JP2010196761A - ボールねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て作業工程を減少させることが可能なボールねじを提供する。
【解決手段】ボール循環部品8を間に挟んでナット4の端部に配置され、且つねじ軸と対向する部分がねじ軸側軌道溝と接触するシール部材10と、ボール循環部品8及びシール部材10を間に挟んでナット4の端部に配置され、且つねじ軸の軸方向に貫通する締結部材挿通孔32を有する固定部材12と、締結部材挿通孔32に挿通して固定部材12をナット4の端部に取り付けて、ボール循環部品8、シール部材10及び固定部材12をナット4の端部に固定する締結部材14を備えるボールねじにおいて、固定部材12を、ナット4の周方向に沿って分割した二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて形成し、二つの固定部材構成部34a,34bを、それぞれ、ねじ軸の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸から取り外し可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、工作機械等に用いるボールねじに関する。
従来から、工作機械等が備えるボールねじとして、例えば、特許文献1に記載のボールねじがある。
特許文献1に記載のボールねじは、ねじ軸と、ナットと、複数のボールと、ボール循環部品を備えている。
ねじ軸は、螺旋状のねじ軸側軌道溝を外周面に有している。
ナットは、ねじ軸の外周側に配置されるとともに、ねじ軸側軌道溝に対向するナット側軌道溝を内周面に有している。また、ナットには、ねじ軸の軸方向に延在してナットを貫通するボール戻り路が形成されている。
複数のボールは、ねじ軸側軌道溝とナット側軌道溝との間に形成される負荷転動路内に、転動自在に装填されており、これらのボールは、ねじ軸に対するナットの相対回転運動に伴って、負荷転動路内を転動する。
ボール循環部品は、ナットの両端部に配置されており、負荷転動路内からすくい上げ、そのすくい上げたボールを、ボール戻り路を介して負荷転動路内へ戻す。これにより、複数のボールは、ねじ軸またはナットの回転運動に伴って、負荷転動路内を無限循環する。
このような構成のボールねじには、外部から負荷転動路内への異物の侵入を抑制するため、ナットとねじ軸側軌道溝との間に形成される隙間を閉塞するシール部材を、ナットの端部に配置した構成のものがある。
図5は、従来例のボールねじが備える、シール部材を端部に配置したナットの構成を示す図である。
図5中に示すように、ナット4の端部には、ボール循環部品8と、シール部材10が配置されており、ボール循環部品8及びシール部材10は、固定部材12及び締結部材14を用いて、ナット4の両端部に固定されている。なお、図5中には、ナット側軌道溝を、符号18を付して示している。
シール部材10には、締結部材14を挿通する貫通孔30が形成されている。
ナット4の端部には、締結部材14が螺合する締結孔24と、ボール循環部品8が嵌合する嵌合部20が形成されている。
固定部材12は、ナット4の周方向に連続する円環状に形成されており、ボルトにより形成された締結部材14を挿通する締結部材挿通孔32を有している。
そして、ボール循環部品8及びシール部材10をナット4の両端部に固定する際には、ボール循環部品8を嵌合部20に嵌合させるとともに、締結部材挿通孔32を貫通孔30及び締結孔24と合致させた状態で、締結部材挿通孔32及び貫通孔30に挿通した締結部材14を、締結孔24に螺合させる。
以下、図5を参照しつつ、図6から図8を用いて、図5中に示すナット4を備えるボールねじ1、すなわち、従来例のボールねじ1の組み立て作業工程を説明する。
図6から図8は、従来例のボールねじ1の組み立て作業工程を示す図である。なお、図6中に示す作業工程は、図6(a)から、図6(b)、図6(c)の順番で進行する。また、図7中に示す作業工程は、図7(a)から図7(b)の順番で進行する。さらに、図8中に示す作業工程は、図8(a)から図8(b)の順番で進行する。
従来例のボールねじ1を組み立てる組み立て作業工程では、まず、図6(a)中に示すように、ナット4の両端部にシール部材10を固定していない状態で、ボールねじ1を組み立てる。そして、ねじ軸2の一端に形成されたねじ切上げ部38を介し、ねじ軸2をモータ等の回転動力源(図示せず)を接続して、ボールねじ1の回転トルク値を測定する。ここで、上記の「ねじ切上げ部」とは、ねじ軸2のうち、ねじ軸側軌道溝16の末端が形成されている部分である。
なお、図6から図8中及び以降の説明では、ナット4の両端部のうち一方(図中の右側)に配置する固定部材12を、「固定部材12R」と記載する。同様に、ナット4の両端部のうち他方(図中の左側)に配置する固定部材12を、「固定部材12L」と記載する。また、図6から図8中及び以降の説明では、ナット4の両端部のうち一方(図中の右側)に固定するシール部材10を、「シール部材10R」と記載する。同様に、ナット4の両端部のうち他方(図中の左側)に固定するシール部材10を、「シール部材10L」と記載する。
ボールねじ1の回転トルク値を測定した後、図6(b)中に示すように、ナット4及びボール6を、ねじ軸2から仮軸40へ移動させる。そして、ねじ軸2から仮軸40へ移動させたナット4から、固定部材12R、12L及び締結部材14を取り外す。
ナット4及びボール6をねじ軸2から仮軸40へ移動させた後、図6(c)中に示すように、ねじ軸2へ、固定部材12R及びシール部材10Rを組み合わせる。このとき、ねじ軸2には、固定部材12Rを組み合わせた後、この固定部材12Rよりもナット4側(図中の左側)に、シール部材10Rを配置する。
ねじ軸2へ固定部材12R及びシール部材10Rを組み合わせた後、図7(a)中に示すように、ナット4及びボール6を、仮軸40からねじ軸2へ移動させる。この状態では、ねじ軸2へ移動させたナット4の右側に、固定部材12R及びシール部材10Rが配置されることとなる。
ナット4及びボール6を仮軸40からねじ軸2へ移動させた後、図7(b)中に示すように、ねじ軸2へシール部材10Lを組み合わせる。
ねじ軸2へシール部材10Lを組み合わせた後、図8(a)中に示すように、ねじ軸2へ、固定部材12Lを組み合わせる。このとき、固定部材12Lは、シール部材10Lよりもナット4から遠い位置(図中の左側)に配置する。
ねじ軸2へ固定部材12Lを組み合わせた後、図8(b)中に示すように、固定部材12R、12Lが有する締結部材挿通孔32に挿通した締結部材14を締結孔24に螺合させて、シール部材10R、10Lをナット4の両端部に固定し、ボールねじ1の組み立て作業工程を終了する。
特開2003−240093号公報
しかしながら、上述したような、円環状に形成した固定部材を用いて、ボール循環部品及びシール部材をナットの端部に固定するボールねじでは、ねじ軸に対して固定部材を組み合わせる際に、固定部材をねじ軸の軸方向へ移動させることとなる。
このため、組み立て作業工程において、シール部材を固定していないナットに対して回転トルク値を測定した後に、ナットにシール部材を固定するために、ナットをねじ軸から取り外して仮軸へ移動させる必要がある。また、ナットをねじ軸に取り付ける際には、仮軸へ移動させたナットを、ねじ軸へ移動させる必要がある。これは、モータ等の回転動力源に対するねじ軸の芯出し等、ねじ軸と回転動力源との接続状態を保持する必要があるためである。
このため、ボールねじの組み立て作業工程が増加して、ボールねじの組み立て作業に手間がかかり、ボールねじの組み立て作業効率が低下するという問題が生じるおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、ナットをねじ軸から取り外すことなく、ナットの端部へシール部材を固定することが可能なボールねじを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のうち、請求項1に記載した発明は、螺旋状のねじ軸側軌道溝を外周面に有するねじ軸と、前記ねじ軸側軌道溝に対向するナット側軌道溝が内周面に形成され、且つボール戻り路が内部に形成されたナットと、前記両軌道溝間に形成される負荷転動路内に転動自在に装填され、且つ前記ねじ軸に対する前記ナットの相対回転運動に伴って前記負荷転動路内を転動する複数のボールと、前記ナットの端部に配置され、且つ前記負荷転動路と前記ボール戻り路とを連通するボール誘導路を有するボール循環部品と、を備えたボールねじであって、
前記ボール循環部品を間に挟んで前記ナットの端部に配置され、且つ前記ねじ軸の径方向でねじ軸と対向する部分の少なくとも一部が前記ねじ軸側軌道溝と接触するシール部材と、
前記ボール循環部品及び前記シール部材を間に挟んで前記ナットの端部に配置され、且つ前記ねじ軸の軸方向から見て前記ナットと重なる締結部材挿通孔を有する固定部材と、
前記締結部材挿通孔に挿通して前記固定部材を前記ナットの端部に取り付けて、前記ボール循環部品、前記シール部材及び前記固定部材を前記ナットの端部に固定する締結部材と、を備え、
前記固定部材を、前記ナットの周方向に沿って分割した複数の固定部材構成部を組み合わせて形成し、
前記固定部材構成部を、前記ねじ軸の軸方向と交差する方向へ移動させてねじ軸から取り外し可能としたことを特徴とするものである。
本発明によると、ボール循環部品及びシール部材を間に挟んでナットの端部に配置される固定部材を、ナットの周方向に沿って分割し、且つねじ軸の軸方向と交差する方向へ移動させてねじ軸から取り外し可能とした、複数の固定部材構成部を組み合わせて形成する。
このため、ねじ軸へ取り付けたナットの端部から、複数の固定部材構成部を、それぞれねじ軸の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸から取り外すことが可能となり、ナットをねじ軸から取り外すことなく、ナットの端部から固定部材を取り外すことが可能となる。また、ねじ軸から取り外した複数の固定部材構成部を、それぞれ、ねじ軸の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸へ取り付けたナットの端部に配置することが可能となり、ナットをねじ軸から取り外すことなく、ナットの端部へ固定部材を配置することが可能となる。
次に、本発明のうち、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明であって、前記固定部材構成部は、他の固定部材構成部と前記ねじ軸の軸方向から見て重なる重なり部を備え、
前記締結部材挿通孔を、前記重なり部に形成したことを特徴とするものである。
本発明によると、固定部材構成部が備える、他の固定部材構成部とねじ軸の軸方向から見て重なる重なり部に、締結部材を挿通する締結部材挿通孔を形成する。
このため、重なり部同士がねじ軸の軸方向から見て重なる二つの固定部材構成部を、一つの締結部材のみを用いて、ナットの端部に固定することが可能となる。
本発明によれば、ナットをねじ軸から取り外すことなく、ナットの端部から固定部材を取り外すことが可能となるとともに、ナットの端部へ固定部材を配置することが可能となるため、ボールねじの組み立て作業工程を減少させることが可能となる。
第一実施形態のボールねじの構成を示す図である。 第一実施形態のボールねじが備えるナットの構成を示す図である。 第一実施形態のボールねじの組み立て作業工程を示す図である。 第二実施形態のボールねじが備えるナットの構成を示す図である。 従来例のボールねじの構成を示す図である。 従来例のボールねじの組み立て作業工程を示す図である。 従来例のボールねじの組み立て作業工程を示す図である。 従来例のボールねじの組み立て作業工程を示す図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態(以下、「本実施形態」と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態のボールねじ1の構成を説明する。
図1は、本実施形態のボールねじ1の構成を示す図である。
図1中に示すように、本実施形態のボールねじ1は、ねじ軸2と、ナット4と、複数のボール6と、ボール循環部品8と、シール部材10と、固定部材12と、締結部材14を備えている。
ねじ軸2は、合金鋼等の鋼材で形成した棒状部材であり、螺旋状のねじ軸側軌道溝16を外周面に有している。ねじ軸2の端部は、モータ等の回転動力源(図示せず)に連結されている。
ナット4は、合金鋼等の鋼材で形成された円筒状部材であり、ねじ軸2の外周側に配置されている。
また、ナット4は、その内周面に、ねじ軸側軌道溝16と対向するナット側軌道溝18を有している。すなわち、ねじ軸側軌道溝16とナット側軌道溝18は、同じリードで形成されている。
また、ナット4には、嵌合部20と、ボール戻り路22と、締結孔24が形成されている。
嵌合部20は、ナット4の端面に開口する凹部であり、ボール循環部品8が嵌合する形状に形成されている。
ボール戻り路22は、ねじ軸2の軸方向に延在してナット4を貫通する通路であり、ボール6が通過可能な形状に形成されている。
締結孔24は、ナット4の端面に形成されており、その内周面には、締結部材14の先端側に形成された雄ねじ(図示せず)が螺合する雌ねじ(図示せず)が形成されている。
各ボール6は、例えば、合金鋼等の鋼材で形成された球体であり、ねじ軸側軌道溝16とナット側軌道溝18との間に形成される負荷転動路26内に、転動自在に装填されている。
以上により、本実施形態のボールねじ1は、ねじ軸2(またはナット4)の回転運動に伴って、負荷転動路26内を複数のボール6が転動する構成となっている。すなわち、複数のボール6は、ねじ軸2に対するナット4の相対回転運動に伴って、負荷転動路26内を転動する。これにより、本実施形態のボールねじ1は、ナット4(またはねじ軸2)がボール6の転動を介して、ねじ軸2の軸方向に沿って直線移動する構成となっている。
なお、負荷転動路26内には、ポリα−オレフィン油等のパラフィン系炭化水素油や、エーテル油、エステル油等を単独または複数混合して混ぜ合わせた液体等、流動性を有する潤滑剤(潤滑油)を配置している。
ボール循環部品8は、嵌合部20に嵌合した状態で、ナット4の端部に配置されており、その内部に、ボール誘導路28が形成されている。
ボール誘導路28は、負荷転動路26とボール戻り路22とを連通する通路であり、一方の端部から、負荷転動路26内のボール6をすくい上げ、そのすくい上げたボール6を、他方の端部から、ボール戻り路22を介して負荷転動路26内へ戻す。これにより、複数のボール6は、ねじ軸2またはナット4の回転運動に伴って、ボール誘導路28及び負荷転動路26内を無限循環する。すなわち、負荷転動路26及びボール誘導路28によって、ボール6の無限循環通路が形成されている。
シール部材10は、エラストマー等の樹脂材料を用いて、円板状に形成されており、ボール循環部品8を間に挟んで、ナット4の端部に配置されている。
また、シール部材10は、ねじ軸2の径方向でねじ軸2と対向する部分が、ねじ軸側軌道溝16と接触する形状に形成されている。これにより、シール部材10は、ナット4とねじ軸側軌道溝16との間に形成される隙間を閉塞する形状に形成されている。
また、シール部材10には、締結部材14を挿通する貫通孔30が形成されている。
固定部材12は、金属材料等、剛性の高い材料を用いて形成されており、ボール循環部品8及びシール部材10を間に挟んで、ナット4の端部に配置されている。
また、固定部材12は、ねじ軸2の軸方向から見てナット4と重なる位置に形成された、ねじ軸2の軸方向に貫通する締結部材挿通孔32を有している。
締結部材14は、先端側の外周面に雄ねじが形成されたボルトにより形成されている。
また、締結部材14は、締結部材挿通孔32に挿通して固定部材12をナット4の端部に取り付けて、ボール循環部品8と、シール部材10及び固定部材12を、ナット4の端部に固定する。具体的には、締結部材14を、締結部材挿通孔32及び貫通孔30に挿通するとともに、先端側に形成された雄ねじを、締結孔24の内周面に形成された雌ねじと螺合させることにより、固定部材12をナット4へ押圧する。そして、締結部材14を用いてナット4へ押圧した固定部材12により、ボール循環部品8及びシール部材10を、ナット4の端部に固定する。
次に、図1を参照しつつ、図2を用いて、固定部材12の構成を説明する。
図2は、ナット4の構成を示す図である。なお、図2中には、ナット4を分解した状態を示している。
図2中に示すように、固定部材12は、ナット4の周方向に沿って分割した二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて形成されている。なお、図2中では、説明のために、分割した状態の固定部材12と、形成した状態の固定部材12を示しているが、実際にナット4の端部に配置する固定部材12は一つである。
これにより、二つの固定部材構成部34a,34bは、それぞれ、ねじ軸2の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸2から取り外し可能な構成となっている。
固定部材構成部34aと固定部材構成部34bは、同一形状に形成されている。
また、二つの固定部材構成部34a,34bは、共に、他の固定部材構成部34とねじ軸2の軸方向から見て重なる重なり部36を備えている。
具体的には、固定部材構成部34aの両端部には、固定部材構成部34aの最大厚さ(ねじ軸2の軸方向に沿った最大長さ)の半分の厚さである薄い薄肉部が形成されており、この薄肉部が、重なり部36を形成している。
また、固定部材構成部34aの両端部のうち、一方の端部に形成した薄肉部は、固定部材構成部34aのうち、ナット4と対向する面と連続している。したがって、固定部材構成部34aの一方の端部側には、ナット4と対向する面と連続する薄肉部により、段差が形成されている。
同様に、固定部材構成部34aの両端部のうち、他方の端部に形成した薄肉部は、固定部材構成部34aのうち、ナット4と対向する面と反対の面と連続している。したがって、固定部材構成部34aの他方の端部側には、ナット4と対向する面と反対の面と連続する薄肉部により、段差が形成されている。
