JP3198705U - 工具箱 - Google Patents

工具箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3198705U
JP3198705U JP2015002213U JP2015002213U JP3198705U JP 3198705 U JP3198705 U JP 3198705U JP 2015002213 U JP2015002213 U JP 2015002213U JP 2015002213 U JP2015002213 U JP 2015002213U JP 3198705 U JP3198705 U JP 3198705U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
main body
opening
tool box
front lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015002213U
Other languages
English (en)
Inventor
吉村 耕司
耕司 吉村
Original Assignee
コージ産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コージ産業株式会社 filed Critical コージ産業株式会社
Priority to JP2015002213U priority Critical patent/JP3198705U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198705U publication Critical patent/JP3198705U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】物品の出し入れの容易性に優れた金属板製工具箱を提供する。【解決手段】工具箱は、上向き開口部3と前向き開口部4とを有する本体1と、これを覆う蓋2とで構成されている。蓋2は、本体1の上下後端に連結された上蓋11と、上蓋11の前端に連結された前蓋12とからなっている。前蓋12のみを開いて前向き開口部4から物品を出し入れすることも可能であるし、前蓋12と上蓋11との両方を回動させて、本体1を全開させることも可能である。全開状態で前蓋12は上蓋11の後ろに位置させることができるため、物品の出し入れに際して前蓋12が邪魔になることはない。【選択図】図5

