JP2010200938A - 羽毛布団 - Google Patents

羽毛布団 Download PDF

Info

Publication number
JP2010200938A
JP2010200938A JP2009049107A JP2009049107A JP2010200938A JP 2010200938 A JP2010200938 A JP 2010200938A JP 2009049107 A JP2009049107 A JP 2009049107A JP 2009049107 A JP2009049107 A JP 2009049107A JP 2010200938 A JP2010200938 A JP 2010200938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
compartments
component
component pieces
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009049107A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Asai
吉雄 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009049107A priority Critical patent/JP2010200938A/ja
Publication of JP2010200938A publication Critical patent/JP2010200938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Abstract

【課題】 羽毛の膨張による就寝者に対する密着性の低下を可及的に防ぎ、斬新な構造の羽毛布団を提供する。
【解決手段】 表地1と裏地2をまちテープ3を介して縫い合わせて多数の区画室4,…を升目状に並べて設け、該区画室4に羽毛5を充填すると共に、各区画室を構成する前記裏地2の構成部片2A,2B,2Cを、その中央を尖端として裏地2表面方向に突出する四角錐状にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表地と裏地との間に升目状に並べて区画室を設け、該区画室内に、羽毛(ダウンボール)を充填して構成した羽毛布団に関するものである。
羽毛布団は、具体例を挙げるまでもなく、表地と裏地を、縦、横に配したまちテープを介して縫合して区画室を升目状に並べて設け、各区画室内に羽毛を各区画室間に平均して充填し、表裏両面を平坦状にしているのが一般である。
羽毛は、就寝中の発熱、発汗による熱や水分によって膨張し、その結果、布団の裏面側が丸く膨らみ、就寝者との間に、隙間が生じ、布団外から寒気が流入し、布団本来の機能が低減する。
このため、羽毛布団上に更に上掛けを重ね合わせ、その重量によって、前記の膨張によって生じる隙間の発生を防ぐようにしているが、上掛け自体、当該布団と別体であるため、使用上良好とはいえず、また、期待した効果を常時を得られるとは限らない。
上掛けを省略して、羽毛の膨張による密着性の低減を防ぐものとして、表地の巾寸法や丈寸法を、裏地の巾寸法や丈寸法より大きくして、使用時に表地側で裏地側を被うようにして、布団(裏地)が体にできるだけ密着させるようにした構造のものが提案されている(例えば、特許文献1、2)。
特公平2−60321号公報 登録第3017938号実用新案公報
前記従来構造のものは、裏地に対して表地を幅広くすることにより、使用時において、裏地側を表地側で被う、すなわち、就寝者の両側を包むようにすることにより、高い密着性や隙間の発生を低減しようとするものではあるが、発熱や発汗による羽毛の膨張によって裏地側が丸く膨らみ、高い密着性や隙間の発生の低減を期待する程には必ずしも得られていない。
本発明は、羽毛の膨張による密着性の低下を可及的に防ぎ、斬新な構造の羽毛布団を提供すべく創案したものである。
表地と裏地を、まちテープを介して縫い合わせて多数の区画室を升目状に並べて設け、該区画室に羽毛を充填すると共に、各区画室を構成する前記裏地の構成部片を、その中央を尖端として裏地表面方向に突出する四角錐状にした構成するものである。
本発明によれば、羽毛を充填した各区画室の構成部片が四角錐状にして突出するものであるから、就寝者に潰れ状にして接触するから、保温効果を期待できると共に、適度な隙間の発生により発汗、発熱で生じ勝ちなむれを該隙間間の空気の対流により防止でき、また、就寝者と重ならない左、右両側部および足下部にあっては、該四角錐状の傾斜面が互いに接触して布団外との関係で生じ勝ちな隙間の発生を防ぎ、総じて良好な就寝環境を得ることができるものである。
本発明に係る羽毛布団の裏面の模式図。 図1の平面図。 図2の一部拡大断面図。 裏地を模式的に示した斜視図。 使用状態の断面図。 裏地の第一構成片の平面図。 裏地の第二構成片の平面図。 裏地の第三構成片の平面図。 裏地の隅角部の構造説明図。 裏地の端縁部の構造説明図。 裏地の面内部の構造説明図。