一方、固定部材構成部34bの両端部にも、固定部材構成部34aの両端部と同様、固定部材構成部34bの最大厚さ(ねじ軸2の軸方向に沿った最大長さ)の半分の厚さである薄肉部が形成されており、この薄肉部が、重なり部36を形成している。
また、固定部材構成部34bの両端部のうち、一方の端部に形成した薄肉部は、固定部材構成部34bのうち、ナット4と対向する面と反対の面と連続している。したがって、固定部材構成部34bの一方の端部側には、ナット4と対向する面と反対の面と連続する薄肉部により、段差が形成されている。
そして、固定部材構成部34bの一方の端部に形成した薄肉部は、固定部材構成部34aの他方の端部に形成した薄肉部と、ねじ軸2の軸方向から見て重なる。したがって、固定部材構成部34bの一方の端部に形成した薄肉部と、固定部材構成部34aの他方の端部に形成した薄肉部とを重ねた厚さは、固定部材構成部34a及び固定部材構成部34bの厚さと同一となる。
同様に、固定部材構成部34bの両端部のうち、他方の端部に形成した薄肉部は、固定部材構成部34bのうち、ナット4と対向する面と連続している。したがって、固定部材構成部34bの他方の端部側には、ナット4と対向する面と連続する薄肉部により、段差が形成されている。
そして、固定部材構成部34bの他方の端部に形成した薄肉部は、固定部材構成部34aの一方の端部に形成した薄肉部と、ねじ軸2の軸方向から見て重なる。したがって、固定部材構成部34bの他方の端部に形成した薄肉部と、固定部材構成部34aの一方の端部に形成した薄肉部とを重ねた厚さは、固定部材構成部34a及び固定部材構成部34bの厚さと同一となる。
また、固定部材構成部34a及び固定部材構成部34bには、それぞれ、締結部材挿通孔32が形成されている。
固定部材構成部34aに形成されている締結部材挿通孔32は、固定部材構成部34aの他方の端部側において、薄肉部付近に形成されている。すなわち、固定部材構成部34aに形成されている締結部材挿通孔32は、固定部材構成部34aの最大厚さ部分を貫通する貫通孔である。なお、図2中及び以降の説明では、固定部材構成部34aに形成されている締結部材挿通孔32を、「締結部材挿通孔32a」と記載する。
一方、固定部材構成部34bに形成されている締結部材挿通孔32は、固定部材構成部34bの他方の端部側において、薄肉部付近に形成されている。すなわち、固定部材構成部34bに形成されている締結部材挿通孔32は、固定部材構成部34bの最大厚さ部分を貫通する貫通孔である。なお、図2中及び以降の説明では、固定部材構成部34bに形成されている締結部材挿通孔32を、「締結部材挿通孔32b」と記載する。
以上により、ナット4の周方向に沿って分割した二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて、固定部材12を形成すると、周方向に沿って厚さの均一な、円環状の部材が形成される。また、二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて形成した固定部材12には、二つの締結部材挿通孔32a,32bが形成される。
(組み立て作業工程)
以下、図1及び図2を参照しつつ、図3を用いて、本実施形態のボールねじ1の組み立て作業工程を説明する。
図3は、本実施形態のボールねじ1の組み立て作業工程を示す図である。なお、図3中に示す作業工程は、図3(a)から、図3(b)、図3(c)、図3(d)の順番で進行する。
図3中に示すように、本実施形態のボールねじ1を組み立てる組み立て作業工程では、まず、図3(a)中に示すように、ナット4の両端部にシール部材10を固定していない状態で、ボールねじ1を組み立てる。
具体的には、ナット4の嵌合部20内にボール循環部品8を嵌合させる。このとき、ボール誘導路28が、ナット側軌道溝18とボール戻り路22とを連通するように、嵌合部20内にボール循環部品8を嵌合させる。さらに、嵌合部20内にボール循環部品8を嵌合させた状態で、固定部材12を、ボール循環部品8を間に挟んでナット4の端部に配置する。そして、締結部材挿通孔32に挿通した締結部材14の雄ねじを、締結孔24の雌ねじと螺合させることにより固定部材12をナット4へ押圧し、この固定部材12により、ボール循環部品8をナット4の端部に固定する。
なお、図3中及び以降の説明では、ナット4の両端部のうち一方(図中の右側)に配置する固定部材12を、「固定部材12R」と記載する。同様に、ナット4の両端部のうち他方(図中の左側)に配置する固定部材12を、「固定部材12L」と記載する。
