JP2010184979A - 感温性粘着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着力を素早く発現することができ、かつ優れた耐熱性を有する感温性粘着テープを提供することである。
【解決手段】側鎖結晶性ポリマーを含有する粘着剤層を基材フィルムの片面または両面に設けてなり、前記側鎖結晶性ポリマーの融点以上の温度で粘着力を発現する感温性粘着テープであって、前記粘着剤層が、側鎖結晶性ポリマーと、該側鎖結晶性ポリマーよりも高いガラス転移温度(Tg)を有する高Tgポリマーとの混合物に架橋剤を加えて架橋反応を行い得られるポリマーアロイからなることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、所定温度で粘着力を発現する感温性粘着テープに関する。
従来から、粘着力を熱により可逆的に制御できる感温性粘着テープがある(例えば、特許文献1参照)。該感温性粘着テープは、粘着剤層が側鎖結晶性ポリマーを含有してなり、該側鎖結晶性ポリマーの融点以上の温度にまで加熱処理をすると、前記側鎖結晶性ポリマーが流動性を示すことによって粘着力が発現する。
感温性粘着テープは、例えば半導体の製造等に使用され、工程によっては、高温雰囲気下(例えば150℃以上、特に200℃近傍)においても部品を固定できる耐熱性が要求される。
感温性粘着テープの耐熱性を向上させるには、例えば側鎖結晶性ポリマーを構成するモノマーを重合する際、ガラス転移温度の高い単独重合体を形成し得るモノマーを共重合させて、側鎖結晶性ポリマーのガラス転移温度を上げればよいとも考えられる。
しかしながら、側鎖結晶性ポリマーのガラス転移温度を上げると、該側鎖結晶性ポリマーが所定温度に加温されても流動性を示し難くなるので、粘着力が発現し難くなる。また、アクリル酸メチル等の凝集成分を共重合させると、粘着力を素早く発現させることはできるものの、耐熱性が低下してしまう。したがって、従来の感温性粘着テープにおいて、粘着力の素早い発現と、耐熱性とを両立させるのは難しいのが現状であった。
特開平9−251923号公報
本発明の課題は、粘着力を素早く発現することができ、かつ優れた耐熱性を有する感温性粘着テープを提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、粘着力を発現するソフトセグメントと、耐熱性を示すハードセグメントとに機能分離したポリマーアロイで粘着剤層を構成すれば、粘着力の素早い発現と、耐熱性とを両立することができるという新たな事実を見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の感温性粘着テープは、以下の構成からなる。
(1)側鎖結晶性ポリマーを含有する粘着剤層を基材フィルムの片面または両面に設けてなり、前記側鎖結晶性ポリマーの融点以上の温度で粘着力を発現する感温性粘着テープであって、前記粘着剤層が、側鎖結晶性ポリマーと、該側鎖結晶性ポリマーよりも高いガラス転移温度(Tg)を有する高Tgポリマーとの混合物に架橋剤を加えて架橋反応を行い得られるポリマーアロイからなることを特徴とする感温性粘着テープ。
(2)前記側鎖結晶性ポリマーのガラス転移温度(Tg)が0〜100℃であり、前記高Tgポリマーのガラス転移温度(Tg)が100〜200℃である前記(1)記載の感温性粘着テープ。
(3)前記高Tgポリマーは、ガラス転移温度(Tg)110〜190℃の単独重合体を形成し得る高Tgモノマー80〜99重量部と、該高Tgモノマーと共重合可能な極性モノマー1〜20重量部とを重合させた共重合体からなる前記(1)または(2)記載の感温性粘着テープ。
(4)前記高Tgモノマーは、4−tert−ブチルシクロヘキシルメタクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレートおよびイソボルニルメタクリレートから選ばれる少なくとも1種である前記(3)記載の感温性粘着テープ。
(5)前記高Tgポリマーの重量平均分子量が1,000以上である前記(1)〜(4)のいずれかに記載の感温性粘着テープ。
(6)前記粘着剤層の150℃における貯蔵弾性率G’が1×105Pa以上である前記(1)〜(5)のいずれかに記載の感温性粘着テープ。
