JP2010204451A - 鍵盤楽器の蓋開閉構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】楽器筐体の省スペースを図ると共に、ギヤ部を露出させないようにして円滑で安全な開閉と良好な外観を維持する。
【解決手段】蓋体30は、閉蓋時に前後に隣接すると共に開蓋時に鍵盤楽器10の筐体の後部に重なる前蓋31及び後蓋32から構成される。鍵盤楽器10の側板部15に形成される中空部s内において、ラックギヤ部18aが形成されたギヤ部材18が突設される。側板部15の内側壁26にはガイド溝穴19が形成される。前蓋31の後端部31aには、連動軸33が左右方向に沿って軸支され、連動軸33の左右両端部33a、33bは、ガイド溝穴19を貫通して中空部sL、sR内に挿入され、そこにピニオンギヤ35が固着される。ピニオンギヤ35がラックギヤ部18aに噛合して転動することで、連動軸33がガイド溝穴19内を前後に移動し、前蓋31が前後に移動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、分割して構成される蓋体を有する鍵盤楽器の蓋開閉構造に関する。
従来、下記特許文献1、2に示されるように、分割して構成された蓋体を採用する鍵盤楽器の蓋開閉構造が知られている。
例えば、下記特許文献1の構造では、蓋体が前蓋と後蓋とに分割して構成され、前蓋の後部の左右両端にピニオンギヤが設けられる。そして、楽器筐体の左右内側に設けられたラックギヤに上記ピニオンギヤが噛合して転動し、前蓋が前後にスライド移動するように構成される。
一方、下記特許文献2の構造では、分割構成の蓋体のうち、後蓋の後部の左右両端にピニオンギヤが設けられる。上記ピニオンギヤが噛合するラックギヤが、筐体後部において、後方且つ上方に凸となるように湾曲して設けられる。そして、前蓋を後方に移動させると、後蓋が、ラックギヤの湾曲に応じて筐体内の下方に降りて斜めに起立する。
特開平8−263051号公報 特開2007−102045号公報
しかしながら、上記特許文献1の構造では、ラックギヤが露出し、ピニオンギヤも閉蓋時には露出する。そのため、見栄えが悪く不安全であるだけでなく、ピニオンギヤに塗布されたグリスが衣服等に付きやすく、付くと潤滑効果が薄れていってしまい、円滑な開閉動作を長期間維持するのが困難である。
一方、上記特許文献2の構造では、開蓋時において前蓋は水平であるが後蓋は斜めになるため、楽器筐体の後部におけるスペースを大きく確保しておく必要があり、無駄が生じることになる。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、楽器筐体の省スペースを図ると共に、ギヤ部を露出させないようにして円滑で安全な開閉と良好な外観を維持することができる鍵盤楽器の蓋開閉構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の鍵盤楽器の蓋開閉構造は、分割して構成され、閉蓋時に前後に隣接すると共に、開蓋時に鍵盤楽器の筐体の後部において重なって収容される前蓋(31)及び後蓋(32)を有する蓋体(30)と、前記鍵盤楽器(10)の前記筐体の左右の側部に構成され、左内側面(15bL)と左外側面(15aL)との間、右内側面(15bR)と右外側面(15aR)との間にそれぞれ左側中空部(sL)/右側中空部(sR)が形成された左側板部(15L)/右側板部(15R)と、前記左側板部/前記右側板部の前記左側中空部/前記右側中空部の中において、それぞれ前後方向に延設形成された左側ラックギヤ部(18aL)/右側ラックギヤ部(18aR)と、前記前蓋の後端部(31a)に軸支されて左右に突出して設けられた連動軸(33)と、前記連動軸の左端部(33a)/右端部(33b)にそれぞれ固着された左側ピニオンギヤ(35L)/右側ピニオンギヤ(35R)と、前記蓋体の開閉の全行程に対応する前記連動軸の移動方向に沿って前記左側板部/前記右側板部にそれぞれ形成された、左側ガイド溝穴(19L)/右側ガイド溝穴(19R)とを有し、前記連動軸の前記左端部/前記右端部はそれぞれ前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴を貫通すると共に、前記左側ピニオンギヤ/前記右側ピニオンギヤが前記左側中空部/前記右側中空部の中に位置し、前記前蓋の押し引き操作によって前記左側ピニオンギヤ/前記右側ピニオンギヤが前記左側ラックギヤ部/前記右側ラックギヤ部とそれぞれ噛合して転動することで、前記前蓋が前後方向にスライド移動するように構成されたことを特徴とする。
