JP2020134648A - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、第2従来技術においては、広角域の周辺域まで光束を確保しかつ該領域の良好な収差補正することは困難である。また、焦点距離に対するレンズ全長が長いため、小型化を十分に実現しているとは言えない。
本発明は、従来のズームレンズの上述した問題点に鑑みなされたものであって、高い光学性能を維持しつつ、小型のズームレンズ及び撮像装置を提供することを目的とする。
物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とを有し、
広角端から望遠端への変倍時に隣り合うレンズ群の光軸上の間隔が変化し、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズである。
-2.20 ≦ expt/f3 ≦ -1.20 ・・・・ (1)
0.70 ≦ f3/f2 ≦ 1.70 ・・・・ (2)
ただし
expt:望遠端における結像位置から射出瞳までの距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
前記ズームレンズと、当該ズームレンズの像面側に当該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
-2.20 ≦ expt/f3 ≦ -1.20 ・・・・ (1)
expt:望遠端における結像位置から射出瞳までの距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
条件式(1)の上限を超えると、望遠端においてコマ収差が発生する。そのため、良好に収差補正するためには、さらにレンズを追加する必要がある。
条件式(1)の下限を下回ると、レンズ有効径を抑えることが困難となる。
条件式(1)の下限値は、-2.0にすることが好ましく、-1.8にすることがさらにより好ましい。
0.70 ≦ f3/f2 ≦ 1.70 ・・・・ (2)
f2:第2レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
条件式(2)の下限を下回ると、軸上収差の補正が困難となる。該軸上収差を補正しようとすると、第2レンズ群に配置されるレンズの有効径が大きくなる。
条件式(2)の下限値は、0.8にすることがより好ましく、1.0にすることがより好ましく、1.2にすることがさらにより好ましい。
-2.8 ≦ βw2 ≦ -1.0 ・・・・ (3)
ただし
βw2:広角端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率
条件式(3)の上限を超えると、軸上収差およびコマ収差の補正が困難になる。従って、このコマ収差の補正のためにはさらなるレンズの追加が必要になり、コストが増加することになり好ましくない。
条件式(3)の下限を下回ると、ズームレンズの全長(第1面から結像位置までの距離)が長くなり、さらに、第2レンズ群の有効径を大きくしなければ収差を補正することが困難となる。仮に、第2レンズ群の有効径を小さくすると、軸上収差及びコマ収差の補正が困難となる。
条件式(3)の下限値は、-2.5にすることが好ましく、-2.3にすることがさらにより好ましい。
1.5 ≦ f3/fw ≦ 3.0 ・・・・ (4)
ただし
f3:第3レンズ群の焦点距離
fw:当該ズームレンズの広角端における焦点距離
条件式(4)の上限を超えると、コマ収差の補正が困難となる。また、ズームレンズの全長が長くなり、さらに第3レンズ群の有効径を抑えることが困難となる。
条件式(4)の下限を下回ると、収差を補正しつつバックフォーカスを確保することが困難となる。
条件式(4)の下限値は、1.6であることがより好ましく、1.8にすることがさらにより好ましい。
-30.0 ≦ expt/Ymax ≦ -10.0 ・・・・ (5)
ただし
Ymax:最大像高
条件式(5)の上限を超えると、絞りより像側に配置されたレンズの有効径を抑えることが困難となり、周辺光量を十分に確保することが困難となる。また、周辺光量を保ちつつコマ収差・非点収差の補正を行うことが難しくなる。
条件式(5)の下限を下回ると、収差を補正しつつバックフォーカスを確保することが困難となる。
条件式(5)の下限値は、-27.0であることがより好ましく、-24.0であることがさらにより好ましい。
5.0 ≦ |βt2| ≦ 50.0 ・・・・ (6)
ただし
βt2:望遠端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率
条件式(6)の上限を超えると、第2レンズ群による収差補正効果を十分に活用できず、小型化を図ることが困難となる。