(7)前記側鎖結晶性ポリマーの融点+20℃の雰囲気温度において、180°剥離強度が0.01N/25mm以上である前記(1)〜(6)のいずれかに記載の感温性粘着テープ。
本発明によれば、側鎖結晶性ポリマーからなるソフトセグメントによって、粘着力を素早く発現することができるので、部品を効率よく固定することができる。また、高Tgポリマーからなるハードセグメントによって、優れた耐熱性を示すことができるので、高温雰囲気下で部品を加工中に何らかの応力(例えば外的応力、固定部材・部品等の熱的変形による応力等)を受けたとしても剥離することはなく、部品を確実に固定することができる。しかも、部品から取り外す際には、前記側鎖結晶性ポリマーの融点未満の温度にまで冷却処理をすれば粘着力が低下するので、簡単に剥離することができる。
本発明の感温性粘着テープは、粘着剤層を基材フィルムの片面または両面に設けてなる。前記粘着剤層は、粘着力を発現するソフトセグメントと、耐熱性を示すハードセグメントとに機能分離したポリマーアロイからなる。
具体的に説明すると、前記ソフトセグメントは、側鎖結晶性ポリマーからなる。該側鎖結晶性ポリマーは、融点未満の温度で結晶化し、かつ融点以上の温度で相転移して流動性を示す。すなわち、前記側鎖結晶性ポリマーは、温度変化に対応して結晶状態と流動状態とを可逆的に起こす。これにより、部品等を固定する際には、粘着剤層を前記側鎖結晶性ポリマーの融点以上の温度に加熱すれば、前記側鎖結晶性ポリマーが流動性を示すことによって粘着力が発現する。また、部品から剥離する際には、粘着剤層を前記側鎖結晶性ポリマーの融点未満の温度に冷却すれば、前記側鎖結晶性ポリマーが結晶化することによって粘着力が低下する。
前記融点とは、ある平衡プロセスにより、最初は秩序ある配列に整合されていた重合体の特定部分が無秩序状態となる温度を意味し、示差熱走査熱量計(DSC)により10℃/分の測定条件で測定して得られる値である。前記融点としては0℃以上、好ましくは10〜40℃であるのがよい。前記融点を所定の値とするには、側鎖結晶性ポリマーの組成等を変えることによって任意に行うことができる。
前記側鎖結晶性ポリマーの組成としては、例えば炭素数16以上の直鎖状アルキル基を有する(メタ)アクリレート20〜99重量部と、炭素数1〜6のアルキル基を有する(メタ)アクリレート0〜70重量部と、極性モノマー(架橋成分)1〜10重量部とを重合させて得られる共重合体等が挙げられる。
前記炭素数16以上の直鎖状アルキル基を側鎖とする(メタ)アクリレートとしては、例えばセチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート等の炭素数16〜22の線状アルキル基を有する(メタ)アクリレートが挙げられ、前記炭素数1〜6のアルキル基を有する(メタ)アクリレートとしては、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられ、前記極性モノマーとしては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸等のカルボキシル基含有エチレン不飽和単量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等のヒドロキシル基を有するエチレン不飽和単量体等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
重合方法としては、特に限定されるものではなく、例えば溶液重合法、塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等が採用可能である。例えば溶液重合法を採用する場合には、前記で例示したモノマーを溶剤に混合し、40〜90℃程度で2〜10時間程度攪拌することによって前記モノマーを重合させることができる。
前記側鎖結晶性ポリマーの重量平均分子量は100,000以上、好ましくは400,000〜800,000であるのがよい。前記重量平均分子量があまり小さいと、粘着テープを部品から取外す際には、粘着剤層が部品上に残る、いわゆる糊残りが多くなるおそれがある。また、前記重量平均分子量があまり大きいと、側鎖結晶性ポリマーが融点以上の温度に加温されても流動性を示し難くなるので、粘着力が発現し難くなる。前記重量平均分子量は、側鎖結晶性ポリマーをゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)で測定し、得られた測定値をポリスチレン換算した値である。
