JP2010192631A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量素子の酸素雰囲気中での焼結を制限を設けず実施した場合も、スタックコンタクトの信頼性や製造歩留まりを向上できる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、半導体基板1と、その上に形成された第1の層間絶縁膜1,2および第2の層間絶縁膜3,4,5と、第1の層間絶縁膜1,2中に形成された第1のプラグ8bおよび第2のプラグ8aと、第2の層間絶縁膜3,4,5中に形成され第1のプラグ8bと接続された容量素子たるメモリセル30と、第2の層間絶縁膜3,4,5中に形成され第2のプラグ8aと接続された第3のプラグ19とを備え、第2のプラグ8aの中央部の上面は第1の層間絶縁膜1,2の上面よりも半導体基板1側に位置するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に強誘電体容量素子を備えた半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、各種情報の電子化や携帯端末の高機能化に伴って、書き換え可能なフラッシュメモリや強誘電体メモリ等の不揮発性メモリの用途が拡大している。特に強誘電体メモリは、フラッシュメモリに比べて消費電力が小さくバッテリーレスでの使用が可能であり、かつ高速動作が可能であるため、非接触カード(RF-ID:Radio Frequency-Identification)への展開が始まりつつある。強誘電体メモリはさらに、既存のSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等との置き換えや、ロジック混載メモリ等への適用が期待されている。
強誘電体メモリを構成する強誘電体容量素子(以下、強誘電体キャパシタともいう)は、代表的には、白金(Pt)膜からなる上下電極と、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT:Pb(Zr,Ti1-x)O)、チタン酸ビスマス(BIT:BiTi12)、タンタル酸ストロンチウム・ビスマス(SBT:SrBiTa)等からなる強誘電体膜とにより構成される。例えば、シリコン基板を用いたLSI(Large Scale Integrated Circuit)プロセスにおいて強誘電体メモリを作製する場合、トランジスタ等が形成されたシリコン基板の表面をシリコン酸化膜等の絶縁膜で被覆し、当該絶縁膜上に下部Pt電極と強誘電体膜と上部Pt電極をパターン形成することで、強誘電体キャパシタが作製される。
一方、半導体集積回路装置(以下、半導体装置という)には、特性向上やコスト力強化のために、低消費電力化、高速動作化、取れ個数の拡大が求められている。これらを実現するためには、半導体装置の素子パターンの微細化が必須であり、メモリを搭載した半導体装置に対しても、メモリセルの占有面積の縮小化、特にキャパシタ占有面積の縮小化が求められている。またメモリを搭載した半導体装置では、低消費電力化に伴なう電源電圧の低減によりビット線電位差が減少するため、低消費電力化によって、情報の読み出し・書き込みが困難化する。
したがって、半導体装置に搭載されるメモリセルは、キャパシタ占有面積の縮小と、キャパシタ蓄積電荷量の拡大という、相反した要求を満たさなければならない。このため、キャパシタ構造として、強誘電体キャパシタの下部電極の下面に導電性プラグを接続するスタック構造や、強誘電体キャパシタ部を立体構造とした立体型キャパシタ構造が提案されている。
ところで、強誘電体メモリは、ロジック半導体装置に混載されることが多い。強誘電体メモリとロジック回路とを混載した装置としては、例えば、認証を必要とするセキュリティ関連チップである電子パスポート、交通用ICカード、ICカード社員証や、地方自治などで利用されつつあるICカードがある。
ロジック半導体装置では、トランジスタ等の素子を形成した基板と配線層を接続するプラグとしてタングステンプラグが用いられる。タングステンプラグを2段としたスタックコンタクトにすることで、強誘電体キャパシタを混載することができる。しかも回路を設計するためのスパイスパラメータの大幅な変更をせずに、いままでの回路設計資産を生かし、且つ開発工数・コストを下げることが可能である。
強誘電体キャパシタを形成するには、結晶化アニール或いは回復アニールなど、酸素含有雰囲気中で数々の熱処理を必要とする。典型的には、強誘電体膜を結晶化するためのアニール(焼結処理)として、730℃、90秒の条件でRTA(rapid thermal anealling)が行われる。キャパシタ形成後の強誘電体膜の膜質回復アニールも、650℃、1分のRTA条件で行われる。
