JP2010188183A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の表示図柄の表示態様に工夫を講じることで遊技の趣向性を向上した遊技機の構成技術を提供する
【解決手段】 遊技情報に関する所定の図柄をそれぞれ表示する第1および第2の図柄表示手段161,163を少なくとも有する図柄表示装置105が設けられた遊技機であって、第1の図柄表示手段161における表示図柄の表示態様と、第2の図柄表示手段163,165における表示図柄の表示態様とが互いに関連付けられた第1の図柄表示状態と、互いに関連付けられない第2の図柄表示状態との間で切り替え可能に構成されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、図柄表示装置を有する遊技機に関し、詳しくは複数の表示図柄の表示態様に工夫を講じることで遊技の趣向性を向上した遊技機に関する。
遊技情報に関する図柄を表示する図柄表示装置を有する遊技機の一例が特許文献1(特開平6−134112号公報)に開示されている。この遊技機においては、第1および第2の図柄表示部を有する図柄表示手段が配設されている。第1の図柄では、発光素子によって複数の図柄を変動状に表示するとともに、当該変動図柄を停止させて特別図柄を表示するよう構成される。また第2の図柄表示部では、予め複数の図柄が多数配列された印刷シートが貼付された回転体を回転させることで当該複数の図柄を変動状に表示するとともに、当該回転体を停止させることで特別図柄を表示するよう構成される。そして、第1および第2の図柄表示部にそれぞれ表示された特別図柄の組合せパターンに基づいて、遊技者への所定の遊技特典の付与の可否を適宜決定する。
上記した特許文献1に開示の技術は、図柄表示装置による図柄の表示態様の特異化を図る点において有用であるが、発光素子を用いた表示図柄が遊技者の視覚に与えるイメージ、すなわち発光素子による表示図柄の表示態様と、回転体に貼付された印刷状の表示図柄が遊技者の視覚に与えるイメージ、すなわち印刷による表示図柄の表示態様とでは自ずから差異が存するため、遊技者は、所定の遊技特典を獲得したか否かにつき、特別図柄の組み合わせを目視して直ちに知覚し難い場合も生じ得る。
特開平6−134112号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、複数の表示図柄の表示態様に工夫を講じることで遊技の趣向性を向上した遊技機の構成技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、少なくとも、遊技情報に関する所定の図柄をそれぞれ表示する第1の図柄表示手段および第2の図柄表示手段を有する図柄表示装置が設けられた遊技機が構成される。本発明における「遊技情報に関する所定の図柄」は、遊技に関する情報を示す文字、図形、記号、あるいは他の可視的符号が広く含まれ、例えば特別遊技状態取得のチャンスを遊技者に与えるべく変動表示状態とされた特別図柄、あるいは特別遊技状態に移行して固定表示状態とされた特別図柄といったように、遊技機における遊技状態を遊技者に提示するための図柄を広く包含するものとする。また遊技機は、例えばパチンコ、スロットルマシン等の遊技装置を広く包含するものとする。
本発明に係る遊技機の図柄表示装置は、第1の図柄表示状態と第2の図柄表示状態との間で切り替え可能に構成される。具体的には、第1の図柄表示状態では、第1の図柄表示手段における表示図柄の表示態様と、第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様とが互いに関連付けられて構成される。ここで、表示図柄の「表示態様」とは、表示図柄が遊技者の視覚に与えるイメージを広く包含するものとする。例えばアラビア数字で表示図柄が構成される場合には、当該表示図柄である「0」「1」「2」「3」・・といった各表示図柄の形状、書体、配色等といった視覚に訴える形態を広く包含する。また「表示態様が互いに関連付けられる」とは、かかる図柄の表示態様、すなわち形状や配色といった表示図柄の視覚上のイメージを決する属性に、所定の規則性ないし統一性が付与された状態を広く包含するものとする。