図面は、本発明に係る羽毛布団の一実施例を示し、実施例の羽毛布団Aは、表地1と裏地2を周端においては互いに直接的に、前記周端で取り囲む面内部においてはまちテープ3を介してそれぞれ縫い合わせて、多数の区画室4,…を升目状に並べて設け、各区画室4,…に羽毛(ダウンボール)5を、各区画室4間でほぼ均一に充填して構成したものである。
各区画室4は、シート状の前記表地1の一部で構成する平坦状の表壁4aと、ダブつき部を升目状に並べて備えたシート状の前記裏地2のダブつき部で構成する裏壁4bの各四周を前記まちテープ3を介して縫い合わせ(図示nで示す)、又は、一部をまちテープ3を介し、他の一部(布団周端においては)を直接的に縫い合わせ(図示n´で示す)、前記羽毛5の充填によって裏壁4bのダブつき形状を、その中央を尖端として、該尖端pが裏地2表面より最も突出する四角錐形状としたもので、羽毛布団Aは、裏地2側にこの四角錐形状が升目状に並べて配せられているから、ほぼ、平坦状の表地1側に対してダブつき、就寝時における表地1側の変形とは無関係に就寝者に対する充分な接触状態を得ることができる。
また、裏地2は、正方形の四辺部を鈍角等辺三角形状に凹ませて入隅部2A´と成し、該入隅部2A´間の出隅部2A´´を等辺三角形状にして、4個の入隅部2A´,2A´,2A´,2A´と4個の出隅部2A´´,2A´´,2A´´,2A´´が交互に規則的に配せられた、八角形状の第一構成片2A(図6)と、該第一構成片2Aを前記入隅部2A´,2A´を結ぶ線を中心として等分にした五角形状の第二構成片2B(図7)および該第二構成片2Bを等分にした四角形状の第二構成片2C(図8)を適宜組合わせて互いに縫合して構成したものである。
そして、前記区画室4の四角錐形状を成す裏壁4bは、方形状の裏地2の隅角部のものにあっては、図9で示す通り、第一構成片2Aの入隅部2A´を構成する鈍角状の端縁2aと、該端縁2aに隣接する他の鈍角状の端縁2a´のそれぞれに、第二構成片2Bの入隅部2B´を構成する前記端縁2a,2a´と同形な端縁2bを縫合して第二構成片2B,2Bを接続し、該第二構成片2B,2Bと第二構成片2B,2B間に配した第三構成片2cとを、第二構成片2B,2B側は前記端縁2bの一半と一方の出隅部2B´を構成する一端縁2b´において、第三構成片2C側は出隅部2B´と同形な鋭角三角形を成す一方の端縁2c又は2c´においてそれぞれ縫い合わせて第二構成片2B,2B間に第三構成片2Cを介在させて構成した態様を採り、該隅角部の裏壁4bを構成するこれら各一組の第一、第三の構成片2A,2Cと一対の第二構成片2B交点部(符号p´で示す)が四角錐状裏壁4bの尖端(頂点)pを構成する。
また、区画室4の四角錐形を成す裏壁4bの、方形状の裏地2の端縁部のものにあっては、図10で示す通り、一対の第一構成片2A,2Aを入隅2A´を構成する鈍角状の端縁2a,2a同士で互いに縫い合わせ、該端縁2a,2aに隣接する他の鈍角状の端縁2a´,2a´のそれぞれに端縁2bにおいて第二構成片2B,2Bを縫い合わせ、第二構成片2B,2B同士は前記端縁2bと隣接して一方の出隅部2B´を構成する端縁2b´,2b´同士を縫い合わせた構成を採り、該端縁部の区画室4の裏壁4bを構成するこれら各一対の第一構成片2A,2A、第二構成片2B,2Bの交点部p´を四角錐状裏壁4bの尖端(頂点)pとして構成させる。
さらに、これら隅角部と端縁部とで取り囲まれる裏地2の面内部の区画室4の裏壁4bは、図11で示す通り、4枚の第一構成片2A,2A,2A,2A同士を田の字状に並べて隣接する端縁2a,2a(入隅部2A´を成す)同士を互いに縫い合わせた構成を採用し、各第一構成片2A,2A,2A,2Aの交点部p´を四角錐状裏壁4bの尖端(頂点)pとして構成させる。
なお、第一、第二および第三の各構成片2A,2B,2Cを組合わせて裏地2を形成する工程は自在に選択され、例えば、図1の上、下の両端部には第三構成片2C,2C間に5枚の第二構成片2B,2B,2B,2Bが配置され、該端部に隣接する位置には第二構成片2B,2B間に5枚の第一構成片2A,2A,2A,2A,2Aが配置されているが、両端部側の一対の第三構成片2C,2Cと5枚の第二構成片2B,2B,2B,2B,2Bを前記のように縫い合わせて第一連結帯状体を、また、該端部の隣接部側の一対の第二構成片2B,2Bと5枚の第一構成片2A,2A,2A,2A,2Aを前記のように縫い合わせて第二連結帯状体をそれぞれ形成し、一対の第一連結帯状体と7枚の第二連結帯状体を、第1図で示す配列順序になるように縫い合わせることにより得ることができ、いずれにしても第一乃至第三構成片2A,2B,2Cのいずれかのもの同士の縫合となり、各構成片2A,2B,2Cの組合わせ順は適宜選択すれば良い(第一構成片2A,2A同士の場合は図11で示すように、第一構成片2Aと第二構成片2Bの場合は図9や図10で示すように、第二構成片2B同士の場合は図10で示すように、第三構成片2Cと第二構成片2B乃至第一構成片2Aの場合は図9でそれぞれ示すように縫合すれば良い)。
そして、実施例は、この裏地2を、前記の通り、まちテープ3を介して表地1と縫合して、区画室4,…を升目状に並べて設け、各区画室4,…に常法に従って、羽毛5,…を充填して布団Aとするのである。
なお、n´´は第一、第二および第三の各構成片2A,2B,2Cを互いに縫い合わせた縫合部を示す。
1 表地
2 裏地
3 まちテープ
4 区画室
5 羽毛

