JP2010191019A - ズームレンズおよびそれを備えた撮像装置 - Google Patents

ズームレンズおよびそれを備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、第2レンズ群と第4レンズ群の二つのレンズ群に変倍作用を持たせることにより、各群の移動量を軽減する。そして、第3レンズ群でズーミングに際しての像面位置の補正を行うことにより、各レンズ群の移動量を十分に確保しつつ、第1レンズ群と像面の間隔が変化しないコンパクトなズームレンズを提供すること。
【解決手段】物体側から像面側に向かって、順次、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、及び負の屈折力を有する第4レンズ群から構成され、広角端から望遠端にかけてズーミングする際に、前記第1レンズ群は固定であり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔は小さくなり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔は広くなり、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔は小さくなるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ズームレンズおよびそれを備えた撮像装置に関する。
近年、銀塩フィルムカメラに代わり、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)のような固体撮像素子を備えたデジタルカメラが主流となっている。それらのデジタルカメラには、業務用高機能タイプのものからコンパクトな普及タイプのものまで様々な種類のものがある。
そして、それらのうち、コンパクトな普及タイプのデジタルカメラは、手軽に撮影を楽しみたいというユーザーの要望もあって、小型化が進んだ結果、服やカバンのポケットなどへの収納性が良く、持ち運びに便利なデジタルカメラが登場している。このような小型のデジタルカメラは、収納場所や使用場所を選ばないために、堅牢性や防塵性も重要な要素になってきている。
そのため、そのようなデジタルカメラに採用されるズームレンズには、より一層の小型化が要求されるとともに、堅牢性や防塵性が要求されるようになってきている。
このような要求を満たすズームレンズとして、特許文献1に示されたズームレンズがある。特許文献1に示されたズームレンズは、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群、第4レンズ群より構成されている。ここで、第1レンズ群は、変倍時の際に、常時固定、すなわち像面との間隔が変化しない。
特開2007−286548号公報
しかしながら、特許文献1に示された光学系では、第3レンズ群の移動量を大きく確保する必要がある。そのため、特許文献1に示された光学系では、全長の小型化を行うことが困難であった。
本発明は、従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、良好な光学性能を有し、小型でコストパフォーマンスに優れたコンパクトなズームレンズ及びそれを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明によるズームレンズは、物体側から像面側に向かって、順次、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、及び負の屈折力を有する第4レンズ群から構成され、広角端から望遠端にかけてズーミングする際に、前記第1レンズ群は固定であり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔は小さくなり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔は広くなり、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔は小さくなることを特徴としている。
また、本発明のズームレンズにおいては、前記第1レンズ群は、物体面から順次配置された、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12の二つのレンズ要素による接合レンズであり、前記第1レンズ要素L11、及び前記第2レンズ要素L12が、以下の条件式(1)を満足するのが好ましい。
70<νdeff<350 ・・・(1)
ただし、νdeff=1/[ft・(φ1/νf1+φ2/νf2)]
νf1は、前記第1レンズ要素L11のアッベ数、
νf2は、前記第2レンズ要素L12のアッベ数、
ftは、前記接合レンズの焦点距離、
φ1=1/f1 (f1は前記第1レンズ要素L11の焦点距離)、
φ2=1/f2 (f2は前記第2レンズ要素L12の焦点距離)、
アッベ数は(nd-1)/(nf-nC)である。
また、本発明のズームレンズにおいては、前記第1レンズ要素L11と前記第2レンズ要素L12の界面の形状は非球面形状であることが好ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前記第1レンズ要素L11と前記第2レンズ要素L12による前記接合レンズが、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
90<νdeff<350 ・・・(2)
また、本発明のズームレンズにおいては、開口絞りが、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群の間に配置され、前記開口絞りは開口径が広角端時に比べ、望遠端時に大きくなることが好ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前記開口絞りよりも像側の少なくとも一つのレンズ群が、物体面から順次配置された、第1レンズ要素Lb1、第2レンズ要素Lb2の二つのレンズ要素からなる接合レンズであり、前記第1レンズ要素Lb1、及び前記第2レンズ要素Lb2が、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
10<Δν<70 ・・・(3)
ただし、Δν=|νb1−νb2|であり、
νb1は、前記第1レンズ要素Lb1のアッベ数、
νb2は、前記第2レンズ要素Lb2のアッベ数、
である。
また、本発明のズームレンズにおいては、光学系を構成するすべてのレンズ要素の硝材の屈折率が、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
1.45<nd<1.65 ・・・(4)
ただし、ndはd線に対する屈折率である。
また、本発明のズームレンズにおいては、前記第3レンズ群は最も像面側の形状が像面方向に凸形状であり、前記第4レンズ群との間の空気間隔が以下の条件式(5)または(6)を満足することが好ましい。
Rn<0.35のとき、
|dG3G4(Rn)/fl(w)−0.37|<0.0030 ・・・(5)
Rn=0.35、及びRn=0.5のとき、
|dG3G4(Rn=0.5)/fl(w)−dG3G4(Rn=0.35)/fl(w)|>0.004 ・・・(6)
ただし、dG3G4(Rn=0.5)は、Rn=0.5であるときの前記第3レンズ群
と前記第4レンズ群の空気間隔、
dG3G4(Rn=0.35)は、Rn=0.35であるときの前記第3レン
ズ群と前記第4レンズ群の空気間隔、
Rn=|RG3/fl(W)| (前記第3レンズ群の最も像面側の面における
光軸からの距離RG3を広角端の焦点距離fl(W)で規格化したもの)、
である。
また、本発明のズームレンズを備えた撮像装置は、本発明の前記ズームレンズと、電子撮像素子と、を備えたことを特徴としている。
本発明のズームレンズによれば、良好な光学性能を有し、小型でコストパフォーマンスに優れたコンパクトなズームレンズ及びそれを備えた撮像装置を提供することができる。
本発明に係るズームレンズの実施例1のレンズ断面図である。 実施例1の収差図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における状態を示している。 本発明に係るズームレンズの実施例2のレンズ断面図である。 実施例2の収差図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における状態を示している。 本発明に係るズームレンズの実施例3のレンズ断面図である。 実施例3の収差図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における状態を示している。 本発明に係るズームレンズの実施例4のレンズ断面図である。 実施例4の収差図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における状態を示している。 本発明に係るズームレンズの実施例5のレンズ断面図である。 実施例5の収差図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における状態を示している。 本発明のズームレンズを組み込んだデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 図11に示すデジタルカメラの外観を示す後方斜視図である。 図11に示すデジタルカメラの構成を模式的に示した透視図である。
実施例の説明に先立ち、本実施形態のズームレンズの作用効果について説明する。
本実施形態のズームレンズは、物体側から像面側に向かって、順次、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、及び負の屈折力を有する第4レンズ群から構成され、広角端から望遠端にかけてズーミングする際に、第1レンズ群は固定であり、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔は小さくなり、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔は広くなり記第3レンズ群と第4レンズ群の間隔は小さくなる。
本実施形態のズームレンズでは、第2レンズ群と第4レンズ群の二つのレンズ群に変倍作用を持たせている。これにより、各レンズ群の移動量を軽減している。また、第3レンズ群でズーミングに際しての像面位置の補正を行うことにより、各レンズ群の移動量を十分に確保している。
そして、本実施形態のズームレンズでは、ズーミング時は、常時第1レンズ群を固定としている(第1レンズ群と像面の間隔が変化しない)ので、カメラ本体に対して第1レンズ群を固定することができる。そのため、カメラ本体に対して第1レンズ群が移動する場合に比べて、堅牢性や防塵性を高めることができる。
本実施形態のズームレンズは、好ましくは、第1レンズ群は、物体面から順次配置された、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12の二つのレンズ要素による接合レンズであり、第1レンズ要素L11、及び第2レンズ要素L12が、以下の条件式(1)を満足するのがよい。
70<νdeff<350 ・・・(1)
