JP2004124871A - 内燃機関用スタータ - Google Patents
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Abstract
【課題】端にピニオンを持つ従動軸は十分な軸受けスパンをもつ2つの軸受けで支えることにより、こじりをなくすようにした内燃機関用スタータを提供すること。
【解決手段】軸受け23aはハウジング1に、軸受け23bはセンターハウジング2に取り付けられている。スプラインチューブ26の内周には従動軸20が設けられている。従動軸20の外周とスプラインチューブ26の内周26cは摺動可能に嵌合され、スプライン20a、26aは外径あわせでスプライン結合しており、この2点で従動軸20はスプラインチューブ26に芯だしされた状態に保持されている。
【選択図】 図1
【解決手段】軸受け23aはハウジング1に、軸受け23bはセンターハウジング2に取り付けられている。スプラインチューブ26の内周には従動軸20が設けられている。従動軸20の外周とスプラインチューブ26の内周26cは摺動可能に嵌合され、スプライン20a、26aは外径あわせでスプライン結合しており、この2点で従動軸20はスプラインチューブ26に芯だしされた状態に保持されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に内燃機関を始動するための始動装置であるスタータモーターであって、該スタータモーターのピニオン押し出し部の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
近年スタータモーターの取り付け環境もますます厳しくなってきている。たとえば水、泥、埃などの劣悪な環境に耐えしかも狭い取り付けスペースに収まる必要が出てきた。劣悪な環境に耐えるだけなら特許文献1にも見られるようにスタータの非作動時にはピニオンをひっこめておき従動軸に水等がかからないようにしたいわゆるピニオン片持ち構造(またはオーバーハング構造)があるがこの場合はピニオンを支える従動軸に並列にした時にモーターを配置した外歯歯車減速構造になっているので重いモーターをささえるため剛性をあげざるを得なくなり結果として重くて大きくなり小型化できないと言う問題があった。この問題を対策するため、内歯歯車をもちいて減速したいわゆるプラネタリー減速タイプのスタータで小型を実現しつつピニオンを片持ちにして泥等に対処したこころみもあるが(特許文献2参照。)、これには機械構造上の致命的な欠陥を有している。すなわち、特許文献2のFig.3に示したように、従動軸72を支える軸受けは80の1つだけであり、エンジン駆動時に従動軸72が図の左方向に飛び出すと従動軸の端のピニオン部180と該軸受け80とは完全にオーバ−ハング状態になり、軸受けは傾いた状態で使用されることになる。一方、駆動軸58を支えるために駆動軸に内蔵された軸受け176と本体に固定された軸受け160とがある。軸受け176は従動軸72が回転と軸方向両方に動く必要があるので適当なクリアランスが存在する。すなわち、駆動軸58と従動軸72を支えるためのスタータ本体にきちっと固定された軸受けは176と160の2つである。従って、エンジン駆動時にはピニオン部180に力が加わると2つの軸は2つの軸受けを支点としてこじられた状態で回転することになり(いわゆるみそスリ運動)、振動、摩耗を発生することになる。この不具合に対処するために軸受け巾を大きくするなどして少しでも不具合を少なくする方法もあるが所詮本質的な問題解決にはなっていないので摩耗、小型等の問題がある。
【0003】
【特許文献1】
特公平6−10954号公報
【特許文献2】
ドイツ特許公開公報第10016706号明細書
【0004】
【課題度解決するための手段】
上記問題を解決するために本発明ではパイプ状の駆動軸(本発明ではスプラインチューブと称している)はスタータ本体にきちっと固定された2つの軸受けでささえ、端にピニオンを持つ従動軸は十分な軸受けスパンをもつ(駆動軸に内蔵されている)2つの軸受けでささえることにより上記のようなこじりをなくすようにする。
【0005】