Description

本願考案は、工具箱(道具箱)に関するものである。
工具箱は上向きにのみ開口するものが多いが、これでは物品を出し入れしにくい場合がある。そこで、本体の前面にも開口部を形成して、上向き開口部と前向き開口部とを連通させた形態が提案されている。
その例として、例えば特許文献1には、本体に、上面の略前半分に上向き開口部を形成する一方、前面はその下部を除いて全体的に開口して、上向き開口部は後ろ向きに回動する上蓋で塞いで、前向き開口部は着脱式の前蓋で覆うことが開示されている。
また、特許文献2には、上向き開口部と前向き開口部とを1つの蓋で覆って、この蓋を、手前に開き回動させることが開示されている。逆に、特許文献3には、上向き開口部と前向き開口部とを1つの蓋で開閉するにおいて、蓋を、上向きに跳ね上げることで開き回動させることが開示されている。
更に、特許文献4には、本体を上向きに開口させると共に前後スライド式の引出しを設けて、上向き開口部は回動式の上蓋で覆うことが開示されている。
意匠登録第1177641号公報 意匠登録第0921594号公報 実開昭60−131378号のマイクロフィルム 実開昭57−058657号のマイクロフィルム
本体に上向き開口部と前向き開口部とを形成すると、物品の出し入れが容易になる。特に、特許文献3のように上向き開口部の全体を開口させると、物品の出し入れの容易性は一層向上する。
しかし、特許文献1のように前蓋を着脱式に構成すると、開閉操作が面倒であるのみならず、外した前蓋の扱いが面倒で、場合によっては、外した前蓋を紛失してしまうおそれもある。
他方、特許文献2,3のように1つの蓋で開閉すると、蓋の開閉操作の手間や紛失の問題はないが、特許文献2のように前開き方式では、蓋を開いた状態で、上向き開口部を覆う部分が上向きに立ち上がるため、これが物品の出し入れに際して邪魔になりやすいという問題がある。特に、本体の上面の全体を開口させると、上向き開口部を覆う部分の前後巾も大きくなるため、蓋を手前に開いた状態で上向き開口部を覆う部分が邪魔になる度合いは一層高くなる。
また、特許文献3においても、蓋を跳ね上げ回動させた状態で、蓋のうち前向き開口部を覆う部分が手前に張り出すため、これが物品の出し入れ等の邪魔になるおそれがある。特に、前向き開口部の上下深さが深くなると、蓋のうち前向き開口部を覆う部分の上下高さも高くなるため、開蓋状態において、前向き開口部を覆う部分が人の手に触れやすくなる度合いが増大する。
更に、特許文献4のように引出しを設けた場合、引き出しの前面は露出しているため、飛び出しを防止するためにはラッチ機構や錠などを蓋とは別に設ける必要があり、このため構造が複雑化することが懸念される。
本願考案はこのような現状に鑑み成されたものであり、使い勝手がよい改良された工具箱を提供することを目的とするものである。
本願考案は多くの構成を含んでおり、その例を各請求項で特定している。このうち請求項1の考案では、工具箱は、直方体状でその上面と前面とに互いに連通した開口部が形成されている本体と、前記本体の開口部を塞ぐ蓋とを有しており、前記蓋は、前記本体の上向き開口部を覆う上蓋と、前記本体の前向き開口部を覆う前蓋とから成っており、前記上蓋は、後ろ向きに跳ね上げ回動させ得るように前記本体の後端上部に連結されて、前記前蓋は、前記上蓋の上面に重なる方向に回動させ得るように前記上蓋の前端に連結されている。
請求項2の考案は請求項1を具体化したもので、この考案では、前記本体の前向き開口部は、前記本体の前面のうち下部を除いた上側の全体に形成されており、このため、前記本体には、前記前向き開口部の下方に位置した下部前壁が残っており、かつ、前記前蓋を閉じた状態で、当該前蓋と前記下部前壁とが略同一面を成している。
請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記上蓋の厚さよりも前蓋の厚さが小さくなっている。
請求項4の考案は、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記本体及び蓋はスチール板又はステンレス板若しくは他の金属板製であり、前記本体の左右側部を構成する左右側板は、その上端縁と前端縁とを内向きに折り曲げることによって厚みを持たせている一方、前記上蓋は、その左右側縁と前縁とを下向きに折り曲げることによって厚みを持たせており、前記前蓋は、単なる平板であるか、又は、左右側縁と下縁とを後ろ側に曲げることによって厚みを持たせている。
請求項5の考案は請求項1を具体化したもので、前記本体の前向き開口部は、前記本体の前面のうち左右側部と下部とを除いて上向きに開口した状態に形成されており、前記前蓋を閉じた状態で、当該前蓋と本体の前面とが略同一面を成している。
本願考案では、蓋は上蓋と前蓋とから成っていて、前蓋は上蓋に回動自在に連結されているため、前蓋を上蓋に対して跳ね上げ回動させて更に上蓋を更に跳ね上げ回動させると、前蓋は上蓋の後ろに位置する。このため、前蓋が物品の出し入れの邪魔になることはない。つまり、本体は、上向き開口部の上方にも前向き開口部の前方にも蓋が存在しない状態に開口させることができるのであり、これにより、人の手や物品が蓋に当たることを防止して、使い勝手を格段に向上させることができる。
また、前向き開口部のみを開口させることも可能であるため、例えば、本体の内部に引出しユニットを設けた場合、前蓋のみを開くだけで引出しを使用することができて便利であると共に、前蓋によって引出しを飛び出し不能に保持できるため、引出しユニットを内蔵した場合であっても構造の複雑化を防止できる。
なお、本願考案では、前蓋と上蓋との相対姿勢は変えずに、上蓋のみを跳ね上げ回動させることも可能である。この場合は、前蓋を直立姿勢よりも少し後傾した姿勢に開いていると、前蓋は上蓋の状態から手前に向けて庇状に張り出す形態になるが、このような開き態様でも差し支えない場合は、前蓋を上蓋の後ろに回動させる必要はない。従って、前蓋を回動操作せずに、上蓋のみを回動させて本体を全開させることも可能である。この点も本願考案の特徴の一つである。