ただし、νdeff=1/[ft(φ1/νf1+φ2/νf2)]、
νf1は、第1レンズ要素L11のアッベ数、
νf2は、第2レンズ要素L12のアッベ数、
ftは、接合レンズの焦点距離、
φ1=1/f1 (f1は第1レンズ要素L11の焦点距離)、
φ2=1/f2 (f2は第2レンズ要素L12の焦点距離)、
アッベ数は(nd-1)/(nf-nC)である。
全長を固定とし、且つ、小型にすると、第1レンズ群で発生した色収差を、第2レンズ群以降でのズーム全域で補正することが困難となる。そこで、上記条件式(1)を満足するように第1レンズ群を構成する。これにより、全長を長くすることなく、第1レンズ群での色収差の発生を小さくすることができる。条件式(1)はそのアッベ数差、パワー配分を規定するものである。下限値を下回ると、色収差の補正が不足となり好ましくない。上限値を超えると、色収差の補正が過剰となり、光学性能の低下を招くため好ましくない。
また、本実施形態のズームレンズは、好ましくは、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12の界面の形状は非球面形状であることがよい。
光軸に近い領域と、周辺部で、接合界面の屈折力が異なることにより、軸上色収差と倍率色収差の両方を良好に補正することが可能である。
また、本実施形態のズームレンズは、好ましくは、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12による接合レンズが、以下の条件式(2)を満足することがよい。
90<νdeff<350 ・・・(2)
上記条件式(2)を満足することにより、高い像高での倍率色収差をより効果的に補正することが可能である。
また、以下の条件式(2’)を満足するようにすると更に良好な補正が可能となる。
160<νdeff<350 ・・・(2’)
また、本実施形態のズームレンズは、好ましくは、開口絞りが、第1レンズ群と第3レンズ群の間に配置され、開口絞りは開口径が広角端時に比べ、望遠端時に大きくなることがよい。
負先行型の光学系(第1レンズ群が負の屈折力を有する光学系)において、十分な変倍比を確保しようとすると、Fnoの変動が大きくなる。そこで、このように開口絞りを構成すれば、望遠側のFnoを十分な光量が確保できる値にすること、又は、回折の影響を受けない値にすることができる。また、広角側のFnoを必要以上に明るい値にすることがなくなるので、収差による画質の劣化を防ぐことができる。
また、本実施形態のズームレンズは、好ましくは、開口絞りよりも像側の少なくとも一つのレンズ群が、物体面から順次配置された、第1レンズ要素Lb1、第2レンズ要素Lb2の二つのレンズ要素からなる接合レンズであり、第1レンズ要素Lb1、及び第2レンズ要素Lb2が、以下の条件式(3)を満足することがよい。
10<Δν<70 ・・・(3)
ただし、Δν=|νb1−νb2|であり、
νb1は、第1レンズ要素Lb1のアッベ数、
νb2は、第2レンズ要素Lb2のアッベ数、
である。
絞りよりも像面側に接合レンズを配置することにより、特に第2レンズ群以降全体の倍率色収差をより良好に補正を行うことが可能となる。上記条件式(3)はその接合レンズの硝材が満たすべき条件を指定するものである。上限値を超えると、補正が過剰となる。下限値を下回ると、補正不足となり好ましくない。
また、以下の条件式(3’)を満足するようにすると更に良好な補正が可能となる。
30<Δν<50 ・・・(3’)
また、本実施形態のズームレンズは、好ましくは、光学系を構成するすべてのレンズ要素の硝材の屈折率が、以下の条件式(4)を満足することがよい。
1.45<nd<1.65 ・・・(4)
ただし、ndはd線に対する屈折率である。
光学系の小型化にあたり、良好な性能を確保するためにはレンズの中肉公差は非常に厳しくなる。中でも像面湾曲、球面収差等の収差は、レンズ中肉の変化に対して大きく変化する。よって、光学系の小型化にあたっては、レンズを精度よく作る必要がある。レンズを精度よく製造するためには成型による製造が望ましい。そこで、使用する硝材が上記条件式(4)を満足することにより、成型レンズの適用が容易となる。これにより、中肉の精度を高めることができるので、像面湾曲、球面収差への影響を軽減することが可能である。
また、光学系を小型化するにあたり、課題となるのは諸収差による周辺性能の劣化である。それを軽減するには、強い非球面を用いて、近軸領域と周辺部での光学面形状を大きく変化させる必要がある。その場合、硝材そのものの屈折率を低くすることが好ましい。このようにすると、形状による屈折力への寄与を大きくすることができる。
そこで、使用する硝材が上記条件式(4)を満足することにより、形状の自由度が増し、周辺性能を確保することが可能である。上限値を上回ると、周辺部での形状に自由度が確保できず、周辺性能の劣化を招き好ましくない。下限値を下回ると、屈折力不足のため非球面形状が強くなりすぎるため、周辺性能の劣化を招き好ましくない。
また、本実施形態のズームレンズは、好ましくは、第3レンズ群は最も像面側の形状が像面方向に凸形状であり、第4レンズ群との間の空気間隔が以下の条件式(5)または(6)を満足することがよい。
Rn<0.35のとき、
|dG3G4(Rn)/fl(w)−0.37|<0.0030 ・・・(5)
Rn=0.35、及びRn=0.5のとき、
|dG3G4(Rn=0.5)/fl(w)−dG3G4(Rn=0.35)/
fl(w)|>0.004 ・・・(6)
ただし、dG3G4(Rn=0.5)は、Rn=0.5であるときの第3レンズ群と 第4レンズ群の空気間隔、
dG3G4(Rn=0.35)は、Rn=0.35であるときの第3レンズ群と
第4レンズ群の空気間隔、
Rn=|RG3/fl(W)|(第3レンズ群の最も像面側の面における光軸からの
距離RG3を広角端の焦点距離fl(W)で規格化したもの)、
である。
本実施形態のズームレンズを電子撮像素子と組み合わせた場合、第3レンズ群と第4レンズ群の間に形成される空間の形状は、軸外光線のセンサ入射角に大きく影響を与える。上記条件式(5)と(6)は、両群の空気間隔はある高さまではほぼ一定であり、それを超えると、大きく間隔が広がることを特徴付けるものである。これは第4レンズ群の光線入射面において周辺部にいくほど負パワーが減少することにより、光学系の像面湾曲を良好に補正しつつ、周辺光線を緩やかにセンサに入射させることを可能にしている。
上記条件式(5)は、比較的光軸に近い領域の形状を指定するものである。上限値を上回ると、変倍時の軸上収差の補正が困難となり好ましくない。
また、上記条件式(6)は、周辺部での形状を指定するものであり、下限値を下回ると、周辺光線のセンサ入射角が大きくなり好ましくない。
さらに、本実施形態のズームレンズを備えた撮像装置は、本実施形態のズームレンズと、電子撮像素子と、を有したものである。
以下、本実施形態のズームレンズを用いた実施例1、実施例2、実施例3、実施例4及び実施例5について説明する。
実施例1のズームレンズの断面図を図1に、実施例2のズームレンズの断面図を図3に、実施例3のズームレンズの断面図を図5に、実施例4のズームレンズの断面図を図7に、実施例5のズームレンズの断面図を図9に示す。各図において、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における状態をそれぞれ示している。
また、実施例1のズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を図2に示す。実施例2のズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を図4に示す。実施例3のズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を図6に示す。実施例4のズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を図8に示す。実施例5のズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を図10に示す。各図において、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における状態をそれぞれ示している。
実施例1
図1を用いて本実施例のズームレンズの光学構成を説明する。本実施例のズームレンズは、光軸Lc上に、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4が配置されている。また、第4レンズ群G4の像側には、物体側から順にCCDカバーガラスCG、撮像面IMを持つCCDが配置されている。本実施例は、像面湾曲、コマ収差、倍率色収差の改善を特に考慮している。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凹レンズの第1レンズ要素L11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第2レンズ要素L12による接合レンズである。また、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12の界面は非球面形状である。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズの第1レンズ要素L21と、両凸レンズの第2レンズ要素L22と、両凹レンズの第3レンズ要素L23により構成されている。そして、第2レンズ要素L22と第3レンズ要素L23は接合レンズである。また、第1レンズ要素L21と第2レンズ要素L22との間には開口絞りSが配置されている。開口絞りSは開口径が図1の(a)と(c)に示されるように、広角端時に比べ、望遠端時に大きくなるようになっている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1レンズ要素L31と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第2レンズ要素L32による接合レンズである。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズ要素L4のみにより構成されている。
また、変倍する際に、第1レンズ群G1は移動せず、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4は光軸Lc上を移動する。そして、広角端から望遠端に変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔は小さくなり、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔は広くなり、第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔は小さくなるように移動する。
実施例2
図3を用いて本実施例のズームレンズの光学構成を説明する。本実施例のズームレンズは、光軸Lc上に、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4が配置されている。また、第4レンズ群G4の像側には、物体側から順にCCDカバーガラスCG、撮像面IMを持つCCDが配置されている。本実施例は、像面湾曲、コマ収差、倍率色収差の改善を特に考慮している。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凹レンズの第1レンズ要素L11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第2レンズ要素L12による接合レンズである。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズの第1レンズ要素L21と、両凸レンズの第2レンズ要素L22と、両凹レンズの第3レンズ要素L23により構成されている。また、第1レンズ要素L21と第2レンズ要素L22との間には開口絞りSが配置されている。開口絞りSは開口径が図3の(a)と(c)に示されるように、広角端時に比べ、望遠端時に大きくなるようになっている。
第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1レンズ要素L3のみにより構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズ要素L41と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズ要素L42による接合レンズである。
また、変倍する際に、第1レンズ群G1は移動せず、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4は光軸Lc上を移動する。そして、広角端から望遠端に変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔は小さくなり、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔は広くなり、第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔は小さくなるように移動する。
実施例3
図5を用いて本実施例のズームレンズの光学構成を説明する。本実施例のズームレンズは、光軸Lc上に、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4が配置されている。また、第4レンズ群G4の像側には、物体側から順にCCDカバーガラスCG、撮像面IMを持つCCDが配置されている。本実施例は、像面湾曲、コマ収差の改善を特に考慮している。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凹レンズの第1レンズ要素L11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第2レンズ要素L12による接合レンズである。また、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12の界面は非球面形状である。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズの第1レンズ要素L21と、両凸レンズの第2レンズ要素L22と、両凹レンズの第3レンズ要素L23により構成されている。また、第1レンズ要素L21と第2レンズ要素L22との間には開口絞りSが配置されている。開口絞りSは開口径が図5の(a)と(c)に示されるように、広角端時に比べ、望遠端時に大きくなるようになっている。
第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1レンズ要素L3のみにより構成されている。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズ要素L4のみにより構成されている。
また、変倍する際に、第1レンズ群G1は移動せず、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4は光軸Lc上を移動する。そして、広角端から望遠端に変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔は小さくなり、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔は広くなり、第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔は小さくなるように移動する。
実施例4
図7を用いて本実施例のズームレンズの光学構成を説明する。本実施例のズームレンズは、光軸Lc上に、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4が配置されている。また、第4レンズ群G4の像側には、物体側から順にCCDカバーガラスCG、撮像面IMを持つCCDが配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凹レンズの第1レンズ要素L11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第2レンズ要素L12による接合レンズである。また、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12の界面は非球面形状である。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズの第1レンズ要素L21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズ要素L22により構成されている。また、第1レンズ要素L21と第2レンズ要素L22との間には開口絞りSが配置されている。開口絞りSは開口径が図7の(a)と(c)に示されるように、広角端時に比べ、望遠端時に大きくなるようになっている。
第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1レンズ要素L3のみにより構成されている。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズ要素L4のみにより構成されている。
また、変倍する際に、第1レンズ群G1は移動せず、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4は光軸Lc上を移動する。そして、広角端から望遠端に変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔は小さくなり、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔は広くなり、第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔は小さくなるように移動する。
実施例5
図9を用いて本実施例のズームレンズの光学構成を説明する。本実施例のズームレンズは、光軸Lc上に、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4が配置されている。また、第4レンズ群G4の像側には、物体側から順にCCDカバーガラスCG、撮像面IMを持つCCDが配置されている。
第1レンズ群G1は、両凹レンズの第1レンズ要素L1のみにより構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズの第1レンズ要素L21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズ要素L22により構成されている。また、第1レンズ要素L21と第2レンズ要素L22との間には開口絞りSが配置されている。開口絞りSは開口径が図7の(a)と(c)に示されるように、広角端時に比べ、望遠端時に大きくなるようになっている。
第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズの第1レンズ要素L3のみにより構成されている。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズ要素L4のみにより構成されている。
また、変倍する際に、第1レンズ群G1は移動せず、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4は光軸Lc上を移動する。そして、広角端から望遠端に変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔は小さくなり、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔は広くなり、第3レンズ群G3と第4レンズ群の間隔は小さくなるように移動する。
次に、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4及び実施例5のそれぞれについて、ズームレンズを構成する光学部材の数値データを示す。実施例1が、数値実施例1に対応する。実施例2が、数値実施例2に対応する。実施例3が、数値実施例3に対応する。実施例4が、数値実施例4に対応する。実施例5が、数値実施例5に対応する。
なお、数値データ及び図面において、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズの肉厚または空気間隔、ndは各レンズのd線(587.56nm)での屈折率、νdは各レンズのd線(587.56nm)でのアッベ数、*(アスタリスク)は非球面を表している。長さの単位はmmである。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10としたとき、次の式(I)で表される。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y/r)21/2]+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10 ・・・(I)
また、Eは10のべき乗を表している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
物体面 ∞ ∞ 1.
1 * -8.4530 0.5494 1.54454 55.90 3.482
2 * 8.4303 0.5023 1.63387 23.38 2.888
3 * 22.7777 可変 1. 2.850
4 * 2.7282 0.8650 1.54454 55.90 1.514
5 -2.230E+04 0.2000 1. 1.395
6 (絞り) ∞ 0.1574 1. 可変
7 * 6.4867 0.7613 1.54454 55.90 1.226
8 -281.4788 0.4194 1.63227 23.26 1.083
9 * 3.4869 可変 1. 0.980
10* -1.415E+05 1.2518 1.54454 55.90 2.214
11 -4.9634 1.0600 1.60687 27.03 2.418
12* -3.1693 可変 1. 2.593
13* -2.6481 0.4500 1.53071 55.67 2.626
14 -921.2656 可変 1. 2.744
15 ∞ 0.4000 1.51633 64.14 2.932
16 ∞ 0.3996 1. 2.942
像面 ∞ 0

非球面データ
第1面
K=0.9888, A2=0.0000E+00, A4=3.2608E-03, A6=-8.4137E-05, A8=1.6779E-06,
A10=0.0000E+00
第2面
K=-2.7726, A2=0.0000E+00, A4=6.5160E-03, A6=-3.3294E-04, A8=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00
第3面
K=39.4145, A2=0.0000E+00, A4=2.4081E-03, A6=-6.8952E-05, A8=-1.9995E-06,
A10=0.0000E+00
第4面
K=-0.2656, A2=0.0000E+00, A4=2.0473E-03, A6=7.0232E-05, A8=2.9689E-04,
A10=-1.9357E-05
第7面
K=-6.6415, A2=0.0000E+00, A4=-4.4344E-03, A6=-1.6830E-03, A8=-1.3342E-04,
A10=-5.5023E-05
第9面
K=-0.3699, A2=0.0000E+00, A4=5.6352E-03, A6=-8.6901E-04, A8=7.5588E-04,
A10=0.0000E+00
第10面
K=-2.440E+09, A2=0.0000E+00, A4=-5.7928E-03, A6=-5.3350E-04, A8=5.1064E-05,
A10=0.0000E+00
第12面
K=-1.0895, A2=0.0000E+00, A4=-4.5642E-04, A6=1.0424E-04, A8=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00
第13面
K=-1.2883, A2=0.0000E+00, A4=1.0364E-02, A6=1.3690E-04, A8=-1.9207E-05,
A10=0.0000E+00