一方、第2の図柄表示状態では、上記第1の図柄表示手段における表示図柄の表示態様と、第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様とが互いに関連付けられない状態とされる。以上より、本発明では、上記のように第1の図柄表示手段における表示図柄の表示態様と、第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様との間における関連付け/関連付け解除を適宜切り替え可能とすることにより、表示態様が関連付けられた際の表示図柄同士の視覚イメージにおける統一性を、所定の遊技状態に応じて強調して遊技者に示すことができるので、遊技機における遊技の趣向性を向上することが可能となる。
さらに本発明の趣旨に鑑みた場合、下記のような各種の態様を構成することが可能である。
(態様1)
「請求項1に記載の遊技機であって、
前記第1の図柄表示状態においては、各表示図柄のデザインが互いに関連付けられることを特徴とする遊技機。」
この態様によれば、上記請求項1に記載の遊技機に関し、第1の図柄表示状態においては、各表示図柄のデザインが互いに関連付けられるよう構成される。「表示図柄のデザイン」とは、表示図柄が文字で構成される場合には、当該文字に関する大きさ、書体、言語、あるいは漢字ないし数字等の文字種といった文字に関する属性を広く包含する。また表示図柄が図形ないし模様である場合には、当該図形ないし模様のデザインを決定付ける属性についての形態を広く包含する。
この態様では、各表示図柄のデザインが関連付けられることで、「図柄のデザイン」という遊技者の視覚に最も訴え易い表示態様を統一化して第1の図柄表示状態が構成されるので、遊技者への訴求効果を強め、遊戯の趣向性を一層向上することが可能となる。
(態様2)
「請求項1または態様1に記載の遊技機であって、
所定の遊技条件の成立に基づき、前記第1の図柄表示手段における表示図柄の表示態様が、前記第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様に合致するように切り替えられることで前記第1の図柄表示状態が得られることを特徴とする遊技機。」
この態様では、請求項1または態様1に記載の遊技機において、所定の遊技条件の成立に基づき、第1の図柄表示手段における表示図柄の表示態様が、第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様に合致するように切り替えられ、これによって第1の図柄表示状態が実現される。所定の遊技条件の成立に伴って、各図柄表示手段における表示図柄の表示態様が合致するので、遊技者は、遊技条件が成立したことを、表示態様が統一された表示図柄の組み合わせによって視覚的に把握し易くなるため、遊技における趣向性を一層向上することができる。
なお本発明における「所定の遊技条件成立」とは、例えば、遊技上の所定の特典付与に関する抽選を開始するための条件が成立すること、当該抽選の結果が所定の条件を具備するに至ること、抽選の結果得られた所定の特典付与状態が継続する間に更に他の特典付与に関する条件が成立すること等、遊技に関する各種の条件の成就を広く包含するものとする。
(態様3)
「請求項1、あるいは態様1または2に記載の遊技機であって、
前記第1の図柄表示手段は主表示面を有する一方、前記第2の図柄表示手段は複数の副表示面を有し、
所定の遊技条件が成立した場合に、前記主表示面における表示図柄の表示態様を前記副表示面の少なくとも一つにおける表示図柄の表示態様に連動状に合致させることで前記第1の図柄表示状態が得られることを特徴とする遊技機。」
この態様では、請求項1、態様1ないし2に記載の遊技機につき、第1の図柄表示手段が主表示面を有するよう構成する。一方、前記第2の図柄表示手段は複数の副表示面を有するよう構成する。そして所定の遊技条件が成立した場合には、主表示面における表示図柄の表示態様が副表示面の少なくとも一つにおける表示図柄の表示態様に連動状に合致するよう構成する。「表示態様が連動状に合致」としては、典型的には各図柄表示手段に表示された図柄が、それぞれの表示態様が統一化された状態で連動して変動表示されるといった態様がこれに該当する。
