JP2010201993A - ハイブリッド車両用駆動装置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】万一、ローターシャフトが回転軸に対して傾斜しても、オイルポンプ駆動ギヤとオイルポンプハウジング内壁面とが擦れることを防止できる。
【解決手段】エンジンとトランスミッションとの間に設けられるハイブリッド車両用の駆動装置の構造であって、オイルポンプハウジング31に収装され、オイルポンプを駆動するオイルポンプギヤ32と、オイルポンプギヤ32に連設されてそのオイルポンプギヤ32を駆動するオイルポンプシャフト40と、オイルポンプシャフト40に対して回転トルクを伝達可能であるとともに軸直方向への移動を許容して連結する連結部42を介して連設されるローターシャフト23aと、を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ハイブリッド車両用の駆動装置構造に関する。
ハイブリッド車両では、エンジン停止状態でもクリープ走行できるように、トルクコンバーターに代えてモータージェネレーターを用いる駆動装置が使用される。このような駆動装置では、モータージェネレーターのローターシャフトにオイルポンプを駆動するギヤを取り付けてローターシャフトでオイルポンプを駆動している(たとえば特許文献1)。
特開2003−205756号公報
構成部品の累積公差や組み付け誤差などによってローターシャフトが回転軸に対して傾斜することがある。前述した従来のハイブリッド車両用駆動装置では、ローターシャフトにオイルポンプ駆動ギヤが取り付けられているので、ローターシャフトが傾斜すると、オイルポンプ駆動ギヤも傾斜してしまい、オイルポンプハウジングの内壁面に擦れてしまう可能性があった。このような状態が継続しては、部品が摩耗して強度が低下してしまう。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、万一、ローターシャフトが回転軸に対して傾斜しても、オイルポンプ駆動ギヤとオイルポンプハウジング内壁面とが擦れることを防止できるハイブリッド車両用駆動装置構造を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、エンジンとトランスミッションとの間に設けられるハイブリッド車両用の駆動装置の構造であって、オイルポンプハウジング(31)に収装され、オイルポンプを駆動するオイルポンプギヤ(32)と、前記オイルポンプギヤ(32)に連設されてそのオイルポンプギヤ(32)を駆動するオイルポンプシャフト(40)と、前記オイルポンプシャフト(40)に対して回転トルクを伝達可能であるとともに軸直方向への移動を許容して連結する連結部(42)を介して連設されるローターシャフト(23a)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、オイルポンプギヤをオイルポンプシャフトに結合し、そのオイルポンプシャフトに対して回転トルクを伝達可能であるとともに軸直方向への移動を許容して連結する連結部を介してローターシャフトに連設するようにした。このようにしたので、万一ローターシャフトが回転軸に対して傾斜してもオイルポンプシャフトは回転軸に対して傾斜することが防止され、オイルポンプギヤとオイルポンプハウジングとの間の微小クリアランスが確保されて油膜切れを防止できる。そのためオイルポンプギヤがオイルポンプハウジングの内壁面に擦れてしまうような状態を防止できる。
本発明によるハイブリッド車両用駆動装置構造の一実施形態を示す図である。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明によるハイブリッド車両用駆動装置構造の一実施形態を示す図であり、図1(A)は縦断面図、図1(B)は図1(A)の要部拡大図である。
ハイブリッド車両用駆動装置1は、ケーシング10に収装された、モーターパック20と、オイルポンプユニット30と、オイルポンプシャフト40と、を含む。
モーターパック20は、モーターパックハウジング21と、モーターステーター22と、モーターローター23と、を含む。
モーターステーター22は、モーターパックハウジング21の内周に固設される。
モーターローター23は、微小クリアランスを介してモーターステーター22の内側に配置される。モーターローター23の回転軸がローターシャフト23aである。ローターシャフト23aは、一端(図1(A)では左端)がエンジンに連結される。ローターシャフト23aの反対側(図1(A)では右側)が、オートマチックトランスミッションから延設されたメインシャフト61に被嵌される。
オイルポンプユニット30は、オイルポンプハウジング31と、オイルポンプインナーギヤ32と、オイルポンプアウターギヤ33と、を含む。オイルポンプインナーギヤ32にオイルポンプシャフト40が挿入される。オイルポンプインナーギヤ32は、オイルポンプシャフト40によって駆動される。オイルポンプインナーギヤ32が駆動されると、オイルポンプアウターギヤ33との間の空間容積が変化してオイルが吸引吐出される。オイルポンプハウジング31とオイルポンプインナーギヤ32との間には数ミクロンの油膜が形成されている。