好ましくは、前記左側板部/前記右側板部の前記左内側面/前記右内側面においてそれぞれ前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴より上に、開蓋状態において前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴を目隠しするための左側突設部(17L)/右側突設部(17R)が設けられる(請求項2)。
好ましくは、前記左側板部/前記右側板部に、それぞれ左右方向に沿った左回動軸(21)/右回動軸(21)を中心に回動自在に設けられた左カバー体(22)/右カバー体(22)を有し、前記左カバー体/前記右カバー体はそれぞれ、閉蓋時には、前記左回動軸/前記右回動軸よりも前側の部分(22a)が前記連動軸に当接支持されて回動位置が規制され、開蓋時には、前記前側の部分が閉蓋時に比し下方に回動した状態となって前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴の少なくとも前半部が前記左カバー体/前記右カバー体によって塞がれるように構成される(請求項3)。
好ましくは、前記左カバー体/前記右カバー体の前記前側の部分における前記連動軸に当接する部分(22b)は、前記前側の部分が前記連動軸に当接する全行程において前方にいくにつれて下方に傾斜しており、且つ、前記左側ラックギヤ部/前記右側ラックギヤ部の前半部は、前方にいくにつれて下方に傾斜している(請求項4)。
好ましくは、前記筐体には、前記後蓋を前後方向に移動自在に支持する後蓋支持部(17)が設けられ、前記前蓋には係合部(33、36)が設けられると共に、前記後蓋には被係合部(34a、37、38)が設けられ、前記前蓋の操作により前記前蓋が前後方向に移動するとき、前記前蓋の前記係合部と前記後蓋の前記被係合部が係合することで、前記前蓋に連動して前記後蓋が移動するように構成される(請求項5)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、楽器筐体の省スペースを図ると共に、ギヤ部を露出させないようにして円滑で安全な開閉と良好な外観を維持することができる。
請求項2によれば、ガイド溝穴を目隠しして開蓋時の外観の悪化を抑制することができる。
請求項3によれば、開蓋時にガイド溝穴が塞がれるようにして、中空部内への異物の入り込み防止や外観向上に寄与することができる。
請求項4によれば、カバー体22と前蓋31の各自重により連動軸にかかる付勢力が前後方向における反対方向にかかるようにして、開閉動作を円滑にする設計を容易にすることができる。
請求項5によれば、前蓋の操作だけで開蓋及び閉蓋操作が可能になり、開閉操作が容易となる。
本発明の第1の実施の形態に係る蓋開閉構造が適用される鍵盤楽器の模式的な右側面図であり、閉蓋状態を示す図(図(a))、蓋体の図示を省略した図(図(b))である。 同鍵盤楽器の模式的な右側面図であり、開蓋行程の途中の状態(図(a))、開蓋状態(図(b))、閉蓋行程の途中の状態(図(c))をそれぞれ示す図である。 図2(b)のA−A線に沿う鍵盤楽器の断面図(図(a))、図3(a)のB−B線に沿う鍵盤楽器の断面図(図(b))である。 本発明の第2の実施の形態に係る蓋開閉構造が適用される鍵盤楽器の図3(a)に対応する断面図(図(a))、同鍵盤楽器の模式的な右側面図(図(b)、(c))である。 側板部の変形例を示す図3(a)に対応する断面図(図(a))、蓋体の変形例を示す模式図(図(b)、(c))である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)、(b)、図2(a)〜(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る蓋開閉構造が適用される鍵盤楽器の模式的な右側面図である。これらの図では、後述する側板部15(左側板部15L、右側板部15R)(図3(b)参照)のうち右側板部15Rが取り外された状態が示されている。これらの図において、左方が、鍵盤楽器10の奏者が位置する前方であり、以降、鍵盤楽器10の左右方向については、奏者からみた方向で呼称する。
