JP2007063879A - 家具 - Google Patents

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一夫 奥
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Abstract

【課題】好適にシャッタを収容することができるシャッタ付の家具を提供する。
【解決手段】左右両側面板42、43間に棚板41及び背面板44を配設してなり前面及び上面を開放した家具本体40と、この家具本体40に設けたシャッタ6と、このシャッタ6を家具本体40の前面及び上面を覆う閉止位置(C)から背面板44の背面及び棚板41の下面に沿って収容される退避位置(O)までの間で移動し得るように案内するシャッタ案内機構Aとを具備してなることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、内部に書類等を収納し得る家具に関するものである。
従来、書類や、書類を収納したボックスファイル等を立てかけて保管或いは使用者の手の届くところに配置しておくための家具が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、このような家具のなかには、収納空間をシャッタによって開閉することができる家具も提案されている。
実公昭56−19881号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものでは、例えば見られたくない書類を家具に配置している場合や離籍時、帰宅時など、使用者にとって書類を露出させたくない場合では、その都度書類を別の収納家具等に収納しなければならない。
一方、シャッタを設けた家具を採用した場合は確かにシャッタによって書類の露出を回避することができる。しかしそのような家具は、シャッタを開放する際には別途シャッタを退避させるスペースを確保しなければならず、いきおい家具そのものが大がかりなものになってしまったり、シャッタを収容するスペースを設けたために家具の収納スペースが限定されてしまったり、或いはシャッタを収容するスペースが他の邪魔なものとなってしまうといったことが起こり得る。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、シャッタを開放した際にも好適にシャッタを収容することができるシャッタ付の家具を提供する。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係る家具は、左右両側体間に棚板及び背面板を配設してなり前面及び上面を開放した家具本体と、この家具本体に設けたシャッタと、このシャッタを前記家具本体の前面及び上面を覆う閉止位置から前記背面板の背面及び前記棚板の下面に沿って収容される退避位置までの間で移動し得るように案内するシャッタ案内機構とを具備してなることを特徴とする。
このようなものであれば、本発明によれば、シャッタを収容するスペースを有効に確保することにより、家具自体が必要以上に大がかりなものとなることや、シャッタを収容するスペースのために収納スペースといった家具として重要なスペースが限定されてしまうことや、シャッタを収容するスペースが他の家具の邪魔となってしまうことを有効に回避して、家具本体内の空間を有効に確保し、当該空間を種々の用途に使用することができる。
また、シャッタを好適に案内するためには、シャッタ案内機構が、各側体の内面に設けた案内レールと、シャッタの各側縁に設けられ案内レールに沿って移動可能な従動子とを具備してなるものであることが望ましい。なお、従動子を構成するものは、案内レールに沿って移動し得るものであれば、スライダであってもローラであってもよい。
退避位置においてシャッタを好適に退避させるためには、案内レールが、側体の内面における家具本体の前面に対応する前面案内部と、家具本体の上面に対応する上面案内部と、家具本体の背面に対応する背面案内部と、家具本体の下面に対応する下面案内部とを連続させて設けたものであり、背面案内部を背面板の背面近傍に配するとともに、下面案内部を棚板の下面近傍に配していることが好ましい。
ここで、シャッタを退避させる際、ある位置までシャッタを持ち上げるとシャッタの自重によってシャッタが加速的に退避することとなるが、下面案内部を水平又は略水平に設けることにより、背面案内部を越えたシャッタの基端部分は下面案内部において水平又は略水平に移動するためにシャッタは背面案内部の長さだけの自重以上に加速することがなく、シャッタが退避する際に加速度が増した状態で退避してシャッタ案内機構に激しい衝撃を与えてしまうといったことを有効に回避することができる。