所定の遊技条件の成立に伴って、主表示面における表示図柄の表示態様が副表示面の少なくとも一方の表示図柄の表示態様に合致するとともに両者が連動状とされることにより、遊技者は、主表示面が、どの副表示面と連動状態となったかにつき、表示態様が統一化された状態で視覚によって容易に把握することが可能となり、遊技の趣向性が一層向上されることとなる。なお図柄の「表示面」は平面、曲面、段差面など各種の態様を広く包含するものとする。
(態様4)
「態様3に記載の遊技機であって、
前記副表示面の全部または一部につき、遊技者が視認可能な状態と、遊技者が視認困難な状態との間で切り替え可能とすることを特徴とする遊技機。」
この態様では、態様3に記載の遊技機において、副表示面の全部または一部につき、遊技者が視認可能な状態と、遊技者が視認困難な状態との間で切り替え可能に構成される。例えば、主表示面と連動状態とされていない副表示面については、遊技者が視認困難な状態としておくことで、遊技状態の把握を一層容易にすることが可能となる。
なお遊技者に視認可能な状態と困難な状態とを切り替えるには、副表示面の表面が遊技者側に向かう位置と、遊技者側を向かない位置との間で可動状とする態様のほかに、不動状とされた副表示面の表面を遮蔽プレート等で覆蓋することで遊技者の視認を困難とし、当該遮蔽プレートを除去することで遊技者の視認を可能とするといった態様を採用してもよい。
(態様5)
「態様4に記載の遊技機であって、
前記第2の図柄表示手段は、前記副表示面の全部または一部につき、駆動手段を介して、遊技者に臨む表示位置と、遊技者に臨まない収納位置との間で可動状とされることを特徴とする遊技機。」
この態様では、上記態様4に記載の遊技機における第2の図柄表示手段において、副表示面の全部または一部に関し、駆動手段を介して、遊技盤の遊技面に臨む表示位置と、遊技盤の遊技面を向かない収納位置との間を可動状とされる。例えば主表示面と連動状態とされていない副表示面については、駆動手段を介して収納位置に移動させて、遊技者が視認不能な状態とすることにより、遊技者に遊技状態が一層容易に把握できるようにすることが可能となる。なお駆動手段としては、例えば駆動モータやソレノイド、アクチュエータ等の機械的駆動手段を用いることが好ましい。
(態様6)
「態様4または5に記載の遊技機であって、
所定の遊技条件が成立した場合に、前記副表示面の全部または一部の表示位置を変動させることで、当該遊技条件の成立を遊技者に報知するよう構成されていることを特徴とする遊技機。」
この態様によれば、副表示面の位置が変動することで、遊戯者に遊技条件の成立を非常に判り易く報知することが可能となり、遊戯の趣向性を一層向上することが可能となる。
(態様7)
「請求項1、または態様1から6までのいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1および第2の図柄表示手段は、それぞれ解像度の異なる図柄表示面を有することを特徴とする遊技機。」
この態様では、請求項1または態様1から6までのいずれかに記載の遊技機において、第1および第2の図柄表示手段は、それぞれ解像度の異なる図柄表示面を有するよう構成される。例えば、第1の図柄表示手段における解像度を第2の図柄表示手段における解像度よりも高く設定することで、第2の図柄表示手段よりも第1の図柄表示手段の方が図柄表示に関する自由度を高く設定することが可能である。これにより第1の図柄表示手段側の表示図柄につき、第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様に関連付けた状態の表示態様を選択することで、上記第1の図柄表示状態が容易に得られることとなる。
「異なる解像度」の具体例としては、例えば第1の図柄表示手段として、液晶、CRT、プラズマディスプレイ、有機EL等といった描画に関する自由度が比較的高い手段を用い、第2の図柄表示手段として、ドット状の発光素子を用いるといった形態が好ましい。
(態様8)
「請求項1、または態様1から6までのいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1の図柄表示手段は、図柄構成用画素が集合して形成された図柄表示面を有し、
前記第2の図柄表示手段は、複数の図柄が予め配置された図柄表示部を有することを特徴とする遊技機。」