図3(a)は、図2(b)のA−A線に沿う鍵盤楽器10の断面図である。図3(b)は、図3(a)のB−B線に沿う鍵盤楽器10の断面図である。
図1、図2に示すように、この鍵盤楽器10の蓋開閉構造は、分割して構成される前蓋31及び後蓋32からなる蓋体30を有する。鍵盤楽器10は、電子鍵盤楽器として構成されるが、本発明の蓋開閉構造は、アコ−スティックの鍵盤楽器や、脚部付きの鍵盤楽器にも適用可能である。
鍵盤楽器10の筐体は、図1、図2等に示す棚板11、天板12及び背板13と、さらに図3(b)等に示す側板部15(15L、15R)、左前板部14L及び右前板部14Rとから構成される。図1、図2に示すように、筐体内において、棚板11の上には鍵フレーム16が配設され、鍵フレーム16に、それぞれ複数の白鍵及び黒鍵からなる鍵盤部KBが配設される。楽音発生等のための電気・電子部品の図示は省略されている。
本蓋開閉構造は、主に、蓋体30と、筐体における左側板部15L、右側板部15Rとにおいて構成される。本蓋開閉構造は、左右対称であるので、左右対称の構成要素の左側/右側のものを区別するときは、それぞれ、符号「L」/「R」を付して説明する。また、以降、側板部15周りの構成については主に左側板部15L周りのものを説明するが、右側板部15R周りのものも同様に構成される。
蓋体30は、前後スライド式であり、全開時には、後蓋32と前蓋31とが上下に重なって、筐体後部に収容される構成となっている。ここで、図1(a)が、蓋体30を閉じた「閉蓋状態」を示し、図2(b)が、蓋体30を全開した「開蓋状態」を示す。図2(a)は開蓋行程の途中、図2(c)は閉蓋行程の途中の状態をそれぞれ示す。図1(b)では、蓋体30の図示を省略している。
図3(a)、(b)に示すように、左側板部15Lは、棚板11、天板12及び背板13に固着され、一般の鍵盤楽器の側板乃至腕木に相当するが、一般の側板乃至腕木よりもやや厚みが厚いのが望ましい。左側板部15Lは、木質材等によって一体的に構成され、前端に左前板部14Lが固着されて、内側壁26Lと外側壁27Lとの間に中空部sLが形成されている。内側壁26Lの右面、外側壁27Lの左面が、左側板部15Lの内側面15bL、外側面15aLとなっている。
図1、図2、図3(b)に示すように、左側板部15Lの内側面15bLにおいて鍵盤部KBよりやや上方位置には、蓋体30の開閉時に前蓋31の前端部をスライド自在に支持する前蓋支持部20Lが前後方向に沿って突設されている。前蓋支持部20Lは、左側板部15Lに対して一体であるか別体であるかを問わない。前蓋支持部20Lの後半部は、開蓋行程後半において前蓋31がほぼ水平となるように、水平となっているが、前半部は前方にいくにつれて下方に傾斜している。
図1(a)、図3(a)等に示すように、左側板部15Lの内側壁26Lには、ガイド溝穴19Lが前後方向に沿って形成されている。ガイド溝穴19Lは、図1(b)に示すように、鍵盤部KBよりも上方において、左側板部15Lの前半部の途中から後部にかけて設けられる。ガイド溝穴19Lは、主に前後方向中間部分が上方に凸となるように湾曲していて、後半部はほぼ水平であるが、前半部は前方にいくにつれて下方に傾斜している。
図1(b)、図3(a)、(b)等に示すように、中空部sL内において、内側壁26Lからは、左方に向かって金属製等のギヤ部材18Lが突設して設けられ、ギヤ部材18Lの上部には、ラックギヤ部18aLが形成されている。ラックギヤ部18aLはギヤ部材18Lの前後方向全長に亘って形成される。ギヤ部材18Lは、中空部sL内において固定的に設けられればよく、外側壁27Lから右方に向かって突設してもよい。ギヤ部材18Lは、図1(b)に示すように、ガイド溝穴19Lよりやや下の位置において、ガイド溝穴19Lに平行に設けられる。従って、ギヤ部材18Lの後半部は水平であるが、前半部は前方にいくにつれて下方に傾斜している。
図1(a)、図3(a)等に示すように、左側板部15Lの内側面15bLには、ガイド溝穴19Lの直上であってガイド溝穴19Lに平行に、突設部17Lが設けられる。突設部17Lは、内側壁26Lと一体でもよいし、別体のものを固着したものでもよい。突設部17Lの主に前半部は、上方乃至奏者側からガイド溝穴19Lを目隠しする機能を果たす。突設部17Lの主に後半部は、前半部よりも幅広となっていて、蓋体30の開閉時に後蓋32の後端部をスライド自在に支持する機能を果たす。