更に、スプラインチューブ(駆動軸)に溝を穿設し、その溝を通して係合部材である棒を従動軸に一体的に結合させる構造にして、該棒をマグネットスイッチの力で押すことにより従動軸、すなわちピニオンをリングギヤに噛合わせるようにする。すなわちスプラインチューブの外周からその内周の従動軸を移動させることを溝と棒により実現させることにより内歯歯車減速(プラネタリー減速)スタータでかつピニオンの片持ち構造を可能にすることにより泥等の劣悪な環境に耐えかつ小型で摩耗のない耐久性のあるスタータを可能にすることを目的としている。
【0006】
請求項1では2つ以上の軸受けでしっかりスプラインチューブ(従来の駆動軸のこと)をスタータ本体に回転可能に支持しており、従動軸はそのしっかり支持されたスプラインチューブの中心部に嵌装されているのでこれもまたしっかり支持されるのでこじりが発生することがない。またその従動軸は溝を貫通した係合部材によりスプラインチューブの外周から移動させることが出来るのでモーターが従動軸と同軸上にあってもじゃまされることなく移動装置でピニオンをリングギヤー側へ押し出すことが出来るので小型で軸受けの寿命のあるしかも劣悪環境に使用できるピニオン片持ち構造が可能である。
【0007】
請求項2ではモーターの出力はスプライン結合により確実にピニオンに伝えることが出来、しかもその経路とは別に移動装置の作用により棒を介してピニオンをリングギヤーに噛合わせるので信頼性が増す。
【0008】
請求項3ではスプラインのねじれ角と等しい角度の溝であるので、従動軸がスプラインの作用により回転しても棒が溝と干渉することがない。
【0009】
請求項4では移動装置はマグネットスイッチであるので構造が簡単でしかも制御も容易である。
【0010】
請求項5ではオーバーハング量Aより軸受けスパンBが小さいので軸受け荷重が少なくなりしかも安定した片持ち構造になる。
【0011】
請求項6では支持スパンよりオーバーハング量が少ないので従動軸の応力が小さくでき従動軸の寸法を細くでき小型化となる。
【0012】
請求項7ではスプラインチューブをクラッチの巾まで延長できるので、その分従動軸を長くできオーバーハング量より相対的に嵌合部が長くなりますます応力低減が出来しかも安定した片持ち構造になる。
【0013】
請求項8では遊星減速(プラネタリー減速)を有するスタータであるので外部歯車減速より軽量で小型となる。
【0014】
請求項9ではピニオンの移動機構をモーターの回転力とねじれスプラインを利用して行うので、マグネットスイッチはピニオンの回転を規制する力だけでよいのでスイッチの小型化が可能となりモーターの後ろにスイッチを乗せることが容易になりますます小型化がはかれる。
【0015】
請求項10ではレバーを介してピニオンを押し出すのでモーター軸とスイッチ軸が平行な2軸タイプでも信頼性のある劣悪環境に耐えるスタータが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1の実施例を図1ないし図4にもとづき説明する。概略円筒状の形状の26はスプラインチューブで内周にはねじれスプライン26aがあり従動軸20のスプライン20aが摺動可能に嵌装されている。該スプラインチューブ26一部に該スプライン26aとほぼ同じねじれ角で1つまたは複数の溝26bが穿設(図では180度対称に2個)されている。スプラインチューブ26の外周は軸受け23a、23bで回転可能にささえられている。またスプラインチューブ26の外周の段つき部と溝26dにはめたワッシャによりスプラインチューブ26は軸受け間で軸方向は固定されている。
【0017】
また、軸受け23aはハウジング1に、軸受け23bはセンターハウジング2に取り付けられている。スプラインチューブ26の内周には従動軸20が設けられている。従動軸20の外周とスプラインチューブ26の内周26cは摺動可能に嵌合され、スプライン20a、26aは外径あわせでスプライン結合しており、この2点で従動軸20はスプラインチューブ26に芯だしされた状態に保持されている(外径あわせでなく内径あわせまたは歯面あわせのスプライン結合でもよく、さらにはスプライン部とはべつに嵌合部を設けてもいいのはゆうまでもない、要は2箇所以上芯出部を設ければよい。)。
【0018】
従動軸20の反スプライン側にはピニオン25が適当な方法で固定されている(20と25は一体で作ってもよいのはいうまでもない。)。
【0019】