条件式(6)の下限を下回ると、軸上収差とコマ収差を同時に補正することが困難となる。軸上収差とコマ収差を同時に補正するためにはさらにレンズを追加することが必要となり、製造コストが増加するため好ましくない。
条件式(6)の下限値は、6.0にすることが好ましく、7.0にすることが好ましく、8.0にすることが好ましく、10.0にすることがより好ましく、15.0にすることがさらにより好ましい。
0.5 ≦ G01R/f1 ≦ 1.5 ・・・・ (7)
ただし
G01R:当該ズームレンズの最も物体側面の曲率半径
f1:第1レンズ群の焦点距離
条件式(7)の下限を下回ると、コマ収差と軸上収差、倍率色収差と歪曲収差を同時に抑えることが困難となる。
条件式(7)の下限値は、0.6であることがより好ましく、0.7であることがさらにより好ましい。
0.5 ≦ hitomi/(enpw×tan(ωw)) ≦ 2.0 ・・・・ (8)
ただし
hitomi:広角端における入射瞳半径
enpw:広角端における第1面から入射瞳までの距離
ωw:広角端の主光線の最大画角(半画角)
条件式(8)の下回ると、光束を十分にいれた状態で周辺域のコマ収差補正が難しくなる。
条件式(8)の下限値は、0.55であることがより好ましく、0.60であることがさらにより好ましい。
以下に、本発明に係るズームレンズ及びそれを備えた撮像装置を、数値実施例及び添付図面に基づいて説明する。
諸元表において、Fは全系の焦点距離、FNoはFナンバー、Wは半画角(°)、WIDEは広角状態、MIDは中間焦点距離状態、TELEは望遠状態を示す。
面データ表において、No.は面番号、Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間隔、Ndはd線における屈折率、ABVはd線におけるアッベ数、INFは無限大、STOPは絞りを示す。
本発明に係るズームレンズの第1実施例は、図1に示すように、物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群G1、正の屈折力の第2レンズ群G2、正の屈折力の第3レンズ群G3、色分解プリズムPを有し、結像位置IMGに光電変換素子PECが配置されている。光電変換素子PECには、バンドパスフィルターやカバーガラスが含まれることもある。
第1レンズ群G1は、負の第1レンズL11と正の第2レンズL12とを接合してなる。第2レンズ群G2は、絞りSTOP、正の第3レンズL21、接合された正の第4レンズL22及び負の第5レンズL23からなる。第3レンズ群G3は、正の第6レンズL31である。
(諸元表)
WIDE MID TELE
F 13.317 22.321 28.710
Fno 4.557 5.833 6.425
W 13.268 7.755 6.000
(面データ表)
No. R D Nd ABV
1 -15.714 1.453 1.5345 68.38
2 11.006 2.819 1.8314 30.34
3 19.803 D(3)
4STOP INF 0.101
5 22.101 1.798 1.7102 46.52
6 -26.707 0.100
7 13.192 3.229 1.5925 65.99
8 -8.100 1.753 1.6623 37.11
9 10.584 D(9)
10 24.371 2.772 1.6124 63.93
11 -55.756 D(11)
12 INF 4.232 1.5168 64.17
13 INF 13.038 1.7015 41.24
14 INF 0.700
(レンズ間隔表)
WIDE MID TELE
D(3) 13.946 5.155 1.915
D(9) 4.602 7.134 5.172
D(11) 3.233 9.492 14.694
(各レンズ群の焦点距離)
f1 -20.04
f2 18.73
f3 28.06
本発明に係るズームレンズの第2実施例は、図5に示すように、物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ群G1、正の屈折力の第2レンズ群G2、正の屈折力の第3レンズ群G3、色分解プリズムPを有し、結像位置IMGに光電変換素子PECが配置されている。光電変換素子PECには、バンドパスフィルターやカバーガラスが含まれることもある。
第1レンズ群G1は、負の第1レンズL11と、正の第2レンズL12とを接合してなる。第2レンズ群G2は、絞りSTOP、正の第3レンズL21、接合された正の第4レンズL22及び負の第5レンズL23からなる。第3レンズ群G3は、正の第6レンズL31である。
(諸元表)
WIDE MID TELE
F 13.317 22.321 28.710
Fno 4.557 5.833 6.425
W 13.256 7.755 5.996
(面データ表)
No. R D Nd ABV
1 -16.440 1.487 1.5265 57.52
2 11.817 2.795 1.8171 24.91