ここで、図3(a)中に示すように、ねじ軸2には、予め、ナット4の両端部のうち一方(図中の右側)に固定するシール部材10を組み合わせておく。
また、図3中及び以降の説明では、ナット4の両端部のうち一方(図中の右側)に固定するシール部材10を、「シール部材10R」と記載する。同様に、ナット4の両端部のうち他方(図中の左側)に固定するシール部材10を、「シール部材10L」と記載する。
そして、上述したように、ナット4の両端部にシール部材10R、10Lを固定していない状態で、ボールねじ1を組み立てた状態で、ボールねじ1の回転トルク値を測定する。
ボールねじ1の回転トルク値を測定する際には、ねじ軸2の一端に形成されたねじ切上げ部38を介し、ねじ軸2をモータ等の回転動力源(図示せず)を接続する。そして、図外のトルク測定器を用いて、ボールねじ1の回転トルク値を測定する。ここで、上記の「ねじ切上げ部」とは、ねじ軸2のうち、ねじ軸側軌道溝16の末端が形成されている部分である。
ボールねじ1の回転トルク値を測定した後、図3(b)中に示すように、ナット4の両端部から、固定部材12R、12L及び締結部材14を取り外す。
ここで、ナット4の両端部から、固定部材12R、12L及び締結部材14を取り外す際には、締結部材挿通孔32に挿通するとともに締結孔24と螺合させた締結部材14を、固定部材12R、12L及びナット4から取り外す。さらに、シール部材10Rをねじ軸2に組み合わせた状態で、固定部材12R、12Lを形成する二つの固定部材構成部34a,34bを、それぞれ、ねじ軸2の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸2から取り外す。
ナット4の両端部から、固定部材12R、12L及び締結部材14を取り外した後、ねじ軸2へ、固定部材12R及びシール部材10Lを組み合わせる。
ここで、ねじ軸2へ固定部材12Rを組み合わせる際には、固定部材12Rを形成する二つの固定部材構成部34a,34bを、それぞれ、ねじ軸2の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸2に組み合わせる。このとき、シール部材10Rの右側、すなわち、シール部材10Rよりもナット4から離れた位置に、固定部材12Rを配置する。また、ねじ軸2に組み合わせた二つの固定部材構成部34a,34bは、例えば、クリップ(図示せず)等を用いて、ねじ軸2に組み合わせた状態を保持する。
ねじ軸2へ固定部材12R及びシール部材10Lを組み合わせた後、図3(c)中に示すように、ねじ軸2へ、固定部材12Lを組み合わせる。このとき、固定部材12Lは、シール部材10Lよりもナット4から遠い位置(図中の左側)に配置する。
ねじ軸2へ固定部材12Lを組み合わせた後、図3(d)中に示すように、固定部材12R、12Lが有する締結部材挿通孔32に挿通した締結部材14を締結孔24に螺合させて、シール部材10R、10Lをナット4の両端部に固定する。これにより、ボールねじ1の組み立て作業工程を終了する。
(作用)
次に、図1から図3を参照して、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のボールねじ1では、ねじ軸2へ取り付けたナット4の端部から、二つの固定部材構成部34a,34bを、それぞれ、ねじ軸2の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸2から取り外すことが可能となる。
また、ねじ軸2から取り外した二つの固定部材構成部34a,34bを、それぞれ、ねじ軸2の軸方向と交差する方向へ移動させて、ねじ軸2へ取り付けたナット4の端部に配置することが可能となる。
したがって、本実施形態のボールねじ1では、ナット4をねじ軸2から取り外すことなく、ナット4の端部から固定部材12を取り外すことが可能となるとともに、ナット4の端部へ固定部材12を配置することが可能となる。
これにより、端部にシール部材10を固定していない状態のボールねじ1に対し、回転トルク値の測定を行った後、ナット4をねじ軸2から取り外すことなく、ナット4の端部へシール部材10を固定することが可能となる。
(第一実施形態の効果)
以下、本実施形態の効果を列挙する。
(1)本実施形態のボールねじ1では、ボール循環部品8及びシール部材10を間に挟んでナット4の端部に配置される固定部材12を、ナット4の周方向に沿って分割して、ねじ軸2の軸方向と交差する方向へ移動させてねじ軸2から取り外し可能とした、二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて形成する。