従動軸20の中央部分には穴20bが開けられており(図では2個)、スプラインチューブ26に内蔵した状態で溝26bをとおして係合部材をなす棒21aを該穴20bに圧入しておく。(図では2本の棒を別々に圧入しているが1本の棒を貫通させてもよい。要は棒21aにより従動軸20のうごきをスプラインチューブの外に伝えることができればよい。従って棒と穴はルーズ嵌合でもよく、丸棒でなく角などでもよい。)棒21aにはスラストベアリング21が適当な方法で固定されており、その内周部21cはスプラインチューブ26の外周26eと遊合されておりスラストベアリング21の軸方向動きの案内と剛性アップの役目を果たす。
【0020】
27はクラッチ、30は遊星減速部、10はモーターのアーマチャ、11はアーマチャ軸である。60は端子で図示してないバッテリーと接続される。81は固定接点、82は可動接点でありこの接点をON OFFすることによりモーターへのメイン電流を制御する。ブラシ71はカーボン系材料で作られており抵抗体と固定接点の役目を果たしている。72は可動接点でありブラシ71と可動接点72とあわせてサブ接点を構成している。メイン、サブの各々の可動接点72,82はマグネットスイッチ50の作動により固定接点側に移動させられ全体でスイッチの役目を果たす。
【0021】
マグネットスイッチ50のプランジャー52の動きは連結棒90(一部しか図示されていない)を介して規制部材91につたえられる。該スラストベアリング21の外周には歯付き部21bが有り、この歯付き部21bは棒21aに移動不能に一体的に固定されており、この歯溝に該規制部材91がはまることで従動軸を回転不能ではあるが軸方向には移動可能な状態に保持できる。24はシール部材で軸受け23aやスタータ内へほこりなどが進入するのを防止する。
【0022】
本発明になる作動を説明する。図1において図示してない車のキースイッチがONされるとマグネットスイッチ50に電磁力が発生し、プランジャー52が動くと連結棒90が動き、規制部材91を歯付き部21bの溝へはめ込み、従動軸20を回転不能に保持する。更にプランジャー52が動くとそれに繋がっているサブの可動接点72が固定接点71に接触する。
【0023】
そうするとバッテリーからの電流はカーボンよりなる固定接点71の抵抗を通して流れるので電流が制限されてモーターへ供給される(たとえば200Aくらい)。その結果、アーマチャ10はゆっくりまわり、アーマチャ軸10、遊星減速部30、クラッチ27を経由してスプラインチューブ26がゆっくりまわる。スプラインチューブは回転するが、従動軸20は規制部材91により回転できないのでねじれスプライン20a、26aのネジ効果で棒21aに案内された溝26bにそって従動軸は左方向に動く。ついにはピニオン25がリングギヤ100の端面にあたる(図5参照)。
【0024】
リングギヤー100とピニオン25が当たるとこれ以上従動軸20は左方向に進めなくなるが、規制部材91には少し弾性効果があるので、こんどはスプラインチューブ26と従動軸20は一体となって回転する。ピニオン25の一歯分くらい回転するとピニオン25とリングギヤ100の歯同士の干渉がなくなるので、今度はまた溝26bにそって従動軸20は左方向に進む。
【0025】
更に従動軸20が左にすすみ規制部材91のながさ以上に進むと歯付き部21bの溝より規制部材91がはずれ、従動軸20の回転は完全に自由となる。しかもピニオン25とリングギヤ100の噛合い深さは十分ある状態になる。このとき、規制部材91は更に内径側に移動してスラストベアリング21の側面に入り込む(図6)。この状態までプランジャー52が吸引されると、こんどはメイン接点81と82がONされ、抵抗を介さずにバッテリーから電流が流れる(たとえば800Aくらい)のでモーターがフルパワーを出し、しっかり噛合ったピニオン25とリングギヤ100とによりエンジンを始動する。エンジン始動中にピニオン25が下に戻されようとする力はスラストベアリング21を介して、規制部材91で支える。なお、その他の部分の作動は特開平10−115274号公報と類似なので詳細は省く。
【0026】
このように本発明によれば、エンジン駆動中は図に示したように従動軸とスプラインチューブの支持(軸受け)はそのいずれも2カ所あるので、こじり、みそスリ運動する事がなく、しかもピニオン飛びだし長さAより軸受けスパンBの方が大きいので軸受け荷重や軸応力もちいさいので、信頼性もあり小型化できる。更にスタータ停止中は従動軸20などスタータ本体内へ収納されており、しかもシール部材24もあるのでほこりなどの劣悪環境にも耐えれる。
【0027】