蓋体30については、次のように構成される。まず、前蓋31の後端部31a(図1(a)、図3(b)参照)には、丸棒状の連動軸33が、左右方向に沿って軸支されている。図3(b)に示すように、連動軸33の左端部33a、右端部33bが、前蓋31から左右に突出している。左端部33a、右端部33bには、それぞれ、ラックギヤ部18a(18aL、18aR)の歯に対応する歯を有するピニオンギヤ35(35L、35R)が固着される。連動軸33が前蓋31に対して回動自在であるので、ピニオンギヤ35L、35Rも連動軸33と共に前蓋31に対して回動自在である。ラックギヤ部18aL、18aRに対するピニオンギヤ35L、35Rの移動量が同期するように、これらの各歯の位置が設定されている。従って、蓋体30の開閉全行程において、ピニオンギヤ35L、35Rは常に同心で、連動軸33は常に左右方向に平行である。これにより、円滑な開閉操作が可能である。
図1(a)、図2(a)〜(c)、図3(a)に示すように、後蓋32の左端部、右端部の各下側には、前後方向に沿って段差部32aが形成され、各段差部32aに、金属製等の係合部材34(34L、34R)が固着されている。係合部材34Lは、後蓋32の左端部の段差部32aから下方に垂下した下端が左方に水平に延び、その左端から下方に延びた部分が、前蓋31の左端に近接している(図3(a)参照)。上記下方に延びた部分には、係合溝34aLが前後方向に沿って形成されている。係合部材34R、係合溝34aR(図1(a)参照)及びその周りの構成は、係合部材34Lと左右対称で同様である。
そして、係合溝34a(34aL、34aR)内を連動軸33の左端部33a、右端部33bがそれぞれ貫通している。従って、連動軸33の左端部33a、右端部33bと係合溝34aL、34aRとの係合により、後蓋32と前蓋31とが常に係合すると共に、左端部33a、右端部33bと係合溝34aL、34aRの各前後端との係合により、前蓋31の移動に対して後蓋32が追従するようになっている。
図3(a)、(b)に示すように、連動軸33の左端部33aは、係合溝34aLを貫通するだけでなく、さらにガイド溝穴19Lを貫通して、中空部sL内に挿入されている。従って、ピニオンギヤ35Lは、ラックギヤ部18aLと共に、左側板部15Lに内蔵された形で配設されることになる。蓋体30の開閉全行程において、ピニオンギヤ35Lがラックギヤ部18aLに歯合する上で、連動軸33がガイド溝穴19L内を円滑に移動できるように、ガイド溝穴19Lの位置や上下方向の幅が設定されている。ラックギヤ部18aLには、潤滑用のグリスが塗布されている。
右側板部15R(図3(b)等参照)において、内側壁26R、外側壁27R、内側面15bR、外側面15aR、中空部sR、右前板部14R、前蓋支持部20R、ガイド溝穴19R、突設部17R、ギヤ部材18R、ラックギヤ部18aR及びピニオンギヤ35Rについては、左側板部15Lにおける、内側壁26L、外側壁27L、内側面15bL、外側面15aL、中空部sL、左前板部14L、前蓋支持部20L、ガイド溝穴19L、突設部17L、ギヤ部材18L、ラックギヤ部18aL及びピニオンギヤ35Lと左右対称に同様に構成される。
本鍵盤楽器10の蓋開閉構造の主要部は次のようにして製造される。まず、蓋体30については、前蓋31に連動軸33を取り付けると共に、後蓋32に係合部材34L、34Rを取り付け、連動軸33の左端部33a、右端部33bが係合部材34L、34Rの係合溝34aL、34aRを貫通するように、前蓋31と後蓋32とを連結する。
一方、左側板部15L、右側板部15Rについては、くり抜きや金型成形等によって中空部s(sL、sR)を形成すると共に、ガイド溝穴19を形成し、前蓋支持部20L、20R、突設部17L、17R、ギヤ部材18L、18Rも固着等によって設ける。連動軸33の左端部33a、右端部33bをガイド溝穴19(19L、19R)から中空部sL、sR内に挿通し、それぞれにピニオンギヤ35L、35Rを固着する。そして、左側板部15L、右側板部15Rの前側から左前板部14L、右前板部14Rをネジや接着剤で固着して、中空部sL、sRの前方を塞ぐ。左側板部15L、右側板部15Rは、左前板部14L、右前板部14Rが固着される前または後に、棚板11、天板12及び背板13に対してネジ等の固着具で固着する。