Claims (1)

  1. 表地と裏地をまちテープを介して縫い合わせて多数の区画室を升目状に並べて設け、該区画室に羽毛を充填すると共に、各区画室を構成する前記裏地の構成部片を、その中央を尖端として裏地表面方向に突出する四角錐状にした、羽毛布団。
JP2009049107A 2009-03-03 2009-03-03 羽毛布団 Pending JP2010200938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049107A JP2010200938A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 羽毛布団

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049107A JP2010200938A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 羽毛布団

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010200938A true JP2010200938A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42963055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009049107A Pending JP2010200938A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 羽毛布団

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010200938A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0180064U (ja) * 1987-11-20 1989-05-29
JPH0624577U (ja) * 1991-07-31 1994-04-05 西川産業株式会社 掛布団
JPH07275100A (ja) * 1994-04-04 1995-10-24 Brother Ind Ltd 掛け布団
JP2001340195A (ja) * 2000-06-05 2001-12-11 Mitsuru Kk 上掛け布団
JP2003265291A (ja) * 2002-03-14 2003-09-24 Kobayashi Orimono Kk 羽毛布団
JP2006255262A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Maruhachi Mawata Co Ltd 布団用布地構造、その製造方法および布団

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0180064U (ja) * 1987-11-20 1989-05-29
JPH0624577U (ja) * 1991-07-31 1994-04-05 西川産業株式会社 掛布団
JPH07275100A (ja) * 1994-04-04 1995-10-24 Brother Ind Ltd 掛け布団
JP2001340195A (ja) * 2000-06-05 2001-12-11 Mitsuru Kk 上掛け布団
JP2003265291A (ja) * 2002-03-14 2003-09-24 Kobayashi Orimono Kk 羽毛布団
JP2006255262A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Maruhachi Mawata Co Ltd 布団用布地構造、その製造方法および布団

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011529360A5 (ja)
JP2008253732A (ja) ドーム状掛け布団
JP2014226336A (ja) 寝袋
WO2017142041A1 (ja) 保温材充填用袋体を有する構造体ならびにそれを用いた寝具および被服
JP2010200938A (ja) 羽毛布団
US20170318990A1 (en) Multi-pieced bedding cover
JP3158389U (ja) 弾性保冷具
JP5225616B2 (ja) 編地製袋体
JP2015210000A (ja) こたつ掛布団
JP3168245U (ja) 掛け布団
JP3768906B2 (ja) 羽毛布団
JP2007131972A (ja) 夏物スーツ
JP4037737B2 (ja) 羽根布団及び組み合わせ布団
JP3219693U (ja) 掛布団
JP3183332U (ja) 羽毛掛け布団
JP3162481U (ja) 羽毛掛け布団
JP3210469U (ja) 立体キルト式掛け布団
JP3212011U (ja) 掛け布団
JP2007007312A (ja) ベッドマットレス
JPH10174642A (ja) 羽毛掛け布団
JP3032595U (ja) 二層式立体掛布団
JP2016083078A (ja)
JP2009100864A (ja) 夏用掛布団
JP6806359B2 (ja) 掛け布団
JP6816977B2 (ja) 掛布団

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20111209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130515

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131105