3 20.707 D(3)
4STOP INF 0.100
5 18.101 1.800 1.6927 44.21
6 -32.674 0.831
7 17.911 3.186 1.5853 66.81
8 -7.647 1.726 1.6754 35.14
9 12.376 D(9)
10 27.155 2.765 1.7401 48.60
11 -42.404 D(11)
12 INF 4.232 1.5168 64.17
13 INF 13.038 1.7015 41.24
14 INF 0.700
(レンズ間隔表)
WIDE MID TELE
D(3) 14.235 4.707 1.500
D(9) 2.285 5.327 3.785
D(11) 5.095 11.581 16.330
(各レンズ群の焦点距離)
f1 -20.94
f2 22.63
f3 22.75
本発明に係るズームレンズの第3実施例は、図9に示すように、物体側から、負の屈折力をもつ第1レンズ群G1と、正の屈折力をもつ第2レンズ群G2と、正の屈折力をもつ第3レンズ群G3、色分解プリズムPを有し、結像位置IMGに光電変換素子PECが配置されている。光電変換素子PECには、バンドパスフィルターやカバーガラスが含まれることもある。
第1レンズ群G1は、負の第1レンズL11と正の第2レンズL12とを接合してなる。第2レンズ群G2は、絞りSTOP、正の第3レンズL21、接合された正の第4レンズL22及び負の第5レンズL23からなる。第3レンズ群G3は、正の第6レンズL31である。
(諸元表)
WIDE MID TELE
F 13.317 22.321 28.710
Fno 4.557 5.833 6.425
W 13.259 7.741 5.989
(面データ表)
No. R D Nd ABV
1 -15.916 0.919 1.5338 57.03
2 13.771 2.719 1.9324 21.96
3 21.658 D(3)
4STOP INF 0.420
5 19.502 1.827 1.7940 44.07
6 -25.278 0.513
7 17.146 2.816 1.5655 69.26
8 -8.369 0.978 1.7085 33.81
9 14.103 D(9)
10 53.870 2.711 1.7469 48.09
11 -38.140 D(11)
12 INF 4.232 1.5168 64.17
13 INF 13.038 1.7015 41.24
14 INF 0.700
(レンズ間隔表)
WIDE MID TELE
D(3) 13.974 4.996 1.500
D(9) 4.731 7.997 6.169
D(11) 3.568 9.281 14.605
(各レンズ群の焦点距離)
f1 -20.76
f2 18.53
f3 30.28
本発明に係るズームレンズの第4実施例は、図13に示すように、物体側から、負の屈折力をもつ第1レンズ群G1と、正の屈折力をもつ第2レンズ群G2と、正の屈折力をもつ第3レンズ群G3、色分解プリズムPを有し、結像位置IMGに光電変換素子PECが配置されている。光電変換素子PECには、バンドパスフィルターやカバーガラスが含まれることもある。
第1レンズ群G1は、負の第1レンズL11と正の第2レンズL12とを接合してなる。第2レンズ群G2は、絞りSTOP、正の第3レンズL21、接合された正の第4レンズL22及び負の第5レンズL23からなる。第3レンズ群G3は、正の第6レンズL31である。
(諸元表)
WIDE MID TELE
F 13.317 22.321 28.710
Fno 4.557 5.833 6.425
W 13.259 7.743 5.989
(面データ表)
No. R D Nd ABV
1 -15.929 1.449 1.5313 60.19
2 13.771 2.719 1.9232 23.31
3 21.758 D(3)
4STOP INF 0.164
5 18.441 1.812 1.7937 45.01
6 -27.261 0.517
7 17.075 2.836 1.5649 69.35
8 -8.405 1.074 1.7092 34.16
9 13.278 D(9)
10 42.678 2.708 1.7408 48.55
11 -40.122 D(11)
12 INF 4.232 1.5168 64.17
13 INF 13.038 1.7015 41.24
14 INF 0.700
(レンズ間隔表)
WIDE MID TELE
D(3) 13.715 4.847 1.500
D(9) 3.452 6.553 4.887
D(11) 4.071 9.837 14.850
(各レンズ群の焦点距離)
f1 -20.83
f2 19.10
f3 28.31
本発明に係るズームレンズの第5実施例は、図17に示すように、物体側から、負の屈折力をもつ第1レンズ群G1と、正の屈折力をもつ第2レンズ群G2と、正の屈折力をもつ第3レンズ群G3、色分解プリズムPを有し、結像位置IMGに光電変換素子PECが配置されている。光電変換素子PECには、バンドパスフィルターやカバーガラスが含まれることもある。
第1レンズ群G1は、負の第1レンズL11と、正の第2レンズL12とを接合してなる。第2レンズ群G2は、絞りSTOP、正の第3レンズL21、接合された正の第4レンズL22及び負の第5レンズL23からなる。第3レンズ群G3は、負の第6レンズL31と、正の第7レンズL32からなる。
(諸元表)
WIDE MID TELE
F 13.317 22.321 28.710
Fno 4.557 5.833 6.425
W 13.217 7.763 6.016
(面データ表)
No. R D Nd ABV
1 -22.676 0.832 1.6793 54.34
2 11.317 1.420 1.8002 29.51
3 33.197 D(3)
4STOP INF 0.100
5 5.023 1.393 1.8831 40.78
6 4.440 0.652
7 10.020 3.892 1.5484 71.44
8 -3.775 0.601 1.6110 50.67
9 -137.883 D(9)
10 22.564 2.236 1.6878 37.20
11 10.074 0.347
12 10.490 5.615 1.6179 62.06
13 -36.767 D(13)
14 INF 4.232 1.5168 64.17
15 INF 13.038 1.7015 41.24
16 INF 0.700
(レンズ間隔表)
WIDE MID TELE
D(3) 16.660 5.662 1.502
D(9) 2.025 6.851 5.883
D(13) 4.346 10.518 15.647
(各レンズ群の焦点距離)
f1 -22.76
f2 24.27
f3 26.85
本発明に係るズームレンズの第6実施例は、図21に示すように、物体側から、負の屈折力をもつ第1レンズ群G1と、正の屈折力をもつ第2レンズ群G2と、正の屈折力をもつ第3レンズ群G3、負の屈折力をもつ第4レンズ群G4、色分解プリズムPを有し、結像位置IMGに光電変換素子PECが配置されている。光電変換素子PECには、バンドパスフィルターやカバーガラスが含まれることもある。
第1レンズ群G1は、負の第1レンズL11と正の第2レンズL12とを接合してなる。第2レンズ群G2は、絞りSTOP、正の第3レンズL21、接合された正の第4レンズL22及び負の第5レンズL23からなる。第3レンズ群G3は、正の第6レンズL31からなる。第4レンズ群は、負の第7レンズL41からなる。
(諸元表)
WIDE MID TELE
F 13.317 22.321 28.710
Fno 4.557 5.833 6.425
W 13.279 7.759 6.007
(面データ表)
No. R D Nd ABV
1 -16.306 1.424 1.5171 63.25
2 12.048 2.812 1.7658 30.38
3 21.459 D(3)
4STOP INF 0.726
5 20.350 1.860 1.6948 46.33
6 -28.313 0.445
7 12.743 3.299 1.5872 66.58
8 -8.900 1.282 1.6736 38.19
9 10.440 D(9)
10 27.396 2.592 1.7052 51.62
11 -53.553 D(11)
12 -41.001 0.824 1.9445 18.01
13 -74.633 1.855
14 INF 4.232 1.5168 64.17
15 INF 13.038 1.7015 41.24
16 INF 0.700
(レンズ間隔表)
WIDE MID TELE
D(4) 16.035 6.320 2.175
D(11) 3.665 8.971 8.447
D(14) 1.822 6.231 10.899
(各レンズ群の焦点距離)
f1 -20.92
f2 19.38
f3 26.05
f4 -97.49
本発明の実施例の撮像装置100は、図25に示すように、撮像装置ハウジング102内に、ズームレンズ104と、ズームレンズ104の結像領域に配置された光電変換部PECを装着して構成される。ズームレンズ102の三つの結像面IPには、それぞれ撮像素子ISが配置される。
第1プリズム210は、赤色光線を反射する第1反射膜216を有し、光線射出側にカバーガラス218及び第1受光素子220を有する。
第2プリズム212は、青色光線を反射する第2反射膜222を有し、光線射出側にカバーガラス224及び第2受光素子226を有する。
第3プリズム214は、光線射出側にカバーガラス230及び第3受光素子232を有する。
(条件式対応値表)
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6
expt/f3 -1.45 -1.83 -1.41 -1.41 -2.00 -1.57
f3/f2 1.50 1.01 1.63 1.48 1.11 1.34
f3/fw 2.11 1.71 2.27 2.13 2.02 1.96
βw2 -1.50 -2.63 -1.30 -1.47 -1.85 -1.26
βt2 -40.43 5.47 -10.70 -24.76 12.07 -12.82
βw3 0.44 0.24 0.49 0.43 0.32 0.44
βt3 0.04 -0.25 0.13 0.06 -0.10 0.09
βw3/βt3 12.51 -0.96 3.80 7.81 -3.03 4.72
f1/ft -0.70 -0.73 -0.72 -0.73 -0.79 -0.73
G01r1/f1 0.78 0.79 0.77 0.76 1.00 0.78
hitomi/(enpw×tan(ωw))
0.62 0.62 0.62 0.62 0.62 0.62
expt/ymax -13.51 -13.86 -14.23 -13.33 -17.85 -13.58
IR IRフィルター
CG カバーガラス
IS 受光素子
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
100 撮像装置
102 撮像装置ハウジング
104 ズームレンズ
200 ローパスフィルター
Claims (10)
- 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とを有し、
広角端から望遠端への変倍時に隣り合うレンズ群の光軸上の間隔が変化し、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
-2.20 ≦ expt/f3 ≦ -1.20 ・・・・ (1)
0.70 ≦ f3/f2 ≦ 1.70 ・・・・ (2)
ただし
expt:望遠端における結像位置から射出瞳までの距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離 - 広角端から望遠端への変倍時に、前記第3レンズ群が物体側へ移動する請求項1に記載のズームレンズ。
- 変倍時に、前記第1レンズ群が光軸方向に固定される請求項1又は2に記載のズームレンズ。
- 以下の条件式を満足する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
-2.8 ≦ βw2 ≦ -1.0 ・・・・ (3)
ただし
βw2:広角端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率 - 以下の条件式を満足する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のズームレンズ。
1.5 ≦ f3/fw ≦ 3.0 ・・・・ (4)
ただし
fw:当該ズームレンズの広角端における焦点距離 - 以下の条件式を満足する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
-30.0 ≦ expt/Ymax ≦ -10.0 ・・・・ (5)
ただし
Ymax:最大像高 - 以下の条件式を満足する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のズームレンズ。
5.0 ≦ |βt2| ≦ 50.0 ・・・・ (6)
ただし
βt2:望遠端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率 - 以下の条件式を満足する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のズームレンズ。
0.5 ≦ G01R1/f1 ≦ 1.0 ・・・・ (7)
ただし
G01R1:当該ズームレンズの最も物体側面の曲率半径
f1:第1レンズ群の焦点距離 - 以下の条件式を満足する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のズームレンズ。
0.5 ≦ hitomi/(enpw×tan(ωw)) ≦ 2.0 ・・ (8)
ただし
hitomi:広角端における入射瞳半径
enpw:広角端における第1面から入射瞳までの距離
ωw:広角端の主光線の最大画角(半画角) - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のズームレンズと、当該ズームレンズの像側に当該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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