この態様では、請求項1または態様1から7までのいずれかに記載の遊技機における第1の図柄表示手段は、図柄構成用画素が集合して形成された図柄表示面を有するよう構成される。また第2の図柄表示手段は、複数の図柄が予め配置された図柄表示部を有するよう構成される。
「図柄構成用画素が集合して形成された図柄表示面」としては、発光素子、液晶、CRT、プラズマディスプレイ、有機EL等の表示手段が広く包含されるものとする。また「複数の図柄が予め配置された図柄表示部」としては、典型的には回転周面に複数の図柄が表記された回転ドラムがこれに該当する。
この態様では、図柄が予め配された第2の図柄表示手段に比べて、図柄を画素によって自由に構成しながら表示することが可能な第1の図柄表示手段の方が図柄表示に関する自由度が高いことに鑑み、第1の図柄表示手段によって画素を介して図柄を構成する際に、第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様に関連付けた状態の表示態様を選択することで、上記第1の図柄表示状態が得られることとなる。
本発明によれば、複数の表示図柄の表示態様に工夫を講じることで遊技の趣向性を向上した遊技機の構成技術が提供されることとなった。
本発明の実施の形態である遊技機における遊技盤の主要部の構成を正面視にて示す。 本発明の実施の形態に係る遊技機のシステム構成を示すシステムブロック図である。 本実施の形態における図柄表示装置の構成を示す部分的な模式図である。 図3のA−A線断面における部分的な断面図である。 表示図柄の構成例を模式的に示す。図5では、第1のリーチアクション状態が示される。 表示図柄の構成例を模式的に示す。図6では、第2のリーチアクション状態が示される。 表示図柄の構成例を模式的に示す。図7では、第3のリーチアクション状態が示される。
以下、本発明の実施の形態に係るパチンコ機101につき図面を参照しつつ詳細に説明する。パチンコ機101は、本発明における「遊技機」の一例である。本実施の形態に係るパチンコ機101の遊技盤103の表面に形成された遊技領域104には、図柄表示装置105、第1種始動口107および大入賞口109が、特に番号を付さない誘導釘、風車、アタッカ装置、役物装置といった周知の要素とともに、それぞれ適所に配置されている。
第1種始動口107には、便宜上特に図示しない始動口センサ(図2において符号137で示される)が設定され、当該始動口センサによって第1種始動口107にパチンコ球が入賞したことが検出される。パチンコ球が第1種始動口107に入賞すると、後述するように、図柄表示装置105において特別図柄の変動表示が行われるとともに、遊技盤103の裏面側に配置された賞球装置(図2において符号133で示される)から所定数のパチンコ球が払い出される。
大入賞口109は、所定の遊技条件が成立することによりソレノイド(図2において符号139で示される)を介して開閉動作する。本実施の形態における大入賞口109は、ソレノイドによって開放状態とされると、開放開始より30秒間経過し、あるいは10個のパチンコ球が入賞するまでのいずれかの条件が満たされるまで当該開放状態が維持される。
本実施の形態に係るパチンコ機101は、さらに上記遊技盤103の下方に配置され、賞球ないし貸球といった多数のパチンコ球を貯留する上皿115を有する。上皿115の背面側には、例えば、パチンコ球入賞時の効果音や図柄表示装置105に特別図柄を変動表示する際の効果音を生じさせるためのスピーカが配置されている。さらに上皿115の下部には、発射ハンドル装置117、上皿115から送られるパチンコ球を貯留するための下皿119、灰皿120等の周知の要素が適宜配設されている。
本実施の形態に係るパチンコ機101の電装システムが図2に模式的に示される。図2に示すように、本実施の形態に係るパチンコ機101は、概略的に見て、AC電源に接続された電源装置121に中継基板123を介して接続されたメイン制御部125を主体として構成される。メイン制御部125内には、特に図示しないもののCPU、メモリ、入力処理回路および出力処理回路が適宜設定されている。さらにメイン制御部125には、入賞球センサ135および上記始動口センサ137が接続され、各センサ135,137からの検知信号が適宜入力される。またメイン制御部125には、ソレノイド139、表示制御部131、音制御部129、賞球制御部127がそれぞれ接続されている。
