JP2010198175A - Rfidラベル分割ロール製造装置 - Google Patents

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【課題】RFIDラベルを連続状の台紙に仮着したロールから小巻ロールに分割するRFIDラベル分割ロール製造装置に関し、RFIDラベルが仮着されたロールから小巻ロールとする際に、正常品のみとすると共に、ロール製造の作業効率の向上を図る。
【解決手段】検査読取部21によるRFIDラベル12毎の検査読み取り結果により剥離部22により不良品を台紙12Aより剥離させ、当該剥離した位置に良品のRFIDラベルを貼付部23で貼付させると共に、ラベル検出部20による供給されるRFIDラベルが予め設定された数量に達したときに、巻き終わり台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、続いて次の小巻ロールの巻き始め台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、当該巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域と間をカッタ部26で切断させる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFIDラベルを連続状の台紙に仮着したロールから小巻ロールに分割するRFIDラベル分割ロール製造装置に関する。
近年、ICモジュールとアンテナを備えて非接触でデータ授受可能なRFIDメディアが安価となってICカードの他にラベルとして使用されることも一般化してきている。このようなRFIDラベルは使用形態や使用量が業者によって様々であり、当該RFIDラベルを仮着したロール状で出荷する際に、基本的にはRFIDラベルが総て正常品であることが必要であると共に、使用量に沿って容易に小巻ロールに分割できることが望まれる。
従来、RFIDラベルロールを製造する際に、仮着されるRFIDラベルを総て正常品とさせるものが、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1は、ICロールラベル(RFIDラベル)のICラベルを順次通信検査し、通信状態により不良品と判定された不良品ICラベルを所定の台紙に順次移し換え、次いで不良品ICラベルの個数分の良品ICラベルを所定の台紙に移し替え、当該所定の台紙からICロールラベルの不良品ICの欠落領域に良品ICラベルを順次移し替えて等間隔に並んだ良品ICラベルのICロールラベルとすることが開示されている。
特開2004−287799号公報
ところで、特許文献1で製造されたICロールラベルは使用形態や使用量が業者によって様々であり、当該ICロールラベルを仮着させてロール状で出荷する際に、基本的にはICラベルが総て正常品であることが必要であると共に、使用量に沿って小巻ロールに分割する必要がある。
しかしながら、小巻ロールにせよ紙管に巻き付ける場合には、巻き始めと巻き終わりにはICラベル(RFIDラベル)を存在させない方がよく、ロールから所定数の小巻ロールとする際に、巻き始めと巻き終わりの部分にあるICラベル(RFIDラベル)を人手によって剥離していたことから、その分に費やす時間など、作業効率の悪化を招いているという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、RFIDラベルが仮着されたロールから小巻ロールとする際に、正常品のみとすると共に、ロール製造の作業効率の向上を図るFIDラベル分割ロール製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、連続状の台紙にRFIDラベルが所定間隔で仮着されたロールから、搬送手段で供給、搬送させながら良品のみのRFIDラベルが仮着された状態で分割された小巻ロールとして巻き取るRFIDラベル分割ロール製造装置であって、前記搬送手段で搬送されてきた前記台紙に仮着されているRFIDラベルを検出することで当該仮着されているRFIDラベルの数量を計数させるためのラベル検出部と、前記搬送手段で搬送されてきたRFIDラベルに対して通信を行い、良品か否かを検査させるための読み取りを行う検査読取部と、前記台紙よりRFIDラベルを剥離する剥離部と、前記搬送手段とは別系統であり、良品のRFIDラベルを供給するラベル補充系統部と、前記剥離部で剥離されたRFIDラベルの位置に、前記ラベル補充系統部から供給される良品のRFIDラベルを