蓋体30の開閉動作は次のようになる。まず、閉蓋状態では、図1(a)に示すように、前蓋31と後蓋32とが前後に隣接して鍵盤部KBを上方から覆う。このとき、前蓋31の前端部は左前板部14L、右前板部14Rに支持される。前蓋31の後端部31aは、連動軸33を介してピニオンギヤ35によって支持され、後蓋32の前端部も、係合部材34、連動軸33を介して支持される。後蓋32の後端部は、突設部17の上に乗って、支持されている。
次に、前蓋31を操作して後方に押していくと、ピニオンギヤ35がラックギヤ部18aに噛合してラックギヤ部18a上を転動し、連動軸33がガイド溝穴19内及び後蓋32の係合部材34の係合溝34a内を後方に移動する。従って、前蓋31だけが後方に移動する。その際、前蓋31の前端部は、持ち上げてもよいが、前蓋支持部20(20L、20R)上をスライドさせていってもよい。
そして、連動軸33が係合部材34の係合溝34aの後端に当接すると、連動軸33によって係合溝34aを介して後蓋32が駆動され、その後は図2(a)に示すように、前蓋31に連動して後蓋32が後方に移動していく。そして、連動軸33がガイド溝穴19の後端に当接した時点で前蓋31及び後蓋32の後方位置が規制され、開蓋状態となる(図2(b)、図3(a)参照)。前蓋31及び後蓋32は上下にほぼ平行に重なるので、筐体内にコンパクトに収容される。開蓋状態においては、突設部17によってガイド溝穴19が隠れるので、外観が悪化しないで済む。
次に、開蓋状態から閉蓋のために前蓋31を前方に引っ張ると、まずは、連動軸33がガイド溝穴19内及び後蓋32の係合部材34の係合溝34a内を前方に移動する。従って、前蓋31だけが前方に移動する。そして、連動軸33が係合溝34aの前端に当接すると、連動軸33によって係合溝34aを介して後蓋32が駆動され、その後は前蓋31に連動して後蓋32が前方に移動していく(図2(c)参照)。そして、連動軸33がガイド溝穴19の前端に当接した時点で前蓋31及び後蓋32の前方位置が規制され、閉蓋状態となる(図1(a)参照)。
ところで、上述したように、ギヤ部材18及びガイド溝穴19は側面視で同じように前半部が傾斜している。これらについては、閉蓋行程において連動軸33が係合溝34aの前端に当接開始した状態(図2(c))における連動軸33の位置とほぼ同じ位置より前方部分が、傾斜している領域となっている。閉蓋行程においては、途中から、前蓋31が後蓋32を引き連れてくるので後蓋32の荷重が加わることになる。しかし、ギヤ部材18が前方にいくにつれて下方に傾斜しているので、おおよそ後蓋32の荷重が加わる時点から、前蓋31の自重によりピニオンギヤ35が前方に転がりやすくなる。従って、必要な引っ張り力の増加が抑えられ、閉蓋行程の後半も比較的軽い力で操作できる。
一方、これとは逆に、開蓋行程の前半には、ラックギヤ部18aを、ピニオンギヤ35を昇らせる必要がある。しかし、上述したように、開蓋行程の前半には前蓋31だけが後方に移動するので、後蓋32の荷重を受け持つ必要がない。そして、開蓋行程の途中において後蓋32の荷重が加わるころには、ラックギヤ部18aの水平部分にピニオンギヤ35がほぼ到達するので、後方への押圧力の急激な上昇が緩和される。従って、開蓋行程の後半も比較的軽い力で操作できる。
このように、前蓋31の操作だけで開蓋及び閉蓋操作が可能で、しかも、開閉の全行程において荷重の変化が少なく、開閉操作が容易となっている。
本実施の形態によれば、まず、開蓋時には、分割構成の前蓋31及び後蓋32が重なって筐体後部に収容されるので、楽器筐体の省スペースを図ることができる。特に、分割構成でない蓋体を採用する鍵盤楽器に比し、筐体高さをあまり高くすることなく筐体の前後長を短くすることができる。それだけでなく、ピニオンギヤ35及びラックギヤ部18aが、左側板部15L、右側板部15Rに内蔵され、露出しないので、グリスが衣服等に付きにくく、潤滑効果が確保され、円滑な開閉動作を長期間維持することができると共に、良好な外観を維持することができる。
しかも、ガイド溝穴19が突設部17によって目隠しされるので、開蓋時の外観の悪化を抑制することができる。さらに、突設部17は、蓋体30の後蓋32の後端部を支持する機能を兼ねて一体に構成されるので、簡単な構成で済む。