各種データ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 4.7016 7.8998 13.3996
Fナンバー 3.6467 4.0505 5.3651
半画角 35.31 21.41 13.35
像高 2.9 2.9 2.9
レンズ全長 16.0001 15.9993 16.0009
BF 0.8634 1.5425 2.8430

D3 5.80334 3.35362 0.40097
D9 1.23307 3.88326 5.82001
D12 1.74750 0.86707 0.58411
D14 0.20000 0.87890 2.17938
6面有効径 0.88788 1.18949 1.29557

入射瞳位置 4.6853 3.5783 1.7254
射出瞳位置 -3.7714 -5.8205 -7.3987
前側主点位置 4.6175 3.0024 -2.4064
後側主点位置 -4.3020 -7.5000 -12.9998

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -7.6632
2 2 20.8314
3 4 5.0096
4 7 11.6549
5 8 -5.4443
6 10 9.1152
7 11 11.8121
8 13 -5.0050

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 倍率 倍率 前側 後側
(広角端) (望遠端) 主点位置 主点位置1 1 -12.12046 1.05171 0 0 0.17760 -0.47739
2 4 6.39759 2.40315 -0.60205 -1.22465 -1.37724 -2.45779
3 10 5.53990 2.31176 0.52322 0.55486 1.51023 0.04592
4 13 -5.00495 0.45000 1.23142 1.62695 -0.00085 -0.29488
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
物体面 ∞ ∞ 1.
1 * -10.9650 0.4989 1.54454 55.90 3.333
2 7.7032 0.3102 1.63387 23.38 2.884
3 * 15.6634 可変 1. 2.850
4 * 3.0654 0.8603 1.54454 55.90 1.506
5 -1.075E+04 0.2000 1. 1.385
6 (絞り) ∞ 0.1555 1. 可変
7 * 7.1984 0.7749 1.54454 55.90 1.243
8 -490.5624 0.3104 1. 1.138
9 -506.0021 0.4591 1.63227 23.26 1.063
10* 3.8503 可変 1. 0.980
11 -3.068E+05 1.3851 1.54454 55.90 2.043
12* -2.7492 可変 1. 2.245
13* -3.1823 0.2039 1.63387 23.38 2.359
14 -4.5885 0.4732 1.53071 55.67 2.380
15 -3953.1847 可変 1. 2.593
16 ∞ 0.4000 1.51633 64.14 2.932
17 ∞ 0.3995SZ 1. 2.942
像面 ∞ 0

非球面データ
第1面
K=6.8122, A2=0.0000E+00, A4=4.2712E-03, A6=-2.8933E-04, A8=1.3603E-05,
A10=0.0000E+00
第3面
K=-0.6987, A2=0.0000E+00, A4=2.8008E-03, A6=-2.5794E-04, A8=1.0657E-05,
A10=0.0000E+00
第4面
K=0.3792, A2=0.0000E+00, A4=3.5275E-04, A6=-1.4735E-04, A8=3.2467E-04,
A10=-3.7650E-05
第7面
K=-3.8962, A2=0.0000E+00, A4=-8.2570E-03, A6=-1.8950E-03, A8=-1.7921E-04,
A10=-1.4897E-06
第10面
K=-0.1423, A2=0.0000E+00, A4=-1.8747E-05, A6=-2.8155E-03, A8=1.2765E-03,
A10=0.0000E+00
第11面
K=-1.987E+09, A2=0.0000E+00, A4=-6.2284E-03, A6=-1.5779E-03, A8=1.9392E-04,
A10=0.0000E+00
第12面
K=-5.2437, A2=0.0000E+00, A4=-1.8939E-02, A6=1.5994E-03, A8=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00
第13面
K=-9.3350, A2=0.0000E+00, A4=-1.7565E-02, A6=4.0850E-03, A8=-2.4669E-04,
A10=0.0000E+00

各種データ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 4.7025 7.8996 13.3991
Fナンバー 3.6756 4.0236 5.1660
半画角 -34.49 20.00 12.31
像高 2.9 2.9 2.9
レンズ全長 16.0004 15.9996 16.0008
BF 1.0986 2.1854 5.1303

D3 6.21560 3.52090 0.39867
D10 1.37610 3.77317 4.36104
D12 1.54256 0.75249 0.34314
D15 0.43525 1.52183 4.46685
6面有効径 0.88788 1.18949 1.29557

入射瞳位置 4.8712 3.6321 1.6074
射出瞳位置 -4.2131 -6.9969 -7.7886
前側主点位置 5.4104 4.7356 1.1094
後側主点位置 -4.3030 -7.4998 -12.9994

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -8.2315
2 2 23.5571
3 4 5.6279
4 7 13.0352
5 9 -6.0415
6 11 5.0486
7 13 -17.3576
8 14 -8.6564

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 倍率 倍率 前側 後側
(広角端) (望遠端) 主点位置 主点位置1 1 -12.61240 0.80906 0 0 -0.29301 0.30191
2 4 6.81225 2.76013 -0.64167 -1.41937 -2.90151 1.55096
3 11 5.04864 1.38510 0.45657 0.37759 0.00001 0.48833
4 13 -5.68176 0.67714 1.27266 1.98226 -0.45065 0.24276
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
物体面 ∞ ∞ 1.
1 * -13.0201 0.5005 1.58313 59.38 3.313
2 * 9.5566 0.2606 1.63387 23.38 2.882
3 * 14.1833 可変 1. 2.850
4 * 3.0008 0.8458 1.54454 55.90 1.499
5 -1.964E+04 0.2000 1. 1.384
6 (絞り) ∞ 0.1518 1. 可変
7 * 4.4399 0.7801 1.54454 55.90 1.235
8 * -378.8363 0.1675 1. 1.132
9 -389.6943 0.4786 1.60687 27.03 1.081
10* 2.6295 可変 1. 0.980
11* -2.028E+05 1.4167 1.54454 55.90 2.279
12* -2.9832 可変 1. 2.484
13* -3.6860 0.6942 1.54454 55.90 2.631
14* -8766.4733 可変 1. 2.749
15 ∞ 0.4000 1.51633 64.14 2.932
16 ∞ 0.4000 1. 2.942
像面 ∞ 0

非球面データ
第1面
K=8.8053, A2=0.0000E+00, A4=1.9481E-03, A6=-8.6255E-05, A8=5.9958E-06,
A10=0.0000E+00
第2面
K=0.0077, A2=0.0000E+00, A4=-1.7118E-04, A6=1.2258E-04, A8=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00
第3面
K=2.2663, A2=0.0000E+00, A4=8.7413E-04, A6=-8.3672E-05, A8=8.6180E-06,
A10=0.0000E+00
第4面
K=0.5702, A2=0.0000E+00, A4=3.9549E-04, A6=-6.7297E-05, A8=1.2869E-04,
A10=-6.3050E-06
第7面
K=-0.1587, A2=0.0000E+00, A4=-1.4584E-02, A6=-4.8736E-03, A8=1.1968E-03,
A10=-5.3555E-04
第8面
K=1.015E+05, A2=0.0000E+00, A4=-7.1816E-03, A6=-6.1465E-04, A8=0.0000E-00,
A10=0.0000E+00
第10面
K=-0.3103, A2=0.0000E+00, A4=3.3139E-03, A6=-3.3326E-03, A8=1.2384E-03,
A10=0.0000E+00
第11面
K=-1.934E+09, A2=0.0000E+00, A4=-5.5394E-03, A6=-1.2191E-03 A8=1.2173E-04,
A10=0.0000E+00
第12面
K=-4.7468, A2=0.0000E+00, A4=-1.3520E-02, A6=7.0373E-04, A8=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00
第13面
K=-9.7335, A2=0.0000E+00, A4=-7.2321E-03, A6=2.0854E-03 A8=-1.1702E-04,
A10=0.0000E+00
第14面
K=8.544E+08, A2=0.0000E+00, A4=2.4465E-03, A6=-1.7766E-04, A8=-2.2458E-06,
A10=0.0000E+00

各種データ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 4.7002 7.8999 13.4001
Fナンバー 3.7709 4.0924 5.1741
半画角 34.63 20.12 12.30
像高 2.9 2.9 2.9
レンズ全長 16.0000 15.9998 15.9999
BF 1.0240 1.5895 4.8999

D3 6.30989 3.55502 0.40320
D10 1.52559 4.44885 4.74336
D12 1.50804 0.77439 0.32148
D14 0.36024 0.92574 4.23602
6面有効径 0.88788 1.18949 1.29557

入射瞳位置 4.7785 3.5682 1.5673
射出瞳位置 -4.4937 -8.4820 -8.9651
前側主点位置 5.4749 5.2716 2.0165
後側主点位置 -4.3002 -7.4999 -13.0001

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -9.3748
2 2 45.2299
3 4 5.5100
4 7 8.0648
5 9 -4.3019
6 11 5.4785
7 13 -6.7720

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 倍率 倍率 前側 後側
(広角端) (望遠端) 主点位置 主点位置1 1 -11.76382 0.76111 0 0 0.23018 -0.24050
2 4 6.46610 2.62381 -0.65126 -1.60771 -1.91949 -2.83922
3 11 5.47849 1.41669 0.50385 0.39583 0.91724 0.00001
4 13 -6.77199 0.69420 1.21762 1.78995 -0.00019 -0.44965
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
物体面 ∞ ∞ 1.
1 * -10.9672 0.6400 1.54454 55.90 3.606
2 * 12.4773 0.3865 1.63387 23.38 3.045
3 * 18.4967 可変 1. 3.000
4 * 2.7778 1.3154 1.54454 55.90 1.616
5 * -2.331E+04 0.2000 1. 1.311
6 (絞り) ∞ 0.2500 1. 可変
7 * 16.3389 0.9726 1.62980 19.20 1.172
8 * 4.7537 可変 1. 1.050
9 * -2.121E+05 1.6834 1.54454 55.90 1.824
10* -2.9018 可変 1. 2.136
11* -2.7194 0.4500 1.53071 55.67 2.464
12 -1111.9523 可変 1. 2.739
13 ∞ 0.4000 1.51633 64.14 2.890
14 ∞ 0.3995 1. 2.966
像面 ∞ 0

非球面データ
第1面
K=2.0351, A2=0.0000E+00, A4=3.7180E-03, A6=-2.4145E-04, A8=7.3163E-06,
A10=0.0000E+00
第2面
K=0.4494, A2=0.0000E+00, A4=9.5068E-03, A6=-1.3013E-03, A8=6.5587E-05,
A10=0.0000E+00
第3面
K=26.6308, A2=0.0000E+00, A4=3.5642E-03, A6=-4.5960E-04, A8=1.5817E-05,
A10=0.0000E+00
第4面
K=-0.1182, A2=0.0000E+00, A4=2.6554E-03, A6=6.3836E-04, A8=2.2038E-06,
A10=4.5950E-05
第5面
K=-1.157E+09, A2=0.0000E+00, A4=1.0894E-02, A6=-9.9810E-04, A8=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00
第7面
K=52.7438, A2=0.0000E+00, A4=-2.8654E-03, A6=-5.6948E-03, A8=1.5740E-03,
A10=-6.6403E-04
第8面
K=0.3832, A2=0.0000E+00, A4=-2.9564E-03, A6=-2.8904E-03, A8=5.5043E-04,
A10=0.0000E+00
第9面
K=-2.421E+09, A2=0.0000E+00, A4=-7.8144E-03, A6=-1.5147E-03 A8=1.0785E-04,
A10=0.0000E+00
第10面
K=-3.3051, A2=0.0000E+00, A4=-1.0433E-02, A6=7.3724E-04, A8=1.2763E-05,
A10=0.0000E+00
第11面
K=-0.0125, A2=0.0000E+00, A4=1.7258E-02, A6=9.4367E-04, A8=5.8476E-05,
A10=0.0000E+00

