JP3206152U - 木製バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】木材を使用して本体と蓋部を構成した木製バッグにおいて、開口部を大きく開けられるようにして書類などを取り出しやすくするとともに、蓋部を開けた場合であってもバッグ全体を転倒しにくくした木製バッグを提供する。【解決手段】桐で構成された木製バッグ1において、ボックス状に構成され、下方前面部および左右両側面部22および上面部23に設けられた縁部22R〜24Rに沿って前面側を開放させた木製本体2と、当該開放部分を覆うように、上方前面部31および左右両側面部32および上面部33を有するように設けられた木製蓋部とを有し、前記木製蓋部の回動中心であるヒンジ5を、木製本体2の下方前面部における底面部20から上方の水平な縁部24Rに設けるようにする。【選択図】図1

Description

本考案は、木材を使用した木製バッグに関するものであり、より詳しくは、桐などのような軽い木材を使用して高級感を漂わせるようにするとともに、実用的な利便性を向上させるようにした木製バッグに関するものである。
従来より、木材を本体に使用した木製バッグが各種提案されている。
例えば、下記の特許文献1や特許文献2には、本体71と蓋部72とからなる箱形形状をなすバッグにおいて、図5に示すように、本体71と蓋部72とを半ボックス状の木材で構成し、それぞれを底面部73に設けられたヒンジで連結して開閉できるようにしたものが提案されている。
このような木材を素材にしてバッグを構成すれば、自然志向で環境にやさしい製品にすることができるとともに、木の質感によって布製バッグや樹脂製バッグなどと比べてデザイン的にも優れたものにすることができる。
実開昭61−112923号公報 特開2006−315397号公報
しかしながら、このように木材でバッグを構成する場合においては、次のような問題がある。
すなわち、本体や蓋部などを含めて製品全体を木材で構成する場合、布や樹脂などと比べて非常に重くなってしまい、また、布や樹脂などと比べて柔軟性に欠けるために、書類などを取り出す場合、従来のような布や樹脂の柔らかさを利用して小さな開口部から書類を取り出すことができない。このため、木製バッグにおいては、開口部を大きく開ける構造としておかなければならず、利便性が悪くなってしまうといった問題があった。
また、このように開口部を大きく開ける場合、上記特許文献に示すように、底面部73に設けられたヒンジを中心に蓋部72を大きく開けるようにすると、素材である木が非常に重いために、開口した蓋部72の重みによって本体全体が転倒してしまうといった問題がある。また、ヒンジが底面部73に存在するために、その蓋部72を開けた際に底面部73が屈曲した状態となり、不安定になって転倒してしまう。
このため、バッグを寝かせた状態で蓋部72を開けるようにすることもできるが、このようにした場合であっても、蓋部72の重みによって蓋が閉じる方向に力が作用してしまい、書類などの出し入れが不便になるといった問題があった。
そこで、本考案は上記課題を解決するために、木材を使用して本体と蓋部を構成した木製バッグにおいて、開口部を大きく開けられるようにして書類などを取り出しやすくするとともに、蓋部を開けた場合であってもバッグ全体を転倒しにくくした木製バッグを提供することを目的とする。
すなわち、本考案は上記課題を解決するために、木材で構成された木製バッグにおいて、ボックス状に構成され、前面部および左右両側面部および上面部に設けられた縁部に沿って前面側を開放させた木製本体と、当該開放部分を覆うように、前面部および左右両側面部および上面部を有するように設けられた木製蓋部とを有し、前記蓋部の回動中心を、本体の前面側における底面部から上方の水平な縁部に設けるようにしたものである。
このように構成すれば、ボックス状の木製本体を起立させた状態で、底面部から少し離れた回動中心を中心として蓋部を開放させることができるので、開放部分を大きくすることができ、書類などを出し入れしやすくすることができる。また、高い位置に設けられた回動中心を中心として木製蓋部を開閉させるため、底面部が屈曲した形とならず、起立状態を安定させることができる。
また、このような考案において、前記木製蓋部の上端部を、床面に接地可能な位置まで回動できるようにしておく。
