JP2010184605A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な操舵フィーリングが容易に得られるようにすることができる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】セルフアライニングトルクTxを推定し、アシスト比率決定部121にて、セルフアライニングトルクTxに応じてセルフアライニングトルクTxのうちモータ6が負担する比率(アシスト比率)Rを決定する。このアシスト比率RとセルフアライニングトルクTxとを乗じた値を基本アシスト要求値Tbとし、この基本アシスト要求値Tbに安定化のための補償量δTを加えた値をアシストトルクの指令値Taとする。この構成により、基本アシスト要求値Tbを算出するためのチューニングパラメータが、セルフアライニングトルクTxとアシスト比率Rとの間の対応関係のみであり、しかも、この対応関係は動特性を持たないので、良好な操舵フィーリングが得られるように設計することが極めて容易となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関し、特に、モータに発生させるアシストトルクの制御に関する。
電動パワーステアリング装置には、ステアリングホイールと一体回転する入力軸とピニオン軸などの出力軸との間にトルクセンサが設けられている。このトルクセンサは、上記入力軸と出力軸とを連結するトーションバーを有しており、このトーションバーのねじれ角に基づいてトルクを検出するものである。
上記トルクセンサによって検出されたトルクに加えて、セルフアライニングトルクを用いてアシストトルクの制御を行う電動パワーステアリング装置が知られている(たとえば特許文献1)。
特許文献1では、モータ電流指令値Irとモータ角速度ωとを入力パラメータとしてセルフアライニングトルクESを推定し、このセルフアライニングトルクESと、バネ係数134(Ktb)からの出力Ttbとの加算値SatEを入力パラメータとして操舵反力ATを推定する。そして、この操舵反力ATフィードバックされて操舵トルクThとの偏差(AT-Th)がコントロールユニット100に入力される。
2003−200844号公報
特許文献1のものは、操舵トルクThに基づいて推定したセルフアライニングトルクAT
をフィードバックするフィードバックループが存在することに加えて、バネ係数134(Ktb)からの出力Ttbに基づいて操舵フィードバック部120にて決定される操舵反力ATをフィードバックするフィードバックループが存在するため、二重のフィードバックループ構造となっている。しかも、二重のフィードバックループ構造であることに加えて、バネ係数134(Ktb)からの出力Ttbは実質的に操舵トルクThと等しい。そのため、良好な操舵フィーリングが得られるようにするためのチューニングが極めて困難である。
また、セルフアライニングトルクESは操舵トルクATによって大きく変化するものであるが、特許文献1においてセルフアライニングトルクESを推定している外乱オブザーバは、モータ電流指令値Irとモータ角速度ωとからセルフアライニングトルクESを推定しており、操舵トルクに関連するパラメータを用いていない。そのため、セルフアライニングトルクESの推定精度が不十分であり、結果として、良好な操舵フィーリングを得ることが困難である。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、良好な操舵フィーリングを容易に得られるようにすることができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、ステアリング側入力軸とタイヤ側出力軸とを連結しているトーションバーを有し、そのトーションバーのねじれ角に基づいてそのトーションバーに加えられているトルクを検出するトルクセンサと、アシストトルクを発生させるモータとを備えた電動パワーステアリング装置であって、
タイヤに発生するセルフアライニングトルクを決定するセルフアライニングトルク決定手段と、そのセルフアライニングトルク決定手段で決定されたセルフアライニングトルクと、セルフアライニングトルクとアシスト比率との間の予め設定された対応関係とに基づいて、セルフアライニングトルクのうちモータが負担する比率を示すアシスト比率を決定し、その決定したアシスト比率と前記セルフアライニングトルクとから指令トルクを生成する指令トルク生成器とをさらに備え、その指令トルク生成器で生成された指令トルクに基づいて、前記モータに発生させるアシストトルクを決定することを特徴とする。
このように本発明では、タイヤに発生するセルフアライニングトルクを決定し、この決定したセルフアライニングトルクと予め設定された対応関係とに基づいてアシスト比率を決定し、このアシスト比率とセルフアライニングトルクとに基づいて指令トルクを生成する。従って、指令トルクを生成するためのチューニングパラメータを上記対応関係1つのみにすることが可能であり、且つ、この対応関係は予め設定された関係であって動特性を持たないので、良好な操舵フィーリングが得られるように設計することが極めて容易となる。