前記側鎖結晶性ポリマーのガラス転移温度(Tg)としては0〜100℃、好ましくは20〜70℃であるのがよい。前記ガラス転移温度(Tg)があまり低いと、前記糊残りが多くなるおそれがある。また、前記ガラス転移温度(Tg)があまり高いと、側鎖結晶性ポリマーが融点以上の温度に加温されても流動性を示し難くなるので、粘着力が発現し難くなる。
一方、前記ハードセグメントは、前記側鎖結晶性ポリマーよりも高いガラス転移温度(Tg)を有する高Tgポリマーからなる。該高Tgポリマーのガラス転移温度(Tg)としては100〜200℃、好ましくは120〜200℃であるのがよい。前記ガラス転移温度(Tg)があまり低いと、耐熱性が低下する。また、前記ガラス転移温度(Tg)があまり高いものは、工業的な生産が難しい。高Tgポリマーのガラス転移温度(Tg)と、側鎖結晶性ポリマーのガラス転移温度(Tg)との差は、50〜180℃が好ましい。
前記高Tgポリマーの組成としては、例えばガラス転移温度(Tg)110〜190℃の単独重合体を形成し得る高Tgモノマー80〜99重量部と、該高Tgモノマーと共重合可能な極性モノマー1〜20重量部とを重合させて得られる共重合体等が挙げられる。
前記高Tgモノマーとしては、例えば4−tert−ブチルシクロヘキシルメタクリレート(単独重合体Tg:150〜178℃)、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート(単独重合体Tg:120〜175℃)、イソボルニルメタクリレート(単独重合体Tg:180℃)等の炭素数6〜15の環状脂肪族炭化水素基を有する(メタ)アクリレートが挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。前記極性モノマーとしては、前記側鎖結晶性ポリマーで例示したのと同じ極性モノマーが挙げられる。なお、前記高Tgモノマーおよび極性モノマーと共に、前記側鎖結晶性ポリマーで例示したのと同じ炭素数16以上の直鎖状アルキル基を有する(メタ)アクリレート等を共重合させて、高Tgポリマーに側鎖結晶性ポリマーと同様の機能、すなわち温度変化に対応して結晶状態と流動状態とを可逆的に起こす機能を付与することもできる。
重合方法としては、特に限定されるものではなく、例えば溶液重合法、塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等が挙げられる。前記溶液重合法を採用する場合の条件としては、前記側鎖結晶性ポリマーで例示したのと同じ条件が挙げられる。
前記高Tgポリマーの重量平均分子量は1,000以上、好ましくは40,000〜100,000であるのがよい。前記重量平均分子量があまり小さいと、耐熱性が低下するおそれがある。また、前記重量平均分子量があまり大きいと、側鎖結晶性ポリマーとの相溶性が低下するので好ましくない。前記重量平均分子量は、高TgポリマーをGPCで測定し、得られた測定値をポリスチレン換算した値である。
前記ポリマーアロイは、前記側鎖結晶性ポリマーと、前記高Tgポリマーとの混合物に架橋剤を加えて架橋反応を行い得られる。前記混合物における側鎖結晶性ポリマーと高Tgポリマーとの割合は、重量比で5:95〜95:5が好ましい。前記側鎖結晶性ポリマーの割合があまり少ないと(前記高Tgポリマーの割合があまり多いと)、粘着力が発現し難くなる。また、前記側鎖結晶性ポリマーの割合があまり多いと(前記高Tgポリマーの割合があまり少ないと)、耐熱性が低下するおそれがある。
前記架橋剤としては、例えばイソシアネート化合物、アジリジン化合物、エポキシ化合物、金属キレート化合物等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。前記架橋剤の添加量としては、前記混合物の総量に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%であるのがよい。前記架橋反応は、通常、前記混合物を25〜100℃程度に加熱して行う。
