JP2010189140A - フォークリフト - Google Patents
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Abstract
【課題】重量バランスが非常に良く、ボールネジに対する防塵性に優れ、スペース効率が向上するようにする。
【解決手段】昇降装置は、昇降方向に立設するアウターマスト11と、アウターマスト11の内側に立設するインナーマスト10と、インナーマスト10の内側に立設し、インナーマスト10を昇降駆動するボールネジ12と、インナーマスト10の昇降をリフトブラケット20の昇降に伝達する伝達機構15,16と、リフトブラケット20を昇降方向に沿って案内するガイド機構110,22とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】昇降装置は、昇降方向に立設するアウターマスト11と、アウターマスト11の内側に立設するインナーマスト10と、インナーマスト10の内側に立設し、インナーマスト10を昇降駆動するボールネジ12と、インナーマスト10の昇降をリフトブラケット20の昇降に伝達する伝達機構15,16と、リフトブラケット20を昇降方向に沿って案内するガイド機構110,22とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、フォークリフトに関するものである。
フォークリフトは、荷役するためのフォークを備えており、昇降装置でフォークを昇降する。昇降装置は、駆動機構が簡単で、エネルギーロスが少なく、高い位置決め精度を可能とするために、ボールねじ機構で昇降するものがある(例えば特許文献1)。特許文献1のフォークリフトは、フォーク17がリフトブラケット18に設置されており、マスト15に沿ってリフトブラケット18が昇降可能に配置されている。そして、リフトブラケット18にボールネジ19を設けて、ボールネジ19の回転駆動によってフォーク17を昇降するようになっている。
また、図5に示す昇降装置を備えたフォークリフトがある。図5(A)は昇降装置を示す側面図、図5(B)は図5(A)のB−B線断面図である。昇降装置1は、インナーマスト10とアウターマスト11とが同一軸に立設しており、インナーマスト10の外側にアウターマスト11が配置されている。そして、ボールネジ12がアウターマスト11の外側に立設しており、モータ14によって回転駆動するようになっている。アウターマスト11はボールネジナット13を固定して、ボールネジ12の回転によって、ボールネジナット13を介して昇降する。
リフトブラケット20はフォーク2を支持する。そして、リフトブラケット20は、アウターマスト11に向けて一組のガイドローラ22を備える(図5(B))。ガイドローラ22は、アウターマスト11の外側に設けられたガイドレール110に沿って、昇降方向に案内されるようになっている。これにより、リフトブラケット20は、アウターマスト11の外側に沿って昇降する。さらに、昇降装置1は、アウターマスト11の上端にスプロケット15を備える。スプロケット15にはチェーン16が掛けられており、チェーン16の一端がリフトブラケット20に、他端がインナーマスト10の内側に固定されている。
この構成によって、ボールネジ12を正逆回転して、アウターマスト11を昇降することで、スプロケット15を介して、チェーン16がアウターマスト11の昇降をリフトブラケット20に伝達して昇降するようになっている。従って、リフトブラケット20は、
下方に位置するアウターマスト11の下端から、上方に位置するアウターマスト11の上端まで昇降できるので、非常に大きな昇降範囲を可能とする。
下方に位置するアウターマスト11の下端から、上方に位置するアウターマスト11の上端まで昇降できるので、非常に大きな昇降範囲を可能とする。
しかし、上記の昇降装置では、次のような問題点がある。(1)アウターマストの内側にあるインナーマストが昇降案内するようになっており、インナーマストより大きなアウターマストが昇降するので、荷役する際の重量バランスが非常に悪い。(2)ボールネジが外側に設置されてむき出しになっており、傷や埃が付きやすいので、ボールネジの保守及び管理負担が大きい。(3)ボールネジがアウターマストの外側に設置されているので、スペース効率が非常に悪い。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、重量バランスが非常に良く、ボールネジに対する防塵性に優れ、スペース効率が向上する昇降装置を備えたフォークリフトを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトは、
フォークを支持するリフトブラケットと、リフトブラケットを昇降する昇降装置とを備え、
昇降装置は、昇降方向に立設するアウターマストと、アウターマストの内側に立設するインナーマストと、インナーマストの内側に立設し、インナーマストを昇降駆動するボールネジと、インナーマストの昇降をリフトブラケットの昇降に伝達する伝達機構と、リフトブラケットを昇降方向に沿って案内するガイド機構とを備える。
フォークを支持するリフトブラケットと、リフトブラケットを昇降する昇降装置とを備え、
昇降装置は、昇降方向に立設するアウターマストと、アウターマストの内側に立設するインナーマストと、インナーマストの内側に立設し、インナーマストを昇降駆動するボールネジと、インナーマストの昇降をリフトブラケットの昇降に伝達する伝達機構と、リフトブラケットを昇降方向に沿って案内するガイド機構とを備える。
好ましくは、ガイド機構は、リフトブラケットに設けられたガイドローラと、ガイドローラを案内するガイドレールとを備え、ガイドローラ及びガイドレールが、インナーマストの内側に設けられている。
好ましくは、伝達機構は、インナーマストの上端に設けられたスプロケットと、一端がリフトブラケットに固定され、他端がアウターマストに固定されたチェーンとを備え、チェーンがスプロケットに掛けられている。
上記の通り、本発明に係るフォークリフトでは、昇降装置が、インナーマストの内側にボールネジを立設し、ボールネジの回転によってインナーマストを昇降するようになっている。従って、インナーマストは、その外側のアウターマストに囲まれて昇降案内されるので、荷役する際の重量バランスに非常に優れた構造になっている。さらに、ボールネジがインナーマストの内側に設置されるので、埃や傷が付くことが非常に少なく、防塵性及び防傷性に優れると共に、スペース効率も改善される。
以下、図面に基づいて、本発明に係るフォークリフトの実施形態を説明する。