ソレノイド139は、メイン制御部125内に設けられた出力処理回路(特に図示しない)からの駆動制御信号に基づいて適宜励磁・非励磁状態を切り替えることにより、上述のように図1に示す大入賞口109の開閉駆動を行う。表示制御部131は、メイン制御部125内に設けられた通信制御回路(特に図示しない)からの制御信号に基づいて図柄表示装置105の駆動制御を行う。なお図柄表示装置105における図柄表示の態様については詳細に後述する。音制御部129は、同じくメイン制御部125内に設けられた通信制御回路からの制御信号に基づいて上記スピーカ117の音声出力を制御する。
賞球制御部127は、特に図示しないものの内部にCPUおよび入出力ポート等を備え、電源装置121から電源供給を受けて駆動されるとともに、入賞球センサ135や始動口センサ137からの検出信号を受けたメイン制御部125から適宜賞球制御信号を受けて、賞球装置133における賞球の払い出し制御を適宜行う。さらにメイン制御部125は、パチンコ機101を設置した遊技ホールに設けられたホールコンピュータ141に接続され、例えば大当たりの回数等といった遊技に関する営業情報を適宜出力する。
次にパチンコ機101の図柄表示装置105の詳細について説明する。図柄表示装置105の模式的な構成が図3に示される。図柄表示装置105の表面領域には、主表示部161、左側副表示部163、右側副表示部165、上側副表示部167が配列されている。このうち主表示部161はカラー液晶式の表示画面で構成され、左側および右側の副表示部163,165は多数のLEDを格子状に配列したドット式表示画面で構成され、また上側副表示部167は複数の図柄が配列された回転ドラムが水平状に回転するドラム式表示部として構成されている。主表示部161、左側副表示部163、右側副表示部165は、本発明の態様における「解像度が異なる表示面」および「図柄構成用画素が集合して形成された図柄表示面」に対応する。また上側副表示部167は、本発明の態様における「複数の図柄が予め配置された図柄表示部」に対応する。なお図3においては、上側副表示部167は、その前面側に配置された可動式の覆蓋部167aによって遮蔽された状態が示される。
図3のA−A線における部分的断面図である図4に示すように、左側および右側の副表示部163,165は、それぞれ回転ヒンジ部169L,169R回りに回動することで、主表示部161の左右各部において遊技者側に表示面を向けた展開状態(図3中、符号163a,165aで示される)と、当該展開状態から概ね90度回動した収納状態(図3中、符号163b,165bで示される)との間で切り替え可能とされる。
左側および右側の副表示部163,165が収納状態に位置する場合には、遊技者は当該副表示部163,165の表示面を視認し難い状態とされる。なお、左側および右側の副表示部163,165の展開状態および収納状態の間での移動動作は、特に図示しない駆動モータを介して行なわれる。
図柄表示装置105は、例えば図1に示す第1種始動口107へ遊技球が入賞するといった所定の遊技条件が成立した場合に、成立した遊技条件の種類に応じて、上記主表示部161、各副表示部163,165,167の全部または一部を選択的に用いながら特別図柄を変動状に表示する。変動表示される特別図柄は、変動停止時の表示態様に基づいて特別遊技状態(例えば大入賞口109が開放された大当たり状態)への移行を遊技者に報知する。
本実施の形態に係るパチンコ機101は上記のように構成される。次に当該パチンコ機101の作用について説明する。図1に示すパチンコ機101において、発射ハンドル装置117を介し、遊技盤103表面の遊技領域に射出されたパチンコ球が第1種始動口107に入賞すると、当該入賞球が図2に示す始動口センサ137(図2参照)によって検出される。これにより始動口センサ137からの検出信号がメイン制御部125に送られる。メイン制御部125は、賞球制御部127に制御信号を出力し、当該賞球制御部127は第1種始動口107への入賞に応じた数の賞球を賞球装置133に払い出させる。またこの賞球払い出し情報はホールコンピュータ141に対しても出力される。なお第1種始動口107への入賞は、遊技機101における「所定の抽選条件成立」に対応するものである。