前記ポリマーアロイからなる粘着剤層は、150℃における貯蔵弾性率G’が1×105Pa以上、好ましくは1×105〜1×106Paであるのがよい。これにより、本発明の感温性粘着テープは、十分な耐熱性を示すことができる。すなわち、従来の感温性粘着テープは、150℃において、粘着剤層の貯蔵弾性率G’が大きく低下しており、これに伴って粘着剤層の凝集力が低下し、耐熱性が不足していたものと推察される。
本発明の粘着剤層は、粘着力を発現するソフトセグメントと、耐熱性を示すハードセグメントとに機能分離したポリマーアロイからなる。したがって、この粘着剤層を備える本発明の感温性粘着テープは、前記ハードセグメントによって貯蔵弾性率G’を1×105Pa以上と十分に高くすることができ、しかも前記ソフトセグメントによって粘着力を素早く発現することもできるので、従来の感温性粘着テープにはない、粘着力の素早い発現と、耐熱性との両立が可能となった。
150℃における貯蔵弾性率G’を所定の値とするには、前記高Tgポリマーの組成、前記混合物における高Tgポリマーの割合等を変えることによって任意に行うことができる。前記貯蔵弾性率は、後述するように、動的粘弾性測定装置を用いて測定し得られる値である。
前記粘着剤層を基材フィルムの片面または両面に設ける。前記基材フィルムとしては、例えばポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレート共重合体、エチレンポリプロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルムが挙げられる。また、該フィルムは、単層体またはこれらの複層体からなるものであってもよく、厚さは、通常、25〜250μm程度である。基材フィルムの表面には、粘着剤層に対する密着性を向上させるため、例えばコロナ放電処理、プラズマ処理、ブラスト処理、ケミカルエッチング処理、プライマー処理等の表面処理を施してもよい。
基材フィルムの片面または両面に粘着剤層を設けるには、例えば前記したポリマーアロイに溶剤に加えた塗布液を基材フィルムの表面に塗布して乾燥させればよい。塗布は、一般的にナイフコーター、ロールコーター、カレンダーコーター、コンマコーター等により行うことができる。また、塗工厚みや材料の粘度によっては、グラビアコーター、ロッドコーター等により行うこともできる。粘着剤層の厚さは5〜60μm、好ましくは10〜60μm、より好ましくは10〜40μmであるのがよい。
次に、本発明の感温性粘着テープの一使用例について、半導体の製造を例に挙げて説明する。まず、基材フィルムの両面に粘着剤層を設けた本発明の感温性粘着テープを介して、フレキシブル基盤と台座とを位置合わせする。このとき、側鎖結晶性ポリマーの融点は、室温よりも高いのが好ましい。これにより、前記粘着剤層が室温では粘着力を発現していないため、誤ってテープ同士が貼りつくことがなく、また位置を誤った場合でも手直しが容易である。
位置合わせをした後、雰囲気温度あるいは台座温度をヒータ等の加熱手段を用いて側鎖結晶性ポリマーの融点以上の温度にまで加熱する。これにより、前記側鎖結晶性ポリマーが流動性を示すことによって粘着力が素早く発現し、感温性粘着テープを介して基盤が台座上に固定される。本発明において、粘着力が素早く発現するとは、側鎖結晶性ポリマーの融点+20℃の雰囲気温度において、後述する180°剥離強度が0.01N/25mm以上であることを意味する。
固定後、基盤上に半導体層を作製する。この半導体層作製中には、雰囲気温度が200℃近傍になるものの、前記感温性粘着テープは、前記高Tgポリマーによって優れた耐熱性を示すことができる。したがって、前記感温性粘着テープは、半導体層作製中に外的応力や、基盤の熱的変形による応力を受けたとしても剥離することはなく、基盤を台座上に固定し続けることができる。
半導体層を作製した後、雰囲気温度あるいは台座温度をガス等の冷却手段を用いて前記側鎖結晶性ポリマーの融点未満の温度にまで冷却し、粘着力を低下させる。最後に基盤を台座から剥離して、半導体を得る。
なお、上記では本発明の感温性粘着テープを半導体の製造に使用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば液晶、積層セラミックインダクター、抵抗器、フェライト、センサー素子、サーミスタ、バリスタ、セラミック電子部品等のように、粘着力の素早い発現と、耐熱性とが要求される分野において、好適に用いることができる。
以下、合成例および実施例を挙げて本発明の感温性粘着テープを詳細に説明するが、本発明は以下の合成例および実施例のみに限定されるものではない。なお、以下の説明で「部」は重量部を意味する。
<合成例1:側鎖結晶性ポリマー>
まず、ステアリルアクリレート(日油社製)30部、メチルアクリレート(日本触媒社製)65部、およびメタクリル酸(三菱ガス化学社製の「GE−100」)5部の割合で、それぞれ酢酸エチル100部に加えて混合した。ついで、重合開始剤(日油社製の「パーロイルOPP」)をモノマーの総量に対して固形分換算で0.3重量%添加し、55℃で6時間攪拌して、これらのモノマーを重合させた(溶液重合法)。得られた共重合体について、融点、ピーク面積、重量平均分子量、およびガラス転移温度(Tg)を測定した。各測定方法を以下に示すと共に、その結果を表1に示す。
(融点・ピーク面積)
DSCで10℃/分の測定条件で測定した。なお、重合体がピーク面積(cal/g)を有していると、該重合体は、融点未満の温度で結晶化し、かつ融点以上の温度で相転移して流動性を示すことを意味する。
(重量平均分子量)
GPCで測定し、得られた測定値をポリスチレン換算した。
(ガラス転移温度(Tg))
セイコーインスツルメンツ社(Seiko Instruments Inc.)製の動的粘弾性測定装置「DMS 6100」を用い、20Hz、5℃/分、−100〜400℃の昇温過程にてtanδを測定し、該tanδのピーク温度から求めた。
<合成例2:側鎖結晶性ポリマー>
まず、ステアリルアクリレート(日油社製)15部、セチルアクリレート(日油社製)30部、メチルアクリレート(日本触媒社製)50部、およびアクリル酸5部の割合で、それぞれ酢酸エチル100部に加えて混合した。ついで、重合開始剤(日油社製の「パーロイルOPP」)をモノマーの総量に対して固形分換算で0.5重量%添加し、55℃で6時間攪拌して、これらのモノマーを重合させた。得られた共重合体について、前記合成例1と同様にして、融点、ピーク面積、重量平均分子量、およびガラス転移温度(Tg)を測定した。その結果を表1に示す。
<合成例3:高Tgポリマー>
まず、ジシクロペンタニルメタクリレート(日立化成工業社製の「FA−513M」)95部、およびメタクリル酸(三菱ガス化学社製の「GE−100」)5部の割合で、それぞれ酢酸エチル100部に加えて混合した。ついで、重合開始剤(日油社製の「パーロイルOPP」)をモノマーの総量に対して固形分換算で0.5重量%添加し、65℃で4時間攪拌して、これらのモノマーを重合させた。得られた共重合体について、前記合成例1と同様にして、融点、ピーク面積、重量平均分子量、およびガラス転移温度(Tg)を測定した。その結果を表1に示す。
<合成例4:高Tgポリマー>
前記ジシクロペンタニルメタクリレートに代えて、イソボルニルメタクリレート(共栄社化学社製の「ライトエステルIB−X」)を用いた以外は、前記合成例3と同様にして各モノマーを重合させた。得られた共重合体について、前記合成例1と同様にして、融点、ピーク面積、重量平均分子量、およびガラス転移温度(Tg)を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2010184979
<感温性粘着テープの作製>
まず、前記合成例1,3で得られた各共重合体溶液を、固形分が25重量%となるようそれぞれ酢酸エチルで希釈した。ついで、酢酸エチルで希釈した各共重合体溶液を、重量比で50:50の割合で混合して混合溶液を得た。この混合溶液の固形分の総量に対して1重量%の割合でアジリジン化合物(日本触媒社製の「ケミタイトPZ−33」)を添加した。
ついで、この混合溶液を厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に塗布して100℃で10分間乾燥させ(架橋反応)、厚さ20μmの粘着剤層が形成された感温性粘着テープを作製した。
<評価>
得られた感温性粘着テープについて、貯蔵弾性率G’と、180°剥離強度とを評価した。各評価方法を以下に示すと共に、その結果を表2に示す。
(貯蔵弾性率G’)
前記ガラス転移温度(Tg)の測定と同様にして、動的粘弾性測定装置「DMS 6100」を用いて40℃および150℃における粘着剤層の貯蔵弾性率G’を測定した。
(180°剥離強度)
