JP6789718B2 - 引き出しおよび化粧台キャビネット - Google Patents
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Description
樹脂で成形された引き出しに、金属製などの樹脂よりも比重の大きい材料よりなる錘部材が内蔵されることによって、引き出しに重量が付与される。錘部材によって重量が付与されることにより、錘部材が内蔵されない場合よりも引き出しの操作により多くの力が必要とされる。その結果、樹脂製の軽い引き出しであっても操作時の重量感が増す。また、引き出しの操作時の音の音質が低くなる。そのために、金属製などの樹脂よりも比重の大きい材料で製造された引き出しと同様の操作感を呈する。その結果、樹脂製の軽い引き出しであっても引き出しの重厚感、高級感が増す。
錘部材がこのような収納スペースに内設されることにより、錘部材の落下を防止できると共に、収納スペースへの小物の落ち込みを防止できる。また、引き出し内部の清掃性も向上することができる。
これにより、引き出しの操作時の幅方向のバランスが保たれ、操作性を向上することができる。
これにより、引き出しの操作時に持ち上げられて真上に位置する部材などに衝突することを防止できる。その結果、引き出しの操作性を向上することができる。
幕板と直上の取付台との間の隙間は通常、狭いため、幕板を前板とするスライド式の引き出しを設けると、出し入れの際に取付台と干渉する可能性が高い。これに対して、引き出しに錘部材が内蔵されることによって、正面方向へまっすぐに引き出し、押し込みやすくなる。その結果、引き出しと取付台との干渉が防止されて、引き出しの操作性を向上させることができる。
仕切板が設けられることによって、強度、特に前方への引き出しおよび後方への押し込みに対する強度が補強される。また、錘部材が複数の錘プレートから構成されることによって、錘部材を重心が幅方向の中心または略中心となる位置に配置しやすくなる。
幕板と直上の取付台との間の隙間は通常、狭いため、幕板を前板とするスライド式の引き出しを設けると、出し入れの際に取付台と干渉する可能性が高い。これに対して、引き出しに錘部材が内蔵されることによって、正面方向へまっすぐに引き出し、押し込みやすくなる。その結果、引き出しと取付台との干渉が防止されて、引き出しの操作性を向上させることができる。
また、樹脂で成形された引き出しに、金属製などの樹脂よりも比重の大きい材料よりなる錘部材が内蔵されることによって、引き出しに重量が付与され、錘部材が内蔵されない場合よりも引き出しの操作により多くの力が必要とされる。その結果、樹脂製の軽い引き出しであっても操作時の重量感が増す。また、引き出しの操作時の音の音質が低くなる。そのために、金属製などの樹脂よりも比重の大きい材料で製造された引き出しと同様の操作感を呈する。その結果、樹脂製の軽い引き出しであっても引き出しの重厚感、高級感が増し、化粧台キャビネット全体の重厚感、高級感に馴染んで該化粧台キャビネットの品位を損なうことがない。
図1は、本実施の形態にかかる引き出し100を備えた化粧台キャビネット(以下、キャビネット)300の斜視図である。図2は、本実施の形態にかかる引き出し100の斜視図である。
本実施の形態にかかる引き出し100は樹脂で成形された、前方側に引き出し可能なスライド式引き出しである。引き出し100は、一例として、図1に示されたようにキャビネット300に取り付けられる。
樹脂で成形された引き出し100に、金属製などの樹脂よりも比重の大きい材料よりなる錘部材13が内蔵されることによって、引き出し100に重量が付与される。錘部材13によって重量が付与されることにより、錘部材13が内蔵されない場合よりも引き出し100の操作により多くの力が必要とされる。
10A 左収納部
10B 中央収納部
10C 右収納部
11 仕切板
11L 左仕切板
11R 右仕切板
12 底板
12A 左底板
12B 中央底板
12C 右底板
13 錘部材
13A〜13C 錘プレート
14 ポケット
15 背板
16 ガイド部材
31 取付台
32 収納部
33 引き出し
35 ボウル部
100 引き出し
101 幕板
300 化粧台キャビネット
301 洗面キャビネット
303 ミラーキャビネット
305 洗面ボウル
G 隙間
R ローラー
Claims (8)
- 樹脂で成形された引き出しであって、
前記引き出しの幅方向に延びる前板と、
底板と、
前記幅方向に直交する引き出し方向に、前記前板と所定の間隔を隔てて立設した背板と、を備え、
前記樹脂よりも比重の大きい材料よりなる錘部材を内蔵し、
洗面キャビネットから引き出される、引き出し。 - 前記底板の裏側に、前記錘部材を収納するための収納スペースを有する、請求項1に記載の引き出し。
- 前記収納スペースは、前記幅方向に延び、前記錘部材を前記引き出し方向の前方・後方及び鉛直方向下方から囲っているポケットである、請求項2に記載の引き出し。
- 前記錘部材は、重心が前記幅方向の中心または略中心となる位置に配置されている、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の引き出し。
- 樹脂で成形された引き出しであって、
前記引き出しの幅方向に延びる前板と、
底板と、
前記幅方向に直交する引き出し方向に、前記前板と所定の間隔を隔てて立設した背板と、を備え、
前記樹脂よりも比重の大きい材料よりなる錘部材を内蔵し、
前記錘部材は、前記引き出し方向の中心よりも手前側に配置されている、引き出し。 - 樹脂で成形された引き出しであって、
前記引き出しの幅方向に延びる前板と、
底板と、
前記幅方向に直交する引き出し方向に、前記前板と所定の間隔を隔てて立設した背板と、を備え、
前記樹脂よりも比重の大きい材料よりなる錘部材を内蔵し、
前記引き出しは、上面に洗面ボウルが載置される洗面キャビネットに配置されるものであって、洗面ボウルの取付台の直下に位置し、前記取付台に載設された前記洗面ボウルの前側部を覆う幕板を前記前板として、前記幕板と前記洗面ボウルの前側部との間の空間内に配設される幕板収納タイプである、引き出し。 - 前記引き出しは、仕切板によって前記幅方向に複数個の小空間部に仕切られており、
前記錘部材は、前記複数個の小空間部それぞれに配置される複数の錘プレートからなる、請求項6に記載の引き出し。 - 洗面ボウルの取付台と、
前記取付台の直下に位置し、前記取付台に載設された前記洗面ボウルの前側部を覆う幕板と、
前記幕板を前板とした引き出しと、を備え、
前記引き出しは、樹脂で成形された引き出しであって、前記引き出しの幅方向に延びる前記前板と、底板と、前記幅方向に直交する引き出し方向に、前記前板と所定の間隔を隔てて立設した背板と、を有し、前記樹脂よりも比重の大きい材料よりなる錘部材を内蔵している、化粧台キャビネット。
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JP2016155648A JP6789718B2 (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 引き出しおよび化粧台キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016155648A JP6789718B2 (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 引き出しおよび化粧台キャビネット |
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Family Applications (1)
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JP2016155648A Active JP6789718B2 (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 引き出しおよび化粧台キャビネット |
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- 2016-08-08 JP JP2016155648A patent/JP6789718B2/ja active Active
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