JPH10174642A - 羽毛掛け布団 - Google Patents

羽毛掛け布団

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Publication number
JPH10174642A
JPH10174642A JP35349896A JP35349896A JPH10174642A JP H10174642 A JPH10174642 A JP H10174642A JP 35349896 A JP35349896 A JP 35349896A JP 35349896 A JP35349896 A JP 35349896A JP H10174642 A JPH10174642 A JP H10174642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quilt
tapes
gore
room
comforter
Prior art date
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Pending
Application number
JP35349896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Meichi
浩三 名地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U WORLD KK
World Kk U
Original Assignee
U WORLD KK
World Kk U
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Publication date
Application filed by U WORLD KK, World Kk U filed Critical U WORLD KK
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Publication of JPH10174642A publication Critical patent/JPH10174642A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 羽毛本来の嵩高性を充分に発揮し、保温性が
高く、しかも好適なドレ−プ性があり、使い易く、かつ
作り易く、更に経済的に作ることができる羽毛掛け布団
を提供する。 【解決手段】 羽毛掛け布団本体(1)内を仕切り片
(5)で複数の部屋に仕切り、その仕切り片を掛け布団
本体の表面(2)から裏面(3)に向かって末広がり状
に外方に広がるように傾斜させ、上記掛け布団本体の中
央部の部屋(6)の裏面を広く形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布団内部を仕切る
仕切り片(マチテ−プ)を斜状に形成した羽毛掛け布団
に関する。
【0002】
【従来の技術】羽毛掛け布団は、これに収容する羽毛が
布団の中で片寄らないように仕切り片(マチテ−プ)で
仕切り、これによって多くの部屋(マス目)を形成して
いる。このマチテ−プは掛け布団の厚みを約20cmとし
た場合、約5cmに形成されているので、そのマチテ−プ
部分がくびれた状態となり、そのためにこの部分の羽毛
が強く圧縮され、羽毛本来の嵩高性を発揮できない状態
になっている。しかもそのマス目の数がかなり多く、布
団の表裏において同じ大きさになっているので、人体に
接する面にくびれが多く表われ、これらによって布団の
保温性に悪影響を及ぼしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、羽毛本来の
嵩高性を充分に発揮し、保温性が高く、しかも好適なド
レ−プ性があり、使い易く、かつ作り易く、更に経済的
に作ることができる羽毛掛け布団を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、羽毛掛け布団
内を複数の部屋に仕切る仕切り片(マチテ−プ)を掛け
布団の表面から裏面に向って末広がり状に外方に広がる
よう斜状に設け、その布団の中央部に位置する部屋の裏
面を広く形成するようにしたものである。その際、マチ
テ−プを約45°に傾斜し、又その幅を約28cmとして
羽毛の持つ嵩高性を更に発揮した保温性の良い掛け布団
を得る。
【0005】
【発明の実施の形態】羽毛掛け布団本体(1)は、布地
で形成した表面(2)と裏面(3)を有し、その表面と
裏面の間に、該布団内の羽毛(4)が片寄らないように
仕切り片(マチテ−プ)(5)を設けている。
【0006】実施例では、表地と裏地を木綿で形成し、
マチテ−プをポリエステルで形成しているが、これらは
その他ポリ塩化ビニル,ナイロン,ビニロン,ポリ塩化
ビニリデン,ポリエチレン,ポリウレタン,ポリプロピ
レン等の合成繊維や絹,麻等を用いたり、表地と裏地の
生地を変えたりして用いられる。なお、マチテ−プはメ
ッシュ地を用いると、通気性があって好ましい。
【0007】掛け布団本体内に収容される羽毛は、図示
のものでは水鳥羽毛100%のものを用いているが、適
宜その羽毛にもめん綿やポリエステル綿,絹わた,羊
毛,塩化ビニル又はナイロン等の化繊の綿を混入して用
いてもよい。
【0008】上記マチテ−プで仕切られる掛け布団本体
のマス目は、縦3列,横3列の計9つ形成されており、
その表面において(図1)同じ大きさのマス目となって
いる。そのマチテ−プは表面から裏面に向って末広がり
状に外方に広がるように傾斜しており、そのために図2
に示すように中央部の部屋(6)が大きくなっていて、
これを側面から見ると、その断面形状が台形状に表われ
る(図3〜図6)。
【0009】マチテ−プ(5)は、幅16cmのものを用
い、その両側に縫いしろ(7)1cmずつ設け(図7)、
これを掛け布団本体の表面(2)及び裏面(3)にそれ
ぞれ縫着してキルト(8)を形成している。
【0010】図示の場合、マチテ−プは幅方向に2枚接
続しているもので、それぞれ表地,裏地に傾斜角約45
°で縫着しており、縦方向のマチテ−プ(9)と横方向
のマチテ−プ(10)の交差部(11)は、図7に示すように交
差縫線(12)どうしを縫着して形成している。
【0011】表地側のマチテ−プと、裏地側のマチテ−
プどうしを縫着すると、マチテ−プは全体で28cm(1
4cm×2)となるが、これらのマチテ−プは約45°に