仮着させる貼付部と、良品のRFIDラベルが仮着された台紙が巻き取られ、当該RFIDラベルが予め設定された数量の小巻ロールとなったときに前記台紙を切断するカッタ部と、少なくとも、前記検査読取部による読み取り結果から良品か否かを判別し、不良品の場合に当該RFIDラベルを前記剥離部で剥離させ、前記貼付部に前記ラベル補充系統部からの良品のRFIDを当該不良品として剥離された位置に貼付させると共に、前記ラベル検出部により検出されたRFIDラベルが前記予め設定された数量に達したときに、前記剥離部に巻き終わり台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、続いて次の小巻ロールの巻き始め台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、前記カッタ部に当該巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域と間を切断させる制御を行う制御処理手段と、を有する構成とする。
請求項2の発明は、前記搬送手段は、前記貼付部の前段階に、前記供給時の搬送速度を維持させながら、当該貼付部による良品のRFIDラベルの貼付時の搬送速度を調整する第1バッファ部と、前記第1バッファ部からの搬送速度を維持させながら、完成された小巻ロールから次の小巻ロールへの移行のための時間を確保させるための搬送速度を調整する第2バッファ部を備える構成である。
請求項1の発明によれば、RFIDラベル毎に検査読み取り結果により不良品を剥離させ、当該剥離した位置に良品のRFIDラベルを貼付させると共に、供給されるRFIDラベルが予め設定された数量に達したときに、巻き終わり台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、続いて次の小巻ロールの巻き始め台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、当該巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域と間を切断させる構成とすることにより、RFIDラベルが仮着されたロールから小巻ロールとする際に、正常品のみとすると共に、不良品RFIDラベルを剥離させる機能で巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域とを確保するためのRFIDラベルの剥離を行わせることから、ロール製造の作業効率の向上させることができるものである。
請求項2の発明によれば、搬送手段系統の貼付部の前段階に、RFIDラベル供給時の搬送速度を維持させながら、当該貼付部による良品のRFIDラベルの貼付時の搬送速度を調整する第1バッファ部と、第1バッファ部からの搬送速度を維持させながら、完成された小巻ロールから次の小巻ロールへの移行のための時間を確保させるための搬送速度を調整する第2バッファ部とを備える構成とすることにより、不良品RFIDラベルの剥離位置への良品RFIDラベルの貼付時間の確保や、完成した小巻ロールから次の小巻ロールへの移行時間を確保することから、搬送ラインを停止させることなく、かつ供給時の搬送速度の維持を実現することができるものである。
本発明に係るRFIDラベル分割ロール製造装置の構成図である。 図1の制御系のブロック構成図である。 本発明に係るRFIDラベルロール分割のフローチャートである。 本発明に係るRFIDラベルロール分割の説明図(1)である。 本発明に係るRFIDラベルロール分割の説明図(2)である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るRFIDラベル分割ロール製造装置の構成図を示す。図1において、RFIDラベルロール製造装置11は、RFIDラベル毎に所定のデータが書き込まれたRFIDラベル12が例えば等間隔で台紙12A上に仮着されたロール(いわゆる大巻ロールとする)でセットされた供給部13より、最終的に良品のみのRFIDラベル12が等間隔で仮着された小巻ロール13Aとして巻き取る巻取部14まで搬送手段により供給部13のロール状態を巻き解きつつ供給、搬送させる。ここで、小巻ロールとは、予め設定された数量(供給部13のロールの台紙12に仮着されたRFIDラベルの数量より小)のRFIDラベル12が台紙12Aに仮着されたロール状態をいう。