このため、ナット4をねじ軸2から取り外すことなく、ナット4の端部から固定部材12を取り外すことが可能となる。また、ナット4をねじ軸2から取り外すことなく、ナット4の端部へ固定部材12を配置することが可能となる。
その結果、ボールねじ1の組み立て作業工程を減少させることが可能となり、ボールねじ1の組み立て作業にかかる手間を減少させることが可能となるため、ボールねじ1の組み立て作業効率の低下を抑制することが可能となる。
(2)本実施形態のボールねじ1では、二つの固定部材構成部34a,34bを、共に、他の固定部材構成部34とねじ軸2の軸方向から見て重なる重なり部36を重ねた状態で、ナット4の端部に固定している。これに加え、締結部材挿通孔32aを、固定部材構成部34aの他方の端部側において、薄肉部付近に形成するとともに、締結部材挿通孔32bを、固定部材構成部34bの他方の端部側において、薄肉部付近に形成している。
このため、例えば、ボール戻り路22からボール誘導路28へ移動したボール6により、ボール循環部品8及びシール部材10がナット4の端部側へ押圧され、この押圧力が二つの固定部材構成部34a,34bのうち一方に加わった場合でも、二つの固定部材構成部34a,34bのうち他方により、二つの固定部材構成部34a,34bのうち一方に加わった押圧力を抑制することが可能となる。
その結果、ナット4の端部への、ボール循環部品8、シール部材10及び固定部材12の取り付け状態を保持することが可能となり、ボールねじ1の作動に関する安定性の低下を抑制することが可能となる。
(応用例)
以下、本実施形態の応用例を列挙する。
(1)本実施形態のボールねじ1では、固定部材12を、ナット4の周方向に沿って分割した二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて形成した円環状の部材としたが、固定部材12の形状は、これに限定するものではない。すなわち、固定部材12の形状を、例えば、ねじ軸2を挿通可能な空隙部を有する略Cリング状に形成してもよい。
(2)本実施形態のボールねじ1では、固定部材12を、ナット4の周方向に沿って分割した二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて形成したが、これに限定するものではない。すなわち、固定部材12を、ナット4の周方向に沿って分割した三つ以上の固定部材構成部34を組み合わせて形成してもよい。
(3)本実施形態のボールねじ1では、固定部材構成部34の両端部に重なり部36を形成したが、これに限定するものではなく、固定部材構成部34の端部に重なり部36を形成しなくともよい。この場合、例えば、固定部材構成部34の厚さを、均一な厚さとする。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態(以下、「本実施形態」と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
まず、図1を参照しつつ、図4を用いて、本実施形態のボールねじの構成を説明する。
図4は、本実施形態のボールねじ1が備えるナット4の構成を示す図である。なお、図4中には、ナット4を分解した状態を示している。また、図4中では、説明のために、分割した状態の固定部材12と、形成した状態の固定部材12を示しているが、実際にナット4の端部に配置する固定部材12は一つである。
図4中に示すように、本実施形態のボールねじが備えるナット4は、固定部材構成部34の構成を除き、上述した第一実施形態と同様の構成となっている。このため、以下の説明は、固定部材構成部34の構成を中心に記載する。
二つの固定部材構成部34a,34bは、共に、他の固定部材構成部34とねじ軸2の軸方向から見て重なる重なり部36を、その両端部に備えている。
固定部材構成部34aが備える二つの重なり部36には、それぞれ、重なり部36をねじ軸の軸方向に貫通する締結部材挿通孔32aが形成されている。なお、図4中では、固定部材構成部34aに形成されている締結部材挿通孔32を、「締結部材挿通孔32a」と記載する。
一方、固定部材構成部34bが備える二つの重なり部36には、それぞれ、締結部材挿通孔32aと対応する位置に、重なり部36をねじ軸の軸方向に貫通する締結部材挿通孔32bが形成されている。具体的には、締結部材挿通孔32aと締結部材挿通孔32bは、二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて固定部材12を形成した状態で、互いに重なる位置に形成されている。なお、図4中では、固定部材構成部34bに形成されている締結部材挿通孔32を、「締結部材挿通孔32b」と記載する。