前向き開口部の態様は様々に選択できるが、請求項2の構成を採用すると、下部前板が存在することによって本体の堅牢性を確保できるし、南京錠式等の錠を取り付けることも簡単に実現できる。また、下部前板の上方の前向き開口部は左右全巾に亙って開口しているため、物品の出し入れが容易である。更に、閉蓋状態で前壁と下部前壁とが略同一面を成しているため、美観に優れている利点もある。
工具箱において、複数のものを上下に積み重ねたり、閉じた状態で工具箱の上に他の物品を載せたりすることが多い。従って、上蓋には閉じた状態で下向きの荷重が掛かることがある。このため、上蓋はある程の強度を確保しておくのが好ましい。他方、前向き開口部に下向きの荷重が掛かることはないため、蓋としての機能(変形防止や防盗性等の機能)を確保できる程度の強度で足りる。この点、請求項3の構成を採用すると、上蓋と前蓋とは必要とされる機能を確保しつつ必要最小限の厚さに設定できるため、材料の無駄や収容容積の低下を防止できる。
工具箱は樹脂製とすることも可能であるが、請求項4のように金属板製とすることにより、堅牢性に優れたものとすることができる。特に、大型の工具箱の場合に好適である。前蓋を単なる平板状に構成した場合は、それだけ構造が簡単になってコスト面でも有利であり、また、左右側縁と下縁とを後ろ側に曲げることによって厚みを持たせと、薄板製であっても高い強度を確保できる。
請求項5の構成を採用すると、本体の前面板は上向きに開口したコ字形を成しているため、本体の堅牢性が高くなる。また、本体の前面板にはその全高に亙って左右側部の残っているため、例えば、本体の内部にその間口寸法いっぱいの左右横長の物品を収納した場合、手前にこぼれない状態で積み重ねることができる利点がある(前向き開口部が存在するため、横長の物品の出し入れは容易である。)。
第1実施形態を全閉状態で手前から見た斜視図である。 第1実施形態を全閉状態で後ろから見た斜視図である。 第1実施形態の一部破断部分斜視図である。 (A)は第1実施形態において前蓋のみを開いた状態での側断面図、(B)は全閉状態の部分的な側断面図である。 第1実施形態において、全開状態での側断面図である。 (A)は第2実施形態の部分側断面図、(B)(C)は第2実施形態の変形例を示す図、(D)は第3実施形態を示す図である。 第4実施形態の側断面図である。
(1).第1実施形態
次に、本願考案をスチール板製の工具箱に適用した実施形態を、図面に基づいて説明する。まず、図1〜5に示す第1実施形態を説明する。
工具箱は本体1と蓋2とを有しており、本体1は、左右横長の直方体状の基本形態であって、上面の全体と前面のうち下部を除いた全体とが開口している。すなわち、互いに連通した上向き開口部3と前向き開口部4とを有している。従って、本体1は、左右側板5と底板6、背板7、下部前板8とを有している。下部前板8と側板5の下部とは、一体に連続している(接合されている。)。
例えば図3に示すように、左右側板5は、その上縁の全体と前縁とに内向きの折り曲げ片5a,5bを形成しており、このため、正面視及び平面視で厚みを持った状態になっている。折り曲げ片5a,5bを更に内側に曲げて全体としてコ字形に形成したり、中空角形に形成したりすることも可能である。
背板7も、その上端に内向き片7aを形成することによって厚みを持たせた状態になっている。背板7における上端の内向き片7aと側板5の上端の内向き片5aとは、その端部において互いに突き合わさっており、全体として1枚板状に連続している。
下部前板8は底板6の前端から立ち上がっており、その上端には、本体1の収納空間に入り込んだ段部9を形成している。従って、左右側板5の前面の下部にも段部5cが形成されている。第1実施形態では、段部9の奥行き寸法は僅かになっており、奥部に上向き片9aを突設している。
他方、蓋2は、本体1の上向き開口部3を覆う上蓋11と、本体1の前向き開口部4を覆う前蓋12との2つの部分から成っている。図3に明示するように、上蓋11の四周には、下向き片11aとその先端に設けた水平片11bとからなる折り曲げ部が形成されており、このため、上蓋11は厚みを持っている。従って、上向き開口部3の外周部は断面コ字形になっているが、水平片11bの先端に上向き片を形成して、外周部を中空角形に形成してもよい。
図2や図5に示すように、上蓋11は、上向きに跳ね上げ回動させ得るように、その後端部が左右の後部ヒンジ13で本体1の上部後端に連結されている。後部ヒンジ13は、2枚のフラップがピンで相対回動自在に連結された構造であるが、これに代えて、軸心を左右姿勢にしたピンで連結してもよい。
また、上蓋11における左右の下向き片11aの後端寄り部位に、側面視円弧状のストッパー14をピンにて回動可能に連結している。一方、図3に示すように、側板5の上端に設けた水平片5aの奥部にスリット15を形成し、ストッパー14をスリット15に嵌め入れている。ストッパー14の下端には、スリット15の内周縁に下方から当接する鉤部14aが形成されており、これにより、上蓋11は、鉛直姿勢よりも少し後傾した開き姿勢に保持される。もとより、上蓋11は、本体1の背面と重なる姿勢まで開くことも可能である。
前蓋12は単純な平板構造であり、上端部が左右の前部ヒンジ16によって上蓋11の前端部に連結されている。前蓋12は、本体1及び上蓋11の素材の板厚よりも厚い材料を使用しており、前体1の段部9a,5cに入り込んだ状態で、前蓋12の前面と下部前板8の前面とが略同一面を成すように設定している。従って、本体1の段部9,5cの前後深さは、前蓋12の板厚と略同じ程度に設定している。なお、前蓋12についても、連結手段としては、前部ヒンジ16に代えてピンなどを使用できる。