このようにすれば、木製蓋部の上端部を床面に接地させるように回動させることで、木製蓋部の重みを床面と回動中心で支持することができ、木製蓋部の重みで木製本体が転倒してしまうようなことがなくなる。
さらに、前記回動中心を、木製蓋部を回動させた際に、木製蓋部の上面部と木製本体の底面部が同じ平面となるような位置に設けるようにする。
このように構成すれば、木製蓋部を折り返すように開放させて床面に起立させることができるため、接地面積を大きくして起立状態を安定させることができる。
本考案によれば、木材で構成された木製バッグにおいて、ボックス状に構成され、前面部および左右両側面部および上面部に設けられた縁部に沿って前面側を開放させた木製本体と、当該開放部分を覆うように、前面部および左右両側面部および上面部を有するように設けられた木製蓋部とを有し、前記蓋部の回動中心を、本体の前面側における底面部から上方の水平な縁部に設けるようにしたので、開放部分を大きくすることができ、書類などを出し入れしやすくすることができる。また、高い位置に設けられた回動中心を中心として木製蓋部を開閉させるため、底面部が屈曲した形とならず、起立状態を安定にさせることができる。
本考案の一実施の形態を示す木製バッグの斜視図 同形態における正面図 同形態における断面図 他の実施における木製バッグの木製蓋部を開放させた状態図 従来の木製バッグを示す図
以下、本考案の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
この実施の形態における木製バッグ1は、手提げバッグやショルダーバッグなどとして使用されるものであって、桐などの木材を加工して形成される。そして、特徴的に、図1に示すように、下方前面部24および左右両側面部22および上面部23に設けられた縁部Rに沿って前面側を開放させた木製本体2と、当該開放部分を覆うように、上方前面部31および左右両側面部32および上面部33を有するように設けられた木製蓋部3とを有し、前記木製蓋部3の回動中心を、木製本体2の前面側における底面部20から上方の水平な縁部24Rに設けるようにして、木製本体2を立位状態のまま大きく開放させるようにしたものである。以下、本実施の形態における木製バッグ1について詳細に説明する。
まず、木製本体2は、内部に書類などを収容できるようにした収容空間を有するボックス状に構成されるものであって、図1に示すように、裏面部21、上面部23、左右両側面部22、底面部20、前面側の下方前面部24(図2や図3参照)を有するように構成され、前面部分を開放させるようにしたものである。この開放部分は、下方前面部24の上端部分である前面縁部24Rと、この前面縁部24Rから左右両側面側に伸びる左右水平縁部22Rと、その左右水平縁部22Rから鉛直方向に伸びる鉛直縁部22rと、上面部23に設けられる上面縁部23Rとによって囲まれた領域で形成されており、下方前面部24の奥方を受皿状にして書類などを収容させられるようにしている。そして、このような木製本体2の上面部23に取手6を取り付けるとともに、必要に応じて左右両側面部22にベルト取付用の金具を取り付けて、ショルダーバッグとして使用できるようにしてもよい。なお、ここでは、この木製本体2を、ボックス形状としているが、略三角形状などのような他の形状としてもよい。この場合、底面部20や左右両側面部22、上面部23については、明確に領域を区別されるものではなく、底面方向や側面方向、上面方向の領域として把握される。
一方、木製蓋部3は、木製本体2の開放部分を覆うように、上方前面部31および左右両側面部32および上面部33を有するように設けらえるものであって、開口部分の縁部21R〜24Rに密着するように閉じることによって、全体として図2に示すようなボックス状に見えるようにしたものである。
このような構成において、この木製蓋部3は、下方前面部24の水平方向をなす縁部24Rに設けられたヒンジ4によって木製本体2に取り付けられ、このヒンジ4を中心として前方に開放できるようになっている。このヒンジ4によって木製蓋部3を開放させる場合、図1に示すように、木製蓋部3の上端部34を床面に接地させるように開放させ、これによってヒンジ4とその上端部34で木製蓋部3を床面に支持させるようにしている。これにより、木製本体2を起立させて書類などを収容する場合、重い木製蓋部3によってバランスを崩して転倒するようなことがなく、起立状態で書類などを収容することができるようになる。