第2の実施例について図7で説明する。スプラインチューブ26は軸受け23a、23bで保持されており、その内部には従動軸20がある。マグネットスイッチ50の電磁力によりレバー101を動かすと棒21aを介して従動軸20が移動しピニオン25をリングギヤ100に噛合わせる。その他の部分は実施例1と同じであるので説明を省く。このように本発明によれば信頼性が高く、劣悪環境にも耐えられる小型のスタータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスタータの断面図である。
【図2】図1の従動軸周辺を取り出した断面図である。
【図3】図2のC−C断面図である。
【図4】図1のスプラインチューブの半断面図である。
【図5】第1の実施例のスタータの作動途中の部分断面図である。
【図6】第1の実施例のスタータのエンジン駆動中の部分断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例のスタータの部分断面図である。
【符号の説明】
20 従動軸
21a 棒
26 スプラインチューブ
26b 溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に内燃機関を始動するための始動装置であるスタータモーターであって、該スタータモーターのピニオン押し出し部の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
近年スタータモーターの取り付け環境もますます厳しくなってきている。たとえば水、泥、埃などの劣悪な環境に耐えしかも狭い取り付けスペースに収まる必要が出てきた。劣悪な環境に耐えるだけなら特許文献1にも見られるようにスタータの非作動時にはピニオンをひっこめておき従動軸に水等がかからないようにしたいわゆるピニオン片持ち構造(またはオーバーハング構造)があるがこの場合はピニオンを支える従動軸に並列にした時にモーターを配置した外歯歯車減速構造になっているので重いモーターをささえるため剛性をあげざるを得なくなり結果として重くて大きくなり小型化できないと言う問題があった。この問題を対策するため、内歯歯車をもちいて減速したいわゆるプラネタリー減速タイプのスタータで小型を実現しつつピニオンを片持ちにして泥等に対処したこころみもあるが(特許文献2参照。)、これには機械構造上の致命的な欠陥を有している。すなわち、特許文献2のFig.3に示したように、従動軸72を支える軸受けは80の1つだけであり、エンジン駆動時に従動軸72が図の左方向に飛び出すと従動軸の端のピニオン部180と該軸受け80とは完全にオーバ−ハング状態になり、軸受けは傾いた状態で使用されることになる。一方、駆動軸58を支えるために駆動軸に内蔵された軸受け176と本体に固定された軸受け160とがある。軸受け176は従動軸72が回転と軸方向両方に動く必要があるので適当なクリアランスが存在する。すなわち、駆動軸58と従動軸72を支えるためのスタータ本体にきちっと固定された軸受けは176と160の2つである。従って、エンジン駆動時にはピニオン部180に力が加わると2つの軸は2つの軸受けを支点としてこじられた状態で回転することになり(いわゆるみそスリ運動)、振動、摩耗を発生することになる。この不具合に対処するために軸受け巾を大きくするなどして少しでも不具合を少なくする方法もあるが所詮本質的な問題解決にはなっていないので摩耗、小型等の問題がある。
【0003】
【特許文献1】
特公平6−10954号公報
【特許文献2】
ドイツ特許公開公報第10016706号明細書
【0004】
【課題度解決するための手段】
上記問題を解決するために本発明ではパイプ状の駆動軸(本発明ではスプラインチューブと称している)はスタータ本体にきちっと固定された2つの軸受けでささえ、端にピニオンを持つ従動軸は十分な軸受けスパンをもつ(駆動軸に内蔵されている)2つの軸受けでささえることにより上記のようなこじりをなくすようにする。
【0005】
更に、スプラインチューブ(駆動軸)に溝を穿設し、その溝を通して係合部材である棒を従動軸に一体的に結合させる構造にして、該棒をマグネットスイッチの力で押すことにより従動軸、すなわちピニオンをリングギヤに噛合わせるようにする。すなわちスプラインチューブの外周からその内周の従動軸を移動させることを溝と棒により実現させることにより内歯歯車減速(プラネタリー減速)スタータでかつピニオンの片持ち構造を可能にすることにより泥等の劣悪な環境に耐えかつ小型で摩耗のない耐久性のあるスタータを可能にすることを目的としている。