ここで、強誘電体キャパシタの下部電極の直下のコンタクトプラグやロジック回路部のコンタクトプラグとしてタングステンプラグを用いるとすれば、酸素含有雰囲気中での熱処理の際に、タングステンプラグは非常に速い速度で且つ低い温度で酸化する。タングステンプラグの酸化が始まると、プラグ全体まで広がり、スタックコンタクトの高抵抗化、不良が容易に起こり、強誘電体メモリデバイスの歩留まり低下を引き起こす。このようなタングステンプラグの酸化については特許文献1などに記載があるが、酸化により生じた酸化物を除去するために使用でき、且つMOSプロセスと容易に統合できるエッチングプロセスはないのが現状である。
このタングステンプラグの酸化によるスタックコンタクトの高抵抗化を避けるために、キャパシタの下部電極に接続するタングステンプラグと周辺回路部に形成されるタングステンプラグとを、酸化防止用のシリコン窒化膜と層間絶縁膜で覆い、前記下部電極に接続するタングステンプラグ上には、窒化チタン(TiN)の密着層とタングステン(W)からなるプラグを形成し、導電性の酸素バリア膜を介して接続した構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この構造によれば、周辺回路部のタングステンプラグ上に配置されたシリコン窒化膜は、強誘電体キャパシタ形成時の酸素雰囲気アニールにおいても酸素の進入を防ぐことができ、該周辺回路部のタングステンプラグの上面に変質層が形成されるのを防ぐことができる。
特開平10−303398号公報 WO2007/116440 A1 公報
しかしながら、上述の特許文献2記載の技術は、キャパシタの下部電極に接続するタングステンプラグを2段構造としたものであり、製造工程の複雑化、それによるコスト上昇を引き起こす。また周辺回路部のタングステンプラグにおいては、上層のスタックコンタクトの深さが増加する。将来的にパターンの微細化がより進行した場合を考えると、製造歩留まりを向上させるためには、このようなコンタクトのアスペクト比は小さいことが好ましい。
本発明は、上記の問題に鑑み、容量素子の特性を左右する酸素雰囲気中での焼結を制限を設けることなく実施した場合も、スタックコンタクトの信頼性や製造歩留まりを向上できる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、素子分離領域と活性領域とが形成された半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第1の層間絶縁膜と、前記第1の層間絶縁膜中に形成され、前記半導体基板の前記活性領域と接続された第1のプラグおよび第2のプラグと、前記第1の層間絶縁膜上に形成された第2の層間絶縁膜と、前記第2の層間絶縁膜中に形成され、第1のプラグと接続された容量素子と、前記第2の層間絶縁膜中に形成され、前記第2のプラグと接続された第3のプラグとを備え、前記第2のプラグの中央部の上面は前記第1の層間絶縁膜の上面よりも前記半導体基板側に位置していることを特徴とする。
これによれば、容量素子に接続するのは第1のプラグのみなので、製造工程の複雑化、それによるコスト上昇を引き起こさない。容量素子に接続しない部分では、第2のプラグと第3のプラグとの積層構造としているので、各々のコンタクトホールの深さ、したがってアスペクト比を抑えることができる。将来的にパターンの微細化がより進行した場合も、信頼性、製造歩留まりを向上させることができる。
前記第2のプラグはタングステンと前記タングステンを囲む窒化チタンとを含み、前記タングステンの上面が前記窒化チタンの上面よりも前記半導体基板側に位置していることを特徴とする。
前記第3のプラグの下面は前記第1の層間絶縁膜の上面よりも前記半導体基板側に位置していることを特徴とする。
前記容量素子は下部電極と容量絶縁膜と上部電極とからなり、前記容量絶縁膜は強誘電体材料を含んでいることを特徴とする。
また本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板に素子分離領域と活性領域を形成する工程と、前記半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜中に、前記半導体基板の前記活性領域と接続する第1のプラグおよび第2のプラグを形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に前記第1のプラグと接続する容量素子を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上および前記容量素子上に第2の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層間絶縁膜に前記第2のプラグの上面を露出させる開口部を形成する工程と、前記第2のプラグの中央部の上面を前記半導体基板側に位置するようにエッチングする工程と、前記第2の層間絶縁膜中に、前記第2のプラグと接続する第3のプラグを形成する工程とを備えることを特徴とする。
これによれば、上述の半導体装置の構成に拠る効果に加えて、第2のプラグの上面に形成されてしまう変質層をエッチングによって除去できるので、第2のプラグと第3のプラグとの界面に変質層を含まないスタックコンタクトを形成することができ、高抵抗化を回避できる。
前記エッチングする工程において、尿素縮合りん酸系薬液を含むエッチング液を用いることが好ましい。前記エッチングする工程において、さらに純水とフッ化水素水とで順次洗浄するステップを含むことが好ましい。前記尿素縮合りん酸系薬液のpHは2〜7であることが好ましい。
前記容量素子を形成する工程において、前記容量素子を酸素雰囲気で焼結するステップを含むことを特徴とする。酸素雰囲気中での焼結は容量素子の特性を左右するものであるが、かかる焼結を制限を設けることなく実施しても、上述のように変質層を排除したスタックコンタクト構造を実現できるので、スタックコンタクトの信頼性や製造歩留まりを向上させることができる。
本発明の半導体装置は、容量素子に接続するのは第1のプラグのみなので、製造工程の複雑化、それによるコスト上昇を引き起こさない。容量素子に接続しない周辺部分では、第2のプラグと第3のプラグとの積層構造としているので、各々のコンタクトホールの深さ、したがってアスペクト比を抑えることができ、将来的にパターンの微細化がより進行した場合も、信頼性、製造歩留まりを向上させることができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、上記の効果に加えて、第2のプラグの上面に形成されてしまう変質層をエッチングによって除去できることから、第2のプラグと第3のプラグとの界面に変質層を含まないスタックコンタクトを実現することができ、高抵抗化を回避できる。このことは、容量素子の特性を左右する酸素雰囲気中での焼結を制限を設けることなく実施した場合も同様なので、スタックコンタクトの信頼性や製造歩留まりを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を示す一部拡大断面図である。同図は概略図であって、各部の寸法比は現実の寸法比を示していない。
半導体装置は、半導体基板1上にメモリセル形成領域100とロジック回路形成領域200とを備えている。メモリセル形成領域100に、下部電極13と第1の誘電膜14と第2の誘電膜14と上部電極15とが下層から順に積層されたコンケーブ構造を有する3つのメモリセル30を有している。
半導体基板1は、例えばシリコン(Si)単結晶基板からなり、シャロウトレンチ分離(STI)法により形成された素子分離領域2(2つのみ示す)と、それにより区画された領域に形成されたMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ3(1つのみ示す)とを表面に備えている。半導体基板1は実際には、多数のMOSトランジスタ3を含んでいて、メモリセル形成領域100およびロジック回路形成領域200のいずれにもトランジスタ3が形成されているが、ここでは、メモリセルへのデータの書き込みまたはメモリセルからのデータの読み出しを行う1つのMOSトランジスタ3のみを図示している。
半導体基板1上には、500nm程度の膜厚を有する酸化シリコン(SiO)からなる第1の層間絶縁膜4が形成されている。第1の層間絶縁膜4には、該第1の層間絶縁膜4を貫通してMOSトランジスタ3のソース/ドレイン拡散領域(図示せず)と電気的に接続する第1のプラグ5が形成されている。この第1のプラグ5は、例えば、10nm程度の膜厚を有するチタン膜と20nm程度の膜厚を有する窒化チタン(TiN)膜とが積層されたバリア層(図示せず)を下層膜として備えるタングステン(W)により構成される。
第1のプラグ5上には、該第1のプラグ5と電気的に接続し、かつ第1のプラグ5を覆う状態で形成されたローカル配線6が設けられている。ローカル配線6は、10nm程度の膜厚を有するチタン膜と20nm程度の膜厚を有する窒化チタン膜とが積層されたバリア層(図示せず)を下層として備えるタングステン膜により構成される。タングステン膜の膜厚は、例えば、80nm程度である。なお、メモリセル形成領域100のローカル配線6は、例えば、メモリ回路のデータ線として機能する。
ローカル配線6および第1の層間絶縁膜4上には、250nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第2の層間絶縁膜7が形成されている。なお特許請求の範囲では、第1の層間絶縁膜4と第2の層間絶縁膜7とを併せて第1の層間絶縁膜と呼んでいる。
第2の層間絶縁膜7上には、180nm程度の膜厚を有する窒化シリコンからなる第1の水素バリア膜10が形成されている。第1の水素バリア膜10と第2の層間絶縁膜7と第1の層間絶縁膜4とを貫通して、MOSトランジスタ3のソース/ドレイン拡散領域(図示せず)と電気的に接続する第2のプラグ8が形成されている。この第2のプラグ8は、例えば、10nm程度の膜厚を有するチタン膜と20nm程度の膜厚を有する窒化チタン膜とが積層されたバリア層9を下層膜として備えるタングステンにより構成される。
第2のプラグ8の内、ロジック回路形成領域200に形成されるものを第2のプラグ8aと称し、メモリセル形成領域100に形成されるものを第2のプラグ8bと称することとする。なお特許請求の範囲では、第2のプラグ8bを第1のプラグと呼び、第2のプラグ8aを第2のプラグと呼んでいる。メモリセル形成領域100において、第2のプラグ8bが接続するMOSトランジスタ3のソース/ドレイン拡散領域と、上記第1のプラグ5が接続するMOSトランジスタ3のソース/ドレイン拡散領域とは、異なる拡散領域である。
第2のプラグ8b上には、該第2のプラグ8bと電気的に接続された導電性を有する酸素バリア膜11が形成されている。酸素バリア膜11は、Ti,TiNまたはそれらの積層膜からなる10nm程度の密着層と、50nm程度の膜厚を有する窒化チタンアルミニウム(TiAlN)膜と、50nm程度の膜厚を有するイリジウム(Ir)膜と、90nm程度の膜厚を有する酸化イリジウム(IrO)膜と、80nm程度の膜厚を有する白金(Pt)膜とが、下層から順に積層された構造を有している。
酸素バリア膜11および第1の水素バリア膜10上には、700nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第3の層間絶縁膜12が形成されている。第3の層間絶縁膜12には、底部に酸素バリア膜11が露出する開口部31(以下、キャパシタ溝31という)が設けられており、当該キャパシタ溝31にメモリセル30が形成されている。なお特許請求の範囲では、メモリセル30を容量素子と呼んでいる。
各メモリセル30は、上述のように、下部電極13と第1の誘電膜14と上部電極15とが下層から順に積層された構造を有している。下部電極13は、50nm程度の白金膜からなり、キャパシタ溝31の底部に露出した酸素バリア膜11上およびキャパシタ溝31の側壁面上に形成されている。第1の誘電膜14は、ストロンチウム(Sr)、ビスマス(Bi)、タンタル(Ta)、およびニオブ(Nb)の内の少なくとも1つを含むビスマス層状ペロブスカイト型酸化物である強誘電体膜からなり、30〜70nm程度の膜厚を有している。上部電極15は、70nm程度の白金膜からなり、下部電極13と第1の誘電膜14とが形成されたキャパシタ溝31を充填している。
本実施形態では、第1の誘電膜14および上部電極15は複数のメモリセル30にわたって共通に設けられている。これら第1の誘電膜14および上部電極15のパターニングは、マスクエッチング等により一括して行われるため、上部電極15のパターンの加工端面と第1の誘電膜14のパターンの加工端面とは実質的に一致している。
第3の層間絶縁膜12および上部電極15上には、200nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第4の層間絶縁膜16が形成されている。メモリセル形成領域100の周囲には、第4の層間絶縁膜16および第3の絶縁膜を貫通して、底部に第1の水素バリア膜10が露出する溝32が形成され、該溝32を含む第4の層間絶縁膜16上に、メモリセル形成領域100を囲む、20〜40nm程度の膜厚を有するシリコン窒化膜からなる第2の水素バリア膜17が設けられている。
第2の水素バリア膜17上およびロジック回路形成領域200の第4の層間絶縁膜16上には、300nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第5の層間絶縁膜18が形成されている。第5の層間絶縁膜18上には、例えば、メモリ回路のビット線や他の回路配線を構成するアルミニウム等からなる配線20が形成されている。なお特許請求の範囲では、第3の層間絶縁膜12と第4の層間絶縁膜16と第5の層間絶縁膜18とを併せて第2の層間絶縁膜と呼んでいる。
ロジック回路形成領域200には、第5の層間絶縁膜18と第4の層間絶縁膜16と第3の層間絶縁膜12とを貫通して、第2のプラグ8aと配線20とを電気的に接続する第3のプラグ19が形成されている。第2のプラグ8aの中央部の上面は第2の層間絶縁膜7の上面よりも半導体基板1側に位置しており、第3のプラグ19の下面は前記第2の層間絶縁膜7の上面よりも半導体基板1側に位置している。このことについては後述する。
以下、上記の半導体装置の製造方法を、図2〜図9を参照しながら説明する。図2〜図9では、図1と同様に、MOSトランジスタ3等は一部のみを図示しており、各部の寸法比は実際の寸法比を示していない。
まず、図2に示すように、半導体基板1の主面の表面部に、STI法により複数の素子分離領域2が形成される。そして、素子分離領域2により区画された半導体基板1の表面部に、公知の微細加工技術によりMOSトランジスタ3が形成される。
次に、MOSトランジスタ3が形成された半導体基板1上に、CVD法により、1000nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第1の層間絶縁膜4が全面にわたって形成される。この第1の層間絶縁膜4の上面は、化学機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法により平坦化される。平坦化後の第1の層間絶縁膜4の膜厚は500nm程度である。
次に、平坦化された第1の層間絶縁膜4に、MOSトランジスタ3のソース/ドレイン領域(図示せず)と電気的に接続する第1のプラグ5が形成される。この第1のプラグ5は、例えば、公知のリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を適用して第1の層間絶縁膜4に貫通孔を形成し、当該貫通孔に導電体を充填することにより形成される。
本実施形態では、貫通孔を含む第1の層間絶縁膜4上に、スパッタリング法またはCVD法により、膜厚が10nm程度のチタン膜および膜厚が20nm程度の窒化チタン膜を順に堆積してバリア層(図示せず)が形成される。続いて、ブランケットCVD法により、前記バリア層上に前記貫通孔を充填するように、膜厚が500nm程度のタングステンからなる金属膜が堆積される。このときに第1の層間絶縁膜4上に堆積した不要なバリア膜および金属膜はCMP法により除去される。
第1のプラグ5が形成された第1の層間絶縁膜4上に、スパッタリング法またはCVD法により、膜厚が10nm程度のチタン膜および膜厚が20nm程度の窒化チタン膜を順に堆積することによりバリア層(図示せず)が形成される。このバリア層上に、スパッタリング法により、80nm程度の膜厚を有するタングステンからなる金属膜が堆積され、当該バリア層および金属膜に対して、公知のリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を適用することにより、第1の層間絶縁膜4上に第1のプラグ5に接続するローカル配線6が形成される。
ローカル配線6が形成された第1の層間絶縁膜4上に、CVD法により、500nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第2の層間絶縁膜7が全面にわたって堆積される。堆積された第2の層間絶縁膜7の上面はCMP法により平坦化される。平坦化後の第2の層間絶縁膜7の膜厚は250nm程度である。平坦化後の第2の層間絶縁膜7上に、CVD法により、180nm程度の膜厚を有するシリコン窒化物からなる第1の水素バリア膜10が堆積される。
第1の水素バリア膜10および第2の層間絶縁膜7および層間絶縁膜4には、メモリセル形成領域100(図1参照)に対しては、後段で形成するメモリセル30の下部電極13とMOSトランジスタ3のソース/ドレイン領域とを電気的に接続する第2のプラグ8bが形成される。ロジック回路形成領域200(図1参照)に対しては、ロジック回路を構成するMOSトランジスタ(図示せず)と後段で形成する上層の配線20と電気的に接続する第2のプラグ8aが形成される。これら第2のプラグ8a、8bは、上述した第1のプラグ5と同様の手法により形成される。
これら第2のプラグ8a、8bが形成された第1の水素バリア膜10上に、スパッタリング法により、積層膜が形成される。つまり、Ti,TiNまたはそれらの積層膜からなる10nm程度の密着層と、50nm程度の窒化チタンアルミニウム膜と、50nm程度の膜厚を有するイリジウム膜と、90nm程度の膜厚を有する酸化イリジウム膜と、80nm程度の膜厚を有する白金膜と、50nm程度の窒化チタンアルミニウム膜とが、下層から順に堆積される。
この積層膜に対して公知のリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を適用することにより、後段でメモリセル30が形成される各領域に、第2のプラグ8bに接続する酸素バリア膜11が形成される一方、第2のプラグ8a上の積層膜は十分なオーバーエッチによって除去される。この酸素バリア膜11のパターニングは、一般的にレジストマスクによるハードマスクドライエッチと、ハードマスクによる高融点金属エッチングと、ハードマスク除去および窒化チタンアルミニウム膜と密着層のエッチング処理が行われる。最終段階のハードマスク除去は、マスクレスのエッチバック処理であり、レジスト剥離のためのアッシングは必要ないが、エッチング生成物の除去を考慮してアッシング処理を行ったほうがよい。このとき、第2のプラグ8aの上層がわずかに変質し変質層108が形成される。