各種データ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 4.7011 7.8996 13.3988
Fナンバー 3.3823 3.7805 5.1680
半画角 34.72 20.99 12.68
像高 2.9 2.9 2.9
レンズ全長 16.0002 15.9996 16.0003
BF 0.9634 2.6770 5.1735

D3 5.85008 3.45351 0.39989
D8 1.26083 2.89080 3.77807
D10 1.89171 0.94414 0.61473
D12 0.30013 2.01345 4.50995
6面有効径 0.88788 1.18949 1.22166

入射瞳位置 5.0155 3.9387 2.0679
射出瞳位置 -3.6146 -4.8969 -5.7146
前側主点位置 4.8892 3.5991 -1.0232
後側主点位置 -4.3016 -7.4998 -13.0000

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -10.6167
2 2 59.0167
3 4 5.1007
4 7 -11.0019
5 9 5.3289
6 11 -5.1375

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 倍率 倍率 前側 後側
広角端) (望遠端) 主点位置 主点位置
1 1 -12.87628 1.02645 0 0 0.24870 -0.39387
2 4 6.95157 2.73807 -0.64386 -1.30020 -1.37194 -2.70632
3 9 5.32891 1.68341 0.45549 0.38771 1.08992 0.00001
4 11 -5.13748 0.45000 1.24490 2.06439 -0.00072 -0.29474
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
物体面 ∞ ∞ 1.
1 * -13.6017 0.8479 1.58913 61.14 3.660
2 * 18.1293 可変 1. 3.200
3 * 2.8850 1.7753 1.54454 55.90 1.722
4 * -8.691E+04 0.2000 1. 1.291
5 (絞り) ∞ 0.2500 1. 可変
6 * 10.3480 1.5824 1.62980 19.20 0.888
7 * 3.6729 可変 1. 1.050
8 * -2.357E+05 1.6601 1.54454 55.90 2.024
9* -2.7120 可変 1. 2.269
10* -2.8308 0.4500 1.53071 55.67 2.491
11* -1105.8789 可変 1. 2.712
12 ∞ 0.4000 1.51633 64.14 2.928
13 ∞ 0.4004SZ 1. 2.961
像面 ∞ 0

非球面データ
第1面
K=2.7345, A2=0.0000E+00, A4=3.2861E-03, A6=-2.9050E-04, A8=1.1005E-05,
A10=-1.2267E-07
第2面
K=10.7103, A2=0.0000E+00, A4=2.6994E-03, A6=-3.7561E-04, A8=1.2765E-05,
A10=1.2555E-25
第3面
K=-1.1346, A2=0.0000E+00, A4=5.9089E-03, A6=-4.6343E-04, A8=2.5707E-04,
A10=-6.6971E-05
第4面
K=-2.339E+09, A2=0.0000E+00, A4=8.0924E-03, A6=-4.2987E-03, A8=0.0000E+00,
A10=0.0000E+00
第6面
K=61.1724, A2=0.0000E+00, A4=-5.5183E-03, A6=-1.0917E-02, A8=4.3950E-03,
A10=3.1352E-03
第7面
K=0.0484, A2=0.0000E+00, A4=2.6608E-03, A6=-3.5787E-03, A8=7.2654E-04,
A10=0.0000E+00
第8面
K=-2.131E+09, A2=0.0000E+00, A4=-7.2078E-03, A6=-2.0410E-03, A8=3.8621E-04,
A10=0.0000E+00
第9面
K=-1.3594, A2=0.0000E+00, A4=-8.1336E-04, A6=-7.1326E-04 A8=2.1947E-04,
A10=0.0000E+00
第10面
K=-0.0933, A2=0.0000E+00, A4=1.8203E-02, A6=8.6950E-04, A8=1.4633E-06,
A10=0.0000E+00
第11面
K=2.597E+04, A2=0.0000E+00, A4=2.3420E-03, A6=-5.4788E-04, A8=2.8440E-05,
A10=0.0000E+00

各種データ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 4.7036 7.8996 13.3983
Fナンバー 3.2498 3.6609 5.0666
半画角 35.32 21.18 12.96
像高 2.9 2.9 2.9
レンズ全長 16.0003 15.9991 16.0010
BF 0.9160 2.4269 4.3103

D2 5.97058 3.59340 0.44700
D7 0.51917 2.32881 3.87980
D9 1.69271 0.74817 0.46198
D11 0.25180 1.76220 3.64720
6面有効径 0.88788 1.18949 1.22166

入射瞳位置 5.2196 4.1976 2.3665
射出瞳位置 -3.3561 -5.0083 -6.8197
前側主点位置 4.7445 3.7041 -0.3641
後側主点位置 -4.3032 -7.4987 -12.9990

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -13.0616
2 3 5.2980
3 6 -9.9524
4 8 4.9804
5 10 -5.3484