【0006】
請求項1では2つ以上の軸受けでしっかりスプラインチューブ(従来の駆動軸のこと)をスタータ本体に回転可能に支持しており、従動軸はそのしっかり支持されたスプラインチューブの中心部に嵌装されているのでこれもまたしっかり支持されるのでこじりが発生することがない。またその従動軸は溝を貫通した係合部材によりスプラインチューブの外周から移動させることが出来るのでモーターが従動軸と同軸上にあってもじゃまされることなく移動装置でピニオンをリングギヤー側へ押し出すことが出来るので小型で軸受けの寿命のあるしかも劣悪環境に使用できるピニオン片持ち構造が可能である。
【0007】
請求項2ではモーターの出力はスプライン結合により確実にピニオンに伝えることが出来、しかもその経路とは別に移動装置の作用により棒を介してピニオンをリングギヤーに噛合わせるので信頼性が増す。
【0008】
請求項3ではスプラインのねじれ角と等しい角度の溝であるので、従動軸がスプラインの作用により回転しても棒が溝と干渉することがない。
【0009】
請求項4では移動装置はマグネットスイッチであるので構造が簡単でしかも制御も容易である。
【0010】
請求項5ではオーバーハング量Aより軸受けスパンBが小さいので軸受け荷重が少なくなりしかも安定した片持ち構造になる。
【0011】
請求項6では支持スパンよりオーバーハング量が少ないので従動軸の応力が小さくでき従動軸の寸法を細くでき小型化となる。
【0012】
請求項7ではスプラインチューブをクラッチの巾まで延長できるので、その分従動軸を長くできオーバーハング量より相対的に嵌合部が長くなりますます応力低減が出来しかも安定した片持ち構造になる。
【0013】
請求項8では遊星減速(プラネタリー減速)を有するスタータであるので外部歯車減速より軽量で小型となる。
【0014】
請求項9ではピニオンの移動機構をモーターの回転力とねじれスプラインを利用して行うので、マグネットスイッチはピニオンの回転を規制する力だけでよいのでスイッチの小型化が可能となりモーターの後ろにスイッチを乗せることが容易になりますます小型化がはかれる。
【0015】
請求項10ではレバーを介してピニオンを押し出すのでモーター軸とスイッチ軸が平行な2軸タイプでも信頼性のある劣悪環境に耐えるスタータが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1の実施例を図1ないし図4にもとづき説明する。概略円筒状の形状の26はスプラインチューブで内周にはねじれスプライン26aがあり従動軸20のスプライン20aが摺動可能に嵌装されている。該スプラインチューブ26一部に該スプライン26aとほぼ同じねじれ角で1つまたは複数の溝26bが穿設(図では180度対称に2個)されている。スプラインチューブ26の外周は軸受け23a、23bで回転可能にささえられている。またスプラインチューブ26の外周の段つき部と溝26dにはめたワッシャによりスプラインチューブ26は軸受け間で軸方向は固定されている。
【0017】
また、軸受け23aはハウジング1に、軸受け23bはセンターハウジング2に取り付けられている。スプラインチューブ26の内周には従動軸20が設けられている。従動軸20の外周とスプラインチューブ26の内周26cは摺動可能に嵌合され、スプライン20a、26aは外径あわせでスプライン結合しており、この2点で従動軸20はスプラインチューブ26に芯だしされた状態に保持されている(外径あわせでなく内径あわせまたは歯面あわせのスプライン結合でもよく、さらにはスプライン部とはべつに嵌合部を設けてもいいのはゆうまでもない、要は2箇所以上芯出部を設ければよい。)。
【0018】
従動軸20の反スプライン側にはピニオン25が適当な方法で固定されている(20と25は一体で作ってもよいのはいうまでもない。)。
【0019】
従動軸20の中央部分には穴20bが開けられており(図では2個)、スプラインチューブ26に内蔵した状態で溝26bをとおして係合部材をなす棒21aを該穴20bに圧入しておく。(図では2本の棒を別々に圧入しているが1本の棒を貫通させてもよい。要は棒21aにより従動軸20のうごきをスプラインチューブの外に伝えることができればよい。従って棒と穴はルーズ嵌合でもよく、丸棒でなく角などでもよい。)棒21aにはスラストベアリング21が適当な方法で固定されており、その内周部21cはスプラインチューブ26の外周26eと遊合されておりスラストベアリング21の軸方向動きの案内と剛性アップの役目を果たす。