搬送手段は、その搬送経路中に送りローラ15A、第1バッファ部である例えば上下動される巻付バッファローラ16A及び送りローラ17Aが配置されると共に、後述のカッタ部の前段階に送りローラ15B、第2バッファ部である例えば上下動される巻付バッファローラ16B及び送りローラ17Bが配置され、巻取部14には巻取回転駆動部を備える。なお、供給部13においても補助的に供給回転駆動部を備えることとしてもよい。また、搬送手段は、後述するラベル補充系統部(31)における巻取部(33)の巻取回転駆動部を備える。
上記搬送経路中であって、供給部13より送りローラ15の間に、ラベル検出部20、検査読取部21及び剥離部22が配置される。当該ラベル検出部20は、供給部13より供給されるRFIDラベル12の数量を計数させるために、搬送されてきた台紙12Aに仮着されている当該RFIDラベル12を検出する。当該検査読取部21は、例えばリーダライタを用いてRFIDラベル12に対して非接触で通信を行い、当該RFIDラベル12に書き込まれている所定のデータを読み取る。この読み取ったデータは当該RFIDラベル12が良品であるか否かの検査、判別に供される。
上記剥離部22は、台紙12AよりRFIDラベル12を剥離するもので、検査読取部21の読み取り結果により通信異常の場合に、当該RFIDラベル12を不良品として台紙12Aより剥離する場合と、後述する巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域を確保するために良品であってもRFIDラベルを剥離する場合とがある。剥離する機構としては、例えば前述の特許文献1に開示されているようなバキュームローラを適用することができる。なお、剥離部22は、不良品RFIDラベルと良品RFIDラベルとの両方を剥離対象としていることから、例えば上記バキュームローラで剥離したRFIDラベル12の排出位置を変えるようにして不良品用排出部と良品排出部とに選択的に振り分けてもよい。
また、送りローラ17Aより送りローラ15Bまでの間に貼付部23、貼付検知部24及び照合読取部25が配置される。当該貼付部23は、台紙12A上の剥離部22で剥離されたRFIDラベル12の位置に、後述のラベル補充系統部(31)から供給される良品のRFIDラベル12を仮着させるもので、例えば上記同様にバキュームローラを適用することができる。
上記貼付検知部24は、貼付部23で貼付された良品のRFIDラベル12が台紙12A上に貼り付けられているかを検知するセンサである。そして、照合読取部25は、例えばリーダライタを用いて最終的にRFIDラベル12が総て良品であることを照合して確認するために通信を行って書込データを読み取るものである。
そして、送りローラ15Bより巻取部14までの間にカッタ部26が配置される。当該カッタ部26は、良品のRFIDラベル12が仮着された台紙12Aが巻き取られ、当該RFIDラベル12が予め設定された数量の小巻ロール13Aとなったときに台紙12A上の巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域と間を切断する。
なお、巻取部14は、単一の巻き取り軸に紙管を嵌入させるものでもよく、また、例えば特開2004−255780号公報のように複数の巻き取り軸を備えて、所定の巻取量に応じて自動的に切り替えさせるものであってもよい。
一方、ラベル補充系統部31が配置される。当該ラベル補充系統部31は、RFIDラベル12が台紙上に仮着されたロールがセットされた供給部32より、ロール状に巻き取る巻取部33まで搬送手段の巻取駆動部により供給部32のロール状態を巻き解きつつ供給、搬送されるもので、補充ラベル書込部34及び上記貼付部23が配置される。
上記補充ラベル書込部34は、供給部32より供給されたRFIDラベル12に対して、例えばリーダライタを用いて、所定のデータを書き込み、当該連番データが書き込まれたか否かの確認(ベリファイ)を行う。
ここで、図2に、図1の制御系のブロック構成図を示す。図2において、本発明に係るRFIDラベル分割ロール製造装置11を統括的に制御する制御処理部41が備えられる。当該制御処理部41は、計数手段42、メモリ43及び搬送制御部44を備える。そして、計数手段42には小巻ロールを定義する巻き取られるRFIDラベル12の数量が予め設定される設定値51を備え、メモリ43には各RFIDラベル12に書き込まれる書込元データ52が入力されることで記憶されると共に管理ログ53が記憶される。