その他の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
(組み立て作業工程)
本実施形態のボールねじ1の組み立て作業工程は、上述した第一実施形態と同様であるため、その説明を省略する(図3参照)。
(作用)
次に、図1と、図3及び図4を参照して、ボールねじ1の作用について説明する。なお、上述した第一実施形態と同様の作用については、詳細な説明を省略する。
本実施形態のボールねじ1では、二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて固定部材12を形成した状態で、締結部材挿通孔32aと締結部材挿通孔32bが、ねじ軸2の軸方向から見て、互いに重なる。
これにより、重なり部36同士がねじ軸2の軸方向から見て重なる二つの固定部材構成部34a,34bを、一つの締結部材14のみを用いて、ナット4の端部に固定することが可能となる。
(第二実施形態の効果)
以下、本実施形態のボールねじ1の効果を記載する。
(1)本実施形態のボールねじ1では、二つの固定部材構成部34a,34bがそれぞれ備える、他の固定部材構成部34とねじ軸2の軸方向から見て重なる重なり部36に、締結部材14を挿通する締結部材挿通孔32a,32bを形成する。
このため、ボールねじ1の組み立て作業において、重なり部36同士がねじ軸2の軸方向から見て重なる二つの固定部材構成部34a,34bを、一つの締結部材14のみを用いて、ナット4の端部に固定することが可能となる。
その結果、ボールねじ1の組み立て作業において、固定部材12をナット4の端部に固定する作業が容易となり、ボールねじ1の組み立て作業効率の低下を抑制することが可能となる。
(応用例)
以下、本実施形態の応用例を記載する。
(1)本実施形態のボールねじ1では、固定部材構成部34が備える二つの重なり部36に、それぞれ、締結部材挿通孔32を形成した。すなわち、固定部材構成部34に、二つの締結部材挿通孔32を形成した。しかしながら、これに限定するものではない。すなわち、二つの固定部材構成部34a,34bを組み合わせて固定部材12を形成した状態で、締結部材挿通孔32aと締結部材挿通孔32bが、ねじ軸2の軸方向から見て、互いに重なる構成であれば、固定部材構成部34に、一つの締結部材挿通孔32のみを形成してもよい。
1 ボールねじ
2 ねじ軸
4 ナット
6 ボール
8 ボール循環部品
10 シール部材
12 固定部材
14 締結部材
16 ねじ軸側軌道溝
18 ナット側軌道溝
20 嵌合部
22 ボール戻り路
24 締結孔
26 負荷転動路
28 ボール誘導路
30 貫通孔
32 締結部材挿通孔
34 固定部材構成部
36 重なり部
38 ねじ切上げ部
40 仮軸

Claims (2)

  1. 螺旋状のねじ軸側軌道溝を外周面に有するねじ軸と、前記ねじ軸側軌道溝に対向するナット側軌道溝が内周面に形成され、且つボール戻り路が内部に形成されたナットと、前記両軌道溝間に形成される負荷転動路内に転動自在に装填され、且つ前記ねじ軸に対する前記ナットの相対回転運動に伴って前記負荷転動路内を転動する複数のボールと、前記ナットの端部に配置され、且つ前記負荷転動路と前記ボール戻り路とを連通するボール誘導路を有するボール循環部品と、を備えたボールねじであって、
    前記ボール循環部品を間に挟んで前記ナットの端部に配置され、且つ前記ねじ軸の径方向でねじ軸と対向する部分の少なくとも一部が前記ねじ軸側軌道溝と接触するシール部材と、
    前記ボール循環部品及び前記シール部材を間に挟んで前記ナットの端部に配置され、且つ前記ねじ軸の軸方向から見て前記ナットと重なる締結部材挿通孔を有する固定部材と、
    前記締結部材挿通孔に挿通して前記固定部材を前記ナットの端部に取り付けて、前記ボール循環部品、前記シール部材及び前記固定部材を前記ナットの端部に固定する締結部材と、を備え、
    前記固定部材を、前記ナットの周方向に沿って分割した複数の固定部材構成部を組み合わせて形成し、
    前記固定部材構成部を、前記ねじ軸の軸方向と交差する方向へ移動させてねじ軸から取り外し可能としたことを特徴とするボールねじ。
  2. 前記固定部材構成部は、他の固定部材構成部と前記ねじ軸の軸方向から見て重なる重なり部を備え、
    前記締結部材挿通孔を、前記重なり部に形成したことを特徴とする請求項1に記載したボールねじ。
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