【0020】
27はクラッチ、30は遊星減速部、10はモーターのアーマチャ、11はアーマチャ軸である。60は端子で図示してないバッテリーと接続される。81は固定接点、82は可動接点でありこの接点をON OFFすることによりモーターへのメイン電流を制御する。ブラシ71はカーボン系材料で作られており抵抗体と固定接点の役目を果たしている。72は可動接点でありブラシ71と可動接点72とあわせてサブ接点を構成している。メイン、サブの各々の可動接点72,82はマグネットスイッチ50の作動により固定接点側に移動させられ全体でスイッチの役目を果たす。
【0021】
マグネットスイッチ50のプランジャー52の動きは連結棒90(一部しか図示されていない)を介して規制部材91につたえられる。該スラストベアリング21の外周には歯付き部21bが有り、この歯付き部21bは棒21aに移動不能に一体的に固定されており、この歯溝に該規制部材91がはまることで従動軸を回転不能ではあるが軸方向には移動可能な状態に保持できる。24はシール部材で軸受け23aやスタータ内へほこりなどが進入するのを防止する。
【0022】
本発明になる作動を説明する。図1において図示してない車のキースイッチがONされるとマグネットスイッチ50に電磁力が発生し、プランジャー52が動くと連結棒90が動き、規制部材91を歯付き部21bの溝へはめ込み、従動軸20を回転不能に保持する。更にプランジャー52が動くとそれに繋がっているサブの可動接点72が固定接点71に接触する。
【0023】
そうするとバッテリーからの電流はカーボンよりなる固定接点71の抵抗を通して流れるので電流が制限されてモーターへ供給される(たとえば200Aくらい)。その結果、アーマチャ10はゆっくりまわり、アーマチャ軸10、遊星減速部30、クラッチ27を経由してスプラインチューブ26がゆっくりまわる。スプラインチューブは回転するが、従動軸20は規制部材91により回転できないのでねじれスプライン20a、26aのネジ効果で棒21aに案内された溝26bにそって従動軸は左方向に動く。ついにはピニオン25がリングギヤ100の端面にあたる(図5参照)。
【0024】
リングギヤー100とピニオン25が当たるとこれ以上従動軸20は左方向に進めなくなるが、規制部材91には少し弾性効果があるので、こんどはスプラインチューブ26と従動軸20は一体となって回転する。ピニオン25の一歯分くらい回転するとピニオン25とリングギヤ100の歯同士の干渉がなくなるので、今度はまた溝26bにそって従動軸20は左方向に進む。
【0025】
更に従動軸20が左にすすみ規制部材91のながさ以上に進むと歯付き部21bの溝より規制部材91がはずれ、従動軸20の回転は完全に自由となる。しかもピニオン25とリングギヤ100の噛合い深さは十分ある状態になる。このとき、規制部材91は更に内径側に移動してスラストベアリング21の側面に入り込む(図6)。この状態までプランジャー52が吸引されると、こんどはメイン接点81と82がONされ、抵抗を介さずにバッテリーから電流が流れる(たとえば800Aくらい)のでモーターがフルパワーを出し、しっかり噛合ったピニオン25とリングギヤ100とによりエンジンを始動する。エンジン始動中にピニオン25が下に戻されようとする力はスラストベアリング21を介して、規制部材91で支える。なお、その他の部分の作動は特開平10−115274号公報と類似なので詳細は省く。
【0026】
このように本発明によれば、エンジン駆動中は図に示したように従動軸とスプラインチューブの支持(軸受け)はそのいずれも2カ所あるので、こじり、みそスリ運動する事がなく、しかもピニオン飛びだし長さAより軸受けスパンBの方が大きいので軸受け荷重や軸応力もちいさいので、信頼性もあり小型化できる。更にスタータ停止中は従動軸20などスタータ本体内へ収納されており、しかもシール部材24もあるのでほこりなどの劣悪環境にも耐えれる。
【0027】
第2の実施例について図7で説明する。スプラインチューブ26は軸受け23a、23bで保持されており、その内部には従動軸20がある。マグネットスイッチ50の電磁力によりレバー101を動かすと棒21aを介して従動軸20が移動しピニオン25をリングギヤ100に噛合わせる。その他の部分は実施例1と同じであるので説明を省く。このように本発明によれば信頼性が高く、劣悪環境にも耐えられる小型のスタータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスタータの断面図である。