上記搬送制御部44は、供給部13から巻取部14までの搬送を制御するもので、具体的には、少なくとも送りローラ15A,15B、送りローラ17A,17B及び巻取部14に対する搬送、巻き取りを制御する。また、適宜、供給部13の供給駆動させる場合には当該供給部13への供給駆動をも制御する。さらに、巻付バッファローラ16A,16Bを上下動させる制御も行う。さらにまた、ラベル補充系統部31の供給部32への供給駆動も制御する。
上記制御処理部41は、その処理内容は後述するが、ラベル検出部20からのラベル検出信号に基づいて計数手段42が計数して設定値51に達したときに当該計数手段42より設定値到達信号を、検査読取部21より読取データを、貼付検知部24よりラベル検知信号を、照合読取部25より読取データを適時受け取る。そして、剥離部22に対して剥離指令を、貼付部23に対して貼付指令を、補充ラベル書込部34に対して後述する対応の書込データ及び書込指令を、カッタ部26に対して切断指令を出力する。
また、メモリ43の書込元データ52より書込データを読み出し、管理ログ53に対して照合や良品RFIDラベル12の貼り付けなどの処理制御の内容ログを管理用として記憶するものである。
そこで、図3に本発明に係るRFIDラベルロール分割のフローチャートを示すと共に、図4及び図5に本発明に係るRFIDラベルロール分割の説明図を示す。図3において、図1の供給部13より連続状の台紙12Aに所定のデータが順次書き込まれたRFIDラベル12が供給され、ラベル検出部20において順次検出される。このラベル検出信号は図2に示す計数手段42に送出され、計数手段42においてラベルカウントされる(ステップ(S)1)。
計数手段42では、カウント値が設定値(例えば、1000個のRFIDラベル12)51に達したときに制御処理部41に設定値到達信号を発するが、設定値に満たない場合(S2)、当該RFIDラベル12が検査読取部21の位置に達したときに書き込まれている書込データが読み取られ、制御処理部41に送られる(S3)。
制御処理部41では、検査読取部21より入力される書込データと、メモリ43に記憶されている書込元データ52とを照合し(S4)、一致すれば良品としてそのまま照合読取部25まで搬送させる。一方、通信エラーや書込データの書き込みミスなどにより不一致の場合には通信異常として不良品(NG)とし、次工程の剥離部22に対して剥離指令を発することにより当該不良品のRFIDラベル12NGを剥離させる(S5、図4(A))。
また、不良品のRFIDラベル12NGが特定された時点で、ラベル補充系統部31の補充ラベル書込部34で、供給部32より搬送されてくる補充ラベル12に対して対応の書込データが書き込まれる。また、補充ラベル書込部34は、当該連番データが書き込まれたか否かの確認(ベリファイ)が行い、確実に書き込まれたときには当該ラベル補充系統部31の搬送経路中の貼付部22に搬送されて待機される。
一方、剥離部22により剥離された不良品のRFIDラベル12は所定の場所に回収され、当該不良品のRFIDラベルNGが剥離された台紙12Aが送りローラ15Aにより当初の搬送速度(供給速度)で搬送され、貼付部23に当該剥離された部分が搬送されてきたときに制御処理部41による貼付指令によりラベル補充系統部31から良品のRFIDラベル12を貼付させる(S6、図4(B))。
このとき、貼付行程の時間に応じて送りローラ17Aの搬送速度が上記送りローラ15Aの搬送速度より減速又は停止されるが、その分を巻付バッファローラ16Aを下降させることで当該送りローラ15Aの搬送速度を維持させることができる。
台紙12A上の不良品のRFIDラベル12NGが剥離された位置に貼付された良品RFIDラベル12は、貼付検知部24により確実に貼付されているかが検知され、当該ラベル検知信号が制御処理部41に送出されて確認される(S7)。そして、照合読取部25においてS4で良品とされたRFIDラベル12を含めて最終照合のための読み取りが行われて制御処理部41に読取データが送出される。
一方、制御処理部41に上記計数手段42より設定値到達信号を入力すると(S2)、剥離部22に対して、図5に示すように、巻き終わり台紙領域として所定数のRFIDラベル12を剥離させて所定の場所に回収させ、続いて次の小巻ロールの巻き始め台紙領域として所定数のRFIDラベル12を剥離させて回収させる(S9)。当該巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域との間が切断位置となり、搬送量の監視により当該切断位置がカッタ部26に達したときに切断指令が当該カッタ部26に発せられて切断される(S10)。