なお、これら両機能を果たすことに限れば、突設部17は、前半部と後半部とを分離した構成としてもよい。特に、目隠し機能を単独で考えた場合、開蓋状態において、ガイド溝穴19のうち蓋体30では隠れない前半部だけを目隠しできればよいので、突設部17を設ける領域や形状も、それに応じたものとすればよい。後蓋32の後端部の支持機能についても同様で、主にガイド溝穴19の後半部に対応する領域に設ければその機能は果たされる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、ガイド溝穴19を塞ぐためのカバー体22を中空部s内に設けた点が第1の実施の形態と異なり、その他の構成は同様である。
図4(a)は、第2の実施の形態に係る蓋開閉構造が適用される鍵盤楽器の図3(a)に対応する断面図である。図4(b)、(c)は、同鍵盤楽器の模式的な右側面図である。図4(b)、(c)では、図1、図2と同様に、右側板部15Rが取り外された状態が示されている。さらに、前蓋支持部20や突設部17等の図示も省略され、蓋体30については図示が省略されるが連動軸33だけが示されている。図4(b)は、連動軸33が閉蓋位置にある状態を示し、図4(c)は、連動軸33が開閉途中の位置にある状態を示す。
図4(a)〜(c)に示すように、左側板部15Lの中空部sL内において、内側壁26Lには、回動軸21及びストッパ23が設けられる。回動軸21は、ガイド溝穴19Lの上であって、ガイド溝穴19Lの前後方向中間よりもやや後ろの位置に設けられる。ストッパ23は、ガイド溝穴19Lの前端部の下方位置に設けられる。回動軸21には、カバー体22が回動自在に取り付けられる。カバー体22は、板状で、内側壁26Lの左面に摺接するように配設される。カバー体22は、側面視で回動軸21を頂点とする略三角形乃至扇型の形状をしており、その下縁22bが直線または滑らかな曲線状に形成される。
かかる構成において、閉蓋状態(図4(b))においては、連動軸33がガイド溝穴19Lの前端に位置するので、カバー体22は、下縁22bが連動軸33に当接支持されることで、前端部22aの下方への回動位置が規制される。
閉蓋状態から開蓋操作を行っていくと、連動軸33が後方に移動するが、途中までは、カバー体22の下縁22bが連動軸33に常に当接する。この間、すなわち、下縁22bが連動軸33に当接する全行程において、下縁22bは、前方にいくにつれて下方に傾斜する姿勢を維持する。そして、連動軸33が後退するにつれて、連動軸33に摺接するカバー体22は、前端部22aが徐々に下方に回動していくようになっている。
やがて、連動軸33が図4(c)に示す位置まで到達すると、カバー体22の前端部22aがストッパ23に当接する。これ以降、開蓋状態となるまでは、開蓋操作により連動軸33が後方に移動しても、カバー体22はストッパ23に当接した状態で回動位置が規制されたままとなり、カバー体22の姿勢は変化しない。
ストッパ23によってカバー体22の回動位置が規制された状態では、図4(c)に示すように、カバー体22によって、ガイド溝穴19Lの前半部が塞がれるようになっている。従って、開蓋時においては当然に、ガイド溝穴19Lの前半部が塞がれる。
図示はしないが、右側板部15Rにおいても、カバー体22、回動軸21、ストッパ23が、左側板部15Lのものと左右対称に構成され、同様の作用を生じる。
ここで、上記したように、カバー体22が連動軸33に当接する全行程において、下縁22bは前方にいくにつれて下方に傾斜していることから、カバー体22の自重により連動軸33は後方に付勢力を受ける。一方、カバー体22が連動軸33に当接する行程においては、連動軸33は、ほとんど、ガイド溝穴19乃至ラックギヤ部18aの前半部に位置するため、前蓋31の自重によりピニオンギヤ35が前方に転がりやすくなり、連動軸33は前方に付勢力を受ける。
これにより、カバー体22の自重により連動軸33にかかる後方への付勢力が前蓋31の自重によって緩和されるようになり、閉蓋操作が重くなるのが抑制される。
すなわち、カバー体22の自重による付勢力と前蓋31の自重による付勢力とは互いに打ち消し合うように作用する。これらの付勢力が適切となるように、ガイド溝穴19乃至ラックギヤ部18aの傾斜や形状と下縁22bの傾斜や形状とを併せ考慮して設計すれば、主に閉蓋操作を円滑にすることができる。例えば、ガイド溝穴19及びラックギヤ部18aの傾斜を第1の実施の形態よりも強くすることで、両付勢力がうまく相殺され、カバー体22が駆動される全行程で必要な操作力がほぼ一定となるように設計することも可能である。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏するだけでなく、開蓋時にガイド溝穴19が塞がれるようにして、中空部s内への異物の入り込み防止や外観向上に寄与することができる。