さらにメイン制御部125は表示制御部131に制御信号を出力し、これにより図柄表示装置105は、上記した主表示部161および各副表示部163,165,167を適宜用いて特別図柄の変動表示を開始する。これにより遊技機101はリーチアクション状態に置かれることとなる。
本実施の形態に係る遊技機101では、図柄表示装置105における特別図柄の変動表示として、第1、第2および第3のリーチアクション状態という三つの異なる態様が準備されるとともに、遊技条件に応じて、いずれかのリーチアクション状態が適宜選択されるよう構成されている。
(第1のリーチアクション状態)
図5は、図柄表示装置105における第1のリーチアクション状態を示す。第1のリーチアクション状態では、カラー液晶画面で構成される主表示部161において、「0」、「1」、「2」、「3」・・・と連続状に連ねられた数字に係る三列の特別図柄が、並列状に配置された状態で上下方向に移動するよう表示され、これによって特別図柄の変動表示が遂行される。なお図5では、左側の1列目と右側の3列目では「7」の特別図柄が表示されるとともに、中央の2列目では特別図柄が「7」から「8」へと変動していく状態が示されている。
このとき、左側および右側の副表示部163,167では、所定のLEDを選択的に発光させることで水平方向に延在する多数のグラフィック模様が表現されている。このLEDは発光・非発光が適宜変動状にコントロールされており、これによって当該グラフィック模様が経時的に動くように表現し、主表示部161における特別図柄の変動表示の趣向性を盛り上げるように構成する。
また第1のリーチアクション状態では、回転式ドラムによって構成される上側副表示部167は、覆蓋部167aによって遮蔽された状態が維持される。
特別図柄の変動表示が所定時間行われると、図2に示す表示制御部131は、メイン制御部125を介して変動停止制御を行う。これにより主表示部161において変動状とされていた各特別図柄が各列毎に順次停止されることになる。三つ並設された各特別図柄が全て「7」で停止した場合、大当たり状態と規定される。
本実施の形態では、大当たり状態となった場合、左側および右側副表示部163,165にそれぞれ表示されるグラフィック模様を変動させ、あるいはLEDの明滅駆動を通じて大当たり状態なったことを遊技者に強く報知する構成とされる。
さらに、停止した特別図柄に基づいて大当たり状態となった場合、左側および右側副表示部163,165につき、図4に示す各回転ヒンジ部169L,169Rを中心として、上記展開位置から収納位置方向に向かって往復状に回動動作するよう構成してもよい。このように構成することで、大当たり状態となったことを副表示部163,165自体の回動動作で遊技者に報知し、遊技の趣向性を向上することが可能となる。
(第2のリーチアクション状態)
図6は、図柄表示装置105における第2のリーチアクション状態を示す。第2のリーチアクション状態では、左側および右側の副表示部163,165において、所定のLEDを選択的に発光させることで「0」「1」「2」・・・という数字に係る特別図柄が変動状に表示される。
一方、主表示部161においては、液晶表示を適宜制御することにより画面上に副表示部163,167と同様のLEDドット配列模様が描画されるとともに、さらにドット配列模様のうちの所定のLEDが発光して特別図柄が変動状に表示された状態が描画される。このとき主表示部161に表示される変動状の特別図柄のデザイン形状についても、副表示部163,165においてLED発光によって表示された変動状の特別図柄と同じデザイン形状となるように設定されるとともに、デザイン形状が統一化された特別図柄が、主表示部161と副表示部163,165の間で連動状に変動表示されることとなる。
すなわち第2のリーチアクション状態では、LEDによるドット状の表示手法に比べて描画の自由度が大きい(すなわち解像度が高い)液晶画面を採用した主表示部161の特別図柄を、相対的に自由度が低い(すなわち解像度が低い)LEDによるドット状の表示画面を採用した副表示部163,165の特別図柄と統一されるように描画する構成を採用する。
そして主表示部161に表示された特別図柄の表示形態(デザイン)につき、副表示部163に表示された特別図柄におけるドット状の表示形態(デザイン)と統一化されるように合致させ、さらに主表示部161の特別図柄と、副表示部163,165の各特別図柄が連動しつつ変動表示されるように演出することにより、描画の性格が異なる表示手段間において、表示態様が統一化された特別図柄が連動して変動表示されるように遊技者に視認させることが可能となり、遊技の趣向性を一層向上することが可能となる。
なお第2のリーチアクション状態では、第1のリーチアクション状態と同様、回転式ドラムによって構成される上側副表示部167は、覆蓋部167aによって遮蔽された状態が維持される。
(第3のリーチアクション状態)
図7は、図柄表示装置105における第3のリーチアクション状態を示す。第3のリーチアクション状態では、カラー液晶画面で構成される主表示部161において、「0」、「1」、「2」、「3」・・・と連続状に連ねられた数字に係る二列の特別図柄が、並列状に配置された状態で上下方向に移動するよう表示され、これによって特別図柄の変動表示が遂行される。なお図7では、左側の1列目と右側の2列目では、変動表示が完了に至り「7」の特別図柄が表示された状態が示されている。
このとき、左側および右側の副表示部163,165では、所定のLEDを選択的に発光させることで水平方向に延在する多数のグラフィック模様が表現されている。このLEDは発光・非発光が適宜変動状にコントロールされており、これによって当該グラフィック模様が経時的に動くように表現し、主表示部161における特別図柄の変動表示の趣向性を盛り上げるように構成する。
さらに第3のリーチアクション状態では、回転式ドラムによって構成される上側副表示部167は、覆蓋部167aによる遮蔽が解除されることで、回転式ドラムの周面部が遊技者に視認可能な状態とされる。上側副表示部167では、上下方向に回転軸を有する回転ドラムが水平状に回動することで、当該回転ドラムの周面部にシール状に貼付された「0」「1」「2」「3」・・という複数の数字状の特別図柄が図中左から右方向へ変動していくように表示される。図7では、特別図柄「7」が上側副表示部167の中央領域に位置して変動表示が停止された状態、すなわち大当たり状態が実現した状態が示されている。
このとき、主表示部161における特別図柄「7」「7」の表示態様(デザイン)については、上記上側副表示部167における印刷された特別図柄の表示態様(デザイン)と合致するように表示してもよい。
以上のように説明される第1、第2および第3のリーチアクション状態を適宜選択的に用いることで、本実施の形態に係る遊技機101では、特別図柄の多彩な表示形態を保有することが可能となる。しかも、異なる描画手法を採用した各表示部間において、表示図柄同士の視覚イメージにおける統一性を確保し、リーチアクション状態に応じて統一化された特別図柄を遊技者に示すことができるので、遊技機における遊技の趣向性を向上することが可能となる。
101 パチンコ機
103 遊技盤
104 遊技領域
105 図柄表示装置
107 第1種始動口
109 大入賞口
115 上皿
117 発射ハンドル装置
119 下皿
121 電源装置
123 中継基板
125 メイン制御部
127 賞球制御部
129 音制御部
131 表示制御部
133 賞球装置
135 入賞球センサ
137 始動口センサ
139 ソレノイド
141 ホールコンピュータ
161 主表示部
163 左側副表示部
165 右側副表示部
167 上側副表示部
169L (左側)回転ヒンジ部
169R (右側)回転ヒンジ部

Claims (1)

  1. 遊技情報に関する所定の図柄をそれぞれ表示する第1および第2の図柄表示手段を少なくとも有する図柄表示装置が設けられた遊技機であって、
    前記第1の図柄表示手段における表示図柄の表示態様と、前記第2の図柄表示手段における表示図柄の表示態様とが互いに関連付けられた第1の図柄表示状態と、互いに関連付けられない第2の図柄表示状態との間で切り替え可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
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