次に、第2のプラグ8bと接続するメモリセル30が形成される。このためにまず、図3に示すように、酸素バリア膜11が形成された第1の水素バリア膜10上に、CVD法により、700nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第3の層間絶縁膜12が全面にわたって堆積される。この第3の層間絶縁膜12に、公知のリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を適用することにより、底部に酸素バリア膜11が露出するキャパシタ溝31が形成される。
そして、該キャパシタ溝31の側壁面上および底部に露出した酸素バリア膜11上を含む第3の層間絶縁膜12上に、スパッタリング法により、50nm程度の膜厚を有する白金からなる導電体膜23が形成される。この導電体膜23の形成には、スパッタリング成膜装置の基板搭載部に100W程度のバイアスを印加するバイアススパッタリング法を用いることが好ましい。これにより導電体膜23を、キャパシタ溝31の側壁面上と底面とにカバレッジよく形成することができる。
またキャパシタ溝31と導電体膜23との界面にTi酸化膜からなる密着層が形成されるのが好ましい。当該密着層を形成することにより、白金のマイグレーションを抑制することができる。この密着層は、キャパシタ溝31の側壁面のみに形成され、酸素バリア膜11上には存在しないことが好ましい。このような構造は、密着層の形成後にClとArからなるガス系を使用した異方性ドライエッチングを適用して、酸素バリア膜11上のTi酸化膜を除去することにより実現できる。
次に、図4に示すように、導電体膜23の一部が除去されて、キャパシタ溝31の底面および側壁面のみに前記導電体膜23からなる下部電極13が形成される。このために、例えば図示したように、キャパシタ溝31内に、フォトレジスト等からなる犠牲膜21を充填し、Cl、Ar、Oからなるガス系を使用して、処理室圧力が0.5Pa程度の低圧条件下で異方性ドライエッチングが行われる。犠牲膜21は、下部電極13が形成された後に除去される。
下部電極13の形成が完了すると、図5に示すように、CVD法により、30〜70nm程度の膜厚を有する強誘電体膜24が堆積される。本実施形態では、強誘電体膜24として、ストロンチウム(Sr)、ビスマス(Bi)、タンタル(Ta)およびニオブ(Nb)の少なくとも1つを含むビスマス層状ペロブスカイト型酸化物である強誘電体を、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法により成膜する。この強誘電体は例えば、(Ba,Sr)TiO、BaTiO、SrTiO、Ta、Pb(Zr,Ti)O、Pb(Nb,Ti)O、PbZrO、PbTiO、LiNbO、SrBiTa、SrBi(Ta,Nb)、BiTi13等であってよい。
次に、図6に示すように、下部電極13と対向するように、導電体膜からなる上部電極15が形成されて、メモリセル30が構成される。このために、強誘電体膜24上にスパッタリング法により70nm程度の膜厚を有する白金膜が堆積され、その後にフォトリソグラフィ技術により形成されたレジストパターン等をマスク(図示せず)として、Cl、Ar、Oからなるガス系を用いた異方性ドライエッチングによるパターニングが行われて、第1の誘電膜14および上部電極15が形成される。
次に、上部電極15が形成された第3の層間絶縁膜12上に、図7に示すように、CVD法等により、200nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第4の層間絶縁膜16が堆積される。この第4の層間絶縁膜16は、例えば、吸湿性の少ないNSG膜を用いることが好ましい。このことにより、水分に起因する強誘電体キャパシタ特性の劣化を抑制することができる。ただし、NSG膜の膜厚が大きい場合には(半導体装置の平面レイアウト構造にも依存するが)、当該NSG膜に起因する応力によって半導体装置にクラックが発生する場合がある。このクラックの発生を回避する観点では、第4の層間絶縁膜16として、100nm程度の膜厚のNSG膜と100nm程度の膜厚のBPSG(Boro-Phospho Silicate Glass)とからなる積層膜にしてもよい。
第4の層間絶縁膜16の堆積後(あるいは堆積前)に、強誘電体膜からなる第1の誘電膜14の強誘電性を発現させるために、酸素雰囲気中、600℃〜850℃の温度範囲で焼結処理が行われる。第4の層間絶縁膜16の上面は、上部電極15に起因する段差をなくすために、CMP法によって平坦化される。このとき、第2のプラグ8aの上層の変質層108がさらに成長する。