さらに、カバー体22と前蓋31の各自重による付勢力が前後方向における反対方向にかかるようにして、開閉動作を円滑にする設計を容易にすることができる。
なお、本実施の形態において、カバー体22としては、開蓋時にガイド溝穴19の少なくとも前半部を塞ぐことができるような位置及び形状を採用すればよく、例示したものに限られない。例えば、カバー体22は、左側板部15Lでいえば、内側壁26Lの右面(内側面15bL)に摺接するように設けてもよい。その場合は、カバー体22との干渉を避けるため、突設部17Lを廃止してもよい。
ところで、上記第1、第2の実施の形態において、側板部15は、側板乃至腕木に相当するものとして構成したが、それに限らず、拍子木に相当する部分を側板部15としてもよい。すなわち、安全や良好な外観確保のためには、図5(a)に例示するように、側板部15を一体的に構成し、内側面より奥まった箇所にラックギヤ部18a及びピニオンギヤ35を配置して露出させない構成とすればよい。
図5(a)は、側板部の変形例を示す図3(a)に対応する断面図である。図5(a)に示すように、左側板部15Lは、第1部材24及び第2部材25を有する。第1部材24には、右方に開口した中空部sLが形成され、中空部sLの底面にラックギヤ部18aが直接形成されている。あるいは、中空部sLの底面に、ラックギヤ部18aが形成された部材(ギヤ部材18Lに相当するもの)を固着してもよい。そして、第1部材24の右面に、第2部材25が固着されている。第2部材25の右面が左側板部15Lの内側面15bLとなる。第2部材25は、第1の実施の形態における左側板部15Lの内側壁26L(図3(a)参照)に相当し、ガイド溝穴19Lは、第2部材25に形成される。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
また、上記各実施の形態において、前蓋31の移動に連動して後蓋32が前後移動し、前蓋31の操作だけで開蓋及び閉蓋操作が可能なように構成する上で、両蓋間の係合は、連動軸33と係合部材34の係合溝34a(図1(a)参照)とによるものに限られない。また、前蓋31、後蓋32の積層の上下関係を逆にしてもよい。
例えば、図5(b)に蓋体30の変形例の模式図を示すように、前蓋31の後部下部に係合部36を突設する。さらに、後蓋32の前端部上部と後端部上部とに、それぞれ被係合部37、38を突設する。そして、被係合部37、38間に係合部36が位置するように前蓋31及び後蓋32を配設する。
閉蓋状態から前蓋31が後方に移動すると、途中から係合部36が被係合部38と係合し、後蓋32が連動して後退する。また、開蓋状態から前蓋31が前方に移動すると、途中から係合部36が被係合部37と係合し、後蓋32が連動して前進する。
ここで、上述した第1、第2の実施の形態と対比すれば、連動軸33の左端部33a、右端部33bの役割を係合部36が果たし、係合部材34の係合溝34a(34aL、34aR)の前端、後端の役割を、被係合部37、38が果たすことになる。図5(b)のような構成でも、蓋体30の前後動作は第1、第2の実施の形態と同じとなる。このような係合関係となる構成は、例示したものに限られず、各種考えられる。
なお、図5(b)のような構成において、前蓋31、後蓋32の積層の上下関係を第1、第2の実施の形態のものと同じとする場合は、図5(c)に示すような構成とすればよい。この場合、係合部及び被係合部は、前蓋31、後蓋32の左右端位置ではなく、左右方向における中間位置に設ければ見えなくなるので、外観が悪化しなくて済む。
なお、上記各実施の形態において、蓋体30は、前蓋31及び後蓋32の2枚の分割構成であったが、これらに相当する連結されて開蓋時に積層される分割構成の2枚の蓋を有する構成であればよい。従って、これら2枚の蓋の前部または後部に、別の蓋が連結され、3枚以上となった構成であってもよい。