そして、家具本体が机の天板上に載置されるものである場合、この家具本体が天板上の配線の邪魔となってしなうおそれがあるが、棚板と前記天板との間に、退避位置にあるシャッタを収容するシャッタ収容空間と、このシャッタ収容空間の下に形成され配線類を挿通可能な配線空間とを形成し得るように前記棚板の高さ位置を設定すれば、家具を避けて配線を取り回す必要性を有効に回避して、天板上の配線を好適に取り回し得る構成とすることができる。
特に、天板上において書類を有効に管理して、執務を行う効率を向上させ得るものとするためには、家具本体の内部に、書類を使用者の前面に向けて陳列することができる活用書類陳列領域と、当該活用書類陳列領域に隣接し前記書類を起立重合状態で配列することができる仮収納領域とを設ける事が望ましい。なお、ここでいう書類とは、1枚の紙や、複数の紙葉類を綴じるか或いはファイリングしたものに限られるものではなく、本や雑誌等の書籍も含む概念である。
本発明によれば、シャッタを収容するスペースを有効に確保することにより、家具自体が必要以上に大がかりなものとなることや、シャッタを収容するスペースのために収納スペースといった家具として重要なスペースが限定されてしまうことや、シャッタを収容するスペースが他の家具の邪魔となってしまうことを有効に回避して、家具本体内の空間を有効に確保し、当該空間を種々の用途に使用することができる。また、シャッタを閉止位置とすれば、家具の内部に収納したものを好適に遮蔽することができる。そうすることにより、スペースを有効に使いつつ書類等を好適に管理し得る家具とすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る執務システムSを図1に示す。この執務システムSは、机たるデスクDと、当該デスクDの天板D1上に載置したデスクトップ家具4と、デスクDに添接させたワゴンWとを主体としている。
本実施形態に係るデスクトップ家具4は、図1に示すように、デスクDの天板D1上に載置された態様で主に使用されるものである。具体的にはこのデスクDの横にさらにワゴンWを添接することによって、デスクトップ家具4は、デスクDとワゴンWとともに、使用者が書類管理などの執務を効率的に行うことができる執務システムSを構成しているものである。
執務システムSについて説明すると、デスクDは、図1に示すように、天板D1と、天板D1下方に設けられたメイン抽斗D11、脚D2及び袖D3と、天板D1下方の下肢空間を遮蔽し得る幕板D4とによって主に構成している。袖D3は天板D1の側縁に沿って据え付けられており、上下方向に2段の抽斗D30を有している。また、袖D3及び、脚D2の下方にアジャスタをそれぞれ設けることにより、デスクD全体を支持している。ワゴンWは、図1に示すように、少なくとも前面を開放させた直方体形状の筐体W1と、この前面から装着された上下寸法の略等しい上下2段の抽斗30を具備している。
そしてデスクトップ家具4は、左右両側の側体たる側面板42、43間に棚板41及び背面板44を配設し、前面及び上面を開放した家具本体40と、この家具本体10に設けたシャッタ6と、このシャッタ6を家具本体40の前面及び上面、言い換えれば棚板41、背面板44及び側面板42、43によって形成された開口4aを覆う閉止位置(C)から背面板44の背面及び棚板41の下面に沿って収容される退避位置(O)までの間で移動し得るように案内するシャッタ案内機構Aとを具備している。
以下、デスクトップ家具4の各部の具体的構成について詳述する。
家具本体40は、上述の通り棚板41と背面板44と、一対の側面板42、43とによって主に構成されており、棚板41の上、且つ棚板41、背面板44及び側面板42、43によって形成された開口4aよりも内側の空間に、書類Pや他の家具等を好適に収納し得るものである。
棚板41は、図2に示すように、一対の側面板42、43間に天板D1から若干の寸法離間させて架設したものであり、当該棚板41上には、後述するスタンド10並びにシェルフ20を載置している。また、天板D1と棚板41とを離間させることにより、天板D1と棚板41との間に退避位置(O)にあるシャッタ6を収容する後述するシャッタ収容空間B1と、配線類を挿通可能な配線空間Hとを形成している。そして棚板41の側縁下側には、シャッタ6を閉止位置(C)において施錠し得る施錠手段4Kを設けている。
施錠手段4Kは、図2及び図3に示すように、棚板41の側縁部近傍に設けられたシリンダ錠を主体としたものである。図3並びに図5に示す閉止姿勢(C)において、図示しない鍵を用いて施錠してシャッタ6の前端を固定することにより、閉止位置(C)から退避位置(O)へのシャッタ6の移動を禁止するものである。なお、施錠手段4Kは通常のシリンダ錠の構造を有したものとしているので、本明細書において詳細な記載を省略する。また、施錠手段4Kはシリンダ錠のみならず他の種々の構造を有した既存の施錠機構を採用することができる。
背面板44は、図2に示すように、棚板41の後端から上方に側面板42、43の上端と略等しい高さにまで起立している。