また、この下方前面部24の縁部Rは、高さ方向の中央付近に設けるようにしてもよい。このような位置に縁部24Rを設けてヒンジ4で開放させるようにすれば、図4に示すように、木製蓋部3を180度開放させた場合に、その上面部23と木製本体2の底面部20とを一致させることができ、床面に起立させた場合に、底面部20と上面部33で安定感を持たせて起立状態を維持させることができるようになる。また、この場合、木製本体2の下方前面部24の高さ寸法が高くなるので、机上などに置いた場合に、ファイルボックスとして使用することもできるようになる。
そして、この木製蓋部3を閉じる場合は、木製本体2と木製蓋部3の上面部23にマグネット5を取り付けておき、このマグネット5による磁力によって閉じた状態を維持できるようにしている。なお、ここでは、マグネット5で閉じた状態を維持できるようにしているが、必要に応じて錠前やバックルなどを取り付けて閉じた状態を維持できるようにしてもよい。
このように上記実施の形態によれば、桐などの木材で構成された木製バッグ1において、ボックス状に構成され、下方前面部24および左右両側面部22および上面部23に設けられた縁部21R〜24Rに沿って前面側を開放させた木製本体2と、当該開放部分を覆うように、上方前面部31および左右両側面部32および上面部33を有するように設けられた木製蓋部3とを有し、前記木製蓋部3の回動中心を、木製本体2の下方前面部24における底面部20から上方の水平な縁部24Rに設けるようにしたので、開放部分を大きくすることができ、書類などを出し入れしやすくすることができる。また、ヒンジ4などの回動中心が底面部20に存在しないために、床面との起立状態を安定にさせることができ、転倒などを防止することができる。
また、木製蓋部3の上端部34を、床面に接地可能な位置まで回動できるようにしたので、木製蓋部3の上端部34を床面に接地させるように回動させた場合、木製蓋部3の重みを床面と回動中心で支持することができ、木製蓋部3の重みで木製本体2が転倒してしまうようなことがなくなる。
さらに、図4に示すように、前記回動中心を、木製蓋部3を回動させた際に、木製蓋部3の上面部23と木製本体2の底面部20が同じ平面となるような位置に設けるようにした場合は、木製蓋部3を折り返すように開放させて床面に起立させることができ、接地面積を大きくして安定して木製本体2を起立させておくことができるようになる。
なお、本考案は上記実施の形態に限定されることなく種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、桐で木製本体2や木製蓋部3を構成するようにしたが、これ以外の木材で構成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、木製本体2の側面部分も開放させるようにしているが、前面部分と上面部分のみを開放させるようにするとともに、木製蓋部3を逆L字状にしてこの開放部分を覆うようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態において、更に、木製蓋部3の内側にポケットなどを設けて小分けされた状態で収容物を収容できるようにしてもよい。
1・・・木製バッグ
2・・・木製本体
20・・・底面部
21・・・裏面部
22・・・側面部
23・・・上面部
24・・・下方前面部
21R、22R、23R、24R・・・縁部
3・・・木製蓋部
31・・・前面部
32・・・側面部
33・・・上面部
34・・・上端部
4・・・ヒンジ
5・・・マグネット
6・・・取手

Claims (3)

  1. 木材で構成された木製バッグにおいて、
    ボックス状に構成され、前面部および左右両側面部および上面部に設けられた縁部に沿って前面側を開放させた木製本体と、
    当該開放部分を覆うように、前面部および左右両側面部および上面部を有するように設けられた木製蓋部と、を有し、
    前記蓋部の回動中心を、本体の前面側における底面部から上方の水平な縁部に設けるようにしたことを特徴とする木製バッグ。
  2. 前記木製蓋部の上端部を、床面に接地可能な位置まで回動可能にした請求項1に記載の木製バッグ。
  3. 前記回動中心が、木製蓋部を回動させた際に、木製蓋部の上面部と木製本体の底面部が同じ平面となるような位置に設けられるものである請求項1に記載の木製バッグ。
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