【図2】図1の従動軸周辺を取り出した断面図である。
【図3】図2のC−C断面図である。
【図4】図1のスプラインチューブの半断面図である。
【図5】第1の実施例のスタータの作動途中の部分断面図である。
【図6】第1の実施例のスタータのエンジン駆動中の部分断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例のスタータの部分断面図である。
【符号の説明】
20 従動軸
21a 棒
26 スプラインチューブ
26b 溝
Claims (10)
- エンジンのリングギヤへ噛合うピニオンを支える軸が片持ち構造であるスタータにおいて、
略円筒形状をなしその内周部にスプラインを有するスプラインチューブと、
このスプラインチューブの外周を直接支持する少なくとも2つ以上の軸受けと、
前記スプラインチューブの内周に設けられたスプラインと移動可能に結合するスプラインを有すると共に、一端には該ピニオンが一体または別部材として一体的に固定されている従動軸と、
前記スプラインチューブには1つまたは複数個の溝が穿設されており、その溝を通して該従動軸に固定された係合部材と、
この係合部材に直接または間接的に連結されるピニオン移動装置とを有し、
このピニオン移動装置によって、前記係合部材を介して前記ピニオンを前記リングギヤ側に移動させることを特徴とする内燃機関用スタータ。 - 該スプラインチューブはモーターと直接または間接的に連結されており、モーターの出力は該スプラインチューブのスプラインを介して該従動軸に、さらにピニオン伝えられると共に、エンジン始動時にはピニオン移動装置によりスプラインチューブの外周部に突き出した該係合部材を直接または間接的に押すか、またはピニオン移動装置とモーターの回転力との連携によりスプラインチューブに内装された従動軸を軸方向に移動させピニオンをエンジンのリングギヤに噛合せる機構を有する請求項1記載の内燃機関用スタータ。
- 該スプラインはねじれスプラインであり、該溝はスプラインのねじれ角に概略等しくなるように軸に対して傾斜していることを特徴とする請求項1もしくは2記載の内燃機関用スタータ。
- 該ピニオン移動装置はマグネットスイッチであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内燃機関用スタータ。
- 前記スプラインチューブを支える該軸受け間のスパンをB,そのピニオン側の軸受けとピニオンが最大飛び出た位置(リングギヤーへ力を伝達しているときの位置)とのスパンをAとするときA/B<1であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の内燃機関用スタータ。
- 該従動軸はB以上のスパンでスプラインチューブと嵌合され支持されていることを特徴とする請求項5記載のスタータ。
- 該スプラインチューブの反ピニオン側端部の外周部はクラッチの一部を兼ねていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の内燃機関用スタータ。
- 該スプラインチューブと該モーターとの間に遊星歯車減速機構を有する請求項1ないし7のいずれかに記載の内燃機関用スタータ。
- 従動軸とモーターとの間に減速機構を有するものにおいて、モーターに対して従動軸と反対側の位置にマグネットスイッチを設けその電磁力により該係合部材を回転不能に固定した状態にして、モーターの回転力によりスプラインチューブ、従動軸の各々のねじれスプラインのねじれ作用により該従動軸をリングギヤー側に押し出すことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の内燃機関用スタータ。
- マグネットスイッチの電磁力でレバーを動かし、そのレバーで該係合部材を軸方向に押し、従動軸をリングギヤー側に押し出すことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の内燃機関用スタータ。
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