側面板42、43は、図2に示すように、下端部を天板D1上に載置して立ち上がる、左右略対象の形状を有した板材である。そして側面板42、43の内面にシャッタ6を支持するレール5を設けている。すなわちこのレール5によってシャッタ6の両側縁をそれぞれ支持し、このレール5に沿ってシャッタ6を移動させることによって、後に詳述する退避位置(O)と閉止位置(C)との間でシャッタ6が移動する。具体的にはレール5を、側面板42、43の内面における縁部付近を略周回するように設けている。
レール5は、図4及び図5に示すように、上述の通り側面板42、43の内面における縁部付近を略周回するように、側面板42、43の内面における家具本体40の前面に対応する前面案内部51と、家具本体40の上面に対応する上面案内部52と、家具本体40の背面に対応する背面案内部53と、家具本体40の下面に対応する下面案内部54とを連続させて設けたものである。前面案内部51は、垂直に伸びる垂直部51aの上下方向に、奥行き方向に湾曲し棚板41の前端41aに連続する奥行案内部51bと、上面案内部52に連続するアール部52cとを連続させたものである。ここで、この奥行案内部52bを設けてシャッタ6を前方から棚板41の前端41aに当接させることによって、棚板41の前端41aよりも前方にまでシャッタ6によって遮蔽することができるので、例えば棚板41の前面にはみ出して書類P等を載置した状態であっても好適にシャッタ6を閉止位置(C)とすることができる。上面案内部52は、側面板42、43の略上端に沿って配置されることにより、家具本体40の上端付近までシャッタ6を配置し得るものとなっている。背面案内部52は、背面板44の背面近傍に配されるように、側面板42、43の後端近傍に配置されている。詳細には、背面板44の背面側を側面板42、43の後端よりも若干前方に設定することによって、背面板44の背面側に背面収容領域B2を形成している。下面案内部54は、棚板41の下面近傍に水平方向に棚板41の前端41a付近にまで延びている。言い換えれば、棚板41aの下面側を側面板42、43の下端よりも若干上方に設定することによって、棚板41の下側にシャッタ収容空間たる下面収容空間B1を形成し、この下面収容空間B1の下側に配線空間Hを設けている。
シャッタ6は、図4、図5及び図6に示すように、レール5に支持された状態でレール5に沿って移動することによって。開口4aを遮蔽した閉止位置(C)と、開口4aを開放した退避位置(O)との間で移動可能となっている。そしてシャッタ6の構造について説明すると、図6(a)、図6(b)、図6(c)及び図6(d)に示すように、シャッタ6は複数のシャッタ要素61を連結し、その両側からスライダ62を外嵌させ、このスライダ62がレール5内を摺動し得る構成としている。シャッタ要素61は、図6(a)に示すように断面視箱形の本体611と、本体611の一端側に形成した軸部612と、他端側に形成した軸受け613とによって主に構成された、例えば押出し成形により製造されたものである。スライダ62は、図6(b)に示すように箱形の本体611に対応した形状を有するスライダ本体621と、スライダ本体621の一端側に形成したピン622と、他端側に形成した挿通孔623とによって主に構成された例えば樹脂の一体成形により製造されたものである。そして、図6(c)に示すように、シャッタ要素61の軸受け613の内部に他のシャッタ要素61の軸部612を挿入していくことによって複数のシャッタ要素61を相対化移動可能に連結する一方で、スライダ62の挿通孔623に他のスライダ62のピン622を挿入することによって複数のスライダ62を相対化移動可能に連結している。そして、連結した複数のシャッタ要素61の軸部612内に連結した複数のスライダ62のピン622をそれぞれ挿入することによって、図6(d)に示すようにシャッタ6を完成させる。なお図6(d)において、図示左側のスライダ62は図(c)に示したものとは左右対象の形状を有している。また、図4及び図5に示すように、シャッタ6の最も手前側にはシャッタ要素61及びスライダ62に代えて把手61a及び把手用スライダ62aを連結している。そして把手61aの前端を、閉止位置(C)の際に棚板の前端41aに当接する当接面61a1としている。
そして本実施形態では、書類Pを使用者の前面に向けて陳列することができる活用書類陳列領域1と、書類Pを起立重合状態で配列することができる仮収納領域2とをデスクトップ家具4の棚板41上、すなわち家具本体40の内部に設けたものとしている。以下、活用書類陳列領域1及び仮収納領域2について図2及び図7を参照して説明する。