ここで、セルフアライニングトルクは、請求項2のように推定によって決定することができる。その請求項2は、前記セルフアライニングトルク決定手段は、前記アシストトルクの指令値と、前記トルクセンサの検出値と前記モータの回転速度とに基づいて、外乱オブザーバにより前記セルフアライニングトルクを推定することを特徴とする。
このように外乱オブザーバを用いた推定によりセルフアライニングトルクを決定すれば、セルフアライニングトルクを決定するための特別な機械的構成を備える必要がない。また、アシストトルクの指令値、モータの回転速度に加えて、トルクセンサの検出値を用いてセルフアライニングトルクを推定している。そのため、精度よくセルフアライニングトルクを推定することができる。また、アシストトルクの指令値はセルフアライニングトルクの推定のためにフィードバックされるものの、二重のフィードバックループではない。従って、推定によりセルフアライニングトルクを決定する構成としても、チューニングを困難にしてしまうことも抑制できる。
上記外乱オブザーバのカットオフ周波数は、請求項3記載のように、ドライバがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力に起因するセルフアライニングトルクの周波数帯と、路面状況がタイヤに伝達されることに起因するセルフアライニングトルクの周波数帯とを分ける周波数に設定されていることが好ましい。
このようにすれば、外乱オブザーバによって推定されるセルフアライニングトルクは、主として、ドライバがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力に起因するものとなる結果、アシストトルクは、路面状況がタイヤに伝達されることに起因するセルフアライニングトルクによってはあまり変化しないことになる。これは、路面状況がタイヤに伝達されることに起因するセルフアライニングトルクは、そのままステアリングホイールへ伝達されることを意味する。従って、ドライバはステアリングホイールから路面状況を把握することが可能となる。また、ドライバがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力はアシストトルクに反映されるので、操舵フィーリングも良好となる。
セルフアライニングトルクは、請求項4のようにセンサによって検出することもできる。その請求項4は、前記セルフアライニングトルク決定手段として、前記トルクセンサからタイヤまでの動力伝達経路に設けられた第2のトルクセンサを備えていることを特徴とする。
また、請求項5は、ステアリングホイールに入力されるトルクに対する前記トルクセンサによって検出されるトルクおよびモータ速度を含む系全体を安定化させるための補償量を、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて算出する安定化制御器をさらに備え、前記アシストトルクの指令値が、前記アシスト比率と前記セルフアライニングトルクとを乗じて得られる基本アシスト要求値と、前記安定化制御器にて算出された補償量とに基づいて決定されるようになっており、前記安定化制御器は、前記アシスト比率に応じて前記補償量を変化させることを特徴とする。
この請求項5記載の発明によれば、補償量を算出する安定化制御器を備えており、アシストトルクの指令値はその補償量に基づいて決定されるので、安定な制御を行うことができる。ただし、本発明者は、ステアリングホイールに入力されるトルクと前記トルクセンサによって検出されるトルクとの関係はアシスト比率によって変化することを見出した。従って、安定化制御器においてアシスト比率と無関係に補償量が算出されるとすると、十分に安定な制御を行うことができない。しかし、請求項5では、安定化制御器は、トルクセンサによって検出されるトルクに応じて算出する補償量を、アシスト比率に応じて変化させている。従って、十分に安定な制御を行うことが可能となる。
請求項6は、前記安定化制御器が、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシスト比率が所定の最小値であるとしたときの前記補償量を最小時補償量として算出する第1補償部と、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシスト比率が所定の最大値であるとしたときの前記補償量を最大時補償量として算出する第2補償部と、前記最小時補償量と前記最大時補償量とを用い、線形補間によって、前記指令トルク生成器によって決定されたアシスト比率に対応した前記補償量を決定する線形補間部とを備えていることを特徴とする。このようにすれば、種々のアシスト比率に応じた安定化制御器を簡単な構成で実現することができる。
本実施の実施形態となる電動パワーステアリング装置の全体構成を示す模式図である。 図1の制御装置1の構成および機能を示すブロック図である。 図1に示したEPSに基づいて作成したモデルを示す図である。 基本アシスト要求値Tbをアシスト指令値Taとして用いて制御を行った場合と、基本アシスト要求値Tbに補償量δTを加えた値をアシスト指令値Taとして用いて制御を行った場合とを対比して示すボード線図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用された電動パワーステアリング装置(以下、EPSという)の全体構成を示す模式図である。
図1に示されるように、ステアリングホイール(以下、ハンドルという)2にはステアリング軸3が接続されており、ステアリング軸3はハンドル2と一体回転する。このステアリンク軸3には減速機構5が取り付けられている。減速機構5はモータ6の回転を減速してステアリング軸3に伝達する。モータ6は、ドライバの操舵力を補助する操舵補助トルクを発生するものであり、減速機構5を介してステアリング軸3に接続されている。
トルクセンサ4は、図示しないトーションバーを備えており、そのトーションバーによってステアリング軸3とインターミディエイトシャフト7とが連結されている。ステアリング軸3がインターミディエイトシャフト7に対して回転すると、その回転に応じてトーションバーにねじれが生じる。トルクセンサ4には、このねじれを検出するセンサが備えられており、検出したねじれを制御装置1へ逐次供給する。
インターミディエイトシャフト7のステアリング軸3とは反対側の端は、ラックアンドピニオン式のギヤ装置8のピニオン軸9に連結されている。このピニオン軸9とラック軸10とによってギヤ装置8は構成される。そして、ラック軸10の両端には、図示しないタイロッド及びナックルアームを介して左右操舵輪としての一対のタイヤ11がそれぞれ連結されている。従って、ピニオン軸9の回転運動がラック軸10の直線運動に変換されると、そのラック軸10の直線運動変位に応じた角度だけ、左右のタイヤ11が転舵される。
車速センサ12、回転角センサ13、モータ電流検出回路14は、それぞれ、車速V、モータ6の回転角θc、モータ6を流れる電流を逐次検出し、検出した車速V、回転角θc、モータ電流値を示す信号を制御装置1に逐次供給する。また、トルクセンサ4によって検出されたトルク(以下、トーショントルクという)Tsを示す信号も制御装置1に入力される。制御装置1は、入力される上記信号に基づいてモータ6の駆動を制御する。
次に、図2を参照して、制御装置1の構成や機能等について説明する。この制御装置1は、マイクロコンピュータを備えており、一部または全部の機能がそのマイクロコンピュータによって実現される。
制御装置1は、セルフアライニングトルク推定器110、指令トルク生成器120、安定化制御器130を備えており、これらを用いてモータ6に発生させるべきアシストトルクの指令値であるアシスト指令値Taを決定する。
電流指令値変換器150は、予め記憶されているマップあるいは関係式に基づいて、アシスト指令値Taを電流指令値に変換する。電流制御部160は、たとえば、4つのMOSFETからなるブリッジ回路等の周知のモータ駆動回路を備えており、モータ電流検出回路14によって検出されるモータ電流値が、電流指令値変換器150から供給される電流指令値となるようにモータ駆動回路のフィードバック制御を行なう。なお、前述のモータ電流検出回路14は、モータ駆動回路と接地ラインとの間に設けられた電流検出抵抗の両端間の電圧を検出することによって、モータ6に流れる電流を検出している。
次に、上記アシスト指令値Taの決定処理について説明する。アシスト指令値Taは、基本アシスト要求値Tbに補償量δTを加えた値であり、基本アシスト要求値Tbは、セルフアライニングトルク推定器110によって推定されたセルフアライニングトルクTxに基づいて、指令トルク生成器120で生成される。
そこで、まず、セルフアライニングトルクTxを推定するセルフアライニングトルク推定器110を説明する。セルフアライニングトルク推定器110は外乱オブザーバ構成によりセルフアライニングトルクTxを推定しており、トーショントルクTsと、モータ6の回転角θcと、アシストトルク指令値Taとが入力され、これらに基づいて下記式1からセルフアライニングトルクTxを推定する。
ここで、セルフアライニングトルクTxには、たとえば、ドライバがハンドル2を切った時に生じる路面反力に起因するものや、道路に存在するギャップ(凹凸)を車両が通過する際に、そのギャップによってタイヤ11が回転させられることに起因するものなどがある。
ただし、式1において、カットオフ周波数τは、ドライバがハンドル2を操舵する際に生じる路面反力に起因するセルフアライニングトルクTxの周波数帯と、路面状況がタイヤ11に伝達されることに起因するセルフアライニングトルクTxの周波数帯とを分ける周波数に設定されている。具体的には、本実施形態では、カットオフ周波数τは5Hzに設定されている。そのため、このセルフアライニングトルク推定器110によって推定されるセルフアライニングトルクTxは、主として、ドライバがハンドル2を切った時に生じる路面反力に起因するトルクとなる。
Figure 2010184605
上記式1は、図1に示したEPSをモデル化した図3に示すモデルを用いて導出したものである。そこで、この図3のモデルを説明する。図3に示すモデルは、ハンドル部200とモータ部210とラック部220とを有しており、ハンドル部200とモータ部210とはトーションバーを表すバネ230によって連結されている。また、モータ部210とラック部220とはインターミディエイトシャフト7を表すバネ240によって連結されている。また、250は回転の際の摩擦抵抗を意味している。
この図3において、Tはトルク、Kはねじりばね定数、Iはイナーシャ、Cは回転摩擦係数、θは回転角、hはハンドル部200、cはモータ部210、Lはラック部220、iはインターミディエイトシャフト7を示している。また、Taはアシストトルクを示し、Tsは前述のようにトーショントルクを示している。この図3のモデルから、下記式2〜4に示す等式が成り立つ。
Figure 2010184605
Figure 2010184605
Figure 2010184605
また、図3のモデルにおいて、タイヤ側からトーションバーに伝達されるトルク、すなわち、セルフアライニングトルクTxは、インターミディエイトシャフト7を表すバネ240に加えられるトルク(すなわちインターミディエイトトルク)に、モータ部210の粘性摩擦トルクを加えることによって求められる。従って、セルフアライニングトルクTxは下記式5によって表すことができる。
Figure 2010184605
さらに、式3を用いると、式5は次の式6に変形することができる。
Figure 2010184605
この式6において、右辺第2項はトーショントルクTsである。従って、セルフアライニングトルクTxは、アシストトルクTaと、トーショントルクTsとモータ6の回転速度θcとによって推定可能であるといえる。
そして、ノイズ除去を目的に1/(τs+1)のローパスフィルターを作用させると、下記式7が得られ、さらに、式7を変形すると、前述の式1が得られるのである。
Figure 2010184605
図1に戻って、セルフアライニングトルク推定器110で推定されたセルフアライニングトルクTxは指令トルク生成器120へ入力される。この指令トルク生成器120は、アシスト比率決定部121と乗算器122とを備えている。
アシスト比率決定部121は、セルフアライニングトルクTxに対してモータ6が負担する(すなわちアシストする)比率を0〜1の範囲で決定する部分であり、セルフアライニングトルクTxからアシスト比率Rを決定するアシスト比率決定マップを有している。なお、このアシスト比率決定マップが請求項の対応関係に相当する。
このアシスト比率決定マップは、セルフアライニングトルクTxが小さいうちはアシスト比率Rが小さく、セルフアライニングトルクTxが大きくなるとアシスト比率Rも大きくなるように設定される。たとえば、セルフアライニングトルクTxが所定の範囲内では、セルフアライニングトルクTxとアシスト比率Rとが比例し、セルフアライニングトルクTxがその所定の範囲を超えるとアシスト比率Rが一定となるように設定される。
このようにアシスト比率決定マップを設定すると、セルフアライニングトルクTxが小さい高速走行時にはアシスト比率Rが小さくなることから、ハンドル2のふらつきを抑制できるとともに、操舵の際に適度な反力をドライバに与えることができる。一方、セルフアライニングトルクTxが大きい低速走行時(たとえば駐車操作時)にはアシスト比率Rが大きくなることから、ハンドル2を軽く切ることができる。
乗算器122では、セルフアライニングトルク推定器110で推定されたセルフアライニングトルクTxにアシスト比率決定部121で決定されたアシスト比率Rを乗じる。この乗算によって得られた値が基本アシスト要求値Tbであり、この基本アシスト要求値Tbを加算器140に出力する。
加算器140は、上記基本アシスト要求値Tbに補償量δTを加算することによってアシスト指令値Taを算出する。上記補償量δTは安定化制御器130によって求められる。
次に、この安定化制御器130を説明する。安定化制御器130は、アシスト比率Rに応じて特性が変化するように設計されており、アシスト比率Rによって定まった特性において、トーショントルクTsを入力として補償量δTを決定する。
安定化制御器130がアシスト比率Rの値に応じて特性が変化するように設計されているのは、アシスト比率Rが変化することによって、ドライバがハンドル2に入力するトルクを入力としトーショントルクTsを出力とする制御系の共振特性が変化するからである。図6に示すボード線図において、複数本の破線は、いずれも基本アシスト要求値Tbをそのままアシスト指令値Taとして用いて上記制御系の制御を行った場合の共振特性を示す図であり、各破線は互いにアシスト比率Rが異なっている。
この図4から、アシスト比率Rが異なると制御系の共振特性が変化することが分かる。なお、アシスト比率Rと共振特性との関係は、より具体的には、アシスト比率Rが大きくなるほど共振周波数が大きくなる関係である。