オイルポンプシャフト40は、メインシャフト61と同軸の中空シャフトである。オイルポンプシャフト40は、軸方向の中心付近に鍔部41が形成される。鍔部41の径は、オイルポンプハウジング31に形成された孔の内径よりも大きい。
オイルポンプシャフト40の一端(図1(A)では右端)は、オイルポンプインナーギヤ32に挿入される。その一端は、オイルポンプインナーギヤ32とスプライン又は二面幅などで嵌合する。オイルポンプシャフト40は、オイルポンプブッシュ51及びスラストプッシュ52を介してオイルポンプハウジング31に回転自在に保持される。オイルポンプブッシュ51は、軸方向に延設された筒状の滑り軸受である。オイルポンプシャフト40は、オイルポンプブッシュ51を介してオイルポンプハウジング31を貫通する孔に回転自在に支持される。そして鍔部41は、その貫通孔よりも大径であってスラストブッシュ52を挟んでオイルポンプハウジング31の壁面に対向する。スラストプッシュ52は、プレートリング状の滑り軸受である。
オイルポンプシャフト40の他端(図1(A)では左端)には、モーターローター23のローターシャフト23aが被嵌される。オイルポンプシャフト40とローターシャフト23aとは、回転トルクは伝達するが、ローターシャフト23aの軸直方向への移動を許容し、軸直方向ガタを吸収可能な連結部42を介して連結される。連結部42は、たとえばスプラインや二面幅などによる嵌合部分である。
上述の特許文献1のようにオイルポンプインナーギヤをローターシャフトに固定している場合は、構成部品の累積公差や組み付け誤差などによってローターシャフトが回転軸に対して傾斜したときにオイルポンプインナーギヤも傾斜してしまう。するとオイルポンプインナーギヤとオイルポンプハウジングとの間の微小クリアランスを確保することができず油膜がきれて、オイルポンプインナーギヤがオイルポンプハウジングの内壁面に擦れてしまう可能性があった。このような状態が継続しては、部品が摩耗して強度が低下してしまう。
これに対して本実施形態では、オイルポンプインナーギヤ32をオイルポンプシャフト40に固定した。そして、オイルポンプシャフト40をスプラインや二面幅などによる嵌合部分を介してローターシャフト23aに連結するようにした。このようにスプラインや二面幅などによる嵌合部分を介せば、ローターシャフト23aの回転トルクはオイルポンプシャフト40に伝達するが、ローターシャフト23aの軸直方向ガタが吸収される。そのためローターシャフト23aが回転軸に対して傾斜してもオイルポンプシャフト40は回転軸に対して傾斜することが防止される。
またオイルポンプシャフト40は、オイルポンプブッシュ51及びスラストプッシュ52を介してオイルポンプハウジング31を貫通する孔に回転自在、かつで回転軸に対して傾斜しないように支持されている。このような構成によっても、ローターシャフト23aが回転軸に対して傾斜してもオイルポンプシャフト40は回転軸に対して傾斜することが防止されるのである。したがって万一ローターシャフト23aが回転軸に対して傾斜しても、オイルポンプインナーギヤとオイルポンプハウジングとの間の微小クリアランスが確保されるので油膜切れを防止できる。したがってオイルポンプインナーギヤがオイルポンプハウジングの内壁面に擦れてしまうような状態を防止できるのである。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
たとえば嵌合部分の雄雌形状は本実施形態のものに限らず逆であってもよい。
1 ハイブリッド車両用駆動装置
10 ケーシング
20 モーターパック
21 モーターパックハウジング
22 モーターステーター
23 モーターローター
23a ローターシャフト
30 オイルポンプユニット
31 オイルポンプハウジング
32 オイルポンプインナーギヤ
33 オイルポンプアウターギヤ
40 オイルポンプシャフト
41 鍔部
42 連結部
51 オイルポンプブッシュ
52 スラストプッシュ
61 メインシャフト

Claims (3)

  1. エンジンとトランスミッションとの間に設けられるハイブリッド車両用の駆動装置の構造であって、
    オイルポンプハウジングに収装され、オイルポンプを駆動するオイルポンプギヤと、
    前記オイルポンプギヤに連設されてそのオイルポンプギヤを駆動するオイルポンプシャフトと、
    前記オイルポンプシャフトに対して回転トルクを伝達可能であるとともに軸直方向への移動を許容して連結する連結部を介して連設されるローターシャフトと、
    を有することを特徴とするハイブリッド車両用駆動装置構造。
  2. 前記オイルポンプシャフトは、軸方向に延設されたオイルポンプブッシュを介してオイルポンプハウジングの貫通孔に支持されるとともに、その貫通孔よりも大径であってスラストブッシュを挟んでオイルポンプハウジング壁面に対向する鍔部を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両用駆動装置構造。
  3. 前記連結部は、スプライン又は二面幅による嵌合部分である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両用駆動装置構造。
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