図1や図4に示すように、前蓋11の左右中間部の下部には、上下長手のフック板17が、その上端を中心にして回動するようにヒンジ18にて連結されており、フック板17の下部には、上下長手の角穴が形成されている。一方、本体1における下部前板8の左右中間部には、フック板17が手前から嵌脱するリング19が回転自在に連結されており、リング19に南京錠(図示せず)を嵌め込んで施錠することにより、前蓋12及び上蓋11が閉じ状態にロックされる。また、本体1の左右外側面には把手20を設けている。
(2).まとめ
以上の構成において、工具箱は、図4に示すように、前蓋12のみをはね上げて前向き開口部4のみを開口させたり、図5に示すように、上蓋11と前蓋12との両方を開いて上向き開口部3と前向き開口部4との両方を開口させたりすることができる。小物を取り出す場合は、図4のように前蓋12のみを開くことによって対応できる場合があろう。
前蓋12のみを開いている場合は、前蓋12は上蓋11の上面に重なる姿勢に跳ね上げられているため、前蓋12が物品の出し入れの邪魔になることは全くない。また、図4に示すように、実施形態では、施錠用のフック板17の下端部(先端部)17aを、下に行くほど下部前板8から離れるように傾斜させているため、フック板17の先端に指を掛けて引き起こし、これを摘んで手前に引くことにより、前蓋12の開き動作をごく簡単に行える利点がある。
図5のように、前蓋12を開き回動させると共に上蓋11を開き回動させた全開状態では、前方から手を挿入したり上から手を挿入したりして、物品を本体1の内部に出し入れすることができる。このため、本体1が上にしか開口していない場合に比べて、物品の出し入れ作業を簡単に行える。そして、全開状態でも、前蓋11は上蓋12の後ろに位置しているため、前蓋12が物品の出し入れの邪魔になることは全くない。
本体1の全体を開口させた状態で、前蓋12が上蓋11の上端から手前に張り出していても差し支えない場合は、前蓋12と上蓋11との相対姿勢は変えずに、上蓋11のみを開き回動させたらよい。この場合は、開閉作業の手間を抑制できる。
実施形態のように本体1に下部前板8を残す構成を採用すると、本体1を高い強度に保持できる。また、本体1の底部に配置した物品が手前に転がり出ることも防止できる。更に、南京錠等の錠を取り付けるためのリング19の取付けにも利用できる。フック17を下部前板9に取付けて、リング19を前蓋12に取り付けることも可能である。更に、前蓋12の下端部にシリンダ錠を取付けることも可能である。
(3).他の実施形態
次に、図6,7に示す他の実施形態を説明する。図6(A)に示す第2実施形態では、前蓋12は、その外周縁に後ろ向き片12aを曲げ形成することによって厚みを持たせている。この場合は、前蓋12の強度は第1実施形態に比べて格段に高くなる。第1実施形態では、前蓋12の厚さは当然に上蓋11の厚さよりも小さいが、この第2実施形態でも、前蓋12の厚さT1は、上蓋11の厚さT2より小さくなっている。
前蓋12における後ろ向き片12aの先端を更に折り曲げて、前蓋12の外周部を断面コ字形に曲げ形成することも可能である。この場合は、リブ効果によって強度が更に高くなるだけでなく、人の指先が前蓋12の外周部のエッジに触れることを抑制して安全性も向上する。図6(B)(C)に変形例として示すように、前蓋12の外周部の折り曲げ部を、角形や三角形状のような中空形状に形成することも可能であり、この場合は、補強効果と安全性とが一層高くなる。図示していないが、円形にカーリングしてもよい。
図6(D)に示す第3実施形態では、本体1の前向き開口部4は、左右側部と下部とを除いて形成している。従って、本体1の前面には、左右の側部前板21と下部前板8とが残っている。このため、本体1の強度は高くなっている。前蓋12は、その外周部を内向きに折り曲げることによって厚みを持たせている。この実施形態では、前蓋12の下端部(自由端部)にシリンダ錠2を取付けている。
図7に示す第4実施形態では、本体1の前面の全体が前向き開口部4になっている。そこで、底板6の外周部に下向きの足片6aを形成して、前蓋12の下端部が前足片6aに重なるように設定している。
そして、本体1の内部のうち前側の部分に、枠材23に引出しト24が多段に装架された引出しユニット25を固定的に又は着脱自在に配置し、引出しユニット25の後ろに、1段又は複数段の棚ケース26を有する棚ユニット27を着脱自在に配置している。棚ユニット27は、図示しない受け部材で本体1の内部に支持されており、棚ユニット27の下方も収納空間になっている。
この実施形態では、前蓋12を開くと引出しユニット25が露出するため、任意の引出し24を引き出して物品の出し入れを行える。また、前蓋12を閉じると各引出し24は前進不能に保持されるため、個々の引出し24にラッチ手段やロック手段を設けることは不要であり、それだけ構造が簡単になる。上蓋11を開くと、棚ユニット27に収納した物品や、棚ユニット27の下方に収納した物品も取り出すことができる。前蓋12には、シリンダ錠等の錠を設けることが可能である。
以上、本願考案の実施形態を説明したが、本願考案は、図示した形態の他にも様々に具体化できる。例えば、本体1の下半分に、本体の奥行き寸法に近い前後深さの引出しを1段又は複数段設けて、引出しの上方の部分を上向き開口の収納部にするといったことも可能である。
本願考案は、工具箱に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 本体
2 蓋
3 上向き開口部
4 前向き開口部
5 側板
5a,5b 折り曲げ片(折り曲げ部)
7 背板
8 下部前板
9,5c 段部
11 上蓋
11a 下向き片(折り曲げ部)
11b 水平片(折り曲げ部)
12 前蓋
12a 後ろ向き片(折り曲げ部)