安定化制御器130は、具体的には、第1補償部132と、第2補償部134と、線形補間部136とを備えている。第1補償部132は、アシスト比率Rがゼロ(すなわちアシスト比率が最小)であるとしたときに、系を安定化させるように伝達関数(以下、Gmin(z)とする)が設定されている。この第1補償部132にはトーショントルクTsが入力され、次式8から補償量δTminを逐次算出する。
Figure 2010184605
一方、第2補償部134は、アシスト比率Rが最大値Rmaxであるとしたときに、系を安定化させるように伝達関数(以下、Gmax(z)とする)が設定されている。なお、アシスト比率Rの最大値Rmaxは、実験に基づいて設定した値を用いる。この第2補償部134にもトーショントルクTsが入力され、次式9から、補償量δTmaxを逐次算出する。
Figure 2010184605
線形補間部136には、アシスト比率決定部121で決定されたアシスト比率Rが供給され、このアシスト比率Rに基づき上記2つの補償量δTmin、δTmaxを線形補間することによってアシスト比率Rに応じた補償量δTを決定する。すなわち、下記式10から補償量δTを決定する。
Figure 2010184605
そして、前述のように、この補償量δTが加算器140にて基本アシスト要求値Tbに加算された値がアシスト指令値Taとして、電流指令値変換器150に供給される。
図4のボード線図において、実線は、基本アシスト要求値Tbに安定化制御器130にて決定された補償量δTを加えた値をアシスト指令値Taとして用いて制御を行った場合の共振特性を示す図である。なお、各実線は対応する破線と同じアシスト比率Rである。
図4から、安定化制御器130を備えることにより、アシスト比率Rの値に関わらず、制御系が安定化することが分かる。換言すれば、ハンドル2の操舵量に関わらず、ハンドル操舵入力に対するトーショントルクTsの応答が均一になり、ドライバは操舵時の車両の挙動を把握しやすくなることが分かる。従って、基本アシスト要求値Tbに補償量δTを加えた値をアシスト指令値Taとして用いて制御を行うことで良好な操舵フィーリングが得られる。
以上、説明した本実施形態では、セルフアライニングトルクTxを推定し、このセルフアライニングトルクTxと予め設定されたアシスト比率決定マップとに基づいてアシスト比率Rを決定し、セルフアライニングトルクTxにアシスト比率Rを乗じることで、アシスト指令値Taの基本となる基本アシスト要求値Tbを算出する。従って、基本アシスト要求値Tbを算出するためのチューニングパラメータが、セルフアライニングトルクTxとアシスト比率Rとの間の対応関係のみであり、しかも、この対応関係は動特性を持たないので、良好な操舵フィーリングが得られるように設計することが極めて容易となる。
また、本実施形態では、外乱オブザーバを用いた推定によりセルフアライニングトルクTxを決定しているので、セルフアライニングトルクTxを決定するための特別な機械的構成を備える必要がない。また、アシスト指令値Ta、モータ6の回転速度θc’に加えて、トーショントルクTsを用いてセルフアライニングトルクTxを推定している。そのため、精度よくセルフアライニングトルクTxを推定することができる。また、二重のフィードバックループを有していないので、セルフアライニングトルク推定器110を設けることによってチューニングを困難にしてしまうことも抑制される。
また、本実施形態では、トーショントルクTsに応じた補償量δTを算出する安定化制御器130を備えており、アシスト指令値Taはその補償量δTに基づいて決定される。しかも、安定化制御器130は、補償量δTをアシスト比率Rに応じて変化させている。従って、十分に安定な制御を行うことが可能となる。
また、上記安定化制御器130は、指令トルク生成器120に対して並列に設けられている。そのため、安定化制御器130を設けることによって前述のアシスト比率決定マップのチューニングが困難になってしまうことも抑制できる。
また、本実施形態では、外乱オブザーバ112のカットオフ周波数τを5Hzとしているので、アシストトルクTaは、路面状況がタイヤ11に伝達されることに起因するセルフアライニングトルクTxによってはあまり変化しない。その結果、路面状況がタイヤ11に伝達されることに起因するセルフアライニングトルクTxは、そのままハンドル2へ伝達されることになるので、ドライバはハンドル2から路面状況を把握することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施形態では、セルフアライニングトルク推定器110のカットオフ周波数τを5Hzとしていたが、10Hz程度までであれば、5Hzより高い周波数であってもよい。
また、前述の実施形態では、セルフアライニングトルク推定器110を用いて推定によってセルフアライニングトルクTxを決定していたが、トルクセンサ4とは別に、そのトルクセンサ4からタイヤ11までの動力伝達経路に第2のトルクセンサを設け、その第2のトルクセンサの検出値をセルフアライニングトルクTxとして用いてもよい。
また、前述の実施形態のEPSはコラム式のEPSであったが、ラックアシスト式など、他の形式のEPSに本発明を適用してもよい。