活用書類陳列領域1は、図2に示すように、本実施形態では書類Pを例えばクリアホルダchに入れた状態で陳列させた状態で保持し得る活用書類陳列手段たるスタンド10と、このスタンド10に書類Pを収納するための空間10aとによって構成している。スタンド10は、図2に示すように書類Pを下方から支持する下方支持部11と、書類Pの倒伏を防止する倒伏防止部12と、一対の側方板13(図示せず)、14とによって主に構成している。また、倒伏防止部12は、書類Pの後方を支持する後方支持壁122と、書類Pの前方を露出させた状態で支持する前方支持壁121と有している。なお本実施形態において、下方支持部11と倒伏防止部12とを、例えばアルミの押出しによって成形された部品によって構成するとともに、書類Pを上下2段に陳列し得るものとしている。そして、図2並びに図7に示すように、スタンド10は幅寸法を変化させ得るように構成している。具体的には、下方支持部11が複数の下方支持板11aを有するとともに倒伏防止部12が複数の倒伏防止板12aとによって構成されるものであり、複数の下方支持板11a並びに複数の倒伏防止板12aを幅方向に相対的に移動させることによって下方支持部11並びに倒伏防止部12の幅寸法を変化させ得る構造としている。本実施形態においては上述の通り下方支持部11と倒伏防止部12とをテレスコピック状に構成することにより、幅方向に伸縮可能なものとしている。
仮収納領域2は、図2に示すように、本実施形態では書類Pや当該書類Pを収納し得るボックスファイルbを起立重合状態で配列し得る仮収納手段たるシェルフ20と、このシェルフ20に書類Pを収納するための空間20aとによって構成されたものとしている。シェルフ20は、図2に示すように、一対の側板23、24と、側板23、24間に架設される横架部21及び底部22と、側板23、24間に設けられた仕切板25とによって主に構成している。そして図2並びに図7に示すように、横架部21を、後述の通りその幅寸法を変化させ得るように構成している。すなわち、横架部21を連結した複数の横架材21aとから構成し、この複数の横架材21aを幅方向に相対的に移動させることによって幅寸法を変化させ得るものとしている。具体的には、両側の横架材21aの内部に中央の横架材21aを嵌め入れる構成としている。そして中央の横架材21aを嵌め入れる寸法を調節することによって、横架部21の幅寸法を変化させ得る構造、すなわちテレスコピック状の構成としている。底部22も同じく複数の底板22aによるテレスコピック状の構成としている。
しかして、本実施形態に係るデスクトップ家具4は、図1、図2、図3、図4及び図5に示すように、上述したレール5とスライダ62とによって、シャッタ6が家具本体40の前面及び上面を覆う閉止位置(C)から、背面板の背面及び棚板の下面に沿って収容される退避位置(O)までの間で相互に移動し得るように案内するシャッタ案内機構Aを構成している。
以下、シャッタ6が移動する具体的な動作について図4及び図5を参照して詳述する。まず、閉止位置(C)から退避位置(O)へシャッタ6を移動させるべくシャッタ6の前端に配置された把手61aを持ち上げた場合、前面案内部51に位置するシャッタ6よりも背面案内部53に位置するシャッタ6の長さ寸法が長くなる位置を越えると、背面案内部53に位置するシャッタ6の重量によって、シャッタ6は外力がなくとも自重によって退避位置(O)へと移動する。このとき、背面案内部53を通過したシャッタ6は水平に設けられた下面案内部54へ移動する際に水平に保持されるため、シャッタ6を退避位置(O)へと移動させるシャッタ6の重量は背面案内部53の長さ寸法に係る重量以上に増加する事はなく、すなわちシャッタ6がレールの終端に勢いよく衝突することを有効に回避して、好適に退避位置(O)へ案内し得るものとなっている。一方、退避位置(O)から閉止位置(C)へシャッタ6を移動させるために上面案内部52に位置する把手61aを引っ張った場合、背面案内部53に位置するシャッタ6の長さ寸法よりも前面案内部51に位置するシャッタ6の長さ寸法が長くなる位置を越えると、前面案内部51に位置するシャッタ6の重量によってシャッタ6は外力が無くとも自重によって閉止位置(C)へ向かって移動する。そして把手61aの当接面61a1が棚板41の前端41aに当接することにより閉止位置(C)となり、この閉止位置(C)において上述した施錠手段4Kによって施錠することができる。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る家具たるデスクトップ家具4は、開口4aを閉止する閉止位置(C)から背面板44の背面及び棚板41の下面に沿って収容される退避位置(O)までの間で移動し得るように案内するシャッタ案内機構Aを具備することにより、退避位置(O)において別途スペースを設けることなくシャッタ6を収容することができるので、家具本体40まわりのスペースを有効に活用し得たものとなっている。そうすることにより、家具本体40の開口4aの内側の、シャッタ6によって遮蔽し得る空間を最大限に確保して、当該空間を種々の用途に用いることができる。