Claims (5)

  1. 直方体状でその上面と前面とに互いに連通した開口部が形成されている本体と、前記本体の開口部を塞ぐ蓋とを有しており、
    前記蓋は、前記本体の上向き開口部を覆う上蓋と、前記本体の前向き開口部を覆う前蓋とから成っており、前記上蓋は、後ろ向きに跳ね上げ回動させ得るように前記本体の後端上部に連結されて、前記前蓋は、前記上蓋の上面に重なる方向に回動させ得るように前記上蓋の前端に連結されている、
    工具箱。
  2. 前記本体の前向き開口部は、前記本体の前面のうち下部を除いた上側の全体に形成されており、このため、前記本体には、前記前向き開口部の下方に位置した下部前壁が残っており、かつ、前記前蓋を閉じた状態で、当該前蓋と前記下部前壁とが略同一面を成している、
    請求項1に記載した工具箱。
  3. 前記上蓋の厚さよりも前蓋の厚さが小さくなっている、
    請求項1又は2に記載した工具箱。
  4. 前記本体及び蓋はスチール板又はステンレス板若しくは他の金属板製であり、
    前記本体の左右側部を構成する左右側板は、その上端縁と前端縁とを内向きに折り曲げることによって厚みを持たせている一方、
    前記上蓋は、その左右側縁と前縁とを下向きに折り曲げることによって厚みを持たせており、前記前蓋は、単なる平板であるか、又は、左右側縁と下縁とを後ろ側に曲げることによって厚みを持たせている、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載した工具箱。
  5. 前記本体の前向き開口部は、前記本体の前面のうち左右側部と下部とを除いて上向きに開口した状態に形成されており、前記前蓋を閉じた状態で、当該前蓋と本体の前面とが略同一面を成している、
    請求項1に記載した工具箱。
JP2015002213U 2015-05-01 2015-05-01 工具箱 Active JP3198705U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002213U JP3198705U (ja) 2015-05-01 2015-05-01 工具箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002213U JP3198705U (ja) 2015-05-01 2015-05-01 工具箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3198705U true JP3198705U (ja) 2015-07-16

Family

ID=53673630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015002213U Active JP3198705U (ja) 2015-05-01 2015-05-01 工具箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3198705U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD943419S1 (en) Spout lid with handle
USD578877S1 (en) Container
USD577995S1 (en) Container
USD571655S1 (en) Container
JP4425183B2 (ja) 水洗槽付キャビネット
JP5721688B2 (ja) 収納用ケース
USD888548S1 (en) Large foldable snap box
KR200485052Y1 (ko) 공구함
JP3198705U (ja) 工具箱
JP6206956B2 (ja) コンテナー
JP3168633U7 (ja)
JP3163137U (ja) スーツケース
JP3203484U (ja) 物品保管庫
JP3206152U (ja) 木製バッグ
JP3192537U (ja) キャリーバッグ
JP2005082281A (ja) 蓋構造及び収納容器
JP6419648B2 (ja) 引き出し式収納ケース
KR200417982Y1 (ko) 상품 포장 상자
JP7420020B2 (ja) 車両用パッケージトレイ
JP3218819U (ja) 袋物用口金及び袋物
JP5067797B2 (ja) コンパクト容器
JP6453270B2 (ja) 収納ケース
JP3128879U (ja) 収納ケース
USD974098S1 (en) Portable gas stove
JP3167726U (ja) クーラーボックス

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3198705

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250