すなわち、巻取部14では、上記設定値(1000個)のRFIDラベル12を備えたものであって上記巻き終わり台紙領域により外周部にRFIDラベル12の存在しない小巻ロール13Aが完成され、例えば作業者により完成された小巻ロール13Aが取り外され、続く巻き始め台紙領域が次の小巻ロールとさせる紙管に巻き付けられるものである。
このとき、完成された小巻ロール13Aから次の小巻ロールへの移行のための時間に応じて送りローラ17Bの搬送速度が上記送りローラ15Bの搬送速度より減速又は停止されるが、その分を巻付バッファローラ16Bを下降させることで当該送りローラ15Bの搬送速度を維持させることができるものである。
なお、これらの一連の処理はログデータとして制御処理部41がメモリ43の管理ログ53に記憶することにより、一元管理に供されるものである。
このように、小巻ロール13Aには良品のみのRFIDラベル12を備えさせることができると共に、不良品RFIDラベルを剥離させる剥離部22で巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域とを確保するための剥離を行わせることから、ロール製造の作業効率の向上させることができるものである。また、良品のRFIDラベル12の貼り付けの際に、巻付バッファローラ16A,16Bにより貼付時間や完成した小巻ロールから次の小巻ロールへの移行時間による減速分や停止を吸収させることができ、搬送ラインを停止させることなく、かつ供給時の搬送速度の維持を実現することができるものである。
本発明のRFIDラベル分割ロール製造装置は、連続状のロールのRFIDラベルの通信検査から照合を経て最終の小巻ロールとする産業分野に利用可能である。
11 RFIDラベル分割ロール製造装置
12 RFIDラベル
12A 台紙
13 供給部
14 巻取部
15,17 送りローラ
16 巻付バッファローラ
20 ラベル検出部
21 検査読取部
22 剥離部
23 貼付部
24 貼付検知部
25 照合読取部
26 カッタ部
31 ラベル補充系統部
34 補充ラベル書込部
42 計数手段
51 設定値

Claims (2)

  1. 連続状の台紙にRFIDラベルが所定間隔で仮着されたロールから、搬送手段で供給、搬送させながら良品のみのRFIDラベルが仮着された状態で分割された小巻ロールとして巻き取るRFIDラベル分割ロール製造装置であって、
    前記搬送手段で搬送されてきた前記台紙に仮着されているRFIDラベルを検出することで当該仮着されているRFIDラベルの数量を計数させるためのラベル検出部と、
    前記搬送手段で搬送されてきたRFIDラベルに対して通信を行い、良品か否かを検査させるための読み取りを行う検査読取部と、
    前記台紙よりRFIDラベルを剥離する剥離部と、
    前記搬送手段とは別系統であり、良品のRFIDラベルを供給するラベル補充系統部と、
    前記剥離部で剥離されたRFIDラベルの位置に、前記ラベル補充系統部から供給される良品のRFIDラベルを仮着させる貼付部と、
    良品のRFIDラベルが仮着された台紙が巻き取られ、当該RFIDラベルが予め設定された数量の小巻ロールとなったときに前記台紙を切断するカッタ部と、
    少なくとも、前記検査読取部による読み取り結果から良品か否かを判別し、不良品の場合に当該RFIDラベルを前記剥離部で剥離させ、前記貼付部に前記ラベル補充系統部からの良品のRFIDを当該不良品として剥離された位置に貼付させると共に、前記ラベル検出部により検出されたRFIDラベルが前記予め設定された数量に達したときに、前記剥離部に巻き終わり台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、続いて次の小巻ロールの巻き始め台紙領域として所定数のRFIDラベルを剥離させ、前記カッタ部に当該巻き終わり台紙領域と巻き始め台紙領域と間を切断させる制御を行う制御処理手段と、
    を有することを特徴とするRFIDラベル分割ロール製造装置。
  2. 請求項1記載のRFIDラベル分割ロール製造装置であって、
    前記搬送手段は、
    前記貼付部の前段階に、前記供給時の搬送速度を維持させながら、当該貼付部による良品のRFIDラベルの貼付時の搬送速度を調整する第1バッファ部と、
    前記第1バッファ部からの搬送速度を維持させながら、完成された小巻ロールから次の小巻ロールへの移行のための時間を確保させるための搬送速度を調整する第2バッファ部と、
    備えることを特徴とするRFIDラベル分割ロール製造装置。
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