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 倍率 倍率 前側 後側
(広角端) (望遠端) 主点位置 主点位置
1 1 -13.06162 0.84794 0 0 0.22648 -0.30187
2 3 6.66529 3.80768 -0.63551 -1.34260 -2.18076 -3.50860
3 8 4.98037 1.66007 0.46205 0.41054 1.07481 0.00001
4 10 -5.34845 0.45000 1.22638 1.86102 -0.00075 -0.29478
次に、上記条件式(1)〜条件式(5)における上記実施例1(数値実施例1)、実施例2(数値実施例2)、実施例3(数値実施例3)、実施例4(数値実施例4)、実施例5(数値実施例5)のとる値を示す。
各条件式における実施例のとる値
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5
条件式(1) 301.977 180.506 99.467 80.93
条件式(2) 301.977 180.506 99.467
条件式(3) 28.870 32.290
条件式(4)max 1.633 1.633 1.633 1.633 1.633
条件式(4)min 1.530 1.544 1.544 1.530 1.530
条件式(5)max 0.0025
条件式(6) 0.065
以上のような本発明によるズームレンズは、ズームレンズにより形成された物体像をCCDなどの撮像素子に結像させることによって撮影を行う撮影装置、例えばデジタルカメラやビデオカメラに用いることができる。以下にその具体例を示す。
図11、図12及び図13は、本発明を用いたデジタルカメラの構成を示す概念図であって、図11はデジタルカメラの外観を示す前方斜視図であり、図12は同後方斜視図であり、図13はデジタルカメラの構成を模式的に示した透視図である。
デジタルカメラは、前面に、撮影用開口部1,ファインダー用開口部2,フラッシュ発光部3が設けられている。また、上部にシャッターボタン4が設けられている。また、背面に、液晶表示モニター5,情報入力部6が設けられている。また、デジタルカメラの内部には、ズームレンズ7,処理手段8,記録手段9,ファインダー光学系10を備えている。また、ファインダー用開口部2や、ファインダー光学系10の射出側であってデジタルカメラの背面に設けられている開口部11には、カバー部材12が配置されている。また、撮影用開口部1にもカバー部材13が配置されている。
デジタルカメラの上部に配置されたシャッターボタン4を押圧すると、それに連動してズームレンズ7、例えば本発明の実施例1に記載されているようなズームレンズを通して撮影が行われる。物体像は、ズームレンズ7、ローパスフィルタLF、カバーガラスCGを介して固体撮像素子であるCCD7aの結像面上に形成される。このCCD7aの結像面上に結像された物体像の画像情報は、処理手段8を介して記録手段9に記録される。また、記録された画像情報は、処理手段8によって取り出され、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター5に表示することもできる。
また、ファインダー光学系10は、ファインダー用対物光学系10aと、正立プリズム10bと、接眼光学系10cとにより構成されている。ファインダー用開口部2から入射する被写体からの光は、ファインダー用対物光学径10aにより、像正立部材である正立プリズム10bに導かれ、物体像を視野枠10b1内に正立正像として結像し、その後、その物体像が接眼光学系10cにより観察者の眼Eに導かれる。
このように構成されたデジタルカメラは、ズームレンズ7が、高倍率比を有し小型であるので、良好な性能を確保するとともにデジタルカメラの小型化を実現することができる。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
L11,L12,L21,L22,L23,L3,L31,L32,L4,L41,L42 レンズ要素
Lc 光軸
S 開口絞り
CG カバーガラス
IM 撮像面
E 観察者の眼球
1 撮影用開口部
2 ファインダー用開口部
3 フラッシュ発光部
4 シャッターボタン
5 液晶表示モニター
6 情報入力部
7 ズームレンズ
7a CCD
8 処理手段
9 記録手段
10 ファインダー光学系
10a ファインダー用対物光学系
10b 正立プリズム
10b1 視野枠
10c 接眼光学系
11 開口部
12,13 カバー部材

Claims (9)

  1. 物体側から像面側に向かって、順次、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、及び負の屈折力を有する第4レンズ群から構成され、
    広角端から望遠端にかけてズーミングする際に、前記第1レンズ群は固定であり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔は小さくなり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔は広くなり、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔は小さくなることを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群は、物体面から順次配置された、第1レンズ要素L11と第2レンズ要素L12の二つのレンズ要素による接合レンズであり、
    前記第1レンズ要素L11、及び前記第2レンズ要素L12が、以下の条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    70<νdeff<350 ・・・(1)
    ただし、
    νdeff=1/[ft・(φ1/νf1+φ2/νf2)]
    νf1は、前記第1レンズ要素L11のアッベ数、
    νf2は、前記第2レンズ要素L12のアッベ数、
    ftは、前記接合レンズの焦点距離、
    φ1=1/f1 (f1は前記第1レンズ要素L11の焦点距離)、
    φ2=1/f2 (f2は前記第2レンズ要素L12の焦点距離)、
    アッベ数は(nd-1)/(nf-nC)である。
  3. 前記第1レンズ要素L11と前記第2レンズ要素L12の界面の形状は非球面形状であることを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ要素L11と前記第2レンズ要素L12による前記接合レンズが、以下の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項2または3に記載のズームレンズ。
    90<νdeff<350 ・・・(2)
  5. 開口絞りが、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群の間に配置され、
    前記開口絞りは開口径が広角端時に比べ、望遠端時に大きくなることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  6. 前記開口絞りよりも像側の少なくとも一つのレンズ群が、物体面から順次配置された、第1レンズ要素Lb1、第2レンズ要素Lb2の二つのレンズ要素からなる接合レンズであり、
    前記第1レンズ要素Lb1、及び前記第2レンズ要素Lb2が、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    10<Δν<70 ・・・(3)
    ただし、Δν=|νb1−νb2|であり、
    νb1は、前記第1レンズ要素Lb1のアッベ数、
    νb2は、前記第2レンズ要素Lb2のアッベ数、
    である。
  7. 光学系を構成するすべてのレンズ要素の硝材の屈折率が、以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のズームレンズ。
    1.45<nd<1.65 ・・・(4)
    ただし、ndはd線に対する屈折率である。
  8. 前記第3レンズ群は最も像面側の形状が像面方向に凸形状であり、
    前記第4レンズ群との間の空気間隔が以下の条件式(5)または(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    Rn<0.35のとき、
    |dG3G4(Rn)/fl(w)−0.37|<0.0030 ・・・(5)
    Rn=0.35、及びRn=0.5のとき、
    |dG3G4(Rn=0.5)/fl(w)−dG3G4(Rn=0.35)/fl(w)|>0.004 ・・・(6)
    ただし、dG3G4(Rn=0.5)は、Rn=0.5であるときの前記第3レンズ 群と前記第4レンズ群の空気間隔、
    dG3G4(Rn=0.35)は、Rn=0.35であるときの前記第3レン
    ズ群と前記第4レンズ群の空気間隔、
    Rn=|RG3/fl(W)| (前記第3レンズ群の最も像面側の面における
    光軸からの距離RG3を広角端の焦点距離fl(W)で規格化したもの)、
    である。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の前記ズームレンズと、電子撮像素子と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
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