1:制御装置、 2:ステアリングホイール(ハンドル)、 3:ステアリング軸(ステアリング側入力軸)、 4:トルクセンサ、 5:減速機構、 6:モータ、 7:インターミディエイトシャフト(タイヤ側出力軸)、 8:ギヤ装置、 9:ピニオン軸、 10:ラック軸、 11:タイヤ、 12:車速センサ、 13:回転角センサ、 14:モータ電流検出回路、 110:セルフアライニングトルク推定器(セルフアライニングトルク決定手段)、 120:指令トルク生成器、 121:アシスト比率決定部、 122:乗算器、 130:安定化制御器、 131:第1補償部、 132:第2補償部、 133:線形補間部、 140:加算器、 150:電流指令値変換部、 160:電流制御部、 200:ハンドル部、 210:モータ部、 220:ラック部、 230:バネ、 240:バネ、 250:摩擦抵抗、 Ta:アシスト指令値、 Tb:基本アシスト要求値、 Ts:トーショントルク、 Tx:セルフアライニングトルク、 V:車速、 θc:モータ6の回転角、 δT:補償量、 R:アシスト比率

Claims (6)

  1. ステアリング側入力軸とタイヤ側出力軸とを連結しているトーションバーを有し、そのトーションバーのねじれ角に基づいてそのトーションバーに加えられているトルクを検出するトルクセンサと、アシストトルクを発生させるモータとを備えた電動パワーステアリング装置であって、
    タイヤに発生するセルフアライニングトルクを決定するセルフアライニングトルク決定手段と、
    そのセルフアライニングトルク決定手段で決定されたセルフアライニングトルクと、セルフアライニングトルクとアシスト比率との間の予め設定された対応関係とに基づいて、セルフアライニングトルクのうちモータが負担する比率を示すアシスト比率を決定し、その決定したアシスト比率と前記セルフアライニングトルクとから指令トルクを生成する指令トルク生成器とをさらに備え、
    その指令トルク生成器で生成された指令トルクに基づいて、前記モータに発生させるアシストトルクを決定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、
    前記セルフアライニングトルク決定手段は、前記アシストトルクの指令値と、前記トルクセンサの検出値と前記モータの回転速度とに基づいて、外乱オブザーバにより前記セルフアライニングトルクを推定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項2において、
    前記外乱オブザーバのカットオフ周波数が、ドライバがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力に起因するセルフアライニングトルクの周波数帯と、路面状況がタイヤに伝達されることに起因するセルフアライニングトルクの周波数帯とを分ける周波数に設定されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項1において、
    前記セルフアライニングトルク決定手段として、前記トルクセンサからタイヤまでの動力伝達経路に設けられた第2のトルクセンサを備えていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    ステアリングホイールに入力されるトルクに対する前記トルクセンサによって検出されるトルクおよびモータ速度を含む系全体を安定化させるための補償量を、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて算出する安定化制御器をさらに備え、
    前記アシストトルクの指令値が、前記アシスト比率と前記セルフアライニングトルクとを乗じて得られる基本アシスト要求値と、前記安定化制御器にて算出された補償量とに基づいて決定されるようになっており、
    前記安定化制御器は、前記アシスト比率に応じて前記補償量を変化させることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  6. 請求項5において、
    前記安定化制御器は、
    前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシスト比率が所定の最小値であるとしたときの前記補償量を最小時補償量として算出する第1補償部と、
    前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシスト比率が所定の最大値であるとしたときの前記補償量を最大時補償量として算出する第2補償部と、
    前記最小時補償量と前記最大時補償量とを用い、線形補間によって、前記指令トルク生成器によって決定されたアシスト比率に対応した前記補償量を決定する線形補間部とを備えていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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