第4の層間絶縁膜16の平坦化が完了すると、第4の層間絶縁膜16と第3の層間絶縁膜12を貫通して第1の水素バリア膜10に到達し、かつメモリセル30が形成された領域の周囲を囲む、幅200nm程度の溝32がマスクエッチングにより形成される。そして、溝32を含む第4の層間絶縁膜16の上に第2の水素バリア膜17が形成される。この第2の水素バリア膜17は、膜厚が20〜40nmのシリコン窒化膜からなるCVD膜を用いるとカバレッジよく形成できる。
次に、図8に示すように、第2の水素バリア膜17が形成された第4の層間絶縁膜16上に、300nm程度の膜厚を有する酸化シリコンからなる第5の層間絶縁膜18が形成され、この第5の層間絶縁膜18がCMP法により平坦化される。
その後に、第5の層間絶縁膜18と第4の層間絶縁膜16と第3の層間絶縁膜12とを貫通して第2のプラグ8aに電気的に接続するコンタクトホールが形成される。コンタクトホールの形成は、レジストマスク、および、C、Ar、Oなどのガス系からなる1〜10Paの低圧条件を用いる、異方性ドライエッチングによるごく一般的な加工方式で構わない。
このドライエッチングの終了後に、コンタクトホール内を洗浄するウエットエッチングが行われる。その後にコンタクトホール内に、第2のプラグ8aに接続する第3のプラグ19が形成され、さらにその後に第5の層間絶縁膜18上に配線20が形成される。以上により、本実施形態の半導体装置の構造が実現される。
ここで、上記のウエットエッチングは、レジスト剥離と、第2のプラグ8aの中央部の上面をエッチングすることを目的とする。そのために、pHが2.0〜7.0の、ヒドロキシアミンを含まない尿素燐酸縮合物を成分とした薬液を用いる薬液洗浄とフッ酸洗浄とが行われる。各洗浄シーケンス間には、純水(DIW)による洗浄、洗浄処理の最後にIPAによる乾燥処理が含まれる。
このときに、コンタクトホール内には、ドライエッチングで生じたポリマー屑が存在するほか、図9(a)に示すように、第2のプラグ8aの上面に焼結処理時に形成された変質層108が露出している。この変質層108は主に、第2のプラグ8a自体の材料であるタングステンから派生したWOからなるため、洗浄液が酸性の領域では溶解しないが、弱アルカリ性領域(エッチング後の残留ポリマーの影響で若干アルカリ側に傾く)ではWOがWO 2-となって溶解する。タングステンは酸化剤の供給がなければWOとならないため溶解しない。
そのため、図9(b)に示すように、第2のプラグ8aの中央部の上面は第2の層間絶縁膜7の上面よりも半導体基板1側に位置し、第2のプラグ8aの側壁密着層であるバリア層9の上面よりも少なくとも距離dだけ基板1に近くなる。そしてその分だけ、第3のプラグ19の下面は第2の層間絶縁膜7の上面よりも半導体基板1側に位置することとなる。
なお、変質層108の膜厚hは、酸素バリア膜11の形成工程や容量素子の焼結条件によって異なるが、トランジスタ形成プロセスとの整合性を考慮すると、5〜40nm程度となる。d≧hを満たすようにエッチングを行えばよい。
以上の構造を有する本実施形態の半導体装置では、容量素子たるメモリセル30に接続するのは第2のプラグ8aのみなので、製造工程の複雑化、それによるコスト上昇を引き起こさない。メモリセル30に接続しない周辺部分では、第2のプラグ8bと第3のプラグ19との積層構造としているので、特に第3のプラグ19のコンタクトホールの深さ、したがってアスペクト比を抑えることができる。将来的にパターンの微細化がより進行した場合も、信頼性、製造歩留まりを向上させることができる。
また、第2のプラグ8a上の変質層108を選択的に除去した形で第3のプラグ19を形成して、スタックコンタクト構造を実現できることから、スタックコンタクトの高抵抗化を抑制でき、コンタクト抵抗のばらつきを抑制することができ、スタックコンタクトの信頼性や製造歩留まりを向上させることができる。半導体装置の面内特性ばらつきも低減することができる。
本実施形態のような、メモリセル30(容量素子のなかでも強誘電体キャパシタ)を有するメモリセル領域とロジック領域をもつ半導体装置にあっては、コンケーブ構造やスタック構造等の強誘電体キャパシタの周辺回路部のコンタクトの高抵抗化を抑制でき、コンタクトの信頼性向上を実現することができる。さらに、周辺回路部のスタックコンタクト抵抗の安定化は、メモリーセルから読み出したビット線電位差を増幅させるセンスアンプ感度ばらつきを低減でき、強誘電体キャパシタの分極劣化に対する動作マージン(すなわち)リテンション特性などの信頼性や製造歩留まりを向上させることができる。
図10は、上述のように構成した本発明の半導体装置について、コンタクト抵抗を正規確率プロットした図である。比較のために、変質層を除去しないことを除いて同様に構成した従来タイプの半導体装置についても示している。従来品ではコンタクト抵抗は大きくばらついているのに対し、本発明品ではコンタクト抵抗はほとんど一定である。
以上の実施形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、上述した成膜及びエッチング等のプロセスは、他の等価なプロセスに置換することが可能である。