得られた感温性粘着テープについて、側鎖結晶性ポリマーの融点+20℃および150℃の各雰囲気温度におけるステンレス鋼に対する180°剥離強度(JIS Z0237準拠)を測定した。具体的には、各雰囲気温度において、感温性粘着テープの粘着剤層が形成された面をステンレス鋼板に貼着し、ロードセルを用いて300mm/分の速度で前記感温性粘着テープを180°剥離した。
また、各雰囲気温度における破壊状態を目視にて評価した。表2中、「界面破壊」は、粘着剤層とステンレス鋼板との間で剥離したことを示し、「凝集破壊」は、粘着剤層が破壊されたことを示す。
前記合成例3で得られた共重合体溶液に代えて、前記合成例4で得られた共重合体溶液を用いた以外は、前記実施例1と同様にして、厚さ20μmの粘着剤層が形成された感温性粘着テープを作製した。得られた感温性粘着テープについて、前記実施例1と同様にして貯蔵弾性率G’と、180°剥離強度とを測定した。その結果を表2に示す。
[比較例1]
まず、前記合成例2で得られた共重合体溶液を、固形分が25重量%となるよう酢酸エチルで希釈した。ついで、酢酸エチルで希釈した共重合体溶液の固形分の総量に対して1重量%の割合でアジリジン化合物(日本触媒社製の「ケミタイトPZ−33」)を添加した。
この共重合体溶液を厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に塗布して100℃で10分間乾燥させ、厚さ20μmの粘着剤層が形成された感温性粘着テープを作製した。得られた感温性粘着テープについて、前記実施例1と同様にして貯蔵弾性率G’と、180°剥離強度とを測定した。その結果を表2に示す。
Figure 2010184979
表2から明らかなように、実施例1,2の感温性粘着テープは、側鎖結晶性ポリマーの融点+20℃の雰囲気温度において、180°剥離強度が0.01N/25mm以上であることから、粘着力を素早く発現できているのがわかる。
また、実施例1,2の感温性粘着テープは、150℃における貯蔵弾性率G’が1×105Pa以上であり、150℃の雰囲気温度における180°剥離強度が界面破壊である。これらの結果から、実施例1,2は粘着剤層が高い凝集力を示しており、耐熱性に優れているのがわかる。
これに対し、粘着剤層が側鎖結晶性ポリマーのみからなる比較例1は、粘着力を素早く発現できてはいるものの、150℃における貯蔵弾性率G’が7.00×104Paと低く、150℃の雰囲気温度における180°剥離強度が凝集破壊である。したがって、比較例1は、実施例1,2よりも粘着剤層の凝集力は低く、耐熱性に劣る結果を示した。

Claims (7)

  1. 側鎖結晶性ポリマーを含有する粘着剤層を基材フィルムの片面または両面に設けてなり、前記側鎖結晶性ポリマーの融点以上の温度で粘着力を発現する感温性粘着テープであって、
    前記粘着剤層が、側鎖結晶性ポリマーと、該側鎖結晶性ポリマーよりも高いガラス転移温度(Tg)を有する高Tgポリマーとの混合物に架橋剤を加えて架橋反応を行い得られるポリマーアロイからなることを特徴とする感温性粘着テープ。
  2. 前記側鎖結晶性ポリマーのガラス転移温度(Tg)が0〜100℃であり、前記高Tgポリマーのガラス転移温度(Tg)が100〜200℃である請求項1記載の感温性粘着テープ。
  3. 前記高Tgポリマーは、ガラス転移温度(Tg)110〜190℃の単独重合体を形成し得る高Tgモノマー80〜99重量部と、該高Tgモノマーと共重合可能な極性モノマー1〜20重量部とを重合させた共重合体からなる請求項1または2記載の感温性粘着テープ。
  4. 前記高Tgモノマーは、4−tert−ブチルシクロヘキシルメタクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレートおよびイソボルニルメタクリレートから選ばれる少なくとも1種である請求項3記載の感温性粘着テープ。
  5. 前記高Tgポリマーの重量平均分子量が1,000以上である請求項1〜4のいずれかに記載の感温性粘着テープ。
  6. 前記粘着剤層の150℃における貯蔵弾性率G’が1×105Pa以上である請求項1〜5のいずれかに記載の感温性粘着テープ。
  7. 前記側鎖結晶性ポリマーの融点+20℃の雰囲気温度において、180°剥離強度が0.01N/25mm以上である請求項1〜6のいずれかに記載の感温性粘着テープ。
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