傾斜しているので、布団本体の厚みが約20cmとなる。
【0012】羽毛は、図9に示すように、布団本体の外
周縁部(13)に縫着しない部分を形成し、その入口(14)よ
り収容する。収容後はその入口を縫着して閉じておく。
なお中央部の部屋(6)には、充填口部(15)が形成され
ている。該充填口部は矩形のベロテ−プ(16)を二枚重ね
合わせその両側部を縫着し、これを中央部の部屋(6)
に位置するように表地側のマチテ−プと裏地側のマチテ
−プの間に挟んで縫着しているもので、この充填口部よ
り羽毛を挿入する。挿入後は、この充填口部を中央部の
部屋から反転させて外方へ引き出し、該充填口部の端部
に設けた太めの糸等の括り紐(17)をしぼり、その紐を結
んで固定する。その際、余分の括り紐をカットしておい
てもよい。このように上記羽毛を各部屋に閉じ込めてお
くと、各部屋間で移動することがない。なお上記充填口
部はその他種々の方法で形成することができる。
【0013】上記の例では、マチテ−プを表側と裏側に
それぞれ設け、その2枚を縫着して1枚としているが、
最初から1枚のものを設けてもよく、又マチテ−プの幅
やマチテ−プの傾斜角は必要に応じて変えて用いてもよ
い。
【0014】上記マス目は、掛け布団本体の表面におい
て、不等な間隔で設けたり、適当な数にすることができ
る。
【0015】掛け布団本体の周縁には、適宜該本体のカ
バ−に設けた紐を通すためのル−プ(16),(17)が設けら
れている。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記のようにマチテ−プが布
団本体の表面から裏面に向けて末広がり状に外に広がる
ように傾斜しているから、布団本体の裏面の中央部が広
く形成され、これによって人体に接する面の大部分がキ
ルト(マチテ−プ)の存在しない状態となるので保温効
果が増大し、又その中央部周辺のキルトが人体の輪郭に
ほぼ沿った位置にあるので、布団本体が人体の外形に添
うようになりドレ−プ性の高いものが得られる。更にマ
ス目を縦3列,横3列とし、マチテ−プの幅を約28cm
としてその傾斜角を約45°にすると、キルトによる大
きなくびれがなく、ふっくらとした厚さ約20cmの布団
本体が形成され、羽毛本来の嵩高性を充分発揮した軽い
感じの扱い易い布団が得られる。しかもその布団はマチ
テ−プを傾斜した状態で縫着するだけで形成され、構造
も簡単であり、作り易く、かつ経済的に作ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す布団本体の平面図であ
る。
【図2】図1における裏面図である。
【図3】布団本体の縦方向の側面図である。
【図4】布団本体の横方向の側面図である。
【図5】布団本体の縦方向の中央断面図である。
【図6】布団本体の横方向の中央断面図である。
【図7】マチテ−プを縫着する状態を示す拡大平面図で
ある。
【図8】マチテ−プの取り付け状態を一部切り欠いて示
す拡大斜面図である。
【図9】布団本体の表地を取り除いた状態を示す平面図
である。
【図10】布団本体の中央部の部屋に羽毛の充填口部を
設けた場合を一部切り欠いて示す拡大斜面図である。
【符号の説明】
1 掛け布団本体 2 表面 3 裏面 4 羽毛 5 仕切り片(マチテ−プ) 6 中央部の部屋 8 キルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽毛若しくは主として羽毛を各部屋に収
    容するよう仕切り片で仕切った掛け布団本体を有し、該
    仕切り片は上記掛け布団本体の中央部に位置する部屋の
    裏面が広くなるよう掛け布団本体の表面から裏面に向っ
    て末広がり状に外方に広がるように傾斜した羽毛掛け布
    団。
  2. 【請求項2】 上記掛け布団本体の部屋を縦方向に3
    列、横方向に3列に形成すると共に仕切り片の末広がり
    状の傾斜角を約45°とした請求項1記載の羽毛掛け布
    団。
  3. 【請求項3】 上記仕切り片の幅を約28cmとした請求
    項2記載の羽毛掛け布団。
JP35349896A 1996-12-17 1996-12-17 羽毛掛け布団 Pending JPH10174642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35349896A JPH10174642A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 羽毛掛け布団

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JP35349896A JPH10174642A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 羽毛掛け布団

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10174642A true JPH10174642A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18431255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35349896A Pending JPH10174642A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 羽毛掛け布団

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JP (1) JPH10174642A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268804A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Kobayashi Orimono Kk 羽毛布団
CN107495766A (zh) * 2017-08-11 2017-12-22 成都趣睡科技有限公司 一种被子及其制作方法
JP2019180696A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 ジーティースーツ株式会社 掛布団

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