10 鍵盤楽器、 15L 左側板部、 15aL 外側面(左外側面)、 15bL 内側面(左内側面)、 15R 右側板部、 15aR 外側面(右外側面)、 15bR 内側面(右内側面)、 17L 突設部(左側突設部、後蓋支持部)、 17R 突設部(右側突設部、後蓋支持部)、 18L、18R ギヤ部材、 18aL ラックギヤ部(左側ラックギヤ部)、 18aR ラックギヤ部(右側ラックギヤ部)、 19L ガイド溝穴(左側ガイド溝穴)、 19R ガイド溝穴(右側ガイド溝穴)、 21 回動軸(左回動軸、右回動軸)、 22 カバー体(左カバー体、右カバー体)、 22a 前端部、 22b 下縁、 30 蓋体、 31 前蓋、 31a 後端部、 32 後蓋、 33 連動軸(係合部)、 33a 左端部、 33b 右端部、 34a 係合溝(被係合部)、 35L ピニオンギヤ(左側ピニオンギヤ)、 35R ピニオンギヤ(右側ピニオンギヤ)、 36 係合部、 37、38 被係合部、 sL 中空部(左側中空部)、 sR 中空部(右側中空部)

Claims (5)

  1. 分割して構成され、閉蓋時に前後に隣接すると共に、開蓋時に鍵盤楽器の筐体の後部において重なって収容される前蓋及び後蓋を有する蓋体と、
    前記鍵盤楽器の前記筐体の左右の側部に構成され、左内側面と左外側面との間、右内側面と右外側面との間にそれぞれ左側中空部/右側中空部が形成された左側板部/右側板部と、
    前記左側板部/前記右側板部の前記左側中空部/前記右側中空部の中において、それぞれ前後方向に延設形成された左側ラックギヤ部/右側ラックギヤ部と、
    前記前蓋の後端部に軸支されて左右に突出して設けられた連動軸と、
    前記連動軸の左端部/右端部にそれぞれ固着された左側ピニオンギヤ/右側ピニオンギヤと、
    前記蓋体の開閉の全行程に対応する前記連動軸の移動方向に沿って前記左側板部/前記右側板部にそれぞれ形成された、左側ガイド溝穴/右側ガイド溝穴とを有し、
    前記連動軸の前記左端部/前記右端部はそれぞれ前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴を貫通すると共に、前記左側ピニオンギヤ/前記右側ピニオンギヤが前記左側中空部/前記右側中空部の中に位置し、前記前蓋の押し引き操作によって前記左側ピニオンギヤ/前記右側ピニオンギヤが前記左側ラックギヤ部/前記右側ラックギヤ部とそれぞれ噛合して転動することで、前記前蓋が前後方向にスライド移動するように構成されたことを特徴とする鍵盤楽器の蓋開閉構造。
  2. 前記左側板部/前記右側板部の前記左内側面/前記右内側面においてそれぞれ前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴より上に、開蓋状態において前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴を目隠しするための左側突設部/右側突設部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の鍵盤楽器の蓋開閉構造。
  3. 前記左側板部/前記右側板部に、それぞれ左右方向に沿った左回動軸/右回動軸を中心に回動自在に設けられた左カバー体/右カバー体を有し、前記左カバー体/前記右カバー体はそれぞれ、閉蓋時には、前記左回動軸/前記右回動軸よりも前側の部分が前記連動軸に当接支持されて回動位置が規制され、開蓋時には、前記前側の部分が閉蓋時に比し下方に回動した状態となって前記左側ガイド溝穴/前記右側ガイド溝穴の少なくとも前半部が前記左カバー体/前記右カバー体によって塞がれるように構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の鍵盤楽器の蓋開閉構造。
  4. 前記左カバー体/前記右カバー体の前記前側の部分における前記連動軸に当接する部分は、前記前側の部分が前記連動軸に当接する全行程において前方にいくにつれて下方に傾斜しており、且つ、前記左側ラックギヤ部/前記右側ラックギヤ部の前半部は、前方にいくにつれて下方に傾斜していることを特徴とする請求項3記載の鍵盤楽器の蓋開閉構造。
  5. 前記筐体には、前記後蓋を前後方向に移動自在に支持する後蓋支持部が設けられ、前記前蓋には係合部が設けられると共に、前記後蓋には被係合部が設けられ、前記前蓋の操作により前記前蓋が前後方向に移動するとき、前記前蓋の前記係合部と前記後蓋の前記被係合部が係合することで、前記前蓋に連動して前記後蓋が移動するように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の蓋開閉構造。
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