー 21 フランジ部 22 ネジ穴 23 取付ネジ 24 基板保持具 3 セパレーションチャンバー 31 ネジ穴 32 基板通過用開口 33 Oリング 301 排気系 41 オートローダ 42 搬送ロボット 5 ゲートバルブ 6 ロードステーション 60 外部カセット 9 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 信行 東京都府中市四谷5丁目8番1号アネルバ 株式会社内 Fターム(参考) 4K057 DA01 DB06 DD01 DM13 DM36 DM40 DN01 5F004 AA14 AA15 BB13 BB18 BC05 BC06 DA23 5F045 AA19 BB08 BB10 BB14 DQ17 EB05 EB08 EB13 EN04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部で基板に対して所定の処理がなされ
    る処理チャンバーと、処理チャンバー又は処理チャンバ
    ーに気密に連続している他のチャンバーに気密に接続さ
    れたロードロックチャンバーと、ロードロックチャンバ
    ーを経由して大気側と処理チャンバーとの間で基板の搬
    送を行う搬送機構とを備えた基板処理装置において、 前記ロードロックチャンバーは、前記処理チャンバー又
    は前記他のチャンバーから完全に切り離した状態で内壁
    面をクリーニングすることができるよう前記処理チャン
    バー又は前記他のチャンバーに気密に接続されているこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ロードロックチャンバーは、人が手
    に持てる大きさ及び重量であることを特徴とする請求項
    1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ロードロックチャンバーは、1枚の
    基板のみを収容するものであることを特徴とする請求項
    2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送機構は、大気側、前記処理チャ
    ンバー又は前記他のチャンバーに設けられており、前記
    ロードロックチャンバー内には搬送のための機構は存在
    しないことを特徴とする請求項1、2又は3記載の基板
    処理装置。
  5. 【請求項5】 内部で基板に対して所定の処理がなされ
    る処理チャンバーを備えた基板処理装置のその処理チャ
    ンバー又はその処理チャンバーに気密に連続している他
    のチャンバーに気密に接続される基板処理装置用ロード
    ロックチャンバーであって、 前記処理チャンバー又は前記他のチャンバーから完全に
    切り離した状態で内壁面をクリーニングすることができ
    るよう前記処理チャンバー又は前記他のチャンバーに気
    密に接続することが可能なものであり、人が手に持てる
    大きさ及び重量であって、1枚の基板のみを収容するも
    のであることを特徴とする基板処理装置用ロードロック
    チャンバー。
  6. 【請求項6】 内部で基板に対して所定の処理がなされ
    る処理チャンバーと、処理チャンバー又は処理チャンバ
    ーに気密に連続している他のチャンバーに気密に接続さ
    れたロードロックチャンバーと、ロードロックチャンバ
    ーを経由して大気側と処理チャンバーとの間で基板の搬
    送を行う搬送機構とを備えた基板処理装置において、 当該ロードロックチャンバーを前記処理チャンバー又は
    前記他のチャンバーから完全に切り離した後、当該ロー
    ドロックチャンバーの内壁面をクリーニングすることを
    特徴とする基板処理装置におけるロードロックチャンバ
    ーのクリーニング方法。
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