図1の通り、フォークリフトは車体5を備える。フォークリフトは、荷役するフォーク2を昇降するための昇降装置1を備える。車体5の下部には、走行及び操舵するための前後車輪52,53を備える。そして、車体5の内側には、昇降装置1を前後方向に駆動するための駆動装置50を備える。駆動装置50は、例えば内蔵されたモータ等の駆動力によって、車体5に設けられたレール51に沿って駆動するようになっている。
図2〜図3の通り、昇降装置1は、垂直方向(昇降方向)に立設されたインナーマスト10及びアウターマスト11を備える。インナーマスト10は、アウターマスト11の内側に嵌め込まれるように配置されている。アウターマスト11は、駆動装置50の上部に固定されており、インナーマスト10は、その外側に囲まれたアウターマスト11に沿って昇降方向にスライドするようになっている。
昇降装置1は、垂直方向に立設されたボールネジ12を備える。ボールネジ12は、インナーマスト10の内側に配置されている。ボールネジ12は、ボールネジ用モータ14によって正逆回転するようになっている。ボールネジ12には、ボールネジナット13が嵌め込まれている。ボールネジナット13は、インナーマスト10に固定されているので、ボールネジ12が正逆回転することにより、ボールネジナット13を介して、インナーマスト10が昇降するようになっている。
昇降装置1は、フォーク2を支持するためのリフトブラケット20を備える。リフトブラケット20は、フォーク2と反対側に支持部20aを備える(図4)。リフトブラケット20は、支持部20aの両側にガイドローラ22を回転支持する。インナーマスト10及びアウターマスト11は、昇降方向に沿って切欠き部10a,11a(図2・図4)が設けられており、支持部20aは、切欠き部10a,11aに挿通されて、案内されるようになっている。
インナーマスト10の内側には、昇降方向に沿ってガイドレール110が設けられている(図3・図4)。ガイドレール110は、ガイドローラ22を案内するようになっている。従って、リフトブラケット20は、これらガイド機構110,22を介して、インナーマスト10に沿って昇降可能となっている。尚、ガイド機構110,22は、他の公知技術を適用できる。
昇降装置1は、インナーマスト10の上端にスプロケット15を備える。スプロケット15には、チェーン16が掛けられている。チェーン16は、一端16aがリフトブラケット20に、他端16bがアウターマスト11に固定されている(図3)。
これにより、図3(A)の通り、インナーマスト10を上昇すると、その上昇がチェーン16を介してリフトブラケット20に伝達されて持ち上げられ、フォーク2を上昇する。図3(B)の通り、インナーマスト10が降下すると、リフトブラケット20等の自重により、フォーク2を降下する。尚、この伝達機構15,16は、チェーン16がベルト等、スプロケット15がローラ等でもよく、その他の公知技術を適用できる。
フォークリフトは、昇降装置1を回転するためのターンテーブル3を備える。ターンテーブル3は、駆動装置50に固定され、ターンテーブル用モータ30の駆動力によって垂直方向を中心軸として回転して、昇降装置1の向きを変えることができるようになっている。
1 昇降装置
10 アウターマスト
11 インナーマスト
2 フォーク
20 リフトブラケット
12 ボールネジ
13 ボールネジナット
15 スプロケット
16 チェーン
22 ガイドローラ
110 ガイドレール
10 アウターマスト
11 インナーマスト
2 フォーク
20 リフトブラケット
12 ボールネジ
13 ボールネジナット
15 スプロケット
16 チェーン
22 ガイドローラ
110 ガイドレール
Claims (3)
- フォークを支持するリフトブラケットと、前記リフトブラケットを昇降する昇降装置とを備えたフォークリフトにおいて、
前記昇降装置は、昇降方向に立設するアウターマストと、前記アウターマストの内側に立設するインナーマストと、前記インナーマストの内側に立設し、前記インナーマストを昇降駆動するボールネジと、前記インナーマストの昇降を前記リフトブラケットの昇降に伝達する伝達機構と、前記リフトブラケットを昇降方向に沿って案内するガイド機構とを備えることを特徴とするフォークリフト。 - 前記ガイド機構は、前記リフトブラケットに設けられたガイドローラと、前記ガイドローラを案内するガイドレールとを備え、前記ガイドローラ及び前記ガイドレールが、前記インナーマストの内側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
- 前記伝達機構は、前記インナーマストの上端に設けられたスプロケットと、一端が前記リフトブラケットに固定され、他端が前記アウターマストに固定されたチェーンとを備え、前記チェーンが前記スプロケットに掛けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009035495A JP2010189140A (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009035495A JP2010189140A (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | フォークリフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010189140A true JP2010189140A (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=42815632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009035495A Pending JP2010189140A (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP2022075449A (ja) * | 2020-11-06 | 2022-05-18 | ジャージャン ディンリ マシンナリー カンパニー リミテッド | 電動昇降式高所作業プラットフォーム |
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-
2009
- 2009-02-18 JP JP2009035495A patent/JP2010189140A/ja active Pending
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20110721 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20111116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |