JP3162481U - 羽毛掛け布団 - Google Patents

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静男 柴
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Abstract

【課題】充填する羽毛の量を軽減してもふっくら感を維持でき、さらにフィット感が向上される羽毛掛け布団を提供する。【解決手段】格子状に配したマチテープ2A、2Bを介して表地1と裏地を立体キルト状に縫い合わせることによりマチテープに囲まれる複数の区画室Rを製袋し、各区画室に羽毛を充填した羽毛掛け布団において、裏地に対して表地の縦横の寸法を大きく設定し、各区画室において裏地に対し余剰した表地部分を上方にドーム状Dに盛り上がらせるとともに、裏地部分は平坦面を維持するように製袋し、さらに、羽毛の充填時にその容積により裏地部分が膨らまないように羽毛の充填量を調整する。【選択図】図1

Description

この考案は羽毛掛け布団に関し、より詳細には立体キルト状の羽毛掛け布団に関する。
格子状に配したマチテープを介して表地と裏地を縫い合わせることによりマチテープに囲まれる複数の区画室を製袋し、各区画室に羽毛を充填した羽毛掛け布団が立体キルト羽毛布団として知られている。
図6はこの種の布団を示す図である。ここでは、マチテープ21を境に等大の表地20と裏地22を縫い合わせて複数の区画室を製袋し、各区画室に羽毛を充填している。この場合、表地20と裏地22との間隔はマチテープ21の高さにより確保され、さらに、羽毛を高密度で各区画室に充填することにより区画室において表地20と裏地22がマチテープの上下方向に膨れて羽毛布団自体の高さが確保される。
特開2007- 209684号公報
前記の説明から明らかなように、従来技術の立体キルト羽毛布団においては、裏地部分と表地部分は同等の形状および量をもって膨らんでいるので、膨らみは上下に二分されることとなる。一方、充填する羽毛の分量を増やして高密度化すれば膨らみはより大きくなるが、上記のように膨らみは上下に分散されてしまうので、必要とされる分量が大きくなりコストが嵩む問題があった。
また、就寝者の体に触れる裏地部分22も各区画室ごとに膨れているので、隣接する区画室の間に谷部22Aが生じ、これが就寝者の体と掛け布団との間の隙間として作用し、フイット間を阻害する問題があった。
この考案は前記の従来の羽毛掛け布団の問題点に鑑みて創作されたものであり、格子状に配したマチテープを介して表地と裏地を立体キルト状に縫い合わせることによりマチテープに囲まれる複数の区画室を製袋し、各区画室に羽毛を充填した羽毛掛け布団において、裏地に対して表地の縦横の寸法を大きく設定し、各区画室において裏地に対し余剰した表地部分を上方にドーム状に盛り上がらせるともに、裏地部分は平坦面を維持するように製袋し、さらに、羽毛の充填時にその体積により裏地部分が膨らまないように羽毛の充填量を調整したことを特徴とする。
また、ここでは前記の羽毛掛け布団において、表地および裏地に100g/m2 以下の軽量生地を使用した羽毛掛け布団も第2考案として開示する。
裏地に対して表地の縦横の寸法を大きく設定し、各区画室において裏地に対し余剰した表地部分を上方にドーム状に盛り上がらせているこの考案の掛け布団によれば、従来技術の掛け布団のように充填される羽毛により表地と裏地に内圧をかけて膨らますのではなく、最初からドーム状に膨らんで製袋されている区画室に羽毛を充填するので従来技術の掛け布団より少ない充填量で同等のふっくら感を実現することができる。
また、裏地部分は平坦面を維持するように製袋され、かつ、羽毛の充填時にその体積により裏地部分が膨らまないように羽毛の充填量を調整しているので、膨らみが上下に分散されることがなく、効率的にふっくら感を実現することができる。
一方、裏地部分は平坦面が維持されるので、従来技術の掛け布団のように就寝者の体に触れる裏地部分の隣接する区画室の間に谷部が生じることがなく、裏地全体が隙間なく就寝者の体に触れ、フィット間が良好な掛け布団が実現される。
また、第2考案によれば表地および裏地に100g/m2 以下の軽量生地を使用しているので生地の可撓性が優れ、ドーム状に膨らんで製袋されている区画室に羽毛を充填した場合、高密度化して内圧を高めなくても羽毛に生地が容易に追従して可撓するので効率的にふっくら感を実現することができる。
前記したように、この考案の羽毛掛け布団は前記したように充填する羽毛の量を少なくすることができる他、表地に対し裏地の寸法を小さくできるので従来の掛け布団より少ない生地用尺で済み、資源の節約に寄与した環境に優しいエコロジーに適した製品が実現される。
また、同様の理由から掛け布団の軽量化も実現できる。
この考案の羽毛掛け布団の表側から観察した斜視図。 同上、裏側から観察した斜視図。 同上、分解状態を示す構成図。 同上、側面図。 同上、要部の側面図。 従来技術の羽毛掛け布団の側面図。 同上、要部の側面図。
以下、この考案の羽毛掛け布団の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は掛け布団を表側から観察した状態の斜視図、同じく図2は裏側から観察した状態の斜視図である。この考案の羽毛掛け布団は格子状に配したマチテープを介して表地と裏地を立体キルト状に縫い合わせることによりマチテープに囲まれる複数の区画室Rを製袋し、各区画室に羽毛(図示せず)を充填する。具体的には格子状に配した縦横のマチテープ2A、2Bの上下を表地1の内側および裏地3の内側に縫着することによりマチテープを介して両者を結合する(図3参照)。
この場合、この考案は裏地3に対して表地1の縦横の寸法を大きく設定しているので、掛け布団に製袋した際に、製袋時の縦横の寸法を合致させると表地がだぶついて余剰する。そこで、各区画室Rにおいて裏地3部分は平坦面を維持したまま、裏地に対し余剰した表地1部分を上方にドーム状Dに盛り上がらせている(図3、図4参照)。
前記の構成とすることにより、この考案の羽毛掛け布団においては、各区画室Rは羽毛を高密度で充填して内圧をかけなくても、その形状自体が最初から表地1部分が上方にドーム状Dに盛り上がったものとなる。この場合、表地1部分において隣接する区画室Rの間に生じる谷部1Aの深さは(図5参照)、従来技術の羽毛掛け布団の場合の谷部20Aの深さ(図7参照)に比べ深くなる。これは、前記したように区画室Rの形状自体が最初から表地1部分を上方にドーム状Dに盛り上がらせていることによるものであるが、これにより従来技術の羽毛掛け布団に比べふっくら感がますことになる。
また、各区画室Rにおいて裏地3部分は平坦面を維持したまま製袋されるが、従来技術の羽毛掛け布団の場合と異なり、充填した羽毛の体積は最初から上方にドーム状Dに盛り上がった表地1側に吸収されるので、羽毛の充填時にその体積により裏地部分が膨らまないように羽毛の充填量を調整することにより羽毛を充填した後も平坦面を維持することができる。
前記の結果、従来技術の羽毛掛け布団の場合において裏地22部分の隣接する区画室の間に隙間22Aが生じたのに対し(図7参照)、この考案の羽毛掛け布団においてはそのような隙間は生ぜず平坦面3Aが保たれることとなる。
次に第2考案においては表地1および裏地2の素材として100g/m2 以下の軽量生地を使用する。このような軽量生地としてこの実施例ではポリエステル80%、綿20%からなるTTC(東レの商品名)生地を採用しているが、生地はこれに限られないことは勿論である。これにより生地の可撓性が増し、ドーム状に膨らんで製袋されている区画室に羽毛を充填した場合、高密度化して内圧を高めなくても羽毛に生地が容易に追従して可撓するので効率的にふっくら感を実現することができる。
R 区画室
D ドーム状
1 表地
2A、2B マチテープ
3 裏地

Claims (3)

  1. 格子状に配したマチテープを介して表地と裏地を立体キルト状に縫い合わせることによりマチテープに囲まれる複数の区画室を製袋し、各区画室に羽毛を充填した羽毛掛け布団において、裏地に対して表地の縦横の寸法を大きく設定し、各区画室において裏地に対し余剰した表地部分を上方にドーム状に盛り上がらせるともに、裏地部分は平坦面を維持するように製袋し、さらに、羽毛の充填時にその体積により裏地部分が膨らまないように羽毛の充填量を調整したことを特徴とする羽毛掛け布団。
  2. 表地および裏地に100g/m2 以下の軽量生地を使用した請求項1記載の羽毛掛け布団。
  3. 軽量生地はポリエステル80%、綿20%からなる生地である請求項2記載の羽毛掛け布団。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104585907A (zh) * 2014-12-31 2015-05-06 南通斯得福纺织装饰有限公司 一种防止被芯窜绒的方法

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