また、シャッタ案内機構Aが、案内レールたるレール5と、シャッタ6の各側縁に設けられレール5に沿って移動可能な従動子たるスライダ62とを具備する構成としているので、シャッタ要素61の材質や構造に拘わらずシャッタ6をスムーズに案内することができ、小さな力でシャッタ6を操作することができる。
そしてレール5を背面案内部53を背面板44の背面近傍に配するとともに、下面案内部54を棚板41の下面近傍に配していているため、退避位置(O)において、より省スペースにシャッタ6を退避させることが可能となっている。
特に下面案内部54を水平に設けているので、シャッタ6を退避させる際、ある位置までシャッタ6を持ち上げると背面案内部53に位置するシャッタ6の重量が増えることによってシャッタ6が加速的に退避することとなるが、背面案内部53を越えたシャッタ6の基端部分は下面案内部54において水平に移動するためにシャッタ6は背面案内部54の長さだけの自重以上に加速してシャッタ案内機構Aに激しい衝撃を与えてしまうといったことを有効に回避している。なお下面案内部54は、厳密に水平に設けている必要はなく例えばシャッタ6の加速を調節する等といった設計事項により若干の角度を付与して略水平に設けたものであってもよい。
そして、シャッタ収容空間たる下面収容空間B1と配線空間Hとを形成し得るように棚板41の高さ位置を設定しているので、デスクトップ家具4が天板D1上の配線の邪魔となってデスクトップ家具4を避けて配線を取り回す必要性を有効に回避して、天板D1上の配線を好適に取り回し得る構成とすることができる。
加えて、家具本体40の内部に、書類Pを使用者の前面に向けて陳列することができる活用書類陳列領域1と、当該活用書類陳列領域1に隣接し書類Pを起立重合状態で配列することができる仮収納領域2とを設けているので、天板D1上に書類Pを有効に配置し、管理し得るものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態において、シャッタの重量を利用してシャッタが移動し得る構成としていたが、例えばシャッタと背面板との間に閉止位置へ付勢するバランサを設けてもよく、また逆に退避位置への移動を付勢するようにバランサを設けても良い。また上記実施形態に係る執務システムにおいて、デスクは必ずしも袖を具備しているものに限られず、種々の態様のデスクを採用することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る執務システムを示す外観図。 同実施形態に係るデスクトップ家具を示す外観図。 同上。 同実施形態に係るデスクトップ家具を示す模式的な断面図。 同上 同実施形態に係るシャッタの構成を示す説明図。 同実施形態に係るデスクトップ家具を示す外観図。
符号の説明
1…活用書類陳列領域
2…仮収納領域
4…家具(デスクトップ家具)
40…家具本体
41…棚板
42、43…側体(側面板)
44…背面板
5…案内レール(レール)
51…前面案内部
52…上面案内部
53…背面案内部
54…下面案内部
6…シャッタ
62…従動子(スライダ)
A…シャッタ案内機構
B1…シャッタ収容空間(下面収容空間)
D…机(デスク)
D1…天板
H…配線空間
C…閉止位置
O…退避位置

Claims (6)

  1. 左右両側体間に棚板及び背面板を配設してなり前面及び上面を開放した家具本体と、この家具本体に設けたシャッタと、このシャッタを前記家具本体の前面及び上面を覆う閉止位置から前記背面板の背面及び前記棚板の下面に沿って収容される退避位置までの間で移動し得るように案内するシャッタ案内機構とを具備してなることを特徴とする家具。
  2. 前記シャッタ案内機構が、前記各側体の内面に設けた案内レールと、前記シャッタの各側縁に設けられ前記案内レールに沿って移動可能な従動子とを具備してなるものである請求項1記載の家具。
  3. 前記案内レールが、側体の内面における家具本体の前面に対応する前面案内部と、家具本体の上面に対応する上面案内部と、家具本体の背面に対応する背面案内部と、家具本体の下面に対応する下面案内部とを連続させて設けたものであり、前記背面案内部を前記背面板の背面近傍に配するとともに、前記下面案内部を前記棚板の下面近傍に配している請求項2記載の家具。
  4. 前記下面案内部を水平又は略水平に設けている請求項3記載の家具。
  5. 前記家具本体が机の天板上に載置されるものであり、前記棚板と前記天板との間に、退避位置にあるシャッタを収容するシャッタ収容空間と、このシャッタ収容空間の下に形成され配線類を挿通可能な配線空間とを形成し得るように前記棚板の高さ位置を設定している請求項1、2、3又は4記載の家具。
  6. 前記家具本体の内部に、書類を使用者の前面に向けて陳列することができる活用書類陳列領域と、当該活用書類陳列領域に隣接し前記書類を起立重合状態で配列することができる仮収納領域とを設けている請求項5記載の家具。
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