本発明は、強誘電体キャパシタを備える半導体装置およびその製造方法として有用である。
本発明の一実施形態における半導体装置の概略構成を示す断面図 図1の半導体装置の一製造過程を示す断面図 図2に続く製造過程を示す断面図 図3に続く製造過程を示す断面図 図4に続く製造過程を示す断面図 図5に続く製造過程を示す断面図 図6に続く製造過程を示す断面図 図7に続く製造過程を示す断面図 図2から図8に示した半導体装置の製造工程中で、(a)コンタクト上部に形成される変質層を示す断面図、(b)スタックコンタクト接続部を示す断面図 本発明の半導体装置でのコンタクト抵抗を正規確率プロットした図
1 半導体基板
2 素子分離領域
3 MOSトランジスタ
4 第1の層間絶縁膜
5 第1のプラグ
6 ローカル配線
7 第2の層間絶縁膜
8、8a、8b 第2のプラグ
9 密着層
10 第1の水素バリア膜
11 酸素バリア膜
12 第3の層間絶縁膜
13 下部電極
14 第1の誘電膜
15 上部電極
16 第4の層間絶縁膜
17 第2の水素バリア膜
18 第5の層間絶縁膜
19 第3のプラグ
20 配線
21 犠牲膜
23 導電体膜
24 強誘電体膜
30 メモリセル
31 キャパシタ溝
32 溝
108 変質層

Claims (9)

  1. 素子分離領域と活性領域とが形成された半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された第1の層間絶縁膜と、
    前記第1の層間絶縁膜中に形成され、前記半導体基板の前記活性領域と接続された第1のプラグおよび第2のプラグと、
    前記第1の層間絶縁膜上に形成された第2の層間絶縁膜と、
    前記第2の層間絶縁膜中に形成され、第1のプラグと接続された容量素子と、
    前記第2の層間絶縁膜中に形成され、前記第2のプラグと接続された第3のプラグとを備え、
    前記第2のプラグの中央部の上面は前記第1の層間絶縁膜の上面よりも前記半導体基板側に位置していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2のプラグはタングステンと前記タングステンを囲む窒化チタンとを含み、前記タングステンの上面が前記窒化チタンの上面よりも前記半導体基板側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第3のプラグの下面は前記第1の層間絶縁膜の上面よりも前記半導体基板側に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記容量素子は下部電極と容量絶縁膜と上部電極とからなり、前記容量絶縁膜は強誘電体材料を含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 半導体基板に素子分離領域と活性領域を形成する工程と、
    前記半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の層間絶縁膜中に、前記半導体基板の前記活性領域と接続する第1のプラグおよび第2のプラグを形成する工程と、
    前記第1の層間絶縁膜上に前記第1のプラグと接続する容量素子を形成する工程と、
    前記第1の層間絶縁膜上および前記容量素子上に第2の層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の層間絶縁膜に前記第2のプラグの上面を露出させる開口部を形成する工程と、
    前記第2のプラグの中央部の上面を前記半導体基板側に位置するようにエッチングする工程と、
    前記第2の層間絶縁膜中に、前記第2のプラグと接続する第3のプラグを形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記エッチングする工程において、尿素縮合りん酸系薬液を含むエッチング液を用いることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記エッチングする工程において、さらに純水とフッ化水素水とで順次洗浄するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記尿素縮合りん酸系薬液のpHは2〜7であることを特徴とする請求項6または7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記容量素子を形成する工程において、前記容量素子を酸素雰囲気で焼結するステップを含むことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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