JP4635995B2 - ワゴン型スツール - Google Patents

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Description

本発明は、ワゴン型スツールに関する。さらに詳しくは、キッチンユニットや、机の下方等に出し入れ自在に収められ、小物類を収納することも可能なワゴン型スツールの構造に関する。
従来、ワゴンは金属パイプを組み合わせてフレームを形成し、底面にキャスタを設けて移動自在、方向転換自在とされたものが知られている。さらに、キッチンユニットや、机の下方等に出し入れできるように、ワゴン本体の下面にキャスタを取り付け、キッチンや机と調和するように、家具調に構成したワゴン型キャビネットも公知である。
例えば、上記ワゴン型キャビネットに抽斗等を設けて、机と並設し、該キャビネットの天板を脇机として使用するとき、使用者が誤って、上記天板の後部側に手を突いた場合のように、下向きの外力が作用すると、この下向き外力の作用点が後ろ側に備えられたキャスタよりも後方であると、このキャスタを支点として本体が上向きに回動したり、不用意に前方に移動してしまうという問題がある。このような問題を解決するために、下記特許文献1にはワゴン型キャビネットの転倒防止装置が提案されている。
特開平8−332121号公報(第1〜3頁、第1〜4図)
一方、上記ワゴン型キャビネットを木質材料で構成して、さらに高級感を持たせたスツールタイプとしたとき、キャスタが外から見えるため、外観上問題がある。さらに、上記特許文献1には、転倒防止装置として、後部側のキャスタの後方に転倒防止用の補助脚体が設けられているが、構造が複雑であり、使い勝手が悪いという問題もある。
本発明はこのような問題を解決して、キッチンユニット等と調和するように高級感のある木質材料から構成され、収納キャビネット兼腰掛けとしてのスツールとしても使用できるワゴン型のスツールを提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、収納キャビネット本体の前面に把手を有する前板部を余高が出るように取り付け、該収納キャビネットはその開口部に座板を開閉自在に覆設してスツールを形成するとともに、上記収納キャビネットの底面板の裏面にはキャスタと錘とが取り付けられ、さらに上記キャスタと錘とを囲繞するように、該収納キャビネット底面板の周縁よりスカート部が垂設されてなるワゴン型スツールが提供される。
上記収納キャビネット、前板部、把手、スカート部等は高級感を出すため、木質材料から構成することが好ましい。また、座板も皮革または合成皮革を張ること等により、柔らかく、高級感を出すことが好ましい。さらに、錘は、通常、金属が用いられ、金属板として、収納キャビネットの底面板の裏面にビスや固定金具等により、固定することが好ましい。
請求項2に記載のワゴン型スツールは、請求項1に記載の発明に加えて、上記座板が収納キャビネットの開口部を回動自在に覆うようにヒンジ結合される。上記座板は、開口部を形成する4面のうち、好ましくは、前板部と対向する対向面の上端部に回動自在に軸着される。
請求項3に記載のワゴン型スツールは、請求項1に記載の発明に加えて、上記錘が上記前板部とスカート部の最大離間面に接して固定されることが好ましい。通常、スカート部は平面視方形に形成されるため、錘は、該スカート部の後面板に接して固定される。
請求項4に記載のワゴン型スツールは、請求項1に記載の発明に加えて、上記スカート部を前板部より後退させて設け、蹴込み空間が形成されることが好ましい。
請求項1に記載の発明にかかるワゴン型スツールは上記のとおりであり、収納キャビネットの開口部に座板を開閉自在に覆設してスツールを形成するため、例えば、キッチンユニットと組み合わせたとき、腰掛けて調理作業をすることができる。
また、上記収納キャビネット本体の前面には把手を有する前板部が取り付けられ、収納キャビネットの底面板の裏面にはキャスタと錘とが取り付けられているので、把手を用いてワゴン型スツールを容易に移動、方向転換をすることができるとともに、錘の作用により、ワゴン型スツールが部分的に浮き上がることなく安定して移動、方向転換を行える。
さらに、上記キャスタと錘とを囲繞するように、該収納キャビネット底面板の周縁よりスカート部が垂設されているため、外部からキャスタ等が見えず見栄えをよくすることができる。
請求項2に記載のワゴン型スツールは上記のとおりであり、上記座板が収納キャビネットの開口部を回動自在に覆うようにヒンジ結合されているため、座板を回動して現れた開口部に種々の小物、例えば、キッチンユニットと組み合わせれば、皿、茶碗、ボウル等の調理用小物類を収納することができる。収納後は、開口部を閉じれば、ワゴン型スツールとして利用できる。
請求項3に記載のワゴン型スツールは上記のとおりであり、請求項1のワゴン型スツールの有する効果に加え、上記錘が前板部とスカート部との最大離間面、すなわち、平面視方形に形成されるスカート部の上記前板部に対向する後面板に接して固定されるため、上記前板部との離間距離が最大となり、把手を手前に引いた時に加わるモーメントに対してカウンターウエイトとして作用し、ワゴン型スツールの後部が浮き上がる等の不安定をなくすことができる。
請求項4に記載のワゴン型スツールは上記のとおりであり、請求項1のワゴン型スツールの有する効果に加え、上記スカート部を前板部より後退させて設け、蹴込み空間を形成することにより、例えば、キッチンユニットと組み合わせたとき、つま先がスカート部に当たることなく、快適に調理作業を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明にかかるワゴン型スツールAの前面部を示す斜視図であり、その収納キャビネット1本体に前板部2を取り付けた状態を示すものである。図2は、図1に示す収納キャビネット1の開口部10に座板3を覆設してなる本発明にかかるワゴン型スツールAの後面部を示す斜視図である。
図1、図2に示すように、前板部2は収納キャビネット1よりも高さが余るように取り付けられ、その余高部21には把手4が取り付けられている。また、収納キャビネット1の底部の周縁よりスカート部5が垂設され、このスカート部5を前板部2の下端より若干後退させて設けて蹴込み空間Kが形成される。
図3は、図2におけるX−X線に沿う断面図である。図3に示されるように、上記収納キャビネット1の底面板11の裏面には前部キャスタ61と後部キャスタ62が取り付けられ、上記把手4を引いたり押したりすることによって、移動自在、方向転換自在とされている。また、把手4を引き出すとき、収納キャビネット1の後方部が浮き上がることのないように、錘7が底面板11の裏面に取り付けられている。上記前部キャスタ61、後部キャスタ62および錘7は、上記底面板11の周縁に垂設され、平面視方形に形成されるスカート部5によって囲繞され、外部からは見えない構造となっている。
また、上記収納キャビネット1の開口部10を構成する4面のうち、背面板12の上端部には座板3がヒンジ8によって回動自在に取り付けられている。例えば、ワゴン型スツールAをキッチンユニットに組み込んで使用するとき、座板3を図3における白抜き矢印の方向に回動して開口すれば、皿、茶碗、ボウル等の調理用小物類や、鍋、かま等の調理用具等を収納することができる。収納後は、図2に示す形態で、ワゴン型スツールAとしてキッチンフロアを自由に移動、方向転換することができる。
図4は、図2に示すワゴン型スツールAの裏面を示す裏面図である。図4に示すように、前部キャスタ61と後部キャスタ62とは収納キャビネット1の底面板11の裏面にビス固定され、錘7は上記前板部2に対向して位置するスカート部5の後面板51に接してビス固定されている。さらに、錘7は、落下して足等を傷付けることのないように、3個の錘固定金具9によってしっかりと底面板11の裏面に固定されている。
図4に示されているように、錘7はスカート部5の後面板51に接して固定されているため、上記前板部2との離間距離が最大となり、把手2を手前に引いた時に加わるモーメントに対してカウンターウエイトとして作用し、ワゴン型スツールAの後部が浮き上がる等することなく、安定して移動、方向転換することができる。
図5は、上記のように構成されたワゴン型スツールAをキッチンユニットBに組み込んだ状態を示す斜視図である。図5に示すように、キッチンユニットBと調和して意匠性よくキッチンルームに配設することができる。また、図5に白抜き矢印で示す方向に引けば、図2に示すように、収納キャビネット兼スツールとして使用できる。
本実施形態においては、座板3は、開口部10を構成する背面板12の上端部にヒンジ8によって回動自在に取り付けられているが、開口部10を構成する他の面の上端部にヒンジ結合されてもよい。また、ヒンジ結合のみならず、開口部10を開閉するように嵌合自在な形態としてもよい。このように、本発明は種々設計変更可能であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、いずれも本発明の技術的範囲に属する。
本発明にかかるワゴン型スツールの前面部を示す斜視図。 本発明にかかるワゴン型スツールの後面部を示す斜視図である。 図2におけるX−X線に沿う断面図である。 本発明にかかるワゴン型スツールの裏面を示す裏面図である。 本発明にかかるワゴン型スツールをキッチンユニットに組み込んだ状態を示す斜視図である。
符号の説明
A 第1実施形態にかかるワゴン型スツール
B キッチンユニット
K 蹴込み空間
1 収納キャビネット
10 開口部
11 底面板
12 背面板
2 前板部
21 余高部
3 座板
4 把手
5 スカート部
51 後面板
61 前部キャスタ
62 後部キャスタ
7 錘
8 ヒンジ
9 錘固定金具

Claims (4)

  1. 収納キャビネット本体の前面に把手を有する前板部を余高が出るように取り付け、該収納キャビネットはその開口部に座板を開閉自在に覆設してスツールを形成するとともに、上記収納キャビネットの底面板の裏面にはキャスタと錘とが取り付けられ、さらに上記キャスタと錘とを囲繞するように、該収納キャビネット底面板の周縁よりスカート部が垂設されてなるワゴン型スツール。
  2. 上記座板が収納キャビネットの開口部を回動自在に覆うようにヒンジ結合された請求項1に記載のワゴン型スツール。
  3. 上記錘が上記前板部とスカート部の最大離間面に接して固定されてなる請求項1に記載のワゴン型スツール。
  4. 上記スカート部を前板部より後退させて設け、蹴込み空間が形成された請求項1に記載のワゴン型スツール。
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